JP2006188963A - 車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エンジンの停止直前で再加速要求が生じた場合であっても、迅速にエンジンを加速すること。
【解決手段】 停止時膨張行程気筒を推定し、この停止時膨張行程気筒に再始動用燃料を噴射しておく。エンジンの自動停止制御を開始してからエンジンが停止するまでに生じた運転者の再加速要求を検出する再加速要求検出手段を設ける。再加速要求検出時のエンジンの自動停止状況を検出し、エンジンが予め設定された自動停止状況経過後に前記再加速要求が検出された場合には、所定の点火位置にエンジンが逆転したタイミングで停止時膨張行程気筒に点火する。最も逆転トルクが小さくなった時点で再加速を開始することができる。再始動用の燃料の気化霧化が充分に促進され、停止時膨張行程気筒での混合気の圧縮が進んだ状態で再加速のための点火を行うことができる。
【選択図】 図12

Description

本発明は車両の制御装置に関し、エンジンの停止後に再始動条件が成立した時点でエンジンを再始動させるように構成された車両の制御装置に関するものである。
近年、燃費低減およびCO2排出量抑制等のため、アイドル時等にエンジンを自動的に一旦停止させ、その後に発進操作等の再始動条件が成立した時点でエンジンを自動的に再始動させるようにした自動停止制御、いわゆるアイドルストップ制御の技術が開発されている。このアイドルストップ制御時における再始動は、車両の発進操作等に応じてエンジンを即座に始動させる迅速性が要求されるが、従来から一般的に行われているように、スタータモータによりエンジンの出力軸を駆動するクランキングを経てエンジンを再始動させる方法によると、始動完了までにかなりの時間を要するという問題がある。
そこで、アイドルストップ制御の再始動に好適な始動制御装置として、燃料噴射弁の燃料噴射により混合気を形成する火花点火式エンジンの運転中に、このエンジンの運転状態が自動停止条件を満足した場合にエンジンを停止し、自動始動条件を満足した場合にエンジンを自動始動するエンジンの自動停止始動制御装置において、エンジンの自動停止直前に、エンジンが自動停止状態となった場合に圧縮行程にて吸気弁と排気弁とが共に閉じた状態となると推定される気筒の燃焼室内に燃料を噴射することにより、エンジンの自動停止状態で当該気筒の燃焼室内を火花点火可能な混合気状態とするようにしたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2001−342876号公報
ところで、前記自動停止制御を開始した後、エンジンが停止する前に加速要求(このようなエンジンが停止する前の加速要求をこの明細書では「再加速要求」という)が生じる場合がある。そのような場合に、従来は、エンジンの出力軸を定トルクで駆動するスタータモータでエンジンの駆動アシストを行っているに過ぎなかった。しかし、再加速要求がエンジンの停止直前に生じた場合には、エンジンが逆転を伴って停止しようとしている状態にあるため、単にスタータモータでエンジンのアシストを行っているだけでは、所望のトルクでエンジンが加速するまでに時間がかかり、消費電力も高くなるという問題があった。
本発明は上記不具合に鑑みてなされたものであり、再加速要求が生じた場合に迅速にエンジンを加速することのできる車両の制御装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、火花点火式エンジンの吸気ポートに対して燃料を噴射する燃料噴射手段と、吸気ポートに噴射された燃料により生成された気筒内の混合気に点火する点火手段と、エンジンのクランク角度を検出するクランク角度検出手段と、運転者のアクセル操作を検出するアクセル操作検出手段と、運転者のブレーキ操作を検出するブレーキ操作検出手段と、前記クランク角度検出手段、アクセル操作検出手段、およびブレーキ操作検出手段の検出に基づいて、前記エンジンの自動停止条件が成立していると判定された場合には、エンジンを自動停止し、自動始動条件を満足した場合にエンジンを自動始動するように、前記燃料噴射手段、並びに点火手段を制御する制御手段とを備え、自動停止制御を開始することによって停止時に膨張行程で停止する気筒を停止時膨張行程気筒として推定し、この停止時膨張行程気筒に再始動用燃料を噴射する一方、自動停止したエンジンの再始動時に前記停止時膨張行程気筒に点火する車両の制御装置であって、エンジンの自動停止制御を開始してからエンジンが停止するまでに生じた運転者の再加速要求を検出する再加速要求検出手段を設け、前記制御手段は、再加速要求検出時のエンジンの自動停止状況を検出し、エンジンが予め設定された自動停止状況経過後に前記再加速要求が検出された場合には、所定の点火位置にエンジンが逆転したタイミングで停止時膨張行程気筒に点火するものであることを特徴とする車両の制御装置である。この態様では、車両が走行を開始してから自動停止条件が成立した場合には、当該自動停止制御を開始した後エンジン停止の直前に、当該エンジン停止時に膨張行程となる停止時膨張行程気筒の吸気ポートに対して再始動用燃料が噴射される。さらに、エンジンの自動停止制御を開始してからエンジンが停止するまでに生じた運転者の再加速要求を検出する再加速要求検出手段を設け、再加速要求検出時のエンジンの自動停止状況を検出し、エンジンが予め設定された自動停止状況経過後に前記再加速要求が検出された場合には、所定の点火位置にエンジンが逆転したタイミングで停止時膨張行程気筒に点火するように構成されているので、エンジンが逆転を開始してから最も逆転トルクが小さくなった時点で再加速を開始することができる。この結果、単に停止時膨張行程気筒の吸気ポートに噴射した燃料を利用して、再加速制御を行うことができるばかりでなく、停止時膨張行程気筒の吸気ポートに噴射した燃料の気化霧化が充分に促進し、且つ停止時膨張行程気筒での混合気の圧縮が進んだ状態で再加速のための点火を行うことができる。このため、点火後に高いトルクを効率よく生成し、それ以降は速やかに再加速運転を行うことができる。「エンジンの自動停止状況」とは、エンジンが停止する度合いをいい、その実施態様としては、例えば、停止時膨張行程気筒が膨張行程前半を越えた位置を判定基準とする閾値として設定された固定値を採用することが可能である。その態様では、停止時膨張行程気筒が前記閾値を越えた後再加速要求が生じた場合、エンジンが逆転してから停止時膨張行程気筒に点火する。また、前記固定値は、エンジンのクランク角度に限らず、例えば、エンジンの回転数を基準としてもよい。さらに「点火位置」は、停止時膨張行程気筒が膨張行程前半の上死点近傍が好ましい。
