JP2006184392A - 楽音制御装置および楽音制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 音楽に慣れ親しみ易く新たな楽しみを創出する楽音制御装置を実現する。
【解決手段】 表示部3の表示画面上で移動するマウスポインタの位置に応じて和音が選択され、この時にAボタンをオン操作すると、選択された和音が発音され、発音中にマウスポインタの位置(pointX,pointY)に応じて音量および音像が制御される。Aボタンをオフ操作すると、発音中の和音が消音される。こうした楽音発生形態と同時に、マウスポインタのポインティング位置に対応したオブジェクト画像が描画され、そのポインティング位置を維持しておくと、描画位置がランダムに経時変化して画像に動きを与える。つまり、ポインティング操作に応じて楽音発生形態と画像表示形態とを同時に制御するため、音楽に慣れ親しみ易くするような新たな楽しみを創出し得るようになる。
【選択図】 図6
【解決手段】 表示部3の表示画面上で移動するマウスポインタの位置に応じて和音が選択され、この時にAボタンをオン操作すると、選択された和音が発音され、発音中にマウスポインタの位置(pointX,pointY)に応じて音量および音像が制御される。Aボタンをオフ操作すると、発音中の和音が消音される。こうした楽音発生形態と同時に、マウスポインタのポインティング位置に対応したオブジェクト画像が描画され、そのポインティング位置を維持しておくと、描画位置がランダムに経時変化して画像に動きを与える。つまり、ポインティング操作に応じて楽音発生形態と画像表示形態とを同時に制御するため、音楽に慣れ親しみ易くするような新たな楽しみを創出し得るようになる。
【選択図】 図6
Description
本発明は、例えばパーソナルコンピュータを用いたDTM装置に用いて好適な楽音制御装置および楽音制御プログラムに関する。
マウス等のポインティングデバイスを用いて発生する楽音を制御する技術が知られている。例えば特許文献1には、ポインティングデバイスの操作で生じる二次元の位置情報に応じて、発生させる楽音の特性(音高、音量、音色および効果)を変化させ、従来の演奏操作子の操作よりも音の特性を変化させるための操作性を向上させて演奏表現の幅を広げる技術が開示されている。
ところで、上記特許文献1に開示の技術は、音楽的素養をある程度備えたユーザを前提としており、そうしたユーザならば、ポインティング操作に対応する楽音の変化を予測できるから演奏表現の幅が広がるようになる。しかしながら、例えば幼児向けの音楽教習玩具のように、音楽に慣れ親しむことを目的とした場合には不向きとなり、例えば感覚的な操作に応じて発音形態や画像表示形態を変化させることで音楽に慣れ親しみ易くするような新たな楽しみを創出することが出来ないという問題がある。
そこで本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、音楽に慣れ親しみ易くするような新たな楽しみを創出することができる楽音制御装置および楽音制御プログラムを提供することを目的としている。
そこで本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、音楽に慣れ親しみ易くするような新たな楽しみを創出することができる楽音制御装置および楽音制御プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、オンオフ操作に対応したスイッチ信号を出力すると共に、移動操作に応じた2次元位置データを発生する操作信号発生手段と、前記操作信号発生手段により生成される2次元位置データに対応して選択される楽音を、前記操作信号発生手段から出力されるスイッチ信号に応じて発音又は消音する楽音発生手段と、前記楽音発生手段が発音する楽音の発音形態を、前記操作信号発生手段により生成される2次元位置データに応じて制御する発音形態制御手段と、前記操作信号発生手段により生成される2次元位置データに対応して選択される画像を画面表示する一方、継続的に選択されて画面表示される画像の表示形態を経時変化させる表示制御手段とを具備することを特徴とする。
請求項2に記載の発明では、オンオフ操作に対応したスイッチ信号を出力すると共に、移動操作に応じた2次元位置データを発生する操作信号発生手段と、前記操作信号発生手段により生成される2次元位置データに対応して選択される種類の和音を、前記操作信号発生手段から出力されるスイッチ信号に応じて発音又は消音する楽音発生手段と、前記楽音発生手段が発音する和音の音量および音像を、前記操作信号発生手段により生成される2次元位置データに応じて制御する発音形態制御手段と、前記操作信号発生手段により生成される2次元位置データに対応して選択される画像を画面表示する一方、継続的に選択されて画面表示される画像の表示位置をランダムに経時変化させる表示制御手段とを具備することを特徴とする。
請求項3に記載の発明では、オンオフ操作に対応した第1および第2のスイッチ信号を出力すると共に、移動操作に応じた2次元位置データを発生する操作信号発生手段と、前記操作信号発生手段により生成される2次元位置データに対応して選択される種類の和音を、前記操作信号発生手段から出力される第1のスイッチ信号に応じて発音又は消音する第1の楽音発生手段と、前記操作信号発生手段から出力される第2のスイッチ信号に応じて伴奏音を発音又は消音する第2の楽音発生手段と、前記第1の楽音発生手段が発音する和音の音量および音像を、前記操作信号発生手段が発生する2次元位置データに応じて制御する発音形態制御手段と、前記操作信号発生手段が発生する2次元位置データに対応して選択される画像を画面表示する一方、継続的に選択されて画面表示される画像の表示位置をランダムに経時変化させる表示制御手段とを具備することを特徴とする。
請求項4に記載の発明では、オンオフ操作に対応したスイッチ信号を出力すると共に、移動操作に応じた2次元位置データを発生する操作信号発生手段と、前記操作信号発生手段により生成される2次元位置データに対応して選択される種類の和音の構成音を、前記操作信号発生手段から出力されるスイッチ信号に応じてアルペジオ発音又は消音する楽音発生手段と、前記楽音発生手段によりアルペジオ発音される和音構成音の音像を制御する発音形態制御手段と、前記操作信号発生手段により生成される2次元位置データに対応して選択される画像を画面表示する一方、継続的に選択されて画面表示される画像の表示位置をランダムに経時変化させる表示制御手段とを具備することを特徴とする。
請求項5に記載の発明では、オンオフ操作に対応したスイッチ信号を出力すると共に、移動操作に応じた2次元位置データを発生する操作信号発生手段と、前記操作信号発生手段により生成される2次元位置データに対応して選択される楽音を、前記操作信号発生手段から出力されるスイッチ信号に応じて発音又は消音する楽音発生手段と、前記楽音発生手段が発音する楽音の発音形態を、前記操作信号発生手段により生成される2次元位置データに応じて制御する発音形態制御手段と、前記操作信号発生手段により生成される2次元位置データに対応して選択される画像を画面表示する一方、継続的に選択されて画面表示される画像の表示形態を経時変化させる表示制御手段と、前記操作信号発生手段がオン操作に対応したスイッチ信号を出力した時に、2次元位置データに対応して選択される画像を指定する画像指定手段と、前記操作信号発生手段がオン操作に対応したスイッチ信号を出力しながら、2次元位置データを発生する場合に、前記画像指定手段により指定された画像を当該2次元位置データに対応させて移動表示する移動表示手段とを具備することを特徴とする。
請求項6に記載の発明では、オンオフ操作に対応したスイッチ信号を出力すると共に、移動操作に応じた2次元位置データを発生する操作信号発生処理と、前記操作信号発生処理により生成される2次元位置データに対応して選択される楽音を、前記操作信号発生処理が出力するスイッチ信号に応じて発音又は消音する楽音発生処理と、前記楽音発生処理により発音される楽音の発音形態を、前記操作信号発生処理にて生成される2次元位置データに応じて制御する発音形態制御処理と、前記操作信号発生処理により生成される2次元位置データに対応して選択される画像を画面表示する一方、継続的に選択されて画面表示される画像の表示形態を経時変化させる表示制御処理とをコンピュータで実行させることを特徴とする。
請求項7に記載の発明では、オンオフ操作に対応したスイッチ信号を出力すると共に、移動操作に応じた2次元位置データを発生する操作信号発生処理と、前記操作信号発生処理により生成される2次元位置データに対応して選択される種類の和音を、前記操作信号発生処理が出力するスイッチ信号に応じて発音又は消音する楽音発生処理と、前記楽音発生処理により発音される和音の音量および音像を、前記操作信号発生処理により生成される2次元位置データに応じて制御する発音形態制御処理と、前記操作信号発生処理により生成される2次元位置データに対応して選択される画像を画面表示する一方、継続的に選択されて画面表示される画像の表示位置をランダムに経時変化させる表示制御処理とをコンピュータで実行させることを特徴とする。
