JP2006191621A - 等化器及び等化方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プログラム可能なブースティングのためのGm−Cフィルタを用いた等化器を提供する。
【解決手段】第1入力ノード、第1バイクワッドバンドパスノード及び第1バイクワッドローパスノードを備えた第1バイクワッド回路、第1バイクワッドローパスノードと連結された第2入力ノード、第2バイクワッドバンドパスノード及び第2バイクワッドローパスノードを備えた第2バイクワッド回路、第2バイクワッドバンドパスノードの出力及び第2バイクワッドローパスノードの出力を合算する第1合算回路、第1合算回路の出力から第1バイクワッドローパスノードの出力を差し引いて所定の定数だけ増幅させる第2合算回路及び第2合算回路の出力と第2バイクワッドローパスノードの出力とを合算する第3合算回路を備える等化器である。これにより等化器を構成する回路のサイズを縮めつつ、フィルタの帯域幅を広げ、かつ一定のブースティングゲインを保持させうる。
【選択図】図4

Description

本発明は、アナログ等化器と等化方法に係り、帯域幅を広げ、小型サイズに実現可能な等化器及び等化方法に関する。
連続時間信号処理に使われる等化器は、ローパスフィルタリング機能と共に入力される信号の高周波数領域をブースティングしてパルススリミング、すなわち、等化機能を同時に行う。すなわち、DVDまたはHDD PRML読出チャンネル信号プロセスなどの例において、前記DVDまたはHDD上に保存されたメディアから入力される信号のパルス形状を所望のパルス形状にする等化機能とメディア、プリ演算増幅器、VGAから入力される高周波数ノイズを減らすフィルタリング機能を同時に行う。
一方、高速ディスクドライブ読出チャンネルと多様な種類のメディアから入力される信号のプロセッシングのためには、広い帯域幅及び高いブースティングゲイン特性を有する等化器が必須である。また、SOC(System On Chip)を実現するためには、等化器の設計に当って、ローパワーと狭い回路面積とが要求されるので、広域を有する等化器の設計に難点がある。
また、一般的に、広域等化器を実現するために、Gm−Cフィルタを基盤に使用し、高周波数成分をブースティングするための回路を添加して設計する。Gm−Cフィルタは、オープンループ構造からなっており、高周波数動作に適するからである。
一方、Gm−Cフィルタの−3dB周波数はトランスコンダクタンスと積分キャパシタとの比率、すなわち、gm/Cで決定される。したがって、帯域幅を広げるためには、トランスコンダクタンス値gmを高く、キャパシタンス値Cを小さく構成しなければならない。ここで、−3dB周波数は、フィルタのAC応答特性を決定する要素であって、フィルタのゲインが周波数によって変わるが、このゲインが−3dBとなる周波数を−3dB周波数と言う。
Gm−Cフィルタの帯域幅を増大させるために、小さいキャパシタンスの積分キャパシタを使用する方法が用いられる。フィルタの次数とフィルタタイプ(例えば、ベッセル、バターワース、等リップル(Equiripple)など)によって決まっている相異なる値の正規化積分キャパシタンス(normalized integrating capacitance)をスケーリングして設計する。この際、正規化キャパシタンスを所定のファクタでスケーリングした実際のキャパシタンスは、寄生キャパシタンスより大きくなければならない。例えば、3次フィルタの正規化キャパシタンスは、各々C1=0.1、C2=0.2、C3=0.3であり、スケールファクタが5pである時、全己実際キャパシタンスは、各々0.5pF、1.0pF、1.5pFとなる。この際、ブースティングのために添加される回路と並列に連結される複数のトランスコンダクタによってそれぞれの積分ノードに加えられる寄生キャパシタンスが、1.0pFであれば、スケールファクタは、少なくとも10pにならねばならない。もし、スケールファクタを5pと計算すれば、C2及びC3が連結されたノードは問題ないが、C1が連結されたノードの全体キャパシタンス(すなわち、0.5pF)より寄生キャパシタンス(すなわち、1pF)がさらに大きいからである。
もし、C1ノードにブースティングのために添加される回路が存在せず、単に複数のトランスコンダクタによる寄生キャパシタンスのみが存在し、その値が0.4pであれば、スケールファクタとして5pを使用しても、C1ノードに0.1pFの積分キャパシタンスを添加すれば、あらゆるキャパシタンスが問題なくスケーリングされうる。しかし、ブースティングアルゴリズムによって全体キャパシタンスは増減し、究極的に全体チップサイズの増減要因として作用しうる。
図1は、従来の等化器の構成を示す回路図である。
図1を参照すれば、従来の等化器100は、7次等化器としてロッシ積分(lossy integrator)回路102及び3つのGm−Cバイクワッド(biquad)回路104、106、108とブースティング回路110を備える。
等化器100は、7次ローパスフィルタにブースティングのための回路110を添加した等化器であり、等リップルタイプに設計された回路である。
3つのGm−Cバイクワッド回路104、106、108は、入力ノード112とバイクワッドバンドパスノード114との間に連結された第1トランスコンダクタ118、バイクワッドバンドパスノード114と接地電圧との間に連結された第1キャパシタ120、バイクワッドバンドパスノード114とバイクワッドローパスノード116との間に連結された第2トランスコンダクタ122、バイクワッドバンドパスノード114とバイクワッドローパスノード116との間に連結され、第2トランスコンダクタ122とフィードバック構造を形成する第3トランスコンダクタ124、バイクワッドローパスノード116に自己フィードバック構造に連結された第4トランスコンダクタ126、及びバイクワッドローパスノード116と接地電圧との間に連結された第2キャパシタ128を含む構造を有する。
