JP2006186609A - クロック発生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高信頼性が要求されるシステムにおいて、正常なクロックを途切れることなく他の回路ブロックへ出力することを可能とするクロック発生装置を提供する。
【解決手段】 固定されたレベルの信号を発生する信号発生部と、クロック信号を発生するクロック発生部と、前記信号発生部から入力される前記固定されたレベルの信号と、前記クロック発生部から入力される前記クロック信号とのうちいずれかを選択する信号選択部と、前記信号選択部が、前記クロック信号か前記固定されたレベルの信号かを選択する選択タイミングを記憶する記憶部と、前記選択タイミングに基づき前記信信号選択部が、前記クロック信号か前記固定されたレベルの信号かを選択するよう指示する制御部とからなるクロック発生装置とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の冗長クロックを有して、これら複数のクロックを瞬時に切り替えることによって、クロック停止を起こさせない構成を備えるクロック発生装置またはこの装置を備えるシステムに関するものである。
携帯電話基地局など社会基盤を構成するような高信頼性が要求されるシステムにおいては、システムを稼動させる為の基本クロックの停止はシステムダウンに繋がるため、予め複数のクロックを用意して、クロックを冗長化しておき、使用中のクロックに障害が発生したときには他の正常なクロックに切り替えることで、システム全体がダウンすることを防いでいる。
このような複数のクロックを切り替えて冗長性をもたせる従来の装置では、クロックが正常か否かの検出を外部のプロセッサ等が行い、その検出結果で正常なクロックに切り替える方式が用いられている。また、クロックの異常を検出する方法としては、Watchdog Timer やプロセッサ内部のタイマーを用いて、クロック信号が所定時間毎にH(ハイ)レベルとL(ロー)レベルを繰り返しているかを監視する方法がある。
なお、本発明に係わる技術分野には、例えば次のような特許文献がある。
特開平10―261944号公報
上記の従来装置では、クロックが無くなってから異常検出までの時間が大きいため、クロックの異常発生から正常クロックへの切り替えまでに時間がかかって、無クロック期間が発生し、システムの動作が一瞬停止してしまうという問題点がある。そして、クロックが欠落してしまうために、システムの動作が復帰するまでの間タイミングがずれたり、システムの基礎となる時刻がずれたりしてしまう。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、高信頼性が要求されるシステムにおいて、正常なクロックの波形を記憶しておき、この記憶された波形と実際の出力波形とを比較してクロックの異常を検出し、予め用意していた複数のクロックのうち、正常なクロックを高速に選択出力することで、正常なクロックを途切れることなく他の回路ブロックへ出力することを可能とするクロック発生装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明にかかるクロック発生装置は、固定されたレベルの信号を発生する信号発生部と、クロック信号を発生するクロック発生部と、前記信号発生部から入力される前記固定されたレベルの信号と、前記クロック発生部から入力される前記クロック信号とのうちいずれかを選択する信号選択部と、前記信号選択部が、前記クロック信号か前記固定されたレベルの信号かを選択する選択タイミングを記憶する記憶部と、前記選択タイミングに基づき前記信号選択部が、前記クロック信号か前記固定されたレベルの信号かを選択するよう指示する制御部とからなることを特徴とする。
これにより、クロック発生部の故障により、クロック信号が、所定のH期間やL期間の途中で出力されなくなっても、所定のH期間またはL期間の途中で、システムへ出力されるクロックのレベルが変化してしまうことを防ぐことができるので、クロック信号を使用している装置やシステムの誤動作を防ぐことができる。
また、本発明にかかる別の態様であるクロック発生装置は、前記クロック発生部は、第1のクロックを発生する第1のクロック発生部と、第2のクロックを発生する第2のクロック発生部と、前記第1のクロックと第2のクロックのいずれかを選択し、前記クロック信号として出力するクロック選択部を備え、前記制御部は、前記クロック選択部から出力される前記クロック信号の信号レベルを取得する監視部と、前記監視部が取得する前記信号レベルと、前記記憶部が予め有す前記監視部が前記信号レベルを取得するタイミングにおける前記クロック信号の所望レベルである所定信号レベルとを比較して、その比較結果に基づいて、前記クロック選択部に対し選択する前記クロックを指示する判定部とを備えることを特徴とする。
