JP2006185468A - データ管理装置、データ管理方法及びプログラム - Google Patents

データ管理装置、データ管理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のユーザが動画データや書籍データなどのシーケンシャルなコンテンツデータを共有して利用可能な環境下で、各ユーザ毎に所望するコンテンツデータを適切な続き再生位置から再生できるようにする。
【解決手段】複数のシーケンシャルなコンテンツデータを記憶するHDD19と、複数の端末の識別情報と対応付けてその再生位置情報を記憶する属性情報記憶部15と、複数の端末に対してHDD19に記憶したコンテンツデータを再生して配信する無線通信部16及びアンテナ20と、複数のコンテンツデータの識別情報個々に、HDD19に記憶したコンテンツデータを端末に配信する毎に、属性情報記憶部15の記憶内容を更新設定する制御部11とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば動画データや書籍データ等のシーケンシャルデータを複数の端末装置で再生するデータ管理装置、データ管理方法及びプログラムに関する。
従来、映画等のDVDビデオディスク媒体の再生中断時に、少なくとも再生中断時刻を含む情報を再生情報記憶部に格納しておき、再生中断個所からの続き再生(レビュープレイ)時に上記再生中断時刻までをチャプター毎に一定時間ずつダイジェスト再生するようにした技術が考えられている。(例えば、特許文献1)
特開平11−273227号公報
しかしながら、上記特許文献の技術では、複数の人数で装置を共有することは考えられておらず、そのような場合には他人の使用によって再生情報記憶部の内容が書き換えられてしまうため、再生中断個所から引き続き再生することができないという不具合がある。
本発明の課題は、複数のユーザが動画データや書籍データなどのシーケンシャルなコンテンツデータを共有して利用可能な環境下で、各ユーザ毎に所望するコンテンツデータを適切な続き再生位置から再生できるようにすることにある。
請求項1記載の発明は、複数のシーケンシャルなコンテンツデータを記憶するコンテンツ記憶手段と、このコンテンツ記憶手段に記憶したコンテンツデータを再生する再生手段と、上記複数のコンテンツデータの識別情報個々に、複数のユーザの識別情報と対応付けてその再生終了位置情報を記憶する管理記憶手段と、上記ユーザの指示により上記コンテンツ記憶手段に記憶したコンテンツデータを上記再生手段により再生する毎に、上記管理記憶手段の記憶する当該コンテンツデータの識別情報及び当該ユーザの識別情報と対応付けられた再生終了位置情報を更新設定する更新手段とを具備したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記更新手段は、上記再生手段によるシーケンシャルなコンテンツデータの最終位置までの再生に対して上記管理記憶手段に記憶される当該ユーザの識別情報に対応付けられた再生終了位置情報を視聴完了状態に設定することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、上記請求項2記載の発明において、上記更新手段は、上記管理記憶手段に記憶される1つのコンテンツデータに対する複数のユーザの識別情報に対応付けられた再生終了位置情報がすべて視聴完了状態となった際に、そのコンテンツデータを上記コンテンツ記憶手段から削除することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、上記請求項3記載の発明において、上記コンテンツ記憶手段から削除されたコンテンツデータを一時的に記憶する削除待機記憶手段をさらに具備し、上記更新手段は、所定の入力指示に応じて上記削除待機手段に記憶したコンテンツデータを上記コンテンツ記憶手段に転送して再度記憶させることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記管理記憶手段は、上記複数のユーザの識別情報毎に最後に再生したコンテンツデータの識別情報を記憶することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記コンテンツ記憶手段に記憶したコンテンツデータを他の装置との間で通信する通信手段をさらに具備し、上記更新手段は、上記通信手段での他の装置とのコンテンツデータの通信に際し、当該コンテンツデータの識別情報及び当該ユーザの識別情報に対する再生終了位置情報を共有するべく更新設定することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、複数のシーケンシャルなコンテンツデータを記憶し、記憶したコンテンツデータ中の任意のものを再生するデータ再生装置のデータ管理方法であって、上記複数のコンテンツデータの識別情報個々に、複数のユーザの識別情報と対応付けてその再生終了位置情報を記憶する管理記憶工程と、上記ユーザの指示によりコンテンツデータを再生する毎に、上記管理記憶工程で記憶した当該コンテンツデータの識別情報及び当該ユーザの識別情報と対応付けられた再生終了位置情報を更新設定する更新工程とを有したことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、複数のシーケンシャルなコンテンツデータを記憶し、記憶したコンテンツデータ中の任意のものを再生するデータ再生装置に内蔵されたコンピュータが実行するプログラムであって、上記複数のコンテンツデータの識別情報個々に、複数のユーザの識別情報と対応付けてその再生終了位置情報を記憶する管理記憶ステップと、上記ユーザの指示によりコンテンツデータを再生する毎に、上記管理記憶ステップで記憶した当該コンテンツデータの識別情報及び当該ユーザの識別情報と対応付けられた再生終了位置情報を更新設定する更新ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、複数のユーザが動画データや書籍データなどのシーケンシャルなコンテンツデータを共有して利用可能な環境下で、各ユーザ毎に所望するコンテンツデータを適切な続き再生位置から再生することが可能となる。
