JP2006185503A - 磁気転写装置、転写ユニット、及び磁気記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】マスターディスクと被転写用の磁気ディスクとを密着挟持するディスクホルダを有する磁気転写装置の転写ユニットにおいて、2枚のマスターディスクで被転写用の磁気ディスクを平行度良く密着挟持することのできる転写ユニットを提供すること。
【解決手段】被転写用ディスクとマスターディスクとを挟持し、転写用磁界を印加して被転写用ディスクにマスターディスクの情報を磁気的に転写する磁気転写装置1の被転写用ディスクとマスターディスクとを挟持する転写ユニット10において、第1のディスクホルダ11と、第1のディスクホルダ11に対向配置された第2のディスクホルダ12と、第1のディスクホルダ11と第2のディスクホルダ12とのうち少なくともどちらか一方の姿勢を調整するチルチング調整手段23とを設けた。
【選択図】 図3
【解決手段】被転写用ディスクとマスターディスクとを挟持し、転写用磁界を印加して被転写用ディスクにマスターディスクの情報を磁気的に転写する磁気転写装置1の被転写用ディスクとマスターディスクとを挟持する転写ユニット10において、第1のディスクホルダ11と、第1のディスクホルダ11に対向配置された第2のディスクホルダ12と、第1のディスクホルダ11と第2のディスクホルダ12とのうち少なくともどちらか一方の姿勢を調整するチルチング調整手段23とを設けた。
【選択図】 図3
Description
本発明は、磁気転写装置、転写ユニット、及び磁気記録媒体に係り、特にハードディスク装置等に用いられる磁気記録媒体に、マスターディスクからフォーマット情報等の磁気情報パターンを転写する磁気転写装置、磁気記録媒体及びマスターディスクを保持する転写ユニット、及び情報が磁気転写された磁気記録媒体に関する。
ハードディスク装置やフレキシブルディスク装置等に用いられる高密度磁気記録媒体である磁気ディスクは、高速アクセスが可能であるとともに情報記録容量のより大容量化が求められている。
この大容量化を実現するために、トラック幅はより狭トラック化され、この狭いトラック幅の中で磁気ヘッドを正確に走査する、いわゆるトラッキングサーボ技術が重要な役割を担っている。
磁気ディスクには、所定の間隔でトラッキング用のサーボ信号やアドレス情報信号、及び再生クロック信号等がトラッキングサーボを行うためにプリフォーマットとして記録されている。
このプリフォーマットを正確にかつ短時間で効率的に行う方法として、本出願人は、高密度磁気記録媒体となる被転写用ディスク(以下スレーブディスクと呼称する)に転写すべき情報に対応した凹凸パターンの磁性層を有するマスターディスクを用意するとともに、スレーブディスクの磁性層を予めトラックの一方向に初期磁化し、その後、この初期磁化されたスレーブディスクとマスターディスクとを密着させた状態で初期磁化方向と略逆向きの転写用磁界を印加する磁気転写方法を提案している(例えば、特許文献1参照。)。
この場合、スレーブディスクの磁性層とマスターディスクの磁性層とをディスクホルダで密着挟持した状態で磁気転写を行うが、本出願人は、ディスクホルダの中心部に位置決めピンを設け、マスターディスクとスレーブディスクの位置合せを容易にしたディスクホルダを提案している(例えば、特許文献2参照。)。
このディスクホルダは、例えば図7に示すようなディスクホルダ110で、ホルダ本体111、押圧ホルダ112で構成されている。ホルダ本体111は内面(ディスク受け面)111Aと縁部111Bとを有する凹状円盤で、内面111Aの中心部に位置決めピン113が設けられている。位置決めピン113とマスターディスク3の中心孔3A、及びスレーブディスク2の中心孔2Aとが嵌合して夫々位置決めされる。
押圧ホルダ112は内面112Aと縁部112Bとを有した凹状円盤で、内面112Aの中心部にマスターディスク4が接着又は真空吸着されている。また、押圧ホルダ112の縁部112Bに設けられたO−リングからなるシール材114とホルダ本体111の縁部111B内面とで密閉された内部空間7が形成される。また、ホルダ本体111には図示しない真空経路が形成されており、内部空間7を負圧にすることでマスターディスク3、スレーブディスク2、及びマスターディスク4を密着挟持する。
また、ホルダ本体111、及び押圧ホルダ112は夫々支持軸115、116で支持されるとともに、回転されるようになっている。
特開2001−014667号公報
特開2003−272140号公報
