しかしながら、特許文献1に記載のデジタル放送受信装置においては、優先度を設定するために用いられる第一の項目および第二の項目が、EPG情報における番組の属性であるため、ユーザーは固有の俳優の名前および放送時間が分からない番組のタイトルなどといった任意の項目を設定できない。このため、ユーザーが好みの番組を選択することに制限が生じる。
また、特許文献2に記載の推奨番組選択装置においては、過去に録画した番組に基づいて番組を選択するため、装置がユーザーの好みに対応して番組を選択するようになるまで、多数の録画予約を手動で行う必要がある。また、キーワードは装置の言語解析による処理のため、新しくデビューした俳優の名前など新規の名称に対して、手動録画予約することによる装置の学習期間を必要とする。また、ユーザーは任意のキーワードを設定できない。このため、ユーザーが好みの番組を選択することに制限が生じる。
また、非特許文献1のように、ユーザーが任意のキーワードを設定することにより、関連番組を録画する装置においては、キーワードにより検索した複数の番組に対して優先順位を設定して録画することができない。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の録画予約番組に対して、よりユーザーの詳細な好みに即した優先順位に基づいて録画する番組録画装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る番組録画装置は、複数の番組の中から所望の番組を選択して録画する番組録画装置において、ユーザーによる任意の複数のキーワードの設定を受け付けるキーワード設定手段と、上記キーワードごとに、ユーザーによる優先度の設定を受け付ける優先度設定手段と、上記番組ごとの番組情報と上記各キーワードとを照合することによって、録画対象の番組を複数選択する録画番組選択手段と、上記選択された番組ごとに、上記各キーワードの優先度に基づき録画の優先順位を決定する優先順位決定手段と、上記選択された各番組を当該番組の優先順位に基づき録画する番組録画手段と、を備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、ユーザーは任意のキーワードを設定でき、かつ、上記キーワードごとに優先度を設定することができる。キーワードを任意に設定できるため、ユーザーは新人の俳優などといった新規の名称、およびユーザーの好みにダイレクトに即した用語を設定することができる。また、上記キーワードごとに、録画する複数の番組の優先順位を決定する優先度を設定できる。したがって、番組録画装置は、上記録画対象となる複数の番組を、よりユーザーの詳細な好みに即した優先順位に基づいて録画することができるという効果を奏する。
上記課題を解決するために、本発明に係る記録番組録画方法は、複数の番組の中から所望の番組を選択して録画する方法であって、ユーザーによる任意の複数のキーワードの設定を受け付けるステップと、上記キーワードごとに、ユーザーによる優先度の設定を受け付けるステップと、上記番組ごとの番組情報と上記各キーワードとを照合することによって、録画対象の番組を複数選択するステップと、上記選択された番組ごとに、上記各キーワードの優先度に基づき録画の優先順位を決定するステップと、上記選択された各番組を当該番組の優先順位に基づき録画するステップと、を含んでいることを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明に係る番組録画装置と同様の作用効果を奏する。
本発明に係る番組録画装置において、上記キーワード設定手段は、上記複数のキーワードの集まりであるキーワード群の設定を複数受け付け、上記優先度設定手段は、上記キーワード群ごとに、ユーザーによる優先度の設定を受け付け、上記優先順位決定手段は、上記選択された番組ごとに、上記各キーワードの優先度と上記キーワード群の優先度とに基づき録画の優先順位を決定することが好ましい。
上記の構成によれば、ユーザーは、上記複数のキーワードの集まりであるキーワード群ごとに優先度を設定することができる。これにより、番組録画装置は、上記キーワードの優先度だけでなく、上記キーワード群の優先度にも基づいて録画する番組の優先順位を決定するため、よりユーザーの詳細な好みに即して優先順位を決定し、録画することができるという更なる効果を奏する。
本発明に係る番組録画装置において、上記キーワード群各々に含まれるキーワードに設定される優先度の和は常に一定であることが好ましい。
上記の構成によれば、上記キーワード群各々に含まれる上記キーワードに設定される優先度の和は常に一定であるため、ユーザーは上記キーワード各々の優先度に対する重要度を容易に把握することができるという更なる効果を奏する。
本発明に係る番組録画装置において、上記キーワード各々に設定可能な優先度は、1〜100の範囲であることが好ましい。
上記の構成によれば、ユーザーは、上記キーワード各々の優先度を相対的に設定できるという更なる効果を奏する。
本発明に係る番組録画装置において、上記キーワード群各々に設定可能な優先度は、1〜100の範囲であることが好ましい。
上記の構成によれば、ユーザーは、上記キーワード群各々の優先度を相対的に設定できるという更なる効果を奏する。
本発明に係る番組録画装置は、上記キーワード群各々に、1つまたは複数の録画画質の設定を受け付ける録画画質設定手段をさらに備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、番組録画装置は1つまたは複数の録画画質の設定を受け付ける録画画質設定手段を備えているため、ユーザーは録画する番組の画質を設定することができるという更なる効果を奏する。
本発明に係る番組録画装置において、上記録画画質設定手段は、上記録画対象の番組の優先順位を決定する番組の優先度に応じて上記録画画質を設定できることが好ましい。
上記の構成によれば、番組録画装置は、番組の優先度に即して該番組を録画する際の画質を決定する。したがって、番組各々に対するユーザーにとっての重要度に即した画質を設定できるという更なる効果を奏する。
