JP2006187931A - 表面に多数の凹凸を有する熱可塑性樹脂製長尺成形品の製造方法 - Google Patents

表面に多数の凹凸を有する熱可塑性樹脂製長尺成形品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】熱可塑性樹脂製長尺製品の表面に鮮明な凹凸模様を安定して形成し、これにより実際の布目調に近い外観を呈する押出成形品の製造方法の提供。
【解決手段】熱可塑性材料からなる外殻内に、加熱されたとき体積膨張する物質を内包するマイクロカプセルを混在した熱可塑性ポリマー材料を押し出して長尺成形品を製造する方法であって、前記ポリマー材料を前記熱可塑性材料の溶融温度よりも低い成形温度に加熱して、マイクロカプセルの外殻を膨張可能に軟化させると共に、内部物質を膨張させて、前記型出口から連続して長尺成形品に押し出す工程と、前記長尺成形品が押出開口12を出たときに表面及び/又は表面近くで少なくとも一部の前記マイクロカプセルを膨張及び/又は破裂させ、長尺成形品の表面に多数の凹凸部を形成する工程とを含み、前記押出成形品の表面温度を前記押出成形に適する温度よりも高温に加熱することである。
【選択図】図2

Description

本発明は、表面に多数の凹凸を有する熱可塑性樹脂製長尺成形品の製造方法に関するものである。
特許文献1には、熱可塑性エラストマーにマイクロカプセルを混合し、成形時の樹脂熱(加熱溶融されたエラストマーが有している熱)とダイ(押出成形型)の出口における圧力の開放とによって前記マイクロカプセルを膨張・破裂させることにより表面に凹凸を発生させる技術が開示されている。
しかし、上記した凹凸模様の成形技術は、マイクロカプセルの膨張が十分に行われず、成形品の意匠面(表面)に鮮明(明瞭)な凹凸模様を安定して成形することができない。
特開2004−203103号公報
本発明は、熱可塑性樹脂製の長尺成形品を押出成形する際に、マイクロカプセルを十分に熱膨張させることにより、その表面に鮮明な凹凸模様を安定して形成でき、これにより実際の布目調に近い外観を呈する押出成形品の製造方法の提供を課題としている。
上記の課題を解決するために請求項1の発明は、熱可塑性材料からなる外殻内に、加熱されたとき体積膨張する物質を内包する無数のマイクロカプセルを混在した熱可塑性ポリマー材料を押出成形機に接続された押出成形型の出口から押し出して長尺成形品を製造する方法であって、前記押出成形型内で前記ポリマー材料を前記熱可塑性材料の溶融温度よりも低い押出成形に適する成形温度に加熱して、前記熱によりマイクロカプセルの外殻を膨張可能に軟化させると共に、内部物質を膨張(気化による膨張、ガス化による膨張を含む)させて内部圧力を高めかつ溶融した前記ポリマー材料によりマイクロカプセルを外側から囲んで内側に向けて押し付ける圧力がかかった状態を保って、溶融ポリマー材料を型出口形状に対応する横断面形状に成形すると共に前記型出口から連続して長尺成形品に押し出す工程と、前記長尺成形品が型の出口を出たときに溶融ポリマー材料の前記圧縮力を開放して長尺成形品の表面及び/又は表面近くで少なくとも一部の前記マイクロカプセルを膨張及び/又は破裂させ、長尺成形品の表面に多数の凹凸部を形成する工程と、を含み、前記型出口の近傍の上流側及び/又は型出口の近傍の下流側において、前記押出成形品の表面温度を前記押出成形に適する温度よりも高温に加熱することを特徴としている。
請求項1の発明によれば、押出成形型の近傍の上流側及び/又は型出口の近傍の下流側において、押出成形品の表面温度を押出成形に適する温度(押出成形温度)よりも高温に加熱してマイクロカプセルの外殻材料を軟化させると共にマイクロカプセルの内部圧力を高め、押出成形型の出口における圧力の開放によって及び/又は前記軟化と圧力上昇により生ずる押出成形品の表面に起こるマイクロカプセルの膨張及び/又は破裂が効果的に行われる。この結果、押出成形品の表面に多数の微細な凹凸が安定して成形される。このため、表面に鮮明な凹凸模様が安定して形成された長尺状の押出成形品を製造できる。押出成形品の表面が鮮明に凹凸化されることにより、目視したときには布目調(織布調、不織布調を含む)のパターンを呈する。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、押出成形型の中で又は成形型を出た後に、押出成形品の長手方向に沿って突条及び/又は凹溝を形成することを特徴としている。請求項2の発明によれば、請求項1の発明の作用効果に加えて、押出成形品の成形と同時に、その表面に長手方向に沿った線(縦筋)が形成されて、更に実際の織布に近似したパターンを呈する。