ところで、スレーブディスクを2枚のマスターディスクで密着挟持する際に、両側のマスターディスクの平行度が悪いとスレーブディスクとの間で片当たりによる密着不良が発生し、信号抜けや信号変形等の転写不良が発生する。
そのため、前述の特許文献1及び特許文献2で開示された磁気転写方法においても、2枚のマスターディスクを保持する1対のディスクホルダの夫々のディスク保持面同士の平行度を厳しく管理しなければならないという課題を有していた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、マスターディスクと被転写用の磁気ディスクとを密着挟持するディスクホルダを有する磁気転写装置の転写ユニットにおいて、2枚のマスターディスクで被転写用の磁気ディスクを平行度良く密着挟持することのできる転写ユニットを提供し、信号抜けや信号変形等の転写不良が発生しない磁気転写装置を提供するとともに、信号抜けや信号変形等の転写不良のない磁気記録媒体を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、被転写用ディスクと、被転写用ディスクの磁性層に対して情報を転写するためのパターン状の磁性層を備えたマスターディスクとを挟持し、転写用磁界を印加して前記被転写用ディスクの磁性層に前記マスターディスクの情報を磁気的に転写する磁気転写装置の前記被転写用ディスクとマスターディスクとを挟持する転写ユニットにおいて、第1のディスクホルダと、第1のディスクホルダに対向配置された第2のディスクホルダと、第1のディスクホルダと第2のディスクホルダとのうち少なくともどちらか一方の姿勢を調整するチルチング調整手段と、第1のディスクホルダと第2のディスクホルダとのうち少なくともどちらか一方を他方に対して接離移動させる移動手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、転写ユニットには第1のディスクホルダと第2のディスクホルダとのうち少なくともどちらか一方の姿勢を調整するチルチング調整手段が設けられているので、第1のディスクホルダと第2のディスクホルダの夫々のディスク保持面同士の平行度を良好に調整することができ、2枚のマスターディスクで被転写用の磁気ディスクを平行度良く密着挟持することができる。
また本発明は、前記発明において、前記チルチング調整手段は回転軸心を形成する軸心部材と、前記回転軸心から離間した調整点で前記第1のディスクホルダ又は第2のディスクホルダに作用して第1のディスクホルダ又は第2のディスクホルダの姿勢を調整する調整部材とを有し、前記マスターディスクの中心が前記回転軸心上又は前記回転軸心と前記調整点との間に配置されることを特徴とする。このため、調整点での調整量に対する調整倍率が低いので高精度な調整が可能になる。
また本発明は、前記発明において、前記チルチング調整手段は回転軸心を形成する軸心部材と、前記回転軸心から離間した調整点で前記第1のディスクホルダ又は第2のディスクホルダに作用して第1のディスクホルダ又は第2のディスクホルダの姿勢を調整する調整部材とを有し、前記調整部材は、前記マスターディスクの中心の回りに配置された複数の調整ボルトからなることを特徴とする。
これによれば、姿勢を調整する調整ボルトがマスターディスクの中心の回りに配置されているので、調整点での調整量に対する調整倍率が低く高精度な調整が可能になる。
また本発明は、前記発明において、前記チルチング調整手段は、先端が前記第1のディスクホルダ又は第2のディスクホルダに当接する少なくとも3個の調整ボルトを有し、そのうちの2個の調整ボルトで前記軸心部材を構成して、該2個の調整ボルトの先端を結ぶ直線で前記回転軸心を形成し、他の調整ボルトで前記調整部材を構成して、該調整ボルトの先端で前記調整点を形成することを特徴とする。
これによれば、少なくとも3個の調整ボルトによって直交する2軸方向のチルチング調整を容易に行うことができる。
また本発明は、前記発明において、前記チルチング調整手段は、第1の回転軸心を形成する軸心部材、及び第1の回転軸心から離間した調整点で前記第1のディスクホルダ又は第2のディスクホルダに作用して第1のディスクホルダ又は第2のディスクホルダの姿勢を調整する1個の調整部材で構成される第1の調整手段と、前記第1の回転軸心と略直交方向の第2の回転軸心を形成する軸心部材、及び第2の回転軸心から離間した調整点で前記第1のディスクホルダ又は第2のディスクホルダに作用して第1のディスクホルダ又は第2のディスクホルダの姿勢を調整する1個の調整部材で構成される第2の調整手段と、を有したことを特徴とする。
これによれば、略直交する2軸方向のチルチング調整を夫々別々に行うことができ、直交する2軸方向のチルチング調整を容易に行うことができる。