請求項8に記載の発明では、オンオフ操作に対応した第1および第2のスイッチ信号を出力すると共に、移動操作に応じた2次元位置データを発生する操作信号発生処理と、前記操作信号発生処理により生成される2次元位置データに対応して選択される種類の和音を、前記操作信号発生処理が出力する第1のスイッチ信号に応じて発音又は消音する第1の楽音発生処理と、前記操作信号発生処理が出力する第2のスイッチ信号に応じて伴奏音を発音又は消音する第2の楽音発生処理と、前記第1の楽音発生処理により発音される和音の音量および音像を、前記操作信号発生処理が発生する2次元位置データに応じて制御する発音形態制御処理と、前記操作信号発生処理が発生する2次元位置データに対応して選択される画像を画面表示する一方、継続的に選択されて画面表示される画像の表示位置をランダムに経時変化させる表示制御処理とをコンピュータで実行させることを特徴とする。
請求項9に記載の発明では、オンオフ操作に対応したスイッチ信号を出力すると共に、移動操作に応じた2次元位置データを発生する操作信号発生処理と、前記操作信号発生処理により生成される2次元位置データに対応して選択される種類の和音の構成音を、前記操作信号発生処理が出力するスイッチ信号に応じてアルペジオ発音又は消音する楽音発生処理と、前記楽音発生処理によりアルペジオ発音される和音構成音の音像を制御する発音形態制御処理と、前記操作信号発生処理により生成される2次元位置データに対応して選択される画像を画面表示する一方、継続的に選択されて画面表示される画像の表示位置をランダムに経時変化させる表示制御処理とをコンピュータで実行させることを特徴とする。
請求項10に記載の発明では、オンオフ操作に対応したスイッチ信号を出力すると共に、移動操作に応じた2次元位置データを発生する操作信号発生処理と、前記操作信号発生処理により生成される2次元位置データに対応して選択される楽音を、前記操作信号発生処理が出力するスイッチ信号に応じて発音又は消音する楽音発生処理と、前記楽音発生処理により発音される楽音の発音形態を、前記操作信号発生処理により生成される2次元位置データに応じて制御する発音形態制御処理と、前記操作信号発生処理により生成される2次元位置データに対応して選択される画像を画面表示する一方、継続的に選択されて画面表示される画像の表示形態を経時変化させる表示制御処理と、前記操作信号発生処理がオン操作に対応したスイッチ信号を出力した時に、2次元位置データに対応して選択される画像を指定する画像指定処理と、前記操作信号発生処理がオン操作に対応したスイッチ信号を出力しながら、2次元位置データを発生する場合に、前記画像指定処理により指定された画像を当該2次元位置データに対応させて移動表示する移動表示処理とをコンピュータで実行させることを特徴とする。
請求項1、6に記載の発明によれば、オンオフ操作に対応したスイッチ信号を出力すると共に、移動操作に応じた2次元位置データを発生すると、この2次元位置データに対応して選択される楽音をスイッチ信号に応じて発音又は消音させたり、発音する楽音の発音形態を2次元位置データに応じて制御する他、2次元位置データに対応して選択される画像を画面表示する一方、継続的に選択されて画面表示される画像の表示形態を経時変化させるので、音楽に慣れ親しみ易くするような新たな楽しみを創出することができる。
請求項2、7に記載の発明によれば、オンオフ操作に対応したスイッチ信号を出力すると共に、移動操作に応じた2次元位置データを発生すると、この2次元位置データに対応して選択される種類の和音をスイッチ信号に応じて発音又は消音したり、発音する和音の音量および音像を2次元位置データに応じて制御する他、2次元位置データに対応して選択される画像を画面表示する一方、継続的に選択されて画面表示される画像の表示位置をランダムに経時変化させるので、音楽に慣れ親しみ易くするような新たな楽しみを創出することができる。
請求項3、8に記載の発明によれば、オンオフ操作に対応した第1および第2のスイッチ信号を出力すると共に、移動操作に応じた2次元位置データを発生すると、この2次元位置データに対応して選択される種類の和音を第1のスイッチ信号に応じて発音又は消音したり、第2のスイッチ信号に応じて伴奏音を発音又は消音させ、さらに発音する和音の音量および音像を2次元位置データに応じて制御する他、2次元位置データに対応して選択される画像を画面表示する一方、継続的に選択されて画面表示される画像の表示位置をランダムに経時変化させるので、音楽に慣れ親しみ易くするような新たな楽しみを創出することができる。
請求項4、9に記載の発明によれば、オンオフ操作に対応したスイッチ信号を出力すると共に、移動操作に応じた2次元位置データを発生すると、この2次元位置データに対応して選択される種類の和音の構成音をスイッチ信号に応じてアルペジオ発音又は消音したり、アルペジオ発音される和音構成音の音像を制御する他、2次元位置データに対応して選択される画像を画面表示する一方、継続的に選択されて画面表示される画像の表示位置をランダムに経時変化させるので、音楽に慣れ親しみ易くするような新たな楽しみを創出することができる。
請求項5、10に記載の発明によれば、オンオフ操作に対応したスイッチ信号を出力すると共に、移動操作に応じた2次元位置データを発生すると、この2次元位置データに対応して選択される楽音をスイッチ信号に応じて発音又は消音したり、発音する楽音の発音形態を2次元位置データに応じて制御する他、2次元位置データに対応して選択される画像を画面表示する一方、継続的に選択されて画面表示される画像の表示形態を経時変化させる。さらに、オン操作に対応したスイッチ信号を出力した時に、2次元位置データに対応して選択される画像を指定すると、オン操作に対応したスイッチ信号を出力しながら、2次元位置データを発生する場合に、その指定された画像が当該2次元位置データに対応させて移動表示されるので、音楽に慣れ親しみ易くするような新たな楽しみを創出することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
A.構成
(1)全体構成
図1は、本発明の第1実施形態による楽音制御装置の全体構成を示すブロック図である。この図において、マウス1はポインティング操作に応じた2次元の位置データ(pointX,pointY)を発生する他、操作子本体部に設けられるAボタンおよびBボタンの操作に対応したスイッチイベントを出力する。
スイッチ部2は、発生する楽音の音色を設定する音色スイッチや伴奏パターンを選択するパターン選択スイッチ等の各種操作スイッチの他、「開始指示」、「終了指示」および「発音制御指示」を発生する実行キーを備え、操作されるスイッチ種に対応したスイッチイベントを発生する。表示部3は、後述のCPU5から供給される表示制御信号に応じて、例えばカメラ部4によって撮像された画像を画面表示する。カメラ部4は、被写体を撮像してなる画像データを発生する。カメラ部4が発生する画像データは、RAM7の画像データエリアに格納される。
[第1実施形態]
A.構成
(1)全体構成
図1は、本発明の第1実施形態による楽音制御装置の全体構成を示すブロック図である。この図において、マウス1はポインティング操作に応じた2次元の位置データ(pointX,pointY)を発生する他、操作子本体部に設けられるAボタンおよびBボタンの操作に対応したスイッチイベントを出力する。
スイッチ部2は、発生する楽音の音色を設定する音色スイッチや伴奏パターンを選択するパターン選択スイッチ等の各種操作スイッチの他、「開始指示」、「終了指示」および「発音制御指示」を発生する実行キーを備え、操作されるスイッチ種に対応したスイッチイベントを発生する。表示部3は、後述のCPU5から供給される表示制御信号に応じて、例えばカメラ部4によって撮像された画像を画面表示する。カメラ部4は、被写体を撮像してなる画像データを発生する。カメラ部4が発生する画像データは、RAM7の画像データエリアに格納される。
CPU5は、MIDIインタフェース8を介して外部MIDI装置(例えば電子楽器など)から供給されるMIDIデータに基づき後述する和音データpitや伴奏パターンapatを生成してRAM7のデータエリアに格納したり、後述するメインルーチンを実行して、マウス1のポインティング操作に従って発生楽音形態や表示部3に画面表示される画像表示形態を変化させて音楽に慣れ親しみ易くするような新たな楽しみを演出する動作を実現する。こうした動作については追って詳述する。
ROM6は、CPU5にロードされる各種制御プログラムを記憶する。各種制御プログラムとは、後述するメインルーチン、発音制御変数生成処理、和音発音処理、伴奏発音処理およびアルペジェータ処理を含む。
RAM7は、各種レジスタ・フラグデータを格納するワークエリア、和音データpitや伴奏パターンapatを格納するデータエリアおよびカメラ部4が発生する画像データを格納する画像データエリアを備える。RAM7に格納される和音データpit、伴奏パターンapatおよび画像データの内容については追って述べる。
RAM7は、各種レジスタ・フラグデータを格納するワークエリア、和音データpitや伴奏パターンapatを格納するデータエリアおよびカメラ部4が発生する画像データを格納する画像データエリアを備える。RAM7に格納される和音データpit、伴奏パターンapatおよび画像データの内容については追って述べる。
(2)データ構成
次に、図2〜図4を参照してRAM7のデータエリアに格納される和音データpitおよび伴奏パターンapatの構成について説明した後、図4を参照してRAM7の画像データエリアに格納される画像について説明する。
