JP2006187375A - ゲーム装置、ゲームプログラム、ゲームシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 携帯通信端末で実行するゲームにおいて即応性を要する移動操作を良好な操作性をもって実現する。
【解決手段】 操作入力部(1060)には、上下左右の方向を入力し得るリング状の十字キー(2000)が設けられ、後述するサッカーゲームにおいて、その左右方向を押すごとに操作対象選手の動き、速度を段階的に調節し、ストローク感が乏しい携帯電話(1000)で良好な移動操作性能を実現する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、携帯電話等の携帯通信端末によって実行するゲームプログラム、携帯通信端末等のゲーム装置、携帯通信端末を用いたゲームシステムに関する。
携帯電話は広く普及しており、その高機能化も顕著であるため、多くのゲームプログラムが提供されている。
ゲーム専用機ではゲームとしての操作性の良好な十字キー等を用いてキャラクタの移動等の制御を実行し得るが、携帯電話は、小型化および薄型化されてきていることと、通話、Eメール、インターネット情報サービスを主たる用途とし、ゲームのような俊敏な操作を要するものではないため、ゲーム実行時の操作性は必ずしも良好でない。例えば、携帯電話のボタンはストローク感が乏しく、ボタンを押している時間によってスピードや強さを調節することは困難である。そこで、携帯電話ではゲーム専用機とは異なる操作方法によって操作性を改善する試みが為されている。
特許文献1では、携帯電話の回転操作部を連続して押した回数を積算して、キャラクタの歩行距離を設定する端末装置が提案されている。しかし、このような積算結果を用いる操作はアクションゲーム等即応性を要するゲームには適さない。
特開2002−219274号公報
本発明はこのような従来の問題点を解消すべく創案されたもので、携帯通信端末で実行するゲームにおいて即応性を要する移動操作を良好な操作性をもって実現することを目的とする。
本発明によれば、携帯通信端末で実行するゲームにおいて即応性を要する移動操作を良好な操作性をもって実現できる。
本発明に係るゲーム装置は、1組のオン・オフ操作によって、操作対象オブジェクトの、第1の移動方向への1段階の指示を行う第1移動方向指示手段と、1組のオン・オフ操作によって、前記操作対象オブジェクトの、前記第1の移動方向と反対の第2の移動方向への1段階の指示を行う第2移動方向指示手段と、前記操作対象オブジェクトの移動方向を、前記第1、第2の移動方向に分類し得るように、移動方向の範囲を設定する移動範囲設定手段と、前記操作対象オブジェクトが停止しているときに、前記移動設定手段によって1段階の移動方向が指示されたときは、該移動方向に前記操作対象オブジェクトを最低速度で移動させる移動開始手段と、前記操作対象オブジェクトが移動しているときに、前記移動設定手段によって1段階の移動方向が指示され、前記操作対象オブジェクトの移動方向が、前記移動設定手段が指示した移動方向の範囲に含まれるときは、前記操作対象オブジェクトを1段階増速する増速手段と、前記操作対象オブジェクトが移動しているときに、前記移動設定手段によって1段階の移動方向が指示され、前記操作対象オブジェクトの移動方向が、前記移動設定手段が指示した移動方向の反対方向の範囲に含まれるときは、前記操作対象オブジェクトを1段階減速する減速手段と、前記操作対象オブジェクトが最低速度で移動しているときに、1段階減速すべきであったときには、前記操作対象オブジェクトを停止する停止手段とを備える。これによって、携帯通信端末で実行するゲームにおいて即応性を要する移動操作を良好な操作性をもって実現できる。
本発明に係るゲーム装置において、前記第1、第2の移動方向の反時計方向回転を指示する反時計方向指示手段と、
前記第1、第2の移動方向の時計方向回転を指示する時計方向指示手段と、前記第1回転方向指示手段によって反時計方向回転が指示されたときは前記操作対象オブジェクトを反時計方向に回転する反時計方向回転手段と、前記第2回転方向指示手段によって時計方向回転が指示されたときは前記操作対象オブジェクトを時計方向に回転する反時計方向回転手段とをさらに備えることによって、良好な操作性能で方向転換を行うことができる。
本発明に係るゲーム装置において、前記反時計方向指示手段は、オン状態に時間に対応した回転角度で、反時計方向回転を指示し、前記時計方向指示手段は、オン状態に時間に対応した回転角度で、時計方向回転を指示する。これによって、良好な操作性能で方向転換を行うことができる。
本発明に係るゲーム装置において、相互に直交する4方向を指示し得る十字キーを備え、十字キーの相互に反対に2方向が第1移動方向指示手段、第2移動方向指示手段にそれぞれ割り当て、残りの2方向が反時計方向指示手段、時計方向指示手段にそれぞれ割り当てることによって、コンパクトな構成で、良好な操作性能を確保し得る。
本発明は、1組のオン・オフ操作によって、操作対象オブジェクトの、第1の移動方向への1段階の指示を行う第1移動方向指示手段と、1組のオン・オフ操作によって、前記操作対象オブジェクトの、前記第1の移動方向と反対の第2の移動方向への1段階の指示を行う第2移動方向指示手段とを備えたゲーム装置における、操作対象オブジェクトを制御するゲームプログラムであって、前記第1移動方向指示手段または第2移動方向指示手段によって、第1または第2の移動方向が指示されたか否かを判断するステップと、前記操作対象オブジェクトが移動しているか否かを判断するステップと、前記操作対象オブジェクトが停止しているときに、前記第1または第2の移動方向の1段階の指示が為されたされたときは、該移動方向に前記操作対象オブジェクトを最低速度で移動させるステップと、前記操作対象オブジェクトが移動しているときに、前記第1または第2の移動方向の1段階の指示が為され、前記操作対象オブジェクトの移動方向が、前記第1または第2の移動方向の範囲に含まれるときは、前記操作対象オブジェクトを1段階増速するステップと、前記操作対象オブジェクトが移動しているときに、前記第1または第2の移動方向の1段階の指示が為され、前記操作対象オブジェクトの移動方向が、前記移動設定手段が指示した移動方向の反対方向の範囲に含まれるときは、前記操作対象オブジェクトを1段階減速するステップと、前記操作対象オブジェクトが最低速度で移動しているときに、減速すべきであったときには、前記操作対象オブジェクトを停止させるステップとを備える。これによって、携帯通信端末で実行するゲームにおいて即応性を要する操作を良好な操作性をもって実現できる。
本発明に係るゲームプログラムにおいて、前記ゲーム装置は、前記第1、第2の移動方向の反時計方向回転を指示する反時計方向指示手段と、前記第1、第2の移動方向の時計方向回転を指示する時計方向指示手段とをさらに備え、前記反時計方向指示手段によって、反時計方向の回転が指示されたか否かを判断するステップと、前記時計方向指示手段によって、時計方向の回転が指示されたか否かを判断するステップと、反時計方向の回転が指示されたと判断されたときに、前記操作対象オブジェクトを反時計方向に回転するステップと、時計方向の回転が指示されたと判断されたときに、前記操作対象オブジェクトを時計方向に回転するステップとをさらに備る。これによって良好な操作性能で方向転換を行うことができる。
本発明は、1組のオン・オフ操作によって、操作対象オブジェクトの、第1の移動方向への1段階の指示を行う第1移動方向指示手段と、1組のオン・オフ操作によって、前記操作対象オブジェクトの、前記第1の移動方向と反対の第2の移動方向への1段階の指示を行う第2移動方向指示手段とを備えた複数のゲーム装置と、前記操作対象オブジェクトを表示する表示部と、前記複数のゲーム装置が接続されたネットワークと、前記ネットワークに接続されたサーバとを備えたゲームシステムであって、前記ゲーム装置は、第1の移動方向へ指示または第2の移動方向へ指示を前記サーバに送信し、前記サーバは、前記操作対象オブジェクトの移動方向の範囲を、前記第1、第2の移動方向に分類し、前記操作対象オブジェクトが停止しているときに、前記移動設定手段によって1段階の移動方向が指示されたときは、該移動方向に前記操作対象オブジェクトを最低速度で移動させ、前記操作対象オブジェクトが移動しているときに、前記移動設定手段によって1段階の移動方向が指示され、前記操作対象オブジェクトの移動方向が、前記移動設定手段が指示した移動方向の範囲に含まれるときは、前記操作対象オブジェクトを1段階増速し、前記操作対象オブジェクトが移動しているときに、前記移動設定手段によって1段階の移動方向が指示され、前記操作対象オブジェクトの移動方向が、前記移動設定手段が指示した移動方向の反対方向の範囲に含まれるときは、前記操作対象オブジェクトを1段階減速し、前記操作対象オブジェクトが最低速度で移動しているときに、1段階減速すべきであったときには、前記操作対象オブジェクトを停止する。これによって、携帯通信端末で実行するゲームにおいて即応性を要する操作を良好な操作性をもって実現できる。
次に本発明に係る携帯通信端末等のゲーム装置、ゲームプログラム、携帯通信端末を用いたゲームシステムの好適な実施例を図面に基づいて説明する。
[ゲーム装置]
図1はゲーム装置としての携帯電話を示すブロック図、図2は図1の携帯電話の操作入力部を示す正面図、図3は図1のゲーム装置によって実行されるサッカーゲームの表示画面の例を示す図である。
図1において、携帯電話1000は、カラーLCD(液晶ディスプレイ)等の表示部1010と、表示すべき画像に基づいて表示部1010を駆動して画像を表示する表示制御部1012とを有し、携帯電話1000においては、例えば図3に示すように、サッカーゲームその他、操作に即応性が要求されるゲームが実行される。