ここで、バイクワッド回路は、2次フィルタ(2nd−order filter)を意味し、バイクワッド回路を構成する方法は、OPアンプを使用して構成してもよく、図1に示されたようにトランスコンダクタを使用して構成しても良い。また、各バイクワッドを直列に連結して4次以上のフィルタを作っても良い。
ブースティング回路110は、等化器の高周波数領域をブースティングするための回路であって、第1Gm−Cバイクワッド回路104の入力ノードと第2Gm−Cバイクワッド回路106の入力ノードとの間に連結された反転トランスコンダクタ130と第2Gm−Cバイクワッド回路106の入力ノードと第3Gm−Cバイクワッド回路108の入力ノードとの間に連結された非反転トランスコンダクタ132を含む構造を有する。
非反転トランスコンダクタは、入力信号と出力信号との位相が同じであるトランスコンダクタであり、反転トランスコンダクタは、入力信号と出力信号との位相差が180゜であるトランスコンダクタである。
このようなGm−Cフィルタについての説明は、非特許文献1、非特許文献2に具体的に記載されている。
一方、図1の7次等リップルフィルタの正規化キャパシタンスは、表1の通りである。
Figure 2006191621
図1に示された等化器100の構造でブースティングのために添加されたトランスコンダクタ130、132の出力がC3とC5との積分ノード(すなわち、第1バイクワッド回路104のバイクワッドローパスノードと第2バイクワッド回路106のバイクワッドローパスノード)に連結される。このようになれば、添加されたトランスコンダクタ130、132の出力から発生する寄生キャパシタンスが、C3及びC5が連結された積分ノードに付加されるので、C3やC5積分ノードの寄生キャパシタンスがC1、C2、C4、C6積分ノードの寄生キャパシタンスより大きい。表1を参照すれば、C3とC5の正規化キャパシタンスがC1やC2の正規化キャパシタンスより小さいために、等化器100はキャパシタサイズ側面で効率的でない。すなわち、正規化キャパシタンスの小さいノードに大きな寄生キャパシタンスが添加されて、実際の全体キャパシタンスを実現するためのスケールファクタが大きくなることによって、他の積分キャパシタンスも同時に大きいスケールファクタでスケーリングしなければならないという問題がある。
すなわち、同じトランスコンダクタを使用して高周波フィルタを作るためには、各積分ノードの全体キャパシタンスが小さくなければならない。1つの積分ノードの全体キャパシタンスは、Ctot=Cnor×Sf=Sint×Cparと表わされる。ここで、Ctotは全体キャパシタンスであり、Cnorは正規化キャパシタンス、Sfはスケールファクタ、Sintは実際の回路に連結される積分キャパシタンス、Sparは実際の回路に付加される寄生キャパシタンスである。
N次フィルタは、N個の積分ノードがあり、N個のCint、N個のCnor、N個のCpar、1個のSfが存在する。もし、各ノードでCparが0であれば、Cnor×Sf=Cintとなるが、実際の回路ではCparが0でないので、Cint=Cnor×Sf−Cparとなる。
例えば、正規化キャパシタンスが表1のように、Cnor2=1.2795、Cnor3=0.5938であり、Sf=3p、Cpar=0であれば、Ctot2=3.8385pFであり、Ctot3=1.7814pFとなる。ここで、Cpar2=2pFであり、Cpar3=1.5pFであれば、Cint2=1.8385pF、Cint3=0.2814pFとなる。しかし、もし、Cpar2=2pFであり、Cpar3=2.5pFであれば、二番目のノードは問題なくスケーリングされるが、三番目のノードはCtot3<Cpar3であるので、スケーリングが正しく行われない。このようになれば、Sfがさらに大きくならねばならず、Sfが大きくなるということは7個のCintがいずれも大きくなるということを意味し、これにより、回路サイズも大きくなる問題が発生する。
一方、図1に示された等化器100でブースティングゲインKは、ゼロを生成するために添加したトランスコンダクタのトランスコンダクタンスgmkとフィルタ構成のために使用したトランスコンダクタのトランスコンダクタンスgとの割合で決定される。すなわち、ブースティングゲインはK∝gmk/gの関係にある。したがって、高周波数フィルタを実現するためにサイズの大きいトランスコンダクタを使用したならば、g値が増加し、これにより、ブースティングを実現するために添加されるトランスコンダクタも同じ割合で大きくなって初めて、gmk値を大きくできて一定のブースティングゲインKを得られる。また、ブースティングゲインKを大きくするためには、添加されるトランスコンダクタのサイズがさらに大きくならねばならない。
つまり、従来の等化器回路は、帯域幅を広げるか、高周波数で一定のブースティングゲインを得るか、またはブースティングゲインを大きくするためには、回路のサイズが増大する問題がある。
すなわち、従来の等化器回路を用いてGm−Cフィルタの帯域幅を広げるためにトランスコンダクタンスを増大させれば、全体キャパシタンスが増大して実質的な帯域幅増大につながらず、キャパシタンスを減らす場合には、積分キャパシタンスが寄生キャパシタンスより小さくなることがあり、積分キャパシタンスとトランスコンダクタンスとを増大させる時には、チップサイズが増加する問題が発生する。また、従来の等化器回路を利用してブースティングゲインを増加させる場合にも、大きなトランスコンダクタを使用すれば、他のトランスコンダクタのサイズも大きくならねばならないために、結局チップサイズ増加につながるという問題がある。
Iuri Mehrand David R.Welland、"A CMOS continuous−time Gm−C filter for PRML read channel applications at 150Mb/s and beyond,"IEEE J.Solid−State Circuits,vol.32,PP.499−513,Apr.1997 Marendra M.K.Rao and Vishnu Balan, "Magnitude and group delay shapping circuit in continuous−time read channels filters,"U.S.Patent 6,184,748 B1.Feb.2001
