JP2006184733A - 撮像装置の置台 - Google Patents
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Abstract
【課題】 左右非対称形状や、複数の異なる形状、サイズの撮像装置を載置することができるとともに、置き方の自由度を向上させた撮像装置の置台を提供する。
【解決手段】 左側端部に固定用の軸体33bを回転させるつまみ34を配設できるように形成したベース部3を有したスタンド4を設け、デジタルカメラ40を載置する載置板30に連なる側板を、例えば左側板30Lのみ形成した本体ガイド5と、前記スタンド4とを固着して置台1を形成する。本体ガイド5の右側板は形成されていないので、非対称形状のデジタルカメラ40を表、裏どちらを正面にしても置台1に置くことができる。またデジタルカメラ40を置台1に載置した状態で、右側部からはみ出るマルチコネクター85の脱着が自在となる。
【選択図】 図11
【解決手段】 左側端部に固定用の軸体33bを回転させるつまみ34を配設できるように形成したベース部3を有したスタンド4を設け、デジタルカメラ40を載置する載置板30に連なる側板を、例えば左側板30Lのみ形成した本体ガイド5と、前記スタンド4とを固着して置台1を形成する。本体ガイド5の右側板は形成されていないので、非対称形状のデジタルカメラ40を表、裏どちらを正面にしても置台1に置くことができる。またデジタルカメラ40を置台1に載置した状態で、右側部からはみ出るマルチコネクター85の脱着が自在となる。
【選択図】 図11
Description
本発明は、デジタルカメラ(DSC)等の撮像装置の置台に関する。
従来、撮像装置、例えばデジタルカメラを載置する置台は、載置したデジタルカメラの全周、すなわち正面、裏面、左右側面をすべて囲む所定高さの壁部を備えるものであった。
また例えば、コンピュータと接続するための通信コネクタ等を備え、デジタルカメラを取り付けるクレードルも、例えば下記特許文献1に記載のように、デジタルカメラの形状に合わせて全周を囲む壁部を備えるものであった。
特開2002−359761号公報
従来の撮像装置の置台は、載置した撮像装置の保持を、全周を隈無く囲っている壁部に頼っていたため、表裏、左右対称形状の場合のみ、表裏どちらでも保持することができたが、非対称の撮像装置に関しては、決められた方向のみの保持しかできず、汎用性もなかった。
また1つの置台には、載置面(底面)および前記壁部の形状、サイズで決まる形状、サイズの撮像装置しか載置できず、複数の異なる形状、サイズの撮像装置を載置することはできないものであった。
また撮像装置の保持をねじに頼るものにおいては、ねじの位置により、保持される位置(固定位置)が決まってしまい、また前記壁部の存在により、少しずらして置くなどの融通がきかず、撮像装置の置き方に自由度がなかった。
また前記特許文献1に記載のクレードルにおいては、該クレードルに設けられたACコネクター、通信コネクターなどのコネクター類に挿入される各ケーブルは、単に差し込むだけで何ら保持する手段がないので、移動の際に差し込み部に力が加わって外れてしまう可能性が高かった。
さらに、デジタルカメラ等は近年薄型化されているが、この薄型のデジタルカメラには三脚座を取り付けることができないので、一般の三脚に取り付けて使用することは不可能であった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものでその目的は、左右非対称形状や、複数の異なる形状、サイズの撮像装置を載置することができるとともに、置き方の自由度を向上させた撮像装置の置台を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明の撮像装置の置台は、偏平な直方体形状の撮像装置を載置する置台であって、左右側壁のうちいずれか一方の側壁のみが形成されていることを特徴としている。
また前記撮像装置の底面には固定用凹部が設けられ、前記置台の載置面から突出しない第1の位置と該載置面から突出する第2の位置との間で移動可能に配設された固定用凸部を有し、前記撮像装置を置台に固定する固定手段を備えたことを特徴としている。