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、押出成形型の中で又は成形型を出た後に、押出成形品の幅方向に沿って突条及び/又は凹溝を形成することを特徴としている。請求項3の発明によれば、請求項1の発明の作用効果に加えて、押出成形品の成形と同時に、その表面に幅方向に沿った線(横筋)が形成されて、更に実際の織布に近似したパターンを呈する。
また、請求項4の発明は、請求項1の発明において、押出成形型の中で又は成形型を出た後に、押出成形品の長手方向に沿う突条及び/又は凹溝と、前記突条及び/又は凹溝と交差する幅方向に沿う突条及び/又は凹溝を形成することを特徴としている。請求項4の発明によれば、請求項1の発明の作用効果に加えて、押出成形品の成形と同時に、その表面に縦横に交差した2種類の線(縦横の各筋)が形成されて、クロス織りした実際の織布に近似のパターンを呈する。
また、請求項5の発明は、請求項1の発明において、押出成形型の中で又は成形型を出た後に、押出成形品の長手方向と傾斜する方向に沿う突条及び/又は凹溝と、前記突条及び/又は凹溝と交差する幅方向に沿う突条及び/又は凹溝を形成することを特徴としている。請求項5の発明によれば、請求項1の発明の作用効果に加えて、押出成形品の成形と同時に、その表面に傾斜して交差した2種類の線が形成されて、更にバイアス織りにした実際の織布に近似のパターンを呈する。
また、請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれかの発明において、突条及び/又は凹溝は、非連続な線状に形成することを特徴としている。請求項6の発明によれば、請求項1ないし5のいずれかの発明の作用効果に加えて、押出成形品の成形と同時に、その表面に織布調のパターンとなって形成される突条及び/又は凹溝が非連続であるため、実際の織布に近似した模様を形成することができる。
また、請求項7の発明は、請求項1ないし6のいずれかの発明において、長尺成形品は熱可塑性ポリマー材料からなる本体部を有し、表面に多数の凹凸部が形成された装飾部は、前記本体部と層状となって押出成形されることを特徴としている。請求項7の発明によれば、請求項1ないし6のいずれかの発明の作用効果に加えて、押出成形品に対して本来的に要求される機能を本体部に担わせ、装飾部で織布調のパターンを呈する構造にできるので、本体部及び装飾部が各々適する材料の組み合わせで形成された長尺状の押出成形品が製造できる。
また、請求項8の発明は、請求項1ないし7のいずれかの発明において、押出成形型の出口部分を他の部分よりも高温に加熱して、この熱を長尺成形品の表面に伝熱させて表面近くのマイクロカプセルの外殻の膨張及び/又は破裂を容易にしたことを特徴としている。請求項8の発明の実施は、例えば、押出成形型の出口の直前の部分にヒーター等を組み込むことにより容易に実現できる。請求項8の発明によれば、請求項1ないし7のいずれかの発明の作用効果に加えて、押出成形型の出口部分において押出成形品の表面温度を押出成形に適する温度(押出成形温度)よりも高温にすることで、圧力開放前にマイクロカプセルの材料をより軟化させると共にマイクロカプセルの内部圧力を高め、押出成形型を出た後の圧力の開放による押出成形品の表面のマイクロカプセルの膨張及び/又は破裂を簡単な手段で行わせることができる。
また、請求項9の発明は、請求項1ないし7のいずれかの発明において、長尺成形品が押出成形型を出た後にその表面を他の部分よりも高温に加熱することを特徴としている。請求項9の発明によれば、請求項1ないし7のいずれかの発明の作用効果に加えて、長尺成形品が押出成形型を出た後にその表面を加熱するために、表面のマイクロカプセルの膨張及び/又は破裂は、前記押出成形型の出口から出てから、冷却を開始するまでの間において行うことができ、この間で、より適した加熱時間や加熱するタイミングを適宜設定できる。
