JP2006191917A - ヤーコンの茎葉部と塊根部を原料とした混合粉末およびその製造方法、これらから得られた丸薬または錠剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヤーコンの塊根部の粉末が水分によって固着するのを防ぎ、茎葉部の持つ苦味を減らし、その効能を多様に発揮できる粉末の製造方法とこれらから得られる丸薬又は錠剤の提供。
【解決手段】凍結真空乾燥または熱風乾燥して得られたヤーコンの茎葉部の粉末と凍結真空乾燥または熱風乾燥して得られたヤーコンの塊根部の粉末を80〜20:20〜80の重量比で混合して得られたヤーコンの茎葉部およびヤーコンの塊根部の混合粉末を提供するが、これは簡単な方法で塊根部の粉末が水分によって固まる現象を防止出来るようになり、流通および保管のしやすさ、茎葉部の苦味をへらすとともに茎葉部や塊根部の異なる有効成分を一緒に摂取できるようになるので糖尿、動脈硬化、便秘、ダイエットなどに多様な効果、効能が期待される。また塊根部に含まれているフラクオリゴ糖の甘味は茎葉部が持つ特有の苦味を減らし、もっといい風味になる。
【選択図】なし

Description

発明の詳細な説明
発明の目的
本発明はヤーコンの茎葉部と塊根部を原料とした新規な混合粉末およびその製造方法、これらから得られた丸薬または錠剤に関する。詳しくは、ヤーコンの塊根部の粉末が水分によって固着するのを容易に解決しながら茎葉部の持つ苦味を減らすとともにその効能を多様に発揮できるヤーコンの茎葉部と塊根部を原料とした混合粉末およびその製造方法、これらから得られた丸薬または錠剤を提供するものである。
中南米原産のキク科の根菜であるヤーコンは、学名はSamallanthus sonchifolius、地上部はひまわりのように1.5−2mほど成長して秋には菊に似た花が咲く。地下部にはサツマイモに似た塊根を1株当たり10−20個つけ、主に食べるのはこの塊根部で地上部の茎と葉は昔から民間療法でお茶として飲用されてきた。
ヤーコンの塊根部は83−87%が水分で固形分の80%である糖質のほとんどはフラクオリゴ糖が占めている。サツマイモがデンプンと食物繊維でできているがヤーコンはフラクオリゴ糖と食物繊維でデンプンはほとんど含まない。
ヤーコンの塊根部の成分は可食部100gあたり、水分83.1g、タンパク質1.0g、脂肪0.1g、糖質13.8g、繊維0.9g、灰分1.1gであり、栄養分の含有量は食物繊維2.6g、ポリフェノール203mg、カルシウム12mg、マグネシウム8.4mg、カリウム344mg、リン34mg、鉄0.2mg、ナトリウム0.4mg、ベータカロチン130μg、ビタミンB0.07mg、ビタミンB0.31mgそしてビタミンC5mgである。
しかしこのような長所にも関わらずヤーコンの塊根部は他の芋に比べて収穫後、水分がはやくなくなることやフラクオリゴ糖が分解される性質を持っている。また収穫の時期が限られているし、貯蔵性も短いので年間にわたってヤーコンの塊根部をどのようして安定的に供給できるのかが課題である。
このようなことから、ヤーコンを用いた多くの加工品や製造方法などが開示されている。
特開平07−284382には、ヤーコンを乾燥した、粉末や薄片等の物を含有するお茶およびその浸出物について開示されている。ここではヤーコンの芋を皮付きのまま薄くスライスし、これを風通しの良い日陰で乾燥し、パリパリの状態になったらそのまま、あるいは砕いて乾燥容器に入れて密封保存する。これを普通の緑茶などに加えて、あるいはそのままで温湯により浸出し、これを飲用する方法が提案されている。
特開平10−218782には、ヤーコンの塊根部を破砕し、ホモジナイズして得られる搾汁液をpH6.5〜9.5に調整し、更にスプレードライ法で乾燥させて得られる塊根粉末からなる食品素材をジュース、酒類、ビール等の飲料、麺類、パン、米飯、ビスケット等の穀物加工品、ソーセージ、ハム、かまぼこ等の練製品、ジャム、ゼリー、グミ、あめ、ガム、ドレッシング、ふりかけ、調味料等に、或いはペット用飼料に添加して用いることもできると開示されている。
特開2002−262816には、−20〜0℃の温度でヤーコンを凍結させる工程と、真空度5.0〜0.001τορρ、温度−70〜0℃の雰囲気中に凍結したヤーコンを配置して乾燥させる工程と、真空度5.0〜0.001τορρ、温度1〜80℃の雰囲気中に乾燥したヤーコンを配置して更に乾燥させる工程とを含み、ヤーコンを変質させずに加工処理する加工法が開示されている。