また本発明は、前記発明において、前記回転軸心と前記調整点との距離が、前記マスターディスクの外径の1倍乃至15倍であることを特徴とする。これによれば、回転軸心と調整点との距離がマスターディスクの外径の1倍乃至15倍あるので、転写ユニットの外形寸法を必要以上に増大させることなく第1のディスクホルダ又は第2のディスクホルダの姿勢を精度良く調整することができる。
本発明の磁気転写装置は、前述の発明に係る転写ユニットを備えたことを特徴とする磁気転写装置であり、2枚のマスターディスクとスレーブディスクとの間の片当たりによる密着不良によって信号抜けや信号変形等の転写不良が発生することがない。
また本発明の磁気記録媒体は、前述の発明に係る磁気転写装置によってマスターディスクの情報が磁気転写された被転写用ディスクからなる磁気記録媒体であり、信号抜けや信号変形等の転写不良を有しない。
以上説明したように本発明に係る被転写用ディスクを2枚のマスターディスクで密着挟持する磁気転写装置の転写ユニットによれば、転写ユニットには、第1のディスクホルダと第2のディスクホルダとのうち少なくともどちらか一方の姿勢を調整するチルチング調整手段が設けられているので、第1のディスクホルダと第2のディスクホルダの夫々のディスク保持面同士の平行度を良好に調整することができ、2枚のマスターディスクで被転写用ディスクを平行度良く密着挟持することができる。
以下添付図面に従って、本発明に係る磁気転写装置、転写ユニット、及び磁気記録媒体の好ましい実施の形態について詳説する。なお、各図において同一部材には同一の番号または記号を付している。
図1は、磁気転写装置の概念を表わす斜視図である。磁気転写装置1は、図1には記載していない被転写用ディスクであるスレーブディスクを、2枚のマスターディスクで密着挟持する第1のディスクホルダ11と第2のディスクホルダ12とを有する転写ユニット10、第1のディスクホルダ11と第2のディスクホルダ12の上面及び下面に配置された磁石31を有する転写用磁界印加手段30、第1のディスクホルダ11と第2のディスクホルダ12又は磁石31、31を図の矢印A方向に相対的に回転させる図示しない回転手段、及びスレーブディスクとマスターディスクとを転写ユニット10に搬入、搬出する図示しない搬送手段等で構成されている。
図2は、磁気転写装置1の実施の形態を表わす側面図である。磁気転写装置1のベース10a上には転写ユニット10が設けられ、転写用磁界印加手段30、30は図のX方向の水平移動と図のθ方向の回転運動を行う駆動手段32、32で磁石31、31を保持している。
図3は、転写ユニット10の構成を説明するための側面図である。転写ユニット10は、第1のディスクホルダ11、第2のディスクホルダ12、第1のディスクホルダ11の姿勢調整を行うチルチング調整手段23、及び第2のディスクホルダ12を第1のディスクホルダ11に対して接近又は離間させる移動手段40等から構成されている。
図3に示すように、転写ユニット10のユニットベース29には取り付け板27が固定され、取り付け板27にはチルチング調整手段23を構成するチルチングベース24が取り付けられている。チルチングベース24には第1のディスクホルダ11が図3のY方向(紙面に垂直方向)及びZ方向の傾斜調整が可能に取り付けられている。
また、第1のディスクホルダ11は、スレーブディスクとマスターディスクとを保持するホルダ板13、ホルダ板13を複数のL字状コマ17、17、…を介して固定保持する中間板16、中間板16を位置決め固定するディスクホルダベース18等で構成されている。
ディスクホルダベース18は、一方の面に凹部18aを有しており、ホルダ板13を固定保持した中間板16を凹部18aに挿入し、押しネジ19で中間板16の上部側面を押圧することにより中間板16の他の側面2面がディスクホルダベース18の凹部18aの壁面に当接し、中間板16が位置決めされるようになっている。このため、押しネジ19を緩め、ホルダ板13を中間板16ごとディスクホルダベース18から取りはずしても又再現性良く位置決めが可能である。
このために、ホルダ板13でスレーブディスクとマスターディスクとを保持した時のスレーブディスクとマスターディスクの中心線CLを所定位置にあわせこむ調整を磁気転写装置1の外部で行うことができる。
取り付け板27、チルチングベース24、ディスクホルダベース18、及び中間板16の夫々中央部には図の点線で示す貫通孔が形成されており、転写用磁界印加手段30の磁石31が中心線CLを中心に回転可能に挿入されるようになっている。