表示制御部1012には、携帯電話1000全体を制御し、CPUや各ブロックとの情報の入出力を行うインターフェース(図示しない)等で構成する制御部1020に接続され、制御部1020には、システムメモリ1030、ROM1032、メモリカード等外部メモリ1050が接続されている。表示部1010に表示すべき画像は制御部1020によって生成され、あるいはシステムメモリ1030、ROM1032、外部メモリ1034に格納されている。
制御部1020には基地局との通信のための送受信部1040が接続され、音声通話およびデータ通信が可能である。音声通話に関しては、マイク1052およびスピーカ1054が接続された音声入出部1050が、制御部1020が接続されている。
携帯電話1000で実行されるゲームのためのプログラム、データは外部メモリ1034からロードされ、あるいはデータ通信によってダウンロードされる。
制御部1020には、基地局との通信やゲームその他の操作を行うための操作入力部1060と、マナーモード呼び出しのためのバイブレータ1070を駆動するバイブレーション制御部1072、時間管理のためのタイマ1080、電子マネー等に使用されるID等が記憶されたICチップ1090、携帯電話1000をTVリモコンとして使用するためのTVリモコン部1092、携帯電話1000ユーザの指紋認証のための指紋認証部1094が接続されている。
ゲーム装置は携帯電話1000に限定されるものではなく、種々の携帯通信端末やノートパソコンやPDA、携帯ゲーム装置などの小型の情報処理端末を適用し得る。
図2において、操作入力部1060は、例えば、携帯電話1000の前面に設けられ、操作入力部1060には、上下左右の方向を入力し得るリング状の十字キー2000、十字キー2000の中央に配置された決定ボタン2002、十字キー2000の左右斜め上方に配置された左ソフトキー2004、右ソフトキー2005、十字キー2000の下方に3列に配列された「1」〜「9」のテンキー2006〜2022、「8」のテンキー2020の下方に配置された「0」のテンキー2024、「0」のテンキー2024の左右に配置された「※」キー2026および「#」キー2028が設けられている。十字キー2000は、後述するサッカーゲームにおいて、その左右方向を押すごとに操作対象選手の動き、速度を段階的に調節し、ストローク感が乏しい携帯電話1000で良好な操作性能を実現する。すなわち、十字キー2000は、例えば、右方向2000R(図4A参照)が、1組のオン・オフ操作によって、操作対象オブジェクトの、第1の移動方向(例えば略右方向)への1段階の指示を行う第1移動方向指示手段として機能し、左方向2000L(図5A参照)が、1組のオン・オフ操作によって、操作対象オブジェクトの、第1の移動方向と反対の第2の移動方向(例えば略左方向)への1段階の指示を行う第2移動方向指示手段として機能し、上方向2000U(図6A参照)が、前記第1、第2の移動方向の反時計方向回転を指示する反時計方向指示手段として機能し、下方向2000D(図7A参照)が、前記第1、第2の移動方向の時計方向回転を指示する時計方向指示手段として機能する。
さらに携帯電話1000前面の操作入力部1060上方には、表示部1010、スピーカ1054が設けられ、操作入力部1060下方にはマイク1052が設けられている。
尚、本発明において、操作入力部1060や表示部1010、スピーカ1054の配置は上記に限定されない。
操作入力部1060によるゲームの操作については、ゲームプログラムに関連して後述する。
図3において、ゲームプログラムとして、サッカーゲームを実行した際の表示画面には、例えば、画面の左右方向にゴールが設置された競技場3000の中に、競技する選手3010〜3024、ボール3026、ボール3026をキープしている選手の選手名の表示3028、ボール3026をキープしている選手がパスをする際のパスの強さを示すパスゲージ3030、対戦チームの得点とクラブフラグを示す表示3032、試合時間を示す表示3034、フィールド全体の選手の配置を示すレーダー部3036、ユーザが操作する操作カーソル3038が表示されている。
操作カーソル3038は、ユーザが操作対象とする選手(例えば選手3014)に密着して表示され、選手3014の動きや向きを示す。図3では操作カーソル3038は左斜上(左方向であって、画面奥に向かう方向)に向けられており、操作対象選手3014が左斜上に向いていることを示す。
ゲーム専用機では、サッカーゲームにおいて、一般に、ボタンを押している時間によって走るスピードやパス、シュートの強さを調節するが、携帯電話1000は操作入力部1060のボタン等のストローク感が乏しく、ユーザはボタンを押していることを実感し難い。そこで本実施例では、十字キー2000の左右方向を押すごとに操作対象選手の動き、速度を段階的に調節する。
次に操作対象選手3014の操作を、「操作対象選手ボール保持時」、「操作対象選手フリーボール時」、「パス中」、「敵ボール保持時」、「フリーキック時、ゴールキック時、またはコーナーキック時」、「スローイン時」に分けて説明する。
[操作対象選手ボール保持時]
操作対象選手がボール3026を保持している状態(ボール保持時)を例において、例えば、図4Bに示すように、操作対象選手3014が停止しているとき、図4Aに示すように、十字キー2000の右方向2000R(黒塗り三角で示す。)を1回押して離す(キーインする)操作、すなわち1組のオン・オフ操作を行うと、図4Cに示すように、操作対象選手3014は右方向に走る。
操作対象選手3014の走る速度は複数段階設定され、停止状態からキーインにより走り始めるときは、最も遅い速度で走る。そして操作対象選手3014が右方向に走っている状態で右方向2000Rをキーインすると、操作対象選手3014は1段階速い速度で走る。
図4A〜図4Cの操作において、右方向2000Rは操作対象選手3014の右方向(第1の移動方向)を指示する第1移動方向指示手段として機能し、制御部1020、システムメモリ1030、ROM1032は、操作対象選手3014を右方向に最低速度で移動させる移動開始手段として機能する。
さらに、図8A〜図8Cにおいて、右方向2000Rをダブルタップ(2回続けて押す)したときには、操作対象選手3014が走っているか停止しているかにかかわらず、操作対象選手3014は最高速度で右方向に走り(図8B)、かつトリックフェイント(図8C)を行う。
十字キー2000の左方向2000Lをキーインしたときには、図4C、図8B、図8Cにおける選手の方向を左に置き換えた制御が為される。
図5Bに示すように、操作対象選手3014が右方向に走っているとき、図5Aに示すように、十字キー2000の左方向2000L(黒塗り三角で示す。)をキーインすると、図5Cに示すように、操作対象選手3014は減速する。そして操作対象選手3014が最低速度で右方向に走っている状態で左方向2000Lをキーインすると、操作対象選手3014は停止する。
図5A〜図5Cの操作において、左方向2000Lは操作対象選手3014の左方向(第2の移動方向)を指示する第2移動方向指示手段として機能し、制御部1020、システムメモリ1030、ROM1032は、操作対象選手3014を減速させる減速手段として機能する。
図5A〜図5Cの制御は、操作対象選手3014が右方向に走っているときに実行されるが、操作対象選手3014が左方向に走っているときには、右方向2000Rをキーインすることによって同様の減速制御が実行される。
操作対象選手3014が走る方向は、図5Dに示すように平面で見て右方向に対して左右90度の範囲のときに右と判断し、反対方向を左と判断する。なお、90度の方向(画面奥行方向の手前または奥)については右または左に振り分けて処理する。図5Dの範設定に関して、制御部1020、システムメモリ1030、ROM1032は、移動範囲設定手段として機能し、以下の処理における移動範囲判断においても同様である。
図6Aに示すように、十字キー2000の上方向2000U(黒塗り三角で示す。)をキーインすると、操作対象選手3014は反時計方向に方向転換する。図6Bに示すように、操作対象選手3014が走っている(例えば右方向に)とき、図6Cに示すように、操作対象選手3014は反時計方向に方向転換しつつ走り続ける。操作対象選手3014が止まっているときは、操作対象選手3014は止まった状態のまま反時計方向に方向転換する。このとき十字キー2000の上方向2000Uを長押しすると、プログラムは一定時間毎にキー入力の有無を検出して、キー入力に応じて画像を生成するので、押した時間に比例した角度で反時計方向の方向転換が行われる。
図6A〜図6Cの操作において、上方向2000Uは操作対象選手3014の第1、第2の移動方向の反時計方向回転を指示する反時計回転指示手段として機能し、制御部1020、システムメモリ1030、ROM1032は、操作対象選手3014を反時計方向に方向転換する反時計方向回転手段として機能する。
図7Aに示すように、十字キー2000の下方向2000D(黒塗り三角で示す。)をキーインすると、操作対象選手3014は時計方向に方向転換する。図7Bに示すように、操作対象選手3014が走っている(例えば右方向に)とき、図7Cに示すように、操作対象選手3014は時計方向に方向転換しつつ走り続ける。操作対象選手3014が止まっているときは、操作対象選手3014は止まった状態のまま時計方向に方向転換する。このとき十字キー2000の下方向2000Dを長押しすると、プログラムは一定時間毎にキー入力の有無を検出して、キー入力に応じて画像を生成するので、押した時間に比例した角度で時計方向の方向転換が行われる。
図7A〜図7Cの操作において、下方向2000Dは操作対象選手3014の第1、第2の移動方向の時計方向回転を指示する時計回転指示手段として機能し、制御部1020、システムメモリ1030、ROM1032は、操作対象選手3014を時計方向に方向転換する時計方向回転手段として機能する。
