JP2002133827A - ディスク・ドライブ装置、ハード・ディスク・ドライブおよびハード・ディスク・ドライブの筐体 - Google Patents
ディスク・ドライブ装置、ハード・ディスク・ドライブおよびハード・ディスク・ドライブの筐体Info
- Publication number
- JP2002133827A JP2002133827A JP2000329414A JP2000329414A JP2002133827A JP 2002133827 A JP2002133827 A JP 2002133827A JP 2000329414 A JP2000329414 A JP 2000329414A JP 2000329414 A JP2000329414 A JP 2000329414A JP 2002133827 A JP2002133827 A JP 2002133827A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- magnetic
- actuator
- side wall
- magnetic disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 4
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 4
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 101100284507 Schizosaccharomyces pombe (strain 972 / ATCC 24843) hdd1 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B21/00—Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
- G11B21/02—Driving or moving of heads
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B33/00—Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
- G11B33/14—Reducing influence of physical parameters, e.g. temperature change, moisture, dust
- G11B33/148—Reducing friction, adhesion, drag
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/54—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高回転速度のハード・ディスク・ドライブに
おいて、磁気ディスクのフラッタを抑制する。 【解決手段】 ベース12の側壁12aから所定の間隙
を隔ててランプ40を設けた。側壁12aとランプ40
との間には、バイパス・チャネル42が形成される。こ
のバイパス・チャネル42を介して磁気ディスク22に
向けて気流が供給される。このような構成を採用するこ
とにより、磁気ディスク22のフラッタを低減できた。
おいて、磁気ディスクのフラッタを抑制する。 【解決手段】 ベース12の側壁12aから所定の間隙
を隔ててランプ40を設けた。側壁12aとランプ40
との間には、バイパス・チャネル42が形成される。こ
のバイパス・チャネル42を介して磁気ディスク22に
向けて気流が供給される。このような構成を採用するこ
とにより、磁気ディスク22のフラッタを低減できた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハード・ディスク
・ドライブに代表されるディスク・ドライブ装置に関す
るものである。
・ドライブに代表されるディスク・ドライブ装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータのデータ記憶手段として最
も一般的なハード・ディスク・ドライブ(以下、HD
D)は、単数または複数の磁気ディスクを同軸上に配置
し、それをスピンドル・モータで駆動する構造を有して
いる。データの読み出し、書き込みは、前記磁気ディス
クに対向して設けた磁気ヘッドにより行なわれ、この磁
気ヘッドはアクチュエータ、一般的にはボイス・コイル
・モータ(以下、VCM)により駆動される。前記磁気
ディスク、磁気ヘッドおよびアクチュエータは、ディス
ク・エンクロージャと呼ばれる筐体に収納されている。
ディスク・エンクロージャは、例えば薄箱状のアルミニ
ウム合金製ベースと、ベースの開口部を封止するトップ
・カバーとから構成される。HDDにおける主要な技術
課題の1つとして、磁気ディスクに記憶されているデー
タの読み出し、磁気ディスクへのデータの書き込みの速
度を向上することが掲げられる。この課題を解決する手
段の1つとして、磁気ディスクの回転速度の高速化があ
る。しかし、磁気ディスクの回転速度を速くすると、磁
気ディスクの回転によって生じる気流の速度が速くな
る。すると、磁気ディスクのフラッタ(flutter)が大
きくなる。磁気ディスクのフラッタ(以下、ディスク・
フラッタ)が生ずると磁気ディスクと磁気ヘッドとの相
対的な位置関係が変動するため、ディスク・フラッタ量
の増大はデータの読み出し、書き込みの精度に悪影響を
及ぼす。つまり、データ書き込み時に本来データを書き
込むべきトラックとは異なるトラックに対してデータを
書き込んでしまう、あるいはデータ読み出し時に本来デ
ータを読み出すべきトラックとは異なるトラックからデ
ータを読み出してしまうということが想定される。特
に、磁気ディスクの高容量化のために記憶密度を向上さ
せると、この傾向は顕著となる。
も一般的なハード・ディスク・ドライブ(以下、HD
D)は、単数または複数の磁気ディスクを同軸上に配置
し、それをスピンドル・モータで駆動する構造を有して
いる。データの読み出し、書き込みは、前記磁気ディス
クに対向して設けた磁気ヘッドにより行なわれ、この磁
気ヘッドはアクチュエータ、一般的にはボイス・コイル
・モータ(以下、VCM)により駆動される。前記磁気
ディスク、磁気ヘッドおよびアクチュエータは、ディス
ク・エンクロージャと呼ばれる筐体に収納されている。
ディスク・エンクロージャは、例えば薄箱状のアルミニ
ウム合金製ベースと、ベースの開口部を封止するトップ
・カバーとから構成される。HDDにおける主要な技術
課題の1つとして、磁気ディスクに記憶されているデー
タの読み出し、磁気ディスクへのデータの書き込みの速
度を向上することが掲げられる。この課題を解決する手
段の1つとして、磁気ディスクの回転速度の高速化があ
る。しかし、磁気ディスクの回転速度を速くすると、磁
気ディスクの回転によって生じる気流の速度が速くな
る。すると、磁気ディスクのフラッタ(flutter)が大
きくなる。磁気ディスクのフラッタ(以下、ディスク・
フラッタ)が生ずると磁気ディスクと磁気ヘッドとの相
対的な位置関係が変動するため、ディスク・フラッタ量
の増大はデータの読み出し、書き込みの精度に悪影響を
及ぼす。つまり、データ書き込み時に本来データを書き
込むべきトラックとは異なるトラックに対してデータを
書き込んでしまう、あるいはデータ読み出し時に本来デ
ータを読み出すべきトラックとは異なるトラックからデ
ータを読み出してしまうということが想定される。特
に、磁気ディスクの高容量化のために記憶密度を向上さ
せると、この傾向は顕著となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】3.5インチの磁気デ
ィスクの回転速度は当初7200rpmであったが、1
0000rpmの高回転速度が採用され、さらには10
000rpmを超える高回転速度のHDDが開発されて
いる。HDD内に生ずる気流の速度が速いほど磁気ディ
スクのフラッタは顕著となる。一方、磁気ディスクの回
転速度が速いほどHDD内に生ずる気流の速度は速くな
る。したがって、HDDの高回転速度化は、磁気ディス
クのフラッタによるデータの読み出し、書き込み精度の
問題をより顕著にする。本発明は、高回転速度のHDD
において、磁気ディスクのフラッタを抑制することので
きるディスク・ドライブ装置の提供を課題とする。
ィスクの回転速度は当初7200rpmであったが、1
0000rpmの高回転速度が採用され、さらには10
000rpmを超える高回転速度のHDDが開発されて
いる。HDD内に生ずる気流の速度が速いほど磁気ディ
スクのフラッタは顕著となる。一方、磁気ディスクの回
転速度が速いほどHDD内に生ずる気流の速度は速くな
る。したがって、HDDの高回転速度化は、磁気ディス
クのフラッタによるデータの読み出し、書き込み精度の
問題をより顕著にする。本発明は、高回転速度のHDD
において、磁気ディスクのフラッタを抑制することので
