JP2006185485A - ディスク・ドライブ装置 - Google Patents

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Naoaki Kaneda
修明 金田
Koichi Takeuchi
晃一 竹内
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    • G11B33/148Reducing friction, adhesion, drag

Abstract

【課題】
HDDのベース側壁に沿って磁気ディスクに戻る気流の乱れを低減することにより、当該気流によるアクチュエータの揺れや磁気ディスクの揺れを低減し、以ってその読み書き性能の向上を図ること。
【解決手段】
本発明に係るHDDは、ベース102と、ベースに固定されたトップ・カバー121と、記録ディスク101を回転するモータ103と、記録ディスク101にアクセスするヘッド105を移動するアクチュエータ106と、その先端部が乗り上げるランプ・スロープ部150と、ランプ・スロープ部150を支持するランプ支持部151と、ランプ支持部151を保持するステージ117を備え、ランプ支持部151のトップ・カバー121側を通って記録ディスク101に向かう流路119が形成されており、流路119の記録ディスク101側端に、ベース102の底に向かう傾斜部120が形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明はディスク・ドライブ装置、特にそのエンクロージャ内の気流制御に関する。
光ディスクや磁気テープなどの様々な態様のメディアを使用するデータ記憶装置が知られている。その中で、ハードディスク・ドライブ(以下、HDD)は、コンピュータの記憶装置として広く普及し、現在のコンピュータ・システムにおいて欠かすことができない記憶装置の一つとなっている。さらに、コンピュータにとどまらず、動画像記録再生装置、カーナビゲーション・システム、携帯電話、あるいはデジタル・カメラなどで使用されるリムーバブルメモリなど、HDDの用途は、その優れた特性により益々拡大している。
HDDで使用される磁気ディスクは同心円状に形成された複数のトラックを有しており、各トラックは複数のセクタに区分されている。各セクタにはサーボ・データと、ユーザ・データが記憶される。スピンドル・モータが磁気ディスクを回転し、薄膜素子であるヘッド素子部がセクタのサーボ・データに従って所望のアドレス位置にアクセスすることによって、磁気ディスクへのデータ書き込み、あるいはデータ読み出しを行うことができる。
ヘッド素子部はスライダに固定されており、これらがヘッドを構成する。スライダが回転している磁気ディスク上を浮上することによって、ヘッドもしくはヘッド素子部を磁気ディスク上の所望の位置にポジショニングすることができる。データ読み出し処理において、ヘッド素子部が磁気ディスクから読み出した信号は、信号処理回路によって波形整形や復号処理などの所定の信号処理が施され、ホストに送信される。ホストからの転送データは、信号処理回路によって所定処理された後に、磁気ディスクに書き込まれる。
HDDにおいては、磁気ディスクの回転によって発生する気流が問題とされる。例えば、この気流によってアクチュエータが揺れることにより、ヘッドの正確なポジショニングが妨げられる。このため、例えば、特許文献1は、ランプとベース側壁との間に気流の通り道であるバイパス・チャネルを設けた例を開示している。
この他、磁気ディスクの回転によって発生する気流の乱れによって引き起こされる磁気ディスクの揺れ(ディスク・フラッタ)が問題とされる。ディスク・フラッタは、ヘッド自体の揺れと同様に、トラックに対するヘッドの正確なポジショニングを妨げる。特に、磁気ディスクの記録密度が上がりTPI(Track Per Inch)が高くなるにつれて、より正確なヘッドのポジショニングが要求され、わずかなディスク・フラッタがより大きな問題となってくる。
特開2002−133827号公報
図8に従来のHDD1についてランプ2周辺を拡大した図を示す。ベース3の側壁に沿った気流は、ランプ2とベース3の側壁との間を図中の矢印の様に通過する。従来のHDD1におけるベース3は、磁気ディスク(図示せず)の形状にそって図8に示すような凸形状31を有する。凸形状31によって磁気ディスク周囲の気流は整流化されるが、ランプ2とベース3側壁との間を通って磁気ディスクへ向かう気流が妨げられ、気流の乱れが発生する。