本発明に係る番組録画装置において、上記番組録画手段は、上記録画対象の番組にヒットした上記キーワードを含む上記キーワード群に設定された録画画質により上記録画対象の番組を録画することが好ましい。
上記の構成によれば、番組録画装置は上記キーワード群に設定された録画画質に即して番組を録画する際の画質を決定する。したがって、録画する番組各々に適した画質により、該番組を録画できるという更なる効果を奏する。
本発明に係る番組録画装置は、上記キーワード群ごとの優先度と該検索キーワード群に設定されている画質とを、グラフ形式で表示する表示手段をさらに備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、上記表示手段は、上記キーワード群ごとの優先度と該検索キーワード群に設定されている画質とをグラフ形式で表示する。これにより、ユーザーは、上記キーワード群ごとの優先度と設定されている画質とを一目で把握することができるという更なる効果を奏する。
本発明に係る番組録画装置は、上記キーワード群の優先度または該検索キーワード群に設定されている画質の変更が行われた際に、上記キーワード群の優先度と設定されている画質とを、ユーザーの操作に従って更新する更新手段をさらに備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、上記キーワード群の優先度または該検索キーワード群に設定されている画質を、上記更新手段はユーザーの操作に従って更新する。これにより、ユーザーは、上記キーワード群の優先度または該検索キーワード群に設定されている画質を任意に変更することができるという更なる効果を奏する。
本発明に係る番組録画装置において、上記録画番組選択手段は、1つのキーワード群に複数のキーワードが設定されている場合に、該キーワード群に含まれるキーワードの複数にヒットした番組のみを選択することが好ましい。
上記の構成によれば、上記録画番組選択手段は、1つのキーワード群に複数のキーワードが設定されている場合に、該キーワード群に含まれるキーワード1つのみにヒットする番組は選択しない。これにより、キーワード1つのみにヒットする番組であるユーザーにとって比較的重要度が低い番組を選択しないことができる。すなわち、上記録画番組選択手段は、よりユーザーの詳細な好みに即して番組を選択することができるという更なる効果を奏する。
本発明に係る番組録画装置において、上記録画番組選択手段は、1つのキーワード群に複数のキーワードが設定されている場合に、該キーワードのうちの最も優先度の低い1つのキーワードのみにしかヒットしない番組は選択しないことが好ましい。
上記の構成によれば、上記録画番組選択手段は、1つのキーワード群に複数のキーワードが設定されている場合に、該キーワードのうちの最も優先度の低い1つのキーワードのみにしかヒットしない番組は選択しない。これにより、上記キーワードにヒットする番組のうちユーザーにとって最も重要度が低い番組を録画しない選択をすることができる。すなわち、上記録画番組選択手段は、よりユーザーの詳細な好みに即して番組を選択することができるという更なる効果を奏する。
本発明に係る番組録画装置において、上記録画番組選択手段は、1つのキーワード群に複数のキーワードが設定されている場合に、該キーワード群に含まれるキーワードの複数にヒットした番組および該キーワード群に設定されているキーワードのうち最も優先度の高いキーワード1つのみにヒットした番組を選択することが好ましい。
上記の構成によれば、上記録画番組選択手段は、1つのキーワード群に複数のキーワードが設定されている場合に、該キーワード群に含まれるキーワードの複数にヒットした番組および該キーワード群に設定されているキーワードのうち最も優先度の高いキーワード1つのみにヒットした番組を選択する。これにより、上記キーワード群に設定されている複数のキーワードのうちの1つのみにヒットする番組であって、ユーザーにとって比較的重要度が低い番組を選択しないことができる。すなわち、上記録画番組選択手段は、よりユーザーの詳細な好みに即して番組を選択することができるという更なる効果を奏する。
なお、上記番組録画装置は、コンピュータによって実現してもよい。この場合、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記番組録画装置をコンピュータにおいて実現するプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明に係る番組録画装置は、以上のように、複数の番組の中から所望の番組を選択して録画する番組録画装置において、ユーザーによる任意の複数のキーワードの設定を受け付けるキーワード設定手段と、上記キーワードごとに、ユーザーによる優先度の設定を受け付ける優先度設定手段と、上記番組ごとの番組情報と上記各キーワードとを照合することによって、録画対象の番組を複数選択する録画番組選択手段と、上記選択された番組ごとに、上記各キーワードの優先度に基づき録画の優先順位を決定する優先順位決定手段と、上記選択された各番組を当該番組の優先順位に基づき録画する番組録画手段と、を備えている。このため、番組録画装置は、上記録画対象となる複数の番組を、よりユーザーの詳細な好みに即した優先順位に基づいて録画することができる。
また、本発明に係る記録番組録画方法は、以上のように、複数の番組の中から所望の番組を選択して録画する方法であって、ユーザーによる任意の複数のキーワードの設定を受け付けるステップと、上記キーワードごとに、ユーザーによる優先度の設定を受け付けるステップと、上記番組ごとの番組情報と上記各キーワードとを照合することによって、録画対象の番組を複数選択するステップと、上記選択された番組ごとに、上記各キーワードの優先度に基づき録画の優先順位を決定するステップと、上記選択された各番組を当該番組の優先順位に基づき録画するステップと、を含んでいる。このため、上記録画対象となる複数の番組を、よりユーザーの詳細な好みに即した優先順位に基づいて録画することができる。