請求項2記載の発明によれば、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、コンテンツデータの最終位置までの再生を終えた端末に対しては再生位置情報に代えて視聴完了の情報を記憶するものとしたので、再生状態を的確に把握して、他のコンテンツデータの視聴に移行するなどその管理が容易となる。
請求項3記載の発明によれば、上記請求項2記載の発明の効果に加えて、すべてのユーザの再生を終えたコンテンツデータを一旦削除することで、コンテンツデータの記憶容量が制限されている場合でも有効に活用してより多くのコンテンツデータを記憶し、再生することができる。
請求項4記載の発明によれば、上記請求項3記載の発明の効果に加えて、一度削除したコンテンツデータを必要に応じて再度復帰させることができる。
請求項5記載の発明によれば、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、ユーザ毎に最後に再生したコンテンツデータの識別情報を記憶することで、コンテンツデータの選択操作なしに前回再生したコンテンツデータをその続き位置から再生することができる。
請求項6記載の発明によれば、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、装置を単独で使用する場合のみならず、複数の装置間でコンテンツデータを通信して他の装置でも続き位置からコンテンツデータを再生させることができる。
請求項7記載の発明によれば、複数のユーザが動画データや書籍データなどのシーケンシャルなコンテンツデータを共有して利用可能な環境下で、各ユーザ毎に所望するコンテンツデータを適切な続き再生位置から再生することが可能となる。
請求項8記載の発明によれば、複数のユーザが動画データや書籍データなどのシーケンシャルなコンテンツデータを共有して利用可能な環境下で、各ユーザ毎に所望するコンテンツデータを適切な続き再生位置から再生することが可能となる。
以下本発明を、家庭内に設置したデスクトップタイプのパーソナルコンピュータを画像サーバ装置とし、家族を構成する個々のユーザが携帯所持する携帯端末で動画データの配信を受ける家庭内画像共有システムに適用した場合の実施の一形態について図面を参照して説明する。
図1は、システム全体の外観構成を示すものである。同図で、1が画像サーバ装置となるパーソナルコンピュータ(PC)であり、このパーソナルコンピュータ1に対して、例えばBluetooth(登録商標)(以下「ブルートゥース」と称する)規格に則った近距離無線LAN技術により、それぞれ複数のユーザ(A〜D)が所持する携帯端末2A〜2Dが相互に無線接続されて家庭内画像共有システムが構築される。
ここで携帯端末としては、例えば2Aがデジタルスチルカメラ、2Bがデジタルムービーカメラ、2CがPDA(Personal Digital Assistants:個人向け情報携帯端末)、2Dが携帯電話機を想定するものとする。
図2は、上記パーソナルコンピュータ1の画像サーバ装置としての機能回路構成を示すものである。同図中、11がCPUとその動作プログラムを記憶したメモリ、及びそのワークエリア等で構成される制御部であり、この制御部11がパーソナルコンピュータ1全体の動作を統括制御するもので、キーボード及びマウス等のポインティングデバイスを含むキー入力部12からの入力が直接入力されると共に、LANインタフェース(I/F)13、DVDマルチドライブ14、属性情報記憶部15、無線通信部16、表示制御部17、画像変換部18、及びハードディスク装置(HDD)19をバス接続する。
LANインタフェース13は、図示しないブロードバンドモデム装置を介してインターネットと接続し、各種のコンテンツデータを所得可能とする。
DVDマルチドライブ14は、各種DVD(Digital Versatile Disk)や各種CD(Compact Disk)を装着することで動画、静止画、音声等のコンテンツデータを取得する。
属性情報記憶部15は、後述する属性情報フォルダ及び全属性情報フォルダを記憶するもので、その内容は動画データを再生して携帯端末2A〜2Dに配信する毎に制御部11により更新記憶される。
無線通信部16は、アンテナ20を介してこのパーソナルコンピュータ1と携帯端末2A〜2Dとをブルートゥース規格によりパーソナルコンピュータ1をマスタ機、各携帯端末2A〜2Dをスレイブ機として無線接続し、携帯端末2A〜2Dから受信する配信要求に対応して、動画データを送信する。
表示制御部17は、このパーソナルコンピュータ1の表示部21に対して表示データを送出して表示駆動させる。表示部21は、例えばバックライト付きのカラー液晶表示パネルで構成され、後述する動画データや属性情報の確認画面その他を表示する。
画像変換部18は、データファイル形式の異なる動画データ、例えばMPEG(Moving Picture coding Experts Group)1/2/4やDV形式の間で必要なデータ変換を行なうと共に、同一のデータファイル形式であっても必要とされる画像サイズに応じて適宜画素間引き処理により構成画素数を減じた画像データを生成する。