本発明によれば、押出成形型の近傍の上流側及び/又は型出口の近傍の下流側において、押出成形品の表面温度を押出成形に適する温度(押出成形温度)よりも高温に加熱してマイクロカプセルの外殻材料を軟化させると共にマイクロカプセルの内部圧力を高め、押出成形型の出口における圧力の開放によって及び/又は前記軟化と圧力上昇により生ずる押出成形品の表面に起こるマイクロカプセルの膨張及び/又は破裂が効果的に行われる。この結果、押出成形品の表面に多数の微細な凹凸が安定して成形される。このため、表面に鮮明な凹凸模様が安定して形成された長尺状の押出成形品を製造できる。押出成形品の表面が鮮明に凹凸化されることにより、目視したときには布目調(織布調、不織布調を含む)のパターンを呈する。
以下、本発明を実施するための最良の形態、及び他の形態を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明を実施するための樹脂押出成形型Fを含む製造装置全体の模式的側面図である。図2は、押出成形型Fの側面拡大断面図である。図3は、図2のX1 −X1 線の拡大断面図である。図4は、図2のX2 −X2 線の拡大断面図である。図5は、図2のX3 −X3 線の拡大断面図である。図6は、図5のZ1 矢視図である。図7は、図2のX4 −X4 線の拡大断面図である。図8は、図7のY−Y線断面図である。図9は、図8のZ2 矢視図である。図10は、押出成形品である室内装飾部材Bの部分斜視図である。なお、押出成形品である長尺状の室内装飾部材Bの取付け部1並びに装飾部2の装飾部本体2a及び装飾部表層体2bに関しては、押出成形品の製造方法について説明するときには、「取付け部形成予定部1’」、「装飾部本体形成予定部2a'」及び「装飾部表層体形成予定部2b'」の用語を使用することがある。
図10に示されるように、室内装飾部材Bは、自動車の室内を装飾するのに使用される長尺状の部材であって、横断面形状が略T字状となるように取付け部1の一端部に装飾部2が一体に形成された構成である。装飾部2の大部分は装飾部本体2aとなっていて、該装飾部本体2aと取付け部1とは一体成形され、スチレン系TPE、ビニール系TPE等のTPE(熱可塑性エラストマー)で形成される。特にスチレン系TPEは押出成形時に目やにがでにくい点において好ましい。一方、装飾部2の表層部は装飾部表層体2bとなっていて、ベース材であるオレフィン系TPE(TPO)に無数のマイクロカプセル3が混在された熱可塑性ポリマー材料で形成される。装飾部本体2aと取付け部1とを形成するTPEの成形温度は、ほぼ180°C のものが多く、装飾部表層体2bを形成する前記熱可塑性ポリマー材料の成形温度は、170〜180°Cのものが多い。そして、室内装飾部材Bの装飾部2の装飾部表層体2bの内部には加熱により膨張した多数のマイクロカプセル3が含まれ、表面には膨張及び/又は破裂した多数のマイクロカプセル3が存在している。装飾部表層体2bを形成する材料内に混練されるマイクロカプセル3は、熱可塑性材料からなり加熱下で軟化して伸長可能となる外殻を有し、膨張剤を内包している。そして所定の温度で外殻が軟化すると共に内包される前記膨張剤が体積膨張してマイクロカプセル3内の圧力が高まり、最終的に装飾部表層体2bの表面近くでは膨張したり、膨張して外殻の一部が装飾部表層体2b表面に露出したりする。更には、装飾部表層体2bの表面ではマイクロカプセル3の外殻が膨張の限度を超え破裂して外側に向けて開口した凹部3a(図5参照)を形成したりする。この様にして、装飾部表層体2bの表面に微細な凹凸模様が形成される。
前記装飾部本体2aを形成する熱可塑性ポリマー材料内に混在されるマイクロカプセル3(図3ないし図5参照)の形状は特に限定されず、紡錘形状、略球形状、不定形状、棒状等各種形態を取り得るが、装飾部本体2aの材料内における分散性及び意匠的効果の点から略球形状であることが好ましい。分散されるマイクロカプセル3の外径(最大外径寸法)は、ほぼ同じであってもよいが、2種以上の異なる外径を有するマイクロカプセル3を混合することも可能である。複数種類のマイクロカプセル3を混合することにより装飾部本体2aの表面に後述の織布調の模様と相俟ってより多様な意匠的効果を発現させることができる。また、マイクロカプセル3の外径は、10μm以上500μm以下であることが好ましく、より好ましくは、50μm以上300μm以下である。