図9Bに示すように、操作対象選手3014が右方向に走っているとき、図9Aに示すように、十字キー2000の左方向2000L(黒塗り三角で示す。)をダブルタップすると、操作対象選手3014は一旦停止(図9C)し、その後最低速度で左方向に走る(図9D)。
図9A〜図9Cの操作において、制御部1020、システムメモリ1030、ROM1032は、操作対象選手3014を第1の移動方向から第2の移動方向に反転させる反転手段として機能する。
図9A〜図9Cの制御は、操作対象選手3014が右方向に走っているときに実行されるが、操作対象選手3014が左方向に走っているときには、右方向2000Rをダブルタップすることによって同様の制御が実行される。この場合も、制御部1020、システムメモリ1030、ROM1032は、操作対象選手3014を第2の移動方向から第1の移動方向に反転させる反転手段として機能する。
図10Aに示すように、十字キー2000の下方向2000D(黒塗り三角で示す。)をダブルタップすると、図10Bに示すように、操作対象選手3014が画面手前方向に向きフェイントをかける。下方向2000Dのダブルタップ前に操作対象選手3014が走っていたときは、図10Cに示すように、操作対象選手3014はフェイント後に走り続ける。
十字キー2000の上方向2000Uをダブルタップしたときには、フェイントの方向を画面奥の方向にフェイントをかけるようにして、図10A〜図10Cと同様の制御が実行される
図11Aに示すように、決定キー2002をキーインすると、ボール3026を保持している操作対象選手3014(図11B)は、前方にパスを出す(図11C)。
操作対象選手3014が自陣にいる状態で、図12Aに示すように、右ソフトキー2005をキーインすると、ボール3026を保持している操作対象選手3014は、ボールクリアする。すなわち、敵選手が自陣に持ち込んだボールを、自陣ゴールから遠ざけるように、キックする。これは例えば敵の選手3012が操作対象選手3014に迫ったときなどに有効な処理である。
操作対象選手3014が敵陣にいる状態で、図13Aに示すように、右ソフトキー2005をキーインすると、ボール3026を保持している操作対象選手3014はシュートを行う。シュートの形態は、ボール3026の高さ、操作対象選手3014の位置によって変化し、ヘディング(図38)、ダイビングヘッド(図39)、ボレーキック(図40)等が適宜選択される。
なお、操作対象選手3014が敵陣にいる状態で、右ソフトキー2005をダブルタップすると、ボール3026を保持している操作対象選手3014はゴロシュートを行う。
また、左ソフトキー2004のキーイン毎に、ボール3026を保持している操作対象選手3014のキック力調節が循環的に弱、中、強と調節される。
操作対象選手ボール保持時の操作においては、十字キー2000を有効に活用し、操作対象選手3014を走らせ、その方向を変更するような即応性を要する制御に関して、各方向2000R、2000L、2000U、2000Dのキーイン、長押し、ダブルタップを使い分け、方向転換のような目視確認できる制御では長押しを使用し、スピードアップ、スピードダウンのような目視確認が容易でない制御についてはキーインごとの段階的な調節あるいはダブルタップによる最高速度への増速を行うので、ストローク感のない携帯電話のボタンにより良好な操作性能を実現し得る。
[操作対象選手フリーボール時]
操作対象選手がボール3026を保持していないフリーボール時において、十字キー2000のキーインに関しては操作対象選手ボール保持時と同様の制御が行われる。すなわち、操作対象選手3014が停止(図14B)しているとき、右方向2000Rをキーイン(図14A)すると、操作対象選手3014は右方向に走り(図14C)、停止状態からは最低速度で走り、その後のキーインで、段階的に増速する。なお、右方向2000Rをダブルタップ(図18A)したときは、トリックフェイントは行わず、単に最高速度で右方向に走る。
操作対象選手3014が走っている方向(例えば、図15Bの右方向)と反対方向をキーイン(例えば、図15Aの左方向)すると、操作対象選手3014は減速する。
操作対象選手3014の走行方向の範囲の判定(図15D)も操作対象選手ボール保持時と同様である。
上方向2000Uのキーインによる操作対象選手3014の方向転換(図16A、図16B、図16C)、下方向2000Dのキーインによる操作対象選手3014の方向転換(図17A、図17B、図17C)、についても操作対象選手ボール保持時と同様であり、
長押しに際しても、プログラムは一定時間毎にキー入力の有無を検出して、キー入力に応じて画像を生成するので、押した時間に比例した角度で反時計方向の方向転換が行われる。
操作対象選手3014の走行方向と反対方向をダブルタップした際にも、操作対象選手ボール保持時と同様、操作対象選手3014は一旦停止して反対方向に最低速度で走る(図19A,図19B、図19C、図19D)。
図20Aに示すように、決定キー2002をキーインすると、操作対象選手3014はボール3026に向かうように方向転換する。方向転換に際しては、例えば図20Bの状態から徐々に図20Cの状態に変化する。なお決定キー2002をダブルタップすると、一気に方向転換する。
なお、左ソフトキー2004をキーインすると、操作対象選手3014の切替えが可能である。
操作対象選手フリーボール時の操作においては、十字キー2000を有効に活用し、操作対象選手3014を走らせ、その方向を変更するような即応性を要する制御に関して、各方向2000R、2000L、2000U、2000Dのキーイン、長押し、ダブルタップを使い分け、方向転換のような目視確認できる制御では長押しを使用し、スピードアップ、スピードダウンのような目視確認が容易でない制御についてはキーインごとの段階的な調節あるいはダブルタップによる最高速度への増速を行うので、ストローク感のない携帯電話のボタンにより良好な操作性能を実現し得る。
[パス中]
操作対象選手3014自身はボールを保持していないが、味方の選手がボールを保持しているときは、操作対象選手3014がパスを受ける可能性があるので、十字キー2000によって操作対象選手フリーボール時と同様の制御が行われるが、決定キー2002および右ソフトキー2005による制御が異なる。
図21Aに示すように、決定キー2002をキーインすると、図21Bに示すように、操作対象選手3014はダイレクトプレーを行う。すなわち味方の選手からパスを受けて、トラップすることなく、いずれかの味方の選手にパスを行う。
図22Aに示すように、右ソフトキー2005をキーインすると、図22Bに示すように、操作対象選手3014はダイレクトシュートを行う。すなわち味方の選手からパスを受けて、トラップ、ドリブル等行うことなく、直ちにゴールに向かってシュートを行う。
パス中の操作においては、十字キー2000を有効に活用し、操作対象選手3014を走らせ、その方向を変更するような即応性を要する制御に関して、各方向2000R、2000L、2000U、2000Dのキーイン、長押し、ダブルタップを使い分け、方向転換のような目視確認できる制御では長押しを使用し、スピードアップ、スピードダウンのような目視確認が容易でない制御についてはキーインごとの段階的な調節あるいはダブルタップによる最高速度への増速を行うので、ストローク感のない携帯電話のボタンにより良好な操作性能を実現し得る。
[敵ボール保持時]
敵の選手がボールを保持している状態においては、十字キー2000の左右方向2000R、2000Lについては操作対象選手フリーボール時と同様の制御が行われ、十字キー2000の上下方向2000U、2000Dについては操作対象選手ボール保持時と同様の制御が行われる。また左ソフトキー2004については操作対象選手フリーボール時と同様の制御が実行される。
敵ボール保持時において、図23Aに示すように、操作対象選手3014が、ボール3026を保持している敵の選手3012から比較的遠いときに、決定ボタン2002をキーインすると、操作対象選手3014がボール3026に向かうように方向転換する(図23B)。
図24Aに示すように、操作対象選手3014が、ボール3026を保持している敵の選手3012に比較的近いときに、決定ボタン2002をキーインすると、操作対象選手3014はボール3026にスライディングタックルする(図24B)。
図25Bに示すように、敵陣において敵選手(例えば3012)がボールを保持している場合、図25Aに示すように、右ソフトキー2005をキーインすると、操作対象選手3014はボールを取得すべくタックルを行う。
敵ボール保持時の操作においては、十字キー2000を有効に活用し、操作対象選手3014を走らせ、その方向を変更するような即応性を要する制御に関して、各方向2000R、2000L、2000U、2000Dのキーイン、長押し、ダブルタップを使い分け、方向転換のような目視確認できる制御では長押しを使用し、スピードアップ、スピードダウンのような目視確認が容易でない制御についてはキーインごとの段階的な調節あるいはダブルタップによる最高速度への増速を行うので、ストローク感のない携帯電話のボタンにより良好な操作性能を実現し得る。
[フリーキック時、ゴールキック時、またはコーナーキック時]
操作対象選手3014がフリーキック、ゴールキックまたはコーナーキックを行う際には、十字キー2000、決定キー2002、左ソフトキー2004、右ソフトキー2005および「0」のテンキー2024を使用する。
例えば、図26に示すように、操作対象選手3014がフリーキックを行う場合、十字キー2000の左右方向2000L、2000Rをキーインすることによってキック方向の左右を設定し、上下方向2000U、2000Dのキーインによって左方向にカーブの曲がり、右方向のカーブの曲がりを設定し、左ソフトキー2004のキーインによってキック力を調節する。右ソフトキーをキーインすると、操作対象選手3014はゴールに向かってシュートを行い、決定キー2002をキーインすると、操作対象選手3014はボール3026をキックする。また、「0」のテンキー2024をキーインすると、タイムになる。
