JP2006191273A - 推奨番組抽出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】放送予定の番組の中から推奨される番組をユーザー別に抽出する。
【解決手段】放送番組に関する各種の番組属性情報を取得し、供給する放送番組属性情報供給手段51と、ユーザー特定手段93と、過去に記録した記録番組とこの記録番組に関連付けられたユーザーとを特定する記録番組特定情報を記憶する記録番組特定情報記憶手段52と、特定されたユーザーについての記録番組特定情報を記録番組特定情報記憶手段52から読み出し、読み出された記録番組特定情報により特定される放送番組に関する各種の番組属性情報を放送番組属性情報供給手段51から抽出する記録番組属性情報抽出手段53と、放送予定の各番組について、記録番組属性情報抽出手段53により抽出された番組属性情報の出現回数に基づくポイントhを用いて推奨値を算出し、推奨値が所定の条件を満たす番組を推奨番組として抽出する推奨番組抽出手段54とを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、放送予定の番組の中から推奨される番組(例えば、録画推奨番組又は視聴推奨番組)を抽出する推奨番組抽出装置に関するものである。
放送番組の録画装置として、過去に録画した番組の録画履歴の中から番組情報を読み出し、この読み出した番組情報と同じ情報を持つ番組を放送予定情報の中から検索し、この検索結果に基づいて予約録画するものがある(例えば、特許文献1参照)。また、他の録画装置として、ユーザーの操作履歴からユーザーの嗜好を把握し、ユーザーの嗜好に適合する番組を検索し、この検索結果に基づいて予約録画するものがある(例えば、特許文献2参照)。さらに他の録画装置として、ユーザーが録画予約を希望する番組の条件を予め指定し、放送予定情報を定期的に検索し、条件に当てはまる番組を自動的に録画するものがある(例えば、特許文献3参照)。
特開2001−257974号公報(段落0029−0031、図1) 特開2001−86420号公報(段落0056−0057、図1、図12) 特開平7−121935号公報(段落0014−0016、図1)
しかしながら、特許文献1に開示された録画装置では、過去に録画した番組の番組情報と番組情報が「一致」した放送番組を録画予約できるだけであり、ユーザーの嗜好は過去に録画した番組の番組情報と必ずしも一致するものではないので、ユーザーの嗜好に合った番組を適切に抽出して録画予約することはできないという問題があった。
また、特許文献2に開示された録画装置は、ユーザーによる番組選択、視聴、録画、録画予約、録画した番組の削除等の各操作に応じて正又は負の点数を与える(即ち、操作を点数化する)ことによって嗜好の度合いを判断するので、ユーザーによる各種操作についての情報処理を行う必要があり、複雑な情報処理のためのプログラムの格納に大きなメモリ領域を必要とするという問題があった。さらに、特許文献2には、点数化された嗜好度合いから如何にして録画する番組を抽出するかについて、「なにを自動継続して自動録画をするかは複数のパターンが考えられる。例えば同一のシリーズ、同一のジャンル、同一の出演者、同一の作家、監督などである。(段落0057)」と記載されているだけであり、具体的な自動録画のアルゴリズムについては何も示されていない。
また、特許文献3に開示された録画装置では、録画条件として番組種別又は出演者等の情報を予めユーザーが入力する必要があり、録画を希望する番組の条件が変わった場合は、その都度、ユーザーが録画条件を変更して再入力するという操作が必要であり、手間がかかるという問題があった。
さらに、上記した従来の装置では、複数のユーザーが1台の録画装置を共用する場合に、すべてのユーザーが記録した番組情報を元に推奨番組が抽出されていた。この抽出された推奨番組情報は、今現在、装置を使用しているユーザーにとって殆んど不要な情報をも含むものであり、ユーザーを混乱させる情報となり得る。言い換えれば、録画装置を共用するすべてのユーザーの過去に記録した番組情報から推奨番組情報が抽出されるので、今現在、装置を使用しているユーザーが最も必要とする抽出情報が他のユーザーが必要とする抽出情報に埋もれてしまうことがあり、推奨番組の抽出機能が利用価値の無い機能になることがあるという問題があった。
本発明は、上記したような従来の課題を解決するためになされたものであり、放送予定の番組の中から推奨される番組をユーザー別に抽出することができる推奨番組抽出装置を提供することを目的とする。
本発明の推奨番組抽出装置は、放送予定の番組の中から推奨される番組を抽出する装置であって、放送番組に関する各種の番組属性情報を取得し、供給する放送番組属性情報供給手段と、ユーザーを特定するユーザー特定手段と、過去に記録した記録番組とこの記録番組に関連付けられたユーザーとを特定する記録番組特定情報を記憶する記録番組特定情報記憶手段と、上記ユーザー特定手段により特定されたユーザーについての上記記録番組特定情報を上記記録番組特定情報記憶手段から読み出し、上記読み出された記録番組特定情報により特定される放送番組に関する各種の番組属性情報を上記放送番組属性情報供給手段から抽出する記録番組属性情報抽出手段と、放送予定の各番組について、上記記録番組属性情報抽出手段により抽出された上記番組属性情報の出現回数に基づくポイントを用いて推奨値を算出し、上記推奨値が所定の条件を満たす番組を推奨番組として抽出する推奨番組抽出手段とを有するものである。