マイクロカプセル3の外殻の材料は、装飾部表層体2bの材料とは異なる軟化温度を有する。本実施形態では、室内装飾部材Bの装飾部2は、熱可塑性ポリマー材料と前記TPEとを170〜180°Cの温度で層状に押し出して成形するが、成形の際にはマイクロカプセル3の外殻が軟化していることが好ましい。このため、マイクロカプセル3の外殻材料は装飾部表層体2bの材料の成形温度よりも軟化温度が低い材料である。具体的には、軟化温度が70〜100°Cであるマイクロカプセルが好適に使用される。この様な材料としては、例えば、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体、ポリアクリロニトリル、アクリロニトリル系共重合体、ポリ塩化ビニル等の熱可塑性樹脂が挙げられる。また、マイクロカプセル3に内包される液状ガス等の膨張剤としては、特に限定しないが、n−ペンタン、n−ヘキサン、n−ブタン、イソブタン、イソペンタン等の低沸点炭化水素等とすることができる。また、空気、二酸化炭素の他、窒素、アルゴン等の不活性ガスとすることもできる。
本実施形態では、成形途中の室内装飾部材B’を形成する溶融樹脂の熱及び後述するヒーターによりマイクロカプセル3の外殻が加熱されて軟化し、上記のように常温時よりも容易に膨張したり破裂したりする。即ち、マイクロカプセル3の外殻を樹脂熱及び後述するヒーターにより、外部からの圧力が開放された際に内部のガスの圧力によって容易に膨張又は破裂可能な状態に加熱する。従って、本実施形態では、外殻が軟化し十分に膨張、破裂を起こす最高発泡温度が後述の樹脂押出成形型Fから押し出される装飾部本体形成予定部2a’の材料M2 の成形温度よりも高いマイクロカプセルが好適に使用される。具体的には、マイクロカプセル3の外殻は70〜100°C程度で軟化し、その最高発泡温度は190°C以上230°C以下であることが好ましい。なお、このような熱膨張性マイクロカプセルとしては、例えば、エクスパンセルマイクロスフェアー(日本フィライト株式会社製)、マツモトマイクロスフェアー(松本油脂株式会社製)、アクゾノベル(Akzo Nobel 社製)等を使用することができる。
次に、図1ないし図8(主として図1及び図2)を参照にして、樹脂押出成形型Fを主体とする長尺状の室内装飾部材Bの製造装置について説明する。図1に示されるように、押出成形型Fは、基本ダイD1 とその前面に一体に装着されたエンドプレートとも称される押出ダイD2 とから成る。押出ダイD2 の前面には、押出ダイD2 から押し出された成形途中の室内装飾部材B’を下方から支持するための支持具11が一体に取付けられている。押出成形型Fには、成形途中の室内装飾部材Bの取付け部形成予定部1’及び装飾部本体形成予定部2a’を成形する材料M1 及び装飾部表層体形成予定部2b’を成形する材料M2 をそれぞれ押し出すための材料押出機A1 ,A2 がそれぞれ接続されている。材料押出機A1 は、基本ダイD1 の後方に配置接続され、材料押出機A2 は、基本ダイD1 の上方に接続されている。これらの材料押出機A1 ,A2 は図示しない温調装置を有する。基本ダイD1 の内部には、各材料M1 ,M2 の材料通路R1 ,R2 が隔壁部10を介してそれぞれ分離して形成されている。材料通路R1 において材料M1 は、押出方向Qに沿って流れる。材料通路R2 において材料M2 は、押出方向Qとほぼ直交する垂直下方に流れた後に、押出方向Qに対して傾斜する方向に向きを変えて流れた後に、押出ダイD2 の部分において材料M1 と合流する。その後、押出ダイD2 の押出開口(オリフィス)12から成形途中の室内装飾部材B’が押し出される。