[スローイン時]
操作対象選手3014がスローインを行う際には、十字キー2000、決定キー2002、左ソフトキー2004および「0」のテンキー2024を使用する。
図27に示すように、スローインにおける左右方向DR、DLの角度設定は、十字キー2000の左右方向2000L、2000Rのキーインによって実行し、決定キー2002のキーインによってスローインを行い、左ソフトキー2004のキーインによってスロー強さを調節する。また、「0」のテンキー2024をキーインすると、タイムになる。
[共通キー操作]
以上の特定の状況について設定された操作方法以外に、全ての状況に共通のキー操作が設けられている。すなわち、「1」のテンキー2006は、キーインによって弱キック、ダブルタップによって弱シュートおよびクリアを行う。「2」のテンキー2008は、キーインによって中キック、ダブルタップによって中シュートおよびクリアを行う。「3」のテンキー2010は、キーインによって強キック、ダブルタップによって強シュートおよびクリアを行う。
また、「7」のテンキー2018、「8」のテンキー2020、「9」のテンキー2022、「※」のキー2026、「0」のテンキー2024、「#」のキー2028、「5」のテンキー2014をキーインすることにより、コーチングA、コーチングB、コーチングC、左ソフトキー2004入力と同様の処理、メニュー表示、右ソフトキー2005入力と同様の処理、キックを行う。コーチングはボールを持っていない味方の選手に指示を出してコンビネーションプレイ等を可能にするもので、A〜Cのように複数種類用意されている。
[ゲームプログラム]
次に、図1、図2に示す携帯電話によって実行されるゲームプログラムを図面に基づいて説明する。
[操作メインルーチン]
図28において、ゲームプログラムの操作対象選手の操作に関するメインルーチンにおいては、まずステップS2801において、ゲームの状況を判断し、「操作対象選手ボール保持時」、「操作対象選手フリーボール時」、「パス中」、「敵ボール保持時」、「フリーキック時、ゴールキック時、またはコーナーキック時」、「スローイン時」のいずれの状況であるかを判断する。「操作対象選手ボール保持時」のときはステップS2802に進み、「操作対象選手フリーボール時」のときはステップS2803に進み、「パス中」のときはステップS2804に進み、「敵ボール保持時」のときはステップS2805に進み、「フリーキック時、ゴールキック時、またはコーナーキック時」のときはステップS2806に進み、「スローイン時」のときはステップS2807に進む。
ステップS2802では操作対象選手ボール保持時処理ルーチンを実行し、ステップS2803では操作対象選手フリーボール時処理ルーチンを実行し、ステップS2804ではパス中処理ルーチンを実行し、ステップS2805では敵ボール保持時処理ルーチンを実行し、ステップS2806ではフリーキック時、ゴールキック時、またはコーナーキック時処理ルーチンを実行し、ステップS2807ではスローイン時処理ルーチンを実行する。
「操作対象選手ボール保持時」
図29において、操作対象選手ボール保持時処理ルーチンは以下の各ステップによって実行される。
ステップS2901:まず共通キーの操作であるか否かを判断する。共通キーの操作のときはステップS2933に進み、そうでないときはステップS2902に進む。
ステップS2902:操作対象選手(例えば3014)が略右方向あるいは略左方向に進行(いずれかの段階の速度で走っている)か否か判断する。略左方向進行時のときはステップS2903に進み、略右方向進行時のときはステップS2904に進み、左右方向進行時でないときはステップS2917に進む。
ステップS2903:十字キー2000の右方向2000Rまたは左方向2000Lが押されたか否かを判断する。左方向2000Lが押されたときはステップS2905に進み、右方向2000Rが押されたときはステップS2906に進み、いずれのキーも押されなかったときはステップS2917に進む。
ステップS2904:十字キー2000の右方向2000Rまたは左方向2000Lが押されたか否かを判断する。左方向2000Lが押されたときはステップS2907に進み、右方向2000Rが押されたときはステップS2908に進み、いずれのキーも押されなかったときはステップS2917に進む。
ステップS2905:キー操作がキーインかダブルタップかを判断する。キーインのときはステップS2909に進み、ダブルタップのときはステップS2910に進む。
ステップS2906:キー操作がキーインかダブルタップかを判断する。キーインのときはステップS2911に進み、ダブルタップのときはステップS2912に進む。
ステップS2907:キー操作がキーインかダブルタップかを判断する。キーインのときはステップS2913に進み、ダブルタップのときはステップS2914に進む。
ステップS2908:キー操作がキーインかダブルタップかを判断する。キーインのときはステップS2915に進み、ダブルタップのときはステップS2916に進む。
ステップS2909:操作対象選手3014の左方向の走行速度をスピードアップし、そのまま処理を終了する。
ステップS2910:操作対象選手3014の左方向の走行速度を最大速度までスピードアップするとともに、トリックフェイントを行い、そのまま処理を終了する。
ステップS2911:操作対象選手3014の左方向の走行速度を減速し、そのまま処理を終了する。
ステップS2912:操作対象選手3014を一旦停止させ、その後右方向に最低速度で走らせる。
ステップS2913:操作対象選手3014の右方向の走行速度を減速し、そのまま処理を終了する。
ステップS2914:操作対象選手3014を一旦停止させ、その後左方向に最低速度で走らせる。
ステップS2915:操作対象選手3014の右方向の走行速度をスピードアップし、そのまま処理を終了する。
ステップS2916:操作対象選手3014の右方向の走行速度を最大速度までスピードアップするとともに、トリックフェイントを行い、そのまま処理を終了する。
ステップS2917:十字キー2000の左右方向2000L、2000R以外のキーについて、右ソフトキー2005、左ソフトキー2004、上方向2000U、下方向2000D、決定キー2002のいずれかが押されたか否かを判断する。
右ソフトキー2005が押されたときはステップS2918に進み、左ソフトキー2004が押されたときはステップS2925に進み、上方向2000Uが押されたときはステップS2919に進み、下方向2000Dが押されたときはステップS2920に進み、決定キー2002が押されたときはステップS2932に進む。
ステップS2918:操作対象選手3014が自陣エリアにいるか敵陣エリアにいるかを判断する。自陣エリアにいるときはステップS2921に進み、敵陣エリアにいるときはステップS2922に進む。
ステップS2919:上方向2000Uのキー操作がキーイン、長押し、ダブルタップのいずれであるかを判断する。キーインのときはステップS2926に進み、長押しのときはステップS2927に進み、ダブルタップのときはステップS2928に進む。
ステップS2920:下方向2000Dのキー操作がキーイン、長押し、ダブルタップのいずれであるかを判断する。キーインのときはステップS2929に進み、長押しのときはステップS2930に進み、ダブルタップのときはステップS2931に進む。
ステップS2921:ボールをクリアし、そのまま処理を終了する。
ステップS2922:右ソフトキー2005のキー操作がキーイン、ダブルタップのいずれであるかを判断する。キーインのときはステップS2923に進み、ダブルタップのときはステップS2924に進む。
ステップS2923:ゴールに向かってシュートを行い、そのまま処理を終了する。
ステップS2924:ゴールに向かってゴロシュートを行い、そのまま処理を終了する。
ステップS2925:キック力を調整し、そのまま処理を終了する。
ステップS2926:所定角度だけ操作対象選手3014の方向を上方向(画面奥の方向)に方向転換し、そのまま処理を終了する。
ステップS2927:ステップS2926の処理を繰り返し、操作対象選手3014の方向を上方向(画面奥の方向)に連続的に方向転換し、そのまま処理を終了する。
ステップS2928:操作対象選手3014が上方向(画面奥の方向)にフェイントを行い、そのまま処理を終了する。
ステップS2929:所定角度だけ操作対象選手3014の方向を下方向(画面手前方向)に方向転換し、そのまま処理を終了する。
ステップS2930:ステップS2929の処理を繰り返し、操作対象選手3014の方向を下方向(画面手前方向)に連続的に方向転換し、そのまま処理を終了する。
ステップS2931:操作対象選手3014が下方向(画面手前方向)にフェイントを行い、そのまま処理を終了する。
ステップS2932:操作対象選手3014がパスを行い、そのまま処理を終了する。
ステップS2933:共通キーの処理ルーチン(図35)を実行し、そのまま処理を終了する。
[操作対象選手フリーボール時]
図30において、操作対象選手フリーボール時処理ルーチンは以下の各ステップによって実行される。
ステップS3001:まず共通キーの操作であるか否かを判断する。共通キーの操作のときはステップS2933に進み、そうでないときはステップS3002に進む。
ステップS3002:操作対象選手(例えば3014)が略右方向あるいは略左方向に進行(いずれかの段階の速度で走っている)か否か判断する。略左方向進行時のときはステップS3003に進み、略右方向進行時のときはステップS3004に進み、左右方向進行時でないときはステップS3017に進む。