特開2003−235495には、ヤーコンに含まれるフラクトオリゴ糖等の種々の有効成分の減少を防止すると共に、更に栄養分を増強できる方法として、ヤーコンと酸性水を混合することで該ヤーコンに付着している酸化酵素の活性を抑制せしめた状態で処理を行うことを特徴とするヤーコンを用いた食品の製造方法について開示されている。
そして特開2003−299466には粉末ドリンクの製造方法が開示されているが、ヤーコンの塊根部の乾燥粉末よりなり、表色系Lの値が10以上を示し、且つ、フラクトオリゴ糖を含む糖類の含有率が20重量%以上であり、ヤーコンの塊根部を100〜130℃の温度で、水分含有率が1重量%以下となるまで乾燥した後、該乾燥物を粉砕することによって粉末ドリンクを製造する方法が開示されている。
これらの方法はヤーコンの塊根部から得られた粉末において、フラクトオリゴ糖の分解を抑制しながら吸水性を減らすためであったが、このような複雑な処理にもかかわらずヤーコンの塊根部を粉末のまま貯蔵、流通するには水分による固結の問題が残っており、未だ解決されていない。
したがって、本発明の目的は容易な方法でこのようなヤーコンの塊根部の粉末に関する吸水性の問題を解決するものであり、凍結真空乾燥または熱風乾燥して得られたヤーコンの塊根部の粉末を凍結真空乾燥または熱風乾燥して得られたヤーコンの茎葉部の粉末と混合することにより、ヤーコンの塊根部の粉末にある吸水性の問題を解決し、塊根部の効能と茎葉部の効能が双方発揮できるようにした混合粉末を提供するものである。
上記のような目的を達成するため、本発明の混合粉末は凍結真空乾燥または熱風乾燥して得られたヤーコンの茎葉部の粉末と凍結真空乾燥または熱風乾燥して得られたヤーコンの塊根部の粉末を80:20〜20:80の重量比に混合することをその特徴とする。好ましくはヤーコン葉茎の粉末の存在下にヤーコン塊根部の乾燥チップを加えて粉末化することを特徴とする。
発明の構成と作用
本発明はヤーコンの塊根部と茎葉部の混合粉末に関するものであり、ヤーコンの塊根部のチップまたは粉末に混合する茎葉部の粉末の含量は混合粉末の20重量%以上でなければならない。茎葉部の粉末の含量が20重量%以下になるとヤーコンの塊根部の粉末が水分によって固まる現象を防止しにくい。ヤーコンの塊根部の粉末を茎葉部の粉末と混合するとヤーコンの塊根部の粉末が水分と接触する可能性を茎葉部の粉末が減らす役割をする。しかしヤーコンの塊根部と茎葉部の粉末を混合する時には、一定の混合比で混合しないとその効果が得られない。
ヤーコンの塊根部と茎葉部の混合粉末の製造は、凍結真空乾燥または熱風乾燥した茎葉部の粉末またはチップと凍結真空乾燥または熱風乾燥した塊根部の粉末またはチップを混合し、その混合物を粉砕する方法を用いられる。これらの方法の中、凍結真空乾燥した茎葉部と熱風乾燥した塊根部を混合して粉末化するのが色や栄養分の損失を減らすことができるので望ましい。ここでチップというのはスライスしたもので、2−5mmの厚さにしたものである。これらの方法の中凍結真空乾燥した茎葉部の粉末と凍結真空乾燥した塊根部のチップを混合して粉末化するのが色や栄養分の損失を減らすことができるので望ましい。
ヤーコンの塊根部や茎葉部の凍結真空乾燥または熱風乾燥の方法は別に限定されないし、業界に知られている乾燥方法ならどの方法でも良い。また粉末の粒径は含有成分が有効に抽出或いは溶解せしめるために50〜200μm程度、特に50μmに粉砕されたものが好適である。
本発明の混合粉末はそのまま食することもできるが、水や牛乳などの飲料に溶解して飲用に供することが好ましい。この場合、飲料150ccあたり、3〜6gの割合で添加することが好ましい。
またこのような混合粉末を利用して丸薬や錠剤を製造できるが、別の固結剤をいれずに水と混合してつくると塊根部の粉末が固結剤の役割をして容易に丸薬や錠剤を製造することができる。このとき、水のかわりにヤーコン塊根部の汁で混合すると100%ヤーコンだけを用いて製造できるし、水より少ない量をいれて塊根部の有効成分を増やしながら苦味を減らすことができるので、より望ましい。
ヤーコンの塊根部の汁は、ヤーコンの塊根をきれいに水洗いしてから水切りをし、粉砕機にいれて粗砕する。これを抽出機にいれて温度120℃以下、圧力0.2MPa(kg/cm)以下で4時間程加熱してから得られた100℃の汁をPET(polyester).PS(polystyrene)パックーretort Pouch−に包装したものだが、これだけに限定されるのではない。