押出ダイD2 の出口部の前記押出開口(オリフィス)12の横断面形状は、長尺成形品である室内装飾部材Bの横断面形状にほぼ対応させてある。更に本実施例においては、押出成形される長尺状の室内装飾部材Bの装飾部2の表面(材料M2 で成形される部分)に、マイクロカプセル3により成形される凹凸よりも大きな凹凸状の模様を成形と同時に形成している。即ち、前記押出ダイD2 の材料通路R3 のうち装飾部形成予定部2’の表面には、横断面が略三角形状の複数の溝形成突条(ダイ突条)14が押出方向Qに沿って形成されている(図4参照)。前記複数の溝形成突条14により成形中の室内装飾部材B’の装飾部表層体形成予定部2b’の表面に押出方向(長手方向)Qに沿った複数本の縦溝4(図6及び図9参照)が連続して形成される。また、押出ダイD2 の材料通路R3 の直上の部分には、押出成形中の装飾部表層体形成予定部2b’の材料M2 の表面温度を高めて、その内部に混在されているマイクロカプセル3を軟化させると共に内部圧を高めるための挿入型ヒーター15が組み込まれている。押出ダイD2 は、図示しないバンドヒーターと材料通路R3 を通過する樹脂材料M1 ,M2 の熱により加熱されており、更にヒーター15により押出ダイD2 の上側(図2における上側)だけが加熱されることにより、押出ダイD2 に接して押し出される装飾部表層体形成予定部2b’の接触表面が他の部分よりも高温に加熱される。なお、前述のように表層部だけヒーター15で加熱して、ヒーター15による加熱が他の部分に及ばないようにすると、前記他の部分の加熱が防止され、他の部分の形状変形等を生ずることなく、押出成形性を良好に維持できる。
図2、図7及び図8にそれぞれ示されるように、支持具11には、ほぼ円柱状の転写ローラー16を配設するための横断面略U字状のローラー配設溝17が形成されている。前記ローラー配設溝17の溝底面には、押出成形型Fから押し出された直後の取付け部形成予定部1’を挿通案内して通過させるための挿通溝18が押出方向Qに沿って形成されている。転写ローラー16は、装飾部2とほぼ同一幅でローラー本体16aの外周面に断面鋭角三角形状の複数の突条16bが軸方向に沿って形成されている。ローラー本体16aは、装飾部形成予定部2’の横断面形状に対応して、その軸方向の両端部では、徐々に径が大きくなるように形成されて中央部分よりも大径になっている。転写ローラー16は、その回転軸16cが押出方向Qと直交するようにして配置されて、支持具11のローラー配設溝17の両側の壁部11aに回転軸16c及び一対の軸受19を介して回転可能に支持されている。転写ローラー16は、成形途中の室内装飾部材B’に圧接して、室内装飾部材B’の押出速度に合わせて回転する機構とされており、この転写ローラー16によって装飾部表層体形成予定部2b’の表面に幅方向に沿った横溝5(図8及び図9参照)が連続して形成される。なお、図8は、転写ローラー16が回転し、転写ローラー16の外周面に設けられた複数の突条16bにより装飾部表層体形成予定部2b’に横溝5が形成されることを示す図である。前記突条16bの突出長は、前記装飾部表層体形成予定部2b’の厚さを超えない長さに設定してある。
次に、上記構成の樹脂押出成形型Fを使用して、上記構成の室内装飾部材Bを製造する方法について説明する。図1及び図2において、各材料押出機A1 ,A2 からは、それぞれ異なる樹脂材料が、押出成形型Fの基本ダイD1 内の相互に分離された異なる材料通路R1 ,R2 に供給される。押出ダイD2 の材料通路R3 の部分で2種類の異なる材料M1 ,M2 は合流界面で互いに融着して、押出開口(オリフィス)12から成形途中の室内装飾部材B’の形状となって押し出される。材料M1 は、スチレン系等の170〜180°Cに加熱された基本ダイD1 の通路R1 を流動する溶融したTPE材料(熱可塑性エラストマー)であり、材料M2 は、ベース材であるオレフィン系TPE(TPO)にマイクロカプセル3を含んだマスターバッチと混合したものであって、同じく170〜180°Cの基本ダイD1 の通路R2 を溶融した状態で流動する。材料M2 を構成するベース材とマスターバッチの混合比率は、例えば前者が98.5質量%で後者が1.5質量%である。ここで、マスターバッチとは、EVA(エチレン酢酸ビニール共重合体)、PE(ポリエチレン)等のTPOと相溶性がある樹脂成分とマイクロカプセル3との混合物である。予めマイクロカプセル3を混合したマスターバッチを用いることにより、ベース材(M2 )に対するマイクロカプセル3の分散性を高めることができる。装飾部表層体2bの材料に対するマイクロカプセル3の配合比率は、好ましくは質量比で0.1質量%以上5質量%以下である。