好ましい態様において、エンジンの出力軸を駆動する駆動モータを設け、前記制御手段は、エンジンの逆転をアシストするように前記駆動モータを制御するものである。この態様では、逆転しようとするエンジンをさらに駆動モータでアシストしているので、停止時膨張行程気筒が圧縮上死点に移行するのを促進し、再加速要求に応じた点火を早めることが可能になる。
好ましい態様において、前記駆動モータのバッテリ容量を検出して制御手段に入力するバッテリ容量検出手段を設け、前記制御手段は、バッテリ容量が所定の基準値に満たない場合には、エンジンが逆転開始した後、回転数が0になった場合に駆動モータでアシストする。この態様では、バッテリ容量が少ない場合に、バッテリ上がりを防止しつつ、エンジンをアシスト制御して停止時膨張行程気筒が圧縮上死点に移行するのを促進することが可能になる。
好ましい態様において、前記制御手段は、前記再加速要求の検出時に検出されたエンジンのクランク角度に基づいて当該エンジンに必要充分な逆転アシスト量を決定し、決定された逆転アシスト量に応じたトルクでエンジンの出力軸を駆動するように前記駆動モータを制御するものである。この態様では、再加速要求時に検出されたエンジンのクランク角度に必要充分な逆転アシスト量に基づいて、エンジンをアシストするので、電力の消費量を最適化することが可能になる。
好ましい態様において、前記制御手段は、エンジンが正転に転じた後、当該エンジンを正転方向にアシストするように駆動モータを制御するものである。この態様では、駆動モータによって、エンジンを正転後もアシストし、より迅速な再加速制御を行うことが可能になる。
好ましい態様において、自動停止制御を開始することによって停止時に圧縮行程で停止する気筒を停止時圧縮行程気筒として推定し、この停止時圧縮行程気筒に再始動用燃料を噴射し、前記再加速要求が検出された場合においては、前記エンジンの逆転開始時に前記停止時圧縮行程気筒に点火するものである。この態様では、自動停止制御の過程で停止時圧縮行程気筒の吸気ポートに燃料を噴射するとともに、再始動時には、停止時膨張行程気筒に続いてこの停止時圧縮行程気筒に点火することにより、速やかに再始動トルクを増大することが可能になる。しかも再加速要求が検出された場合には、再始動用に利用可能な燃料が吸気ポートに噴射された停止時圧縮行程気筒に所定のタイミングで点火するように構成されているので、再加速要求時には、この停止時圧縮行程気筒の燃料をエンジンの逆転アシストのために利用することが可能になる。
以上説明したように、本発明においては、エンジンが停止直前に逆転することを利用し、エンジンの停止直前に再加速要求があった場合に、迅速にエンジンを加速することができるという顕著な効果を奏する。
図1および図2は本発明の実施形態によるエンジン1の概略構成を示している。これらの図において、エンジン1には、複数の気筒2が設けられている。各気筒2には、ピストン3が嵌挿されることにより、その上方に燃焼室4が形成されている。ピストン3は、図外のコンロッドを介してクランクシャフト5に連結されている。
気筒2の燃焼室4には、その頂部に点火プラグ13が装備されるとともに、吸気ポート6および排気ポート7が開口し、この吸気ポート6には、燃料噴射弁8が設けられている。この燃料噴射弁8は、図外のニードル弁およびソレノイドを内蔵し、パルス信号が入力されることにより、このパルス入力時にパルス幅に対応する時間だけ駆動されて開弁し、その開弁時間に応じた量の燃料を吸気ポート6に噴射するように構成されている。
吸気ポート6には吸気弁6aが、排気ポート7には排気弁7aがそれぞれ装備されている。これらの吸気弁6aおよび排気弁7aは、カムシャフト等を有する動弁機構により駆動されるようになっている。そして、各気筒2が所定の位相差をもって燃焼サイクルを行うように、各気筒2の吸気弁6aおよび排気弁7aの開閉タイミングが設定されている。
吸気ポート6および排気ポート7には、吸気通路9および排気通路10が接続されている。この吸気通路9には、ロータリバルブからなるスロットル弁12が配設されている。このスロットル弁12はアクチュエータ12aにより駆動されるようになっている。また、エンジン1のクランクシャフト5に対し、その回転角を検出するクランク角センサ14が設けられている。
図2に示すように、クランクシャフト5には、その一端部にエンジン1の回転を変速して車輪15に伝達するトランスミッション16が配設されるとともに、他端部にエンジン1の再始動装置が配設されている。この再始動装置は、車両に搭載されたバッテリ18からインバータ19を介して供給された電力により回転駆動される再始動モータ20と、この再始動モータ20の駆動力をクランクシャフト5に伝達するチェーンまたはベルトを有する動力伝達機構21とを有している。図示の実施形態では、この再始動モータ20が駆動モータを構成している。他方、トランスミッション16には、前記バッテリ18とは別の給電システムによって給電されるスタータモータ25がギヤ機構26を介して連結されており、冷間始動の際には、このスタータモータ25で駆動されるようになっている。
再始動モータ20は、一般のスタータモータ25と異なり、トルクを変更可能に構成されている。従って、後述するように、エンジンのアシスト制御を実行する際、必要充分な電力でエンジンのモータアシストを行うことが可能になる。
そして、エンジン1の再始動時に下記ECU(エンジンコントロールユニット)30から出力される制御信号に応じ、再始動モータ20が作動状態となってクランクシャフト5を回転駆動するように構成されている。また、再始動モータ20には、その回転角を検出する回転角センサ22が設けられている。
図3は本発明の実施形態による制御装置のブロック図である。
図3を参照して、ECU30は、CPU、メモリ、入出力装置等によって構成されるユニットである。このECU30には、アクセルペダルの踏込状態を検出するアクセルセンサ32と、シフトレバーの操作位置を検出するシフトポジションセンサ33と、運転者によるイグニションキーの操作に応じてON/OFF操作されるイグニションスイッチ34と、ブレーキペダルの踏込状態を検出するブレーキスイッチ35と、バッテリ18の電圧に応じてバッテリ残量を検出するバッテリ容量検出手段としてのバッテリ残量センサ36とからそれぞれ出力される各検出信号が入力されるようになっている。
また、ECU30には、エンジン回転数Nおよびクランク角度CAを検出するクランク角センサ14と、再始動モータ20の回転角を検出する回転角センサ22と、エンジン1の冷却水温度または潤滑油温度等に基づいてエンジン1の気筒内温度を検出するエンジン温度センサ37と、吸気温度を検出する吸気温センサ38と、吸気量を検出するエアフローセンサ39と、吸気管内の負圧を検出する吸気管負圧センサ40とからそれぞれ出力される検出信号が入力されるようになっている。