また前記置台には三脚を取り付ける取付部が設けられていることを特徴としている。
(1)請求項1〜4に記載の発明によれば、左右側壁のうちいずれか他方の側壁は存在いないので、置台に対する撮像装置の載置方向は、表向きでも裏向きでも自由にユーザーの好みで変更することができる。例えば左右非対称形状の撮像装置であっても表裏どちらでも置くことができ、汎用性が増す。
また1つの置台で、複数の異なる形状、サイズの撮像装置を置くことができ、汎用性に富む。
また撮像装置を、前記存在しない他方の側壁側にずらして置くことが可能であり、置き方の自由度が増す。
また撮像装置の側端面にマルチコネクターやアクセサリー等を装着した状態で置台に載置することができる。また撮像装着を置台に載置したまま、コネクターやアクセサリー等を脱着できるので、あたかもクレードルとして使用することができ、さらに普段はコネクターを外しておけば邪魔なケーブルに悩まされなくて済む。
(2)また請求項2に記載の発明によれば、固定手段の固定用凸を移動可能に配設したので、撮像装着の非載置時に該固定用凸部を置台の載置面から突出しない第1の位置とすることができる。これによって撮像装置を置台に載置する際に固定用凸部が撮像装置の載置を妨げたり、撮像装置を傷つけたりすることはない。
(2)また請求項2に記載の発明によれば、固定手段の固定用凸を移動可能に配設したので、撮像装着の非載置時に該固定用凸部を置台の載置面から突出しない第1の位置とすることができる。これによって撮像装置を置台に載置する際に固定用凸部が撮像装置の載置を妨げたり、撮像装置を傷つけたりすることはない。
そして置台に載置した撮像装置を固定する際は、固定用凸部を、置台の載置面から突出する第2の位置に移動させて、撮像装置を置台に固定することができる。これによって置台ごと撮像装置を容易に移動、持ち運びすることができる。
また、コネクターやアクセサリー等を撮像装置に装着したまま置台ごと移動することができるため、移動時に装着物が外れてしまうことはなく、前記装着部位に不要な力が加わらないので、装着部位や装着物を損傷することはない。
(3)また請求項3、4に記載の発明によれば、撮像装置を載置し固定した置台を三脚に取り付けることができる。このため三脚座を付けることができない薄型の撮像装置であっても、三脚に取り付けて使用することができ、撮像装置の使用形態が多様化する。
(3)また請求項3、4に記載の発明によれば、撮像装置を載置し固定した置台を三脚に取り付けることができる。このため三脚座を付けることができない薄型の撮像装置であっても、三脚に取り付けて使用することができ、撮像装置の使用形態が多様化する。
以下、図面を参照しながら本発明を、(1)置台全体の構成、(2)撮像装置の一例としてのデジタルカメラの構成、(3)本実施形態例の作用の順で説明する。尚本発明は以下の実施形態例に限定されるものではない。
(1)置台全体の構成
図1は本実施形態例の置台の正面図、図2は背面図、図3(a)は左側面図、図3(b)は右側面図、図4は平面図、図5は底面図、図6は上方から見た要部分解斜視図、図7は底部側から見た全体分解斜視図、図8は組立完成図である。
(1)置台全体の構成
図1は本実施形態例の置台の正面図、図2は背面図、図3(a)は左側面図、図3(b)は右側面図、図4は平面図、図5は底面図、図6は上方から見た要部分解斜視図、図7は底部側から見た全体分解斜視図、図8は組立完成図である。
これらの図において、置台1は、設置面に平行な略平板状の座部2から所定角度をもって上側にベース部3を延設して成るスタンド4と、該スタンド4上に配設されてデジタルカメラが載置される本体ガイド5と、ベース部3の一端側に設けた段部により本体ガイド5の底面との間で形成される空間に配設された固定部6とで構成されている。