ハードディスク装置19は、このパーソナルコンピュータ1のOS(オペレーティングシステム)や各種アプリケーションプログラム、データの他に、配信すべきコンテンツデータである動画データを複数蓄積記録する。
次に上記携帯端末2A〜2Dの一例として、上記PDA2Cの機能構成を図3により説明する。
同図で示すようにPDA2Cは、制御部31に対して、キー入力部32が直接接続されると共に、画像記憶部33、無線通信部34、表示制御部35、タブレット制御部36、及び音声処理部37がバス接続される。
制御部31は、CPUとその動作プログラムを記憶したメモリ、及びそのワークエリア等で構成され、このPDA2C全体の動作を統括制御する。
画像記憶部33は、例えばこのPDA2Cに着脱自在に装着される記憶媒体としてのメモリカードでなり、パーソナルコンピュータ1から送られてきた動画データその他を記憶する。
無線通信部34は、アンテナ38を介して上記パーソナルコンピュータ1と上述したブルートゥース規格に従った画像データの送受信を実行する。
表示制御部35は、このPDA2Cの表示部39に対して画像データを送出して表示駆動させる。表示部39は、例えばバックライト付きのカラー液晶表示パネルで構成されるもので、この表示部39に対して透明電極板でなるタブレット入力部40が一体に構成される。
このタブレット入力部40をタブレット制御部36が走査制御し、ここでは図示しないスタライスペンの当接動作あるいはユーザの手指によるタッチ動作に応じた二次元座標データを随時抽出するものであり、抽出した時系列の座標値データは制御部31へ送出される。
音声処理部37は、例えばPCM音源回路を内蔵し、パーソナルコンピュータ1から提供される動画データに重畳されている音声データからアナログの音声信号を再生してスピーカ41を拡声駆動し、音声を放音させる。
なお、上記携帯端末2を構成するPDA2C以外のデジタルスチルカメラ2A、デジタルムービーカメラ2B、携帯電話機2Dは、当然ながらそれぞれPDA2Cとは異なる回路構成を有するものであるが、パーソナルコンピュータ1に対する動画データの送信要求とその要求に対して送信されてくる動画データの受信、再生に関しては基本的にPDA2Cと同様の動作を行なうものとして、ここではその回路構成の図示及び説明等は省略するものとし、以下ではPDA2Cをその代表として動作等を述べることとする。
次に上記パーソナルコンピュータ1と携帯端末2A〜2Dで取扱われる各種データ構造について説明する。
図4は、携帯端末2A〜2Dからパーソナルコンピュータ1への上り方向の通信で使用される、コマンドフォーマットを例示する。図示する如く先頭のヘッダ情報に続いて、この携帯端末2A〜2Dを使用するユーザ固有のユーザID情報が付加され、その後に、例えば動画データの再生や停止、動画データのタイトル変更等を指示する操作コマンドが付加される。
なお、上記PDA2Cや携帯電話機2Dであれば、本来共有で使用するものではないので、そのユーザ(C,D)に対応したユーザID情報を付加して送信するものとしてもよいが、デジタルスチルカメラ2Aやデジタルムービーカメラ2Bは、家庭内で複数のユーザが共有して使用することが考えられるので、コマンドの送信に先立ってその装置本体、あるいは付属しているリモートコントローラにより予めユーザを選択しておくことで、選択したユーザのユーザID情報がコマンドに自動付加されるものとする。
また、例えば携帯電話機2D等、ユーザが特定できる装置であっても、電源投入時に指紋認証機能等により一度ユーザ本人の判別を行なった場合でないと上記コマンドの送信等の処理を行なうことができないものとしてもよい。
図5(A)は、上記属性情報記憶部15に展開記憶される属性情報ADと、ハードディスク装置19に記憶される動画の画像ファイルMPとを1組分並記して示すもので、実際には複数の動画データ数に応じた組分だけ記憶される。
属性情報ADは、ユーザを識別するための「ユーザID」、そのユーザが最後に画像データの再生を終了した位置を示す「再生終了位置」、そのユーザが最後に画像データの視聴を終えた日時を示す「最終視聴日時」、及びその画像データが「未使用」「視聴中」「視聴完了」のいずれであるかを示す「状態」とが1組として、ユーザ数に応じた組数分で構成される。
これに対する画像ファイルMPは、その動画タイトルを識別するためのタイトルIDと、動画の実データとから構成される。
画像ファイルMPに対応して記憶される属性情報ADの内容により、その画像ファイルがユーザ(携帯端末)毎にどの位置まで再生されたかを知ることができる。
また、図5(B)は、上記属性情報記憶部15に展開記憶される全体属性情報AAの構成を示すものである。図示する如くこの全体属性情報AAは、各ユーザID毎に「最終再生タイトルID」を記憶するものであり、この全体属性情報AAを利用することで、ユーザからタイトルIDの指定を受けずとも前回視聴していた画像データのタイトルIDを認識することができる。
なお、上記属性情報記憶部15は、専用の記憶回路をハードウェアとして設けてもよいが、ここではパーソナルコンピュータ1が画像データの再生、配信時に制御部11内のメインメモリ上に展開するものを別記して機能回路構成として挙げたものとする。その場合、画像データの再生時以外では、その内容は画像ファイルMPと同様にハードディスク装置19に格納されることとなる。
図6(A)は、画像サーバ装置であるパーソナルコンピュータ1の記憶装置、具体的にはハードディスク装置19内に構築されるデータフォルダを列挙するもので、複数の動画の画像ファイルMPを纏めた画像フォルダMF1、複数の動画の画像ファイルMPに対応して複数の属性情報ADを纏めた属性情報フォルダAF1、上記全体属性情報AA、及び全ユーザの視聴を終えた画像ファイルMP及びそれに対応した属性情報ADを纏めた削除待機フォルダDFを有する。