きるディスク・ドライブ装置の提供を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者はディスク・フ
ラッタが単に磁気ディスクの回転速度のみに影響される
のではなく、磁気ヘッドが磁気ディスク上に位置してい
るときに磁気ディスク上を流れる気流を遮ることにより
生ずる乱流も影響していると推測した。そこで、HDD
内の気流をより安定にするための方策、具体的にはHD
D内部に新たな気流の流路を設けたところ、ディスク・
フラッタを低減できることを知見した。本発明のディス
ク・ドライブ装置はこの知見に基づくものであり、回転
軸を中心に回転駆動しかつデータを記憶するディスク状
媒体と、前記データの記憶・再生を行なう読み書きヘッ
ドと、前記ディスク状媒体上で前記読み書きヘッドをシ
ークするためのアクチュエータと、前記ディスク状媒体
と、前記読み書きヘッドと、前記アクチュエータとを収
容し、かつ周囲に立設する側壁を有する筐体と、前記デ
ィスク状媒体の回転駆動に伴って前記筐体内に生ずる気
流の一部を、前記ディスク状媒体の径方向外側から前記
ディスク状媒体に向けて供給するバイパス流路と、を備
えたことを特徴とするディスク・ドライブ装置である。
本発明のディスク・ドライブ装置は、ディスク状媒体の
回転駆動に伴って筐体内に生ずる気流の一部を、バイパ
ス流路を介してディスク状媒体に供給することにより、
ディスク・フラッタを低減することができる。
ラッタが単に磁気ディスクの回転速度のみに影響される
のではなく、磁気ヘッドが磁気ディスク上に位置してい
るときに磁気ディスク上を流れる気流を遮ることにより
生ずる乱流も影響していると推測した。そこで、HDD
内の気流をより安定にするための方策、具体的にはHD
D内部に新たな気流の流路を設けたところ、ディスク・
フラッタを低減できることを知見した。本発明のディス
ク・ドライブ装置はこの知見に基づくものであり、回転
軸を中心に回転駆動しかつデータを記憶するディスク状
媒体と、前記データの記憶・再生を行なう読み書きヘッ
ドと、前記ディスク状媒体上で前記読み書きヘッドをシ
ークするためのアクチュエータと、前記ディスク状媒体
と、前記読み書きヘッドと、前記アクチュエータとを収
容し、かつ周囲に立設する側壁を有する筐体と、前記デ
ィスク状媒体の回転駆動に伴って前記筐体内に生ずる気
流の一部を、前記ディスク状媒体の径方向外側から前記
ディスク状媒体に向けて供給するバイパス流路と、を備
えたことを特徴とするディスク・ドライブ装置である。
本発明のディスク・ドライブ装置は、ディスク状媒体の
回転駆動に伴って筐体内に生ずる気流の一部を、バイパ
ス流路を介してディスク状媒体に供給することにより、
ディスク・フラッタを低減することができる。
【0005】本発明のディスク・ドライブ装置におい
て、前記バイパス経路は、気流が流入する流入口と、前
記流入口から流入した気流を導く流路と、前記流路に導
かれた気流が流出する流出口とから構成され、前記流出
口は、前記アクチュエータによる前記読み書きヘッドの
シーク範囲の近傍に設けることが望ましい。ディスク・
フラッタは、ディスク状媒体の回転駆動により生ずる
が、ディスク状媒体上に読み書きヘッドが位置している
と、読み書きヘッドの存在により乱流が生じ、ディスク
・フラッタを増長させる。したがって、読み書きヘッド
の移動する範囲、つまりシーク範囲の近傍に、バイパス
流路から整流状態の気流を供給することにより当該乱流
を低減する効果が生じ、ひいてはディスク・フラッタを
低減できるものと解される。また本発明のディスク・ド
ライブ装置において、前記流入口および前記流路は、前
記側壁に沿って形成することができる。つまり、バイパ
ス流路を形成するために筐体の側壁を利用するのであ
る。さらに本発明のディスク・ドライブ装置において、
前記ディスク状媒体の回転駆動によって生じた気流の一
部を前記ディスク状媒体の径方向外側へ排出させる排出
口を有し、前記排出口から排出された気流の一部が前記
流入口に流入する形態とすることができる。バイパス経
路からディスク状媒体に向けて供給する気流を有効に確
保するためである。ハード・ディスク・ドライブにおい
ては、ディスク状媒体である磁気ディスクの外側にフィ
ルタ機構が設けているが、このフィルタ機構が当該排出
口を構成することができる。
て、前記バイパス経路は、気流が流入する流入口と、前
記流入口から流入した気流を導く流路と、前記流路に導
かれた気流が流出する流出口とから構成され、前記流出
口は、前記アクチュエータによる前記読み書きヘッドの
シーク範囲の近傍に設けることが望ましい。ディスク・
フラッタは、ディスク状媒体の回転駆動により生ずる
が、ディスク状媒体上に読み書きヘッドが位置している
と、読み書きヘッドの存在により乱流が生じ、ディスク
・フラッタを増長させる。したがって、読み書きヘッド
の移動する範囲、つまりシーク範囲の近傍に、バイパス
流路から整流状態の気流を供給することにより当該乱流
を低減する効果が生じ、ひいてはディスク・フラッタを
低減できるものと解される。また本発明のディスク・ド
ライブ装置において、前記流入口および前記流路は、前
記側壁に沿って形成することができる。つまり、バイパ
ス流路を形成するために筐体の側壁を利用するのであ
る。さらに本発明のディスク・ドライブ装置において、
前記ディスク状媒体の回転駆動によって生じた気流の一
部を前記ディスク状媒体の径方向外側へ排出させる排出
口を有し、前記排出口から排出された気流の一部が前記
流入口に流入する形態とすることができる。バイパス経
路からディスク状媒体に向けて供給する気流を有効に確
保するためである。ハード・ディスク・ドライブにおい
ては、ディスク状媒体である磁気ディスクの外側にフィ
ルタ機構が設けているが、このフィルタ機構が当該排出
口を構成することができる。
【0006】また本発明は、回転軸を中心に回転駆動し
かつデータを記憶するディスク状媒体と、前記データの
記憶・再生を行なう読み書きヘッドと、前記ディスク状
媒体上で前記読み書きヘッドをシークするためのアクチ
ュエータと、前記ディスク状媒体と、前記読み書きヘッ
ドと、前記アクチュエータとを収容する筐体と、を備
え、前記筐体は、周囲に立設する側壁と、前記ディスク
状媒体を収容するディスク収容室と、前記側壁に沿って
所定の間隔を隔てて立設されかつ一端が前記ディスク収
容室に臨む壁と、を備えることを特徴とするディスク・
ドライブ装置を提供する。このディスク・ドライブ装置
は、筐体が、周囲に立設する側壁と、ディスク状媒体を
収容するディスク収容室と、前記側壁に沿って所定の間
隔を隔てて立設されかつ一端が前記ディスク収容室に臨
む壁とを備えており、側壁と前記ディスク収容室に一端
が臨む壁との間の間隙が、前述のバイパス経路を構成す
る。したがって、ディスク状媒体の回転駆動によって生
じる気流の一部が、当該間隙からディスク状媒体に向け
て供給されることにより、ディスク・フラッタを低減す
ることができる。
かつデータを記憶するディスク状媒体と、前記データの
記憶・再生を行なう読み書きヘッドと、前記ディスク状
媒体上で前記読み書きヘッドをシークするためのアクチ
ュエータと、前記ディスク状媒体と、前記読み書きヘッ
ドと、前記アクチュエータとを収容する筐体と、を備
え、前記筐体は、周囲に立設する側壁と、前記ディスク
状媒体を収容するディスク収容室と、前記側壁に沿って
所定の間隔を隔てて立設されかつ一端が前記ディスク収
容室に臨む壁と、を備えることを特徴とするディスク・
ドライブ装置を提供する。このディスク・ドライブ装置
は、筐体が、周囲に立設する側壁と、ディスク状媒体を
収容するディスク収容室と、前記側壁に沿って所定の間
隔を隔てて立設されかつ一端が前記ディスク収容室に臨
む壁とを備えており、側壁と前記ディスク収容室に一端
が臨む壁との間の間隙が、前述のバイパス経路を構成す
る。したがって、ディスク状媒体の回転駆動によって生
じる気流の一部が、当該間隙からディスク状媒体に向け
て供給されることにより、ディスク・フラッタを低減す
ることができる。
【0007】本発明はディスク・ドライブ装置としての
ハード・ディスク・ドライブに適用することができる。
すなわち本発明のハード・ディスク・ドライブは、デー
タを記憶する磁気ディスクおよび前記磁気ディスクを回
転駆動するスピンドル・モータとを有するディスク・ア
センブリと、前記磁気ディスクに対してデータの記憶・
再生を行なう磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを前記磁気
ディスクに対してシークするアクチュエータと、周囲に
側壁を有するとともに前記ディスク・アセンブリを収容
するディスク収容室および前記アクチュエータを収容す
るアクチュエータ収容室を有するベースと、前記アクチ
ュエータ収容室に開口する流入口と、前記ディスク収容
室に開口する流出口と、前記流入口および流出口とを繋
ぐ流路とを有する気体流通路と、を備えることを特徴と
する。本発明のハード・ディスク・ドライブは、前記ア