本発明の一実施形態について図面に基づいて説明すれば以下のとおりである。
(番組録画装置1の構成)
まず、本実施形態に係る番組録画装置1の構成について、図1を参照して説明する。図1は、番組録画装置1の構成を示すブロック図である。番組録画装置1は、アンテナ2、チューナー部4、復調部6、信号分離部8、映像・音声処理部10、データ処理部12、出力部14、番組情報制御部16、録画・予約制御部18、録画部20、記録媒体22、操作制御部24、通信部26、およびメモリ28、を備えている。
チューナー部4は、BSデジタル放送、CSデジタル放送、地上波デジタル放送などの放送信号をアンテナ2を介して受信する。復調部6は、チューナー部4で受信した放送信号を復調し、多重化されたTS(Transport Stream)を取り出す。信号分離部8は、復調部6からのTSを映像(MPEG−2形式)、音声(MPEG−2 AAC形式)、および番組情報に分離し、映像・音声のTSを映像・音声処理部10に出力し、番組情報をデータ処理部12に出力する。
テレビ視聴の場合、映像・音声処理部10は、信号分離部8からの映像・音声のTSを復号してアナログ信号に変換し、映像・音声のアナログ信号を出力部14に出力する。なお、HDMIなどのデジタルシステムの場合は、アナログ信号に変換せずにデジタルのまま出力する。
出力部14は、表示装置であるテレビのディスプレイ32と接続されており、映像・音声処理部10で復号された映像・音声のアナログ信号またはデジタル信号をテレビから出力させる。出力部14は、本発明の表示手段に相当する。一方、番組を録画する場合は、映像・音声処理部10は、信号分離部8からの映像・音声のTSを録画部20に出力する。録画部20は、映像・音声処理部10からの映像・音声のTSを、録画・予約制御部18からの制御に従って、HDD(ハードディスク)やDVDなどの記録媒体22に録画する。録画部20は、本発明の番組録画手段に相当する。
データ処理部12は、信号分離部8からの番組情報をデコードして番組情報制御部16に出力する。この番組情報は、チャンネル、放送日、放送開始時刻、放送時間、番組名、番組ジャンル、番組概要、番組を特定する番組識別子などの情報が含まれる。番組情報制御部16は、データ処理部12からの番組情報をメモリ28に記憶する。番組情報制御部16は、ユーザーからのEPG表示の指示を受け付けると、メモリ28に記憶された番組情報に基づいてEPGを作成し、このEPGを出力部14に渡す。出力部14は、番組情報制御部16からのEPGをテレビのディスプレイ32に表示出力する。なお、番組情報制御部16で作成されたEPGは、メモリ28に記憶するようにしてもよい。
録画・予約制御部18は、ユーザーからの録画予約の指示を受け付けると、録画予約対象番組の番組情報をメモリ28から検索し、その番組情報からチャンネル、放送日、放送開始時刻、放送時間、および番組識別子を選択し、これらを録画予約情報としてメモリ28に記憶し、録画予約処理を実行する。そして、録画・予約制御部18は、録画予約した番組の録画開始時刻になると、録画部20を制御して該当番組の録画処理を実行する。
操作制御部24は、リモコン34からの操作信号を受け付けてその操作内容を解析し、操作内容に応じて各部に指示を与える。例えば、操作内容がEPG表示である場合には、番組情報制御部16にEPG表示の指示を行い、操作内容が録画予約である場合には、録画・予約制御部18に録画予約の指示を行う。録画・予約制御部18は、本発明のキーワード設定手段、優先度設定手段、録画番組選択手段、優先順位決定手段、録画画質設定手段、および更新手段に相当する。また、ユーザーからの録画予約およびキーワードの設定などを携帯電話などを用いて外部からWAN30経由で行ってもよい。この場合には、外部からの情報は、通信部26を介して録画・予約制御部18に入力される。
(デジタル放送受信システムの構成)
次に、デジタル放送受信システムの構成について図2を参照して説明する。図2に示すように、番組録画装置1本体は、アンテナ2およびテレビに接続されており、アンテナ2から受信したデジタル放送の映像・音声信号を、リモコン34などからの指示に従ってテレビのディスプレイ32に出力する。なお、HDMIおよびD端子を用いてのデジタル信号の接続も可能である。
(キーワードの設定方法)
次に、キーワードの設定方法について図3を参照して説明する。図3は、キーワードテーブルを示す図である。
まず、ユーザーは新規にキーワードを設定する。このキーワードは、ユーザーが任意に設定でき、例えば、番組のタイトル、番組内容、登場人物、ジャンル、放送時間帯、および放送局など何でもよい。ユーザーが新規にキーワードを設定すると、キーワード設定手段は、該キーワードおよび該キーワードを含むキーワード群のナンバーの設定を受け付ける。この際に、優先度設定手段は、該キーワードに個別優先度割合として100%の設定を受け付ける。1つのキーワード群に含まれるキーワードの個別優先度割合の和は必ず100%となる。すなわち、1つのキーワード群にキーワードが1つのみの場合は、図3(b)に示すように、個別優先度割合は必ず100%となる。
なお、ここで番組録画装置1の処理全体について簡単に説明する。まず、ユーザーはキーワードを設定する。次に録画番組選択手段は、EPGなどの番組ごとの番組情報と各キーワードとを照合することによって、録画対象の番組を複数選択する。なお、設定するキーワードは1つであっても複数であってもよい。複数のキーワードを設定した場合は、そのうちの一部のキーワードにヒットした番組も録画対象となる。次に、優先順位決定手段は、各キーワードの優先度に基づき複数の番組に対して録画の優先順位を決定する。最後に、番組録画手段は、この番組の優先順位に基づき録画する。なお、これらの処理については詳しくは後述する。