スタンド4の座部2の外周は、図6に示すように直線部11と、この直線部11の両端を楕円状に結んだ曲線部12a,12b,12cとで構成されている。座部2の、直線部11に沿い且つ曲線部12bに若干平行移動した直線に沿う所定幅(デジタルカメラ本体の厚み寸法より大きい幅)の領域、すなわち、直線部11の左側端に連なる曲線部12aと右側端に連なる曲線部12cを結ぶ領域には、座部2に対して曲線部12b側に所定角度傾斜(図3(a),(b))してベース部3が所定高さに延設されている。
ベース部3は、平板状の正面板13aと、背面板13bと、天板13cを有するとともに、座部2の曲線部12a,12c側の各側板13d,13eは正面板13a、背面板13bの各端部間に円弧状に形成されている。
またベース部3の左側端部には所定高さの円筒形状を切り欠いて段部13fが形成されている。したがってベース部3の左側端部には側板13dの上側周縁部に接する段部底面板13gと、前記段部13fに臨み段部底面板13gから立設される段部側面板13hとが形成されている。
段部底面13gには、所定深さの大径孔13iが穿設され、該大径孔13iの底部には大径孔13iよりも小径の小径孔13jが座部2を貫通して穿設されている。
前記天板13cは、前記正面板13a、背面板13b、側板13eおよび段部側面板13hの各上端よりも若干低く配設され、これにより上端周縁部13kが形成されている。
天板13cの中央付近には、互いに所定間隔隔てて2個の挿入孔13L,13Rが座部2の底面付近まで穿設されている。この挿入孔13L,13Rには、後述する突起部31L,31Rが挿入されて図7に示す座部2の底面に設けた挿入孔底板14L,14Rの底面側からねじ20a,20bによってねじ止めするように構成されている。
図7に示す座部2の底面において、挿入孔底板14L,14Rの互いに対向する側の各近傍には、図示省略の三脚のねじが締結される三脚ねじ取付板15を固着するための固定板16L,16Rが形成されている。
この固定板16L,16Rは互いに直交する2枚の細板を有し、その各交点部位にはねじ止め用孔17L,17Rが各々穿設されている。
固定板16L,16Rの前記ベース部3と反対側の端部は、三脚ねじ取付板15を固着できるように、該取付板15の形状に合わせて所定深さ(座部2の底面からベース部3の天板13c側への所定距離)に切り欠かれている。
そしてこの切り欠き後、三脚ねじ取付板15が当接される当接面18L,18Rはベース部3の天板13cと平行な面に形成されている。
三脚ねじ取付板15は、中央側に形成された雌ネジ部15aと、その両サイドに設けられ、中央にねじ穴15hL,15hRを有した固定片15L,15R を備え、雌ネジ部15aは、三脚側の取り付け用雄ネジ(図示省略)と螺合する雌ネジが、端面15bに対し直交して所定深さに設けられている。
そして雌ネジ部15aの端面15bと固定片15L,15Rは、座部2とベース部3のなす傾斜角度と同一角度ずれて形成されている。
このため、固定板16L,16Rの当接面18L,18Rがベース部3の天板13cと平行であっても、三脚ねじ取付板15の固定片15L,15Rを、ねじ20c,20dによってねじ穴15hL,15hRおよびねじ止め用孔17L,17Rを介して締め付け固着すると、三脚ねじ取付板15の端面15bが座部2の底面と平行な面に保持されるものである。これによって三脚側の取り付け用雄ネジを締め付けた際、座部2の底面が、三脚の台上の平面にぴったりフィットする。
尚、座部2およびベース部3は例えば樹脂等で形成され、三脚ねじ取付板15は例えば金属で形成される。
座部2の底面の、ベース3が設けられている領域の略中央には、長方形状の凹部21が形成され、該凹部21には例えばゴム製の長方形状の足22が固設されている。
本体ガイド5は、図6に示すように、ベース部3の天板13cと対向し、載置面30aを平滑に形成した載置板30を有している。この載置板30は、ベース部3の正面板13a、背面板13b、側板13d,13eで囲まれる形状と同一形状の平板で構成され、その底面略中央には前述したベース部3の挿入孔13L,13Rに挿入される2本の突起部31L,31Rが形成されている。
この突起部31L,31Rは、本体ガイド5とベース部3を固定したときに、先端部分が前記図7の挿入孔底板14L,14Rに到達する長さに形成され、該先端部にはねじ止め用孔32L,32Rが各々穿設されている。