クチュエータ収容室に開口する流入口と、前記ディスク
収容室に開口する流出口と、前記流入口および流出口と
を繋ぐ流路とからなる気体流通路を備えている。したが
って、前記磁気ディスクの回転駆動により前記アクチュ
エータ収容室で生じた気流の一部が前記気体流通路を介
して前記磁気ディスクに向けて供給することができる。
そのために、磁気ディスク上に磁気ヘッドが存在するこ
とにより生ずる乱流を安定化し、ディスク・フラッタを
低減する。
ハード・ディスク・ドライブに適用することができる。
すなわち本発明のハード・ディスク・ドライブは、デー
タを記憶する磁気ディスクおよび前記磁気ディスクを回
転駆動するスピンドル・モータとを有するディスク・ア
センブリと、前記磁気ディスクに対してデータの記憶・
再生を行なう磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを前記磁気
ディスクに対してシークするアクチュエータと、周囲に
側壁を有するとともに前記ディスク・アセンブリを収容
するディスク収容室および前記アクチュエータを収容す
るアクチュエータ収容室を有するベースと、前記アクチ
ュエータ収容室に開口する流入口と、前記ディスク収容
室に開口する流出口と、前記流入口および流出口とを繋
ぐ流路とを有する気体流通路と、を備えることを特徴と
する。本発明のハード・ディスク・ドライブは、前記ア
クチュエータ収容室に開口する流入口と、前記ディスク
収容室に開口する流出口と、前記流入口および流出口と
を繋ぐ流路とからなる気体流通路を備えている。したが
って、前記磁気ディスクの回転駆動により前記アクチュ
エータ収容室で生じた気流の一部が前記気体流通路を介
して前記磁気ディスクに向けて供給することができる。
そのために、磁気ディスク上に磁気ヘッドが存在するこ
とにより生ずる乱流を安定化し、ディスク・フラッタを
低減する。
【0008】また本発明のハード・ディスク・ドライブ
において、前記流出口は、前記磁気ヘッドのシーク範囲
を基準として、前記磁気ディスクの回転方向に沿って下
流に開口することが気流の安定化の機能を十分発揮する
ために望ましいであろう。そしてこのハード・ディスク
・ドライブにおいては、前記流出口よりさらに下流の前
記磁気ディスクの径方向外側にフィルタ機構を備えるこ
とができる。前述のように、フィルタ機構に排出された
気流が前記気体流通路に流れ込み、そして磁気ディスク
に向けて供給されるという流れを作ることが、気流の安
定化にとって有効と判断されるからである。さらにまた
本発明のハード・ディスク・ドライブにおいて、前記フ
ィルタ機構から前記気体流通路の流入口にかけて、前記
側壁と所定の間隔を隔てて流路形成壁を設けることがで
きる。フィルタ機構に排出された気流を前記気体流通路
に確実に流れ込ませるのに有効な手段である。
において、前記流出口は、前記磁気ヘッドのシーク範囲
を基準として、前記磁気ディスクの回転方向に沿って下
流に開口することが気流の安定化の機能を十分発揮する
ために望ましいであろう。そしてこのハード・ディスク
・ドライブにおいては、前記流出口よりさらに下流の前
記磁気ディスクの径方向外側にフィルタ機構を備えるこ
とができる。前述のように、フィルタ機構に排出された
気流が前記気体流通路に流れ込み、そして磁気ディスク
に向けて供給されるという流れを作ることが、気流の安
定化にとって有効と判断されるからである。さらにまた
本発明のハード・ディスク・ドライブにおいて、前記フ
ィルタ機構から前記気体流通路の流入口にかけて、前記
側壁と所定の間隔を隔てて流路形成壁を設けることがで
きる。フィルタ機構に排出された気流を前記気体流通路
に確実に流れ込ませるのに有効な手段である。
【0009】また本発明は、データを記憶する磁気ディ
スクと、前記磁気ディスクに対してデータの記憶・再生
を行なう磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを支持しかつ前
記磁気ヘッドを前記磁気ディスク上にロードまたはアン
ロードするためのアクチュエータと、前記磁気ディス
ク、前記磁気ヘッド、前記アクチュエータとを収容する
収容室と前記収容室の周囲に立設する側壁とを有するベ
ースと、 前記側壁から所定の間隙を隔てて前記ベース
の前記収容室内に配置されるとともに、前記磁気ヘッド
のアンロード時に前記アクチュエータを支持するランプ
と、を備えたことを特徴とするハード・ディスク・ドラ
イブを提供する。以上の本発明ハード・ディスク・ドラ
イブは、ランプがベースの側壁から所定の間隔を隔てて
配置されており、この所定の間隙が前述のバイパス経路
を構成する。したがって、前記磁気ディスクの回転駆動
により前記収容室で生じた気流の一部をランプと側壁の
間の間隙を介して前記磁気ディスクに向けて供給するこ
とができる。そのために、磁気ディスク上に磁気ヘッド
が存在することにより生ずる乱流が安定化され、ディス
ク・フラッタを低減する。
スクと、前記磁気ディスクに対してデータの記憶・再生
を行なう磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを支持しかつ前
記磁気ヘッドを前記磁気ディスク上にロードまたはアン
ロードするためのアクチュエータと、前記磁気ディス
ク、前記磁気ヘッド、前記アクチュエータとを収容する
収容室と前記収容室の周囲に立設する側壁とを有するベ
ースと、 前記側壁から所定の間隙を隔てて前記ベース
の前記収容室内に配置されるとともに、前記磁気ヘッド
のアンロード時に前記アクチュエータを支持するランプ
と、を備えたことを特徴とするハード・ディスク・ドラ
イブを提供する。以上の本発明ハード・ディスク・ドラ
イブは、ランプがベースの側壁から所定の間隔を隔てて
配置されており、この所定の間隙が前述のバイパス経路
を構成する。したがって、前記磁気ディスクの回転駆動
により前記収容室で生じた気流の一部をランプと側壁の
間の間隙を介して前記磁気ディスクに向けて供給するこ
とができる。そのために、磁気ディスク上に磁気ヘッド
が存在することにより生ずる乱流が安定化され、ディス
ク・フラッタを低減する。
【0010】本発明のハード・ディスク・ドライブにお
いて、前記ベースは、前記アクチュエータを収容する部
分に、前記側壁に沿って所定幅の間隙が設けることがで
きる。気流の流路を確保するためである。また本発明の
ハード・ディスク・ドライブにおいて、前記磁気ディス
クのサイズが、前記ベースのフォーム・ファクタに対応
する磁気ディスクのサイズより小さいことが望ましい。
ランプとベースの側壁との間に間隙を設けるためには、
相応のスペースが必要となるからである。フォーム・フ
ァクタは、形状やサイズ等の外観(form)に関る要素
(factor)のことである。現在、5.25インチ、3.
5インチおよび2.5インチの3つのフォーム・ファク
タが存在する。公差を除く標準的な幅は、各々5.75
インチ(146.05mm)、4.0インチ(101.
6mm)、2.75インチ(68.95mm)である。
もっとも、フォーム・ファクタが3.5インチだとして
も、そのHDDに搭載される磁気ディスクの直径が3.
5インチというわけではない。一般に、フォーム・ファ
クタが3.5インチのハード・ディスク・ドライブに
は、95mm(3.74インチ)の磁気ディスクが搭載
されていた。ところが、3.5インチのフォーム・ファ
クタに対応する95mmの磁気ディスクを搭載すると、
ランプとベースの側壁との間に間隙を設けることが困難
である。間隙を設けることはできるが、その場合側壁を
薄くしなければならず、ベースの剛性を低下させる。こ
こで、高速回転型のハード・ディスク・ドライブにとっ
て、磁気ディスクのサイズをベースのフォーム・ファク
タに対応する磁気ディスクのサイズより小さくすること
は望ましい。磁気ディスクを小径化することにより、磁
気ディスクを回転するスピンドル・モータの消費電力増
大を抑制することができるからである。したがって、本
発明は、よりディスク・フラッタの生じやすい高速回転
型のハード・ディスク・ドライブにとって適している。
いて、前記ベースは、前記アクチュエータを収容する部
分に、前記側壁に沿って所定幅の間隙が設けることがで
きる。気流の流路を確保するためである。また本発明の
ハード・ディスク・ドライブにおいて、前記磁気ディス
クのサイズが、前記ベースのフォーム・ファクタに対応
する磁気ディスクのサイズより小さいことが望ましい。
ランプとベースの側壁との間に間隙を設けるためには、
相応のスペースが必要となるからである。フォーム・フ
ァクタは、形状やサイズ等の外観(form)に関る要素
(factor)のことである。現在、5.25インチ、3.
5インチおよび2.5インチの3つのフォーム・ファク
タが存在する。公差を除く標準的な幅は、各々5.75
インチ(146.05mm)、4.0インチ(101.
6mm)、2.75インチ(68.95mm)である。
もっとも、フォーム・ファクタが3.5インチだとして
も、そのHDDに搭載される磁気ディスクの直径が3.