成形途中の室内装飾部材B’の取付け部形成予定部1’と装飾部2の装飾部本体形成予定部2a’とは熱可塑性エラストマーで形成され、残りの装飾部2の表面を形成する装飾部表層体形成予定部2b’はマイクロカプセル3が混在する熱可塑性ポリマー材料で形成される。熱可塑性ポリマー材料で形成される装飾部表層体形成予定部2b’の押出ダイD2 との接触部は押出ダイD2 の材料通路R3 を通過する際に、押出ダイD2 内に埋設されたヒーター15の加熱作用によって更に加熱されて、マイクロカプセル3の最高発泡温度とほぼ同じ又はこれを超える温度まで加熱される。このとき材料M2 内のマイクロカプセル3は軟化するが溶融はせず、溶融した材料による周囲からの圧縮力を受けるので、破裂したりせずほぼそのままの形状を保っている。この際、押出ダイD2 の温度はマイクロカプセル3が最も膨張する温度よりも10〜20°C高い温度、即ち190〜240°Cを目安に設定することが好ましい。さらに押出ダイD2 の材料通路R3 の内周の成形面に形成された溝形成突条14によって前記装飾部表層体形成予定部2b’に押出方向(長手方向)Qに沿って複数本の縦溝4がピッチP1 で形成される。この状態で、成形途中の室内装飾部材B’は押出ダイD2 の押出開口(オリフィス)12から押し出される。
このように、装飾部形成予定部2’は、材料通路R2 を通過する材料M2 の温度よりも高い温度に加熱された状態で、即ち装飾部形成予定部2’の表層部である装飾部表層体形成予定部2b’は、その内部に混在されている多数のマイクロカプセル3が膨張及び/又は破裂が容易となる温度(190〜230°C)まで加熱された状態で、押出成形型Fの押出開口12から押し出される。このため、前記装飾部表層体形成予定部2b’を形成するための多数のマイクロカプセル3が混在されている材料M2 の温度は高くなる。この結果、押出し直後において押出成形型F(押出ダイD2 )の成形圧力から開放されると、材料M2 内に混在されている多数のマイクロカプセル3のうち全体が材料M2 内に混入されているものは、その外殻が十分に膨張して表面が凹凸化する。その外殻の一部が表面に露出しているもののうち少なくとも一部は、当該外殻の一部が破裂し前記膨張との組み合せで表面が凹凸化(粗面化)される(図5参照)が、本発明においては型内外においてマイクロカプセル3に作用する圧力の差が大きくなるため、前記膨張及び/又は破裂が安定してより確実に行われる(膨張及び破裂が促進される)。その結果、マイクロカプセル3の破裂により形成される前記装飾部表層体形成予定部2b’の表面の凹凸化が安定して確実になり、室内装飾部材Bの装飾部2の表面の鮮明な凹凸を成形できる。
また、さらにこれらの膨張及び/又は破裂の各現象をより顕著に発現させる為には、押出機A1,A2 内の樹脂温度を通常の押出温度よりも低くすることでも実現できる。押出機A1,A2 内では樹脂が押出成形可能な粘度に溶融していればよく、樹脂温度を140〜170°Cとすることも可能である。押出機A1,A2 内の樹脂温度をより低温に設定することによって、マイクロカプセル3が押出機A1,A2 内において膨張又は破裂してしまうことを防止し、押出ダイD2 の押出開口12付近において膨張及び破裂を集中して起こすことができる。
成形中の室内装飾部材B’が押出成形型Fから押し出された後に、装飾部表層体形成予定部2b’の凹凸化された表面には、転写ローラー16の回転により横方向に沿った横溝5が形成済の縦溝4と直交してピッチP2 で連続して形成される。実施形態では、縦溝4のピッチP1 と横溝5のピッチP2 とは、(P1 ≒2P2 )の関係になっており(図9参照)、縦横の各溝4,5の深さはほぼ等しい。一般的には、横溝5のピッチP2 は、0.1〜5mmの範囲であり、縦横の各溝4,5の深さは0.1〜2mmの範囲である。縦横の各溝4,5のピッチ、深さを上記のように設定すると、完成した室内装飾部材Bとなったときに四角形をした表面模様が実際の織布調により近い外観となって現出するために、装飾部2の表面の装飾性が高められる。なお、図8及び図9において、4a,4bはそれぞれ縦溝4の山及び谷の各部分を示し、5aは横溝5の谷の部分を示す。
なお、長尺状をして押出成形型Fから押し出された成形途中の室内装飾部材B’は、転写ローラー16により装飾部形成予定部2’の表面に横溝5が形成された後に、上下一対の無端ベルトからなる引取装置21により所定の張力で引き取られ、前記押出成形型Fと前記引取装置21との間に配置された冷却槽22を通過する際に冷却される。実施形態の冷却槽22は、押出後の室内装飾部材B’を冷却水中を通過させ表面にエアーを吹き付ける形態である。冷却された後の成形ライン上を流れる連続長尺状の室内装飾部材B’は、引取装置21の下流側に配置された切断機23により設定長に切断されて、完成品である室内装飾部材Bとなる。