本発明が解決しようとする技術的課題は、フィルタの帯域幅を増加させ、一定のブースティングゲインを維持しつつ回路のサイズを減らすことのできる等化器を実現することである。
本発明が解決しようとする他の技術的課題は、キャパシタンスのスケーリング及びブースティングゲインの調節が容易であり、キャパシタンスのスケーリング及びブースティングゲインの調節時にも寄生キャパシタンスの発生を少なくすることによって、等化器特性が変化しない等化器を実現することである。
前述したような本発明の目的を達成するために、本発明の一特徴によれば、第1入力ノード、第1バイクワッドバンドパスノード、及び第1バイクワッドローパスノードを備えた第1バイクワッド回路、前記第1バイクワッドローパスノードと連結された第2入力ノード、第2バイクワッドバンドパスノード及び第2バイクワッドローパスノードを備えた第2バイクワッド回路、前記第2バイクワッドバンドパスノードの出力及び前記第2バイクワッドローパスノードの出力を合算する第1合算回路、前記第1合算回路の出力から前記第1バイクワッドローパスノードの出力を差し引いて所定の定数だけ増幅させる第2合算回路、及び前記第2合算回路の出力と前記第2バイクワッドローパスノードの出力とを合算する第3合算回路を備え、第1及び第2バイクワッド回路は、自己フィードバック構造に連結されたトランスコンダクタが各々前記第1及び第2バイクワッドバンドパスノードに連結されたGm−Cバイクワッド回路である。
望ましくは、第1合算回路及び第3合算回路は、各々2個の入力を合算する第1及び第2演算増幅器であり、前記第2合算回路は、前記第1合算回路の出力から前記第1バイクワッドローパスノードの出力を差し引く第3演算増幅器、及び前記第1増幅器の出力を所定の定数倍に増幅させる第4演算増幅器を備える。
前記各バイクワッド回路は、入力ノードとバイクワッドバンドパスノードとの間に連結された第1トランスコンダクタ、バイクワッドバンドパスノードと接地電圧との間に連結された第1キャパシタ、バイクワッドバンドパスノードに自己フィードバック構造に連結された第2トランスコンダクタ、バイクワッドバンドパスノードとバイクワッドローパスノードとの間に連結された第3トランスコンダクタ、バイクワッドバンドパスノードとバイクワッドローパスノードとの間に連結され、前記第3トランスコンダクタとフィードバック構造を形成する第4トランスコンダクタ、及びバイクワッドローパスノードと前記接地電圧との間に連結された第2キャパシタを備える。第1及び第3トランスコンダクタは、非反転トランスコンダクタであり、前記第2及び第4トランスコンダクタは、反転トランスコンダクタである。
望ましくは、前記等化器は、最後のバイクワッド回路が前記第1バイクワッド回路の第1入力ノードに連結される複数のバイクワッド回路、及び前記複数のバイクワッド回路のうち、最初のバイクワッド回路に連結されるロッシ積分(lossy integrator)回路をさらに備える。
前記ロッシ積分回路は、入力ノードと積分ノードとの間に連結された第1トランスコンダクタ、前記積分ノードに自己フィードバック構造に連結された第2トランスコンダクタ、及び前記積分ノードと接地電圧との間に連結された第1キャパシタンスを備える。第1トランスコンダクタは、非反転トランスコンダクタであり、第2トランスコンダクタは、反転トランスコンダクタである。
本発明のさらに他の特徴によれば、等化器は、入力ノード、バイクワッドバンドパスノード及びバイクワッドローパスノードを備えたn個のバイクワッド回路、n番目のバイクワッド回路のバイクワッドバンドパスノードの出力及び前記n番目のバイクワッド回路のバイクワッドローパスノードの出力を合算する第1合算回路、前記第1合算回路の出力からn−1番目のバイクワッド回路のバイクワッドローパスノードの出力を差し引いて所定の定数ほど増幅させる第2合算回路、及び前記第2合算回路の出力と前記n番目のバイクワッド回路のバイクワッドローパスノードの出力とを合算する第3合算回路を備え、前記n個のバイクワッド回路は、自己フィードバック構造に連結されたトランスコンダクタが各バイクワッド回路のバイクワッドバンドパスノードに連結されたGm−Cバイクワッド回路である。
本発明のさらに他の特徴による等化方法は、入力電圧をフィルタリングし、少なくとも1つのトランスコンダクを用いて少なくとも1つの媒介電圧及びフィルタリング電圧を出力する段階と、前記少なくとも1つの媒介電圧を受信し、少なくとも1つの演算増幅器を用いて等化された電圧をブーストする段階と、を含む。
本発明による等化器によれば、等化器を構成する回路のサイズを縮めつつ、フィルタの帯域幅を増加させ、一定のブースティングゲインを維持させることができる。また、キャパシタンスのスケーリング及びブースティングゲインの調節が容易であり、キャパシタンスのスケーリング及びブースティングゲインの調節時にも寄生キャパシタンスの発生が小さいために等化器特性が変化しない。
本発明と本発明の動作性の利点及び本発明の実施によって達成される目的を十分に理解するためには、本発明の望ましい実施形態を例示する添付図面及び添付図面に記載された内容を参照しなければならない。
以下、添付された図面を参照して本発明の望ましい実施形態を説明することによって、本発明を詳細に説明する。各図面に付された同一参照符号は同一部材を示す。
図2は、一般的な4次Gm−Cフィルタを示す回路図である。
図2に示された従来の一般的な等化器に用いられる4次Gm−Cフィルタ200は、第1Gm−Cバイクワッド回路202と第2Gm−Cバイクワッド回路204との直列連結で構成される。各バイクワッド回路202、204は、各々1つの非反転トランスコンダクタと2つの反転トランスコンダクタと2つの積分キャパシタンスとで構成される。