ステップS3003:十字キー2000の右方向2000Rまたは左方向2000Lが押されたか否かを判断する。左方向2000Lが押されたときはステップS3005に進み、右方向2000Rが押されたときはステップS3006に進み、いずれのキーも押されなかったときはステップS3017に進む。
ステップS3004:十字キー2000の右方向2000Rまたは左方向2000Lが押されたか否かを判断する。左方向2000Lが押されたときはステップS3007に進み、右方向2000Rが押されたときはステップS3008に進み、いずれのキーも押されなかったときはステップS3017に進む。
ステップS3005:キー操作がキーインかダブルタップかを判断する。キーインのときはステップS3009に進み、ダブルタップのときはステップS3010に進む。
ステップS3006:キー操作がキーインかダブルタップかを判断する。キーインのときはステップS3011に進み、ダブルタップのときはステップS3012に進む。
ステップS3007:キー操作がキーインかダブルタップかを判断する。キーインのときはステップS3013に進み、ダブルタップのときはステップS3014に進む。
ステップS3008:キー操作がキーインかダブルタップかを判断する。キーインのときはステップS3015に進み、ダブルタップのときはステップS3016に進む。
ステップS3009:操作対象選手3014の左方向の走行速度をスピードアップし、そのまま処理を終了する。
ステップS3010:操作対象選手3014の左方向の走行速度を最大速度までスピードアップし、そのまま処理を終了する。
ステップS3011:操作対象選手3014の左方向の走行速度を減速し、そのまま処理を終了する。
ステップS3012:操作対象選手3014を一旦停止させ、その後右方向に最低速度で走らせる。
ステップS3013:操作対象選手3014の右方向の走行速度を減速し、そのまま処理を終了する。
ステップS3014:操作対象選手3014を一旦停止させ、その後左方向に最低速度で走らせる。
ステップS3015:操作対象選手3014の右方向の走行速度をスピードアップし、そのまま処理を終了する。
ステップS3016:操作対象選手3014の右方向の走行速度を最大速度までスピードアップし、そのまま処理を終了する。
ステップS3017:十字キー2000の左右方向2000L、2000R以外のキーについて、左ソフトキー2004、上方向2000U、下方向2000D、決定キー2002のいずれかが押されたか否かを判断する。
ステップS3018:キー操作がキーインか長押しかを判断する。キーインのときはステップS3022に進み、長押しのときはステップS3023に進む。
ステップS3019:キー操作がキーインか長押しかを判断する。キーインのときはステップS3024に進み、長押しのときはステップS3025に進む。
ステップS3020:キー操作がキーインかダブルタップかを判断する。キーインのときはステップS3026に進み、ダブルタップのときはステップS3027に進む。
ステップS3021:選手切替えを行い、そのまま処理を終了する。選手切替えに際しては図36の画面が表示され、選手交代のコマンド3601を押すことにより、選手リスト3602における選手選択が可能になる。
ステップS3022:所定角度だけ操作対象選手3014の方向を上方向(画面奥の方向)に方向転換し、そのまま処理を終了する。
ステップS3023:ステップS3022の処理を繰り返し、操作対象選手3014の方向を上方向(画面奥の方向)に連続的に方向転換し、そのまま処理を終了する。
ステップS3024:所定角度だけ操作対象選手3014の方向を下方向(画面手前方向)に方向転換し、そのまま処理を終了する。
ステップS3025:ステップS3024の処理を繰り返し、操作対象選手3014の方向を下方向(画面手前方向)に連続的に方向転換し、そのまま処理を終了する。
ステップS3026:操作対象選手3014が徐々にボール3026の方向をむき、そのまま処理を終了する。
ステップS3027:操作対象選手3014が一気にボール3026の方向をむき、そのまま処理を終了する。
[パス中]
図31において、パス中処理ルーチンは以下の各ステップによって実行される。
ステップS3101:まず共通キーの操作であるか否かを判断する。共通キーの操作のときはステップS2933に進み、そうでないときはステップS3102に進む。
ステップS3102:操作対象選手(例えば3014)が略右方向あるいは略左方向に進行(いずれかの段階の速度で走っている)か否か判断する。略左方向進行時のときはステップS3103に進み、略右方向進行時のときはステップS3104に進み、左右方向進行時でないときはステップS3017に進む。
ステップS3103:十字キー2000の右方向2000Rまたは左方向2000Lが押されたか否かを判断する。左方向2000Lが押されたときはステップS3105に進み、右方向2000Rが押されたときはステップS3106に進み、いずれのキーも押されなかったときはステップS3017に進む。
ステップS3104:十字キー2000の右方向2000Rまたは左方向2000Lが押されたか否かを判断する。左方向2000Lが押されたときはステップS3107に進み、右方向2000Rが押されたときはステップS3108に進み、いずれのキーも押されなかったときはステップS3117に進む。
ステップS3105:キー操作がキーインかダブルタップかを判断する。キーインのときはステップS3109に進み、ダブルタップのときはステップS3110に進む。
ステップS3106:キー操作がキーインかダブルタップかを判断する。キーインのときはステップS3111に進み、ダブルタップのときはステップS3112に進む。
ステップS3107:キー操作がキーインかダブルタップかを判断する。キーインのときはステップS3113に進み、ダブルタップのときはステップS3114に進む。
ステップS3108:キー操作がキーインかダブルタップかを判断する。キーインのときはステップS3115に進み、ダブルタップのときはステップS3116に進む。
ステップS3109:操作対象選手3114の左方向の走行速度をスピードアップし、そのまま処理を終了する。
ステップS3110:操作対象選手3114の左方向の走行速度を最大速度までスピードアップし、そのまま処理を終了する。
ステップS3111:操作対象選手3114の左方向の走行速度を減速し、そのまま処理を終了する。
ステップS3112:操作対象選手3014を一旦停止させ、その後右方向に最低速度で走らせる。
ステップS3113:操作対象選手3014の右方向の走行速度を減速し、そのまま処理を終了する。
ステップS3114:操作対象選手3014を一旦停止させ、その後左方向に最低速度で走らせる。
ステップS3115:操作対象選手3014の右方向の走行速度をスピードアップし、そのまま処理を終了する。
ステップS3116:操作対象選手3014の右方向の走行速度を最大速度までスピードアップし、そのまま処理を終了する。
ステップS3117:十字キー2000の左右方向2000L、2000R以外のキーについて、決定キー2002、上方向2000U、下方向2000D、右ソフトキー2004のいずれかが押されたか否かを判断する。
ステップS3118:キー操作がキーインか長押しかを判断する。キーインのときはステップS3122に進み、長押しのときはステップS3123に進む。
ステップS3119:キー操作がキーインか長押しかを判断する。キーインのときはステップS3124に進み、長押しのときはステップS3125に進む。
ステップS3120:操作対象選手3014が自陣エリアにいるか敵陣エリアにいるかを判断する。自陣エリアにいるときはそのまま処理を終了し、敵陣エリアにいるときはステップS3126に進む。
ステップS3121:操作対象選手3014がダイレクトプレイを行いそのまま処理を終了する。
ステップS3122:所定角度だけ操作対象選手3014の方向を上方向(画面奥の方向)に方向転換し、そのまま処理を終了する。
ステップS3123:ステップS3022の処理を繰り返し、操作対象選手3014の方向を上方向(画面奥の方向)に連続的に方向転換し、そのまま処理を終了する。
ステップS3124:所定角度だけ操作対象選手3014の方向を下方向(画面手前方向)に方向転換し、そのまま処理を終了する。
ステップS3125:ステップS3124の処理を繰り返し、操作対象選手3014の方向を下方向(画面手前方向)に連続的に方向転換し、そのまま処理を終了する。
ステップS3126:操作対象選手3014がダイレクトシュートを行いそのまま処理を終了する。
[敵ボール保持時]
図32において、敵ボール保持時処理ルーチンは以下の各ステップによって実行される。
ステップS3201:まず共通キーの操作であるか否かを判断する。共通キーの操作のときはステップS2933に進み、そうでないときはステップS3202に進む。
ステップS3202:操作対象選手(例えば3014)が略右方向あるいは略左方向に進行(いずれかの段階の速度で走っている)か否か判断する。略左方向進行時のときはステップS3203に進み、略右方向進行時のときはステップS3204に進み、左右方向進行時でないときはステップS3217に進む。
ステップS3203:十字キー2000の右方向2000Rまたは左方向2000Lが押されたか否かを判断する。左方向2000Lが押されたときはステップS3205に進み、右方向2000Rが押されたときはステップS3206に進み、いずれのキーも押されなかったときはステップS3217に進む。
ステップS3204:十字キー2000の右方向2000Rまたは左方向2000Lが押されたか否かを判断する。左方向2000Lが押されたときはステップS3207に進み、右方向2000Rが押されたときはステップS3208に進み、いずれのキーも押されなかったときはステップS3217に進む。
ステップS3205:キー操作がキーインかダブルタップかを判断する。キーインのときはステップS3209に進み、ダブルタップのときはステップS3210に進む。