本発明によれば、複数のユーザーが番組を記録するための1台の装置を共用している場合であっても、放送予定の番組の中から推奨される番組をユーザー別に抽出して提供することができるという効果がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る推奨番組抽出装置1の構成を概略的に示すブロック図である。図1に示されるように、実施の形態1に係る推奨番組抽出装置1は、外部のアンテナ2に接続されたTV(テレビ)チューナ5と、A/D(アナログ/デジタル)変換器6と、MPEG(Moving Picture Experts Group)エンコーダ7と、記録用バッファ8と、電子番組情報(EPG(Electric Program Guide)情報)を抽出するスライサー9と、CPU(中央処理装置)10と、HDD(ハードディスクドライブ)コントローラ11と、HDD12と、リモコン(遠隔操作装置)3からの信号を受信するリモコンI/F(インターフェース)16と、不揮発性メモリ19と、ユーザーによる操作部20とを有している。また、推奨番組抽出装置1は、読み出し用バッファ15と、MPEGデコーダ14と、OSD(On−Screen Display)18と、モニター4にアナログ映像信号を出力するD/A(デジタル/アナログ)変換器17と、揮発性メモリ13とを有している。図1に示されるように、実施の形態1においては、推奨番組抽出装置1が、ハードディスク記録再生装置である場合を説明しているが、推奨番組抽出装置1は、DVD又は磁気テープ等の他の情報記録媒体を用いた記録装置、又は、パーソナルコンピュータ等のような他の装置であってもよい。また、推奨番組抽出装置1がパーソナルコンピュータである場合には、実施の形態1の推奨番組抽出処理を実行可能にするためのソフトウェアプログラムを記録した情報記録媒体を用いて、又は、通信回線を介してのダウンロードにより、パーソナルコンピュータにソフトウェアをインストールすることによって、本発明の推奨番組抽出処理を実行可能にすることができる。また、推奨番組抽出装置1が受信する放送番組は、アンテナにより受信されるものに限らず、インターネットやLANを経由して受信された放送番組であってもよい。
図1において、TVチューナ5は、アンテナ2を介して放送番組(放送信号)を受信する。TVチューナ5は、指定されたチャンネルに同調する機能を有し、同調したチャンネルの映像信号及び音声信号をA/D変換器6へ出力する。A/D変換器6は、TVチューナ5からのアナログ映像信号及び音声信号をデジタル信号に変換する。MPEGエンコーダ7は、デジタル化されたデジタル映像信号に対しMPEGによる圧縮処理を行い、圧縮されたデータであるビットストリームを出力する。HDD12は、MPEGエンコーダ7が出力するビットストリームの蓄積を行う。HDDコントローラ11は、HDD12を制御するためのコントローラであって、ビットストリームの書き込み及び読み出しを制御する。記録用バッファ8は、ビットストリームをHDD12に書き込む際に、MPEGエンコーダ7が出力するビットストリームが欠けることなく記録できるように設けられたバッファである。
MPEGデコーダ14は、MPEG圧縮されたビットストリームの復号化を行い、非圧縮なデジタル映像信号に変換する。読み出し用バッファ15は、MPEGデコーダ14が必要とするビットストリームを予め先読みし蓄えておくことで復号処理におけるデータのアンダーフローの発生を抑制する。OSD18は、MPEGデコードされたデジタル映像信号に文字や画像データを重畳させるための描画デバイスである。D/A変換器17は、デジタル映像信号をモニター4が表示可能なアナログ映像信号に変換する。
スライサー9は、放送波のVBI(Vertical Blanking Interval)に重畳されたEPGの抽出を行う。リモコンI/F16は、リモコン3からの制御信号を受け、CPU10に伝える。CPU10は、推奨番組抽出装置1の制御を行うと共に、各種データの変換処理等も行う。また、CPU10には、電源供給状態で情報を記録しておくことのできる揮発性メモリ13と、電源が落とされた状態でも情報を記録しておくことができ、次回の起動時に記録しておいた情報を読み出すことが可能な不揮発性メモリ19が接続されている。不揮発性メモリ19には、受信したEPGデータや、推奨番組や、過去に録画された番組の放送開始時刻やジャンル等の番組属性情報を記録する。
図2は、実施の形態1に係る推奨番組抽出装置を示す機能ブロック図である。図2に示されるように、実施の形態1に係る推奨番組抽出装置は、放送番組属性情報供給手段51と、記録番組・ユーザー特定情報記憶手段52と、記録番組属性情報抽出手段53と、推奨番組抽出手段54と、抽出結果表示手段55と、ユーザーを特定(又は識別)するためのユーザー特定手段93とを有する。
放送番組属性情報供給手段51は、放送番組に関する各種の番組属性情報(後述する図3に一例を示す。)を取得し、保持し、CPU10に供給する。番組属性情報は、放送番組を特定する情報と、番組の種別(ジャンル)や番組名のような放送番組の性質(属性)を示す情報とを含む。放送番組属性情報供給手段51が取得する番組属性情報は、放送電波により受信されたデータ、通信回線(インターネット等)を経由して受信されたデータ、及び、情報記録媒体から読み取られたデータのいずれであってもよい。番組属性情報は、例えば、放送番組の放送年月日、種別、番組名、放送開始時刻、放送終了時刻、チャンネル、及び出演者の中の一つ以上の情報を含む。また、送番組属性情報供給手段51により供給される番組属性情報には、放送番組の内容の解説情報に含まれる特定の単語(例えば、製作会社名、国名、映画監督名、製作年度)等の上記以外の情報を含めてもよい。なお、実施の形態1においては、番組属性情報は、放送番組の放送年月日、種別、番組名、放送開始時刻、放送終了時刻、チャンネル、及び出演者の情報から構成されている。また、図2に示される放送番組属性情報供給手段51の機能は、例えば、図1におけるTVチューナ5、スライサー9、CPU10、及び不揮発性メモリ19によって達成される。