室内装飾部材Bは、図10に示されるように、取付け部1の幅方向の一端部に装飾部2が一体に形成されて断面略T字状を呈していて、前記装飾部2の表面には、縦溝4と横溝5とがほぼ直交して交差することにより織布調のパターンの模様が形成されて装飾化されている。
また、本発明では、図11に示されるように、押出成形型Fに押出開口よりも下流側の部分に一体に取付けられた支持具11’の部分に加熱装置Hを配設して、押出成形型Fから押し出された後の室内装飾部材B’の装飾部形成予定部2’の表面を加熱することも可能である。この実施形態では、熱風式の一対の加熱装置Hが押出方向Qに沿って所定間隔をおいて配設されており、前記一対の加熱装置Hの間に前記転写ローラー16が配設されている。このため、押出成形型Fから押し出された後においても加熱が続き、装飾部表層体形成予定部2b’を形成する材料M2 内に混在されている多数のマイクロカプセル3の膨張・破裂が継続して行われて、前記膨張・破裂が促進される利点がある。特に、転写ローラー16により装飾部表層体形成予定部2b’の表面に縦溝4を形成する前後において当該表面が加熱されるため、横溝5を形成することにより新たに表面に一部が露出したマイクロカプセル3の膨張・破裂の機会が多くなって、織布調の模様を鮮明に形成できる。このように、押出成形型Fを出た後に装飾部形成予定部2’の表面を加熱する方法の場合には、押出成形型Fの押出開口から出てから、冷却を開始するまでの間において加熱を行うことができ、この間で、より適した加熱時間や加熱するタイミングを適宜設定できる利点がある。
また、これらの実施形態は、マイクロカプセル3の膨張及び/又は破裂に加え、押出成形型Fの押出ダイD2 の押出開口12の内周面に形成した溝形成突条14と前記押出開口12よりも下流側に配設された転写ローラー16とによって、それぞれ縦溝4と横溝5とを互いに直交する様に形成して、両溝4,5の合成により装飾部2の表面に織布調の模様を形成した例であるが、図13ないし図17に示されるような上記模様以外の種々の織布調の模様を形成することもできる。図12は、ダイ突条14や転写ローラー16による転写模様を有していない装飾部2であって、図示されていないが、マイクロカプセル3の膨張・破裂による凹凸模様が形成されている。図13は、ダイ突条の単独使用により装飾部2の表面に長手方向に沿った「縞模様」が形成された例であり、図14は、転写ローラーの単独使用により幅方向(横方向)に沿った「縞模様」が形成された例である。図15は、転写ローラーによって「斜め格子模様」が形成された例である。更に、図16は、長手方向に沿って断続的に「斜め縞模様」が形成された例であり、図17は、幅方向(横方向)に沿って任意の欠損部を有した状態の「断続縞模様」が形成された例である。また、本発明は上記実施例に記載の他に、ドアオープニングトリム、サンルーフトリム等、織布や不織布のような布地又はこれに類似した外観を求められる部材との意匠上の調和が要求される製品に適用することができる。
本発明を実施するための樹脂押出成形型Fを含む製造装置全体の模式的側面図である。 押出成形型Fの側面拡大断面図である。 図2のX1 −X1 線の拡大断面図である。 図2のX2 −X2 線の拡大断面図である。 図2のX3 −X3 線の拡大断面図である。 図5のZ1 矢視図である。 図2のX4 −X4 線の拡大断面図である。 図7のY−Y線断面図である。 図8のZ2 矢視図である。 押出成形品である室内装飾部材Bの部分斜視図である。 押出成形型Fの押出開口よりも下流側に一体に取付けられた支持具11の部分に押出方向に沿って一対の加熱装置Hが配設された構成の側面断面図である。 ダイ突条や転写ローラーによる転写模様を有していない装飾部2を示す図である。 長手方向に「縞模様」を有する室内装飾部材Bの装飾部2を示す図である。 幅方向(横方向)に沿った「縞模様」を有する室内装飾部材Bの装飾部2を示す図である。 「斜め格子模様」を有する室内装飾部材Bの装飾部2を示す図である。 長手方向に沿って断続的に「斜め縞模様」を有する室内装飾部材Bの装飾部2を示す図である。 幅方向(横方向)に沿って任意の欠損部を有した状態の「断続縞模様」を有する室内装飾部材Bの装飾部2を示す図である。