ステップS3206:キー操作がキーインかダブルタップかを判断する。キーインのときはステップS3211に進み、ダブルタップのときはステップS3212に進む。
ステップS3207:キー操作がキーインかダブルタップかを判断する。キーインのときはステップS3213に進み、ダブルタップのときはステップS3214に進む。
ステップS3208:キー操作がキーインかダブルタップかを判断する。キーインのときはステップS3215に進み、ダブルタップのときはステップS3216に進む。
ステップS3209:操作対象選手3014の左方向の走行速度をスピードアップし、そのまま処理を終了する。
ステップS3210:操作対象選手3014の左方向の走行速度を最大速度までスピードアップし、そのまま処理を終了する。
ステップS3211:操作対象選手3014の左方向の走行速度を減速し、そのまま処理を終了する。
ステップS3212:操作対象選手3014を一旦停止させ、その後右方向に最低速度で走らせる。
ステップS3213:操作対象選手3014の右方向の走行速度を減速し、そのまま処理を終了する。
ステップS3214:操作対象選手3014を一旦停止させ、その後左方向に最低速度で走らせる。
ステップS3215:操作対象選手3014の右方向の走行速度をスピードアップし、そのまま処理を終了する。
ステップS3216:操作対象選手3014の右方向の走行速度を最大速度までスピードアップし、そのまま処理を終了する。
ステップS3217:十字キー2000の左右方向2000L、2000R以外のキーについて、右ソフトキー2005、左ソフトキー2004、上方向2000U、下方向2000D、決定キー2002のいずれかが押されたか否かを判断する。
右ソフトキー2005が押されたときはステップS3218に進み、左ソフトキー2004が押されたときはステップS3226に進み、上方向2000Uが押されたときはステップS3219に進み、下方向2000Dが押されたときはステップS3220に進み、決定キー2002が押されたときはステップS3222に進む。
ステップS3218:ボールを保持している敵選手(例えば3012)と操作対象選手3014の距離の遠近を判断する。距離が近いときはステップS3223に進み、距離が遠いときはステップS3221に進む。
ステップS3219:上方向2000Uのキー操作がキーイン、長押し、ダブルタップのいずれであるかを判断する。キーインのときはステップS3227に進み、長押しのときはステップS3228に進み、ダブルタップのときはステップS3229に進む。
ステップS3220:下方向2000Dのキー操作がキーイン、長押し、ダブルタップのいずれであるかを判断する。キーインのときはステップS3230に進み、長押しのときはステップS3231に進み、ダブルタップのときはステップS3232に進む。
ステップS3221:右ソフトキー2005のキー操作がキーイン、ダブルタップのいずれであるかを判断する。キーインのときはステップS3224に進み、ダブルタップのときはステップS3225に進む。
ステップS3222:操作対象選手3014が敵陣エリアにいるか否かを判断する。敵陣エリアにいるときはステップS3233に進み、そうでないときはそのまま処理を終了する。
ステップS3223:敵選手3012に対してスライディングを行い、そのまま処理を終了する。
ステップS3224:操作対象選手3014が徐々にボール3026の方向をむき、そのまま処理を終了する。
ステップS3225:操作対象選手3014が一気にボール3026の方向をむき、そのまま処理を終了する。
ステップS3226:キック力を調整し、そのまま処理を終了する。
ステップS3227:所定角度だけ操作対象選手3014の方向を上方向(画面奥の方向)に方向転換し、そのまま処理を終了する。
ステップS3228:ステップS3227の処理を繰り返し、操作対象選手3014の方向を上方向(画面奥の方向)に連続的に方向転換し、そのまま処理を終了する。
ステップS3229:操作対象選手3014が上方向(画面奥の方向)にフェイントを行い、そのまま処理を終了する。
ステップS3230:所定角度だけ操作対象選手3014の方向を下方向(画面手前方向)に方向転換し、そのまま処理を終了する。
ステップS3231:ステップS3230の処理を繰り返し、操作対象選手3014の方向を下方向(画面手前方向)に連続的に方向転換し、そのまま処理を終了する。
ステップS3232:操作対象選手3014が下方向(画面手前方向)にフェイントを行い、そのまま処理を終了する。
ステップS3233:敵選手3012に対してタックルを行い、そのまま処理を終了する。
[フリーキック時、ゴールキック時、またはコーナーキック時]
図33において、フリーキック時、ゴールキック時、またはコーナーキック時の処理ルーチンは以下の各ステップによって実行される。
ステップS3301:まず十字キー2000の上下方向2000U、2000D、左右方向2000L、2000R、決定キー2002、左ソフトキー2004、右ソフトキー2005、「0」のテンキー2024あるいは共通キーのいずれかが押されたか否かを判断する。
上下方向2000U、2000Dが押されたときはステップS3302に進み、左右方向2000L、2000Rが押されたときはステップS3303に進み、決定キー2002が押されたときはステップS3304に進み、左ソフトキー2004が押されたときはステップS3305に進み、右ソフトキー2005が押されたときはステップS3306に進み、「0」のテンキー2024が押されたときはステップS3307に進み、共通キーが押されたときはステップS2933に進む。
ステップS3302:上方向2000Uが押されたときは、キックのカーブの方向を上方向(画面の奥の方向)に設定し、下方向2000Dが押されたときは、キックのカーブの方向を下方向(画面の手前方向)に設定し、そのまま処理を終了する。
ステップS3303:右方向2000Rが押されたときは、キックの方向を操作対象選手3014の右方向に設定し、左方向2000Lが押されたときは操作対象選手3014の左右方向に設定し、そのまま処理を終了する。
ステップS3304:決定キー2002が押されたときは、キックを行い、そのまま処理を終了する。
ステップS3305:左ソフトキー2004が押されたときは、キック力を調整し、そのまま処理を終了する。
ステップS3306:右ソフトキー2005が押されたときは、ゴールに向かってシュートを行い、そのまま処理を終了する。
ステップS3307:「0」のテンキー2024が押されたときは、タイムとなり、そのまま処理を終了する。
ステップS3308:共通キーが押されたときは、共通キールーチンを実行し、そのまま処理を終了する。
[スローイン時の処理ルーチン]
図34において、スローイン時の処理ルーチンは以下の各ステップによって実行される。
ステップS3401:まず十字キー2000の左右方向2000L、2000R、決定キー2002、左ソフトキー2004、「0」のテンキー2024あるいは共通キーのいずれかが押されたか否かを判断する。
左右方向2000L、2000Rが押されたときはステップS3402に進み、決定キー2002が押されたときはステップS3403に進み、左ソフトキー2004が押されたときはステップS3404に進み、「0」のテンキー2024が押されたときはステップS3404に進み、共通キーが押されたときはステップS2933に進む。
ステップS3402:右方向2000Rが押されたときは、スローインの方向を操作対象選手3014の右方向に設定し、左方向2000Lが押されたときは操作対象選手3014の左方向に設定し、そのまま処理を終了する。
ステップS3403:決定キー2002が押されたときは、スローインを行い、そのまま処理を終了する。
ステップS3404:左ソフトキー2004が押されたときは、力を調整し、そのまま処理を終了する。キック力と同様、スローインの力は左ソフトキー2004のキーイン毎に弱、中、強と循環的に調節される。
ステップS3405:「0」のテンキー2024が押されたときは、タイムとなり、そのまま処理を終了する。
ステップS3406:共通キーが押されたときは、共通キールーチンを実行し、そのまま処理を終了する。
[共通キールーチン]
図35において、共通キールーチンは以下の各ステップによって実行される。
ステップS3501:まず、まず、「1」のテンキー2006、「2」のテンキー2008、「3」のテンキー2010、「7」のテンキー2018、「8」のテンキー2020、「9」のテンキー2022、「※」のキー2026、「0」のテンキー2024、「#」のキー2028、「5」のテンキー2014のいずれかが押されたか否かを判断する。
「1」のテンキー2006、「2」のテンキー2008、「3」のテンキー2010、「7」のテンキー2018、「8」のテンキー2020、「9」のテンキー2022、「※」のキー2026、「0」のテンキー2024、「#」のキー2028、「5」のテンキー2014が押されたときは、それぞれステップS3502、ステップS3503、ステップS3504、ステップS3511、ステップS3512、ステップS3513、ステップS3514、ステップS3515、ステップS3516、ステップS3517に進む。
ステップS3502:「1」のテンキー2006が押されたときは、キー操作がキーインかダブルタップかを判断する。キーインのときはステップS3505に進み、ダブルタップのときはステップS3506に進む。
ステップS3503:「2」のテンキー2008が押されたときは、キー操作がキーインかダブルタップかを判断する。キーインのときはステップS3507に進み、ダブルタップのときはステップS3508に進む。
ステップS3504:「3」のテンキー2010が押されたときは、キー操作がキーインかダブルタップかを判断する。キーインのときはステップS3509に進み、ダブルタップのときはステップS3510に進む。