また、図6(B)は、パーソナルコンピュータ1から画像データの配信を受けてこれを視聴する各携帯端末2A〜2D側の記憶装置、例えばPDA2Cであればメモリカードで構成される画像記憶部33内に構築されるデータフォルダを列挙するもので、送られてきた画像ファイルMPを格納する画像フォルダMF2、及び複数の動画の画像ファイルMPに対応して複数の属性情報ADを纏めた属性情報フォルダAF2を有する。
図6(C)は、上記図6(A)で示した画像フォルダMF1の構成を例示するもので、それぞれ先頭にタイトルIDを付した複数の画像ファイルMPから画像フォルダMF1が構成される。
図7は、上記図6(A)で示したパーソナルコンピュータ1側の属性情報フォルダAF1の詳細を例示するものであり、ハードディスク装置19に記憶される画像ファイルの数分だけ、上記図5(A)で示した属性情報フォルダAFがそれぞれ「タイトルID」が付加されて纏めた状態で格納される。
図8は、上記図6(B)で示した携帯端末2A〜2D側の属性情報フォルダAF2の詳細を示すものであり、そのユーザが再生を指示した画像ファイルの数分だけ、上記図7で示した属性情報フォルダAF1から「ユーザID」が省略されて纏めた状態で格納される。
次いで上記実施の形態の動作について説明する。
まず画像サーバ装置となるパーソナルコンピュータ1で動画の画像ファイルを再生する際の動作について説明する。
図9は、このときのパーソナルコンピュータ1側での処理内容を示すものであり、その当初には表示部21でユーザ名を一覧表示し、そのいずれかが選択操作された場合にこれを認識するユーザの判別処理を行ないながら(ステップA01)、動画の再生が指示されたか否かを判断する(ステップA02)、という処理を繰返し実行することで、いずれかのユーザにより再生が指示されるのを待機する。
しかしてユーザにより再生が指示されるとステップA02でこれを判断し、次に属性情報記憶部15に記憶している全体属性情報AAにより当該ユーザに対応する「最終再生タイトルID」を参照して当該「タイトルID」及び当該「ユーザID」に対応する一連の属性情報を読出して取得し(ステップA03)、その属性情報中の「再生終了位置」に基づいてハードディスク装置19の該当する画像ファイル中の該当する再生開始位置に移動する(ステップA04)。
以後当該位置から必要によりデータの圧縮を解いて再生する再生処理を実行しながら(ステップA05)、合わせてキー入力部12で再生を停止する操作がなされたか否か(ステップA06)、再生位置が動画の最終位置となって再生を完了したか否か(ステップA07)を繰返し判断することで、これらの状態となるのを待機する。
ここで、再生の停止を指示する操作がキー入力部12でなされた場合、ステップA08でこれを判断し、直ちに再生動作を停止すると共に、前回再生を終了した位置に比して今回終了した位置が動画画像の時間軸上でより後ろ側であるか否かによって、前回より再生、配信した位置をより進めたか否かを判断する(ステップA08)。
ここで、今回終了した位置がより後ろ側であり、前回より再生、配信した位置をより進めたと判断した場合にのみ、属性情報フォルダAF1中に記憶している当該「タイトルID」及び当該「ユーザID」に対応した「再生終了位置」及び「最終視聴日時」の内容を更新設定した後(ステップA09)、全体属性情報AA中の当該「ユーザID」に対応した「タイトルID」の内容を更新設定し(ステップA10)、その後、上記ステップA09,A10の処理実行の有無に拘わらず、再び上記ステップA01からの処理に戻る。
また、動画の画像ファイルの再生中、最終位置まで再生を行なった場合、ステップA07でこれを判断し、まず全体属性情報AAの内容を更新設定する(ステップA11)。
この場合、全体属性情報AAとしては、例えばあえて当該「ユーザID」に対応した「タイトルID」の内容を
(1)変えずにそのままにしておく
(2)消去する
(3)他のタイトルIDで最後に視聴したものを検索して書換える
という3つの方法が考えられるので、それらのうちのいずれか1つによる処理を実行する。
その後、属性情報フォルダAF1中に記憶している当該「タイトルID」及び当該「ユーザID」に対応した「再生終了位置」の内容を更新設定し(ステップA12)、併せて「状態」の内容を「視聴完了」の状態に設定する(ステップA13)。
次いで、この設定処理により当該「タイトルID」の他の「ユーザID」の各「状態」の内容をすべてサーチして、いずれも「視聴完了」となっているか否か、換言すれば今回のこの動画の画像データの再生完了により同一タイトルではすべてのユーザA〜Dでの再生を終えたか否かを判断する(ステップA14)。
ここで、他の「ユーザID」の各「状態」の内容もすべて「視聴完了」となっており、すべてのユーザA〜Dでの再生を終えたと判断した場合にのみ、ハードディスク装置19中で記憶している当該タイトルの動画の画像データを上記図6(A)で示した画像フォルダMF1から削除待機フォルダDFへ移動させる処理を実行した後(ステップA15)、
このステップA15の処理実行の有無に拘わらず、再び上記ステップA01からの処理に戻る。
このように、複数のユーザがシーケンシャルなコンテンツデータを共有して利用可能なサーバ装置であるパーソナルコンピュータ1において、各ユーザ毎に所望するコンテンツデータを適切な続き再生位置部分から再生することが可能となる。
また、上記動作では、ユーザを選択することで全体属性情報AAから対応する「最終再生タイトルID」を読出すことで、ユーザによるタイトルの選択操作を省略するものとし、より簡易に動画の画像データを前回再生した続き位置から再生することができる。