等化器の機能は、フィルタリングの機能と同時にブースティング機能を有さねばならず、フィルタリング機能は、Cm−Cフィルタを通じて達成され、ブースティング機能は、各ノードの出力信号にブースティングのためのトランスコンダクタの連結または出力信号に対する所定の演算を通じて得られる。
また、等化器のフィルタリング及びブースティング特性は、伝達関数のゼロ及びポールの値によって決定される。伝達関数のポール値はフィルタリングされる周波数帯域を決定し、ゼロ値はブースティング特性を決定する。
図2に示されたGm−Cフィルタ200において、第1Gm−Cバイクワッド回路202の入力ノードVinから第1Gm−Cバイクワッド回路202のバイクワッドローパスノードV3への伝達関数は、
Figure 2006191621
となる。
そして、第1Gm−Cバイクワッド回路202の入力ノードVinから第2Gm−Cバイクワッド回路204のバイクワッドバンドパスノードV4への伝達関数は、
Figure 2006191621
となり、
そして、第1Gm−Cバイクワッド回路202の入力ノードVinで第2Gm−Cバイクワッド回路204のバイクワッドローパスノードVoutへの伝達関数は、
Figure 2006191621
となる。
一方、ブースティング動作で周波数に関係なく位相シフトの比率を一定にするためには、伝達関数でリアルゼロが生成されなければならない。すなわち、ブースティング動作のためには伝達関数の分子が−AS+Bの形態にならねばならない。
しかし、上の数式1乃至3にそれぞれの係数を乗算して出た式を加減しても、伝達関数の分子は−AS+BS+Cの形態となってコンプレックスゼロが生成される。すなわち、分子にS項が残存する。すなわち、図2のGm−Cフィルタを用いて等化器を構成する場合、伝達関数の分子にコンプレックスゼロが生成される。
図2に示されたGm−Cフィルタを使用すれば、従来のブースティングゲインを得るためのトランスコンダクタを利用せず、単純な演算増幅器を用いて等化器を構成しようとしても、リアルゼロを得られない。したがって、本発明は変形されたGm−Cフィルタを利用して等化器を構成する。すなわち、本発明は、前記問題点を解決するために、図2のバイクワッド回路を図3のバイクワッド回路に変形して等化器を構成する。
図3は、本発明による等化器に使われるGm−Cフィルタ回路を示す。
図3を参照すれば、4次Gm−Cフィルタ300は、第1Gm−Cバイクワッド回路302及び第2Gm−Cバイクワッド回路304の直列連結で構成される。
第1Gm−Cバイクワッド回路302は、第1入力ノード306と第1バイクワッドバンドパスノード308との間に連結された第1トランスコンダクタ312、第1バイクワッドバンドパスノード308と接地電圧との間に連結された第1キャパシタ314、第1バイクワッドバンドパスノード308に自己フィードバック構造に連結された第2トランスコンダクタ316、第1バイクワッドバンドパスノード308と第1バイクワッドローパスノード310との間に連結された第3トランスコンダクタ318、第1バイクワッドバンドパスノード308と第1バイクワッドローパスノード310との間に連結され、第3トランスコンダクタ318とフィードバック構造を形成する第4トランスコンダクタ320、及び第1バイクワッドローパスノード310と接地電圧との間に連結された第2キャパシタ322を備える。
ここで、第1及び第3トランスコンダクタ312、318は、非反転トランスコンダクタであり、前記第2及び第4トランスコンダクタ316、320は、反転トランスコンダクタである。
同様に、第2Gm−Cバイクワッド回路304は、第1バイクワッドローパスノード310と第2バイクワッドバンドパスノード324との間に連結された第5トランスコンダクタ328、第2バイクワッドバンドパスノード324と接地電圧との間に連結された第3キャパシタ330、第2バイクワッドバンドパスノード324に自己フィードバック構造に連結された第6トランスコンダクタ332、第2バイクワッドバンドパスノード324と第2バイクワッドローパスノード326との間に連結された第7トランスコンダクタ334、第2バイクワッドバンドパスノード324と第2バイクワッドローパスノード326との間に連結され、前記第7トランスコンダクタ334とフィードバック構造を形成する第8トランスコンダクタ336、及び第2バイクワッドローパスノード326と接地電圧との間に連結された第4キャパシタ338を備える。
ここで、第5及び第7トランスコンダクタ328、334は、非反転トランスコンダクタであり、第6及び第8トランスコンダクタ332、336は反転トランスコンダクタである。
すなわち、図3に示されたバイクワッド回路302、304は、図2に示されたバイクワッド回路202、204と比較すると、自己フィードバック構造を有する反転トランスコンダクタがバイクワッドローパスノードに連結されず、バイクワッドバンドパスノードに連結される構成を有する。
図3に示されたGm−Cフィルタ300で第1Gm−Cバイクワッド回路302の入力ノードVinから第1Gm−Cバイクワッド回路302のバイクワッドローパスノードV3への伝達関数は、
Figure 2006191621
となる。
そして、第1Gm−Cバイクワッド回路302の入力ノードVinから第2Gm−Cバイクワッド回路304のバイクワッドバンドパスノードV4への伝達関数は、
Figure 2006191621
となり、第1Gm−Cバイクワッド回路302の入力ノードVinから第2Gm−Cバイクワッド回路304のバイクワッドローパスノードVoutへの伝達関数は、
Figure 2006191621
となる。
等化器の伝達関数の分子がSの自乗項と定数項との和でのみ構成されるようにするために、上の数式4、5及び6に各々−K、K、及びK+1を乗算した後、その結果をいずれも合わせれば、次の数式7のような結果を得る。
Figure 2006191621