また、ECU30には、制御要素として、スロットル弁12のアクチュエータ12a、燃料噴射手段としての燃料噴射弁8、点火手段としての点火プラグ13、インバータ19、並びにスタータモータ25が接続されており、通常の運転時にこれらの制御要素を制御するとともに、自動停止条件の成立を判定し、自動停止条件が成立した場合には、エンジン1が自動停止するように、前記入力要素からの入力に基づき、制御要素を制御する制御手段を機能的に構成している。
図4は、エンジン1の自動停止制御時におけるタイムチャートであり、図5はエンジン回転数の変化状態を示すタイムチャートである。
図4および図5を参照して、このECU30による自動停止制御では、ECU30は、シフトポジションセンサ33、ブレーキスイッチ35およびバッテリ残量センサ36等の出力信号に応じてエンジン1の自動停止条件が成立したか否かを判別し、この自動停止条件が成立したことが確認されたタイミングで、エンジン回転数Nを通常のアイドル回転数よりも高い値に設定して安定させるステップを最初に実行する。例えば、通常のアイドル回転数が650rpm(自動変速機がドライブレンジ)に設定されたエンジンでは、上記値を、810rpm程度(自動変速機はニュートラルレンジ)に設定する。
次に、エンジン回転数Nが安定したタイミングで、運転用の燃料噴射を停止させ(以下、「運転用燃料カット」という)、このタイミングからエンジン回転数Nを予め行った実験等に基づいて設定された基準回転数R(例えば260rpm)に低下させるように設定されている。この制御のために、ECU30のメモリには、実験等に基づいて設定された基準回転数Rが記憶されており、エンジン回転数Nがこの基準回転数Rと等しくなった時に膨張行程にある気筒2を停止時膨張行程気筒(図示の例では、第1気筒(#1))として特定する。例えば、第1気筒〜第4気筒(#1〜#4)を有し、第1気筒(#1)、第3気筒(#3)、第4気筒(#4)および第2気筒(#2)の順に燃焼が行われるように構成された4気筒4サイクルエンジンにおいて、回転数Nが500rpmとなった後にエンジン1が約2回転して停止することが実験により確認されているとする。この場合には、基準回転数Rとして500rpmを設定し、この回転数となった時点t0に膨張行程にある気筒を停止時膨張行程気筒として特定する。そして、図示の例において、ECU30は、停止時膨張行程気筒のクランク角度CAが圧縮上死点TDC前の540°(ATD−540deg)となった時点t1の後に、この停止時膨張行程気筒の吸気ポートに対する燃料噴射を行うとともに、クランク角度CAが360°(ATD−360deg)となった時点t2の後に、停止時に圧縮行程となる気筒(以下、停止時圧縮行程気筒という)の吸気ポート6に対する燃料(以下、「再始動燃料」という)を噴射する。この再始動燃料は、エンジン停止後にエンジン1の再始動要求があった場合に燃焼されることにより、エンジン1の再始動に寄与するためのものである。
なお、エンジン回転数Nが予め行った実験等に基づいて設定された基準回転数Rとなった時点t0で膨張行程にある気筒を判別することにより、エンジン1の停止時に膨張行程となる気筒を特定するようにした構成に代え、エンジン回転数Nが所定値になった時点におけるクランクシャフト5の回転数から回転エネルギーAを算出し、この回転エネルギーAと、各気筒の1行程の間(クランクシャフト5が180°回転する間)に失われる損失エネルギーBとに基づき、時点t0からエンジン1が停止するまでの回転量を演算により求めるようにしてもよい。損失エネルギーBは、エンジン1のポンピングロスと、回転部の機械抵抗と、各気筒の圧縮漏れによるロストとを加算することにより求められる。
再始動燃料の噴射量は、バッテリ残量センサ36により検出されたバッテリ残量に応じて調節され、このバッテリ残量が少ない場合には、多い場合に比べて燃料の噴射量が小さな値に設定される。
さらにECU30は、エンジン1の自動停止状態で各センサの出力信号に応じて再始動条件が成立したか否かを判定し、再始動条件が成立したことが確認された場合に、再始動モータ20を作動させるとともに、エンジン1の停止直前に気筒に燃料が噴射されることにより生成された混合気に点火し、かつエンジン1の再始動時に吸気行程および排気行程にある気筒にそれぞれ燃料を順次噴射して所定のタイミングで点火することにより、エンジン1を自動的に再始動させるように構成されている。
また、エンジン1の再始動制御を実行する際には、エンジン1の停止時点t3から再始動時点t4までの停止継続時間が測定され、この停止継続時間に基づいて再始動モータ20の駆動トルクが調節されるように構成されている。すなわち、ECU30内に設けられたタイマーによりエンジン1が自動停止状態となった後に再始動条件が成立するまでの時間が停止継続時間として計測され、この停止継続時間が長い場合には、短い場合に比べて再始動モータ20の駆動トルクが小さな値に設定されるようになっている。
さらに、エンジン1の自動停止中にイグニションスイッチ34が運転者によりOFF操作されたことが検出された場合には、所定のタイミングで、再始動燃料が噴射されることにより生成された混合気に点火する制御が実行されるように構成されている。
他方、本実施形態においては、エンジン1の自動停止制御途中においても、エンジンの再加速要求があった場合には、後述する制御フローに示す条件で再始動モータ20を運転するように構成されている。エンジンの再加速要求は、例えば自動停止制御後に運転者がアクセルペダルを踏み込んだことを検出することにより、検知することが可能である。
図6は、駆動モータを駆動するためのモータアシスト量を示すタイミングチャートである。
同図を参照して、ECU30のメモリには、自動停止制御開始後停止前に運転者の再加速要求があった場合のモータアシスト量Taの特性が入力されている。この再加速のために、必要とされるモータアシスト量Taは、再加速要求時のエンジン1のクランク角度に応じて変化することが、発明者の鋭意研究の結果、わかっており、この実施形態では、予め実験等によって、位相毎にモータアシスト量Taを定めておき、これに基づく制御マップをECU30のメモリに記憶している。
図6の例では、自動停止制御を開始してから、第1気筒(#1)が停止時膨張行程気筒となる例を示しており、この停止時膨張行程気筒の位相に応じて、モータアシスト量Taが設定されている。
図示の例において、第1気筒(#1)が再始動用燃料噴射時から排気行程前半以前の領域D1にある時に再加速要求を検出した場合には、前記第1気筒(#1)が排気行程前半を越えて吸気行程前半の領域D2にある時に再加速要求を検出した場合よりもモータアシスト量Taが小さくなるように設定されている。