また、転写ユニット10のユニットベース29にはリニアガイド42が設けられ、テーブル41を図3のX方向に案内し、テーブル41はモータ44で駆動されるボールネジ43によって図のX方向に移動されるようになっている。このリニアガイド42、テーブル41、ボールネジ43、及びモータ44等で移動手段40を構成している。
移動手段40のテーブル41には取り付け板28が固定されており、取り付け板28には第2のディスクホルダ12が取り付けられている。第2のディスクホルダ12は、マスターディスクを保持するホルダ板20、ホルダ板20を複数のL字状コマ17、17、…を介して固定保持する中間板21、中間板21を位置決め固定するディスクホルダベース22等で構成されている。
ディスクホルダベース22は、一方の面に凹部22aを有しており、ホルダ板20を固定保持した中間板21を凹部22aに挿入し、押しネジ19で中間板21の上部側面を押圧することにより中間板21の他の側面2面がディスクホルダベース22の凹部22aの壁面に当接し、中間板21が位置決めされるようになっている。このため、押しネジ19を緩め、ホルダ板20を中間板21ごとディスクホルダベース22から取りはずしても又再現性良く位置決めが可能である。
このために、ホルダ板20でマスターディスクを保持した時のマスターディスクの中心線CLを第1のディスクホルダ11のホルダ板13でスレーブディスクとマスターディスクとを保持した時のスレーブディスクとマスターディスクの中心線CLとに一致させるようにあわせこむ調整を磁気転写装置1の外部で行うことができる。
また、取り付け板28、ディスクホルダベース22、及び中間板21の夫々中央部には図の点線で示す貫通孔が形成されており、他方側の転写用磁界印加手段30の磁石31が中心線CLを中心に回転可能に挿入されるようになっている。
第2のディスクホルダ12は前述のように、移動手段40によって図のX方向に接近又は離間されるようになっているので、第2のディスクホルダ12を第1のディスクホルダ11に向けて接近させることにより、磁気転写されるスレーブディスクは第1のディスクホルダ11及び第2のディスクホルダ12に保持されたマスターディスクに両側から密着保持されるようになっている。
図4は、第1のディスクホルダ11のホルダ板13、及び第2のディスクホルダ12のホルダ板20を表わす断面図である。第1のディスクホルダ11のホルダ板13は、円板状で周縁部に薄肉部が形成されており、この薄肉部で複数のL字状コマ17、17、…を介して中間板16に固定保持されるようになっている。
また、ホルダ板13の内部は大きな凹部になっており、凹部の底面がディスク受け面13bになっている。また、凹部の中心部には段付凸部13aが形成され、段付凸部13aの根元側外周でマスターディスク92の中心孔と嵌合してマスターディスク92を位置決めし、段付凸部13aの先端側外周でスレーブディスク91の中心孔と嵌合し、スレーブディスク91を位置決めする。
ホルダ板13の凹部の底面であるディスク受け面13bには緩衝材15が取り付けられている。また、ホルダ板13の凹部と薄肉部との間の厚肉部には溝13cが形成され、溝13cにはОーリングからなるシール材14が設けられている。
ホルダ板13の凹部の底面、段付凸部13aの中心部、及び段付凸部13aの段付部には図4の2点鎖線で示す真空吸引路13dが形成され、凹部底面の吸引路でマスターディスク92を吸引し、段付凸部13aの段付部の吸引路でスレーブディスク91を吸引し、他の吸引部で全体を吸引する。
なお、段付凸部13aの外周面には、必要に応じDLC(diamond like carbon)膜等の硬質保護膜を被覆し、ディスクとの摩擦に伴う塵埃の発生を低減するようにしてもよい。また、前述の説明では段付凸部13aがホルダ板13と一体で形成されているが、段付凸部13aを別部品で形成し、ホルダ板13の中央に取り付けてもよい。
第2のディスクホルダ12のホルダ板20も円板状で周縁部に薄肉部が形成されており、この薄肉部で複数のL字状コマ17、17、…を介して中間板21に固定保持されるようになっている。
また、ホルダ板20の内部も大きな凹部になっており、凹部の底面がディスク受け面20aになっている。また、ディスク受け面20aには緩衝材15が取り付けられている。ホルダ板20の凹部の底面には図4の2点鎖線で示す真空吸引路20bが形成され、マスターディスク93を吸引する。
図4に示すようにホルダ板13でマスターディスク92とスレーブディスク91を保持し、ホルダ板20でマスターディスク93を保持した状態でホルダ板20をホルダ板13に向けて近接させ、マスターディスク92とマスターディスク93とでスレーブディスク91を挟み込んだときに、ホルダ板20の凹部と薄肉部との間の厚肉部がホルダ板13のO−リング14に僅かに当接するように、ホルダ板13又はホルダ板20の凹部の深さが決定されている。