記録番組・ユーザー特定情報記憶手段52は、過去に情報記録媒体に記録(テレビ放送の録画であるが、ラジオ放送の録音も含まれる。)した記録番組とこの記録番組に関連付けられたユーザーとを特定する記録番組・ユーザー特定情報(後述する図4に一例を示す。)を記憶する。記録番組・ユーザー特定情報は、例えば、過去に記録した記録番組の放送年月日、放送開始時刻、放送終了時刻、チャンネル、及びユーザーを特定する情報を含む。図2に示される記録番組・ユーザー特定情報記憶手段52の機能は、例えば、図1におけるCPU10及び不揮発性メモリ19によって達成される。
記録番組属性情報抽出手段53は、ユーザー特定手段93により特定されたユーザーについての記録番組・ユーザー特定情報を記録番組・ユーザー特定情報記憶手段52から読み出し、読み出された記録番組・ユーザー特定情報により特定される放送番組に関する各種の番組属性情報を放送番組属性情報供給手段51から抽出する。図2に示される記録番組属性情報抽出手段53の機能は、例えば、図1におけるCPU10、不揮発性メモリ19、及び揮発性メモリ13によって達成される。
推奨番組抽出手段54は、放送予定の各番組について、記録番組属性情報抽出手段53により抽出された番組属性情報の出現回数に基づくポイント“h”を用いて推奨値を算出し(後述する図6〜図9において説明する。)、推奨値が所定の条件を満たす番組を推奨番組として抽出する。また、実施の形態1においては、推奨番組抽出手段54が、予め決められた重み付け係数“w”を保持し、ポイント“h”と重み付け係数“w”に基づいて推奨値の算出を実行する。図2に示される記録番組属性情報抽出手段53の機能は、例えば、図1におけるCPU10、不揮発性メモリ19、及び揮発性メモリ13によって達成される。
ユーザー特定手段93は、例えば、ユーザーを特定するユーザー番号の入力手段を含む。図2に示されるユーザー特定手段93の機能は、例えば、CPU10と、推奨番組抽出装置本体に装備された操作部20とによって達成される。
抽出結果表示手段55は、推奨番組抽出手段54により抽出された抽出結果を、例えば推奨番組抽出装置本体に装備された液晶表示部(図示せず)に表示する部分である。また、抽出結果表示手段55は、推奨番組抽出手段54により抽出された抽出結果を、推奨番組抽出装置に接続されたモニター4に表示させる回路であってもよい。モニター4に抽出結果を表示させる場合、図2に示される抽出結果表示手段55の機能は、例えば、図1におけるCPU10、OSD18、及びD/A変換器17によって達成される。
図3は、実施の形態1に係る推奨番組抽出装置の放送番組属性情報供給手段51から供給される番組属性情報の一例を示す図である。図3に示されるように、放送番組属性情報供給手段51から供給される番組属性情報は、例えば、番組属性情報供給リスト56に示した各種情報を含んでいる。番組属性情報は、番組の放送年月日(リスト56における列57)、番組のジャンルを示す種別(リスト56における列58)、番組名(リスト56における列59)、番組の放送開始時刻(リスト56における列60)、番組の放送終了時刻(リスト56における列61)、番組を放送するチャンネル(リスト56における列62)、及び番組の出演者(リスト56における列63)の各情報により構成されている。
図4は、実施の形態1に係る推奨番組抽出装置の記録番組・ユーザー特定情報記憶手段52に記憶される記録番組・ユーザー特定情報の一例を示す図である。図4に示されるように、記録番組・ユーザー特定情報記憶手段52から供給される記録番組・ユーザー特定情報は、例えば、録画情報リスト64に示した各種情報を含んでいる。録画情報リスト64は、ユーザーが過去に録画を行った番組の録画履歴を示すリストであって、ユーザーが録画した年月日(リスト64における列65)、録画開始時刻(リスト64における列66)、録画終了時刻(リスト64における列67)、録画チャンネル(リスト64における列68)、ユーザーを特定するユーザー番号(リスト64における列68a)の各情報により構成されている。
図5は、実施の形態1に係る推奨番組抽出装置の記録番組属性情報抽出手段53により抽出された番組属性情報の一例(ある1ユーザーの録画番組情報抽出リスト69)を示す図である。図5に示されるように、録画番組情報抽出リスト69は、番組の種別毎の録画回数を示すリスト70、番組名毎の録画回数を示すリスト71、番組開始時刻毎の録画回数を示すリスト72、録画したチャンネル毎の録画回数を示すリスト73、出演者毎の録画回数を示すリスト74により構成されている。ここで、各リスト70〜74は、予め設定された期間(例えば、直近の1カ月間)又は予め設定した録画回数(例えば、直近の100回)という録画番組情報抽出期間又は録画回数を設定し、予め設定した録画番組情報抽出期間内又は予め設定した録画回数に達するまでにユーザーが録画したすべての番組について、番組の種別や番組名等の各種の条件に該当する録画回数をカウントした結果に基づいて生成されたものである。
図6は、実施の形態1に係る推奨番組抽出装置の推奨番組抽出手段54による推奨番組抽出処理を説明するための図である。また、図7は、実施の形態1に係る推奨番組抽出装置の推奨番組抽出手段54により用いられる録画回数の順位とポイントとの対応表の一例を示す図である。また、図8及び図9はそれぞれ、実施の形態1に係る推奨番組抽出装置の推奨番組抽出手段54による総合推奨値の求め方の一例を説明するための図である。