5インチというわけではない。一般に、フォーム・ファ
クタが3.5インチのハード・ディスク・ドライブに
は、95mm(3.74インチ)の磁気ディスクが搭載
されていた。ところが、3.5インチのフォーム・ファ
クタに対応する95mmの磁気ディスクを搭載すると、
ランプとベースの側壁との間に間隙を設けることが困難
である。間隙を設けることはできるが、その場合側壁を
薄くしなければならず、ベースの剛性を低下させる。こ
こで、高速回転型のハード・ディスク・ドライブにとっ
て、磁気ディスクのサイズをベースのフォーム・ファク
タに対応する磁気ディスクのサイズより小さくすること
は望ましい。磁気ディスクを小径化することにより、磁
気ディスクを回転するスピンドル・モータの消費電力増
大を抑制することができるからである。したがって、本
発明は、よりディスク・フラッタの生じやすい高速回転
型のハード・ディスク・ドライブにとって適している。
【0011】以上説明したバイバス流路または気体流通
路は、ハード・ディスク・ドライブを構成する筐体に形
成することができる。したがって本発明は、このような
筐体を提供する。つまり本発明は、周囲に立設する側壁
と、データを記憶する磁気ディスクを収容するディスク
収容室と、前記側壁に沿って所定の間隔を隔てて立設さ
れかつ一端が前記ディスク収容室に臨む壁と、を備えた
ことを特徴とするハード・ディスク・ドライブの筐体で
ある。
路は、ハード・ディスク・ドライブを構成する筐体に形
成することができる。したがって本発明は、このような
筐体を提供する。つまり本発明は、周囲に立設する側壁
と、データを記憶する磁気ディスクを収容するディスク
収容室と、前記側壁に沿って所定の間隔を隔てて立設さ
れかつ一端が前記ディスク収容室に臨む壁と、を備えた
ことを特徴とするハード・ディスク・ドライブの筐体で
ある。
【0012】また本発明は、ロード・アンロード型のハ
ード・ディスク・ドライブに用いられる筐体であって、
磁気的にデータを記憶する磁気ディスクと、前記磁気デ
ィスクに対してデータの記憶・再生を行なう磁気ヘッド
を駆動するためのアクチュエータとを収容する収容室
と、前記収容室を取り囲む側壁と、前記収容室内にあっ
て前記側壁から所定の間隔をおいて配置されるととも
に、磁気ヘッドのアンロード時に前記磁気ヘッドを保持
するためのランプと、を備えたことを特徴とするハード
・ディスク・ドライブの筐体を提供する。
ード・ディスク・ドライブに用いられる筐体であって、
磁気的にデータを記憶する磁気ディスクと、前記磁気デ
ィスクに対してデータの記憶・再生を行なう磁気ヘッド
を駆動するためのアクチュエータとを収容する収容室
と、前記収容室を取り囲む側壁と、前記収容室内にあっ
て前記側壁から所定の間隔をおいて配置されるととも
に、磁気ヘッドのアンロード時に前記磁気ヘッドを保持
するためのランプと、を備えたことを特徴とするハード
・ディスク・ドライブの筐体を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しつつ本発明の実
施形態を説明する。図1は本実施の形態によるハード・
ディスク・ドライブ(HDD)10を示す平面図、図2
は側断面図である。HDD10は、ヘッド・ロード・ア
ンロード型のHDDである。またHDD10はフォーム
・ファクタが3.5インチで、データの読み・書き速度
を向上するために、定格回転速度を15000rpmと
している。図1に示すように、HDD10は、底浅箱型
のアルミニウム合金製ベース12の開放上部を図示しな
いトップ・カバー14で封止することによりディスク・
エンクロージャ16を形成する。トップ・カバー14は
ベース12に矩形枠状のシール部材(図示せず)を介し
て、ビス止めされて、ディスク・エンクロージャ16内
が気密化される。このディスク・エンクロージャ16内
には、ベース12の中央にハブイン構造のスピンドル・
モータ18が設けられている。このスピンドル・モータ
18のハブ20の上面には、ガラス基板またはアルミニ
ウム基板からなる磁気ディスク22がトップ・クランプ
28で固定装着され、スピンドル・モータ18で反時計
回りに回転駆動される。磁気ディスク22の外径は70
mmである。スピンドル・モータ18のスピンドル19
の上端部はトップ・カバー14に対して図示しないボル
トにより固定される。したがって、スピンドル19は両
端支持構造をなす。
施形態を説明する。図1は本実施の形態によるハード・
ディスク・ドライブ(HDD)10を示す平面図、図2
は側断面図である。HDD10は、ヘッド・ロード・ア
ンロード型のHDDである。またHDD10はフォーム
・ファクタが3.5インチで、データの読み・書き速度
を向上するために、定格回転速度を15000rpmと
している。図1に示すように、HDD10は、底浅箱型
のアルミニウム合金製ベース12の開放上部を図示しな
いトップ・カバー14で封止することによりディスク・
エンクロージャ16を形成する。トップ・カバー14は
ベース12に矩形枠状のシール部材(図示せず)を介し
て、ビス止めされて、ディスク・エンクロージャ16内
が気密化される。このディスク・エンクロージャ16内
には、ベース12の中央にハブイン構造のスピンドル・
モータ18が設けられている。このスピンドル・モータ
18のハブ20の上面には、ガラス基板またはアルミニ
ウム基板からなる磁気ディスク22がトップ・クランプ
28で固定装着され、スピンドル・モータ18で反時計
回りに回転駆動される。磁気ディスク22の外径は70
mmである。スピンドル・モータ18のスピンドル19
の上端部はトップ・カバー14に対して図示しないボル
トにより固定される。したがって、スピンドル19は両
端支持構造をなす。
【0014】磁気ディスク22は、データを記憶するデ
ィスク状の記憶媒体である。データの記憶は、ガラス基
板またはアルミニウム基板上に形成された磁性薄膜(図
示せず)になされる。図2に示すように、隣接する磁気
ディスク22同士の間にはスペーサ24が介在してい
る。このスペーサ24は、磁気ディスク22同士の間隔
を規制するための部材である。また、ディスク・エンク
ロージャ16内には、アクチュエータ30が設けられて
いる。このアクチュエータ30には一端部に磁気ヘッド
32が配置され、中間部がピボット34を介してベース
12上に支持される。したがって、アクチュエータ30
は、ピボット34回りに回転自在とされる。アクチュエ
ータ30の他端部にはVCM(ボイス・コイル・モー
タ)用コイル36が設けられ、このVCM用コイル36
とVCM44によって、アクチュエータ30が回動され
る。ベース12外面(下面)には、回路基板としての図
示しないカードが取り付けられ、このカードはベース1
2の外面を覆うような大きさの矩形とされる。前記カー
ドと上記スピンドル・モータ18との間ではモータ駆動
用の電力、信号等の入出力が行なわれ、カードとアクチ
ュエータ30との間ではVCM用コイル36への動力や
磁気ヘッド32の読み取り等のための電力、信号の入出
力が行なわれる。このカードとアクチュエータ30との
間での入出力は、図示しないフレキシブルケーブルを介
して行なわれる。本実施の形態のHDD10は、ロード
・アンロード型と称されるHDDである。このロード・
アンロード型HDD10は非動作時(アンロード時)に
ランプ40にアクチュエータ30を保持させることによ
り、磁気ヘッド32を磁気ディスク22表面に接触させ
ずに退避位置にアンロードするものである。動作時(ロ
ード時)にはアクチュエータ30が駆動することにより
磁気ヘッド32は磁気ディスク22上にシークする。
ィスク状の記憶媒体である。データの記憶は、ガラス基
板またはアルミニウム基板上に形成された磁性薄膜(図
示せず)になされる。図2に示すように、隣接する磁気
ディスク22同士の間にはスペーサ24が介在してい
る。このスペーサ24は、磁気ディスク22同士の間隔
を規制するための部材である。また、ディスク・エンク
ロージャ16内には、アクチュエータ30が設けられて
いる。このアクチュエータ30には一端部に磁気ヘッド
32が配置され、中間部がピボット34を介してベース
12上に支持される。したがって、アクチュエータ30
は、ピボット34回りに回転自在とされる。アクチュエ
ータ30の他端部にはVCM(ボイス・コイル・モー
タ)用コイル36が設けられ、このVCM用コイル36
とVCM44によって、アクチュエータ30が回動され
る。ベース12外面(下面)には、回路基板としての図
示しないカードが取り付けられ、このカードはベース1
2の外面を覆うような大きさの矩形とされる。前記カー
ドと上記スピンドル・モータ18との間ではモータ駆動
用の電力、信号等の入出力が行なわれ、カードとアクチ
ュエータ30との間ではVCM用コイル36への動力や
磁気ヘッド32の読み取り等のための電力、信号の入出
力が行なわれる。このカードとアクチュエータ30との
間での入出力は、図示しないフレキシブルケーブルを介
して行なわれる。本実施の形態のHDD10は、ロード
・アンロード型と称されるHDDである。このロード・
アンロード型HDD10は非動作時(アンロード時)に
ランプ40にアクチュエータ30を保持させることによ
り、磁気ヘッド32を磁気ディスク22表面に接触させ
ずに退避位置にアンロードするものである。動作時(ロ
ード時)にはアクチュエータ30が駆動することにより
磁気ヘッド32は磁気ディスク22上にシークする。
【0015】ベース12の平面図を図3に示す。図3に
示すように、ベース12は、周囲に側壁12aが立設
し、この側壁12aに囲まれる領域は、磁気ディスク2
2およびスピンドル・モータ18とから構成されるディ
スク・アセンブリが収容されるディスク収容室12b
と、アクチュエータ30を収容するアクチュエータ収容
室12cとに大きく区画される。ここで図1を参照する
と、アクチュエータ収容室12cには、アクチュエータ
30の他にVCM(ボイス・コイル・モータ)用コイル
36およびVCM44も配設されているが、いずれもベ
ース12の側壁12aから所定の間隙を隔てて配設され
ている。つまり、アクチュエータ収容室12cは、側壁
12aから所定の間隔を空けてアクチュエータ30等の
部品を配設しているのである。図4はランプ40近傍の
拡大図である。ランプ40は、ベース12の磁気ディス
ク収容室12bにその一端が臨むランプ取り付け壁41
にねじ等により取り付けてある。このランプ取り付け壁
41は、ベース12の周囲に立設する側壁12aから所
定の間隙を隔てて設けてある。したがって、本実施の形
態によるHDD10は、ランプ40がベース12の周囲
に立設する側壁12aから所定の間隙を隔てて設けたこ
とになる。この間隙がバイパス・チャネル(bypath cha
nnel)42を構成する。バイパス・チャネル42は、磁
気ディスク22の回転に伴って生ずる気流が流入する流
入口42aと、流入口42aから流入した気流を導くチ
ャネル42bと、チャネル42b内を導かれた気流を流
出させる流出口42cとから構成される。流出口42c
は磁気ディスク22に向けて開口しており、チャネル4
2b内を導かれた気流は流出口42cから磁気ディスク
22に向けて流出、供給される。また、流出口42c
は、ベース12のディスク収容室12bであって、磁気
ヘッド32のアクチュエータ30によるシーク範囲SA
(図中点線で示すピボット34を中心とする円弧)の近
傍、より具体的にはシーク範囲SAを基準として、磁気
ディスク22の回転方向(反時計回り)に沿って、前記
シーク範囲SAの下流側に開口している。流入口42a
は、アクチュエータ収容室12cに開口し、かつチャネ
ル42bとともにベース12の側壁12aに沿って形成