次に、ユーザーが同一のキーワード群に2つ目のキーワードを登録すると、上記優先度設定手段は、該キーワードの個別優先度割合の設定を受け付ける。この際に、ユーザーが2つ目のキーワードの個別優先度割合を設定しないと設定完了とならないようにしてもよいし、あるいは、2つ目以降のキーワードを設定する際に、既に設定されているキーワードのうち最も個別優先度割合が低いキーワードと同じ割合の個別優先度割合がとりあえず設定され、その後キーワード群に含まれるキーワードの個別優先度割合の和が100%になるように調整するように設定してもよい。すなわち、最初に設定したキーワードに100%の個別優先度割合が設定されているため、2つ目のキーワードを登録すると個別優先度割合はまず、最初に設定したキーワードと同じ100%となる。このままだと1つのキーワード群に含まれるキーワードの個別優先度割合の和が200%になってしまうため、この和を100%にするためにこの2つのキーワードの個別優先度割合は各々50%となる。さらに3番目のキーワードを登録するとキーワード各々の個別優先度割合は同様に33%となるが、このままだと個別優先度割合の和が99%となってしまうため、端数の1%を最初に設定されたキーワードに割り当てて34%とする。
なお、1つのキーワード群にキーワードが複数登録されている場合には、ユーザーは個別優先度割合を任意に設定することができる。例えば、1つのキーワード群に含まれるキーワードが2つの場合に、一方を70%、他方を30%に設定することができる。このときに、3つ目のキーワードが登録されると、上記に説明した設定がされている場合には、3つ目のキーワードの個別優先度割合はとりあえず30%となるが、このままだと個別優先度割合の和が130%になってしまうため、全てのキーワードの個別優先度割合を1、3で割る。このときに個別優先度割合の和が99%となってしまうため、端数の1%を最初に設定されたキーワードに割り当てて54%とし、残りの2つのキーワードの個別優先度割合は23%となる。
個別優先度割合を任意に設定した場合における例を図3(a)および図3(c)に示す。何れの図においても1つのキーワード群に含まれるキーワードの個別優先度割合の和は100%となる。
本番組録画装置は、以上のように、ユーザーは新人の俳優などといった新規の名称、およびユーザーの好みにダイレクトに即した用語をキーワードとして設定することができ、かつ、上記キーワードごとに、録画する複数の番組の優先順位を決定する優先度を設定できる。したがって、上記録画対象となる複数の番組を、よりユーザーの詳細な好みに即した優先順位に基づいて録画することができる。
(キーワード組み合わせ別群優先度テーブル)
次に、キーワード組み合わせ別群優先度テーブルについて図4を参照して説明する。図4は、図3(a)に示したキーワード群におけるキーワード組み合わせ別群優先度テーブルを示す図である。
図3(a)に示したキーワード群においては、キーワード〔ABC〕の個別優先度割合が60%、〔DEF〕の個別優先度割合が30%、〔GHI〕の個別優先度割合が10%である。図4に示すキーワード組み合わせ別優先度テーブルは、図3(a)に示したキーワードの組み合わせ、それに対応するキーワード群ナンバー、およびそれに対応する群優先度を示している。群優先度は、ある番組におけるヒットしたキーワードの個別優先度割合の和である。本発明において、キーワード群が1つのみの場合は、この群優先度が最終的な録画優先度となる。すなわち、この場合には、群優先度が高い程優先的に録画される。
キーワード群ナンバーの最初の数字は、該キーワード群自体のナンバーを示している。このナンバーは登録したキーワードを含むキーワード群に、登録順に1から付けられる。また、キーワード群ナンバー1には3つのキーワードが設定されており、〔ABC〕を1、〔DEF〕を2、〔GHI〕を3と数字を割り当てる。この数字がキーワード群ナンバーに繋げて示される。例えば、キーワード群ナンバーが1−1−3を示していれば、最初の〔1〕はキーワード群ナンバーを示しており、次の〔1〕はキーワード〔ABC〕を含み、最後の〔3〕はキーワード〔GHI〕を含むことを示している。なお、キーワード群に含まれる全てのキーワードを含む場合には、キーワード群ナンバーのみ(この場合は〔1〕)を示すものとする。
(キーワード群優先度テーブル)
次に、キーワード群優先度割合テーブルについて図5を参照して説明する。図5は、キーワード群優先度割合テーブルを示す図である。
ユーザーは、キーワード各々に対してだけでなく、キーワード群各々に対しても優先度を設定できる。この際に、上記キーワード設定手段は、キーワード群の設定を複数受け付け、上記優先度設定手段は、上記キーワード群ごとにユーザーによる優先度の設定を受け付ける。このキーワード群に設定された優先度を群優先度割合と呼び、群優先度割合が高い程、該キーワード群に含まれるキーワードにヒットした番組を優先的に選択できる可能性が高い。すなわち、キーワード群が複数ある場合には、最終的な録画優先度は、群優先度と群優先度割合とを乗算した値となる。これにより例えば、ニュース系の番組をドラマ系の番組より優先して選択することができる。
ユーザーが新規にキーワードを設定し、キーワード群が設定される際には、上記優先度設定手段は、該キーワード群の群優先度割合を100%に設定して受け付ける。ユーザーはこの群優先度割合を、他のキーワード群の群優先度割合に関係なく独立して1〜100%までの間で変更することができる。例えば、全ての群優先度割合を100%に設定することもできる。仮に、群優先度割合が100%のキーワード群に含まれる全てのキーワードにヒットした番組がある場合には、個別優先度割合の和である群優先度が100%であり、かつ、群優先度割合も100%であるため、録画優先度は100%となる。
また、ユーザーは各キーワード群各々に、該キーワード群に含まれるキーワードにヒットした番組を録画する際の画質を設定することができ、録画画質設定手段は、この録画画質の設定を受け付ける。仮にこの録画装置が〔Level1〕(最高画質)、〔Level2〕(高画質)、〔Level3〕(普通画質)、または〔Level4〕(低画質)の4段階の画質が設定可能な場合、〔Level1〕〜〔Level4〕の何れか、〔Auto〕または〔Level1〕〜〔Level4〕の複数の値をorで設定することができる。例えば、図5に示すキーワード群3は、〔Level2〕または〔Level3〕に設定されている。なお、〔Auto〕は他の設定画質の値とorを取ることはできない。また、画質が〔Auto〕に設定されている番組の画質は録画優先度に応じて、〔Level1〕〜〔Level4〕、〔Level2〕〜〔Level4〕、〔Leve31〕〜〔Level4〕、または〔Level4〕の画質が設定される。また、最終的に録画される画質については、詳しくは後述する。これにより、ユーザーは、録画する番組各々に適した画質により該番組を録画することができる。