特に、図中の矢印の位置、即ちランプ2とベース3の側壁との間は凸形状31によって気流が遮られるため、ベース3側壁にそった気流はランプ2の内側を通る。ランプ2の内側はアクチュエータ(図示せず)が支持される面であるため、当該空間を気流が通ることによってアクチュエータの揺れが発生することとなる。また、複数の磁気ディスクが重ねられた構造のHDDにおいては、磁気ディスク間に気流が流れることとなるが、磁気ディスク面上を浮動するアクチュエータが磁気ディスク間に流れ込む気流を妨げ、気流の乱れを発生させる。この様な気流の乱れは、上記したように磁気ディスク及びアクチュエータの揺れを発生させ、磁気ディスク面上のアクチュエータの正確なポジショニングを妨げる。
この様な問題に対しては、ランプ2とベース3の側壁との間を通る気流の流路を確保することが解決策として効果的である。特許文献1に開示された方法は図9に示されるようにベース3側壁とランプ2との間に空間4を設けたものである。ベース3側壁にランプ2を固定するのではなく、ベース3の底部にランプ2を固定するためのステージ5をベース3側壁とは離して設ける。この様な構成によって空間4が設けられることにより、ベース3側壁に沿った気流の流路を確保することができる。
しかしながら、HDD1の形状及び大きさは規格として定められており、また、HDD1は小型化の傾向にあるため、特にベース3の大きさ及び形状を変えることは難しい。また、ランプ2が形成される位置はアクチュエータの長さとも関連するため、容易に変更できるものではない。アクチュエータに対して例えば長さの変更を行なった場合、アクチュエータの回動による回動半径が変わり、ヘッド素子部のポジショニングに影響してしまう。このように、従来のHDDには図9に示されるような空間4を設ける寸法的又は設計的な余裕がなく、この様な解決策を実現するのは難しい。
本発明は上記事情を背景としてなされたものであって、ディスク・ドライブ装置のランプ部近傍において、記録ディスクに戻る気流の乱れを低減することを目的とする。
本発明の第1の態様は、ベースと前記ベースに固定されるトップ・カバーとを有するエンクロージャと、前記ベース内に配置され、記録ディスクを回転するモータと、前記記録ディスクにアクセスするヘッドを保持し、回動することによってそのヘッドを移動するアクチュエータと、前記記録ディスクの横に配置され、前記ヘッドを前記記録ディスクの外側に移動するため、前記アクチュエータの先端部が乗り上げるランプ・スロープ部と、前記ランプ・スロープ部を支持するランプ支持部と、前記エンクロージャに設けられ、前記ランプ支持部が固定されるステージと、を備え、前記ランプ・スロープ部と前記エンクロージャとの間において、前記ランプ支持部のトップ・カバー側を通って前記記録ディスクに向かう気流が通る流路が形成されており、その流路の前記記録ディスク側端に、前記ベースの底に向かう傾斜面が形成されている。この様な構成により、ベース側壁を通り磁気ディスクに戻る気流の流路を確保し、気流がランプのランプ・スロープ部側を通ることを低減することができる。
ここで、前記傾斜部は、前記ベース底からの高さが連続的に減少するスロープであることが好ましい。これにより、空間の拡がりを連続的にすることができ、以って流路の急激な拡大を避けることができる。
また、前記モータに複数の記録ディスクが固定され、前記スロープの先端は、前記モータに固定された記録ディスクのうち最も前記トップ・カバー側に固定された前記記録ディスクの前記ベース底側の面と、最も前記ベース底側に固定された前記記録ディスクの前記トップ・カバー側の面との間の高さに位置していることが好ましい。これにより、磁気ディスクに戻る気流による磁気ディスクの揺れを低減することができる。
より好適には、前記スロープの先端は、前記モータに固定された記録ディスクのトップ・カバー側の面と実質的に一致する高さに位置している。これにより、磁気ディスクに戻る気流による磁気ディスクの揺れを、更に好適に低減することができる。
更に、前記ステージと前記ベース底との間に、前記記録ディスクに気流が戻る流路が形成されていることが好ましい。これにより、ランプ支持部近傍における気流の乱れを更に低減することができる。
好適には、前記ステージは前記ベース側壁と一体的に形成されており、前記スロープは前記ステージの記録ディスク側端に形成されている。これにより、ハードディスク・ドライブの設計、組み立てを容易にすることができる。
他方、本発明の第2の態様は、ベースと前記ベースに固定されるトップ・カバーとを有するエンクロージャと、前記ベース内に配置され記録ディスクを回転するモータと、前記記録ディスクにアクセスするヘッドを保持し、回動することによってそのヘッドを移動するアクチュエータと、前記記録ディスクの横に配置され、前記ヘッドを前記記録ディスクの外側に移動するため、前記アクチュエータの先端部が乗り上げるランプと、前記エンクロージャに設けられ、前記ランプが固定されるステージと、を備え、前記ステージの前記ベース底側に、前記記録ディスクに気流が戻る流路が形成されている。この様な構成により、ベース側壁を通り磁気ディスクに戻る気流の流路を確保し、気流がランプのランプ・スロープ部側を通ることを低減することができる。