以下、本発明を実施例によって詳細に説明するが、本発明が実施例により限定されるものではない。
実施例1〜2および比較例1〜3
ブレンド原料用のヤーコン葉茎粉末は以下のようにして製造した。ヤーコン葉茎は頂上から30〜40cmの柔らかい部分を選び刈り取る。これを水洗いした後、2〜3cmに裁断する。ついで、90〜95℃の熱湯に60〜90秒浸した後、水切りし、熱風乾燥する。これを粉砕し、200メッシュの篩を全通したものを原料とした(原料1)。得られた粉末は抹茶風味を有し、抹茶そっくりの緑黄色を呈した、比較的苦味の少ないものであった。
一方、ブレンド原料用のヤーコン芋粉末は以下のように製造した。新鮮なヤーコン芋を水洗し、脱皮した後、厚み2mm程度にスライスする。ついで熱風乾燥機で乾燥し、冷却後、ビニール袋に密閉して保存する。原料として使用する直前に、連続式コーヒーミルで0.25〜数mmに粗砕したものを原料とした(原料2)。
原料1と原料2を所定量ミルサーに入れ、40〜60秒間粉砕混合し製品とした。得られた混合粉末の粒径は50−200μm程度であった。混合粉末の具体的な割合は表1に示した。得られた混合粉末について固結性、吸湿性(付着性)の評価は、試作後1ヶ月及び6ヶ月経過した時点で目視により行った。付着性は試作直後のミルサー器壁への付着状態を示す。
Figure 2006191917
実施例3及び比較例4
ブレンド原料用のヤーコン葉茎粉末は以下のように製造した。
ヤーコン葉茎部は実施例1〜5と同様に、頂上部から30〜40cmの柔らかい部分を刈り取る。これを水洗し、2〜3cmに裁断する。水切り後、ドラム乾燥機を用いて乾燥する。茎部は乾燥するまでドラム乾燥機に繰り返し投入し完全に乾燥させる。ついで粉砕し200メッシュの篩を全通したものをブレンド原料とした(原料3)。
一方、ブレンド原料用のヤーコン芋粉末は、脱皮工程を省いた以外は実施例1〜5と同様に行った。脱皮工程を省いたとはいえ、機械による水洗工程の中で表皮は殆んど除去された。予め、ビニール袋に密閉保存したヤーコン芋スライス乾燥物を使用する直前に連続コーヒーミルで粗砕したものをブレンド原料とした(原料4)。
原料3と原料4を所定量ミルサーに入れ、40〜60秒間粉砕し混合して製品を得た。得られた混合粉末の粒径は50−200μm程度であった。混合粉末の具体的な割合は表2に示した。得られた混合粉末について上記の実施例1と同様に混合粉末の固結性、吸湿性を評価した。
Figure 2006191917
実施例4〜5及び比較例5〜7
ブレンド原料用のヤーコン葉茎粉末は以下のように製造した。
ヤーコン葉茎部は実施例1〜5と同様に、頂上部から30〜40cmの柔らかい部分を刈り取る。これを水洗し、2〜3cmに裁断する。ついで、90〜95℃の熱湯に60〜90秒浸した後,−35℃の急令室温度で6時間凍結し、85℃で10時間、75℃で10時間、60℃で6時間乾燥した。これを粉砕し、200メッシュの篩を全通したものを原料とした(原料8)。得られた粉末は抹茶風味を有し、抹茶や原料1よりもっと鮮やかな緑色を呈し、苦味ももっと少ないものであった。
一方、ブレンド原料用のヤーコン芋粉末は以下のように製造した。新鮮なヤーコン芋を水洗し、脱皮した後、厚み5mm程度にスライスする。ついで、90〜95℃の熱湯に60〜90秒浸した後,−35℃の急令室温度で6時間凍結し、85℃で10時間、75℃で10時間、60℃で6時間乾燥してから冷却後、ビニール袋に密閉して保存する。原料として使用する直前に、連続式コーヒーミルで0.25〜数mmに粗砕したものを原料とした(原料6)。
原料5と原料6を所定量ミルサーに入れ、40〜60秒間粉砕混合し製品とした。得られた混合粉末の粒径は50−200μm程度であった。混合粉末の具体的な割合は表3に示した。得られた混合粉末について上記の実施例1と同様に混合粉末の固結性、吸湿性を評価した。
Figure 2006191917
Figure 2006191917
実施例6及び比較例8
原料1と原料6を所定量ミルサーに入れ、40〜60秒間粉砕し混合して製品を得た。混合粉末の粒径は50−200μm程度であった。混合粉末の具体的な割合は表4に示した。得られた混合粉末について上記の実施例1と同様に混合粉末の固結性、吸湿性を評価した。