こうすることにより、一方のクロック発生部が故障して信号が出なくなっても、もう一つのクロック発生部が出力するクロック信号を使うことで、クロック信号の冗長性を確保することができる。
また、本発明にかかる別の態様であるクロック発生装置は、前記判定部は、前記比較結果が異なると判断された場合は、前記クロック選択部に対し選択する前記クロックを切換えるよう指示することを特徴とする。
また、前記固定されたレベルの信号はHレベルの信号とLレベルの信号であってもよい。
さらに、前記クロック信号より高い周波数である監視用クロックを発生する監視用クロック発生部をさらに備え、前記監視部は前記監視用クロックのタイミングに基づき前記信号レベルを取得することを特徴とする。
本発明によるクロック発生装置によれば、クロック発生部の異常により、出力されるクロックに異常が生じた際に、クロック発生部を複数備えるクロック発生部のうちの別のクロック発生部に素早く切り替えることができるため、クロックの欠落を発生することもなく、他の回路ブロックの異常な動作が発生することがない。そして、監視クロックの周波数を選ぶことができるので、前記クロックが発生するクロック信号の取得タイミングを制御することができる。
次に添付の図1〜4を参照して、本発明によるクロック発生装置の実施の形態を詳細に説明する。ここで、図1は、本発明によるクロック発生装置の一実施の形態を示すブロック図である。また、図2は、図1のクロック発生装置のクロック信号の正常時の出力波形を示す動作タイムチャートであり、図3は、図1のクロック発生装置において、異常時のクロック切り替え動作を示す動作タイムチャートである。そして、図4は、本発明によるクロック発生装置の構成を備えるクロック発生装置を複数台数使用したシステムの一例を示す構成図である。
図1は、本発明の第1の実施形態であるクロック発生装置100の構成を示すブロック図である。ここでまず図1を用いて、このクロック発生装置100の構成要素について述べる。
このクロック発生装置100は、所定の周期でHレベルとLレベルを繰り返すクロック信号を発生する第1クロック発生器11および第2クロック発生器12と、これら第1クロック発生器11から出力される第1クロック信号と第2クロック発生器12から出力される第2クロック信号のどちらかを選択して出力するクロック選択部13によって、クロック発生部10を構成している。このクロック選択部13には制御部40から制御線が接続されており制御部40からの指示により第1クロック信号か第2クロック信号のどちらかを選択して出力する。
クロック選択部13から出力されたクロック信号は信号選択部20の入力端のうちの一つに入力される。信号選択部20の他の入力端には信号発生部30に含まれるHレベル信号発生器31とLレベル信号発生器32から出力される固定レベルの信号がそれぞれ入力されている。この信号選択部20にも制御部40から制御線が接続されており、Hレベルの固定レベル信号か、Lレベルの固定レベル信号か、クロック信号かのどれかを制御部40からの指示により選択して出力する。
記憶部70には信号選択部20から出力されるクロック信号の波形と波形を監視するためにクロック信号のレベルをチェックするタイミングが記憶されている。クロック信号の波形は具体的にはHレベルおよびLレベルの期間のそれぞれの時間長(時間の長さ)と、それぞれの期間の間の遷移期間の長さを記憶している。これらの時間長は監視クロックのクロック数で記憶されている。
制御部40についてもう少し詳細に説明する。制御部40には監視部42と判定部41とが含まれ、それぞれ記憶部70と接続されている。監視部42にはクロック選択部13の出力が分岐されて入力されており、記憶部70に記憶されているクロック信号のレベルをチェックするタイミングでクロック信号のレベルを取り込み、そのレベルの値を判定部41に送る。ここで、記憶部70に記憶されているクロック信号のレベルをチェックするタイミングとは、HレベルおよびLレベルの固定レベル信号の期間の始まりと終わりのタイミングでよい。判定部41は監視部42から送られたクロック信号のレベルが記憶部70に記憶されているHレベルおよびLレベルの期間の時間長を満たすかどうか比較し、判定結果に応じクロック選択部13に選択すべきクロック信号を指示する。また、判定部41は記憶部70に記憶されているHレベルおよびLレベルの期間の時間長に基づき、信号選択部20に入力されている信号のどれを出力するかを指示する。