ここで、前記ランプは、前記アクチュエータの先端部が乗り上げるランプ・スロープ部と、前記ランプ・スロープ部を支持し前記ステージに固定されたランプ支持部と、を備え、前記ランプ・スロープ部と前記ベースの側壁との間において、前記ランプ支持部及び前記ステージの前記トップ・カバー側を通って前記記録ディスクに向かう気流が通る流路が形成されており、その流路の前記記録ディスク側端に、前記ベース底からの高さが連続的に減少するスロープが形成されていることが好ましい。これにより、空間の拡がりを連続的にすることができ、以って流路の急激な拡大を避けることができる。
また、前記モータに複数の記録ディスクが固定され、前記スロープの先端は、前記モータに固定された記録ディスクのうち最も前記トップ・カバー側に固定された前記記録ディスクの前記ベース底側の面と、最も前記ベース底側に固定された前記記録ディスクの前記トップ・カバー側の面との間の高さに位置していることが好ましい。これにより、磁気ディスクに戻る気流による磁気ディスクの揺れを低減することができる。
更に、前記ステージは前記ベース側壁と一体的に形成され、前記スロープはステージの記録ディスク側端に形成されていることが好ましい。これにより、ハードディスク・ドライブの設計、組み立てを容易にすることができる。
本発明により、ディスク・ドライブ装置のランプ部近傍において、記録ディスクに戻る気流の乱れを低減することができる。
以下に、本発明を適用可能な実施の形態を説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。又、各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため必要に応じて重複説明は省略されている。
本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。本形態はディスク・ドライブ装置におけるランプ部周辺、特にランプを固定するステージの構造に関する。本発明の理解の容易のため、最初に、ディスク・ドライブ装置の一例であるハードディスク・ドライブ(HDD)の全体構成を説明する。図1は、本実施の形態に係るHDD100の構成を模式的に示す平面図である。図1において、101はデータを記憶する記録媒体(メディア)であって、磁性層が磁化されることによってデータを記憶する不揮発性の記録ディスクである磁気ディスクである。102はHDD100の各構成要素を収容するベースである。ベース102は、ベース102の上部開口を塞ぐトップ・カバー121とガスケット(不図示)を介して固定されることによってディスク・エンクロージャを構成し、HDD100の各構成要素を密閉状態で収容することができる。
磁気ディスク101はスピンドル・モータ103に固定されている。スピンドル・モータ103は、所定速度で磁気ディスク101を回転する。ヘッド105は、スライダと、スライダ表面に固定された変換素子としてのヘッド素子部を備える。ヘッド素子部は、ホスト(不図示)との間で入出力されるデータについて、磁気ディスク101への書き込み及び/又は読み出しを行う。ヘッド素子部は、磁気ディスク101への記憶データに応じて電気信号を磁界に変換する記録素子及び/又は磁気ディスク101からの磁界を電気信号に変換する再生素子を有している。
アクチュエータ106は、回動軸107に回動自在に保持されており、VCM(ボイス・コイル・モータ)109によって駆動される。アクチュエータ106はヘッド105を保持し、回動することによって、磁気ディスク101上の所望の位置にヘッドをポジショニングする。アクチュエータ106とヘッド105とによって、ヘッド・アクチュエータ・アセンブリを構成する。アクチュエータ106は、ヘッド105が配置されたその先端部から、サスペンション部110、アーム部111、回動軸107が嵌合する嵌合部108、コイル・サポート部112、フラットコイル113の順で結合された各構成部材を備えている。
114はベース102に固定された上側ステータ・マグネット保持板である。尚、上側ステータ・マグネット保持板114は、主要部が便宜上切り欠いて図示され、外形が破線で示されている。図示されていないが、フラットコイル113の下側には、上側ステータ・マグネット保持板114との間においてフラットコイル113を挟むように、下側ステータ・マグネット保持板が配置される。VCM109は、フラットコイル113、上側ステータ・マグネット保持板114に固定されたステータ・マグネット(不図示)、及び下側ステータ・マグネット保持板に固定されたステータ・マグネット(不図示)を備えている。