ホルダ板20をホルダ板13に向けて近接させ、マスターディスク92とマスターディスク93とでスレーブディスク91を挟み込むと、ホルダ板13の凹部とホルダ板20の凹部とで形成される空間はシール材としてのO−リング14で密閉されるので、この状態で真空吸引路13d及び20bから内部のエアを吸引することによりマスターディスク92とスレーブディスク91、及びスレーブディスク91とマスターディスク93との隙間がなくなり、スレーブディスク91はマスターディスク92とマスターディスク93とで密着挟持される。
この時、ホルダ板13のディスク受け面13bとホルダ板20のディスク受け面20aとが平行になっていないと、ディスク同士が片当たりしてスレーブディスク91とマスターディスク92及びマスターディスク93との密着性が損なわれ、磁気転写時に信号抜けや信号変形等の転写不良が発生する。
図5は、第1のディスクホルダ11のホルダ板13のディスク受け面13bを第2のディスクホルダ12のホルダ板20のディスク受け面20aに対して平行になるように、第1のディスクホルダ11の姿勢を調整するチルチング調整手段23を表わしたもので、図5(a)は正面図、図5(b)は側面図である。
チルチング調整手段23は、チルチングベース24、4個の先端が球形の微調ネジ(調整ボルト)25、25、…と4個のクランプネジ26、26、…とからなる調整部材とで構成されている。微調ネジ25は押しネジでクランプネジ26は引きネジとして作用する。
チルチングベース24は、中央に貫通孔24aが形成された外形が矩形の板状物で、貫通孔24aの外側は円形の厚肉部となっており、厚肉部の外側が薄肉部になっている。チルチングベース24の4隅の薄肉部には夫々ネジ孔が形成され、微調ネジ25が螺合してディスクホルダ11に保持されるマスターディスク92の中心の回りに配置され、先端の球形部が第1のディスクホルダ11のディスクホルダベース18の裏面に当接している。
また、チルチングベース24の4隅の微調ネジ25の外側には夫々1個の孔が形成されクランプネジ26が挿入されている。クランプネジ26はディスクホルダベース18の裏面の4隅に形成されたネジ孔と螺合し、ディスクホルダベース18をチルチングベース24側に引き寄せるようになっている。
4個の微調ネジ25、25、…の内の1個、例えば図5(a)における右下の微調ネジ25を緩めてディスクホルダベース18の裏面への当接を解除した状態とし、例えば右上の微調ネジ25をねじ込むと、ディスクホルダベース18は図5(a)における左側の2個の微調ネジ25、25が軸心部材となり、その先端を結ぶ直線を回転軸心RCとしてそれを中心にディスクホルダベース18は図のX方向に傾斜調整される。この場合、右上の微調ネジ25が調整部材となりその中心が調整点Aである。
また、図5(a)における下側の2個の微調ネジ25、25を軸心部材とし、上側のどちらかの微調ネジ25を調整部材とした場合、ディスクホルダベース18は下側の2個の微調ネジ25、25の先端を結ぶ直線を回転軸心RCとしてそれを中心に図のX方向に傾斜調整される。
傾斜調整をした後は、緩めておいた微調ネジ25をディスクホルダベース18の裏面に当接させるとともに、4個のクランプネジ26、26、…で固定する。このように、4個の微調ネジ25、25、…の内の3個を用いてディスクホルダベース18のチルチング調整を行う。また、クランプネジ26を調整部材としてディスクホルダベース18のチルチング調整を行うようにすることもできる。
調整点Aと回転軸心RCとの距離Lは、スレーブディスク91及びマスターディスク92の外径の1倍乃至15倍とするのが好ましい。この距離Lがディスク外径よりも小さいと微小な調整が困難になり、ディスク外径の15倍よりも大きいと装置が必要以上に大型化してしまうので好ましくない。
また、スレーブディスク91及びマスターディスク92の中心の保持位置は回転軸心RCと調整点Aとの間に配置するのが好ましい。スレーブディスク91及びマスターディスク92の中心の保持位置が回転軸心RCより外側に配置された場合は、調整がやり易い位置もあるが逆にやり難い位置もあり、なお且つ装置がが大型化する。また、スレーブディスク91及びマスターディスク92の保持位置が調整点Aより外側に配置された場合は調整倍率が大きくなり、調整がやり難くなるとともに、装置がが大型化するので好ましくない。
なお、調整部材としての微調ネジ25又はクランプネジ26は少なくとも3個は必要で、それ以上の複数個あればよい。また、1対の押しネジと引きネジを形成する微調ネジ25とクランプネジ26とは、チルチングベース24及びディスクホルダベース18の撓みを避けるためできるだけ接近して配置するのが好ましい。