複数の画質が設定されているキーワード群のキーワードにヒットした番組が、複数の画質のうちのどの画質により録画されるかは、録画予約リストが出来上がった際の記録媒体22の空き容量によって決まる。すなわち、最終的な録画優先度の高い番組から順に録画リストに登録され、まず、上記録画画質設定手段は、番組各々が画質の良い方で録画された場合に必要な容量を計算する。この容量が記録媒体22の空き容量以下の場合には、そのままの画質、すなわち設定されている画質のうち良い方の画質で、上記番組録画手段は録画する。
一方、記録媒体22の容量が足りない場合には、上記録画画質設定手段は、記録可能な録画リスト内の番組のうち、画質が複数設定されている番組であって、かつ最終的な録画優先度が低い番組から順に設定されている画質を下げて、録画に必要な容量を再計算する。なお、画質が1つしか設定されていないキーワード群のキーワードにヒットした番組の画質は変更しない。ここで、図5に示すように3つのキーワード群がある場合を考える。ここでは、説明を容易にするため、キーワード群ナンバー1、2、および3にヒットした番組の最終的な録画優先度(群優先度と群優先度割合とを乗算した値)は、各キーワード群に設定されている群優先度割合と等しいものとする。まず、上記録画画質設定手段は、録画優先度が一番低いキーワード群ナンバー2にヒットした番組に対して画質を下げることを試みる。しかしながら、キーワード群ナンバー2の画質は〔Level4〕に固定されているため、下げることはできない。次に、上記録画画質設定手段は、次に録画優先度が低い番組であるキーワード群ナンバー3にヒットした番組の画質を〔Level2〕から〔Level3〕に下げる。それでも、記録媒体22の容量が足りない場合には、最も録画優先度の高い、キーワード群ナンバー1にヒットした番組の画質を下げる。この際、〔Auto〕に設定されているキーワード群ナンバー1の録画優先度は81%以上(90%)であるため、上記録画画質設定手段は、画質を〔Level1〕から〔Level4〕に1段階ずつ下げながらその都度記録媒体22の容量を計算する。これを、番組が全て録画可能となるまで繰り返す。以上のことを換言すれば、ある番組の画質が1段階下げられた場合には、該番組の録画優先度よりも低い録画優先度の番組の画質は、該番組にヒットしたキーワードを含むキーワード群に設定されている範囲内の画質で最低になる。
なお、上述したように、録画優先度の低い番組から順に、常に最も低い画質まで下げながら記録媒体22の容量を計算してもよいし、録画優先度の低い番組から順に画質を1段階のみずつ下げながら記録媒体22の容量を計算してもよい。
もし、画質が複数選択されている全ての番組の設定画質を低い方に選択しても全ての番組が記録可能とならない場合には、上記録画画質設定手段は、最も録画優先度の低い番組を録画リストから外し、残っている全ての録画リストの番組を一旦最も良い設定画質に戻した上で、上記と同じ方法で全ての番組が録画可能になるまで個々の番組の画質調整をする。もし、全ての番組の設定画質を悪い方に選択しても全ての番組が記録可能とならない場合には、さらに次に録画優先度の低い番組を録画リストから外す。これを、最終的に録画リストに残された番組が全て録画可能となるまで繰り返す。なお、上記録画画質設定手段が、録画リストから外す番組は録画する前の番組のみ、すなわち一度録画した番組は消去しないように設定しても良いし、また、記録可能な容量が飽和した場合は録画済の番組であっても録画優先度が低い番組を消去するように設定しても良い。なお、一度録画した番組を、図示はしないが、大容量の記録部などに保存するようにしてもよい。
(キーワード群優先度テーブル)
次に、画質を〔Auto〕に設定した場合における録画優先度と設定画質との関係について図6を参照して説明する。図6は、〔Auto〕画質設定テーブルを示す図である。
図6は、画質が〔Auto〕に設定されているキーワード群のキーワードにヒットした番組において、上記録画画質設定手段が、該番組のキーワード群の録画優先度が100〜81%の場合には画質を〔Level1〕〜〔Level4〕に設定し、80〜51%の場合には画質を〔Level2〕〜〔Level4〕に設定し、50〜21%の場合には画質を〔Level3〕〜〔Level4〕に設定し、20%以下の場合には画質を〔Level4〕に設定することを示している。このように設定することによって、録画優先度に即して番組の画質を決定することができる。すなわち、ユーザーにとってより重要度の高い番組を比較的良い画質によって録画することができる。なお、設定画質に対応する録画優先度の値はユーザーが任意に変更することができる。
また、〔Level4〕の画質に対応する録画優先度を0%にすることにより、〔Level4〕の画質では録画しないといった設定もできる。この場合には、〔Auto〕に設定されているキーワード群のキーワードにヒットした番組の画質は、録画優先度に応じて〔Level1〕〜〔Level3〕、〔Level2〕〜〔Level3〕、または〔Level3〕の何れかに設定される。なお、この場合には、〔Level3〕の画質に対応する録画優先度の下限は1%となる。また、画質に対応する録画優先度は、設定画質の優劣に対して逆転させて設定することはできない。例えば、〔Level3〕〜〔Level4〕に対応する録画優先度を0%に設定した場合には、〔Level4〕に対応する録画優先度は、必ず0%となる。