115は、磁気ディスク101の回転が停止するとき、ヘッド105を磁気ディスク101から退避させるためのランプである。図に示されるようにランプ115は磁気ディスク101の横に設けられる。116はサスペンション部110の先端部に形成されたタブである。本形態のランプ115はタブ116を支持するランプ・スロープ部150とランプ115をベース102に固定するランプ支持部151を有する。ランプ・スロープ部150はランプ支持部151のアクチュエータ106側表面に突出した形で形成される。また、当該部位におけるベース102側壁からは、ランプ支持部151を固定するためのステージ117が突出している。当該ランプ115及びその周辺部分の構成については後に詳述する。
HDD100は1枚もしくは積層配置された複数の磁気ディスク101を備えることができる。複数枚の磁気ディスク101を備える場合、スピンドル・モータ103は、その回転軸方向に所定の間隔で、複数の磁気ディスク101を一体的に保持する。本形態においては、3枚の磁気ディスクが所定間隔で積層配置されている。また、典型的には、磁気ディスク101の両面にデータが記憶されるが、磁気ディスク101一方のみにデータを記録することも可能である。
磁気ディスク101からのデータの読み取り、又は書き込みのため、アクチュエータ106は回転している磁気ディスク101表面のデータ領域上空にヘッド105を移動する。アクチュエータ106が回動することによって、ヘッド105が磁気ディスク101の表面の半径方向に沿って移動する。これによって、ヘッド105(ヘッド素子部)が所望のトラックにアクセスすることができる。磁気ディスク101に対向するスライダのABS(Air Bearing Surface)面と回転している磁気ディスク101との間の空気の粘性による圧力が、サスペンション部110によって磁気ディスク101方向に加えられる圧力とバランスすることによって、ヘッド105は磁気ディスク101上を一定のギャップを置いて浮上する。
磁気ディスク101の回転が停止するときには、アクチュエータ106はヘッド105をデータ領域からランプ115のランプ・スロープ部150に退避させる。アクチュエータ106がランプ115の方向に回動し、アクチュエータ106先端のタブ116がランプ115のランプ・スロープ部150上を摺動しながら移動し、ランプ115上のパーキング面に載ることにより、ヘッド105がアンロードされる。ロードのときには、パーキング面に支持されていたアクチュエータ106は、ランプ115から離脱して磁気ディスク101表面上空に移動する。
この様なHDD100において、磁気ディスク101が反時計回りに回転することにより、ベース102の側壁に沿って反時計回りの気流が発生する。磁気ディスク101の周囲で発生した気流は、ベース102の側壁に沿って反時計回りに回転し、ランプ115近傍を図中右から左へ通過して磁気ディスク101へ戻る。この際に、気流がランプ115のアクチュエータ106側、即ちランプ115においてランプ・スロープ部150が形成された面側を通ると、アクチュエータ106や磁気ディスク101の揺れを発生させる原因となる。従って、ランプ115とベース102の側壁との間に気流の通り道、即ち流路を確保する必要がある。
図2は、ランプ支持部151の一部と、ランプ支持部151に結合されたランプ・スロープ部150を示した拡大図である。図2には、アクチュエータ106がランプ115上の退避位置であるランプ・スロープ部150にアンロードされている状態を示している。尚、図2(a)においては2つのサスペンション部110及びアーム部111のタブ116が示され、図2(b)においては1つのサスペンション部110及びアーム部111が示されている。ランプ・スロープ部150は、回転する磁気ディスク101の外周部が通過するスリット501とタブ116を支持するパーキング部504及びパーキング部に連続する斜面とを有する。パーキング部504に連続する斜面は、斜面502、斜面503、斜面505及び斜面506を有する。
アクチュエータ106がデータ領域からアンロードされる際、上述したようにアクチュエータ106がランプ115方向へ回動し、タブ116がランプ・スロープ部150に接触する。タブ116はランプ・スロープ部150において斜面502に接触し、斜面502に沿って当該斜面を上昇する。斜面502を上りきると斜面503に沿って下降する。斜面503を下りきるとパーキング面504に着地する。従って、アクチュエータ106が退避位置にアンロードされているとき、タブ116はパーキング面504に接触している。斜面503の働きにより、VCM109の駆動力が働かない限りアクチュエータ106が誤って磁気ディスク101上のデータ領域にロードされることはない。尚、斜面505、斜面506は、実装時にタブ116をランプ・スロープ部150の後部(スリット501の反対側)から挿入するために形成されている。