図2は和音データpitの構成を示す図である。和音データpitは、図2(a)に図示する通り、pit[n][m]で表される。つまり、ポインタnで指定される和音における構成音の音高がポインタmで指定されるようになっている。図2(b)は、和音データpit[n][m]の一例を図示しており、例えば「Dm」の和音データpit[0][0]〜[0][6]は、MIDIデータで表される音高「53(F3音)」、「57(A3音)」、「64(E4音)」、「67(G4音)」、「72(C5音)」および「76(E5音)」から構成される。
次に、図2〜図4を参照してRAM7のデータエリアに格納される和音データpitおよび伴奏パターンapatの構成について説明した後、図4を参照してRAM7の画像データエリアに格納される画像について説明する。
図2は和音データpitの構成を示す図である。和音データpitは、図2(a)に図示する通り、pit[n][m]で表される。つまり、ポインタnで指定される和音における構成音の音高がポインタmで指定されるようになっている。図2(b)は、和音データpit[n][m]の一例を図示しており、例えば「Dm」の和音データpit[0][0]〜[0][6]は、MIDIデータで表される音高「53(F3音)」、「57(A3音)」、「64(E4音)」、「67(G4音)」、「72(C5音)」および「76(E5音)」から構成される。
図3は伴奏パターンapatの構成を示す図である。伴奏パターンapatは、ヘッダおよびパターンデータに大別される。ヘッダは、パターン音数apat.iANN、分解能apat.iResolution、拍子apat.iBeatおよびパターン長apat.iLenを備える。パターンデータは、絶対時間方式で表現される発音時間anote.lTimeおよび音高anote.ulDatから形成される音データapat.anote[0]〜[n]を有する。音データapat.anote[0]〜[n]は、小節単位に区切られている。
図4は、RAM7の画像データエリアに格納されるオブジェクト画像(アニメーション画像)の一例である。カメラ部4によって撮像した画像は、例えばモーフィング等の画像変形を施してなる静止画像を複数生成しておき、図4(a)(b)に示すような動きを表すアニメーション画像としてRAM7の画像データエリアに複数種類登録される。各種アニメーション画像には、表示部3の表示画面における描画位置が付与され、後述するように、マウス1のカーソルがポインティングしている位置に対応するアニメーション画像を発生楽音の変化に対応させて表示変化させ、音楽に慣れ親しみ易くするような新たな楽しみを演出するようになっている。
B.動作
次に、図5〜図11を参照して第1実施形態の動作について説明する。以下では、最初にメインルーチンの動作を説明した後、メインルーチンからコールされる発音制御変数生成処理、和音発音処理および描画処理の各動作を述べる。
次に、図5〜図11を参照して第1実施形態の動作について説明する。以下では、最初にメインルーチンの動作を説明した後、メインルーチンからコールされる発音制御変数生成処理、和音発音処理および描画処理の各動作を述べる。
(1)メインルーチンの動作
上記構成による楽音制御装置のパワーオンに応じて、CPU5は図5に示すメインルーチンを実行してステップSA1に処理を進め、RAM7のワークエリアに格納される各種レジスタやフラグ類をリセットしたり初期値をセットするイニシャライズを行う。そして、イニシャライズ完了後、ステップSA2に進み、スイッチ部2に配設される実行キー操作が行われるまで待機する。「開始指示」、「終了指示」および「発音制御指示」のいずれかを指示する実行キー操作が行われると、ステップSA2の判断結果が「YES」になり、ステップSA3〜SA4において「開始指示」、「終了指示」および「発音制御指示」のいずれが指示されたかを判断する。
上記構成による楽音制御装置のパワーオンに応じて、CPU5は図5に示すメインルーチンを実行してステップSA1に処理を進め、RAM7のワークエリアに格納される各種レジスタやフラグ類をリセットしたり初期値をセットするイニシャライズを行う。そして、イニシャライズ完了後、ステップSA2に進み、スイッチ部2に配設される実行キー操作が行われるまで待機する。「開始指示」、「終了指示」および「発音制御指示」のいずれかを指示する実行キー操作が行われると、ステップSA2の判断結果が「YES」になり、ステップSA3〜SA4において「開始指示」、「終了指示」および「発音制御指示」のいずれが指示されたかを判断する。
「開始指示」が行われた場合には、ステップSA3の判断結果が「YES」になり、ステップSA6〜SA7にてフラグiNowplay、フラグiNowDrum、フラグiOnDrawにそれぞれ「1」をセットする。なお、フラグiNowplayは後述する和音発音処理を実行させるか否かを表すフラグであり、「0」の場合に停止を指示し、「1」の場合に実行を指示する。フラグiNowDrumは後述する伴奏発音処理を実行させるか否かを表すフラグであり、「0」の場合に停止を指示し、「1」の場合に実行を指示する。フラグiOnDrawは後述する描画処理を起動させるか否かを表すフラグであり、「0」の場合に停止を指示し、「1」の場合に実行を指示する。したがって、ステップSA6〜SA7では、ユーザの「開始指示」に応じて、後述の「和音発音処理」、「伴奏発音処理」および「描画処理」の起動を指示した後、上述のステップSA2に処理を戻す。
「終了指示」が行われた場合には、ステップSA4の判断結果が「YES」になり、ステップSA8〜SA9にてフラグiNowplay、フラグiNowDrum、フラグiOnDrawにそれぞれ「0」をセットして、後述の「和音発音処理」、「伴奏発音処理」および「描画処理」の停止を指示した後、上述のステップSA2に処理を戻す。
「発音制御指示」が行われた場合には、ステップSA5の判断結果が「YES」になり、ステップSA10を介して後述する発音制御変数生成処理(図6参照)を実行した後、上述のステップSA2に処理を戻す。以後、電源パワーオフされる迄、上述した動作を繰り返す。
「発音制御指示」が行われた場合には、ステップSA5の判断結果が「YES」になり、ステップSA10を介して後述する発音制御変数生成処理(図6参照)を実行した後、上述のステップSA2に処理を戻す。以後、電源パワーオフされる迄、上述した動作を繰り返す。
(2)発音制御変数生成処理の動作
次に、図6を参照して発音制御変数生成処理の動作を説明する。上述したステップSA10(図5参照)を介して本処理が実行されると、CPU5は図6に示すステップSB1に進む。ステップSB1〜SB10では、マウスポインタ(カーソル)移動、Aボタンのオンオフ状態、Bボタンのオンオフ状態を判別し、その状態判別に応じたパラメータ設定が行われる。以下、マウスポインタ移動中の場合、Aボタンがオンされた場合、Aボタンがオフされた場合、Bボタンがオンされた場合およびBボタンがオフされた場合に分けて動作説明を進める。
次に、図6を参照して発音制御変数生成処理の動作を説明する。上述したステップSA10(図5参照)を介して本処理が実行されると、CPU5は図6に示すステップSB1に進む。ステップSB1〜SB10では、マウスポインタ(カーソル)移動、Aボタンのオンオフ状態、Bボタンのオンオフ状態を判別し、その状態判別に応じたパラメータ設定が行われる。以下、マウスポインタ移動中の場合、Aボタンがオンされた場合、Aボタンがオフされた場合、Bボタンがオンされた場合およびBボタンがオフされた場合に分けて動作説明を進める。
<マウスポインタ移動中の場合>
この場合、ステップSB1の判断結果が「YES」となり、ステップSB6に進む。ステップSB6では、ポインティング操作に応じてマウス1が発生する位置データ(pointX,pointY)に基づき、位置データpointXを「200」で除算してなる値をレジスタiParam1に、位置データpointYをレジスタiParam2に、位置データpointXをレジスタiParam3にそれぞれストアすると共に、フラグiOnDragに「1」をセットして本処理を終える。なお、フラグiOnDragは、マウスポインタが移動しているか否かを表すフラグであり、「1」の場合に移動を表し、「0」の場合に停止を表す。
この場合、ステップSB1の判断結果が「YES」となり、ステップSB6に進む。ステップSB6では、ポインティング操作に応じてマウス1が発生する位置データ(pointX,pointY)に基づき、位置データpointXを「200」で除算してなる値をレジスタiParam1に、位置データpointYをレジスタiParam2に、位置データpointXをレジスタiParam3にそれぞれストアすると共に、フラグiOnDragに「1」をセットして本処理を終える。なお、フラグiOnDragは、マウスポインタが移動しているか否かを表すフラグであり、「1」の場合に移動を表し、「0」の場合に停止を表す。
<Aボタンがオンされた場合>
この場合、ステップSB2の判断結果が「YES」になり、ステップSB7に進み、フラグiFlag1に「2」をセットする。フラグiFlag1は、和音の発音を指示する場合に「2」、和音の消音を指示する場合に「1」となるフラグである。したがって、Aボタンがオンされた場合には、和音の発音が指示される。
この場合、ステップSB2の判断結果が「YES」になり、ステップSB7に進み、フラグiFlag1に「2」をセットする。フラグiFlag1は、和音の発音を指示する場合に「2」、和音の消音を指示する場合に「1」となるフラグである。したがって、Aボタンがオンされた場合には、和音の発音が指示される。