上記構成要件のうち、第1クロック発生器11や第2クロック発生器12はPLL発振器や水晶発振器などにより実現され、信号発生部30は、回路中のVccまたはGND信号や、定電圧レギュレータ、D/Aコンバータなどで実現される。また、制御部40はCPUやDSPなどいわゆるマイクロプロセッサにより実現され、記憶部70はROMやRAMなどの半導体メモリなどにより実現できる。
また、この装置100は、判定部41と監視部42に供給される監視用クロック信号を発生して、これを供給することができる監視用クロック発生部60をさらに備えて構成されてもよい。監視用クロック61は、第1クロック信号や第2クロック信号よりも高い周波数である。第1クロック信号や第2クロック信号よりも高い周波数とすることで、これらのクロック信号の時間長さをカウントすることができる。また、記憶部70に記憶されるHレベルまたはLレベルの期間の時間長さや、クロック信号のレベルをチェックするタイミングは、本クロック発生装置に接続される管理装置(図示せず)などから設定されることができる。
さて、図1に示した本発明によるクロック発生装置100は、これをそのまま用いて「冗長クロック切り替え器」または「これを用いたクロック冗長システム」として構成することにより、その動作をさせることができる。
図2はクロック発生装置100の正常時の動作を示したものである。ここでは信号選択部20から出力されるクロック出力の波形として、H期間は図2(オ)に示す1を付した監視用クロック信号のクロックの立ち上がりから30を付したクロックの立ち上がりまで、L期間は33を付したクロックの立ち上がりから62を付したクロックの立ち上がりまでというふうにそれぞれの期間の時間長が設定され記憶部70に記憶されている。この時間長は最低必要な期間であり、この場合それぞれのレベルの長さは30クロックずつ必要であるということである。そして、上記H期間とL期間の間は遷移期間(S1、S2)とし、それぞれ2カウントと1カウントに設定されている。もちろん、これらの時間長はこのクロック数に限られず自由に設定することができる。そしてクロック出力には、H期間にはHレベルの固定レベル信号が、L期間にはLレベルの固定レベル信号が、遷移期間はクロック発生器10から出力され信号選択部20に入力されたクロック信号が出力される。つまり、記憶部70に記憶されているH期間またはL期間の時間長と遷移期間の時間長は、信号選択部20がクロック出力としてクロック信号か固定レベル信号かを選択する選択タイミングを表している。信号選択部20はそれぞれの期間が終了するタイミングで各信号を選択し切換えている。
クロック発生装置100が動作を始めると第1クロック発生器11と第2クロック発生器12は共に動作をはじめ、クロック選択部13は第1クロック信号または第2クロック信号がいずれも正常なときには任意の信号を選択して信号選択部20の入力端に入力される。あるいはクロック選択部13はどちらかの信号を優先的に選択しても構わない。または、制御部がそれぞれのクロック発生器(11,12)の動作時間を監視しておき積算した、動作時間の少ないほうのクロック信号発生器の信号を選択することにしてもよい。初期のある時間動作した後は、積算した動作時間が少ないほうが故障発生確率が少ないと考えられるからである。一方信号選択部20のほかの入力端には、信号発生部30に含まれるHレベル信号発生器31から発生するHレベルの固定レベル信号とLレベル信号発生器32から出力されるLレベルの固定レベル信号がそれぞれ別々の入力端に入力されている。
判定部41は、監視用クロックをカウントし、記憶部70に記憶されたクロック出力の設定値に基づいて、信号選択部20に上記それぞれの信号を選択させるよう指示をする。
具体的には、判定部41はクロック発生装置100が動作開始後、所定数の監視用クロックをカウントしたあと、ア.信号選択部20に対しHレベルの固定レベル信号を選択するよう指示する。このとき制御部40は、クロック選択部13から出力されているクロック信号のレベル(HかLか)が固定レベル信号のレベルと一致するようにクロック発生器の発振タイミングを制御している。具体的には、最初に固定レベル信号を選択させるタイミングの、監視用クロックにおける1クロック前に、クロック発生器(11と12)から出力されるクロック信号のレベルを固定レベル信号のレベルと一致させるように制御をおこなう。
そして、イ.監視用クロックを30カウントすると、クロック選択部13から出力されているクロック信号を選択するよう指示し、ウ.さらに監視用クロックを2カウントするとLレベルの固定レベル信号を選択するよう指示する。エ.そして、監視用クロックをさらに30カウントすると、再度クロック選択部13から出力されているクロック信号を選択するよう指示し、オ.監視用クロックを2カウントする。以降上記「ア.」に戻り同様の動作を繰り返す。