図3(a)は本形態におけるランプ115及びその周辺部を模式的に示す斜視図である。但し、磁気ディスク101は省略され、描かれていない。また、図3は3枚の磁気ディスク101に対応したランプを有しており、図2に示すランプ・スロープ部が3つ縦に連なっている。尚、図2では1組のスリット501、パーキング面504及び各斜面のユニットをランプ・スロープ部150として説明したが、本形態においては3組の上記のユニットを指してランプ・スロープ部150とする。
また、ランプ・スロープ部150とランプ支持部151とは同一部材として一体に形成されても良いし、別部材で構成され、後から組み合わされても良い。ランプ・スロープ部150は上述したように、磁気ディスク101の回転が停止し、アクチュエータ106がアンロードされる際にアクチュエータ106先端を保持する機能を有する。図2に示した斜面502やパーキング面504等の構成は、ランプ・スロープ部150におけるベース102側壁とは反対側の面、即ちHDD1の磁気ディスク101側の面に設けられる。
図3(b)に図3(a)に示した部位と同一部位においてランプ115が取り外された状態の斜視図を示す。ランプ115周辺部分において、ベース102の側壁から突出する形でランプ支持部151を保持するステージ117が設けられている。即ち、ステージ117はベース102の側壁において、ベース底とトップ・カバー121との中間に設けられる。従って、ステージ117とベース底との間には空間118が形成され、ステージ117とトップ・カバー121との間には空間119が形成される。ここで、ステージ117はベース102と一体に形成されても良いし、別々に形成され、後から組み合わされても良い。空間118及び空間119が形成されることによって、ランプ115とベース102の側壁との間を、ベース102側壁に沿ってアクチュエータ106が設けられた領域から磁気ディスク101が設けられた領域へ流れる気流の流路を確保することができる。
また、従来のHDDにおいては、図8に示されるように空間119と磁気ディスク101との間は、磁気ディスク101の外周形状に沿ってベース102側壁からHDD1の内側へ突出する凸形状31によって遮られていた。しかしながら、本形態においては凸形状31の一部又は全部がネジ止め又は強度確保等、その機能を維持可能な範囲内で取り除かれている。言い換えれば、ランプ115近傍における磁気ディスク101の周囲を囲むベース102の形状は、ステージ上面170及び下面においては、ランプ・スロープ部150とベース102との間に隙間が空くように形成されている。このような構成により、空間119及び空間118から磁気ディスク101に向う流路を確保している。
図3(b)に示すようにステージ上面170、即ちトップ・カバー121側の面にはランプ支持部151を収容するためのスペース171が形成されている。スペース171はステージ上面170において1段下がって設けられている。スペース171の高さとランプ支持部151のスペース171に固定される部分の高さとは略一致する。従って、スペース171にランプ支持部151が固定されると、ステージ上面170とランプ支持部151の上面とは略一致する。この様な構成により、ランプ支持部151によって空間119が狭められることがなく、ベース102の側壁とランプ・スロープ部150との間における流路を確保することができる。
更に、ステージ上面170、即ちトップ・カバー121側の面における磁気ディスク101側の端部には、傾斜部120が形成されている。傾斜部120は、その斜面がステージ117上面からステージ117下面方向へ、磁気ディスク101に近づくにつれて連続的に下降するように形成されている。即ち、傾斜部120においてはステージ117上面とステージ117下面の幅、つまりステージ117の厚さが、磁気ディスク101側に近付くにつれて連続的に減少する。従って、当該傾斜部120においてはステージ117のベース底からの高さが、磁気ディスク101に近づくにつれて連続的に減少する。言い換えれば、ステージ117とトップ・カバー121との間の空間119は、当該傾斜部120においては磁気ディスク101に近づくに従って連続的に拡大する。つまり、空間119の傾斜部120の形成された部位における流路が、磁気ディスク101に近づくほど拡大することとなる。
この様な構成においては、空間119を通り磁気ディスク101へ向かう気流を妨げるものはなく、流路を十分に確保することができる。また、傾斜部120においては流路が連続的に拡大することとなるため、流路の急な拡大による気流の乱れを抑制することができる。従って、磁気ディスク101に向う気流の乱れを低減することが可能となる。