このようにチルチング調整手段23によって第1のディスクホルダ11のホルダ板13のディスク受け面13bと、第2のディスクホルダ12のホルダ板20のディスク受け面20aとの平行度を精度良く調整することができるので、ディスク同士が片当たりしてスレーブディスク91とマスターディスク92及びマスターディスク93との密着性が損なわれ、磁気転写時に信号抜けや信号変形等の転写不良が発生するという問題が解消される。
前述の転写ユニット10を構成する部材のうち少なくとも第1のディスクホルダ11、第2のディスクホルダ12、第1のディスクホルダ11の姿勢調整を行うチルチング調整手段23、及び取り付け板27、28の材質は、例えばSUS304等の非磁性材料が用いられる。
以上説明した磁気転写装置1の転写ユニット10の作用について次に説明する。先ず、中間板16の外形を基準として、ホルダ板13でスレーブディスク91とマスターディスク92とを保持した時のスレーブディスク91とマスターディスク92の中心線CLが所定位置になるように調整し、ホルダ板13を中間板16に固定する。この時、L字状コマ17、17、…を介してネジで固定するので、固定時にホルダ板13がずれることがない。
この調整は、磁気転写装置1の外部でいわゆる外段取りで行う。次いで中間板16をディスクホルダベース18の凹部18aに挿入し、押しネジ19で中間板16を押圧して位置決めし、ネジで固定する。
第2のディスクホルダ12のホルダ板20も同様にして、ホルダ板20でマスターディスク93を保持した時のマスターディスク93の中心線CLが所定位置になるように調整し、ホルダ板20を中間板21に固定する。この時も、L字状コマ17、17、…を介してネジで固定する。この調整も、外段取りで行う。次いで中間板21をディスクホルダベース22の凹部22aに挿入し、押しネジ19で中間板21を押圧して位置決めし、ネジで固定する。
次に、第1のディスクホルダ11のホルダ板13のディスク受け面13bが第2のディスクホルダ12のホルダ板20のディスク受け面20aに対して平行になるように、第1のディスクホルダ11の姿勢を調整する。
この調整はチルチング調整手段23にて行う。即ち、チルチング調整手段23に設けられた複数の微調ネジ25又はクランプネジ26のうち少なくとも3個を用いて行う。この場合、2個の微調ネジ25、25の先端を結ぶ直線で形成される回転軸心RCから調整点Aまでの距離Lがスレーブディスク91及びマスターディスク92の外径の1倍乃至15倍になっているので、調整がやり易くまた装置の大型化が抑制されている。
以上のホルダ板13、20の位置調整、及びディスクホルダ11のチルチング調整によって、ディスクホルダ11の前述した中心線CLとディスクホルダ12の前述した中心線CLとが同一直線上で一致する。
次に、ディスクホルダ11のホルダ板13にマスターディスク92及びスレーブディスク91を挿入し、真空吸引路13dで真空吸引して保持する。また、ディスクホルダ12のホルダ板20にマスターディスク93を挿入し、真空吸引路20bで真空吸引保持する。次いで移動手段40を作動させ、ディスクホルダ12をディスクホルダ11に向けて接近させ、ホルダ板13に保持されたスレーブディスク91にホルダ板20に保持されたマスターディスク93を押付ける。
この押付けにより、緩衝材15、15に反発力が生じるとともに、ホルダ板13の凹部とホルダ板20の凹部とで形成される空間はシール材としてのO−リング14で密閉されているので、真空吸引路13d、20bからの吸引によりマスターディスク92とスレーブディスク91との接触面、及びスレーブディスク91とマスターディスク93との接触面が互いに吸引され、スレーブディスク91がマスターディスク92とマスターディスク93によって確実に密着挟持される。
このように、スレーブディスク91がマスターディスク92とマスターディスク93によって確実に密着挟持されるので、転写用磁界印加手段30、30から転写磁界を印加し、マスターディスク92及びマスターディスク93の磁気情報をスレーブディスク91に転写する際に、信号抜けや信号変形等の転写不良が発生することがなく、良質の磁気記録媒体が得られる。
図6は、チルチング調整手段の別の実施形態を表わしたもので、図6(a)は平面図、図6(b)は側面図である。この別の実施形態のチルチング調整手段23Aは、第1チルトベース51、第1傾斜板52、軸心部材55a、及び図示しない調整部材である微調ネジからなる第1の調整手段23aと、第2チルトベース53、第2傾斜板54、軸心部材55b、及び図示しない調整部材である微調ネジからなる第2の調整手段23bとで構成されている。