すなわち、数式4、5及び6に各々−K、K及びK+1を乗算すれば、数式7から分子の値は−SKCgm+gmとなって−AS+Bの形態となる。すなわち、S項がなくなり、伝達関数はリアルゼロを得られる。数式7で得たゼロ周波数は数式8と同じである。
Figure 2006191621
一方、数式8を参照すれば、ブースティングゲインは、定数Kにより決定されるということが分かる。すなわち、Kが増加すれば、ゼロ周波数が小さくなってブースティングゲインは増加し、逆に、Kが減少すれば、ゼロ周波数が増加してブースティングゲインは減少する。
また、Kが変わっても、数式7の分母には影響を及ぼさないために、ポール周波数は変わらない。したがって、Kが変わっても、Gm−Cフィルタ300の−3dB周波数は変わらず、ブースティングゲインだけ変化させることが可能である。すなわち、ポール周波数が変わらないために、フィルタリングされる周波数範囲を変えずとも、ブースティングゲインのみを調節しうる。
一方、ブースティング解像度は、定数Kの変化量によって決定され、Kの変化量が増加することによって解像度はさらに細密になる。数式7に表れる算術演算は、合算演算増幅器とゲインがKである演算増幅器とを介して簡単に実現しうる。
図4は、本発明の一実施形態による等化器回路を示す。
図4は、図3に示されたGm−Cフィルタを用いて数式7を実現する等化器を示す。
図4を参照すれば、本発明による等化器400は、第1入力ノード414、第1バイクワッドバンドパスノード416、及び第1バイクワッドローパスノード418を備えた第1バイクワッド回路402、第1バイクワッドローパスノード418と連結された第2入力ノード、第2バイクワッドバンドパスノード432及び第2バイクワッドローパスノード434を備えた第2バイクワッド回路404、第2バイクワッドバンドパスノード432の出力及び第2バイクワッドローパスノード434の出力を合算する第1演算増幅器406、第1演算増幅器406の出力から第1バイクワッドローパスノード418の出力を差し引く第2演算増幅器408、第2演算増幅器408の出力を所定の定数Kで増幅させる第3演算増幅器410、及び/または前記第3演算増幅器410の出力と第2バイクワッドローパスノード434の出力とを合算する第4演算増幅器412を備える。
一方、第1バイクワッド回路402は、第1入力ノード416と第1バイクワッドバンドパスノード416との間に連結された第1トランスコンダクタ420、第1バイクワッドバンドパスノード416と接地電圧との間に連結された第1キャパシタ422、第1バイクワッドバンドパスノード416に自己フィードバック構造に連結された第2トランスコンダクタ424、第1バイクワッドバンドパスノード416と第1バイクワッドローパスノード418との間に連結された第3トランスコンダクタ426、第1バイクワッドバンドパスノード416と第1バイクワッドローパスノード418との間に連結され、前記第3トランスコンダクタ426とフィードバック構造を形成する第4トランスコンダクタ428、及び/または第1バイクワッドローパスノード418と接地電圧との間に連結された第2キャパシタ430を備える。
ここで、第1及び第3トランスコンダクタ420、426は、非反転トランスコンダクタであり、前記第2及び第4トランスコンダクタ424、428は、反転トランスコンダクタである。
これと同様に、第2バイクワッド回路404は、第2入力ノード418と第2バイクワッドバンドパスノード432との間に連結された第5トランスコンダクタ436、第2バイクワッドバンドパスノード432と接地電圧との間に連結された第3キャパシタ438、第2バイクワッドバンドパスノード432に自己フィードバック構造に連結された第6トランスコンダクタ440、第2バイクワッドバンドパスノード432と第2バイクワッドローパスノード434との間に連結された第7トランスコンダクタ442、第2バイクワッドバンドパスノード432と第2バイクワッドローパスノード434との間に連結され、前記第7トランスコンダクタ442とフィードバック構造を形成する第8トランスコンダクタ444及び/または第2バイクワッドローパスノード434と接地電圧との間に連結された第4キャパシタ446を備える。
ここで、第5及び第7トランスコンダクタ436、442は、非反転トランスコンダクタであり、前記第6及び第8トランスコンダクタ440、444は、反転トランスコンダクタである。
図4で等化器の出力は、第4演算増幅器412の出力Vout_eqであり、ローパスフィルタの出力は、第2バイクワッドローパスノード434の出力Vout_fltである。
図4を参照すれば、ブースティングゲインを実現するために添加される構成要素は、3個の合算演算増幅器406、408及び412と1個のゲインKの演算増幅器410だけであるために、チップサイズの大きなトランスコンダクタを使用する従来の等化器に比べて小さなサイズに簡単に実現しうる。
前述したように、Gm−Cフィルタの帯域幅は、g/Cにより決定される。周波数帯域幅を広げるために、トランスコンダクタンスg値を大きくするか、キャパシタンスCの値を減らしても、積分ノードに添加される寄生キャパシタンスが小さくて全体キャパシタンス値にはあまり影響を与えない。等化器の周波数帯域を広げるために、キャパシタンスを減らしても、添加される寄生キャパシタンスが相対的に小さいために、トランスコンダクタンスの小さなトランスコンダクタを使用しても、広い周波数帯域幅でのフィルタリング及び等化が可能である。
また、従来の等化器のブースティングゲインは、gmk/gにより決定されるが(ここでgmkはブースティングのために添加されたトランスコンダクタのトランスコンダクタンス)、本発明は別途のブースティングゲインを得るためにトランスコンダクタンスgmkを有するトランスコンダクタが存在しないために、g値を大きくして、帯域幅を広げても、ブースティングゲインには影響がない。また、図4に示された等化器400は、ブースティングゲインを調節するために、演算増幅器のゲインKだけ調節すれば良いために、トランスコンダクタのサイズを調節する必要がなく、ブースティングを得るために添加されるトランスコンダクタが存在しないために、添加されるトランスコンダクタによる大きな寄生キャパシタンスが発生しない。