図4にランプ115周辺を上面からみた平面図を示す。ここで、図4においては磁気ディスク101も描かれている。本形態にかかるステージ117の構成を用いれば、ベース102の側壁に沿って流れ、ランプ・スロープ部150とベース102側壁との間を通って磁気ディスク101に戻る気流は、空間119及び傾斜部120を通り、図4に示す矢印のように流れる。また、空間118、即ち図4におけるステージ117の裏側についても図4に示す矢印と同様に気流が流れる。図4の矢印が示すように、ベース102とランプ・スロープ部150との間、即ち空間119及び空間118を通る気流は妨げられることなく流れ、磁気ディスク101に向う。従って、空間119及び空間118を通る気流は乱れることなく磁気ディスク101に向う。結果として、磁気ディスク101及び磁気ディスク101上のアクチュエータ106が当該気流により振動することを低減することが可能となる。
図5に図4の切断線A−Aにおける断面図を示す。図5は、空間119及び空間118と磁気ディスク101との境界付近であり、図中右方から左方へ気流が流れる。図5に示すように、傾斜部120の先端部は、複数ある磁気ディスク101のうち最も上面側(トップ・カバー121側)にあるものよりも低い位置(ベース底側)であって、複数ある磁気ディスク101のうち最も下面側(ベース底側)にあるものよりも高い位置(トップ・カバー121側)に位置する。
更に、本形態においては、傾斜部120の先端は図に示すように、複数ある磁気ディスクのうち、最も上面側(トップ・カバー121側)でも、最も下面側(ベース低側)でもないもの(本形態においては3枚の磁気ディスク101のうち中央に位置するもの。以下、中央の磁気ディスク)に位置合わせされている。詳細には、傾斜部120の傾斜面の先端(トップ・カバー121側)が中央の磁気ディスク101の上面(トップ・カバー121側)に合わせられており、傾斜部120の先端下面(ベース底側)が中央の磁気ディスク101の下面(ベース底側)に合わせられている。
上記の態様を実現するためには、傾斜部120の先端部分の厚さは磁気ディスク101の厚さと略一致していることが好ましいがこれに限定されるものではない。傾斜部120の上面と磁気ディスク101の上面とが一致していれば、空間119を通って磁気ディスク101へ向かう気流は、傾斜部120の斜面に沿って磁気ディスク101の上面へスムーズに流れる。また、傾斜部120の下面と磁気ディスク101の下面とが一致していれば、空間118を通って磁気ディスク101へ向かう気流は、傾斜部120の下面に沿って磁気ディスク101の下面へスムーズに流れる。
上記のどちらにおいてもその効果を得ることが出来るが、傾斜部120の上面と磁気ディスク101の上面とが一致していれば、傾斜部120の形状をより活用することができ好適である。更に好適には、上述したように傾斜部120の先端部分の厚さは磁気ディスク101の厚さと略一致しており、傾斜部の斜面及び下面と磁気ディスク101の上面及び下面とが一致していることである。この様な構成により、磁気ディスク101に向う気流による磁気ディスク101の揺れ(ディスク・フラッタ)の発生を低減することができる。
以上のように、本形態のHDDによれば、ランプ部近傍、特にベース側壁に沿って磁気ディスクに戻る気流の乱れを低減することにより、当該気流によるアクチュエータの揺れや磁気ディスクの揺れ(ディスク・フラッタ)を低減し、以ってその読み書き性能の向上を図ることができる。
尚、本形態においては、ステージ117はベース102の側壁中間から突出する形で形成されている。従って、その上面には空間119が、下面には空間118がそれぞれ形成され、ベース102の側壁から磁気ディスク101へ向かう流路が確保されている。当該流路が確保されることによって、気流がランプ115のアクチュエータ106側を通ることを抑制し、以ってアクチュエータ106及び磁気ディスク101の揺れの低減を実現している。ここで、空間118及び空間119はどちらか一方を設けるだけでも、その効果を得ることができるが、本形態のように空間118及び空間119を両方設けることにより、より好適にその効果を得ることができる。
図6に本発明の他の態様である、空間119のみを設けた場合のHDDのランプ115及びその周辺の拡大斜視図を示す。図6に示されるように、空間118を設けず、ステージ117がベース102側壁及びベース底から突出するように形成されても良い。ここで、ステージ117はベース102と一体に形成されても、ベース102と別々に形成され、後から組み合わせられても良い。