図6に示される推奨設定リスト75は、条件別録画回数(リスト75の列76)と、ポイント“h”(リスト75の列77)と、推奨値“h×w”(リスト75の列78)により構成されている。条件別録画回数(リスト75の列76)は、図5に示される録画番組情報抽出リスト69内の種別リスト70に基づく回数である。図6に示されるポイント“h”(リスト75の列77)は、図7の対応表に基づき与えられたポイントである。図7に示されるように、実施の形態1においては、録画回数の順位(例えば、種別、番組名、開始時刻、チャンネル、出演者について)が第1位の場合には7ポイント、第2位の場合には6ポイント、第3位の場合には5ポイント、のように、順位ごとにポイントを1ポイントずつ変えている。ただし、順位毎にポイントを2ポイント以上変えてもよく、また、順位毎にポイントを任意に設定してもよい。図6に示される推奨値“h×w”(リスト75の列78)は、ポイント“h”に、推奨番組を設定する際の優先度を決めるために、番組の種別(図5のリスト70)、番組名(図5のリスト71)、開始時刻(図5のリスト72)、チャンネル(図5のリスト73)、出演者(図5のリスト74)という条件に対して重み付けを行う値(重み付け係数)“w”を、掛け合わせた値である。各項目の重み付け係数“w”は、0≦w≦1を満足する任意の値である。図6は、各項目について重み付け係数“w”を0.8にした場合を示しているが、各項目毎に重み付け係数が異なる場合もある。
重み付け係数“w”は、図5の録画番組情報抽出リスト69に示された各項目である「種別」、「番組名」、「開始時刻」、「チャンネル」、「出演者」のそれぞれに対して予め設定される。重み付け係数“w”は、図5の録画番組情報抽出リスト69に示された各項目である「種別」、「番組名」、「開始時刻」、「チャンネル」、「出演者」のいずれに重点を置いて推奨番組を抽出するかを決めるための係数である。例えば、「出演者」に最も重点をおいて推奨番組を抽出する場合には、「出演者」の重み付け係数“w”を他の項目より大きな値(1に近い値)に設定する。また、例えば、「開始時刻」や「チャンネル」が重要な項目ではない場合には、「開始時刻」や「チャンネル」の重み付け係数“w”を比較的小さな値(0に近い値)に設定する。
上記のように、過去に録画された番組に対して種別ごとに統計処理が行われ、図6に示した推奨設定リスト75が作られる。次に、その統計処理結果を使って、放送される予定の番組に対して総合推奨値を算出する。例えば、図8及び図9に示されるように、放送される予定の番組情報を放送番組属性情報供給手段51より取得し、その番組に対して各条件毎にポイント“h”(図8の表の行79)を求め、重み付け係数“w”(図8の表の行80)を用いて推奨値“h×w”(図8の表の行81)を求め、推奨値“h×w”を集計し、この集計値を総合推奨値(図8の欄82)として算出する。図8は図3に示す番組情報供給リスト56における番組「EEE」についての総合推奨値の算出例を示し、図9は図3に示す番組情報供給リスト56における番組「FFF」についての総合推奨値の算出例を示している。
図10は、実施の形態1に係る推奨番組抽出装置の抽出結果表示手段55の動作を説明するための図である。推奨番組抽出手段54において、それぞれの番組に対して総合推奨値が算出され、総合推奨値が予め設定した値以上になった番組を抽出し、その結果を抽出結果表示手段55によってリスト化して表示する。例えば、図10に示した推奨番組抽出リスト87のように表示される。なお、推奨番組抽出リスト87は、年月日(リスト87の列88)、番組名(リスト87の列89)、開始時刻(リスト87の列90)、終了時刻(リスト87の列91)、チャンネル(リスト87の列92)の項目で構成される。
次に、実施の形態1に係る推奨番組抽出装置による推奨番組抽出の動作を説明する。まず、図2に示されるユーザー特定手段93は、入力されたユーザー番号に基づいてユーザーを特定(識別)する。次に、記録番組・ユーザー特定情報記憶手段52は、特定されたユーザーについて過去に録画したことのある番組の録画履歴の記憶を行う。その録画履歴の一例が、図4に示される録画情報リスト64であり、このリスト64は、ユーザーが録画を実施した年月日、録画開始時刻、録画終了時刻、及び録画チャンネルの各情報を含む。例えば、ユーザーが予約録画を設定する際には、録画すべき番組の放送年月日、録画開始時刻、録画終了時刻、録画チャンネル、及びユーザー特定情報を設定をする必要があり、これらの設定項目を推奨番組抽出装置が備える不揮発性メモリ(図1の符号19)に保持しておくことによって録画履歴を記憶しておくことが可能になる。また、予約録画ではなくユーザーが推奨番組抽出装置の録画ボタンを押下するなどして録画を開始し、停止ボタンを押下するなどして録画を停止したような録画操作を行った場合は、推奨番組抽出装置に内蔵された図示しない時計により、録画を行った年月日と録画開始時刻と終了時刻を知ることができ、また、このときのチューナの選局状態から録画されたチャンネルを知ることができる。よって、このような録画がなされた場合も、録画年月日、録画を開始した時刻、終了した時刻、録画したチャンネル情報を上記不揮発性メモリに保持しておくことにより、過去に録画した履歴として記憶しておくことが可能である。
次に、記録番組属性情報抽出手段53は、放送番組属性情報供給手段51により供給される図3に示される番組属性情報供給リスト56、及び記録番組・ユーザー特定情報記憶手段52により検出される図4に示される録画情報リスト64を照合し、ユーザーが過去に録画したものは放送番組属性情報供給手段51により供給された番組情報の中のどれであるのかを判断する。図3に示される番組属性情報供給リスト56と図4に示される録画情報リスト64を比較すると、ユーザー‘1’に関連付けられた録画番組は、2003年2月15日の21時〜22時に録画されたチャンネル「8」のドラマ「番組名:AAA」と、2003年2月15日の22時〜22時30分に録画されたチャンネル「8」のニュース「番組名:BBB」と、2003年2月17日の18時30分〜19時に録画されたチャンネル「4」の音楽「番組名:CCC」と、2003年3月5日の20時〜20時30分に録画されたチャンネル「19」の教育「番組名:FFF」であることがわかる。