また、従来のブースティングのために別途のトランスコンダクタを添加した等化器は、高周波数フィルタを実現するためにサイズの大きなトランスコンダクタを使用する場合、ブースティングを実現するために添加されるトランスコンダクタも同じ割合で大きくならなければ、一定したブースティングゲインが得られないという問題があったが、本発明による等化器400は、このような別途のトランスコンダクタを使用しないために、高周波数フィルタを実現しても、添加されるトランスコンダクタを同じ割合で大きくしなければならないという問題点は発生しない。
図5は、本発明の他の実施形態による等化器回路を示す。
図5に示す等化器500は、ロッシ積分回路502、第1ないし第3バイクワッド回路504、506、508、3つの合算演算増幅器510、512、516及び/または1つのゲイン演算増幅器514を備える。
等化器500は、3つのバイクワッド回路と1つのロッシ積分回路とを通じて7次Gm−Cフィルタを構成し、4つの演算増幅器510、512、514、516を通じて等化器を形成する。
図5で等化器の出力は、第4演算増幅器516の出力Vout_eqであり、ローパスフィルタの出力は、第3バイクワッドローパスノードの出力Vout_fltとなる。
ロッシ積分回路502は、入力ノード518と積分ノード520との間に連結された非反転トランスコンダクタ522、積分ノード520に自己フィードバック構造に連結された反転トランスコンダクタ524、及び/または積分ノード520と接地電圧との間に連結されたキャパシタンス526を含む。第1乃至第3バイクワッド回路504、506、508は、図3及び図4に示されたバイクワッド回路と類似した構成を有する。
また、第1演算増幅器510は、第3バイクワッド回路508のバイクワッドバンドパスノードの出力とバイクワッドローパスノードの出力とを合算し、第2演算増幅器512は、第1演算増幅器510の出力から第2バイクワッド回路506のバイクワッドローパスノードの出力を差し引き、第3演算増幅器514は第2演算増幅器512の出力に定数Kで増幅させる機能を行い、第4演算増幅器516は第3演算増幅器514の出力と第3バイクワッド回路508のバイクワッドローパスノードの出力とを合算する機能を行う。
図5の等化器500は、図4の等化器の前端にロッシ積分回路202とバイクワッド回路とを直列に連結したために、数式7の分子にS項を生成しない。したがって、第4演算増幅器516の出力は、リアルゼロを通じてブースティングゲインを得られる。また、等化器500は、ブースティングのための別途のトランスコンダクタを添加せず、演算増幅器のみで等化器を実現しうる。したがって、回路のサイズを縮められるだけでなく、演算増幅器による寄生キャパシタンスはMOSFETのゲートキャパシタンスのみ存在するので、従来の寄生キャパシタンスに比べてはるかに小さく、全体積分キャパシタンスに及ぼす影響は無視できるほどである。
また、キャパシタンスのスケーリング調節が容易なために、高周波数フィルタリングが容易であり、周波数帯域幅を広げられる効果が得られる。
図5に示された等化器500に使われる積分キャパシタの正規化キャパシタンスは、次の表2のようである。
Figure 2006191621
表2に示された正規化キャパシタンス値を表1と比較すると、各バイクワッド回路でのキャパシタ対の位置が変わったということが分かる。すなわち、ロッシ積分回路502を構成するキャパシタC1を除いた残りの6個のキャパシタはそれぞれのバイクワッドを構成する時、互いに大きさが変わる。
図6乃至図9は、図5に示された等化器500に表2の正規化キャパシタンスをスケーリングして実際等化器を設計してシミュレーションした結果を示すグラフである。
図6は、図5の等化器500での第3バイクワッド508のローパスノードの出力Vout_flt周波数応答を示す。
図6は、正規化キャパシタンスとトランスコンダクタンスとをスケーリングし、−3dB周波数が各々1.35MHz、95、5MHz、及び173.8MHzに調節される例を示した。図6を参照すれば、第1演算増幅器510により第3バイクワッド508のバンドパスノードとローパスノードとに添加される寄生キャパシタンスが小さいということが分かる。また、K=0にし、一定のスケーリングファクタでキャパシタンスをスケーリングして固定させ、トランスコンダクタンスを可変することによって、最小1.35MHzから最大173.8MHzの領域でフィルタリング動作が可能であるということが分かる。
図7は、図5の等化器500を利用して−3dB周波数が1.35MHzである時、定数Kを可変してブースティングゲインが変わる結果を示す。
すなわち、図7は、図6で−3dB周波数が1.35MHzになるようにキャパシタンスをスケーリングした後、ブースティングのための演算増幅器を利用して定数Kを可変させつつ、ブースティングゲインが変わる結果を示した。図7のシミュレーションは、KをK=0,1,2,…,10に可変させた結果であり、K=0であれば、ブースティングゲインの効果がなく、K=10であれば、ブースティングゲインの効果が大きくなる。すなわち、図7から分かるように、本発明による等化器500はゲイン定数Kの調節を通じてブースティングゲインを容易に調節でき、ゲイン定数Kが可変されても他のトランスコンダクタンスには影響を及ぼさないために、他のトランスコンダクタのサイズを変化させず、単に定数Kのみを調節して所望のブースティングゲインを得られる。
図8は、図5の等化器500を利用して−3dB周波数が95.5MHzである時、定数Kを可変してブースティングゲインが変わる結果を示し、図9は、−3dB周波数が173.8MHzである時、定数Kを可変してブースティングゲインが変わる結果を示す。