ステップS3505:「1」のテンキー2006がキーインされたときは、弱キックを行いそのまま処理を終了する。
ステップS3506:「1」のテンキー2006がダブルタップされたときは、弱シュートおよびクリアを行いそのまま処理を終了する。
ステップS3507:「2」のテンキー2008がキーインされたときは、中キックを行いそのまま処理を終了する。
ステップS3508:「2」のテンキー2008がダブルタップされたときは、中シュートおよびクリアを行いそのまま処理を終了する。
ステップS3509:「3」のテンキー2010がキーインされたときは、強キックを行いそのまま処理を終了する。
ステップS3510:「3」のテンキー2010がダブルタップされたときは、強シュートおよびクリアを行いそのまま処理を終了する。
ステップS3511:「7」のテンキー2018が押されたときは、コーチングAを行いそのまま処理を終了する。
ステップS3512:「8」のテンキー2020が押されたときは、コーチングBを行いそのまま処理を終了する。
ステップS3513:「9」のテンキー2022が押されたときは、コーチングCを行いそのまま処理を終了する。
ステップS3514:「※」のキー2026が押されたときは、左ソフトキー2004入力と同様の処理を行い、そのまま処理を終了する。
ステップS3515:「0」のテンキー2024が押されたときは、メニュー表示を行い、そのまま処理を終了する。
ステップS3516:「#」のキー2028が押されたときは、右ソフトキー2004入力と同様の処理を行い、そのまま処理を終了する。
ステップS3517:「5」のテンキー2014が押されたときは、キックを行い、そのまま処理を終了する。
[ゲームシステム]
以上ゲームプログラムは図1の携帯通信端末1000内部で実行されるものであってもよいし、図37に示すゲームシステムにおいて実行されるものであってもよい。
図37において、複数の携帯電話1000がインターネット等のネットワークINを介してサーバSVに接続され、さらにサーバSVにはネットワークINを介してゲーム専用装置3701や汎用パーソナルコンピュータPCが接続されている。
サーバSVは、携帯電話1000、ゲーム専用装置3701、汎用パーソナルコンピュータPCと種々の情報の授受を行うとともに、ゲームプログラムを制御する。
例えば、サッカーゲームの実行に際して、各携帯電話1000に操作対象選手を割り当て、各ユーザが十字キー2000等の操作に基づいて、割り当てられた選手を制御する信号を制御部1020で生成して、サーバSVに送り、サーバSVはその信号に基づいて各選手を制御し、制御の結果の情報を、各携帯電話1000に配信する。制御部1020は配信された情報に基づいて画像を生成する。これによって、極めて現実感のあるサッカーゲームを楽しむことができ、その操作性は良好である。
なお、以下の十字キー2000の操作において、画面の左右方向にゴールが設置された構成を基本とし、原則として、左右方向で選手やボールの移動(走行、キック、スロー等の)方向を指定し、上下方向でその方向転換やカーブ等を制御していたが、十字キー2000の左右方向、上下方向に異なる定義(上下方向で移動方向等、左右方向で方向転換等)を与えることも当然可能である。
なお本発明における選手の制御操作は、サッカーゲームに限定されるものではなく、バスケットボール、バレーボール、ホッケー、アイスホッケー、水球等多様なゲームに適用し得る。
ゲーム装置としての携帯電話を示すブロック図である。 図1の携帯電話の操作入力部を示す正面図である。 図1のゲーム装置によって実行されるサッカーゲームの表示画面の例を示す図である。 操作対象選手ボール保持時の十字キーのキー操作の例を示す図である。 操作対象選手ボール保持時における、操作対象選手の停止状態を示す図である。 操作対象選手ボール保持時において、操作対象選手が右方向に走る状態を示す図である。 操作対象選手ボール保持時の十字キーのキー操作の他の例を示す図である。 操作対象選手ボール保持時において、操作対象選手が右方向に走っている状態を示す図である。 操作対象選手ボール保持時において、操作対象選手が右方向に走っている状態から停止した状態を示す図である。 操作対象選手ボール保持時において、操作対象選手が走る方向の範囲を示す図である。 操作対象選手ボール保持時の十字キーのキー操作のさらに他の例を示す図である。 操作対象選手ボール保持時において、操作対象選手が右方向に走っている状態を示す図である。 操作対象選手ボール保持時において、操作対象選手が右方向に走りつつ反時計方向に方向転換した状態を示す図である。 操作対象選手ボール保持時の十字キーのキー操作のさらに他の例を示す図である。 操作対象選手ボール保持時において、操作対象選手が右方向に走っている状態を示す図である。 操作対象選手ボール保持時において、操作対象選手が右方向に走りつつ時計方向に方向転換した状態を示す図である。 操作対象選手ボール保持時の十字キーのキー操作のさらに他の例を示す図である。 操作対象選手ボール保持時において、操作対象選手が右方向に最高速度で走っている状態を示す図である。 操作対象選手ボール保持時において、操作対象選手がトリックフェイントしている状態を示す図である。 操作対象選手ボール保持時の十字キーのキー操作のさらに他の例を示す図である。 操作対象選手ボール保持時において、操作対象選手が右方向に走っている状態を示す図である。 操作対象選手ボール保持時において、操作対象選手が一旦停止した状態を示す図である。 操作対象選手ボール保持時において、操作対象選手が左方向に最低速度で走っている状態を示す図である。 操作対象選手ボール保持時の十字キーのキー操作のさらに他の例を示す図である。 操作対象選手ボール保持時において、操作対象選手がフェイントをかけた状態を示す図である。 操作対象選手ボール保持時において、操作対象選手がフェイント後に走り続けた状態を示す図である。 操作対象選手ボール保持時の十字キーのキー操作のさらに他の例を示す図である。 操作対象選手のボール保持状態を示す図である。 操作対象選手ボール保持時において、操作対象選手が前方にパスを出した状態を示す図である。 操作対象選手ボール保持時の十字キーのキー操作のさらに他の例を示す図である。 操作対象選手ボール保持時において、操作対象選手がボールクリアした状態を示す図である。 操作対象選手ボール保持時の十字キーのキー操作のさらに他の例を示す図である。 操作対象選手ボール保持時において、操作対象選手が敵陣でシュートを行う状態を示す図である。 操作対象選手フリーボール時の十字キーのキー操作の例を示す図である。 操作対象選手フリーボール時において、操作対象選手が停止している状態を示す図である。 操作対象選手フリーボール時において、操作対象選手が右方向に走る状態を示す図である。 操作対象選手フリーボール時の十字キーのキー操作の他の例を示す図である。 操作対象選手フリーボール時において、操作対象選手が右方向に走っている状態を示す図である。 操作対象選手フリーボール時において、操作対象選手が右方向に走っている状態から停止した状態を示す図である。 操作対象選手フリーボール時において、操作対象選手が走る方向の範囲を示す図である。 操作対象選手フリーボール時の十字キーのキー操作のさらに他の例を示す図である。 操作対象選手フリーボール時において、操作対象選手が右方向に走っている状態を示す図である。 操作対象選手フリーボール時において、操作対象選手が右方向に走りつつ反時計方向に方向転換した状態を示す図である。 操作対象選手フリーボール時の十字キーのキー操作のさらに他の例を示す図である。 操作対象選手フリーボール時において、操作対象選手が右方向に走っている状態を示す図である。 操作対象選手フリーボール時において、操作対象選手が右方向に走りつつ時計方向に方向転換した状態を示す図である。 操作対象選手フリーボール時の十字キーのキー操作のさらに他の例を示す図である。 操作対象選手フリーボール時において、操作対象選手が右方向に最高速度で走っている状態を示す図である。 操作対象選手フリーボール時の十字キーのキー操作のさらに他の例を示す図である。 操作対象選手フリーボール時において、操作対象選手が右方向に走っている状態を示す図である。 操作対象選手フリーボール時において、操作対象選手が一旦停止した状態を示す図である。 操作対象選手フリーボール時において、操作対象選手が左方向に最低速度で走っている状態を示す図である。 操作対象選手フリーボール時の十字キーのキー操作のさらに他の例を示す図である。 操作対象選手フリーボール時において、操作対象選手が徐々にボールに向かうように方向転換した状態を示す図である。 操作対象選手フリーボール時において、操作対象選手が一気にボールに向かうように方向転換した状態を示す図である。 操作対象選手フリーボール時の十字キーのキー操作のさらに他の例を示す図である。 操作対象選手フリーボール時において、操作対象選手がダイレクトプレーを行う状態を示す図である。 操作対象選手フリーボール時の十字キーのキー操作のさらに他の例を示す図である。 操作対象選手フリーボール時において、操作対象選手がダイレクトシュートを行う状態を示す図である。 敵ボール保持時の十字キーのキー操作の例を示す図である。 敵ボール保持時において、操作対象選手がボールに向かうように方向転換した状態を示す図である。 敵ボール保持時の十字キーのキー操作の他の例を示す図である。 敵ボール保持時において、操作対象選手3014がボールにスライディングタックルした状態を示す図である。 敵ボール保持時の十字キーのキー操作のさらに他の例を示す図である。 敵ボール保持時において、敵陣で操作対象選手がタックルした状態を示す図である。 操作対象選手がフリーキックを行う状態を示す図である。 操作対象選手がスローインを行う状態を示す図である。 本発明に係るゲームプログラムの実施例におけるキー操作のメインルーチンを示すフローチャートである。 本発明に係るゲームプログラムの実施例における操作対象選手ボール保持時処理ルーチンを示すフローチャートである。 本発明に係るゲームプログラムの実施例における操作対象選手フリーボール時処理ルーチンを示すフローチャートである。 本発明に係るゲームプログラムの実施例におけるパス中処理ルーチンを示すフローチャートである。 本発明に係るゲームプログラムの実施例における敵ボール保持時処理ルーチンを示すフローチャートである。 本発明に係るゲームプログラムの実施例におけるフリーキック時、ゴールキック時またはコーナーキック時の処理ルーチンを示すフローチャートである。 本発明に係るゲームプログラムの実施例におけるスローイン時処理ルーチンを示すフローチャートである。 本発明に係るゲームプログラムの実施例における共通キールーチンを示すフローチャートである。 図1のゲーム装置によって実行されるサッカーゲームの選手切替えのための画面を示す図である。 本発明に係るゲームシステムの実施例を示すブロック図である。 操作対象選手ボール保持時において、操作対象選手がヘディングシュートする状態を示す図である。 操作対象選手ボール保持時において、操作対象選手がダイビングヘッドする状態を示す図である。 操作対象選手ボール保持時において、操作対象選手がボレーキックする状態を示す図である。