されている。バイパス・チャネル42を形成するのに、
ベース12の側壁12aを利用している。
示すように、ベース12は、周囲に側壁12aが立設
し、この側壁12aに囲まれる領域は、磁気ディスク2
2およびスピンドル・モータ18とから構成されるディ
スク・アセンブリが収容されるディスク収容室12b
と、アクチュエータ30を収容するアクチュエータ収容
室12cとに大きく区画される。ここで図1を参照する
と、アクチュエータ収容室12cには、アクチュエータ
30の他にVCM(ボイス・コイル・モータ)用コイル
36およびVCM44も配設されているが、いずれもベ
ース12の側壁12aから所定の間隙を隔てて配設され
ている。つまり、アクチュエータ収容室12cは、側壁
12aから所定の間隔を空けてアクチュエータ30等の
部品を配設しているのである。図4はランプ40近傍の
拡大図である。ランプ40は、ベース12の磁気ディス
ク収容室12bにその一端が臨むランプ取り付け壁41
にねじ等により取り付けてある。このランプ取り付け壁
41は、ベース12の周囲に立設する側壁12aから所
定の間隙を隔てて設けてある。したがって、本実施の形
態によるHDD10は、ランプ40がベース12の周囲
に立設する側壁12aから所定の間隙を隔てて設けたこ
とになる。この間隙がバイパス・チャネル(bypath cha
nnel)42を構成する。バイパス・チャネル42は、磁
気ディスク22の回転に伴って生ずる気流が流入する流
入口42aと、流入口42aから流入した気流を導くチ
ャネル42bと、チャネル42b内を導かれた気流を流
出させる流出口42cとから構成される。流出口42c
は磁気ディスク22に向けて開口しており、チャネル4
2b内を導かれた気流は流出口42cから磁気ディスク
22に向けて流出、供給される。また、流出口42c
は、ベース12のディスク収容室12bであって、磁気
ヘッド32のアクチュエータ30によるシーク範囲SA
(図中点線で示すピボット34を中心とする円弧)の近
傍、より具体的にはシーク範囲SAを基準として、磁気
ディスク22の回転方向(反時計回り)に沿って、前記
シーク範囲SAの下流側に開口している。流入口42a
は、アクチュエータ収容室12cに開口し、かつチャネ
ル42bとともにベース12の側壁12aに沿って形成
されている。バイパス・チャネル42を形成するのに、
ベース12の側壁12aを利用している。
【0016】本実施の形態によるHDD10は、図1に
示すように、ディスク・エンクロージャ16内の粉塵を
捕集するためのフィルタ機構43を備えている。フィル
タ機構43は、具体的には磁気ディスク22の回転方向
(反時計回り)に沿って、バイパス・チャネル42より
さらに下流側に配置されている。本実施の形態によるH
DD10においては、磁気ディスク22の回転中心を基
準としてバイパス・チャネル42と対称の位置にフィル
タ機構43は配置されている。フィルタ機構43は、ベ
ース12の側壁12aより所定の距離を隔てて立設する
仕切り壁43aと、側壁12aおよび仕切り壁43aと
の間に配置されるフィルタ43bとを備える。仕切り壁
43aと側壁12aとの間には、捕集室43cが形成さ
れ、その一端に導入口43dが形成される。
示すように、ディスク・エンクロージャ16内の粉塵を
捕集するためのフィルタ機構43を備えている。フィル
タ機構43は、具体的には磁気ディスク22の回転方向
(反時計回り)に沿って、バイパス・チャネル42より
さらに下流側に配置されている。本実施の形態によるH
DD10においては、磁気ディスク22の回転中心を基
準としてバイパス・チャネル42と対称の位置にフィル
タ機構43は配置されている。フィルタ機構43は、ベ
ース12の側壁12aより所定の距離を隔てて立設する
仕切り壁43aと、側壁12aおよび仕切り壁43aと
の間に配置されるフィルタ43bとを備える。仕切り壁
43aと側壁12aとの間には、捕集室43cが形成さ
れ、その一端に導入口43dが形成される。
【0017】次に、HDD10の磁気ディスク22を回
転した場合にディスク・エンクロージャ16内で生ずる
気流について、図5に基づき説明する。磁気ディスク2
2は前述のように、反時計回りに回転する。この回転に
伴って、磁気ディスク22上、つまりディスク収容室1
2bには点線の矢印で示すように反時計回りの気流が生
じる。磁気ヘッド32がロードされ磁気ディスク22上
のいずれかの位置にあるときには、磁気ヘッド32およ
びアクチュエータ30が磁気ディスク22上に生じた気
流を乱す。つまり、磁気ヘッド32がロード時には、磁
気ヘッド32のシーク範囲近傍で、渦巻状の乱流が生ず
るものと解される。一方、磁気ディスク22上で生じた
気流の一部は、フィルタ機構43の導入口43dから捕
集室43cに導入される。つまり、磁気ディスク22の
回転駆動により生じた気流の一部は、フィルタ機構43
の存在により、磁気ディスク22の径方向外側へ排出さ
れる。この一部の気流はフィルタ43bを通過した後
に、アクチュエータ収容室12cに排出される。アクチ
ュエータ収容室12cにフィルタ43bを通過した気流
が点線矢印のように流入することにより、アクチュエー
タ収容室12cにも気流が生じる。アクチュエータ収容
室12cには、アクチュエータ30、VCM用コイル3
6およびVCM44がベース12の側壁12aから所定
の間隙を隔てて配設されている。したがって、アクチュ
エータ収容室12cに流入した気流は、アクチュエータ
30、VCM用コイル36およびVCM44の存在する
アクチュエータ収容室12cの中央部分よりも、点線矢
印に示すように、側壁12aに沿って当該間隙を優先的
に流れる。側壁12aに沿って当該間隙を優先的に流れ
てきた気流は、バイパス・チャネル42の流入口42a
へ流入し、チャネル42bおよび流出口42cを介して
磁気ディスク22に向けて供給される。以上の通りであ
り、本実施の形態によるHDD10によれば、磁気ディ
スク22の回転駆動に伴って生ずる気流の一部が、フィ
ルタ機構43、アクチュエータ収容室12cおよびバイ
パス・チャネル42を通じて、磁気ディスク22の径方
向外側から磁気ディスク22に向けて供給されるのであ
る。
転した場合にディスク・エンクロージャ16内で生ずる
気流について、図5に基づき説明する。磁気ディスク2
2は前述のように、反時計回りに回転する。この回転に
伴って、磁気ディスク22上、つまりディスク収容室1
2bには点線の矢印で示すように反時計回りの気流が生
じる。磁気ヘッド32がロードされ磁気ディスク22上
のいずれかの位置にあるときには、磁気ヘッド32およ
びアクチュエータ30が磁気ディスク22上に生じた気
流を乱す。つまり、磁気ヘッド32がロード時には、磁
気ヘッド32のシーク範囲近傍で、渦巻状の乱流が生ず
るものと解される。一方、磁気ディスク22上で生じた
気流の一部は、フィルタ機構43の導入口43dから捕
集室43cに導入される。つまり、磁気ディスク22の
回転駆動により生じた気流の一部は、フィルタ機構43
の存在により、磁気ディスク22の径方向外側へ排出さ
れる。この一部の気流はフィルタ43bを通過した後
に、アクチュエータ収容室12cに排出される。アクチ
ュエータ収容室12cにフィルタ43bを通過した気流
が点線矢印のように流入することにより、アクチュエー
タ収容室12cにも気流が生じる。アクチュエータ収容
室12cには、アクチュエータ30、VCM用コイル3
6およびVCM44がベース12の側壁12aから所定
の間隙を隔てて配設されている。したがって、アクチュ
エータ収容室12cに流入した気流は、アクチュエータ
30、VCM用コイル36およびVCM44の存在する
アクチュエータ収容室12cの中央部分よりも、点線矢
印に示すように、側壁12aに沿って当該間隙を優先的
に流れる。側壁12aに沿って当該間隙を優先的に流れ
てきた気流は、バイパス・チャネル42の流入口42a
へ流入し、チャネル42bおよび流出口42cを介して
磁気ディスク22に向けて供給される。以上の通りであ
り、本実施の形態によるHDD10によれば、磁気ディ
スク22の回転駆動に伴って生ずる気流の一部が、フィ
ルタ機構43、アクチュエータ収容室12cおよびバイ
パス・チャネル42を通じて、磁気ディスク22の径方
向外側から磁気ディスク22に向けて供給されるのであ
る。
【0018】本実施の形態によるHDD10および図8
に示すHDD100を用いてディスク・フラッタを測定
した。なお、HDD100は、ランプ140がベース1
20の側壁120aに直接取り付けられているためにH
DD10のバイパス・チャネル42を有しない以外は、
HDD10と同様の仕様のハード・ディスク・ドライブ
である。また、磁気ディスク22,122の定格回転速
度は15000rpmとした。測定結果を図6に示す
が、HDD10はHDD100に比べてディスク・フラ
ッタが1μinch(25.4×10-6mm)程度低減する
ことが確認された。
に示すHDD100を用いてディスク・フラッタを測定
した。なお、HDD100は、ランプ140がベース1
20の側壁120aに直接取り付けられているためにH
DD10のバイパス・チャネル42を有しない以外は、
HDD10と同様の仕様のハード・ディスク・ドライブ
である。また、磁気ディスク22,122の定格回転速
度は15000rpmとした。測定結果を図6に示す
が、HDD10はHDD100に比べてディスク・フラ
ッタが1μinch(25.4×10-6mm)程度低減する
ことが確認された。
【0019】本実施の形態によるHDD10のディスク
・フラッタが低減される理由は明確ではないが、以下の
ように推測される。バイパス・チャネル42がHDD1
0内に生ずる気流を安定化させる機能を果たすというも
のである。つまり、図5に示すように、磁気ヘッド32
が存在する場合には磁気ディスク22上には乱流が生
じ、この乱流がディスク・フラッタを生じさせる大きな
要因になる。ところが、シーク範囲SAの近傍にバイパ
ス・チャネル42から整流状態の気流が供給されること
により、乱流が安定化し、ディスク・フラッタが低減さ
れると解される。特に、本実施の形態によるHDD10
は、バイパス・チャネル42と対称の位置にあるフィル
タ機構43から側壁12aに沿って、気流の流路が形成
されているものとみなされ、HDD10全体を通して気
流の安定化が図られているようである。この機能を強化
するために、図7に示すように、フィルタ機構43から
バイパス・チャネル42の流入口42aにかけて、側壁
12aと所定の間隔を隔てて流路形成壁45を設けるこ
とも有効であろう。
・フラッタが低減される理由は明確ではないが、以下の
ように推測される。バイパス・チャネル42がHDD1
0内に生ずる気流を安定化させる機能を果たすというも
のである。つまり、図5に示すように、磁気ヘッド32
が存在する場合には磁気ディスク22上には乱流が生
じ、この乱流がディスク・フラッタを生じさせる大きな
要因になる。ところが、シーク範囲SAの近傍にバイパ
ス・チャネル42から整流状態の気流が供給されること
により、乱流が安定化し、ディスク・フラッタが低減さ
れると解される。特に、本実施の形態によるHDD10
は、バイパス・チャネル42と対称の位置にあるフィル
タ機構43から側壁12aに沿って、気流の流路が形成
されているものとみなされ、HDD10全体を通して気
流の安定化が図られているようである。この機能を強化
するために、図7に示すように、フィルタ機構43から
バイパス・チャネル42の流入口42aにかけて、側壁
12aと所定の間隔を隔てて流路形成壁45を設けるこ
とも有効であろう。
【0020】本実施の形態によるHDD10は、フォー