図7乃至図9を参照すれば、本発明による等化器500は、一定のスケーリングファクタでキャパシタンスをスケーリングして固定させ、トランスコンダクタンスを可変して−3dB周波数を可変でき、それぞれの−3dB周波数で相異なるブースティングゲインに可変しても、等化器のブースティング特性を保持できるということが分かる。また、添加される寄生キャパシタンスが小さいためにキャパシタンススケーリングファクタを小さくすることができて、小さなトランスコンダクタンスでも所望の−3dB周波数を具現しうる。すなわち、前述したように本発明による等化器は、キャパシタンスのスケーリング及びブースティングゲインの調節が容易であり、キャパシタンスのスケーリング及びブースティングゲインの調節時にも、寄生キャパシタンスの発生が小さいために、等化器特性が変化しない。
本発明の一実施形態では、4次及び7次Gm−Cフィルタを用いた等化器を例として説明したが、本発明の等化器は4次及び7次等化器に限定されず、多様な次数のGm−Cフィルタを用いた等化器にも適用されうる。
本発明は、図面に図示された一実施形態を参考に説明されたが、これは例示的なものに過ぎず、当業者ならば、これより多様な変形及び均等な他実施形態が可能であるという点を理解できるであろう。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲の技術的思想により決まるべきである。
本発明は、等化器関連の技術分野に好適に適用されうる。
従来の等化器の構成を示す回路図である。 一般的な4次Gm−Cフィルタを示す回路図である。 本発明による等化器に使われるGm−Cフィルタ回路を示す図である。 本発明の一実施形態による等化器回路を示す図である。 本発明の他の実施形態による等化器回路を示す図である。 図5の等化器でブースティングのための演算増幅器を除いたGm−Cフィルタを利用して得た周波数応答を示すグラフである。 図5の等化器を用いて−3dBが1.35MHzである時、定数Kを可変してブースティングゲインが変わる結果を示すグラフである。 図5の等化器を用いて−3dBが95.5MHzである時、定数Kを可変してブースティングゲインが変わる結果を示すグラフである。 図5の等化器を用いて−3dBが173.8MHzである時、定数Kを可変してブースティングゲインが変わる結果を示すグラフである。
符号の説明
400 等化器
402 第1バイクワッド回路
404 第2バイクワッド回路
406 第1演算増幅器
408 第2演算増幅器
410 第3演算増幅器
412 第4演算増幅器
414 第1入力ノード
416 第1バイクワッドバンドパスノード
418 第1バイクワッドローパスノード
420 第1トランスコンダクタ
422 第1キャパシタ
424 第2トランスコンダクタ
426 第3トランスコンダクタ
428 第4トランスコンダクタ
430 第2キャパシタ
432 第2バイクワッドバンドパスノード
434 第2バイクワッドローパスノード
436 第5トランスコンダクタ
440 第6トランスコンダクタ
442 第7トランスコンダクタ
444 第8トランスコンダクタ
446 第4キャパシタ

Claims (21)

  1. 第1入力ノード、第1バイクワッドバンドパスノード、及び第1バイクワッドローパスノードを備えた第1バイクワッド回路と、
    前記第1バイクワッドローパスノードと連結された第2入力ノード、第2バイクワッドバンドパスノード及び第2バイクワッドローパスノードを備えた第2バイクワッド回路と、
    前記第2バイクワッドバンドパスノードの出力及び前記第2バイクワッドローパスノードの出力を合算する第1合算回路と、
    前記第1合算回路の出力から前記第1バイクワッドローパスノードの出力を差し引いて所定の定数だけ増幅させる第2合算回路と、
    前記第2合算回路の出力と前記第2バイクワッドローパスノードの出力とを合算する第3合算回路と、を備え、
    前記第1及び第2バイクワッド回路は、自己フィードバック構造に連結されたトランスコンダクタが各々前記第1及び第2バイクワッドバンドパスノードに連結されたGm−Cバイクワッド回路であることを特徴とする等化器。
  2. 前記第1合算回路及び第3合算回路は、各々2個の入力を合算する第1及び第2演算増幅器であることを特徴とする請求項1に記載の等化器。
  3. 前記第2合算回路は、
    前記第1合算回路の出力から前記第1バイクワッドローパスノードの出力を差し引く第3演算増幅器と、
    前記第1増幅器の出力を所定の定数倍に増幅させる第4演算増幅器と、を備えることを特徴とする請求項2に記載の等化器。
  4. 前記第1バイクワッド回路は、
    前記第1入力ノードと前記第1バイクワッドバンドパスノードとの間に連結された第1トランスコンダクタと、
    前記第1バイクワッドバンドパスノードと接地電圧との間に連結された第1キャパシタと、
    前記第1バイクワッドバンドパスノードに自己フィードバック構造に連結された第2トランスコンダクタと、
    前記第1バイクワッドバンドパスノードと前記第1バイクワッドローパスノードとの間に連結された第3トランスコンダクタと、
    前記第1バイクワッドバンドパスノードと前記第1バイクワッドローパスノードとの間に連結され、前記第3トランスコンダクタとフィードバック構造とを形成する第4トランスコンダクタと、
    前記第1バイクワッドローパスノードと前記接地電圧との間に連結された第2キャパシタと、を備えることを特徴とする請求項1に記載の等化器。
  5. 前記第1及び第3トランスコンダクタは、非反転トランスコンダクタであり、前記第2及び第4トランスコンダクタは、反転トランスコンダクタであることを特徴とする請求項4に記載の等化器。
  6. 前記第2バイクワッド回路は、
    前記第2入力ノードと前記第2バイクワッドバンドパスノードとの間に連結された第5トランスコンダクタと、
    前記第2バイクワッドバンドパスノードと接地電圧との間に連結された第3キャパシタと、
    前記第2バイクワッドバンドパスノードに自己フィードバック構造に連結された第6トランスコンダクタと、