以上のことを図6を参照して説明する。図6に示す〔Level3〕〜〔Level4〕に対応する録画優先度を0%に設定すると、〔Level4〕に対応する録画優先度も0%に設定される。これにより、画質〔Level3〕および〔Level4〕では録画されなくなる。そして、録画優先度100〜81%に対応する画質は、〔Level1〕〜〔Level2〕に設定される。また、次に録画優先度が低い番組に対応する画質は、〔Level2〕に設定される。このときに、上述したように〔Level3〕以下の画質で録画されることは無いため、〔Level2〕に対応する録画優先度の下限は1%となる。すなわち、〔Level2〕に対応する録画優先度は、80〜1%となる。なお、この場合に、画質〔Level1〕〜〔Level2〕と〔Level2〕とに対応する録画優先度は、ユーザーが変更してもよい。
また、上述した説明においては、画質が〔Level1〕〜〔Level4〕の4段階しか無い例を示したが、そもそも設定可能な画質が〔Level1〕〜〔Level10〕まであり、そのうちの比較的画質の良い〔Level1〕〜〔Level4〕の画質のみを設定するようにしてもよい。この場合には、画質〔Level1〕〜〔Level4〕に対応する録画優先度をどのように設定したとしても、比較的画質の悪い〔Level5〕〜〔Level10〕の画質により録画されることは無い。
(キーワード群ナンバー別録画優先度とその画質)
図7は、以上説明したことに従った、キーワード群ナンバー別録画優先度と設定画質を示す図である。
図7に示すキーワード群1の群優先度割合は、図5に示したように90%である。図7に示すキーワード群ナンバーおよび群優先度は、図3(a)および図4に示したキーワード群ナンバー1と同様である。上述したように、キーワードにヒットした番組の最終的な録画優先度は、群優先度と群優先度割合とを乗算した値となる。また、録画優先度に応じて画質が設定される。録画優先度と設定される画質との対応関係は、図6に示したものを用いている。
(録画予約リスト)
図8は、録画予約リストを示す図である。図8は、EPGの番組情報を各キーワード群のキーワードによって検索した結果、ヒットした番組を録画優先度が高い順に並べた録画予約リストを示す図である。〔実行〕欄は、その番組の録画予約を実行する予定になっているか否かを示している。なお、録画優先度が等しい番組同士については、放送時間が早い番組を優先して録画する設定にしても良いし、該番組にヒットしたキーワードを設定した時刻が早い番組を優先して録画する設定にしても良い。
(EPG更新時録画予約番組登録処理フローチャート)
次に、番組録画装置1の実際の処理について図9〜図12を参照して説明する。まず、図9を参照して、EPGデータが更新された場合に行われる処理を説明する。図9は、EPGデータが更新された場合に行われる処理を示すフローチャートである。EPGデータは毎日1週間後のデータが新たに配信される。このため、1日に1回(例えば夜)この処理が実行されて、録画予約リストの見直しと設定画質の見直しとが行われる。
まず、上記録画番組選択手段は、EPGデータに新規の番組があるか否かを判定する。新規の番組が無い場合には、この処理を終了する。新規の番組がある場合には、新規の番組の中から1つの番組を選択し、該番組の番組情報を1つ取得する。上記録画番組選択手段は、その番組情報1つに対して、キーワード群を1つ参照して、番組情報とキーワード群のキーワードとを照合する。ここで、上記録画番組選択手段は、キーワード群数を変数にセットし、この変数の数だけ1つの番組に対して同様の処理をする。番組情報に該当するキーワードがキーワード群にない場合には、次のキーワード群を1つ参照する。番組情報に該当するキーワードが1つでもある場合には、上記優先順位決定手段は該番組の録画優先度を決定する。
次に該番組が、既に録画予約リストに登録されているか否かを、上記優先順位決定手段は判定する。登録されていない場合には、該番組を録画予約リストに登録する。同じ番組が既に登録されている場合には、既に登録されている同じ番組の録画優先度を調べて、既に登録されている番組の優先度が新規に検索した同じ番組の録画優先度より高いまたは等しい場合には、新規に検索した番組は録画予約リストに登録しない。反対に、既に登録されている番組の優先度が、新規に検索した番組の録画優先度より低い場合には、上記優先順位決定手段は、既に登録されている番組を削除して新規に検索した番組を、新規に検索した際の録画優先度で録画予約リストに登録する。
ここまでの処理が終了したら次のキーワード群を1つ参照して、同様の処理を行う。この処理を、1つの新規の番組について全てのキーワード群に対して行う。全てのキーワード群についての処理が終了したら、次の新規の番組1つについて同様の処理を行う。この処理を全ての新規の番組について行う。全ての新規の番組に対して処理を行ったら、この処理を終了する。
なお、ユーザーは、上記録画番組選択手段が、1つのキーワード群に複数のキーワードが設定されている場合に、該キーワード群に含まれるキーワードの複数にヒットした番組のみを選択する(すなわち、キーワード1つのみにヒットした番組は選択しない)ように設定してもよいし、1つのキーワード群に複数のキーワードが設定されている場合に、該キーワード群に含まれるキーワードの複数にヒットした番組と、該キーワードのうちの最も優先度の低いキーワード以外のキーワード1つのみにヒットした番組とを選択するように設定してもよいし、1つのキーワード群に複数のキーワードが設定されている場合に、該キーワード群に含まれるキーワードの複数にヒットした番組と、該キーワード群に設定されているキーワードのうち最も優先度の高いキーワード1つのみにヒットした番組とを選択するように設定してもよい。
(キーワード群新規登録時録画予約番組登録処理フローチャート)
次に、図10を参照して、ユーザーがキーワード群を新規に登録した際の処理を説明する。図10は、キーワード群を新規に登録した際の処理を示すフローチャートである。