次に、PDA2Cですでに記憶されている画像データを再生する場合の動作について説明する。
図10は、このとき主として制御部31による処理内容を示すものであり、その当初にはユーザCがキー入力部32での所定の操作により画像の再生を指示すると、画像記憶部33に格納されている動画の画像ファイルの全タイトルを上記図18で示した属性情報フォルダAF2から読出す(ステップB01)。
この読出した内容に基づき、表示部39において当該動画のタイトルの一覧とそれらのうちの1つの指定を促す文字ガイドメッセージを、例えば
「再生したい動画を指定して下さい」
のように表示した上で(ステップB02)、一覧表示したタイトルの1つが指定操作されるのを受付ける再生動画指定処理を実行し(ステップB03)、実際に動画指定があったか否かを判断する(ステップB02)、という処理を繰返すことで動画が指定されるのを待機する。
動画の指定があった場合、上記ステップB04でこれを判断し、上記図6(B)で示した画像記憶部33内の画像フォルダMF2から対応する「タイトルID」を有する画像ファイルを読出す(ステップB05)。
次に同画像記憶部33の属性情報フォルダAF2により該当するタイトルIDに付加された一連の属性情報を読出して取得し(ステップB06)、「再生終了位置」に対応して読出した画像ファイル中の該当する再生開始位置に移動する(ステップB07)。
以後当該位置からデータの圧縮を解いて再生し、表示部39で画像を表示する一方でスピーカ41より音声出力させながら(ステップB08)、併せてキー入力部32で再生を停止する操作がなされたかどうか(ステップB09)、再生位置が動画の最終位置となって再生を完了したか否か(ステップB10)を繰返し判断することで、これらの状態となるのを待機する。
ここで、再生の停止を指示する操作がなされた場合、ステップB09でこれを判断し、直ちに再生動作を停止すると共に、前回再生を終了した位置に比して今回終了した位置が動画画像の時間軸上でより後ろ側であるか否かによって、前回より再生、配信した位置をより進めたか否かを判断する(ステップB11)。
ここで、今回終了した位置がより後ろ側であり、前回より再生、配信した位置をより進めたと判断した場合にのみ、属性情報フォルダAF2中に記憶している当該「タイトルID」に対応した「再生終了位置」の内容を更新設定した(ステップB12)、その後、このステップB12の処理実行の有無に拘わらず、以上でこの図10による端末側での再生処理をキー操作通り終了する。
また、動画の画像ファイルの再生中、最終位置まで再生を行なった場合には、ステップB10でこれを判断し、属性情報フォルダAF2中に記憶している当該「タイトルID」に対応した「再生終了位置」の内容を更新設定し(ステップB13)、合わせて「状態」の内容を「視聴完了」の状態に設定し(ステップB14)、以上でこの図10による端末側での再生処理を終了する。
このように、端末であるPDA2Cであっても、サーバ装置であるパーソナルコンピュータ1と同様に、所望するコンテンツデータを常に適切な続き再生位置部分から再生することが可能となる。
次いでサーバ装置であるパーソナルコンピュータ1から端末であるPDA2Cに対して、コンテンツデータを転送記憶させるチェックアウト時の処理内容について説明する。
図11は、PDA2Cを所持するユーザCが、パーソナルコンピュータ1を操作して実行するものであり、その当初には例えば表示部21上にユーザA〜Dの各ユーザ名を表示させて自分のユーザ名を選択操作することで操作者の判別処理を実行する(ステップC01)。
続けて、属性情報フォルダAF1に記憶される全「タイトルID」により画像フォルダMF1に記憶している全画像ファイルを表示させてそのいずれか1つ選択指定すると(ステップC02)、端末側のPDA2Cから属性情報フォルダAF2の内容を読込むことで(ステップC03)、PDA2C側に上記ステップC02で選択した画像ファイルと同一のタイトルのものがあるか否かを判断する(ステップC04)。
ここで、同一のタイトルの画像ファイルがすでにPDA2C側にあると判断した場合には、次いでサーバであるパーソナルコンピュータ1側の属性情報フォルダAF1に記憶している当該「タイトルID」及び当該「ユーザID」に対応した「再生終了位置」が、端末であるPDA2C側の属性情報フォルダAF2に記憶している当該「タイトルID」に対応した「再生終了位置」に比して動画画像の時間軸上でより後ろ側であるか否かを判断する(ステップC09)。
ここで、サーバ側の最終終了位置の方が端末側の最終終了位置に比してより後ろ側であると判断した場合、すなわちユーザCがPDA2Cではなくパーソナルコンピュータ1側で当該画像データのより後ろ側までの再生を行なった場合にのみ、属性情報フォルダAF1中に記憶している当該「タイトルID」及び当該「ユーザID」に対応した「再生終了位置」の内容をPDA2C側に転送して属性情報フォルダAF2中の同内容を更新設定した後(ステップC10)、このステップC10の処理実行の有無に拘わらず、以上でこの図11のチェックアウト処理を終了する。
また、上記ステップC04で選択指定したタイトルの画像ファイルと同一のものはまだPDA2C側にはないと判断した場合には、次いで画像フォルダMF1に記憶されたその画像ファイルのファイル形式とPDA2Cで再生可能な動画の画像データのファイル形式とを比較することで、ファイル形式の変換を行なう必要があるか否かを判断する(ステップC05)。