これによって本体ガイド5の突起部31L,31Rをスタンド4のベース部3の挿入孔13L,13Rに挿入し、ねじ20a,20bによって、挿入孔底板14L,14Rの孔14hL,14hRおよび突起部31L,31Rのねじ止め用孔32L,32Rを介してねじ締めし、固着がなされる。
載置板30の底面には、図7に示すように、該底面から若干突出させて、ベース部3の上端周縁部13kの形状と同一で且つ若干サイズが小さい周縁部30kが形成されている。
このため突起部31L,31Rを挿入孔13L,13Rに挿入すると、前記突出させた周縁部30kが図6に示すベース部3側の上端周縁部13kに嵌まり込んで、スタンド4と本体ガイド5はぴったりと合体される。
載置板30の左側端の底面には、スタンド4と本体ガイド5の合体時にベース部3の段部13fに臨むように円筒形の円筒凸部30fが形成されている。この円筒凸部30fの形成高さ(軸方向寸法)は周縁部30kの突出高さと同一に形成されており、中心部位には所定径の穴部30hが載置板30を貫通するように穿設されている。
この穴部30hは、後述するデジタルカメラを載置したときに、底面に設けられた固定用凹部がオーバーラップする位置に設けられている。
載置板30の外周には、正面直線部30bと、これに平行な背面直線部30cと、これら直線部30b,30cの各端部を各々曲線で結ぶ曲線部30d,30eとで形成されている。
30mは正面直線部30bに沿って所定高さに形成された正面板であり、略正面の左半分のみ形成し、正面の略右半分は形成していない。30gは背面直線部30cに沿って左、右全面に形成された背面板であり、中央から若干左よりの部位を若干曲げた屈曲部30gaを有している。
本実施形態例では左、右側板のうち、左側板30Lのみを設け、右側板は設けていない。
この左側板30Lは、載置板30の曲線部30dに沿って、円弧状に形成されており、デジタルカメラの厚み方向端部は正面板30m、背面板30gの左側端部に連なって形成されている。
また左側板30Lから穴部30hの方向には、デジタルカメラの載置時に位置規制を行う細板30iが形成されている。
前記段部13fの空間に配設される固定部6は、一端の雄ネジ部33aが前記穴部30hに挿入されるアダプタねじ33と、アダプタねじ33の他端が挿入されるねじ受け部34aを有したつまみ34とを備えている。
雄ネジ部33aが形成された軸体33bの略中央には、該軸体33bよりも大径のフランジ33cが形成され、該フランジ33cのつまみ34側部位の軸体33b外周には、所定幅のスリーブ33d,33eが軸体33bの同一直径線上に形成されている。
つまみ34は、所定高さの円筒体34bと、該円筒体34bの中央をアダプタねじ33側の面から所定深さまで切り欠いて形成された、アダプタねじ33のフランジ33cより若干大径の大径孔部34iと、該大径孔部34iの底部から前記段部底面板13g方向に、円筒体34bの高さよりも長く延設されたねじ受け部34aとを有している。
ねじ受け部34aは、大径孔部34iよりも小径で且つアダプタねじ33の軸体33bより若干大径の小径孔部から34jと、該小径孔部34jの外周であって同一直径線上の部位を切り欠いたスリーブ受け部34d,34eとを有している。
尚スリーブ受け部34d,34eの軸方向寸法はアダプタねじ33のスリーブ33d,33eの軸方向寸法より長ければ良く、本実施形態例では若干長く形成している。
スタンド4と本体ガイド5の合体時には、つまみ34のねじ受け部34aがベース部3側の段部13fの大径孔13iに嵌合し、アダプタねじ33の軸体33bがつまみ34の小径孔部34jに嵌合し、該軸体33bの端部はベース部3の小径孔13jに嵌合し、スリーブ33d,33eがつまみ34のスリーブ受け部34d,34eに嵌合し、フランジ33cが大径孔部34iに嵌合し、アダプタねじ33の雄ネジ部33aが本体ガイド5の穴部30hに嵌合する。
そしてアダプタねじ33はつまみ34の回転に伴って軸方向に移動可能であり、つまみ34も軸方向にに移動できるように構成されている。