ユーザーがキーワード群を新規に登録すると、まず、上記録画番組選択手段は、該キーワード群を1つ参照する。次に、番組情報確認可能な番組数を判定し、そのうちの1つの番組情報を取得する。なお、番組情報確認可能な番組数は、すなわちEPGデータに登録されている1週間分の全番組である。次に、上記録画番組選択手段は、その番組1つに対して、新規に登録されたキーワード群を参照して、番組情報とキーワード群のキーワードとを照合する。番組情報に該当するキーワードが1つでもある場合には図9において説明したのと同様の処理を行う。この処理の説明は、図9に説明した処理と同様のため省略する。
番組情報に該当するキーワードがキーワード群にない場合には、上記録画番組選択手段は、次の番組情報を1つ参照する。この処理を全ての番組情報確認可能な番組に対して行う。全ての番組に対して処理を行ったら、この処理を終了する。
(キーワード変更処理フローチャート)
次に、図11を参照して、ユーザーがキーワード群を変更した際の処理を説明する。図11は、キーワード群を変更した際の処理を示すフローチャートである。
ユーザーがキーワード群を変更すると、まず、上記録画番組選択手段は、変更される前のキーワード群により検索された番組があるか否かを判定する。変更される前のキーワード群により検索された番組がある場合には、上記録画番組選択手段は、該当する番組を全て削除する。変更される前のキーワード群により検索された番組がない場合には、そのまま次の処理に進む。
次に、番組録画装置1は、変更後のキーワード群により、図10に示したキーワード群新規登録時録画予約番組登録処理と同様の処理をする。
(録画予約リストへの予約登録処理フローチャート)
次に、図12を参照して、画質の設定後の既存の録画予約リストに、ユーザーが新規に番組を追加する処理を説明する。図12は、既存の録画予約リストに新規に番組を追加する処理を示すフローチャートである。
ユーザーが新規に録画したい番組を追加すると、上記録画番組選択手段は該番組の録画優先度を100%として録画予約リストに追加する。この際に、番組録画装置1が、該番組を含めた録画優先度100%の番組全てを録画可能な場合、すなわち録画優先度100%の番組全てを録画しても記録媒体22の容量が足りている場合には該番組は録画される。また、録画優先度100%の番組全てを録画するだけの容量が記録媒体22にない場合には、放送時間帯が早い番組を優先して録画するように設定してもよいし、あるいは該番組にヒットしたキーワードを含むキーワード群の設定が早い番組を優先して録画するように設定してもよい。同様に、録画優先度が100%以外の番組同士であっても、録画優先度が等しい番組同士であれば、このような設定に従って録画される番組が決定される。次に、追加された番組が設定されている最も高画質において録画可能か否か、上記録画画質設定手段は記録媒体22の容量を計算する。録画リストの全ての番組が録画可能な場合には、上記優先順位決定手段は全ての番組を録画予約する。録画リストの全ての番組を録画するための記録媒体22の容量が足りない場合には、図5を参照して説明したのと同様に、画質が複数設定されている番組であって、かつ最終的な録画優先度が低い番組から順に設定されている画質を下げて、録画に必要な容量を再計算する。もし、画質が複数選択されている全ての番組の設定画質を低い方に選択しても全ての番組が記録可能とならない場合には、最も録画優先度の低い番組を録画リストから外し、すなわち実行欄を〔×〕にし、残っている全ての録画リストの番組を一旦最も良い設定画質に戻した上で、全ての番組が録画可能になるまで個々の番組の画質調整をする。
次に、ユーザーが録画予約リスト内の番組を削除する処理を説明する。この場合には、上記録画画質設定手段は、画質が複数設定されている番組であって、かつ最終的な録画優先度が高い番組から順に設定されている画質を上げて、録画に必要な容量を再計算する。これを繰り返し、記録媒体22の容量が許す範囲で録画優先度が高い番組を優先して、全ての番組が出来る限り高画質で録画できるように個々の番組の画質調整をする。
(設定画質表示画面)
次に、設定画質表示画面について、図13を参照して、説明する。図13は、キーワード群ナンバー別の録画優先度に対する設定画質を示すグラフである。このグラフは、番組録画装置1の表示手段によって表示される。このグラフにより、ユーザーは、上記キーワード群ごとの優先度と設定されている画質とを一目で把握することができる。
図中の数値は、キーワード群ナンバーを示す。キーワード群ナンバー〔1〕が示す二重の四角はフォーカスが当たっていることを示す。キーワード群ナンバー〔1〕の位置は、録画優先度が90%であり、設定画質が〔Level1〕であることを示している。同様に、キーワード群ナンバー〔2〕は、録画優先度が50%であり、設定画質が〔Level4〕であることを示している。キーワード群ナンバー〔3〕は、録画優先度が70%であり、設定画質が〔Level2〕または〔Level3〕であることを示している。キーワード群ナンバー〔4〕は、録画優先度が10%であり、設定画質が〔Level1〕、〔Level2〕、〔Level3〕、または〔Level4〕であることを示している。キーワード群ナンバー〔5〕は、録画優先度が40%であり、設定画質が〔Level1〕または〔Level3〕であることを示している。キーワード群ナンバー〔6〕は、録画優先度が100%であり、設定画質が〔Level3〕または〔Level4〕であることを示している。
なお、キーワード群ナンバー〔3〕は、初期設定では設定画質が〔Level2〕であるが、記録媒体22の空き容量次第で画質を低下させる必要が生じた場合には〔Level3〕での録画も可能であることを示している。キーワード群ナンバー〔4〕、〔5〕および〔6〕も同様に、記録媒体22の空き容量次第で画質を変更可能であることを示している。
また、図中の点線は、設定画質が〔Auto〕に設定されている場合における、録画優先度に対応して取りうる画質のうちの最も良い画質を示している。なお、キーワード群各々の設定画質が〔Auto〕であるか否かを示す印を設定してもよい。
(詳細設定画質表示画面)