こうすることによって、信号選択部から出力されるクロック出力は図2(ア)に示される波形として出力される。
続いて、図3を用いてクロック信号に異常が発生したときの動作を説明する。この図3はクロック選択部13が選択しているクロック信号は第1クロック信号であり、あるH期間で第1クロック信号(図3(エ))に異常が生じHレベルに固定されてしまった場合を表している。信号選択部20は、判定部41からの指示に基づき、監視クロックの30を付されたクロックの立ち上がりでクロック出力をH固定レベル信号からクロック発生部10から入力されている信号に切換える。しかし第1クロック信号に異常が発生しているため、本来であれば32が付された監視クロック付近でHからLレベルへ変化するべきクロック出力に変化が起きず、クロック出力はHのままである。
そして、33が付された監視クロックの立ち上がりのタイミングで監視部42はクロック選択部13から出力されているクロック信号を取り込み、判定部41に出力する。判定部41では、記憶部70に記憶されているチェックタイミングにおけるクロック信号の所望のレベルと、監視部42から入力されたクロック信号のレベルとを比較する。
この場合、記憶部70には33が付された監視クロックの立ち上がり時点に対応するクロック信号のレベルはLであると記憶されているので判定部41は現在選択中の第1クロック信号は異常であると判断し、クロック選択部13に第2クロック発生部の出力である第2クロック信号を選択して出力するよう指示をする。
そして、信号選択部20の入力端には第2クロック信号が入力される。一方判定部41は同じタイミング(33が付された監視クロックの立ち上がり時点)で信号選択部20に対し、選択する信号をクロック発生部10から入力されるクロック信号からLレベルの固定レベル信号に切換えるよう指示をする。この指示に従い、信号選択部20はLレベルの固定レベル信号を選択しクロック出力として出力する。以降、記憶部70が記憶しているH期間、L期間、遷移期間(S1、S2)に基づいて判定部41が信号選択部20に指示を出し、適宜信号を選択してクロック出力する。
図2(ア)のクロック出力と図3(ア)のクロック出力を比較すると遷移期間S1において、HレベルからLレベルに変化するタイミングがおよそ1クロック分(監視クロックの)遅延しているがL期間として定められた期間ではLレベルとなっている。したがってこのクロックを使用している各回路ブロックにおいて誤動作などは起きない。仮に発生したとしても短時間で正常な動作に復帰すると考えられるのでシステム全体に大きな影響を及ぼすことを防ぐことができる。
図4は、本発明の第2の実施形態であり、クロック発生装置の構成を備えるクロック発生装置を複数台使用して連係させたシステムの一例を示す構成図である。図4のシステム200では、システムの停止が起こらないように、クロックの冗長化とクロックを使用する回路の冗長化を行っている。回路ブロックC1〜C4は同じ機能を持つ回路ブロックであり、4つの回路ブロックを使用して冗長化している。図4のシステム200では、クロック切替え装置(J1,J2,J3,J4)には、2つのクロック源(14と15)からクロック信号が入力されていて、クロックを使用する回路ブロック(C1, C2, C3, C4)に接続されている。
クロック源14とクロック源15は、クロック発生装置100における第1クロック発生器11またはクロック発生器12と同様のものである。また、クロック切替え装置(J1〜J4)は、クロック発生装置100におけるクロック選択部13、信号選択部20、信号発生部30、制御部40、監視クロック発生部50、記憶部70と同様の構成を含んでいる。ただし、記憶部70については、クロック切替え装置J1〜J4のそれぞれに備えなくても、外部またはクロック切替え装置J1〜J4のどれか1つに備えておいて、そこから各クロック切替え装置との間でデータ(記憶データや、クロック切替え装置との間の制御信号など)をやり取りする構成としてもよい。
このクロック切替え装置(J1,J2,J3,J4)では、2つのクロック源(14と15)からその1つを選択し、固定レベル信号を組合わせて、所定の条件に合致するクロックを、クロックを使用する回路ブロック(C1, C2, C3, C4)に対して出力する。ここで、所定の条件とは、記憶部70に記憶される、HレベルまたはLレベルの期間の時間長さや、クロック信号のレベルをチェックするタイミングを指す。このシステム200において、クロック切替え装置(J1,J2,J3,J4)に対し信号を出力しているクロック源(14と15)が、故障等のため正常なクロックを出力できない時には、クロック切替え装置(J1,J2,J3,J4)が所定の条件と一致しないとして瞬時にクロック源を切り替えて正常なクロック出力を得るため、クロック使用回路(C1,C2,C3,C4)は停止や誤動作をすることなく動作を継続することができる。