ここで、ファイル形式の変換が必要であると判断した場合にのみ、画像変換部18でその変換処理を実行し(ステップC06)、その後に動画の画像ファイルをサーバであるパーソナルコンピュータ1から端末であるPDA2Cに転送させる(ステップC07)。
このとき合わせて、属性情報フォルダAF1に記憶している当該「タイトルID」及び当該「ユーザID」に対応した「再生終了位置」「最終視聴日時」及び「状態」の内容をPDA2Cの属性情報フォルダAF2にコピーし(ステップC07)、以上でこの図11のチェックアウト処理を終了する。
このように、選択した動画の画像データファイルをサーバ側のパーソナルコンピュータ1から端末側のPDA2Cに転送するにあたって、必要により属性情報も併せて転送設定するようにしたため、ユーザCは確実にその画像データを最後に視聴した位置から再生して視聴することができる。
次にサーバ装置であるパーソナルコンピュータ1に対し、端末であるPDA2Cからコンテンツデータを転送記憶させるチェックイン時の処理内容について説明する。
このチェックイン処理は、例えばPDA2Cに予め付属された画像ファイルの吸上げソフトをパーソナルコンピュータ1にインストールしておくことにより、PDA2Cが電源を投入して且つブルートゥース機能による無線接続可能な範囲内にあって、パーソナルコンピュータ1と通信可能な環境下にあり、且つまだパーソナルコンピュータ1に吸い上げていない新規の画像ファイルがPDA2Cに記憶されている場合に自動的に実行を開始する。
図12は、PDA2Cを所持するユーザCが、パーソナルコンピュータ1を操作して実行するものであり、その当初には例えば表示部21上にユーザA〜Dの各ユーザ名を表示させて自分のユーザ名を選択操作することで操作者の判別処理を実行する(ステップD01)。
続けて、PDA2C側の属性情報フォルダAF2の全「タイトルID」により表示部21ですべての動画の画像データを表示部21に表示させた上でそのいずれかがユーザCにより選択されると(ステップD02)、選択した「タイトルID」に該当する属性情報を属性情報フォルダAF2から読出して取得し(ステップD03)、パーソナルコンピュータ1側の属性情報フォルダAF1にも同一の「タイトルID」があるか否かを判断する(ステップD04)。
ここで、同一の「タイトルID」がサーバ装置であるパーソナルコンピュータ1側の属性情報フォルダAF1にもあると判断した場合には、すでにその画像データは画像フォルダMFに記憶されていることになるため、属性情報の更新が必要であるか否かを確認するべく、サーバであるパーソナルコンピュータ1側の属性情報フォルダAF1に記憶している当該「タイトルID」及び当該「ユーザID」に対応した「再生終了位置」が、端末であるPDA2C側の属性情報フォルダAF2に記憶している当該「タイトルID」に対応した「再生終了位置」に比して動画画像の時間軸上でより前側であるか否かを判断する(ステップD08)。
ここで、サーバ側の最終終了位置の方が端末側の最終終了位置に比してより前側であると判断した場合、すなわちユーザCがパーソナルコンピュータ1ではなくPDA2C側で当該画像データのより後ろ側までの再生を行なったと判断した場合にのみ、属性情報フォルダAF1中に記憶している当該「タイトルID」及び当該「ユーザID」に対応した「再生終了位置」の内容を、PDA2C側の属性情報フォルダAF2中の同内容を用いて更新設定する(ステップD09)。
その後、このステップD09の処理実行の有無に拘わらず、まだ同タイトルがあるかどうかの判断を終えていない画像データがPDA2C側にあるか否かにより、PDA2Cの画像フォルダMF2に記憶している全画像に対するチェック員処理を終えたか否かを判断するもので(ステップD07)、終えていない場合には再び上記ステップD02に戻り、まだチェックイン処理を終えていない画像データを対象として同様の処理を実行する。
また、上記ステップD04で、ユーザが選択した「タイトルID」と同一の「タイトルID」がパーソナルコンピュータ1の属性情報フォルダAF1にはなく、その画像データはまだパーソナルコンピュータ1側の画像フォルダMFには記憶されていないと判断した場合には、その動画の画像ファイルを端末であるPDA2Cからサーバであるパーソナルコンピュータ1に転送させる(ステップD05)。
このとき合わせて、属性情報フォルダAF1にあらたにその「タイトルID」及び当該「ユーザID」に対応した「再生終了位置」「最終視聴日時」及び「状態」の内容を作成して初期値を設定する(ステップD06)。
この場合、初期化処理としては、PDA2Cから当該「ユーザID」に対応する「再生終了位置」、「最終視聴日時」、及び「状態」をコピーする一方で、他のすべての「ユーザID」に対応する「再生終了位置」は「先頭」に、同「最終視聴日時」は「空白」に、同「状態」は「未視聴」にそれぞれ設定する。
上記ステップD06での初期化処理後、上記ステップD07に進んでまだチェックイン処理すべき画像データがあるか否かを確認する。
しかして、すべての画像データに関する選択とチェックイン処理を終了した地点でステップD07でこれを判断し、以上でこの図12のチェックイン処理を終了する。
上記図11及び図12のチェックアウト処理及びチェックイン処理で示した如く、サーバ装置及び端末装置のいずれにあっても、装置を単独で使用する場合のみならず、複数の装置間で動画の画像データを転送する場合も属性情報を共有することで、各ユーザはそれぞれ正確な続き位置から動画の画像データを再生させることができる。
次に、図13により画像サーバ装置であるパーソナルコンピュータ1での各画像データのタイトル毎の状態確認処理について説明する。
図13では、まず動画の画像データファイルを選択し(ステップE01)、次いでユーザ名をそれぞれ選択することで(ステップE02)、対応する属性情報を属性情報フォルダAF1から読出す(ステップE03)。