第1傾斜板52は、軸心部材55aを第1の回転軸心C1として第1チルトベース51に対して回転可能に設けられ、調整部材である微調ネジを図の調整点A1に作用させることによって1方向の傾斜調整が可能になっている。傾斜調整後はクランプ板56にネジで固定される。
第2傾斜板54も同様に、軸心部材55bを第2の回転軸心C2として第2チルトベース53に対して回転可能に設けられ、調整部材である微調ネジを図の調整点A2に作用させることによって1方向の傾斜調整が可能になっており、傾斜調整後はクランプ板56にネジで固定される。
第2の調整手段23bは、図6(b)に示すように、第2の調整手段23bの第2の回転軸心C2と第1の調整手段23aの第1の回転軸心C1とが直交もしくは略直交するように第1の調整手段23aの第1傾斜板52に重ねて固定され、第1のディスクホルダ11が第2傾斜板54に取り付けられる。
微調ネジを図の調整点A1及び図の調整点A2に作用させることにより、第1のディスクホルダ11のチルチング調整がなされる。この時、第1の調整手段23aの第1の回転軸心C1から調整点A1までの距離L、及び、第2の調整手段23bの第2の回転軸心C2から調整点A2までの距離Lは、第1のディスクホルダ11に密着挟持されるマスターディスク92及びスレーブディスク91の外周直径の1倍乃至15倍になっている。
また、マスターディスク92及びスレーブディスク91は第1の調整手段23aの第1の回転軸心C1と調整点A1との間に配置されるとともに、第2の調整手段23bの第2の回転軸心C2と調整点A2との間に配置されている。
従って、第1のディスクホルダ11のホルダ板13のディスク受け面13bが第2のディスクホルダ12のホルダ板20のディスク受け面20aに対して平行になるように、即ちマスターディスク92とマスターディスク93が平衡になるように行う第1のディスクホルダ11のチルチング調整を容易に行うことができ、装置も必要以上に大型化しない。
以上説明したように、本発明に係る磁気転写装置の転写ユニットによれば、第1のディスクホルダと第2のディスクホルダを有し、それらのうちどちらか一方の姿勢を調整するチルチング調整手段が設けられ、夫々のディスク保持面同士の平行度を良好に調整することができるので、2枚のマスターディスクで被転写用の磁気ディスクを平行度良く密着挟持することができる。
また、本発明の磁気転写装置によれば、2枚のマスターディスクとスレーブディスクとの間の片当たりによる密着不良によって信号抜けや信号変形等の転写不良が発生することが防止される。
また本発明の磁気記録媒体によれば、マスターディスクから転写された磁気情報は信号抜けや信号変形等の転写不良がなく、マスターディスクの情報が正確に記録された磁気記録媒体となる。
なお、前述した実施の形態では、チルチング調整手段23を固定側の第1のディスクホルダ11側に設けたが、本発明はこれに限らず、チルチング調整手段23を移動手段40によって移動される第2のディスクホルダ12側に設けてもよい。
また、磁気転写装置1の構成について、スレーブディスク91及びマスターディスク92、93の軸心を水平方向に配置した構成で説明したが、水平方向に限らず、垂直方向、あるいは水平方向に対して所定角度傾斜した方向に配置した構成の磁気転写装置であっても、本発明の転写ユニット10はそのまま適用することができる。
1…磁気転写装置、10…転写ユニット、11…第1のディスクホルダ、12…第2のディスクホルダ、23チルチング調整手段、23a…第1の調整手段、23b…第2の調整手段、25…微調ネジ(軸心部材、調整部材、調整ボルト)、26…クランプネジ(調整部材)、40…移動手段、55a,55b…軸心部材、91…スレーブディスク(被転写ディスク、磁気記録媒体)92,93…マスターディスク、A,A1,A2…調整点、C1…第1の回転軸心、C2…第2の回転軸心、L…回転軸心と調整点との距離、RC…回転軸心
Claims (8)
- 被転写用ディスクと、被転写用ディスクの磁性層に対して情報を転写するためのパターン状の磁性層を備えたマスターディスクとを挟持し、転写用磁界を印加して前記被転写用ディスクの磁性層に前記マスターディスクの情報を磁気的に転写する磁気転写装置の前記被転写用ディスクとマスターディスクとを挟持する転写ユニットにおいて、
第1のディスクホルダと、
第1のディスクホルダに対向配置された第2のディスクホルダと、
第1のディスクホルダと第2のディスクホルダとのうち少なくともどちらか一方の姿勢を調整するチルチング調整手段と、