符号の説明
B:室内装飾部材(押出成形品)
F:押出成形型
H:加熱装置
1 ,M2 :材料
Q:押出方向
1:取付け部
2:装飾部
2a:装飾部本体
2b:装飾部表層体
3:マイクロカプセル
4:縦溝
5:横溝
12:押出開口(オリフィス)
14:溝形成突条(ダイ突条)
15:ヒーター
16:転写ローラー

Claims (9)

  1. 熱可塑性材料からなる外殻内に、加熱されたとき体積膨張する物質を内包する無数のマイクロカプセルを混在した熱可塑性ポリマー材料を押出成形機に接続された押出成形型の出口から押し出して長尺成形品を製造する方法であって、
    前記押出成形型内で前記ポリマー材料を前記熱可塑性材料の溶融温度よりも低い押出成形に適する成形温度に加熱して、前記熱によりマイクロカプセルの外殻を膨張可能に軟化させると共に、内部物質を膨張させて内部圧力を高めかつ溶融した前記ポリマー材料によりマイクロカプセルを外側から囲んで内側に向けて押し付ける圧力がかかった状態を保って、溶融ポリマー材料を型出口形状に対応する横断面形状に成形すると共に前記型出口から連続して長尺成形品に押し出す工程と、
    前記長尺成形品が型の出口を出たときに溶融ポリマー材料の前記圧縮力を開放して長尺成形品の表面及び/又は表面近くで少なくとも一部の前記マイクロカプセルを膨張及び/又は破裂させ、長尺成形品の表面に多数の凹凸部を形成する工程と、を含み、
    前記型出口の近傍の上流側及び/又は型出口の近傍の下流側において、前記押出成形品の表面温度を前記押出成形に適する温度よりも高温に加熱することを特徴とする表面に多数の凹凸を有する熱可塑性樹脂製長尺成形品の製造方法。
  2. 押出成形型の中で又は成形型を出た後に、押出成形品の長手方向に沿って突条及び/又は凹溝を形成することを特徴とする請求項1に記載の表面に多数の凹凸を有する熱可塑性樹脂製長尺成形品の製造方法。
  3. 押出成形型の中で又は成形型を出た後に、押出成形品の幅方向に沿って突条及び/又は凹溝を形成することを特徴とする請求項1に記載の表面に多数の凹凸を有する熱可塑性樹脂製長尺成形品の製造方法。
  4. 押出成形型の中で又は成形型を出た後に、押出成形品の長手方向に沿う突条及び/又は凹溝と、前記突条及び/又は凹溝と交差する幅方向に沿う突条及び/又は凹溝を形成することを特徴とする請求項1に記載の表面に多数の凹凸を有する熱可塑性樹脂製長尺成形品の製造方法。
  5. 押出成形型の中で又は成形型を出た後に、押出成形品の長手方向と傾斜する方向に沿う突条及び/又は凹溝と、前記突条及び/又は凹溝と交差する幅方向に沿う突条及び/又は凹溝を形成することを特徴とする請求項1に記載の表面に多数の凹凸を有する熱可塑性樹脂製長尺成形品の製造方法。
  6. 突条及び/又は凹溝は、非連続な線状に形成することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の表面に多数の凹凸を有する熱可塑性樹脂製長尺成形品の製造方法。
  7. 長尺成形品は熱可塑性ポリマー材料からなる本体部を有し、表面に多数の凹凸部が形成された装飾部は、前記本体部と層状となって押出成形されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の表面に多数の凹凸を有する熱可塑性樹脂製長尺成形品の製造方法。
  8. 押出成形型の出口部分を他の部分よりも高温に加熱して、この熱を長尺成形品の表面に伝熱させて表面近くのマイクロカプセルの外殻の膨張及び/又は破裂を容易にしたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の表面に多数の凹凸を有する熱可塑性樹脂製長尺成形品の製造方法。
  9. 長尺成形品が押出成形型を出た後にその表面を他の部分よりも高温に加熱することを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の表面に多数の凹凸を有する熱可塑性樹脂製長尺成形品の製造方法。
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