<Aボタンがオフされた場合>
この場合、ステップSB3の判断結果が「YES」になり、ステップSB8に進み、フラグiFlag1に「1」をセットする。したがって、Aボタンがオフされた場合には、和音の消音が指示される。
この場合、ステップSB3の判断結果が「YES」になり、ステップSB8に進み、フラグiFlag1に「1」をセットする。したがって、Aボタンがオフされた場合には、和音の消音が指示される。
<Bボタンがオンされた場合>
この場合、ステップSB4の判断結果が「YES」になり、ステップSB9に進み、フラグiNowDrumOnに「1」をセットする。フラグiNowDrumOnは、伴奏音の発音を指示する場合に「1」、伴奏音の消音を指示する場合に「0」となるフラグである。したがって、Bボタンがオンされた場合には、伴奏音の発音が指示される。
この場合、ステップSB4の判断結果が「YES」になり、ステップSB9に進み、フラグiNowDrumOnに「1」をセットする。フラグiNowDrumOnは、伴奏音の発音を指示する場合に「1」、伴奏音の消音を指示する場合に「0」となるフラグである。したがって、Bボタンがオンされた場合には、伴奏音の発音が指示される。
<Bボタンがオフされた場合>
この場合、ステップSB5の判断結果が「YES」になり、ステップSB10に進み、フラグiNowDrumOnに「0」をセットする。したがって、Bボタンがオフされた場合には、伴奏音の消音が指示される。
この場合、ステップSB5の判断結果が「YES」になり、ステップSB10に進み、フラグiNowDrumOnに「0」をセットする。したがって、Bボタンがオフされた場合には、伴奏音の消音が指示される。
(3)和音発音処理の動作
次に、図7〜図9を参照して和音発音処理の動作を説明する。和音発音処理は、タイマ割込みにて所定周期毎に起動される。起動タイミングになると、CPU5は図7に図示するステップSC1に処理を進め、スイッチ部2の音色スイッチの設定内容に基づき音色セットする。なお、ここで言う音色セットとは、楽音形成に用いる波形データの種類を決める処理操作を指す。
次いで、ステップSC2では、フラグiNowPlayが「1」、つまり前述した「開始指示」の有無を判断する。「開始指示」が行われず、フラグiNowPlayが「0」であると、判断結果は「NO」になり、何も行わずに本処理を完了させる。
次に、図7〜図9を参照して和音発音処理の動作を説明する。和音発音処理は、タイマ割込みにて所定周期毎に起動される。起動タイミングになると、CPU5は図7に図示するステップSC1に処理を進め、スイッチ部2の音色スイッチの設定内容に基づき音色セットする。なお、ここで言う音色セットとは、楽音形成に用いる波形データの種類を決める処理操作を指す。
次いで、ステップSC2では、フラグiNowPlayが「1」、つまり前述した「開始指示」の有無を判断する。「開始指示」が行われず、フラグiNowPlayが「0」であると、判断結果は「NO」になり、何も行わずに本処理を完了させる。
一方、「開始指示」に応じてフラグiNowPlayが「1」になると、判断結果が「YES」になり、ステップSC3に進む。ステップSC3では、レジスタiParam1に格納される値を和音数iNで除した剰余(mod iN)を算出し、その剰余値を和音番号としてレジスタiiにストアする。つまり、マウスポインタの位置に対応した和音番号iiを発生する。そして、ステップSC4以降では、和音発音状態および発音制御変数に応じて和音発音、和音消音および発音態様制御を実行する。
すなわち、最初にステップSC4において、フラグiFlag1が「2」であって、かつレジスタiPadの値が「−1」であるか否か、つまり未発音状態でAボタンがオン操作されて和音発音が指示されたかどうかを判断する。次に、図8に図示するステップSC10において、フラグiFlag1が「1」であって、かつレジスタiPadの値が「0」以上であるか否か、つまり発音状態でAボタンがオフ操作されて和音消音が指示されたかどうかを判断する。さらに、図9に図示するステップSC16において、レジスタiPadの値が「0」以上であるか否か、つまり発音中あるかどうかを判断する。以下、ステップSC4、ステップSC10およびステップSC16の各判断条件に該当する場合に分けて動作説明を進める。
<未発音状態で和音発音が指示された場合>
未発音状態でAボタンがオン操作されて和音発音が指示されると、図7に図示するステップSC4の判断結果が「YES」になり、ステップSC5に進む。ステップSC5では、ポインタiに「1」をセットする。次いで、ステップSC6では、ポインタiが和音構成音の数iWaonNより小さいか否かを判断する。ポインタiが和音構成音の数iWaonNを超えていなければ、判断結果は「YES」になり、ステップSC7に進む。
未発音状態でAボタンがオン操作されて和音発音が指示されると、図7に図示するステップSC4の判断結果が「YES」になり、ステップSC5に進む。ステップSC5では、ポインタiに「1」をセットする。次いで、ステップSC6では、ポインタiが和音構成音の数iWaonNより小さいか否かを判断する。ポインタiが和音構成音の数iWaonNを超えていなければ、判断結果は「YES」になり、ステップSC7に進む。
ステップSC7では、和音番号iiで指定される和音データpit[ii]中でポインタiが指定する和音データpit[ii][i](和音構成音の音高)をRAM7のデータエリア(図2参照)から読み出してレジスタpにストアすると共に、レジスタchにポインタiをストアし、さらにレジスタvに音量値「110」をセットする。そして、レジスタpにストアされた音高の楽音を、レジスタchで指定される発音チャンネルからレジスタvの音量値で発音させる。
次いで、ステップSC8では、ポインタiをインクリメントして歩進させて上記ステップSC6に処理を戻す。以後、ステップSC6〜SC8を繰り返し、和音構成音の数iWaonNを超えるまでポインタiを歩進させながら、和音番号iiで指定される和音データpit[ii]中の和音構成音をRAM7から読み出して和音発音を行う。こうして、和音番号iiで指定される和音の各構成音を発音し終えると、ステップSC6の判断結果が「NO」になり、ステップSC9に進み、フラグiFlag1をゼロリセットすると共に、レジスタiPad1に和音番号iiをストアした後、図8に図示するステップSC10に処理を進める。
<発音状態で和音消音が指示された場合>
発音状態でAボタンがオフ操作されて和音消音が指示されると、図8に図示するステップSC10の判断結果が「YES」になり、ステップSC11に進む。ステップSC11では、ポインタiに「1」をセットする。次いで、ステップSC12では、ポインタiが和音構成音の数iWaonNより小さいか否かを判断する。ポインタiが和音構成音の数iWaonNを超えていなければ、判断結果は「YES」になり、ステップSC13に進む。ステップSC13では、レジスタiPad1に格納される和音番号ii、つまり発音状態にある和音データpit[iPad1]中でポインタiが指定する和音データpit[iPad1][i](和音構成音の音高)をレジスタpにストアすると共に、レジスタchにポインタiをストアし、そして、レジスタpにストアされた音高の楽音を、レジスタchで指定される発音チャンネルから消音させる。
発音状態でAボタンがオフ操作されて和音消音が指示されると、図8に図示するステップSC10の判断結果が「YES」になり、ステップSC11に進む。ステップSC11では、ポインタiに「1」をセットする。次いで、ステップSC12では、ポインタiが和音構成音の数iWaonNより小さいか否かを判断する。ポインタiが和音構成音の数iWaonNを超えていなければ、判断結果は「YES」になり、ステップSC13に進む。ステップSC13では、レジスタiPad1に格納される和音番号ii、つまり発音状態にある和音データpit[iPad1]中でポインタiが指定する和音データpit[iPad1][i](和音構成音の音高)をレジスタpにストアすると共に、レジスタchにポインタiをストアし、そして、レジスタpにストアされた音高の楽音を、レジスタchで指定される発音チャンネルから消音させる。
次いで、ステップSC14では、ポインタiをインクリメントして歩進させて上記ステップSC12に処理を戻す。以後、ステップSC12〜SC14を繰り返し、和音構成音の数iWaonNを超えるまでポインタiを歩進させながら、発音状態にある和音データpit[iPad1]中の和音構成音を順次消音させる。そして、消音し終えると、ステップSC12の判断結果が「NO」になり、ステップSC15に進み、フラグiFlag1をゼロリセットすると共に、レジスタiPad1に消音状態を表す値「−1」をストアした後、図9に図示するステップSC16に処理を進める。
<発音中の場合>
Aボタンのオン操作に応じて和音発音状態になると、図9に図示するステップSC16の判断結果が「YES」になり、ステップSC17に進む。ステップSC17では、ポインタiに「1」をセットする。次いで、ステップSC18では、ポインタiが和音構成音の数iWaonNより小さいか否かを判断する。ポインタiが和音構成音の数iWaonNを超えていなければ、判断結果は「YES」になり、ステップSC19に進む。ステップSC19では、レジスタiParam2に格納される位置データpointYに応じて音量制御するベンドコントロールを行う。続いて、ステップSC20では、レジスタiParam3に格納される位置データpointXに応じて音像制御するパンコントロールを行う。