第1のディスクホルダと第2のディスクホルダとのうち少なくともどちらか一方を他方に対して接離移動させる移動手段と、を有することを特徴とする転写ユニット。 - 前記チルチング調整手段は回転軸心を形成する軸心部材と、前記回転軸心から離間した調整点で前記第1のディスクホルダ又は第2のディスクホルダに作用して第1のディスクホルダ又は第2のディスクホルダの姿勢を調整する調整部材とを有し、
前記マスターディスクの中心が前記回転軸心上又は前記回転軸心と前記調整点との間に配置されることを特徴とする請求項1に記載の転写ユニット。 - 前記チルチング調整手段は回転軸心を形成する軸心部材と、前記回転軸心から離間した調整点で前記第1のディスクホルダ又は第2のディスクホルダに作用して第1のディスクホルダ又は第2のディスクホルダの姿勢を調整する調整部材とを有し、
前記調整部材は、前記マスターディスクの中心の回りに配置された複数の調整ボルトからなることを特徴とする請求項1に記載の転写ユニット。 - 前記チルチング調整手段は、先端が前記第1のディスクホルダ又は第2のディスクホルダに当接する少なくとも3個の調整ボルトを有し、
そのうちの2個の調整ボルトで前記軸心部材を構成して、該2個の調整ボルトの先端を結ぶ直線で前記回転軸心を形成し、
他の調整ボルトで前記調整部材を構成して、該調整ボルトの先端で前記調整点を形成することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の転写ユニット。 - 前記チルチング調整手段は、
第1の回転軸心を形成する軸心部材、及び第1の回転軸心から離間した調整点で前記第1のディスクホルダ又は第2のディスクホルダに作用して第1のディスクホルダ又は第2のディスクホルダの姿勢を調整する1個の調整部材で構成される第1の調整手段と、
前記第1の回転軸心と略直交方向の第2の回転軸心を形成する軸心部材、及び第2の回転軸心から離間した調整点で前記第1のディスクホルダ又は第2のディスクホルダに作用して第1のディスクホルダ又は第2のディスクホルダの姿勢を調整する1個の調整部材で構成される第2の調整手段と、を有したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の転写ユニット。 - 前記回転軸心と前記調整点との距離が、前記マスターディスクの外径の1倍乃至15倍であることを特徴とする請求項2、3、4、又は5のうちいずれか1項に記載の転写ユニット。
- 前記請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の転写ユニットを備えたことを特徴とする磁気転写装置。
- 前記請求項7に記載の磁気転写装置によってマスターディスクの情報が磁気転写された被転写用ディスクからなる磁気記録媒体。
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JP2004377761A JP2006185503A (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | 磁気転写装置、転写ユニット、及び磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004377761A JP2006185503A (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | 磁気転写装置、転写ユニット、及び磁気記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006185503A true JP2006185503A (ja) | 2006-07-13 |
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Family Applications (1)
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JP2004377761A Pending JP2006185503A (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | 磁気転写装置、転写ユニット、及び磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006185503A (ja) |
-
2004
- 2004-12-27 JP JP2004377761A patent/JP2006185503A/ja active Pending
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