符号の説明
1000 携帯電話
1010 表示部
1012 表示制御部
1020 制御部
1030 システムメモリ
1032 ROM
1034 外部メモリ
1040 送受信部
1050 音声入出力部
1052 マイク
1054 スピーカ
1060 操作入力部
1070 バイブレータ
1072 バイブレーション制御部
1080 タイマ
1090 ICチップ
1092 TVリモコン部
1094 指紋認証部
2000 十字キー
2002 決定キー
2004 左ソフトキー
2005 右ソフトキー
2006 「1」のテンキー
2008 「2」のテンキー
2010 「3」のテンキー
2012 「4」のテンキー
2014 「5」のテンキー
2016 「6」のテンキー
2018 「7」のテンキー
2020 「8」のテンキー
2022 「9」のテンキー
2024 「0」のテンキー
2026 「※」のキー
2028 「#」のテンキー

Claims (9)

  1. 1組のオン・オフ操作によって、操作対象オブジェクトの、第1の移動方向への1段階の指示を行う第1移動方向指示手段と、
    1組のオン・オフ操作によって、前記操作対象オブジェクトの、前記第1の移動方向と反対の第2の移動方向への1段階の指示を行う第2移動方向指示手段と、
    前記操作対象オブジェクトの移動方向を、前記第1、第2の移動方向に分類し得るように、移動方向の範囲を設定する移動範囲設定手段と、
    前記操作対象オブジェクトが停止しているときに、前記第1移動方向指示手段または第2移動方向指示手段によって1段階の移動方向が指示されたときは、該移動方向に前記操作対象オブジェクトを最低速度で移動させる移動開始手段と、
    前記操作対象オブジェクトが移動しているときに、前記移動設定手段によって1段階の移動方向が指示され、前記操作対象オブジェクトの移動方向が、前記移動設定手段が指示した移動方向の範囲に含まれるときは、前記操作対象オブジェクトを1段階増速する増速手段と、
    前記操作対象オブジェクトが移動しているときに、前記移動設定手段によって1段階の移動方向が指示され、前記操作対象オブジェクトの移動方向が、前記移動設定手段が指示した移動方向の反対方向の範囲に含まれるときは、前記操作対象オブジェクトを1段階減速する減速手段と、
    前記操作対象オブジェクトが最低速度で移動しているときに、1段階減速すべきであったときには、前記操作対象オブジェクトを停止する停止手段と、
    を備えたゲーム装置。
  2. 前記第1、第2の移動方向の反時計方向回転をオン状態で指示する反時計方向指示手段と、
    前記第1、第2の移動方向の時計方向回転をオン状態で指示する時計方向指示手段と、
    前記第1回転方向指示手段によって反時計方向回転が指示されたときは前記操作対象オブジェクトを反時計方向に回転する反時計方向回転手段と、
    前記第2回転方向指示手段によって時計方向回転が指示されたときは前記操作対象オブジェクトを時計方向に回転する反時計方向回転手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のゲーム装置。
  3. 前記反時計方向指示手段は、オン状態の時間に対応した回転角度で、反時計方向回転を指示し、前記時計方向指示手段は、オン状態の時間に対応した回転角度で、時計方向回転を指示することを特徴とする請求項2記載のゲーム装置。
  4. 相互に直交する4方向を指示し得る十字キーを備え、十字キーの相互に反対に2方向が第1移動方向指示手段、第2移動方向指示手段にそれぞれ割り当てられ、残りの2方向が反時計方向指示手段、時計方向指示手段にそれぞれ割り当てられていることを特徴とする請求項2または3記載のゲーム装置。
  5. 1組のオン・オフ操作によって、操作対象オブジェクトの、第1の移動方向への1段階の指示を行う第1移動方向指示手段と、1組のオン・オフ操作によって、前記操作対象オブジェクトの、前記第1の移動方向と反対の第2の移動方向への1段階の指示を行う第2移動方向指示手段とを備えたゲーム装置における、操作対象オブジェクトを制御するゲームプログラムであって、
    前記第1移動方向指示手段または第2移動方向指示手段によって、第1または第2の移動方向が指示されたか否かを判断するステップと、
    前記操作対象オブジェクトが移動しているか否かを判断するステップと、
    前記操作対象オブジェクトが停止しているときに、前記第1または第2の移動方向の1段階の指示が為されたされたときは、該移動方向に前記操作対象オブジェクトを最低速度で移動させるステップと、
    前記操作対象オブジェクトが移動しているときに、前記第1または第2の移動方向の1段階の指示が為され、前記操作対象オブジェクトの移動方向が、前記第1または第2の移動方向の範囲に含まれるときは、前記操作対象オブジェクトを1段階増速するステップと、
    前記操作対象オブジェクトが移動しているときに、前記第1または第2の移動方向の1段階の指示が為され、前記操作対象オブジェクトの移動方向が、前記移動設定手段が指示した移動方向の反対方向の範囲に含まれるときは、前記操作対象オブジェクトを1段階減速するステップと、
    前記操作対象オブジェクトが最低速度で移動しているときに、減速すべきであったときには、前記操作対象オブジェクトを停止させるステップと、
    を備えたゲームプログラム。
  6. 前記ゲーム装置は、前記第1、第2の移動方向の反時計方向回転をオン状態で指示する反時計方向指示手段と、
    前記第1、第2の移動方向の時計方向回転をオン状態で指示する時計方向指示手段と、をさらに備え、
    前記反時計方向指示手段によって、反時計方向の回転が指示されたか否かを判断するステップと、
    前記時計方向指示手段によって、時計方向の回転が指示されたか否かを判断するステップと、
    反時計方向の回転が指示されたと判断されたときに、前記操作対象オブジェクトを反時計方向に回転するステップと、
    時計方向の回転が指示されたと判断されたときに、前記操作対象オブジェクトを時計方向に回転するステップと、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項5記載のゲームプログラム。
  7. 前記反時計方向に回転するステップは、前記反時計方向指示手段のオン状態に時間に対応した回転角度で、前記操作対象オブジェクトを反時計方向に回転し、
    前記時計方向に回転するステップは、前記時計方向指示手段のオン状態の時間に対応した回転角度で、前記操作対象オブジェクトを時計方向に回転する、
    請求項6記載のゲームプログラム。
  8. 請求項5乃至7のいずれかに記載のゲームプログラムが格納された情報処理装置読み取り可能な記憶媒体。
  9. 1組のオン・オフ操作によって、操作対象オブジェクトの、第1の移動方向への1段階の指示を行う第1移動方向指示手段と、1組のオン・オフ操作によって、前記操作対象オブジェクトの、前記第1の移動方向と反対の第2の移動方向への1段階の指示を行う第2移動方向指示手段とを備えた複数のゲーム装置と、
    前記操作対象オブジェクトを表示する表示部と、
    前記複数のゲーム装置が接続されたネットワークと、
    前記ネットワークに接続されたサーバと、
    を備えたゲームシステムであって、
    前記ゲーム装置は、第1の移動方向へ指示または第2の移動方向へ指示を前記サーバに送信し、
    前記サーバは、
    前記操作対象オブジェクトの移動方向の範囲を、前記第1、第2の移動方向に分類し、
    前記操作対象オブジェクトが停止しているときに、前記移動設定手段によって1段階の移動方向が指示されたときは、該移動方向に前記操作対象オブジェクトを最低速度で移動させ、
    前記操作対象オブジェクトが移動しているときに、前記移動設定手段によって1段階の移動方向が指示され、前記操作対象オブジェクトの移動方向が、前記移動設定手段が指示した移動方向の範囲に含まれるときは、前記操作対象オブジェクトを1段階増速し、
    前記操作対象オブジェクトが移動しているときに、前記移動設定手段によって1段階の移動方向が指示され、前記操作対象オブジェクトの移動方向が、前記移動設定手段が指示した移動方向の反対方向の範囲に含まれるときは、前記操作対象オブジェクトを1段階減速し、
    前記操作対象オブジェクトが最低速度で移動しているときに、1段階減速すべきであったときには、前記操作対象オブジェクトを停止する、
    ことを特徴とするゲームシステム。
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