Figure 2006191917
実施例7及び比較例9
原料5と原料2を所定量ミルサーに入れ、40〜60秒間粉砕し混合して製品を得た。混合粉末の粒径は50−200μm程度であった。混合粉末の具体的な割合は表5に示した。得られた混合粉末について上記の実施例1と同様に混合粉末の固結性、吸湿性を評価した。
Figure 2006191917
Figure 2006191917
実施例8及び比較例10
ブレンド原料用のヤーコン芋粉末は、脱皮工程を省いた以外は実施例8〜12と同様に行った。脱皮工程を省いたとはいえ、機械による水洗工程の中で表皮は殆んど除去された。予め、ビニール袋に密閉保存したヤーコン芋スライス乾燥物を使用する直前に連続コーヒーミルで粗砕したものをブレンド原料とした(原料7)。
原料5と原料7を所定量ミルサーに入れ、40〜60秒間粉砕し混合して製品を得た。
混合粉末の粒径は50−200μm程度であった。混合粉末の具体的な割合は表6に示した。得られた混合粉末について上記の実施例1と同様に混合粉末の固結性、吸湿性を評価した。
Figure 2006191917
比較例11〜14
ヤーコン生芋を水洗し脱皮後、実施例1〜5と同様にして2mm程度にスライスし、熱風乾燥し粉砕したもの(原料A)、水洗脱皮後、短冊状に切り、温度100℃で20分間蒸した後、熱風乾燥して粉砕したもの(原料B)、水洗脱皮後、家庭用ミキサーで破砕し、凍結乾燥後、粉砕したもの(原料C)、水洗脱皮後、家庭用ミキサーで破砕し、炭酸ソーダでpH7.5に調整し、凍結乾燥後に破砕したもの(原料D)につき、得られた粉末の吸湿性、固着性を調べた。
Figure 2006191917
Figure 2006191917
実施例9〜10
上記の実施例1と4から得られたヤーコンの茎葉部と塊根部の割合が70:30である各各の混合粉末に水だけを混合して通常の方法により錠剤を製造した。その結果、他の結合剤なしに製造ができて形もよかった。また丸薬の製造にもデンプンなど他の結合剤がいらず、容易に丸薬の製造ができるのを確認した。
実施例11〜12
水の代わりにヤーコンの塊根の汁を用いた以外には上記の実施例の実施例9〜10と同様に錠剤または丸薬を製造した。ヤーコンの塊根をきれいに水洗いし、水切りをしてから粉砕機にいれて粗砕する。これを抽出機にいれて温度120℃以下、圧力0.2MPa(kg/cm)以下で4時間程加熱してから得られた100℃の汁をPET.PS(polystyrene)パックーretort Pouch−に包装したものである。その結果上記の実施例の実施例9〜10と同様に別の結合剤とかデンプンなどいらず、100%ヤーコンだけを用いて容易に錠剤や丸薬の製造ができ、かつ水より少ない量をいれて塊根部の有効成分を増やし、もっと苦味を減らせるという点で望ましかった。
発明の効果
以上で詳細に説明したように、本発明によってヤーコンの塊根部と茎葉部の混合粉末を製造する場合、塊根部の粉末が水分によって固まるのが防止できるようになり、流通と保管が容易で塊根部の有効成分と茎葉部の有効成分が全部利用され、糖尿、動脈硬化、肥満、便秘、老化防止など多様な効能、効果が期待される。

Claims (7)

  1. 凍結真空乾燥または熱風乾燥したヤーコンの茎葉部の粉末と凍結真空乾燥または熱風乾燥したヤーコンの塊根部の粉末を80:20〜20:80重量比に混合して得られたヤーコンの塊根部と茎葉部の混合粉末。
  2. 粒径が50〜200μmである請求項1記載のヤーコンの混合粉末。
  3. 凍結真空乾燥または熱風乾燥したヤーコンの茎葉部のチップまたは粉末と凍結真空乾燥または熱風乾燥したヤーコンの塊根部のチップまたは粉末を混合し、その混合物を粉砕して粉末を製造することにおいてヤーコンの茎葉部と塊根部の比が80:20〜20:80重量比になるように製造するのを特徴とする混合粉末の製造方法。
  4. 請求項3に記載された混合粉末の粒径が50〜200μmになるように製造することを特徴とする製造方法。
  5. 請求項1の混合粉末から製造される丸薬および錠剤。
  6. 請求項3の混合粉末から製造される丸薬および錠剤。
  7. 請求項5と6において、混合粉末を水またはヤーコンの塊根の汁を混合して製造することを特徴とする錠剤または丸薬。
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