Aボタンのオン操作に応じて和音発音状態になると、図9に図示するステップSC16の判断結果が「YES」になり、ステップSC17に進む。ステップSC17では、ポインタiに「1」をセットする。次いで、ステップSC18では、ポインタiが和音構成音の数iWaonNより小さいか否かを判断する。ポインタiが和音構成音の数iWaonNを超えていなければ、判断結果は「YES」になり、ステップSC19に進む。ステップSC19では、レジスタiParam2に格納される位置データpointYに応じて音量制御するベンドコントロールを行う。続いて、ステップSC20では、レジスタiParam3に格納される位置データpointXに応じて音像制御するパンコントロールを行う。
次いで、ステップSC21では、ポインタiをインクリメントして歩進させて上記ステップSC18に処理を戻す。以後、ステップSC18〜SC21を繰り返し、和音構成音の数iWaonNを超えるまでポインタiを歩進させながら、発音中の和音についてマウスポインタの位置に応じて音量および音像を制御する。そして、発音中の全ての和音構成音について音量および音像を制御し終えると、ステップSC18の判断結果が「NO」になり、ステップSC22に進み、フラグiFlag1をゼロリセットすると共に、レジスタiPad1に消音状態を表す値「−1」をストアした後、図7に図示するステップSC2に処理を戻す。
このように、和音発音処理では、表示部3の表示画面上で移動するマウスポインタの位置に応じて和音が選択され、この時にAボタンがオン操作されて発音指示されると、マウスポインタの位置に応じて選択された和音が発音され、発音中にはマウスポインタの位置(pointX,pointY)に応じて音量および音像が制御される。そして、Aボタンがオフ操作されて消音指示されると、発音中の和音が消音されるようになっている。
(4)伴奏発音処理の動作
次に、図10を参照して伴奏発音処理の動作を説明する。伴奏発音処理は、タイマ割込みにて所定周期毎に起動される。起動タイミングになると、CPU5は図10に図示するステップSD1に処理を進め、スイッチ部2の音色スイッチの設定内容に基づき音色セットする。なお、ここで言う音色セットとは、楽音形成に用いる波形データの種類を決める処理操作を指す。また、ステップSD1では、本処理が起動された時刻を伴奏開始時刻としてレジスタlBaseTimeにストアする。次いで、ステップSD2では、フラグiNowDrumが「1」、つまり前述した「開始指示」の有無を判断する。「開始指示」が行われず、フラグiNowDrumが「0」であると、判断結果は「NO」になり、何も行わずに本処理を完了させる。
次に、図10を参照して伴奏発音処理の動作を説明する。伴奏発音処理は、タイマ割込みにて所定周期毎に起動される。起動タイミングになると、CPU5は図10に図示するステップSD1に処理を進め、スイッチ部2の音色スイッチの設定内容に基づき音色セットする。なお、ここで言う音色セットとは、楽音形成に用いる波形データの種類を決める処理操作を指す。また、ステップSD1では、本処理が起動された時刻を伴奏開始時刻としてレジスタlBaseTimeにストアする。次いで、ステップSD2では、フラグiNowDrumが「1」、つまり前述した「開始指示」の有無を判断する。「開始指示」が行われず、フラグiNowDrumが「0」であると、判断結果は「NO」になり、何も行わずに本処理を完了させる。
一方、「開始指示」に応じてフラグiNowDrumが「1」になると、判断結果は「YES」になり、ステップSD3に進む。ステップSD3では、フラグiNowDrumOnが「1」、つまりBボタンのオン操作に応じて伴奏発音が指示されているかどうかを判断する。伴奏発音が指示されていなければ、判断結果は「NO」になり、上記ステップSD2に処理を戻す。一方、伴奏発音が指示されると、判断結果が「YES」となり、ステップSD4に進む。ステップSD4では、msec単位で表される現在時刻をレジスタlTimeにストアする。以下、レジスタlTimeの内容を現在時刻lTimeと記す。
次いで、ステップSD5では、次式(1)に各値を代入して現在時刻lTimeを、レジスタlBaseTimeに格納される伴奏開始時刻からの経過時間lTickに換算する。経過時間lTickは、拍単位のクロック数で表現される。
(lTime−lBaseTime)×apat[iPatN].iResolution×iTempo/60/1000 …(1)
なお、上記(1)式において、apat[iPatN].iResolutionとは、パターン選択スイッチの操作により選択されたパターン番号iPatNの伴奏パターンapatの分解能を表し、iTempoはパターン再生テンポを表す。
(lTime−lBaseTime)×apat[iPatN].iResolution×iTempo/60/1000 …(1)
なお、上記(1)式において、apat[iPatN].iResolutionとは、パターン選択スイッチの操作により選択されたパターン番号iPatNの伴奏パターンapatの分解能を表し、iTempoはパターン再生テンポを表す。
続いて、ステップSD6では、次式(2)に各値を代入して経過時間lTickを伴奏パターン中の小節位置lTickInMeasに換算する。
lTick mod(apat[iPatN].iResolution×apat[iPatN].iBeat) …(2)
なお、上記(2)式において、apat[iPatN].iResolutionは、選択されたパターン番号iPatNの伴奏パターンapatの分解能を表し、apat[iPatN].iBeatは拍子を表す。
lTick mod(apat[iPatN].iResolution×apat[iPatN].iBeat) …(2)
なお、上記(2)式において、apat[iPatN].iResolutionは、選択されたパターン番号iPatNの伴奏パターンapatの分解能を表し、apat[iPatN].iBeatは拍子を表す。
次に、ステップSD7では、経過時間lTickから換算された小節位置lTickInMeasが前小節位置lTickInMeasPrevより小さいか否か、つまり小節を超えたかどうかを判断する。小節を超えていなければ、判断結果は「YES」になり、ステップSD8に進み、パターン読み出しポインタiPtrをゼロリセットしてステップSD9に進む。一方、小節を超えると、上記ステップSD7の判断結果が「NO」になり、ステップSD9に進む。ステップSD9では、ポインタiPtrで指定される音データの発音時間apat[iPatN].anote[iPtr].lTimeを、小節位置lTickInMeasから減算して発音待ち時間aを算出する。
そして、ステップSD10では、算出された発音待ち時間aが「0」以上であるか、つまり発音タイミングであるかどうかを判断する。発音待ち時間aが「0」より小さい場合には、発音タイミングが過ぎたとして、判断結果が「NO」となり、後述のステップSD13に進む。
これに対し、発音待ち時間aが「0」以上の発音タイミング下にあると、判断結果は「YES」になり、ステップSD11に進む。ステップSD11では、パターン番号iPatNの伴奏パターンapat[iPatN]において、ポインタiPtrで指定される音データの音高anote[iPtr].ulDatを発音する。これにより、指定された伴奏パターンの音が再生される。
これに対し、発音待ち時間aが「0」以上の発音タイミング下にあると、判断結果は「YES」になり、ステップSD11に進む。ステップSD11では、パターン番号iPatNの伴奏パターンapat[iPatN]において、ポインタiPtrで指定される音データの音高anote[iPtr].ulDatを発音する。これにより、指定された伴奏パターンの音が再生される。
次いで、ステップSD12では、次の音データを読み出すべくポインタiPtrをインクリメントして歩進させ、続くステップSD13では、小節位置lTickInMeasを、前小節位置lTickInMeasPrevに更新して上述のステップSD2に処理を戻す。
以後、「開始指示」が行われており、かつBボタンのオン操作に応じて伴奏発音が指示されていれば、上記ステップSD2、SD3の各判断結果が「YES」になり、上述したステップSD4〜SD13を繰り返し実行することによって、指定された伴奏パターンを構成する各音が順次再生されて行く。そして、ユーザが「終了指示」もしくはBボタンをオフ操作すると、伴奏発音が停止する。
なお、上述した伴奏発音処理では、パターン選択スイッチの操作により選択されたパターン番号iPatNの伴奏パターンapatを用いているが、これに替えて、前述の和音発音処理と同様に、表示部3の表示画面上で移動するマウスポインタの位置に対応した種類の伴奏パターンを選択する態様としてもよい。
(5)描画処理の動作
次に、図11を参照して描画処理の動作を説明する。描画処理は、タイマ割込みにて所定周期毎に起動される。起動タイミングになると、CPU5は図11に図示するステップSE1に処理を進め、フラグiNowDrawが「1」、つまり前述した「開始指示」の有無を判断する。「開始指示」が行われず、フラグiNowDrawが「0」であると、判断結果は「NO」になり、何も行わずに本処理を完了させる。一方、「開始指示」に応じてフラグiNowDrawが「1」になると、判断結果は「YES」になり、ステップSE2に進む。ステップSE2では、本処理の起動回数を計数するカウンタiCをインクリメントして歩進する。