前記領域D1にある時には、領域D2にある時よりも小さなモータアシスト量でエンジン1を再加速することができるので、第1気筒(#1)が領域D1にあるときに再加速要求があった場合には、領域D2にある時に再加速要求を検出した場合よりもモータアシスト量を小さくし、電力消費量も小さくなる。
また、本実施形態では、第1気筒(#1)が排気行程前半を越えて吸気行程前半の領域D2にある時に再加速要求を検出した場合に、エンジン回転数Nが予め設定された設定回転数に満たない場合には前記設定回転数以上のときよりもモータアシスト量を小さくするように設定されている。すなわち、前記領域D2に第1気筒(#1)があるときにエンジン回転数がある値に満たない場合には、必要なモータアシスト量が小さく変動することに鑑み、実験等によって設定回転数を決定し、この設定回転数に満たない状態では、ECU30によって演算されるモータアシスト量Taを小さくすることによって、モータの消費電力を節約できるようにしている。
また、本実施形態では、前記第1気筒(#1)が最終上死点(クランク角度CA=0°)を越えた時に再加速要求を検出した場合においては、次のように構成されている。まず、第1気筒(#1)は、このフェーズでは、膨張行程に変位している。この膨張行程前半において、ECU30には、予め実験等で定められた固定値が点火位置aとして記憶されており、この点火位置aよりも前に再加速要求があった場合においては、所定の勾配で位相が進むに連れてモータアシスト量Taが増加するように設定されている。この点火位置aは、本実施形態において、「エンジンの自動停止状況」を識別するために、停止時膨張行程気筒が膨張行程前半を越えた位置を判定基準とする閾値として設定された固定値である。本実施形態では、「エンジンの自動停止状況」を識別するための指標として点火位置aを採用していることに伴い、再始動要求のあった停止時膨張行程気筒に点火するための点火位置として制御のパラメータとして採用することが可能である。
他方、点火位置a以降に再加速要求があった場合、図7に示すように、ECU30は、エンジンを逆転方向にアシストする(以下、「逆転アシスト」という)ように再始動モータ20を制御する。
図7は、駆動モータでエンジンを逆転アシストするためのトルク(以下「逆転アシスト量」という)Trevを示すタイミングチャートである。
同図を参照して、ECU30には、点火位置aを基点として、エンジンを逆転アシストするための逆転アシスト量Trevが記憶されている。この逆転アシスト量Trevは、膨張行程の後半側に行くに連れて大きくなるように設定されている。ECU30には、このタイミングチャートに基づく制御マップが記憶されており、この制御マップに基づいて、逆転アシスト量Trevを決定するように構成されている。
ところで、上述したモータアシスト量Taまたは逆転アシスト量Trevに基づいて、再始動モータ20を制御するに当たり、ECU30は、バッテリ残量センサ36により検出されたバッテリ残量に基づいて、再始動モータ20の最大トルクTmaxを演算するように構成されている。
次に、図8を参照しながら、本実施形態における自動停止制御について説明する。
図8は本実施形態における自動停止制御のフローチャートである。
図8を参照して、本実施形態においては、まず、ECU30が入力要素であるセンサ、スイッチ類から出力された検出信号を読取り(ステップS1)、エンジン1の自動停止条件が成立しているか否かを判定する(ステップS2)。具体的には、所定のエンジン回転数が検出されている状態で、ブレーキスイッチ35のON状態が所定時間に亘り継続し、かつバッテリ残量が予め設定された第1基準値以上であることが確認された場合には、エンジン1の自動停止条件が成立したと判定され、上記要件の一つでも満足されていない場合には、上記自動停止条件が成立していないと判定されるようになっている。
エンジン1の自動停止条件が不成立の場合、ECU30は、エンジン回転数と吸気量とに応じた通常の燃料噴射制御および点火制御を実行する(ステップS3)。
他方、エンジン1の自動停止条件が成立した場合、ECU30は、エンジン1を自動停止させるために、燃料噴射弁8からの運転用燃料カットを実行するとともに、点火プラグ13による混合気の点火を停止する(ステップS4)。
次いで、ECU30は、各気筒が停止する位置をクランク角センサ14から演算する(ステップS5)。その後は、再加速要求の有無を判別し(ステップS6)、再加速要求があれば詳しくは後述する再加速要求制御サブルーチン(ステップS20)に移行し、再加速要求がなければ、停止時膨張行程気筒(第1気筒(#1))が基準回転数Rを経過した後、膨張行程前半を迎えたタイミングで燃料を噴射する(ステップS7。図4〜図6のF1参照)。
その後、再加速要求の有無を判別し(ステップS8)、再加速要求があればステップS20の再加速要求制御サブルーチンに移行し、再加速要求がなければ、停止時圧縮行程気筒(第3気筒(#3))が排気行程前半を迎えたタイミングで燃料を噴射する(ステップS9。図4、図5のF2参照)。
その後も再加速要求の有無を判別し(ステップS10)、再加速要求があれば、さらに点火位置a以前か否かが判別され(ステップS11)、点火位置aを越えて再加速要求が検出された場合には、逆転アシスト再加速要求制御サブルーチン(ステップS25)に移行する。他方、ステップS10において、再加速要求がなければ、エンジンの停止制御サブルーチン(ステップS30)を経て処理を終了する。
次に、エンジンの再加速要求制御サブルーチン(ステップS20)について説明する。図9はエンジンの再加速要求制御サブルーチンのフローチャートである。
図9を参照して、エンジンの再加速要求があると、ECU30は、再加速要求時のクランク角度CAを検出し(ステップS201)、図6のタイミングチャートに基づく制御マップから、モータアシスト量Taを決定する(ステップS202)。そして、このモータアシスト量Taに基づき、まず、再始動モータ20が駆動される(ステップS203)。スタータモータ25が定トルクでエンジン1のクランクシャフト5を駆動するものであるのに対し、再始動モータ20は、可変トルクでクランクシャフト5を駆動することができるので、モータアシスト量Taが比較的小さい場合、バッテリ18の消費電力を可及的に節約してエンジン1をアシスト制御することが可能になる。