またつまみ34の円筒体34bの軸方向に寸法は段部13fの空間高さよりも若干短く形成されている。
(2)デジタルカメラの構成
図9(a),(b)は本発明の撮像装置としてのデジタルカメラ40を第1の主面(正面)側から見た斜視図、図9(c)はデジタルカメラ40を第2の主面(裏面)側から見た斜視図である。
(2)デジタルカメラの構成
図9(a),(b)は本発明の撮像装置としてのデジタルカメラ40を第1の主面(正面)側から見た斜視図、図9(c)はデジタルカメラ40を第2の主面(裏面)側から見た斜視図である。
前記デジタルカメラ40は、偏平な直方体形状の筺体41の第1の主
面42に臨んで撮像レンズ43と、オートフォーカス用の補助光を発光させるためのAFイルミネータ44と、フラッシュ用の発光部45が配置されていて、図9(a)に示す前記撮像レンズ43、AFイルミネータ44、フラッシュ用の発光部45を露出させる位置と、図9(b)に示す前記撮像レンズ43、AFイルミネータ44、フラッシュ用の発光部45を隠蔽する位置の間で移動可能なバリヤ(レンズカバー)46を備えている。
面42に臨んで撮像レンズ43と、オートフォーカス用の補助光を発光させるためのAFイルミネータ44と、フラッシュ用の発光部45が配置されていて、図9(a)に示す前記撮像レンズ43、AFイルミネータ44、フラッシュ用の発光部45を露出させる位置と、図9(b)に示す前記撮像レンズ43、AFイルミネータ44、フラッシュ用の発光部45を隠蔽する位置の間で移動可能なバリヤ(レンズカバー)46を備えている。
また図9(c)に示すように、前記筺体41の前記第1の主面42に対向する第2の主面51には、液晶等の表示部52と、モード切り替えスイッチ53と、メニュー釦54と、コントロール釦55と、画面表示オンオフ釦56と、スピーカー57が設けられている。
また前記第1の主面42と前記第2の主面51を結ぶ第1の端面(上端面)61には、マイクロホン62と、ズーム釦63と、シャッター釦64と、が設けられている。
また前記第1の主面42と前記第2の主面51を結ぶ第2の端面(下端面;底面)65 には、前記筺体41内に設けたメモリーカード等の記録媒体収納部66の開口部を開閉する蓋67が設けられている。
また、前記第1の主面42と前記第2の主面51を結ぶ第3の端面(右側端面)68には、前記筺体41内のバッテリー収納部(図示省略)の開口部を開閉するバッテリー蓋70と、前記バッテリー収納部へのバッテリーの挿入およびバッテリー収納部からバッテリーの抜去を許容するバッテリーリリースレバー71と、前記バッテリー蓋70を開いたときに該バッテリー蓋70が重なるストラップ金具72と、マルチコネクター接続端子73と、電源釦74が設けられている。前記バッテリーリリースレバー71は、前記バッテリー蓋70の側方に配置されている。
80は雌ネジ部(本発明の固定用凹部)であり、前述したアダプタねじ33の雄ネジ部33aと螺合できる寸法に形成されている。
(3)作用
図10はデジタルカメラ40を第1の主面(正面)42を正面に向けて置台1に載置した図を示し、図11はデジタルカメラ40を、マルチコネクター接続端子73にマルチコネクター85を接続、装着した状態で、第2の主面(裏面)51を正面に向けて置台1に載置した図を示している。
(3)作用
図10はデジタルカメラ40を第1の主面(正面)42を正面に向けて置台1に載置した図を示し、図11はデジタルカメラ40を、マルチコネクター接続端子73にマルチコネクター85を接続、装着した状態で、第2の主面(裏面)51を正面に向けて置台1に載置した図を示している。
このようにデジタルカメラ40を表、裏どちらの向きでも置台1に載置することができる。また置台1の本体ガイド5の載置板30には、左側板30Lのみが形成され、右側板は形成されていないので、図11のようにマルチコネクター85を装着したままでも載置することができる。
さらに図12に示すように、デジタルカメラ40とは形状、サイズが異なる(デジタルカメラ40よりも左右方向の寸法が大きい)デジタルカメラ90も置台1に載置することができる。このデジタルカメラ90も前記図10、図11の場合と同様に、表、裏どちらの向きでも置台1に載置することができる。