この様に空間118を設けないことによって、ステージ117とベース底とが連続する。従って、上述したように傾斜部120先端を複数の磁気ディスク101の中央のものと位置合わせするのではなく、傾斜部120がベース底に連続するように形成することも可能である。但し、傾斜部120の角度が急になり過ぎると、流路が急激に拡大することとなり、実質上傾斜部120が傾斜部としての役割を果たさなくなる。結果的に気流の乱れが発生する。その様な場合は、傾斜部120の上面(トップ・カバー121側)と中央の磁気ディスク又は最も下側(ベース底側)の磁気ディスク101の上面とを位置合わせすることで好適に傾斜部120の効果を得ることができる。
また、空間118を設けない分、ステージ117の形成位置を下げることができる。こうすることにより、空間119を拡げることが可能となり、ベース102側壁に沿って流れる気流の流路を拡大することができる。更に、ステージ上面170の高さが下がり、よりステージ上面170がベース底に近づくため、ステージ上面170とベース底との幅が狭まり、傾斜部120をベース底に連続させることが容易となる。
更に、傾斜部120の傾斜面は図5の断面図に示した直線状に限定されない。図7に傾斜部120の斜面の他の態様を表す断面図を示す。傾斜部120の斜面形状は、図7(a)に示すように段階的になっていても良いし、図7(b)、(c)に示すようにアールを有する形状でも良い。図7(a)に示した段階的な斜面においては、一段の高さが細かく、一段の幅が広い方が、急激な流路の拡大を避けることができる。図7(b)に示す斜面は凸型のアールを有し、図7(c)に示す斜面は凹型のアールを有する。図7(b)、(c)に示したように斜面がアールを有する場合は、その曲率を適宜調整することによって、流路の急激な拡大を避けることが可能である。また、凹型の凸型のアールの混在した斜面であっても良い。更には、傾斜部120においてステージ117の幅が連続的に減少するのであれば、斜面表面の形状は平面には限定されない。
本形態においては、ステージ117はベース102に設けられるが、これに限定されるものではない。トップ・カバー121のHDD1の内部側の面にステージ117を設け、当該ステージ117にランプ支持部151を固定することもできる。この様な場合、ランプ115はHDD1内部において、下方(ベース底側)ではなく上方(トップ・カバー121側)に固定されることとなる。従って、図6に示す態様とは逆に空間119がなくなり、空間118のみ設けることが可能となる。この様な場合においてもステージ117の磁気ディスク101側端部に傾斜部120を設けることによって、本発明の効果を得ることが可能である。
尚、本形態においては、ディスク・ドライブ装置として磁気ディスクを用いたハードディスク・ドライブを例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば内部に光学式記録媒体を有する光学式ディスク・ドライブや、光学式記録媒体を内部に収容して当該記録媒体に記録された情報を読み出すディスク・ドライブに適用することも可能であり、ディスク型の記録媒体に対応したディスク・ドライブ装置であれば、その記録方法は特に限定されない。
更に、本形態においては、アクチュエータ106に備えられたヘッド105は読み出し及び書き込みを行なう素子としてせつめいしたが、これに限定されるものではない。ヘッド105が読み出し、又は書き込みのどちらか一方だけを行なう場合にも、本発明を適用することが可能である。また、読み出しを行なうヘッドを備えるアクチュエータと、書き込みを行なうヘッドを備えるアクチュエータとをそれぞれ別々に有しても良い。
本発明の実施の形態におけるハードディスク・ドライブの全体を示す平面図である。 本発明の実施の形態におけるランプ・スロープ部及び当該ランプ・スロープ部に保持されるアクチュエータを示す模式図である。 本発明の実施の形態におけるランプ及びランプが固定される部位周辺を示す拡大斜視図である。 本発明の実施の形態におけるランプ及びランプが固定される部位周辺を示す拡大平面図である。 本発明の実施の形態における傾斜部と磁気ディスクとの境界部分を示す拡大断面図である。 本発明の実施の形態におけるランプ及びランプが固定される部位周辺を示す拡大斜視図である。 本発明の実施の形態における傾斜部の斜面の態様を示す模式図である。 従来技術にかかるランプ及びランプが固定される部位周辺を示す拡大斜視図である。 参考技術にかかるランプ及びランプが固定される部位周辺を示す拡大斜視図である。
符号の説明
1 ハードディスク・ドライブ、2 ランプ、3 ベース、4 空間、5 ステージ、
31 凸形状、100 ハードディスク・ドライブ、101 磁気ディスク、
102 ベース、103 スピンドル・モータ、105 ヘッド、