    前記第2バイクワッドバンドパスノードと前記第2バイクワッドローパスノードとの間に連結された第7トランスコンダクタと、
    前記第2バイクワッドバンドパスノードと前記第2バイクワッドローパスノードとの間に連結され、前記第7トランスコンダクタとフィードバック構造を形成する第8トランスコンダクタと、
    前記第2バイクワッドローパスノードと前記接地電圧との間に連結された第4キャパシタと、を備えることを特徴とする請求項4に記載の等化器。
  7. 前記第5及び第7トランスコンダクタは、非反転トランスコンダクタであり、前記第6及び第8トランスコンダクタは、反転トランスコンダクタであることを特徴とする請求項6に記載の等化器。
  8. 前記等化器は、
    最後のバイクワッド回路が前記第1バイクワッド回路の第1入力ノードに連結される複数のバイクワッド回路と、
    前記複数のバイクワッド回路のうち、最初のバイクワッド回路に連結されるロッシ積分回路と、をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の等化器。
  9. 前記ロッシ積分回路は、入力ノードと積分ノードとの間に連結された第1トランスコンダクタと、
    前記積分ノードに自己フィードバック構造に連結された第2トランスコンダクタと、
    前記積分ノードと接地電圧との間に連結された第1キャパシタンスと、を備えることを特徴とする請求項8に記載の等化器。
  10. 前記第1トランスコンダクタは、非反転トランスコンダクタであり、前記第2トランスコンダクタは、反転トランスコンダクタであることを特徴とする請求項9に記載の等化器。
  11. 入力ノード、バイクワッドバンドパスノード及びバイクワッドローパスノードを備えたn個(nは整数)のバイクワッド回路と、
    n番目のバイクワッド回路のバイクワッドバンドパスノードの出力及び前記n番目のバイクワッド回路のバイクワッドローパスノードの出力を合算する第1合算回路と、
    前記第1合算回路の出力からn−1番目のバイクワッド回路のバイクワッドローパスノードの出力を差し引いて所定の定数だけ増幅させる第2合算回路と、
    前記第2合算回路の出力と前記n番目のバイクワッド回路のバイクワッドローパスノードの出力とを合算する第3合算回路と、を備え、
    前記n個のバイクワッド回路は、自己フィードバック構造に連結されたトランスコンダクタが対応する各バイクワッド回路のバイクワッドバンドパスノードに連結されたGm−Cバイクワッド回路であることを特徴とする等化器。
  12. 前記等化器は、
    最初のバイクワッドの入力ノードにロッシ積分回路をさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の等化器。
  13. 前記バイクワッド回路の各々は、
    それぞれの入力ノードとそれぞれのバイクワッドバンドパスノードとの間に連結された第1トランスコンダクタと、
    前記各バイクワッドバンドパスノードと接地電圧との間に連結された第1キャパシタと、
    前記各バイクワッドバンドパスノードに自己フィードバック構造に連結された第2トランスコンダクタと、
    前記各バイクワッドバンドパスノードとそれぞれのバイクワッドローパスノードとの間に連結された第3トランスコンダクタと、
    前記各バイクワッドバンドパスノードと前記各バイクワッドローパスノードとの間に連結され、前記第3トランスコンダクタとフィードバック構造を形成する第4トランスコンダクタと、
    前記各バイクワッドローパスノードと前記接地電圧との間に連結された第2キャパシタと、を備えることを特徴とする請求項12に記載の等化器。
  14. 前記ロッシ積分回路は、
    入力ノードと積分ノードとの間に連結された第1トランスコンダクタと、
    前記積分ノードに自己フィードバック構造に連結された第2トランスコンダクタと、
    前記積分ノードと接地電圧との間に連結された第1キャパシタンスと、を備えることを特徴とする請求項12に記載の等化器。
  15. 前記第1合算回路及び第3合算回路は、2個の入力を合算する第1及び第2演算増幅器であることを特徴とする請求項12に記載の等化器。
  16. 前記第2合算回路は、
    前記第1合算回路の出力から前記第n−1番目のバイクワッド回路のバイクワッドローパスノードの出力を差し引く第3演算増幅器と、
    前記第1増幅器の出力を所定の定数倍に増幅させる第4演算増幅器と、を備えることを特徴とする請求項12に記載の等化器。
  17. n個のバイクワッド回路の各々は、少なくとも1つのトランスコンダクタを備え、
    前記第1合算回路、第2合算回路及び第3合算回路の各々は、少なくとも1つの演算増幅器を備えることを特徴とする請求項12に記載の等化器。
  18. 各バイクワッド回路が少なくとも1つのトランスコンダクタを備え、入力電圧を受信し、フィルタリングされた電圧を出力するn個(nは2以上の整数)のバイクワッド回路を回路を備えるフィルタリング部と、
    少なくとも1つの演算増幅器を備え、前記フィルタリング部から少なくとも1つの媒介電圧を受信し、等化された電圧を出力する等化部と、を備えることを特徴とする等化器。
  19. 前記等化部は、トランスコンダクタを備えていないことを特徴とする請求項18に記載の等化器。
  20. 入力電圧をフィルタリングし、少なくとも1つのトランスコンダクを用いて少なくとも1つの媒介電圧及びフィルタリング電圧を出力する段階と、
    前記少なくとも1つの媒介電圧を受信し、少なくとも1つの演算増幅器を用いて等化された電圧をブーストする段階と、を含むことを特徴とする等化方法。
  21. 前記等化段階は、トランスコンダクタを利用せず、行われることを特徴とする請求項20に記載の等化方法。
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