次に、ECU30は、バッテリ残量センサ36により検出されたバッテリ残量に基づいて、再始動モータ20の最大トルクTmaxを演算する(ステップS204)。次いで、演算された最大トルクTmaxとモータアシスト量Taとを比較し、モータアシスト量Taが再始動モータ20の最大トルクTmaxを越えていないかどうか判定する(ステップS205)。仮にモータアシスト量Taが最大トルクTmaxを越えていた場合、その不足分を補うために、ECU30は、スタータモータ25を駆動する(ステップS206)。これにより、大きなモータアシスト量Taが必要な場合でも、両モータ20、25を用いて、過不足のないモータアシスト量Taを得ることが可能になる。
スタータモータ25が駆動された後、または、ステップS205でモータアシスト量Taが再始動モータ20の最大トルクTmax以下であると判定された場合、ECU30は、再始動燃料が停止時膨張行程気筒(第1気筒(#1))の吸気ポート6に噴射されているか否かを判定し(ステップS207)、再始動燃料が停止時膨張行程気筒の吸気ポート6に噴射されていない場合、ECU30は、その後に排気行程後半を迎えた気筒と、吸気行程前半を迎えた気筒に燃料を噴射する(ステップS208)。その後、これらの気筒が圧縮上死点を迎えた時点で点火し(ステップS209、210)、ステップS214に移行する。
他方、ステップS207において、噴射されている場合には、停止時膨張行程気筒(第1気筒(#1))が圧縮上死点を迎えた時点で点火する(ステップS211)。次に、ECU30は、停止時圧縮行程気筒に燃料が噴射されているか否かを判別し(ステップS212)、燃料が噴射されていない場合には、そのままステップS214に移行する一方、仮に燃料が噴射されている場合には、停止時圧縮行程気筒が圧縮上死点を迎えた時点で点火する(ステップS213)。
ステップS214では、エンジン回転数Nが所定のアシスト終了回転数Nstd(例えば500rpm)に達したか否かが判別され、このアシスト終了回転数Nstd以上の回転数が検出された場合には、再始動モータ20を停止して(ステップS215)、再加速制御を終了する。
次に、図10〜図13を参照しながら、逆転アシスト再加速要求制御サブルーチン(ステップS25)について説明する。図10および図11は、同サブルーチンのフローチャートであり、図12および図13は、逆転アシスト再加速要求制御サブルーチンによるタイミングチャートである。
逆転アシスト再加速要求制御サブルーチン(ステップS25)が実行されると、ECU30は、バッテリ残量センサ36の検出値から、バッテリ18が給電可能なバッテリ容量Vを判定する(ステップS251)。仮にバッテリ18に予め設定された基準バッテリ容量Vstd以上のバッテリ容量Vがあると判定された場合、ECU30は、クランク角センサ14の検出値からエンジン1のクランク角度CAを検出する(ステップS252)。この検出値に基づき、ECU30は、逆転アシスト量Trevを前記図7のタイミングチャートに基づく制御マップから読取り、逆転アシスト量Trevを決定する(ステップS253)。その後、図12に示すように、決定された逆転アシスト量Trevに応じて再始動モータ20を駆動し(ステップS254)、エンジン1のクランク角度CAが前記点火位置aに変位するのを待機する(ステップS255)。
他方、ステップS251において、バッテリ18の電圧が基準バッテリ容量Vstdに満たないと判定された場合、ECU30は、図13に示すように、エンジン回転数Nから、エンジン1が自然に逆転を開始するのを待機し(ステップS256)、エンジン1が自然に逆転を停止した時点で、ステップS252に移行する(ステップS257)。
図11並びに図12および図13を参照して、再始動モータ20による逆転アシストが終了した後、ECU30は、停止時膨張行程気筒(第1気筒(#1))に点火する。この結果、エンジン1が逆転から正転に転じたところで、停止時膨張行程気筒での混合気の燃焼によるトルクが生成されることになる。次に、ECU30は、図6で示したタイミングチャートに基づく制御マップからエンジン1へのモータアシスト量Taを決定する(ステップS259)。このモータアシスト量Taが決定されると、ECU30は、再始動モータ20を正転側に駆動し、エンジン1を正転方向にアシストする(ステップS260)。その後、ECU30は、エンジン回転数Nが所定のアシスト終了回転数Nstd(例えば500rpm)に達したか否かを判別し(ステップS261)、このアシスト終了回転数Nstd以上の回転数が検出された場合には、再始動モータ20を停止して(ステップS262)、再加速制御を終了する。
図14は図8におけるエンジン停止制御サブルーチン(ステップS30)のフローチャートである。
図14を参照して、エンジン停止制御サブルーチンでは、後述するモータアシスト制御を実行するとともに(ステップS300)、エンジン回転数Nが0になったか否かを判定し(ステップS301)、YESと判定されてエンジンが自動停止状態となったことが確認された時点t3(図4参照)で、上記停止継続時間Tの計測を開始する(ステップS302)。
次いで、エンジン回転数Nが0であることが検出された場合には、運転者によるイグニションスイッチ34のOFF操作が行われたか否かを判定する(ステップS303)。
このステップS303でNOと判定され、イグニションスイッチ34のOFF操作が行われていないことが確認された場合には、エンジンの再始動条件が成立したか否か判定する(ステップS304)。上記再始動条件としては、ブレーキスイッチ35がOFF状態となったこと、ブレーキ負圧(吸気管負圧)が所定値以下となったこと、停止継続時間Tが所定値以上となったこと、またはバッテリ残量Vが第1基準値未満となったこと等があり、これらの要件の一つでも満足された場合に、エンジンの再始動条件が成立したと判定される。エンジンの再始動条件が不成立の場合、そのままメインルーチンにリターンする。
エンジンの再始動条件が成立した場合、再始動モータ20の駆動トルクをテーブルから読み出す等により設定する(ステップS305)。上記停止継続時間Tの計測値に対応した駆動トルクを設定するためのテーブルは、停止継続時間Tに基づいて設定され、この停止継続時間Tが長い場合には、短い場合に比べて駆動トルクが小さな値に設定されている。また、上記再始動条件の成立時点t4(図4参照)で再始動モータ20を作動させるとともに、エンジンの停止直前に上記両気筒に燃料が噴射されることにより生成された混合気に対して所定のタイミングで点火SP1,SP2を行うことによりエンジンを再始動させる(ステップS306)。
そして、上記再始動条件の成立時点t4で吸気行程にある第4気筒および排気行程にある第2気筒に対する燃料噴射F3,F4を行うとともに(ステップS307)、これらの気筒が圧縮上死点となった時点で順次、混合気の点火SP3,SP4を行った後(ステップS308)、上記停止継続時間Tの計測値を0にリセットする(ステップS309)。