図4においては、番組情報供給リスト56の開始・終了時刻と、録画情報リスト64の開始・終了時刻が一致する場合を示したが、開始・終了時刻は必ずしも一致しているわけではない。番組情報供給リスト56の開始・終了時刻と、録画情報リスト64の開始・終了時刻が一致していない場合は、番組情報供給リスト56中の番組の一部のみを録画している場合と、複数の番組を一度に録画している場合が存在する。番組の一部のみを録画している場合は、例えば、その番組の放送時間の50%以上の時間を録画している場合は録画該当番組とみなし、放送時間の50%未満の時間を録画している場合は録画該当番組とみなさない、などの判断を行う。また、連続して放送される複数の番組を連続的に録画した場合は、複数の番組のそれぞれを録画該当番組とみなす、などの判断を行う。
そして、次に、上記録画該当番組について、番組情報供給リスト56から番組属性情報の抽出を行い、図5に示される録画番組情報抽出リスト69を生成する。録画番組情報抽出リスト69は、上記録画該当番組から種別、番組名、番組開始時刻、チャンネル、出演者という条件別に、予め設定した期間内(例えば、直近の1カ月間)又は予め設定した録画回数(例えば、直近の100回)に達するまで、それぞれの条件に該当する録画が何回行われたかという条件別録画回数をカウントした結果に基づいて生成される。録画番組情報抽出リスト69において、開始時間72は、例えば、録画を開始した時間が20時から20時59分59秒までの間であれば、20時00分00秒に開始したとしてカウントされる。例えば、図3に示した番組(番組名「BBB」)については、種別としてのニュースにカウントを1加算し、番組名として番組名「BBB」にカウントを1加算し、開始時刻として22時00分にカウントを1加算し、チャンネル「8」にカウントを1加算し、出演者として出演者「bb」にカウントを1加算する。このような処理を、予め設定した期間内又は予め設定した録画回数に達するまでに録画されたすべての番組に対して実行する。なお、以上の説明においては、番組開始時間を1時間単位で扱う場合を説明したが、例えば、10分、15分、30分単位のようにより細かい単位で扱うようにしてもよく、逆に、2時間、3時間、半日単位のようにより粗い単位で扱うようにしてもよい。
次に、推奨番組抽出手段54は、記録番組属性情報抽出手段53において生成された図5に示される録画番組属性情報抽出リスト69について、図6に示されるように、抽出された条件別録画回数76について統計的な処理を行い、放送される番組に対して録画する推奨番組を抽出する。
まず、番組の種別70に着目し、条件別録画回数76に対してポイント“h”(図6のリスト75の列77)を求める。ポイント“h”は、例えば、図7に示されるように、録画回数の順位に基づいて決定する。例えば、ニュースであれば、図6に示した例では、録画回数が第1位であるので、ポイント“h”の値は7となる。これにより、過去により多くの回数録画された種別には高いポイントが与えられる。図6では、種別70についてのみ示したが、番組名、開始時刻、チャンネル、及び出演者という条件に対しても同様にしてそれぞれのポイントを求める。これら他の条件に対しても、図7に示したように、録画回数の順位によってそれぞれのポイント“h”が決まる。
次に、録画推奨を設定する際の優先度を決めるための重み付け係数“w”を上記ポイント“h”と掛け合わせた値である推奨値“h×w”(リスト75の列78)を求める。ただし、0≦w≦1とする。図6においては、ニュース、ドラマ、映画、音楽、アニメ、バラエティ、教育等の項目を含む種別という条件についての録画推奨設定リスト75を、例として示したが、番組名、開始時刻、チャンネル、出演者等の条件について同様に推奨値を求め、推奨設定リスト75を生成する。これらは、それぞれの項目をどれだけ重要視し、推奨番組の抽出に反映させるかの程度を決定するための統計処理である。図6に示した例においては、番組の種別は比較的重要な条件であると判断し、w=0.8と比較的大きな値に設定した。例えば、出演者については非常に大切な条件であるため、強い推奨値したほうがよいと考えられるため、例えば、w=0.9という大きな値を設定し、チャンネルについてはそれほど重要な条件ではないと考えて、例えば、w=0.3というような小さな値に設定しておくこととなる。
さらに、推奨番組抽出手段54は、上記方法で求められた推奨設定リスト75に基づき、放送される番組に対して、以下に説明する総合推奨値を求める。この総合推奨値が大きければ、録画推奨する度合いが高い番組であると判断する。
放送番組属性情報供給手段51により供給される番組情報である図3に示される番組属性情報供給リスト56において、放送される予定の番組「EEE」及び番組「FFF」を例として、総合推奨値の求め方を説明する。ここでは予め決めた重み付け“w”の値として、種別については“0.8”、番組名については“0.8”、開始時刻については“0.4”、チャンネルについては“0.3”、出演者については“0.9”と設定しておくものとする。なお、重み付け係数“w”の値は、0≦w≦1を満たす値であれば上記意外の値であってもよい。さらに、重み付け係数“w”の値を大きく設定した種別、番組名、出演者に対する“w”の値を小さく設定し、開始時刻、チャンネルの重みづけ“w”の値を大きな値に設定してもよい。また、重み付け係数“w”をユーザーにより変更可能に構成してもよい。