その後、全ユーザ分の選択が終了していないことを確認し(ステップE04)、再び上記ステップE02に戻って他のユーザ名を選択するようになる。
しかして、全データ分の選択とそれに対応する属性情報の取得を終えると、ステップE04でこれを判断し、次いで全動画の画像ファイルの選択を終えたか否かを判断する(ステップE05)。
ここでまだすべての動画の画像ファイルの選択を終えていないことを確認すると、再び上記ステップE01に戻って、他の動画の画像ファイルの選択に移行する。
こうしてすべての動画の画像ファイル毎に全ユーザを選択してそれぞれ属性情報を取得した後、上記ステップE05でこれを判断すると、以上ですべての動画の画像データ毎に全ユーザの属性情報を取得したこととなるので、取得した属性情報を表示部21により一覧表示し(ステップE06)、これでこの図13の処理を終了する。
このような表示を行なうことで、ユーザA〜Dはいずれも、パーソナルコンピュータ1に登録されている全ユーザの動画の画像ファイルの閲覧状況を確認することができる。
次いで図14によりパーソナルコンピュータ1のハードディスク装置19の削除待機フォルダDFに移動させた動画の画像ファイルを削除する際の動作について説明する。
その当初には、削除待機フォルダDFに記憶している動画の画像ファイルの各「タイトルID」をすべて読出し(ステップF01)、読出した内容に基づいて表示部21で当該動画のタイトルの一覧とそれらのうちの1つの指定を促す文字ガイドメッセージを、例えば
「削除したい動画を指定して下さい」
のように表示した上で(ステップF02)、一覧表示したタイトルの1つが指定操作されるのを受付ける削除動画指定処理を実行し(ステップF03)、実際に動画指定があったか否かを判断する(ステップF02)、という処理を繰返すことで動画が指定されるのを待機する。
動画の指定があった時点で上記ステップF04によりこれを判断し、指定された動画の画像ファイルを削除待機フォルダDFから削除し(ステップF05)、その後に表示部21で削除処理を終了するか、まだ続行するかの選択を促す文字ガイドメッセージを例えば、
「削除処理を終了しますか?」
のように表示すると共に、「終了」と「続行」の各選択肢に応じた操作キーを提示し(ステップF07)、そのいずれかが操作されることにより、終了の指示があったか否かを判断する(ステップF07)。
ここで、「終了」ではなく「続行」が選択操作された場合には、ユーザがまだ他にも削除したい動画の画像ファイルが削除待機フォルダDFにあることとなるので、再び上記ステップF02からの処理に戻る。
しかして、必要に応じて動画の画像ファイルを削除待機フォルダDFから削除する処理を実行した後、削除処理を終了する選択操作がなされた時点でステップF07によりこれを判断し、以上でこの図14の処理を終了する。
このように、すべてのユーザの再生を終えた動画の画像ファイルを画像フォルダMFから削除待機フォルダDFに移動させることで、ユーザからの見かけ上の画像ファイルの数は減少し、一度視聴した動画の画像ファイルを誤って再度選択してしまうような事態を未然に回避することができるので、ユーザにとっての使い勝手を向上させることができる。
なお、上記図14では削除待機フォルダDFに記憶されている、すべてのユーザの視聴を終えた動画の画像ファイルをユーザが選択することで削除するものとしたが、これにより画像フォルダMF及び削除待機フォルダDFを構築しているハードディスク装置19の記憶容量に制限があった場合でもこれをより有効に活用することができる一方で、削除待機フォルダDFに記憶した動画の画像ファイルを再び画像フォルダMFに移動させる、「削除解除」操作を可能とすることで、ユーザが再度の視聴を望むものにあっては容易にこれを復帰させることができるものとしてもよい。
なお、上記実施の形態では、ユーザが動画の画像データファイルを選択指定することでこれを視聴するものとして説明したが、本発明はこれに限ることなく、他のシーケンシャルなデータとして、複数の静止画が所定の時間間隔では切り替わるスライド画像データや書籍データ等であっても同様に実現可能である。
また、上記実施の形態では、パーソナルコンピュータ1でユーザの選択及び再生の指示を行なうことにより再生を実行するものとして説明したが、これをユーザA〜Dがそれぞれ所持する携帯端末2A〜2D自体あるいはそのリモートコントローラの操作により行なうものとしてもよいし、さらには携帯端末2A〜2Dに無線タグ等を貼付あるいは内蔵しておくことで、ユーザの認証に係る処理を省略するものとしてもよい。
その他、本発明は上記実施の形態に限らず、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能であるものとする。
さらに、上記実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の実施の一形態に係る家庭内画像共有システム全体の構成を示す図。 同実施の形態に係るパーソナルコンピュータの機能回路構成を示すブロック図。 同実施の形態に係るPDAの機能回路構成を示すブロック図。 同実施の形態に係る携帯端末からパーソナルコンピュータへのコマンドデータフォーマットを例示する図。 同実施の形態に係る属性情報とこれに対応する動画の画像ファイル、及び全体属性情報の各構成を示す図。 同実施の形態に係るサーバ側と端末側双方のフォルダ構成を例示する図。 同実施の形態に係るサーバ側の属性情報フォルダの記憶内容を例示する図。 同実施の形態に係る端末側の属性情報フォルダの記憶内容を例示する図。 同実施の形態に係るサーバ側での動画再生時の処理内容を示すフローチャート。 同実施の形態に係る端末側での動画再生時の処理内容を示すフローチャート。 同実施の形態に係るサーバ側から端末側へ動画ファイルを転送するチェックアウト時の処理内容を示すフローチャート。 同実施の形態に係る端末側からサーバ側へ動画ファイルを転送するチェックイン時の処理内容を示すフローチャート。 同実施の形態に係る各動画タイトルの状態確認の処理内容を示すフローチャート。 同実施の形態に係る動画削除時の処理内容を示すフローチャート。