他方、上記ステップS303でYESと判定され、運転者が停車することを意図してイグニションスイッチ34をOFF操作したことが確認された場合には、停止時に膨張行程となる第1気筒(#1)および圧縮行程となる第3気筒(#3)に上記燃料噴射F1,F2が行われることにより生成された混合気に対する点火を同時に行い(ステップS310)、ステップS309に移行してリターンする。
次に、上記ステップS300で実行されるモータアシスト制御を、図15および図16に基づいて説明する。図15は、モータアシスト制御動作を示すフローチャートであり、図16は、モータアシスト制御動作を示すタイムチャートである。
図15および図16を参照して、上記制御動作がスタートすると、エンジン1の停止時に膨張行程になると判定された第1気筒のクランク角度CAが所定値となった時点ta,tbにおける実際のエンジン回転数Nと、予め実験により求められた目標回転数Lとの回転数偏差δを算出するとともに(ステップS311)、この回転数偏差δに対応した再始動モータ20の駆動トルク、つまり停止時アシスト力を求める(ステップS312)。
例えば、図16に示すように、上記第1気筒のクランク角度CAが圧縮上死点TDC前の180°となった時点taにおけるエンジン回転数Nが目標回転数L以下であり、上記時点taにおける回転数偏差δ1が負の値であることが確認された場合には、エンジン回転数Nを目標回転数Lに近づけるために、上記回転数偏差δ1に対応した正駆動トルクを設定する。また、上記第1気筒のクランク角度CAが圧縮上死点TDCとなった時点tbにおけるエンジン回転数Nが目標回転数L以上であり、上記時点tbにおける回転数偏差δ2が正の値であることが確認された場合には、上記偏差に対応した逆駆動トルク(ブレーキトルク)をクランクシャフト5に入力することにより、エンジン回転数Nを目標回転数Lに近づけるように制御する。
そして、再始動モータ20に作動指令信号を出力することにより(ステップS313)、上記ステップS312で求められた停止時アシスト力をクランクシャフト5に作用させた後、エンジン1の停止時に膨張行程になると判定された第1気筒のクランク角度CAが目標停止位置となった時点、つまり上記第1気筒のクランク角度CAが圧縮上死点TDC後の120°となった時点tcにおけるエンジン回転数Nに基づき、停止時に発生するエンジン1の逆転量を予測する(ステップS314)。その後、上記逆転量に対応した作動指令信号を再始動モータ20に出力することにより、上記逆転量の予測値に対応した正駆動トルクをクランクシャフト5に付与する(ステップS315)。
すなわち、エンジン停止に至る場合、圧縮行程にある気筒ではピストン3が上死点に近づくにつれて当該気筒内の空気が圧縮されてピストン3を押し返す方向に圧力が作用し、これによりエンジン1が逆転して上記気筒のピストン3が下死点側に押し返されるととともに、膨張行程にある気筒のピストン3が上死点側に移動し、それに伴い当該気筒内の空気が圧縮され、その圧力で膨張行程にある気筒のピストン3が下死点側に押し返される逆転現象が生じるため、この逆転量に対応した正駆動トルクをクランクシャフト5に作用させることにより、このクランクシャフト5の停止位置を目標停止位置に正確に一致させることが可能となる。
なお、上記のように所定時点における実際のエンジン回転数Nと、予め実験により求められた目標回転数Lとの回転数偏差δに基づき、上記再始動モータ20から付与される駆動トルクを制御することにより、上記気筒のクランク角度CAが目標停止位置となった時点でエンジン1を停止させるようにした上記実施形態に代え、例えばエアフローセンサ39およびクランク角センサ14の出力信号等に応じて算出された吸気の充填効率に基づき、所定のタイミングでクランク軸トルクを算出し、この値に基づいて上記再始動モータ20によって付与される駆動トルクを制御するようにしてもよい。
例えば図17に示すように、上記吸気の充填効率に基づいて第1気筒の膨張トルクを求めるとともに、第3気筒の圧縮トルク、第4気筒の吸気抵抗、第2気筒の排気抵抗およびエンジン1全体の機械抵抗を求め、これらの値を上記第1気筒の膨張トルクから減算することにより、クランク軸トルクを算出するようにしてもよい。そして、上記クランク軸トルクの算出値と、予め設定された目標軸トルクとの偏差に基づき、上記再始動モータ20によって付与される駆動トルクを制御するようにしてもよい。
また、図18に示すように、吸気の充填効率と、エンジン回転数Nとをパラメータとして予め設定されたマップからクランク軸トルクのピーク値を読み出し、この値と、予め設定された目標軸トルクとの偏差に基づき、上記再始動モータ20によって付与される駆動トルクを制御するようにしてもよい。
さらに、図19に示すように、所定時点taから上記エンジン回転数Nと目標回転数Lとの偏差を順次算出し、あるいは上記クランク軸トルクと目標軸トルクとの偏差を順次算出し、これらの偏差に基づいて上記再始動モータ20より付与される駆動トルクをフィードバック制御することにより、上記気筒のクランク位置が目標停止位置となった時点でエンジン1を停止させるようにしてもよい。
本実施形態では、その再加速要求制御サブルーチン(ステップS20)において、要求検出手段としてのアクセルセンサ32を設け、前記再加速要求の検出時にエンジン1のクランク角度CAをクランク角度検出手段としてのクランク角センサ14で検出し、検出されたエンジン1のクランク角度CAに応じて当該エンジン1に必要充分なモータアシスト量Taを決定し、決定されたモータアシスト量Taに応じたトルクでエンジン1のクランクシャフト5を駆動するように前記駆動モータとしての再始動モータ20およびスタータモータ25を選択的に制御するように構成されているので、停止時膨張行程気筒を必要充分なトルクで速やかに圧縮上死点に移動させることが可能になるとともに、再加速要求時に検出されたエンジン1のクランク角度CAに必要充分なモータアシスト量Taに基づいて、エンジン1をアシストするので、電力の消費量を最適化することが可能になる。
しかも本実施形態では、ECU30は、前記停止時膨張行程気筒が再始動用燃料噴射時から排気行程前半以前の領域にある時に再加速要求を検出した場合には、前記停止時膨張行程気筒が排気行程前半を越えて吸気行程前半の領域にある時に再加速要求を検出した場合よりもモータアシスト量Taを小さくする。従って、前記停止時膨張行程気筒が再始動用燃料噴射時から排気行程前半以前の領域にある時には、排気行程前半を越えて吸気行程前半にある時よりも小さなモータアシスト量Taでエンジン1を再加速することができるので、前記停止時膨張行程気筒が排気行程前半を越えて吸気行程前半にある時に再加速要求を検出した場合よりもモータアシスト量Taを小さくしている。これにより、電力消費量も小さくなる。