番組「EEE」については、図8に示されるように、種別「ニュース」、番組名「EEE」、開始時刻「19:00」、チャンネル「6」、出演者「ee」であるので、図4、図5、及び図6で説明した上述の処理により、推奨値を求めることができる。番組「EEE」の推奨値は、種別「ニュース」については“5.6”、番組名「EEE」については“3.2”、開始時刻「19:00」については“2.0”、チャンネル「6」については“1.5”、出演者「ee」については“0”となる。これら推奨値を合計した値が、総合推奨値である。よって、番組「EEE」の総合推奨値は、図8に示されるように、“12.3”となる。同様にして、番組「FFF」の総合推奨値は、図9に示されるように、“5.5”となる。
録画(又は視聴)の推奨番組に該当するか否かの判断は、上記のようにして算出した総合推奨値の大きさに基づいて行う。例えば、この判断を行う基準値を“10.0”に設定した場合、算出された総合推奨値とこの基準値とを比較し、基準値以上の総合推奨値を有する番組「EEE」は推奨番組とし、基準値未満の総合推奨値を有する番組「FFF」は推奨番組としない。このようにして、放送される予定の番組に対して総合推奨値を求め、これが上記基準値以上となった番組を推奨番組抽出手段54において、抽出することで推奨番組を決定する。
上記方法によって抽出された番組は、抽出結果表示手段55によって表示される。例えば、図10に示したようなリスト87として抽出された番組が表示される。リスト87は、抽出された番組の放送年月日(リスト87の列88)、番組名(リスト87の列89)、開始時刻(リスト87の列90)、終了時刻(リスト87の列91)、チャンネル(リスト87の列92)である。ユーザーは、この表示から録画したい番組を選択し、録画予約設定をすることができる。こうして録画予約設定された番組は、その番組の開始日時になると放送番組を受信し、テープやディスク等の各種情報記録媒体に記録される。また、抽出された推奨番組を自動的に録画予約するように構成してもよい。
以上に説明したように、実施の形態1に係る推奨番組抽出装置によれば、複数のユーザーが番組を記録するための1台の装置を共用している場合であっても、放送予定の番組の中から推奨される番組をユーザー別に抽出して提供することができ、ユーザーは利用価値の高い推奨番組を利用することができる。
なお、上記説明においては、推奨番組抽出装置がテレビ放送の録画装置又はその一部である場合を説明したが、推奨番組抽出装置はラジオ放送の録音装置又はその一部であってもよい。また、推奨番組抽出装置は、録画装置又は録音装置に制御配線で接続される独立した装置であってもよい。
実施の形態2.
図11は、本発明の実施の形態2に係る推奨番組抽出装置1aの構成を概略的に示すブロック図である。図11において、図1の構成と同一又は対応する構成には同じ符号を付す。実施の形態2に係る推奨番組抽出装置1aは、ユーザー特定手段(図2の符号93)がリモコン31に備えられたユーザー特定用の専用キー又はテンキー31aである点が、ユーザー特定手段(図2の符号93)が装置本体に備えられた操作部(図1の符号20)である上記実施の形態1に係る推奨番組抽出装置1と相違する。
実施の形態2におけるリモコン31に備えられたテンキー31aは、例えば、チャンネル選択用のボタンであってもよい。ユーザーは、ユーザーを特定するユーザー番号をリモコン31の専用キー又はテンキー31aを用いて入力する。リモコン31から入力された情報は、リモコン31から送信され、リモコンI/F16で受信され、CPU10に入力される。CPU10は、入力されたユーザー番号を用いて、上記実施の形態1の場合と同様の処理を実行する。
実施の形態2に係る推奨番組抽出装置1aを用いれば、ユーザーによるユーザー番号入力操作をリモコン31を用いて行うので、装置本体の操作部を用いる場合に比べ、ユーザーの操作上の負担を軽減することができる。
なお、実施の形態2において、上記以外の点は、上記実施の形態1の場合と同じである。
実施の形態3.
図12は、本発明の実施の形態3に係る推奨番組抽出装置1bの構成を概略的に示すブロック図である。図12において、図1の構成と同一又は対応する構成には同じ符号を付す。実施の形態3に係る推奨番組抽出装置1bは、ユーザー特定手段(図2の符号93)が指紋認証手段である点が、ユーザー特定手段(図2の符号93)が装置本体に備えられた操作部(図1の符号20)である上記実施の形態1に係る推奨番組抽出装置1と相違する。
実施の形態3における指紋認証手段は、予めユーザーの指紋情報を取得し登録ユーザー情報として保持している記憶手段(例えば、図12の不揮発性メモリ19又はHDD12等)と、ユーザーの指紋を光学的に読み取るための指紋読取部32aを有するリモコン32と、リモコン32から送信されたユーザーの指紋情報を受信するリモコンI/F16と、登録ユーザー情報と受信した指紋情報とを比較してユーザーを特定(判別)するCPU10とから構成される。ただし、指紋読取部32aは、装置本体のように、リモコン32以外の位置に備えてもよい。リモコン32で入力された指紋情報は、リモコン31から送信され、リモコンI/F16で受信され、CPU10に入力される。CPU10は、指紋情報を登録ユーザー情報と照合することによって、ユーザーを識別し、その後、上記実施の形態1の場合と同様の処理を実行する。
実施の形態3に係る推奨番組抽出装置1bを用いれば、ユーザーによるユーザー特定情報の入力操作を指紋読取部32aに指を置くという簡単な操作に置き換えることができるので、ユーザーの操作上の負担を軽減することができる。
なお、実施の形態3において、上記以外の点は、上記実施の形態1又は2の場合と同じである。
実施の形態4.