ム・ファクタが3.5インチであるが、磁気ディスク2
2の直径は70mmである。つまり、磁気ディスク22
は、フォーム・ファクタに対応する磁気ディスクのサイ
ズより小さい。これは、HDD10が15000rpm
という高速回転を採用しているためである。そして、H
DD10の磁気ディスク22がフォーム・ファクタに対
応する磁気ディスクのサイズより小さいために、バイパ
ス・チャネル42を設けても、磁気ディスク22の周囲
の側壁12aを厚くすることができたのである。また、
アクチュエータ収容室12cに、アクチュエータ30、
VCM用コイル36およびVCM44がベース12の側
壁12aから所定の間隙を隔てて配設できたのも、HD
D10の磁気ディスク22がフォーム・ファクタに対応
する磁気ディスクのサイズより小さいことによるという
ことができる。
ム・ファクタが3.5インチであるが、磁気ディスク2
2の直径は70mmである。つまり、磁気ディスク22
は、フォーム・ファクタに対応する磁気ディスクのサイ
ズより小さい。これは、HDD10が15000rpm
という高速回転を採用しているためである。そして、H
DD10の磁気ディスク22がフォーム・ファクタに対
応する磁気ディスクのサイズより小さいために、バイパ
ス・チャネル42を設けても、磁気ディスク22の周囲
の側壁12aを厚くすることができたのである。また、
アクチュエータ収容室12cに、アクチュエータ30、
VCM用コイル36およびVCM44がベース12の側
壁12aから所定の間隙を隔てて配設できたのも、HD
D10の磁気ディスク22がフォーム・ファクタに対応
する磁気ディスクのサイズより小さいことによるという
ことができる。
【0021】以上ではハード・ディスク・ドライブを例
にして本発明を説明したが、本発明の適用対象はハード
・ディスク・ドライブに限定されない。ディスク状の記
憶媒体を備え、そのディスク状媒体の回転駆動に伴って
ディスク・フラッタの生ずるディスク・ドライブ装置に
ついて広く適用することが可能である。また、HDD1
0はロード・アンロード型のハード・ディスク・ドライ
ブであるが、CSS(Contact Start and Stop)型のハ
ード・ディスク・ドライブに適用することもできる。
にして本発明を説明したが、本発明の適用対象はハード
・ディスク・ドライブに限定されない。ディスク状の記
憶媒体を備え、そのディスク状媒体の回転駆動に伴って
ディスク・フラッタの生ずるディスク・ドライブ装置に
ついて広く適用することが可能である。また、HDD1
0はロード・アンロード型のハード・ディスク・ドライ
ブであるが、CSS(Contact Start and Stop)型のハ
ード・ディスク・ドライブに適用することもできる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればデ
ィスク状媒体のフラッタを抑制することのできるディス
ク・ドライブ装置が提供される。
ィスク状媒体のフラッタを抑制することのできるディス
ク・ドライブ装置が提供される。
【図1】 本発明の実施形態によるHDD10を示す平
面図である。
面図である。
【図2】 本発明の実施形態によるHDD10を示す側
面図である。
面図である。
【図3】 本発明の実施形態によるHDD10のベース
12を示す平面図である。
12を示す平面図である。
【図4】 本発明の実施形態によるHDD10の部分拡
大図である。
大図である。
【図5】 本発明の実施形態によるHDD10の磁気デ
ィスク22回転時の気流を示す図である。
ィスク22回転時の気流を示す図である。
【図6】 本発明の実施形態によるHDD10と従来の
HDD100とのディスク・フラッタの測定結果を示す
図である。
HDD100とのディスク・フラッタの測定結果を示す
図である。
【図7】 本発明の実施形態によるHDD10の変形例
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図8】 従来のHDD100を示す平面図である。
10…ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、12…
ベース、12a…側壁、12b…ディスク収容室、12
c…アクチュエータ収容室、14…トップ・カバー、1
6…ディスク・エンクロージャ、18…スピンドル・モ
ータ、22…磁気ディスク、28…トップ・クランプ、
30…アクチュエータ、32…磁気ヘッド、34…ピボ
ット、36…ボイス・コイル・モータ(VCM)用コイ
ル、40…ランプ、41…ランプ取り付け壁、42…バ
イパス・チャネル、42a…流入口、42b…チャネ
ル、42c…流出口、43…フィルタ機構、43a…仕
切り壁、43b…フィルタ、43c…捕集室、43d…
導入口
ベース、12a…側壁、12b…ディスク収容室、12
c…アクチュエータ収容室、14…トップ・カバー、1
6…ディスク・エンクロージャ、18…スピンドル・モ
ータ、22…磁気ディスク、28…トップ・クランプ、
30…アクチュエータ、32…磁気ヘッド、34…ピボ
ット、36…ボイス・コイル・モータ(VCM)用コイ
ル、40…ランプ、41…ランプ取り付け壁、42…バ
イパス・チャネル、42a…流入口、42b…チャネ
ル、42c…流出口、43…フィルタ機構、43a…仕
切り壁、43b…フィルタ、43c…捕集室、43d…
導入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津田 真吾 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 Fターム(参考) 5D076 AA01 BB01 CC05 EE01 FF04 GG20
Claims (15)
- 【請求項1】 回転軸を中心に回転駆動しかつデータを
記憶するディスク状媒体と、 前記データの記憶・再生を行なう読み書きヘッドと、 前記ディスク状媒体上で前記読み書きヘッドをシークす
るためのアクチュエータと、 前記ディスク状媒体と、前記読み書きヘッドと、前記ア
クチュエータとを収容し、かつ周囲に立設する側壁を有
する筐体と、 前記ディスク状媒体の回転駆動に伴って前記筐体内に生
ずる気流の一部を、前記ディスク状媒体の径方向外側か
ら前記ディスク状媒体に向けて供給するバイパス流路
と、を備えたことを特徴とするディスク・ドライブ装
置。 - 【請求項2】 前記バイパス経路は、気流が流入する流
入口と、前記流入口から流入した気流を導く流路と、前
記流路に導かれた気流が流出する流出口とから構成さ
れ、 前記流出口は、前記アクチュエータによる前記読み書き
ヘッドのシークの範囲の近傍に設けたことを特徴とする
請求項1に記載のディスク・ドライブ装置。 - 【請求項3】 前記流入口および前記流路は、前記側壁
に沿って形成されたことを特徴とする請求項2に記載の
ディスク・ドライブ装置。 - 【請求項4】 前記ディスク状媒体の回転駆動によって
生じた気流の一部を前記ディスク状媒体の径方向外側へ
排出させる排出口を有し、 前記排出口から排出された気流の一部が前記流入口に流
入することを特徴とする請求項3に記載のディスク・ド
ライブ装置。 - 【請求項5】 回転軸を中心に回転駆動しかつデータを
記憶するディスク状媒体と、 前記データの記憶・再生を行なう読み書きヘッドと、 前記ディスク状媒体上で前記読み書きヘッドをシークす
るためのアクチュエータと、前記ディスク状媒体と、前
記読み書きヘッドと、前記アクチュエータとを収容する
筐体と、を備え、前記筐体は、周囲に立設する側壁と、
前記ディスク状媒体を収容するディスク収容室と、前記
側壁に沿って所定の間隔を隔てて立設されかつ一端が前
記ディスク収容室に臨む壁と、を備えることを特徴とす
るディスク・ドライブ装置。 - 【請求項6】 データを記憶する磁気ディスクおよび前
記磁気ディスクを回転駆動するスピンドル・モータとを
有するディスク・アセンブリと、 前記磁気ディスクに対してデータの記憶・再生を行なう
磁気ヘッドと、 前記磁気ヘッドを前記磁気ディスクに対してシークする
アクチュエータと、 周囲に側壁を有するとともに前記ディスク・アセンブリ
を収容するディスク収容室および前記アクチュエータを
収容するアクチュエータ収容室を有するベースと、 前記アクチュエータ収容室に開口する流入口と、前記デ
ィスク収容室に開口する流出口と、前記流入口および流
出口とを繋ぐ流路とを有する気体流通路と、を備えるこ
とを特徴とするハード・ディスク・ドライブ。 - 【請求項7】 前記磁気ディスクの回転駆動により前記
アクチュエータ収容室で生じた気流の一部が前記気体流
通路を介して前記磁気ディスクに向けて供給されること
を特徴とする請求項6に記載のハード・ディスク・ドラ
イブ。 - 【請求項8】 前記流出口は、前記磁気ヘッドのシーク
範囲を基準として、前記磁気ディスクの回転方向に沿っ
て下流に開口されていることを特徴とする請求項6に記
載のハード・ディスク・ドライブ。 - 【請求項9】 前記流出口よりさらに下流の前記磁気デ
ィスクの径方向外側にフィルタ機構を備えることを特徴
とする請求項6に記載のハード・ディスク・ドライブ。 - 【請求項10】 前記フィルタ機構から前記気体流通路
の流入口にかけて、前記側壁と所定の間隔を隔てて流路
形成壁を設けたことを特徴とする請求項9に記載のハー
ド・ディスク・ドライブ。 - 【請求項11】 データを記憶する磁気ディスクと、 前記磁気ディスクに対してデータの記憶・再生を行なう
磁気ヘッドと、 前記磁気ヘッドを支持しかつ前記磁気ヘッドを前記磁気
ディスク上にロードまたはアンロードするためのアクチ
ュエータと、 前記磁気ディスク、前記磁気ヘッド、前記アクチュエー
タとを収容する収容室と前記収容室の周囲に立設する側
壁とを有するベースと、 前記側壁から所定の間隙を隔てて前記ベースの前記収容
室内に配置されるとともに、前記磁気ヘッドのアンロー
ド時に前記アクチュエータを支持するランプと、を備え
たことを特徴とするハード・ディスク・ドライブ。 - 【請求項12】 前記ベースは、前記アクチュエータを
収容する部分に、前記側壁に沿って所定幅の間隙が設け
てあることを特徴とする請求項11に記載のハード・デ
ィスク・ドライブ。 - 【請求項13】 前記磁気ディスクのサイズが、前記ベ
ースのフォーム・ファクタに対応する磁気ディスクのサ
イズより小さいことを特徴とする請求項11に記載のハ
ード・ディスク・ドライブ。 - 【請求項14】 周囲に立設する側壁と、データを記憶
する磁気ディスクを収容するディスク収容室と、前記側
壁に沿って所定の間隔を隔てて立設されかつ一端が前記
ディスク収容室に臨む壁と、を備えたことを特徴とする
ハード・ディスク・ドライブの筐体。 - 【請求項15】 ロード・アンロード型のハード・ディ
スク・ドライブに用いられる筐体であって、磁気的にデ
ータを記憶する磁気ディスクと、前記磁気ディスクに対
してデータの記憶・再生を行なう磁気ヘッドを駆動する
ためのアクチュエータとを収容する収容室と、 前記収容室を取り囲む側壁と、 前記収容室内にあって前記側壁から所定の間隔をおいて
配置されるとともに、磁気ヘッドのアンロード時に前記
磁気ヘッドを保持するためのランプと、を備えたことを
特徴とするハード・ディスク・ドライブの筐体。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000329414A JP2002133827A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | ディスク・ドライブ装置、ハード・ディスク・ドライブおよびハード・ディスク・ドライブの筐体 |