次に、図11を参照して描画処理の動作を説明する。描画処理は、タイマ割込みにて所定周期毎に起動される。起動タイミングになると、CPU5は図11に図示するステップSE1に処理を進め、フラグiNowDrawが「1」、つまり前述した「開始指示」の有無を判断する。「開始指示」が行われず、フラグiNowDrawが「0」であると、判断結果は「NO」になり、何も行わずに本処理を完了させる。一方、「開始指示」に応じてフラグiNowDrawが「1」になると、判断結果は「YES」になり、ステップSE2に進む。ステップSE2では、本処理の起動回数を計数するカウンタiCをインクリメントして歩進する。
続いて、ステップSE3では、フラグiOnDragが「1」、すなわちマウスポインタが移動中であるかどうかを判断する。マウスポインタが移動中であると、判断結果は「YES」になり、何も行わずに本処理を完了させる。これに対し、マウスポインタが停止中であると、判断結果が「NO」になり、ステップSE4に進む。ステップSE4では、カウンタiCの値を「20」で乗算した剰余が「0」であるか否かを判断する。つまり、ここではタイマ割込みされる本処理の動作を20回に1回の割合で有効にしている。したがって、無効の場合には、判断結果が「NO」になり、本処理を完了させ、一方、有効の場合には、判断結果が「YES」になり、ステップSE5に進む。
ステップSE5では、ポインタiをゼロリセットし、続くステップSE6では、ポインタiがRAM7の画像データエリアに登録されるオブジェクト画像の数iANより小さいか否か、つまり全てのオブジェクト画像について描画するか否かを判定し終えたかどうかを判断する。描画判定し終えていなければ、判断結果は「YES」になり、ステップSE7に進む。
ステップSE7では、現在指定中のオブジェクト画像であるか否かを判断する。現在指定中のオブジェクト画像とは、マウスポインタが現在ポインティングしている座標位置に対応付けられたオブジェクト画像を指す。現在指定中のオブジェクト画像であると、判断結果は「YES」になり、ステップSE8〜SE9を実行し、ポインタiで指定されるオブジェクト画像の描画基準位置(iAXu[i],iAYu[i])にそれぞれ乱数を加算して新たな描画位置(iAX[i],iAY[i])を発生した後、ステップSE10に進む。
一方、現在指定中のオブジェクト画像でなければ、上記ステップSE7の判断結果が「NO」になり、ステップSE10に進む。ステップSE10では、ポインタiで指定されるオブジェクト画像を描画位置(iAX[i],iAY[i])に描画する。次いで、ステップSE11では、ポインタiを歩進させてから上述のステップSE6に処理を戻す。以後、全てのオブジェクト画像について描画判定し終える迄、上記ステップSE6〜SE11を繰り返す。そして、全てのオブジェクト画像について描画判定し終えると、ステップSE6の判断結果が「NO」になり、本処理を完了させる。
このように、描画処理では、表示部3の表示画面においてマウスポインタが所定位置をポインティングしていると、そのポインティング位置に対応したオブジェクト画像が表示画面に描画され、さらに、そのポインティング位置を維持しておくと、指定されたオブジェクト画像の描画位置がランダムに経時変化して画像に動きを与えるようになっている。
以上のように、第1実施形態では、表示部3の表示画面上で移動するマウスポインタの位置に応じて和音が選択され、この時にAボタンをオン操作すると、マウスポインタの位置に応じて選択された和音が発音される。また、発音中にマウスポインタの位置(pointX,pointY)に応じて音量および音像が制御される。そして、Aボタンをオフ操作すると、発音中の和音が消音される。また、Bボタンのオンオフ操作に応じて伴奏音の再生/停止が制御される。
こうした楽音発生形態と同時に、表示部3の表示画面においてマウスポインタが所定位置をポインティングしていると、そのポインティング位置に対応したオブジェクト画像が描画され、そのポインティング位置を維持しておくと、指定されたオブジェクト画像の描画位置がランダムに経時変化して画像に動きを与える。したがって、マウス1のポインティング操作に応じて楽音発生形態と画像表示形態とを同時に制御するため、音楽に慣れ親しみ易くするような新たな楽しみを創出することが可能になっている。
(6)変形例(アルペジェータ処理)の動作
次に、図12を参照して第1実施形態の変形例について説明する。図12は、前述した和音発音処理(図7〜図9)に替えて実行されるアルペジェータ処理の動作を示すフローチャートである。和音発音処理では、マウスポインタの位置に応じて選択された和音の構成音を同時発音するものであるのに対し、アルペジェータ処理では、選択された和音の構成音をランダムに1音づつ個別に発音させるアルペジオ演奏を行う。以下、こうしたアルペジェータ処理の動作について述べる。
次に、図12を参照して第1実施形態の変形例について説明する。図12は、前述した和音発音処理(図7〜図9)に替えて実行されるアルペジェータ処理の動作を示すフローチャートである。和音発音処理では、マウスポインタの位置に応じて選択された和音の構成音を同時発音するものであるのに対し、アルペジェータ処理では、選択された和音の構成音をランダムに1音づつ個別に発音させるアルペジオ演奏を行う。以下、こうしたアルペジェータ処理の動作について述べる。
アルペジェータ処理は、タイマ割込みにて所定周期毎に起動される。起動タイミングになると、CPU5は図12に図示するステップSF1に処理を進め、スイッチ部2の音色スイッチの設定内容に基づき音色セットする。なお、ここで言う音色セットとは、楽音形成に用いる波形データの種類を決める処理操作を指す。次いで、ステップSF2では、フラグiNowPlayが「1」、つまり前述した「開始指示」の有無を判断する。「開始指示」が行われず、フラグiNowPlayが「0」であると、判断結果は「NO」になり、何も行わずに本処理を完了させる。
一方、「開始指示」に応じてフラグiNowPlayが「1」になると、判断結果が「YES」になり、ステップSF3に進む。ステップSF3では、0〜127の範囲で生成した乱数に応じてパン制御を行う。次いで、ステップSF4では、0〜iWaon(N−1)、つまり和音構成音の数の範囲で生成した乱数をポインタpにストアする。
次に、ステップSF5では、レジスタiParam1に格納される値を和音数iNで除算した剰余値にて指定される和音データpit[iParam1]において、ポインタpで指定される和音構成音の音高pit[iParam1][p]を発音する。そして、ステップSF6では、レジスタiParam2に格納される位置データpointYに対応して算出される時間分CPU5に制御を返す。したがって、上記ステップSF5の発音が位置データpoinYに対応した時間長分持続される。そして、位置データpointYに対応した時間が経過すると、ステップSF7に進み、上記ステップSF5において発音した楽音を消音する。
この後、上述のステップSF2に処理を戻し、「終了指示」によりフラグiNowPlayが「0」になるまでの間、上述したステップSF2〜SF7を繰り返し、マウスポインタのポインティング位置で定まる和音データpit[iParam1]の和音構成音をランダムに選択し、それを位置データpointYに対応した時間長分発音させる処理を繰り返す。これにより、マウスポインタのポインティング位置に応じてアルペジオ演奏させることが可能になる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態の構成は、図1に図示した第1実施形態と同一なので、その説明は省略する。以下では、第2実施形態によるメインルーチンの動作を説明した後、メインルーチンからコールされる描画制御変数生成処理、ボタンon処理および描画移動処理の各動作を述べる。
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態の構成は、図1に図示した第1実施形態と同一なので、その説明は省略する。以下では、第2実施形態によるメインルーチンの動作を説明した後、メインルーチンからコールされる描画制御変数生成処理、ボタンon処理および描画移動処理の各動作を述べる。
(1)メインルーチンの動作
図13は第2実施形態によるメインルーチンの動作を示すフローチャートである。この図に示すフローチャートが図5に図示する第1実施形態のメインルーチンと相違する点は、ステップSG11〜SG12を追加した点にある。つまり、図13に図示する第2実施形態によるメインルーチンのステップSG1〜SG10は、図5に図示する第1実施形態によるメインルーチンのステップSA1〜SA10と同一なので、これらステップSG1〜SG10の動作説明については省略する。
したがって、以下では「描画制御指示」が行われた場合の動作のみ説明する。「描画制御指示」が行われると、図13に図示するステップSG11の判断結果が「YES」になり、ステップSG12を介して描画制御変数生成処理を実行する。
図13は第2実施形態によるメインルーチンの動作を示すフローチャートである。この図に示すフローチャートが図5に図示する第1実施形態のメインルーチンと相違する点は、ステップSG11〜SG12を追加した点にある。つまり、図13に図示する第2実施形態によるメインルーチンのステップSG1〜SG10は、図5に図示する第1実施形態によるメインルーチンのステップSA1〜SA10と同一なので、これらステップSG1〜SG10の動作説明については省略する。