尚デジタルカメラ40、90を載置するときは、図10〜図12に示すように、左側板30Lから突出した位置規制用の細板30iにカメラ側端部を当接するに限らず、カメラを右側に少しずらして置くこともできる(図示省略)。
前記デジタルカメラ40、90を、置台1の本体ガイド5の載置板30に載置した場合、図6に示す正面板30mと背面板30gによって両主面が確実に保持されるものである。
そしてデジタルカメラ40(90)を置台1に固定する場合は、カメラ側端部を左側板30Lの細板30iに当接させ(これによりデジタルカメラ40の底面65の雌ネジ部80が載置板30の穴部30h上の位置に合致する)、つまみ34を回転させてアダプタねじ33の雄ネジ部33aを雌ネジ部80に螺合させて締め付けを行う。
図13はつまみ34による固定動作を表しており、デジタルカメラ側の固定用凹部である雌ネジ部80と置台1側の固定部6の要部断面を示している。尚図13ではアダプタねじ33のフランジ33cとスリーブ33d,33eの境界線は図示省略している。
まず常時は図13(a)のように、アダプタねじ33のスリーブ33d,33e全体がスリーブ受け部34d,34eに嵌入し、ねじ受け部34aはベース部3の大径孔13iに完全に嵌入している。
そしてこの状態でアダプタねじ33の雄ネジ部33aは、載置板30の穴部30h内に存在するものの、その先端は載置面30aから突出しない位置(第1の位置)に保持される。このため図13(a)のようにデジタルカメラ40を載置面30aに載置する際、載置を妨げたり、デジタルカメラ40の底面を傷付けたりすることはない。
次につまみ34を指で上方に押し当てながら締め付け方向に回転させると、アダプタねじ33の雄ネジ部33aの先端がデジタルカメラ40の雌ネジ部80側に侵入し、雄ネジ部33aと雌ネジ部80が螺合され、雄ネジ部33aの先端が図13(b)の位置まで上昇し締め付け固定が完了する。この状態で指を離さない場合は、つまみ34の円筒体34bの上面が載置板30の円筒凸部30fの端面に当接した状態を維持するが、次につまみ34から指を離すと、つまみ34だけが下方に落下し図13(c)の状態となる。
置台1への固定を解除する場合は指でつまみ34を上方に押し当てて(図13(b))、前記と反対に回転させねじを緩めアダプタねじ33を下方に移動させれば良い(図13(a))。
図14はデジタルカメラを一般の三脚95に取り付けた正面図を示している。本発明では、デジタルカメラ40を、置台1に載置し前記図13の方法で固定し、三脚95の三脚ねじ96を、スタンド4の底面の図7に示す三脚ねじ取付板15の雌ネジ部15aに嵌合し締め付けることによって、容易に取り付けることができる。
したがて従来は三脚に取り付けることができなかった薄型の撮像装置を、マルチコネクター85を装着したままで容易に三脚95に取り付けることができる。
また薄型の撮像装置を三脚に取り付けた状態でマルチコネクター85を脱着することができる。
また前記側壁は本体ガイド5の左側板30Lに限らず右側板のみを設けても良く、その場合は、固定部6および撮像装置の固定用凹部(雌ネジ部80)は底面右側に設けるものである。
尚本発明の固定手段は、アダプタねじ33、つまみ34の代わりに、常時は雄ネジ部の先端が載置面30aから突出しないように保持されるねじを設け、その下端からコインやドライバー等によりねじ締めするように構成しても良い。
また本発明の固定手段は、撮像装置の底面に、雌ネジ部80に代わる孔を穿設しておき、アダプタねじ33、つまみ34の代わりに、先端が前記孔の径よりも小さい径と大きい径の間で伸縮自在に構成された弾性を有した凸部材を、置台1の載置面30aから突出しない第1の位置と突出する第2の位置との間で移動可能に配設するように構成しても良い。
この構成において、撮像装置を置台に固定するときは前記凸部材を前記孔側に押し当てて先端を孔に嵌入せしめ、固定を解除するときは凸部材を孔から引くだけのワンタッチ動作で容易に行うことができ着脱の操作スピードが速められる。