また、本実施形態では、ECU30は、前記停止時膨張行程気筒が排気行程前半を越えて吸気行程前半の領域にある時に再加速要求を検出した場合に、エンジン1回転数が予め設定された設定回転数に満たない場合には前記設定回転数以上のときよりもモータアシスト量Taを小さくする。このように本実施形態では、再加速要求が検出された時の停止時膨張行程気筒が同じ位相であっても、エンジン1回転数がある値に満たない場合には、必要なモータアシスト量Taが小さく変動することに鑑み、実験等によって設定回転数を決定し、この設定回転数に満たない状態では、制御手段によって演算されるモータアシスト量Taを小さくすることによって、モータの消費電力を節約できる。
さらに本実施形態では、ECU30は、前記停止時膨張行程気筒が最終上死点を越えた時に再加速要求を検出した場合において、所定の点火位置aを越えた時点で、再加速要求が検出された場合には、逆転アシスト再加速要求制御サブルーチン(ステップS25)により、エンジン1を逆転アシストするようにしている。
このため、本実施形態では、再加速要求検出時のエンジン1のクランク角度CAを検出し、エンジン1が予め設定された設定位置(図示の実施形態では、点火位置a)を経過した後に検出された場合には、所定の点火位置aにエンジン1が逆転したタイミングで停止時膨張行程気筒に点火するように構成されているので、エンジン1が逆転を開始してから最も速度が小さくなった時点で再加速を開始することができる。この結果、単に停止時膨張行程気筒の吸気ポート6に噴射した燃料を利用して、再加速制御を行うことができるばかりでなく、停止時膨張行程気筒の吸気ポート6に噴射した燃料の気化霧化が充分に促進し、且つ停止時膨張行程気筒での混合気の圧縮が進んだ状態で再加速のための点火を行うことができる。このため、点火後に高いトルクを効率よく生成し、それ以降は速やかに再加速運転を行うことができる。
また本実施形態では、エンジン1のクランクシャフト5を駆動する駆動モータとしての再始動モータ20を設け、前記ECU30は、エンジン1の逆転をアシストように前記再始動モータ20を制御するものである。このように本実施形態では、逆転しようとするエンジン1をさらに再始動モータ20でアシストしているので、停止時膨張行程気筒が圧縮上死点に移行するのを促進し、再加速要求に応じた点火を早めることが可能になる。
さらに本実施形態では、前記再始動モータ20のバッテリ容量を検出してECU30に入力するバッテリ容量検出手段としてのバッテリ残量センサ36を設け、前記ECU30は、バッテリ容量Vが所定の基準バッテリ容量Vstdに満たない場合には、エンジン1が逆転開始した後、回転数が0になった場合に再始動モータ20でアシストするものである。このため本実施形態では、バッテリ容量が少ない場合に、バッテリ上がりを防止しつつ、エンジン1をアシスト制御して停止時膨張行程気筒が圧縮上死点に移行するのを促進することが可能になる。
また本実施形態では、ECU30は、前記再加速要求の検出時に検出されたエンジン1のクランク角度CAに基づいて当該エンジン1に必要充分な逆転アシスト量Trevを決定し、決定された逆転アシスト量Trevに応じたトルクでエンジン1のクランクシャフト5を駆動するように前記再始動モータ20を制御するものである。このように本実施形態では、再加速要求時に検出されたエンジン1のクランク角度CAに必要充分な逆転アシスト量Trevに基づいて、エンジン1をアシストするので、電力の消費量を最適化することが可能になる。
また本実施形態では、ECU30は、エンジン1が正転に転じた後、当該エンジン1を正転方向にアシストするように再始動モータ20を制御するものである。このため本実施形態では、再始動モータ20によって、エンジン1を正転後もアシストし、より迅速な再加速制御を行うことが可能になる。
以上説明したように、本実施形態においては、エンジン1が停止直前に逆転することを利用し、エンジン1の停止直前に再加速要求があった場合に、迅速にエンジン1を加速することができるという顕著な効果を奏する。
上述した実施形態は、本発明の好ましい具体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施形態に限定されない。
図20は本発明の別の実施形態に係るフローチャートであり、図21は図20のフローチャートに基づくタイミングチャートである。
これらの図を参照して、図示の例では、図8並びに図10〜図14で示した逆転アシストサブルーチンS25に代えて、別のサブルーチンS27を採用している。
図20、図21に係る逆転アシストサブルーチンS27では、まず、停止時圧縮行程気筒(第3気筒(#3))に点火する(ステップS271、図21のSP31参照)。この点火により、逆転を開始しようとしたエンジン1は、圧縮行程にある停止時圧縮行程気筒から逆転方向のトルクを受け、逆転アシストを受けることになる。その後、ECU30は、エンジン1のクランク角度CAを検出し(ステップS272)、これに基づいて、図7のタイミングチャートに基づく制御マップから逆転アシスト量Trevを決定する(ステップS273)。その後、ECU30は、決定した逆転アシスト量Trevに基づいて再始動モータ20を駆動し(ステップS274)、クランク角度CAが点火位置aに到達するのを待機する(ステップS275)。そして、ステップS275において、クランク角度CAが点火位置aに到達したことを検出した後は、図11のステップS258に移行する。
このように図20、図21に示した実施形態は、自動停止制御を開始することによって停止時に圧縮行程で停止する気筒(第3気筒(#3))を停止時圧縮行程気筒として推定し、この停止時圧縮行程気筒に再始動用燃料を噴射し、自動停止したエンジン1の再始動時においては前記膨張行程気筒に点火した後、前記停止時圧縮行程気筒に点火する一方、前記再加速要求が検出された場合においては、前記エンジン1の逆転開始時に前記停止時圧縮行程気筒に点火するものである。このため図20、図21に示した実施形態では、自動停止制御の過程で停止時圧縮行程気筒の吸気ポート6に燃料を噴射するとともに、再始動時には、停止時膨張行程気筒に続いてこの停止時圧縮行程気筒に点火することにより、速やかに再始動トルクを増大することが可能になる。しかも再加速要求が検出された場合には、再始動用に利用可能な燃料が吸気ポート6に噴射された停止時圧縮行程気筒に所定のタイミング(SP31)で点火するように構成されているので、再加速要求時には、この停止時圧縮行程気筒の燃料をエンジン1の逆転アシストのために利用することが可能になる。