図13は、本発明の実施の形態4に係る推奨番組抽出装置1cの構成を概略的に示すブロック図である。図13において、図1の構成と同一又は対応する構成には同じ符号を付す。実施の形態4に係る推奨番組抽出装置1cは、ユーザー特定手段(図2の符号93)が人物認証手段である点が、ユーザー特定手段(図2の符号93)が装置本体に備えられた操作部(図1の符号20)である上記実施の形態1に係る推奨番組抽出装置1と相違する。
実施の形態4における人物認証手段は、予めユーザーの特徴情報(例えば、顔の輪郭・配置等の特徴、又は、目の虹彩等の特徴等)を取得し登録ユーザー情報として保持している記憶手段(例えば、図12の不揮発性メモリ19又はHDD12等)と、ユーザーを撮影するため、例えば、モニター4の上部に取り付けられたカメラ20と、カメラ20により撮影されたユーザーの映像情報に映像信号処理を施すことによって取得された特徴情報を登録ユーザー情報と比較してユーザーを特定(識別)するCPU10とから構成される。なお、カメラ20は、他の位置に備えてもよい。CPU10は、ユーザーの特徴情報に基づいてユーザーを識別し、その後、上記実施の形態1の場合と同様の処理を実行する。
実施の形態4に係る推奨番組抽出装置1cを用いれば、ユーザーがモニター4の前に座り、自身を撮影させるだけでユーザー特定を行うことが可能になるので、ユーザーの操作上の負担を軽減することができる。
なお、実施の形態4において、上記以外の点は、上記実施の形態1から3までの場合と同じである。
実施の形態5.
図14は、本発明の実施の形態5に係る推奨番組抽出装置1dの構成を概略的に示すブロック図である。図14において、図1の構成と同一又は対応する構成には同じ符号を付す。実施の形態5に係る推奨番組抽出装置1dは、ユーザー特定手段(図2の符号93)が、複数のユーザーアイコンから自分に相当するアイコンを選択しユーザーの確定を行う構成である点が、ユーザー特定手段(図2の符号93)が装置本体に備えられた操作部(図1の符号20)である上記実施の形態1に係る推奨番組抽出装置1と相違する。
実施の形態5においては、推奨番組抽出装置1dの本体の電源起動を行った際に、先ずモニター4の画面に任意の数のユーザーアイコン34が表示される。推奨番組抽出装置1dを使用しようとするユーザーは、例えば、リモコン3の矢印キー(図示せず)及び決定キー(図示せず)等を用いて(推奨番組抽出装置1dがPCである場合には、例えば、マウスを用いて)、複数のユーザーアイコンからユーザー自身に相当するアイコンを選択しユーザーの確定を行う。CPU10は、ユーザーを識別した後、上記実施の形態1の場合と同様の処理を実行する。
実施の形態5に係る推奨番組抽出装置1dを用いれば、ユーザーがモニター4の画面を見ながらアイコンを選択するという簡単な操作によってユーザー特定を行うことが可能になるので、ユーザーの操作上の負担を軽減することができる。
なお、実施の形態5において、上記以外の点は、上記実施の形態1から4までの場合と同じである。
実施の形態6.
図15は、本発明の実施の形態6に係る推奨番組抽出装置の機能ブロック図である。図15において、図2の構成と同一又は対応する構成には同じ符号を付す。実施の形態6に係る推奨番組抽出装置は、ユーザー特定手段により特定されたユーザーを変更するユーザー訂正手段94をさらに有する点が、上記実施の形態1に係る推奨番組抽出装置と相違する。
上記実施の形態1で説明したユーザー特定手段93は、予約録画を設定する際にユーザー選択設定を行うことを前提としている。しかし、録画予約設定時に異なるユーザーが設定されていたり、全くユーザー指定がされていなかったりした場合も考えられる。このような場合には、再生操作の段階でユーザー特定情報を訂正又は設定できることが望ましい。ユーザー訂正手段94は、既に録画されている番組を再生操作する段階において、ユーザー特定情報を訂正又は設定するために使用される。ユーザー訂正手段94は、上記実施の形態1から5までにおけるユーザー特定手段93の操作及び処理と同様の操作又は処理を再生操作段階で行う手段である。
実施の形態1ではユーザー特定手段として、予約録画設定時に現在使用しているユーザーがユーザー番号を指定することにより、予約録画番組とユーザー番号の関連付けを行っていた。しかし、予約録画設定時に現在使用しているユーザーがユーザー番号を間違って指定したり、又は、ユーザー番号指定を行わなかったりすることがあり、このような場合には、ユーザーにとって必要とする抽出結果が得られなくなる恐れがある。これらのことを回避するために、再生操作上で使用されるユーザー訂正手段94を設け、予約録画番組とユーザー番号の関連付けが違った場合の補正手段として用いる。実際の操作としては、現在使用しているユーザーが再生操作を行う際に、再生しようとする番組に対して再度ユーザー番号を指定し直す操作である。これにより、番組とユーザー番号の関連付けが何度でも再指定できることになり、番組とユーザーとの関連付けがより適切になるので、抽出された推奨番組の信頼性が向上する。
なお、実施の形態6において、上記以外の点は、上記実施の形態1から5までの場合と同じである。
本発明の実施の形態1に係る推奨番組抽出装置の構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の実施の形態1〜5に係る推奨番組抽出装置の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態1〜6に係る推奨番組抽出装置の放送番組属性情報供給手段から供給される番組属性情報(番組属性情報供給リスト)の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1〜6に係る推奨番組抽出装置の記録番組・ユーザー特定情報記憶手段に記憶される記録番組・ユーザー特定情報(録画情報リスト)の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1〜6に係る推奨番組抽出装置の記録番組属性情報抽出手段により抽出された番組属性情報の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1〜6に係る推奨番組抽出装置の推奨番組抽出手段による推奨番組決定処理を説明するための図である。 本発明の実施の形態1〜6に係る推奨番組抽出装置の推奨番組抽出手段により用いられる録画回数の順位とポイントとの対応表の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1〜6に係る推奨番組抽出装置の推奨番組抽出手段による総合推奨値の求め方の一例を説明するための図である。 