したがって、以下では「描画制御指示」が行われた場合の動作のみ説明する。「描画制御指示」が行われると、図13に図示するステップSG11の判断結果が「YES」になり、ステップSG12を介して描画制御変数生成処理を実行する。
(2)描画制御変数生成処理の動作
次に、図14を参照して描画制御変数生成処理の動作を説明する。上述したステップSG11(図13参照)を介して本処理が実行されると、CPU5は図14に示すステップSH1に進む。ステップSH1〜SH10では、マウスポインタ(カーソル)移動、Aボタンのオンオフ状態、Bボタンのオンオフ状態を判別し、判別した状態に応じたパラメータ設定が行われる。以下、マウスポインタ移動中の場合、Aボタンがオンされた場合、Aボタンがオフされた場合、Bボタンがオンされた場合およびBボタンがオフされた場合に分けて動作の説明を進める。
次に、図14を参照して描画制御変数生成処理の動作を説明する。上述したステップSG11(図13参照)を介して本処理が実行されると、CPU5は図14に示すステップSH1に進む。ステップSH1〜SH10では、マウスポインタ(カーソル)移動、Aボタンのオンオフ状態、Bボタンのオンオフ状態を判別し、判別した状態に応じたパラメータ設定が行われる。以下、マウスポインタ移動中の場合、Aボタンがオンされた場合、Aボタンがオフされた場合、Bボタンがオンされた場合およびBボタンがオフされた場合に分けて動作の説明を進める。
<マウスポインタ移動中の場合>
この場合、ステップSH1の判断結果が「YES」となり、ステップSH6に進む。ステップSH6では、ポインティング操作に応じてマウス1が発生する位置データ(pointX,pointY)に基づき、位置データpointXを「200」で除算してなる値をレジスタiParam1に、位置データpointYをレジスタiParam2に、位置データpointXをレジスタiParam3にそれぞれストアして本処理を終える。
この場合、ステップSH1の判断結果が「YES」となり、ステップSH6に進む。ステップSH6では、ポインティング操作に応じてマウス1が発生する位置データ(pointX,pointY)に基づき、位置データpointXを「200」で除算してなる値をレジスタiParam1に、位置データpointYをレジスタiParam2に、位置データpointXをレジスタiParam3にそれぞれストアして本処理を終える。
<Aボタンがオンされた場合>
この場合、ステップSH2の判断結果が「YES」になり、ステップSH7に進み、後述するボタンon処理を実行する。
この場合、ステップSH2の判断結果が「YES」になり、ステップSH7に進み、後述するボタンon処理を実行する。
<Aボタンがオフされた場合>
この場合、ステップSH3の判断結果が「YES」になり、ステップSH8に進み、フラグiFlag1に「1」を、フラグiOnDragに「0」を、レジスタiNowObjAに「−1」をそれぞれセットする。
この場合、ステップSH3の判断結果が「YES」になり、ステップSH8に進み、フラグiFlag1に「1」を、フラグiOnDragに「0」を、レジスタiNowObjAに「−1」をそれぞれセットする。
<Bボタンがオンされた場合>
この場合、ステップSH4の判断結果が「YES」になり、ステップSH9に進み、後述するボタンon処理を実行する。
この場合、ステップSH4の判断結果が「YES」になり、ステップSH9に進み、後述するボタンon処理を実行する。
<Bボタンがオフされた場合>
この場合、ステップSH5の判断結果が「YES」になり、ステップSH10に進み、フラグNowDrumOnに「1」を、フラグiOnDragに「0」を、レジスタiNowObjAに「−1」をそれぞれセットする。
この場合、ステップSH5の判断結果が「YES」になり、ステップSH10に進み、フラグNowDrumOnに「1」を、フラグiOnDragに「0」を、レジスタiNowObjAに「−1」をそれぞれセットする。
(3)ボタンon処理の動作
次に、図15を参照してボタンon処理の動作を説明する。Aボタン(又はBボタン)のオン操作に応じて、上述したステップSH7又はステップSH9(図14参照)を介して本処理が実行されると、CPU5は図15に示すステップSJ1に進み、ポインタiをゼロリセットすると共に、レジスタiRに「80」をストアする。次いで、ステップSJ2では、ポインタiがRAM7の画像データエリアに登録されるオブジェクト画像の数iANより小さいか否か、つまり全てのオブジェクト画像について検索し終えたかどうかを判断する。検索し終えていなければ、判断結果は「YES」になり、ステップSJ3に進む。
次に、図15を参照してボタンon処理の動作を説明する。Aボタン(又はBボタン)のオン操作に応じて、上述したステップSH7又はステップSH9(図14参照)を介して本処理が実行されると、CPU5は図15に示すステップSJ1に進み、ポインタiをゼロリセットすると共に、レジスタiRに「80」をストアする。次いで、ステップSJ2では、ポインタiがRAM7の画像データエリアに登録されるオブジェクト画像の数iANより小さいか否か、つまり全てのオブジェクト画像について検索し終えたかどうかを判断する。検索し終えていなければ、判断結果は「YES」になり、ステップSJ3に進む。
ステップSJ3では、ポインタiで指定するオブジェクト画像の描画位置(iAX[i],iAY[i])と、レジスタiRの値をオフセットさせた描画位置(iAX[i]+iR,iAY[i]+iR)とで定まる指定領域に、マウスポインタのポインティング位置(pointX,pointY)が含まれるか否かを判断する。マウスポインタのポインティング位置(pointX,pointY)が指定領域に含まれていなければ、判断結果は「NO」になり、ステップSJ4に進み、ポインタiを歩進させてから上述のステップSJ2に処理を戻す。以後、ポインタiを歩進させながら、歩進されたポインタiで指定されるオブジェクト画像に対応する指定領域にマウスポインタのポインティング位置(pointX,pointY)が含まれるか否かを判断し、該当するオブジェクト画像が検索されると、ステップSJ3の判断結果が「YES」となり、ステップSJ5に進む。
そして、ステップSJ5では、フラグiOnDragに「1」をセットし、続くステップSJ6では、レジスタiNowObjAにポインタiをセットする。なお、Bボタンがオン操作された場合には、レジスタiNowObjBにポインタiをセットする。これにより、レジスタiNowObjA(又はiNowObjB)には、Aボタン(又はBボタン)がオン操作された時にマウスポインタがポインティングするオブジェクト画像を指定する画像番号がストアされる。
(4)描画移動処理の動作
次に、図16を参照して描画移動処理の動作を説明する。描画移動処理は、タイマ割込みにて所定周期毎に起動される。起動タイミングになると、CPU5は図16に図示するステップSK1に処理を進め、フラグiNowDrawが「1」、つまり前述した「開始指示」の有無を判断する。「開始指示」が行われず、フラグiNowDrawが「0」であると、判断結果は「NO」になり、何も行わずに本処理を完了させる。一方、「開始指示」に応じてフラグiNowDrawが「1」になると、判断結果は「YES」になり、ステップSK2に進む。ステップSK2では、移動中のマウスポインタのポインティング位置座標をレジスタpointX、pointYにストアする。
次に、図16を参照して描画移動処理の動作を説明する。描画移動処理は、タイマ割込みにて所定周期毎に起動される。起動タイミングになると、CPU5は図16に図示するステップSK1に処理を進め、フラグiNowDrawが「1」、つまり前述した「開始指示」の有無を判断する。「開始指示」が行われず、フラグiNowDrawが「0」であると、判断結果は「NO」になり、何も行わずに本処理を完了させる。一方、「開始指示」に応じてフラグiNowDrawが「1」になると、判断結果は「YES」になり、ステップSK2に進む。ステップSK2では、移動中のマウスポインタのポインティング位置座標をレジスタpointX、pointYにストアする。
そして、ステップSK3およびステップSK9では、Aボタンがオン操作された時に指定されたオブジェクト画像であるか、あるいはAボタンがオン操作された時に指定されたオブジェクト画像であるを判別する。以下、Aボタンがオン操作された時に指定されたオブジェクト画像の場合と、Bボタンがオン操作された時に指定されたオブジェクト画像の場合とに分けて動作説明する。
<Aボタンがオン操作された時に指定されたオブジェクト画像の場合>
この場合、ステップSK3の判断結果が「YES」になり、ステップSK4に進み、レジスタiNowObjAに格納される画像番号で指定されるオブジェクト画像の描画位置iAX[iNowObjA]を、レジスタpointXの値に設定する。次に、ステップSK5では、レジスタiNowObjAに格納される画像番号で指定されるオブジェクト画像の描画位置iAY[iNowObjA]を、レジスタpointYの値に設定する。続いて、ステップSK6では、レジスタiNowObjAに格納される画像番号で指定されるオブジェクト画像の描画基準位置iAXu[iNowObjA]を、レジスタpointXの値に設定する。そして、ステップSK7では、レジスタiNowObjAに格納される画像番号で指定されるオブジェクト画像の描画基準位置iAYu[iNowObjA]を、レジスタpointYの値に設定する。