次に、キーワード群1の詳細設定画質表示画面について、図14を参照して説明する。図14は、図13に示したキーワード群1における、各キーワード群ナンバー別の録画優先度に対する設定画質を示すグラフである。図中の黒い四角は、キーワード群のうちの2つまたは3つのキーワードにヒットした番組の録画優先度およびそのときの設定画質を示している。また、図中の白い四角は、キーワード1つのみにヒットした番組の録画優先度およびそのときの設定画質を示している。図中の点線は、設定画質が〔Auto〕に設定されている場合における、録画優先度に対応して取りうる画質のうちの最も良い画質を示している。なお、キーワードが4つ以上の場合には、表示方法を随時変更してもよい。
図中の黒い四角および白い四角をペンなどを用いて操作可能とし、例えば、ユーザーがキーワード群ナンバー〔1〕を録画優先度が低い方に移動させると、それに対応して他のキーワード群ナンバーの録画優先度も設定画質が〔Auto〕に設定されている図中の点線の範囲内において録画優先度が下がるようにしてもよい。また、ユーザーが同様の操作により録画画質を変更してもよい。すなわちこの場合には、上記優先順位決定手段により決定された録画優先度、および上記録画画質設定手段により決定された録画画質を無視して、ユーザーがこの画面を用いて手動により録画優先度および録画画質を設定できる。また、番組録画装置1の更新手段によって、この情報は更新される。これにより例えば、ユーザーは、3つのキーワードのうちの1つまたは2つにしかヒットしなかった番組を録画しないように設定してもよい。
次に、詳細設定画質表示画面の他の例を図15に示す。図15は、あるキーワード群〔9〕における、各キーワード群ナンバー別の録画優先度に対する設定画質を示すグラフである。該キーワード群〔9〕は、画質が〔Level2〕または〔Level3〕に設定されていることが分かる。詳細設定画質表示画面により、キーワード群〔9〕における各キーワード群ナンバー別の録画優先度と、設定画質とが一目で把握することができる。
(プログラムおよび記憶媒体)
最後に、番組録画装置1に含まれている各ブロックは、ハードウェアロジックによって構成すればよい。または、次のように、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち番組録画装置1は、各機能を実現する制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録していればよい。番組録画装置1(またはCPUやMPU)が、供給された記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し、実行すればよい。
プログラムコードを番組録画装置1に供給する記録媒体は、たとえば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などとすることができる。
また番組録画装置1は、通信ネットワークと接続可能に構成しても、本発明の目的を達成できる。この場合、上記のプログラムコードを、通信ネットワークを介して番組録画装置1に供給する。この通信ネットワークは、番組録画装置1にプログラムコードを供給できるものであればよく、特定の種類または形態に限定されない。たとえば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、移動体通信網、衛星通信網等であればよい。
この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な任意の媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。たとえば、IEEE1394、USB(Universal Serial Bus)、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線などの有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
(付記事項)
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、例えば、以下のように表現することもできる。
1.ユーザーが1つの検索に対して複数のキーワードを設定可能で、個々のキーワードには優先度の設定が可能で、その1つの検索のための複数のキーワードをキーワード群とし、そのキーワード群に対しても優先度の設定が可能であり、EPGから検索キーワードを元に番組検索を行い、キーワード群の中の1つ、もしくは複数のキーワードとヒットした場合、実際にヒットしたキーワードの優先度の合計割合に対する、それらのキーワードが含まれているキーワード群に設定された優先度割合を、ヒットした番組の録画優先度として設定する事が可能な番組記録装置。
2.キーワード群には1つもしくは複数のキーワードが含まれ、1つのキーワード群に含まれる各キーワードに割り当てられる優先度の合計は常に一定(たとえば100%)である。
3.検索キーワードに設定可能な優先度は1%〜100%の範囲である。
4.キーワード群に設定可能な優先度は1%〜100%の範囲である。
5.録画優先度に対応する録画画質の設定が複数の画質の設定に跨って設定可能である。
6.キーワード群に対する設定画質がAutoの際は、そのキーワード群の一部のキーワードの組み合わせの画質もAutoとする。
7.キーワード群に対する設定画質が特定のレベルもしくは複数の特定のレベルにまたがる設定の際は、そのキーワード群の一部のキーワードの組み合わせの設定画質もキーワード群に対する画質設定と同一とする。
8.各キーワード群の録画優先度と設定されている画質をグラフ形式で表示する機能を持つ。
9.上記において録画優先度及び画質の変更が行われた際に、キーワード群テーブルの録画優先度及び画質の設定を操作に従って自動的に更新する。
10.複数のキーワードから構成されるキーワード群において、その中の唯一1つのキーワードにのみヒットした番組は選択しない。
11.上記における唯一1つのキーワードはキーワード群の中で一番優先度が低いキーワードである場合に限る。
12.上記における唯一1つのキーワードがキーワード群の中で一番優先度が高いキーワードである場合にのみ選択する。
13.これらのプログラム。
14.上記プログラムを記録した記録媒体。