特に、図20、図21に示す実施形態では、停止時圧縮行程気筒の再始動用燃料を燃焼させて逆転アシスト制御を行っているので、その後の再始動モータ20による逆転アシスト量Trevを可及的に低減することが可能になる。このため、バッテリ18の電力消費の低減にも寄与することになる。
また、本発明の装置の具体的構成は上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲内で種々変更可能である。例えば、再始動モータの出力軸に設けられたピニオンと、クランクシャフトに設けられたスタータリングギヤとからなる動力伝達機構によりクランクシャフトを駆動してエンジン1を再始動させるように構成してもよい。或いは、エンジン1の停止時に排気行程、膨張行程および圧縮行程になる気筒に対してエンジン1の停止直前に燃料を噴射するようにした上記実施形態に代え、エンジン1の停止時に排気行程および膨張行程になる気筒に対してのみ燃料を噴射するようにしてもよい。
さらに「エンジンの自動停止状況」を識別するための具体的な態様としては、エンジン停止位置aに限らず、エンジン回転数Nに固定値を設定する方法を採用してもよい。
その他、本発明の特許請求の範囲内で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
本発明の実施形態によるエンジンの概略構成を示している。 本発明の実施形態によるエンジンの概略構成を示している。 本発明の実施形態による制御装置のブロック図である。 エンジンの自動停止制御時におけるタイムチャートである。 エンジン回転数の変化状態を示すタイムチャートである。 駆動モータを駆動するためのモータアシスト量を示すタイミングチャートである。 駆動モータでエンジンを逆転アシストするためのトルクを示すタイミングチャートである。 本実施形態における自動停止制御のフローチャートである。 エンジンの再加速要求制御サブルーチンのフローチャートである。 逆転アシスト再加速要求制御サブルーチンのフローチャートである。 逆転アシスト再加速要求制御サブルーチンのフローチャートである。 逆転アシスト再加速要求制御サブルーチンによるタイミングチャートである。 逆転アシスト再加速要求制御サブルーチンによるタイミングチャートである。 図8におけるエンジン停止制御サブルーチンのフローチャートである。 モータアシスト制御動作を示すフローチャートである。 モータアシスト制御動作を示すタイムチャートである。 クランク軸トルクの演算手段の具体的構成を示す説明図である。 軸トルクピーク値を求めるためのマップの一例を示すグラフである。 モータアシスト制御動作の別の例を示すタイムチャートである。 本発明の別の実施形態に係るフローチャートである。 図20のフローチャートに基づくタイミングチャートである。
符号の説明
1 エンジン
2 気筒
3 ピストン
5 クランクシャフト
6 吸気ポート
8 燃料噴射弁
13 点火プラグ
14 クランク角センサ
16 トランスミッション
18 バッテリ
19 インバータ
20 再始動モータ
36 バッテリ残量センサ
a 点火位置
CA クランク角度
L 目標回転数
N エンジン回転数
R 基準回転数
T 停止継続時間
Ta モータアシスト量
Trev 逆転アシスト量
V バッテリ容量
Vstd 基準バッテリ容量

Claims (6)

  1. 火花点火式エンジンの吸気ポートに対して燃料を噴射する燃料噴射手段と、
    吸気ポートに噴射された燃料により生成された気筒内の混合気に点火する点火手段と、
    エンジンのクランク角度を検出するクランク角度検出手段と、
    運転者のアクセル操作を検出するアクセル操作検出手段と、
    運転者のブレーキ操作を検出するブレーキ操作検出手段と、
    前記クランク角度検出手段、アクセル操作検出手段、およびブレーキ操作検出手段の検出に基づいて、前記エンジンの自動停止条件が成立していると判定された場合には、エンジンを自動停止し、自動始動条件を満足した場合にエンジンを自動始動するように、前記燃料噴射手段、並びに点火手段を制御する制御手段と
    を備え、自動停止制御を開始することによって停止時に膨張行程で停止する気筒を停止時膨張行程気筒として推定し、この停止時膨張行程気筒に再始動用燃料を噴射する一方、自動停止したエンジンの再始動時に前記停止時膨張行程気筒に点火する車両の制御装置であって、
    エンジンの自動停止制御を開始してからエンジンが停止するまでに生じた運転者の再加速要求を検出する再加速要求検出手段を設け、
    前記制御手段は、再加速要求検出時のエンジンの自動停止状況を検出し、エンジンが予め設定された自動停止状況経過後に前記再加速要求が検出された場合には、所定の点火位置にエンジンが逆転したタイミングで停止時膨張行程気筒に点火するものであることを特徴とする車両の制御装置。
  2. 請求項1記載の車両の制御装置において、
    エンジンの出力軸を駆動する駆動モータを設け、前記制御手段は、エンジンの逆転をアシストするように前記駆動モータを制御するものであることを特徴とする車両の制御装置。
  3. 請求項2記載の車両の制御装置において、
    前記駆動モータのバッテリ容量を検出して制御手段に入力するバッテリ容量検出手段を設け、前記制御手段は、バッテリ容量が所定の基準値に満たない場合には、エンジンが逆転開始した後、回転数が0になった場合に駆動モータでアシストすることを特徴とする車両の制御装置。
  4. 請求項2または3記載の車両の制御装置において、
    前記制御手段は、前記再加速要求の検出時に検出されたエンジンのクランク角度に基づいて当該エンジンに必要充分な逆転アシスト量を決定し、決定された逆転アシスト量に応じたトルクでエンジンの出力軸を駆動するように前記駆動モータを制御するものであることを特徴とする車両の制御装置。
  5. 請求項2から4の何れか1項に記載の車両の制御装置において、
    前記制御手段は、エンジンが正転に転じた後、当該エンジンを正転方向にアシストするように駆動モータを制御するものであることを特徴とする車両の制御装置。
  6. 請求項1から5の何れか1項に記載の車両の制御装置において、
    自動停止制御を開始することによって停止時に圧縮行程で停止する気筒を停止時圧縮行程気筒として推定し、この停止時圧縮行程気筒に再始動用燃料を噴射し、前記再加速要求が検出された場合においては、前記エンジンの逆転開始時に前記停止時圧縮行程気筒に点火するものであることを特徴とする車両の制御装置。
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