符号の説明
1…パーソナルコンピュータ(PC)、2A〜2D…携帯端末、11…制御部、12…キー入力部、13…LANインタフェース(I/F)、14…DVDマルチドライブ、15…属性情報記憶部、16…無線通信部、17…表示制御部、18…画像変換部、19…ハードディスク装置(HDD)、20…アンテナ、21…表示部、31…制御部、32…キー入力部、33…画像記憶部、34…無線通信部、35…表示制御部、36…タブレット制御部、37…音声処理部、38…アンテナ、39…表示部、40…タブレット入力部、41…スピーカ、AA…全体属性情報、AD…属性情報、AF…属性情報フォルダ、MF…画像フォルダ、MP…画像ファイル、DF…削除待機フォルダ。

Claims (8)

  1. 複数のシーケンシャルなコンテンツデータを記憶するコンテンツ記憶手段と、
    このコンテンツ記憶手段に記憶したコンテンツデータを再生する再生手段と、
    上記複数のコンテンツデータの識別情報個々に、複数のユーザの識別情報と対応付けてその再生終了位置情報を記憶する管理記憶手段と、
    上記ユーザの指示により上記コンテンツ記憶手段に記憶したコンテンツデータを上記再生手段により再生する毎に、上記管理記憶手段の記憶する当該コンテンツデータの識別情報及び当該ユーザの識別情報と対応付けられた再生終了位置情報を更新設定する更新手段と
    を具備したことを特徴とするデータ管理装置。
  2. 上記更新手段は、上記再生手段によるシーケンシャルなコンテンツデータの最終位置までの再生に対して上記管理記憶手段に記憶される当該ユーザの識別情報に対応付けられた再生終了位置情報を視聴完了状態に設定することを特徴とする請求項1記載のデータ管理装置。
  3. 上記更新手段は、上記管理記憶手段に記憶される1つのコンテンツデータに対する複数のユーザの識別情報に対応付けられた再生終了位置情報がすべて視聴完了状態となった際に、そのコンテンツデータを上記コンテンツ記憶手段から削除することを特徴とする請求項2記載のデータ管理装置。
  4. 上記コンテンツ記憶手段から削除されたコンテンツデータを一時的に記憶する削除待機記憶手段をさらに具備し、
    上記更新手段は、所定の入力指示に応じて上記削除待機手段に記憶したコンテンツデータを上記コンテンツ記憶手段に転送して再度記憶させる
    ことを特徴とする請求項3記載のデータ管理装置。
  5. 上記管理記憶手段は、上記複数のユーザの識別情報毎に最後に再生したコンテンツデータの識別情報を記憶することを特徴とする請求項1記載のデータ管理装置。
  6. 上記コンテンツ記憶手段に記憶したコンテンツデータを他の装置との間で通信する通信手段をさらに具備し、
    上記更新手段は、上記通信手段での他の装置とのコンテンツデータの通信に際し、当該コンテンツデータの識別情報及び当該ユーザの識別情報に対する再生終了位置情報を共有するべく更新設定する
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ管理装置。
  7. 複数のシーケンシャルなコンテンツデータを記憶し、記憶したコンテンツデータ中の任意のものを再生するデータ再生装置のデータ管理方法であって、
    上記複数のコンテンツデータの識別情報個々に、複数のユーザの識別情報と対応付けてその再生終了位置情報を記憶する管理記憶工程と、
    上記ユーザの指示によりコンテンツデータを再生する毎に、上記管理記憶工程で記憶した当該コンテンツデータの識別情報及び当該ユーザの識別情報と対応付けられた再生終了位置情報を更新設定する更新工程と
    を有したことを特徴とするデータ管理方法。
  8. 複数のシーケンシャルなコンテンツデータを記憶し、記憶したコンテンツデータ中の任意のものを再生するデータ再生装置に内蔵されたコンピュータが実行するプログラムであって、
    上記複数のコンテンツデータの識別情報個々に、複数のユーザの識別情報と対応付けてその再生終了位置情報を記憶する管理記憶ステップと、
    上記ユーザの指示によりコンテンツデータを再生する毎に、上記管理記憶ステップで記憶した当該コンテンツデータの識別情報及び当該ユーザの識別情報と対応付けられた再生終了位置情報を更新設定する更新ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008177744A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Oki Electric Ind Co Ltd コンテンツ管理システム
JP2009140565A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Sharp Corp コンテンツ再生装置、コンテンツ再生方法、及びプログラム
JP2010098528A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Toshiba Corp 録画再生装置および録画再生方法

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