本発明の実施の形態1〜6に係る推奨番組抽出装置の推奨番組抽出手段による総合推奨値の求め方の他の例を説明するための図である。 本発明の実施の形態1〜6に係る推奨番組抽出装置の抽出結果表示手段により表示された推奨番組のリストの一例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る推奨番組抽出装置の構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の実施の形態3に係る推奨番組抽出装置の構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の実施の形態4に係る推奨番組抽出装置の構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の実施の形態5に係る推奨番組抽出装置の構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の実施の形態6に係る推奨番組抽出装置の機能ブロック図である。
符号の説明
1,1a,1b,1c,1d 推奨番組抽出装置、 2 アンテナ、 3 リモコン、 4 モニター、 5 TVチューナ、 6 A/D変換器、 7 MPEGエンコーダ、 8 記録用バッファ、 9 スライサー、 10 CPU、 11 HDDコントローラ、 12 HDD、 13 揮発性メモリ、 14 MPEGデコーダ、 15 読み出し用バッファ、 16 リモコンI/F、 17 D/A変換器、 18 OSD、 19 不揮発性メモリ、 20 操作部、 31,32 リモコン、 31a テンキー、 32a 指紋読取部、 33 カメラ、 51 放送番組属性情報供給手段、 52 記録番組・ユーザー特定情報記憶手段、 53 記録番組属性情報抽出手段、 54 推奨番組抽出手段、 55 抽出結果表示手段、 93 ユーザー特定手段、 94 ユーザー訂正手段。

Claims (14)

  1. 放送予定の番組の中から推奨される番組を抽出する推奨番組抽出装置において、
    放送番組に関する各種の番組属性情報を取得し、供給する放送番組属性情報供給手段と、
    ユーザーを特定するユーザー特定手段と、
    過去に記録した記録番組とこの記録番組に関連付けられたユーザーとを特定する記録番組特定情報を記憶する記録番組特定情報記憶手段と、
    上記ユーザー特定手段により特定されたユーザーについての上記記録番組特定情報を上記記録番組特定情報記憶手段から読み出し、上記読み出された記録番組特定情報により特定される放送番組に関する各種の番組属性情報を上記放送番組属性情報供給手段から抽出する記録番組属性情報抽出手段と、
    放送予定の各番組について、上記記録番組属性情報抽出手段により抽出された上記番組属性情報の出現回数に基づくポイントを用いて推奨値を算出し、上記推奨値が所定の条件を満たす番組を推奨番組として抽出する推奨番組抽出手段と
    を有することを特徴とする推奨番組抽出装置。
  2. 上記推奨番組抽出手段が、予め番組属性情報毎に決められた重み付け係数を保持し、
    上記推奨番組抽出手段による上記推奨値の算出が、上記ポイントと上記重み付け係数に基づいて実行される
    ことを特徴とする請求項1に記載の推奨番組抽出装置。
  3. 上記番組属性情報は、放送番組の放送年月日、種別、番組名、放送開始時刻、放送終了時刻、チャンネル、及び出演者の中の一つ以上の情報を含むことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の推奨番組抽出装置。
  4. 上記記録番組特定情報は、過去に記録した記録番組の放送年月日、放送開始時刻、放送終了時刻、チャンネル、及びユーザーの情報を含むことを特徴とする請求項1から3までいずれかに記載の推奨番組抽出装置。
  5. 上記放送番組属性情報供給手段が取得する番組属性情報は、放送電波により受信されたデータ、通信回線を経由して受信されたデータ、及び、記録媒体から読み取られたデータのいずれかであることを特徴とする請求項1から4までのいずれかに記載の推奨番組抽出装置。
  6. 上記記録番組属性情報抽出手段により抽出された番組属性情報は、直近の予め決められた期間内における記録番組についての番組属性情報であることを特徴とする請求項1から5までのいずれかに記載の推奨番組抽出装置。
  7. 上記記録番組属性情報抽出手段により抽出された番組属性情報は、直近の予め決められた番組数の記録番組についての番組属性情報であることを特徴とする請求項1から5までのいずれかに記載の推奨番組抽出装置。
  8. 上記推奨番組抽出手段により抽出された抽出結果を表示する又はモニターに表示させる抽出結果表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1から7までのいずれかに記載の推奨番組抽出装置。
  9. 上記ユーザー特定手段は、ユーザーを特定するユーザー番号の入力手段を含むことを特徴とする請求項1から8までのいずれかに記載の推奨番組抽出装置。
  10. 上記ユーザー特定手段は、指紋を認証することによってユーザーを特定する入力手段を含むことを特徴とする請求項1から8までのいずれかに記載の推奨番組抽出装置。
  11. 上記ユーザー特定手段は、ユーザーを撮影することによって得られた画像データを処理することによってユーザーを特定する入力手段を含むことを特徴とする請求項1から8までのいずれかに記載の推奨番組抽出装置。
  12. 上記ユーザー特定手段は、推奨番組抽出装置に接続されたモニターの初期画面にユーザーアイコンを表示させ、上記表示されたユーザーアイコンの中から本人アイコンを選択する操作をすることによってユーザーを特定するように構成されたことを特徴とする請求項1から8までのいずれかに記載の推奨番組抽出装置。
  13. 上記ユーザー特定手段により特定されたユーザーを変更するユーザー訂正手段をさらに有することを特徴とする請求項1から12までのいずれかに記載の推奨番組抽出装置。
  14. 上記記録番組を記録媒体に記録する番組記録手段と、
    記録媒体に記録された番組を再生する再生手段と
    をさらに有することを特徴とする請求項1から13までのいずれかに記載の推奨番組抽出装置。
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