SG200106268A SG101490A1 (en) | 2000-10-27 | 2001-10-11 | Disk drive apparatus, hard disk drive, and enclosure for hard disk drive |
CNB011370165A CN1226741C (zh) | 2000-10-27 | 2001-10-17 | 盘片驱动装置、硬盘驱动器以及用于硬盘驱动器的壳体 |
KR10-2001-0064503A KR100463904B1 (ko) | 2000-10-27 | 2001-10-19 | 디스크 드라이브 장치, 하드 디스크 드라이브 및 하드 디스크 드라이브의 엔클로우저 |
US10/001,496 US6628475B2 (en) | 2000-10-27 | 2001-10-26 | Disk drive apparatus, hard disk drive, and enclosure for hard disk drive |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000329414A JP2002133827A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | ディスク・ドライブ装置、ハード・ディスク・ドライブおよびハード・ディスク・ドライブの筐体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002133827A true JP2002133827A (ja) | 2002-05-10 |
Family
ID=18806083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000329414A Pending JP2002133827A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | ディスク・ドライブ装置、ハード・ディスク・ドライブおよびハード・ディスク・ドライブの筐体 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6628475B2 (ja) |
JP (1) | JP2002133827A (ja) |
KR (1) | KR100463904B1 (ja) |
CN (1) | CN1226741C (ja) |
SG (1) | SG101490A1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7158342B2 (en) * | 2003-08-20 | 2007-01-02 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv | Hard disk drive with aerodynamic diffuser, contraction, and fairing for disk base and re-acceleration drag reduction |
US7576945B2 (en) | 2004-12-27 | 2009-08-18 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Disk drive with an air flow passage within enclosure to reduce flutter |
US8102618B2 (en) | 2008-03-04 | 2012-01-24 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | System, method and apparatus for disk drive recirculation filter having inlet and outlet disk rim shrouding |
CN112534501A (zh) * | 2019-07-18 | 2021-03-19 | 西部数据技术公司 | 竖直平移用于冷存储数据存储设备的装载/卸载坡道机构 |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6665139B2 (en) * | 1998-02-13 | 2003-12-16 | Hitachi, Ltd. | Magnetic-disc unit with gap between disc and shroud |
JP3984778B2 (ja) * | 2000-09-29 | 2007-10-03 | 株式会社日立グローバルストレージテクノロジーズ | 磁気ディスク装置 |
US6882500B2 (en) * | 2001-10-26 | 2005-04-19 | Seagate Technology Llc | Airflow channel within a disc drive housing |
US6690637B1 (en) * | 2001-12-14 | 2004-02-10 | Western Digital Technologies, Inc. | Disk drive including disk clamp with non-symmetric engaged fastener holes and fastener torque |
US7379265B2 (en) * | 2002-01-24 | 2008-05-27 | Seagate Technology Llc | Disc drive air borne filtering channel |
US7236331B2 (en) * | 2003-12-30 | 2007-06-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | System and method to provide a ramp having a location which is transitioning from a first grade to a second grade for removing a read/write head from a media |
JP4202948B2 (ja) * | 2004-02-23 | 2008-12-24 | 富士通株式会社 | 記録ディスク駆動装置および組み込み部品 |
US7239475B1 (en) * | 2004-05-28 | 2007-07-03 | Western Digital Technologies, Inc. | Disk drive with airflow diverter filter component |
JP4185905B2 (ja) * | 2004-11-30 | 2008-11-26 | 株式会社日立製作所 | ディスク駆動装置 |
JP2006277866A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Fujitsu Ltd | 記憶媒体駆動装置の空気清浄方法及び空気清浄装置 |
US7633708B2 (en) * | 2005-04-25 | 2009-12-15 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Collapsible bypass channel disposed outside of disk drive housing |
JP2006318519A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv | 磁気ディスク装置 |
US20080013206A1 (en) * | 2006-07-14 | 2008-01-17 | Feliss Norbert A | Reducing the obstruction of air flow through a bypass channel associated with a disk drive |
US7599148B2 (en) * | 2006-10-05 | 2009-10-06 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Apparatus and method for integral filter and bypass channel in a hard disk drive |
US7898764B2 (en) * | 2006-10-19 | 2011-03-01 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | System, method, and apparatus for slit shroud with integrated bypass channel wall feature for disk drive applications |
US7907365B2 (en) * | 2007-06-20 | 2011-03-15 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Apparatus for controlling and sealing airflow around disk drive bypass walls |
US7936533B2 (en) * | 2007-10-22 | 2011-05-03 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | System, method and apparatus for wall slot in disk drive bypass channel for enhanced voice coil motor cooling |
US8619386B2 (en) * | 2008-04-25 | 2013-12-31 | HGST Netherlands B.V. | Minimizing flow induced vibration in a hard disk drive with a hybrid planar plate having a bypass channel |
US8274754B2 (en) * | 2008-05-09 | 2012-09-25 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | System, method and apparatus for integrated bypass channel and diverter for hard disk drives |
US8854771B1 (en) | 2013-04-08 | 2014-10-07 | HGST Netherlands B.V. | Hard disk drive bypass channel having a close-sided voice coil motor |
JP2022167569A (ja) * | 2021-04-23 | 2022-11-04 | 株式会社東芝 | 磁気ディスク装置 |
US11615810B1 (en) * | 2022-04-01 | 2023-03-28 | Western Digital Technologies, Inc. | Hard disk drive non-uniform disk shroud clearance |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4620250A (en) * | 1984-03-29 | 1986-10-28 | Eastman Kodak Company | Transducer-to-medium stabilizing device at negative attack angle with respect to medium |