また本発明のいずれか一方の側壁は、前記実施形態例の形状、サイズに限らず他の形状、サイズに構成しても良い。
1…置台、2…座部、3…ベース部、4…スタンド、5…本体ガイド、6…固定部、13f…段部、13i…大径孔、13j…小径孔、15…三脚ねじ取付板、15a…雌ネジ部、30…載置部、30a…載置面、30d,30e…曲線部、30f…円筒凸部、30g…背面板、30ga…屈曲部、30h…穴部、30i…細板、30L…左側板、30m…正面板、33…アダプタねじ、33a…雄ネジ部、33b…軸体、33c…フランジ、33d,33e…スリーブ、34…つまみ、34a…ねじ受け部、34b…円筒体、34d…スリーブ受け部、34i…大径孔部、34j…小径孔部、40、90…デジタルカメラ、42…第1の主面(正面)、43…撮像レンズ、46…バリヤ(レンズカバー)、51…第2の主面(裏面)、52…表示部、67…蓋、70…バッテリー蓋、71…バッテリ−リリースレバー、72…ストラップ金具、73…マルチコネクター接続端子、80…雌ネジ部、85…マルチコネクター、95…三脚、96…三脚ねじ。
Claims (4)
- 偏平な直方体形状の撮像装置を載置する置台であって、左右側壁のうちいずれか一方の側壁のみが形成されていることを特徴とする撮像装置の置台。
- 前記撮像装置の底面には固定用凹部が設けられ、前記置台の載置面から突出しない第1の位置と該載置面から突出する第2の位置との間で移動可能に配設された固定用凸部を有し、前記撮像装置を置台に固定する固定手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置の置台。
- 前記置台には三脚を取り付ける取付部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置の置台。
- 前記置台には三脚を取り付ける取付部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置の置台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004379988A JP2006184733A (ja) | 2004-12-28 | 2004-12-28 | 撮像装置の置台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004379988A JP2006184733A (ja) | 2004-12-28 | 2004-12-28 | 撮像装置の置台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006184733A true JP2006184733A (ja) | 2006-07-13 |
Family
ID=36737876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004379988A Pending JP2006184733A (ja) | 2004-12-28 | 2004-12-28 | 撮像装置の置台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006184733A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008033001A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Nikon Vision Co Ltd | カメラブラケット |
JP2010277104A (ja) * | 2010-07-16 | 2010-12-09 | Nikon Vision Co Ltd | カメラブラケット |
-
2004
- 2004-12-28 JP JP2004379988A patent/JP2006184733A/ja active Pending
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