これまで説明してきたように、本発明の第1の実施形態であるクロック発生装置によれば、複数のクロック発生器により発生する複数のクロック信号のうちから一つを選び、選ばれたクロック信号と固定レベルの信号を切り換えて、組み合わせてクロック出力を得、選ばれたクロック信号のHの期間の長さとLの期間の長さ(開始と終了)を監視することにより、クロックの異常を検出することができるので、選択しているクロック信号が異常になったときでも所定の固定出力期間は正常な出力を得ることができ、固定レベルの信号の出力期間が終了する迄に、クロック信号を正常なクロック信号に切換えるので、すばやく正常なクロックに復帰させることができる。
このようにして、本発明によるクロック発生装置では、クロック源の異常時でも瞬時にクロック出力を正常な出力に切り替えることができるため、回路ブロックの停止が発生するということがない。また、切り替え時にグリッジが発生した場合には、短時間で復帰ができる。さらに、監視クロックの速度を選択することによって、監視の精度を制御することができる。
また、本発明の第2の実施形態によれば、クロック出力をすばやく正常なクロックに復帰させることができるほか、クロック切換装置と、同一の機能を有した使用回路を各々冗長化したことにより、クロック切換装置やクロック使用回路に異常が発生した場合でも、システム全体の異常や停止を防ぐことができる。
本発明によるクロック発生装置の一実施の形態を示すブロック図である。 図1のクロック発生装置の正常時の出力波形である。 図1のクロック発生装置の異常時のクロック動作を示す波形である。 本発明によるクロック発生装置の構成を備えるクロック発生装置を複数台使用した連係システムの一例を示す構成図である。
符号の説明
100 クロック発生装置
10 クロック発生部
11,12 クロック発生器
13 クロック選択部
20 信号選択部
30 信号発生部
31 Hレベル信号発生器
32 Lレベル信号発生器
40 制御部
41 判定部
42 監視部
50 監視クロック発生部
70 記憶部
200 システム
14,15 クロック源
J1,J2,J3,J4 クロック切替え装置
C1,C2,C3,C4 回路ブロック

Claims (5)

  1. 固定されたレベルの信号を発生する信号発生部と、
    クロック信号を発生するクロック発生部と、
    前記信号発生部から入力される前記固定されたレベルの信号と、前記クロック発生部から入力される前記クロック信号のうちいずれかを選択する信号選択部と、
    前記信号選択部が、前記クロック信号か前記固定されたレベルの信号かを選択する選択タイミングを記憶する記憶部と、
    前記選択タイミングに基づき前記信号選択部が、前記クロック信号か前記固定されたレベルの信号かを選択するよう指示する制御部と、からなることを特徴とするクロック発生装置。
  2. 前記クロック発生部は、第1のクロックを発生する第1のクロック発生部と、第2のクロックを発生する第2のクロック発生部と、前記第1のクロックと第2のクロックとのいずれかを選択し、前記クロック信号として出力するクロック選択部を備え、
    前記制御部は、前記クロック選択部から出力される前記クロック信号の信号レベルを取得する監視部と、
    前記監視部が取得する前記信号レベルと、前記記憶部が予め有す前記監視部が前記信号レベルを取得するタイミングにおける前記クロック信号の所望レベルである所定信号レベルとを比較して、その比較結果に基づいて、前記クロック選択部に対し選択する前記クロックを指示する判定部と、を備えることを特徴とする請求項1記載のクロック発生装置。
  3. 前記判定部は、前記比較結果が異なると判断された場合は、前記クロック選択部に対し選択する前記クロックを切換えるよう指示することを特徴とする請求項2記載のクロック発生装置。
  4. 前記固定されたレベルの信号はHレベルの信号とLレベルの信号であることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載のクロック発生装置。
  5. 前記クロック信号より高い周波数である監視用クロックを発生する監視用クロック発生部をさらに備え、前記監視部は前記監視用クロックのタイミングに基づき前記信号レベルを取得することを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載のクロック発生装置。
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