JPS61216175A (ja) * | 1985-03-22 | 1986-09-25 | Hitachi Ltd | 磁気ディスク記憶装置 |
JPH07320478A (ja) * | 1994-05-27 | 1995-12-08 | Hitachi Ltd | 回転円板型記憶装置 |
US5898545A (en) * | 1997-07-01 | 1999-04-27 | International Business Machines Corporation | Head load/unload and disk airflow control apparatus |
JP3149394B2 (ja) * | 1997-10-29 | 2001-03-26 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレ−ション | 包囲部材、ディスク装置及びその製造方法 |
JP3732001B2 (ja) * | 1998-02-13 | 2006-01-05 | 株式会社日立グローバルストレージテクノロジーズ | 磁気ディスク装置 |
US6369978B1 (en) * | 1998-07-17 | 2002-04-09 | Hitachi, Ltd. | Magnetic disk apparatus with shroud having opening downstream of moveable arm |
JP4058200B2 (ja) * | 1998-07-17 | 2008-03-05 | 株式会社日立グローバルストレージテクノロジーズ | 磁気ディスク装置 |
US6091570A (en) * | 1998-08-18 | 2000-07-18 | International Business Machines Corporation | Architecture for guiding the air flow in a disk storage device |
US6054833A (en) * | 1999-05-10 | 2000-04-25 | Iomega Corporation | Disk drive having improved head-velocity control, and method therefor |
JP3984778B2 (ja) * | 2000-09-29 | 2007-10-03 | 株式会社日立グローバルストレージテクノロジーズ | 磁気ディスク装置 |
JP2002008347A (ja) | 2000-06-23 | 2002-01-11 | Hitachi Ltd | 磁気ディスク装置 |
JP2002124062A (ja) | 2000-10-18 | 2002-04-26 | Hitachi Ltd | 磁気ディスク装置 |
-
2000
- 2000-10-27 JP JP2000329414A patent/JP2002133827A/ja active Pending
-
2001
- 2001-10-11 SG SG200106268A patent/SG101490A1/en unknown
- 2001-10-17 CN CNB011370165A patent/CN1226741C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2001-10-19 KR KR10-2001-0064503A patent/KR100463904B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2001-10-26 US US10/001,496 patent/US6628475B2/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7158342B2 (en) * | 2003-08-20 | 2007-01-02 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv | Hard disk drive with aerodynamic diffuser, contraction, and fairing for disk base and re-acceleration drag reduction |
US7203030B2 (en) * | 2003-08-20 | 2007-04-10 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | System, method, and apparatus for aerodynamic diverter integrated with a diffuser in a bypass channel for applications in a disk storage device |
US7405904B2 (en) | 2003-08-20 | 2008-07-29 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv | Aerodynamic diverter integrated with a diffuser and a contraction in a bypass channel for a disk storage device |
US7576945B2 (en) | 2004-12-27 | 2009-08-18 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Disk drive with an air flow passage within enclosure to reduce flutter |
US8102618B2 (en) | 2008-03-04 | 2012-01-24 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | System, method and apparatus for disk drive recirculation filter having inlet and outlet disk rim shrouding |
CN112534501A (zh) * | 2019-07-18 | 2021-03-19 | 西部数据技术公司 | 竖直平移用于冷存储数据存储设备的装载/卸载坡道机构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR100463904B1 (ko) | 2004-12-30 |
KR20020033049A (ko) | 2002-05-04 |
US20020071203A1 (en) | 2002-06-13 |
US6628475B2 (en) | 2003-09-30 |
CN1226741C (zh) | 2005-11-09 |
SG101490A1 (en) | 2004-01-30 |
CN1351348A (zh) | 2002-05-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002133827A (ja) | ディスク・ドライブ装置、ハード・ディスク・ドライブおよびハード・ディスク・ドライブの筐体 | |
US7697227B2 (en) | Hard disk drive | |
US7751145B1 (en) | Disk drive with air channel | |
US6549365B1 (en) | Airflow control device for a disc drive | |
JP2008077700A (ja) | 回転円板型記憶装置 | |
US7535671B2 (en) | Disk drive with airflow control and fins at a transition surface between base surfaces | |
JP2008016068A (ja) | ヘッド、ヘッドサスペンションアッセンブリ、およびこれを備えたディスク装置 | |
US20080037176A1 (en) | Disk apparatus | |
US7576945B2 (en) | Disk drive with an air flow passage within enclosure to reduce flutter | |
US7589932B2 (en) | Filtered air separator for disk drive | |
JP2007066507A (ja) | ハードディスクドライブのカバー部材、及びハードディスクドライブ | |
US8339730B2 (en) | Two-step recess base | |
US20090168234A1 (en) | Disk drive apparatus | |
US7564647B2 (en) | Filtering device for a magnetic disc apparatus | |
US8102618B2 (en) | System, method and apparatus for disk drive recirculation filter having inlet and outlet disk rim shrouding | |
US7652843B2 (en) | Completely circumferential motor bracket shroud for motor hub flange outside diameter for hard disk drive | |
KR100660877B1 (ko) | 공기 유도부가 형성된 커버 부재 및 이를 구비한 하드디스크 드라이브 | |
US7821741B2 (en) | Disk drive head stack assembly interacting with movement guide for preventing head from contacting the disk during read/write operations | |
US8711513B1 (en) | Disk drive | |
JP2005353147A (ja) | ディスク装置 | |
JP2007164870A (ja) | ディスクドライブ装置 | |
JP2024043084A (ja) | 磁気ディスク装置 | |
JP2006179117A (ja) | ディスク・ドライブ装置、それに用いられるアクチュエータ及びヘッド・アクチュエータ・アセンブリ | |
JPS63104282A (ja) | 情報記録再生装置 | |
US8379344B2 (en) | Airflow dispersion system |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20040213 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20040326 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20050407 |