106 アクチュエータ、107 回動軸、108 嵌合部、
110 サスペンション部、111 アーム部、112 コイル・サポート部、
113 フラットコイル、114 上側ステータ・マグネット保持板、115 ランプ、
116 タブ、117 ステージ、118 空間、119 空間、120 傾斜部、
121 トップ・カバー、150 ランプ・スロープ部、151 ランプ支持部、
170 ステージ上面、171 スペース、501 スリット、
502、503、505、506 斜面、504 パーキング面

Claims (12)

  1. ベースと前記ベースに固定されるトップ・カバーとを有するエンクロージャと、
    前記ベース内に配置され、記録ディスクを回転するモータと、
    前記記録ディスクにアクセスするヘッドを保持し、回動することによってそのヘッドを移動するアクチュエータと、
    前記記録ディスクの横に配置され、前記ヘッドを前記記録ディスクの外側に移動するため、前記アクチュエータの先端部が乗り上げるランプ・スロープ部と、
    前記ランプ・スロープ部を支持するランプ支持部と、
    前記エンクロージャに設けられ、前記ランプ支持部が固定されるステージと、を備え、
    前記ランプ・スロープ部と前記エンクロージャとの間において、前記ランプ支持部のトップ・カバー側を通って前記記録ディスクに向かう気流が通る流路が形成されており、その流路の前記記録ディスク側端に、前記ベースの底に向かう傾斜面が形成されている、
    ディスク・ドライブ装置。
  2. 前記傾斜面は、前記ベース底からの高さが連続的に減少するスロープである、請求項1に記載のディスク・ドライブ装置。
  3. 前記モータに複数の記録ディスクが固定され、
    前記スロープの先端は、前記モータに固定された複数の記録ディスクのうち最も前記トップ・カバー側に固定された前記記録ディスクの前記ベース底側の面と、最も前記ベース底側に固定された前記記録ディスクの前記トップ・カバー側の面との間の高さに位置している、請求項2に記載のディスク・ドライブ装置。
  4. 前記スロープの先端は、前記モータに固定された記録ディスクのトップ・カバー側の面と実質的に一致する高さに位置している、請求項3に記載のディスク・ドライブ装置。
  5. 前記ステージと前記ベース底との間に、前記記録ディスクに気流が戻る流路が形成されている、請求項1に記載のディスク・ドライブ装置。
  6. 前記ステージは前記ベース側壁と一体的に形成されている、請求項1に記載のディスク・ドライブ装置。
  7. 前記スロープは前記ステージの記録ディスク側端に形成されている、請求項2に記載のディスク・ドライブ装置。
  8. ベースと前記ベースに固定されるトップ・カバーとを有するエンクロージャと、
    前記ベース内に配置され記録ディスクを回転するモータと、
    前記記録ディスクにアクセスするヘッドを保持し、回動することによってそのヘッドを移動するアクチュエータと、
    前記記録ディスクの横に配置され、前記ヘッドを前記記録ディスクの外側に移動するため、前記アクチュエータの先端部が乗り上げるランプと、
    前記エンクロージャに設けられ、前記ランプが固定されるステージと、を備え、
    前記ステージの前記ベース底側に、前記記録ディスクに気流が戻る流路が形成されている、
    ディスク・ドライブ装置。
  9. 前記ランプは、前記アクチュエータの先端部が乗り上げるランプ・スロープ部と、前記ランプ・スロープ部を支持し前記ステージに固定されたランプ支持部と、を備え、
    前記ランプ・スロープ部と前記ベースの側壁との間において、前記ランプ支持部及び前記ステージの前記トップ・カバー側を通って前記記録ディスクに向かう気流が通る流路が形成されており、その流路の前記記録ディスク側端に、前記ベース底からの高さが連続的に減少するスロープが形成されている、
    請求項8に記載のディスク・ドライブ装置。
  10. 前記モータに複数の記録ディスクが固定され、
    前記スロープの先端は、前記モータに固定された記録ディスクのうち最も前記トップ・カバー側に固定された前記記録ディスクの前記ベース底側の面と、最も前記ベース底側に固定された前記記録ディスクの前記トップ・カバー側の面との間の高さに位置している、請求項8に記載のディスク・ドライブ装置。
  11. 前記ステージは前記ベース側壁と一体的に形成されている、請求項8に記載のディスク・ドライブ装置。
  12. 前記スロープはステージの記録ディスク側端に形成されている、請求項8に記載のディスク・ドライブ装置。
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