この場合、ステップSK3の判断結果が「YES」になり、ステップSK4に進み、レジスタiNowObjAに格納される画像番号で指定されるオブジェクト画像の描画位置iAX[iNowObjA]を、レジスタpointXの値に設定する。次に、ステップSK5では、レジスタiNowObjAに格納される画像番号で指定されるオブジェクト画像の描画位置iAY[iNowObjA]を、レジスタpointYの値に設定する。続いて、ステップSK6では、レジスタiNowObjAに格納される画像番号で指定されるオブジェクト画像の描画基準位置iAXu[iNowObjA]を、レジスタpointXの値に設定する。そして、ステップSK7では、レジスタiNowObjAに格納される画像番号で指定されるオブジェクト画像の描画基準位置iAYu[iNowObjA]を、レジスタpointYの値に設定する。
こうして、Aボタンがオン操作された時に指定されたオブジェクト画像の描画位置(iAX,iAY)および描画基準位置(iAXu,iAYu)が、移動中のマウスポインタのポインティング位置(pointX,pointY)に更新されると、ステップSK8に進み、描画位置(iAX,iAY)に、レジスタiNowObjAに格納される画像番号で指定されるオブジェクト画像を描画する。
<Bボタンがオン操作された時に指定されたオブジェクト画像の場合>
この場合、ステップSK9の判断結果が「YES」になり、ステップSK10に進み、レジスタiNowObjBに格納される画像番号で指定されるオブジェクト画像の描画位置iAX[iNowObjB]を、レジスタpointXの値に設定する。次に、ステップSK11では、レジスタiNowObjBに格納される画像番号で指定されるオブジェクト画像の描画位置iAY[iNowObjB]を、レジスタpointYの値に設定する。続いて、ステップSK12では、レジスタiNowObjBに格納される画像番号で指定されるオブジェクト画像の描画基準位置iAXu[iNowObjB]を、レジスタpointXの値に設定する。そして、ステップSK13では、レジスタiNowObjBに格納される画像番号で指定されるオブジェクト画像の描画基準位置iAYu[iNowObjB]を、レジスタpointYの値に設定する。
この場合、ステップSK9の判断結果が「YES」になり、ステップSK10に進み、レジスタiNowObjBに格納される画像番号で指定されるオブジェクト画像の描画位置iAX[iNowObjB]を、レジスタpointXの値に設定する。次に、ステップSK11では、レジスタiNowObjBに格納される画像番号で指定されるオブジェクト画像の描画位置iAY[iNowObjB]を、レジスタpointYの値に設定する。続いて、ステップSK12では、レジスタiNowObjBに格納される画像番号で指定されるオブジェクト画像の描画基準位置iAXu[iNowObjB]を、レジスタpointXの値に設定する。そして、ステップSK13では、レジスタiNowObjBに格納される画像番号で指定されるオブジェクト画像の描画基準位置iAYu[iNowObjB]を、レジスタpointYの値に設定する。
こうして、Bボタンがオン操作された時に指定されたオブジェクト画像の描画位置(iAX,iAY)および描画基準位置(iAXu,iAYu)が、移動中のマウスポインタのポインティング位置(pointX,pointY)に更新されると、ステップSK8に進み、描画位置(iAX,iAY)に、レジスタiNowObjBに格納される画像番号で指定されるオブジェクト画像を描画する。
このように、描画移動処理では、Aボタン(又はBボタン)がオン操作された時に指定されたオブジェクト画像を、Aボタン(又はBボタン)をオン操作しながらマウスポインタを移動させる、所謂ドラッグ操作に応じて描画移動させるようになっている。
以上のように、第2実施形態では、マウス1のポインティング操作に応じて楽音発生形態と画像表示形態とを同時に制御する第1実施形態の制御形態に加えて、マウス1のドラッグ操作に応じて描画移動させることができるため、音楽に慣れ親しみ易くするような新たな楽しみを創出することが可能になっている。
1 マウス
2 スイッチ部
3 表示部
4 カメラ部
5 CPU
6 ROM
7 RAM
8 MIDIインタフェース
9 外部MIDI装置
2 スイッチ部
3 表示部
4 カメラ部
5 CPU
6 ROM
7 RAM
8 MIDIインタフェース
9 外部MIDI装置
Claims (10)
- オンオフ操作に対応したスイッチ信号を出力すると共に、移動操作に応じた2次元位置データを発生する操作信号発生手段と、
前記操作信号発生手段により生成される2次元位置データに対応して選択される楽音を、前記操作信号発生手段から出力されるスイッチ信号に応じて発音又は消音する楽音発生手段と、
前記楽音発生手段が発音する楽音の発音形態を、前記操作信号発生手段により生成される2次元位置データに応じて制御する発音形態制御手段と、
前記操作信号発生手段により生成される2次元位置データに対応して選択される画像を画面表示する一方、継続的に選択されて画面表示される画像の表示形態を経時変化させる表示制御手段と
を具備することを特徴とする楽音制御装置。 - オンオフ操作に対応したスイッチ信号を出力すると共に、移動操作に応じた2次元位置データを発生する操作信号発生手段と、
前記操作信号発生手段により生成される2次元位置データに対応して選択される種類の和音を、前記操作信号発生手段から出力されるスイッチ信号に応じて発音又は消音する楽音発生手段と、
前記楽音発生手段が発音する和音の音量および音像を、前記操作信号発生手段により生成される2次元位置データに応じて制御する発音形態制御手段と、
前記操作信号発生手段により生成される2次元位置データに対応して選択される画像を画面表示する一方、継続的に選択されて画面表示される画像の表示位置をランダムに経時変化させる表示制御手段と
を具備することを特徴とする楽音制御装置。 - オンオフ操作に対応した第1および第2のスイッチ信号を出力すると共に、移動操作に応じた2次元位置データを発生する操作信号発生手段と、
前記操作信号発生手段により生成される2次元位置データに対応して選択される種類の和音を、前記操作信号発生手段から出力される第1のスイッチ信号に応じて発音又は消音する第1の楽音発生手段と、
前記操作信号発生手段から出力される第2のスイッチ信号に応じて伴奏音を発音又は消音する第2の楽音発生手段と、
前記第1の楽音発生手段が発音する和音の音量および音像を、前記操作信号発生手段が発生する2次元位置データに応じて制御する発音形態制御手段と、
前記操作信号発生手段が発生する2次元位置データに対応して選択される画像を画面表示する一方、継続的に選択されて画面表示される画像の表示位置をランダムに経時変化させる表示制御手段と
を具備することを特徴とする楽音制御装置。 - オンオフ操作に対応したスイッチ信号を出力すると共に、移動操作に応じた2次元位置データを発生する操作信号発生手段と、
前記操作信号発生手段により生成される2次元位置データに対応して選択される種類の和音の構成音を、前記操作信号発生手段から出力されるスイッチ信号に応じてアルペジオ発音又は消音する楽音発生手段と、
前記楽音発生手段によりアルペジオ発音される和音構成音の音像を制御する発音形態制御手段と、
前記操作信号発生手段により生成される2次元位置データに対応して選択される画像を画面表示する一方、継続的に選択されて画面表示される画像の表示位置をランダムに経時変化させる表示制御手段と
を具備することを特徴とする楽音制御装置。 - オンオフ操作に対応したスイッチ信号を出力すると共に、移動操作に応じた2次元位置データを発生する操作信号発生手段と、
前記操作信号発生手段により生成される2次元位置データに対応して選択される楽音を、前記操作信号発生手段から出力されるスイッチ信号に応じて発音又は消音する楽音発生手段と、
前記楽音発生手段が発音する楽音の発音形態を、前記操作信号発生手段により生成される2次元位置データに応じて制御する発音形態制御手段と、
前記操作信号発生手段により生成される2次元位置データに対応して選択される画像を画面表示する一方、継続的に選択されて画面表示される画像の表示形態を経時変化させる表示制御手段と、
前記操作信号発生手段がオン操作に対応したスイッチ信号を出力した時に、2次元位置データに対応して選択される画像を指定する画像指定手段と、
前記操作信号発生手段がオン操作に対応したスイッチ信号を出力しながら、2次元位置データを発生する場合に、前記画像指定手段により指定された画像を当該2次元位置データに対応させて移動表示する移動表示手段と
を具備することを特徴とする楽音制御装置。 - オンオフ操作に対応したスイッチ信号を出力すると共に、移動操作に応じた2次元位置データを発生する操作信号発生処理と、
前記操作信号発生処理により生成される2次元位置データに対応して選択される楽音を、前記操作信号発生処理が出力するスイッチ信号に応じて発音又は消音する楽音発生処理と、
前記楽音発生処理により発音される楽音の発音形態を、前記操作信号発生処理にて生成される2次元位置データに応じて制御する発音形態制御処理と、
前記操作信号発生処理により生成される2次元位置データに対応して選択される画像を画面表示する一方、継続的に選択されて画面表示される画像の表示形態を経時変化させる表示制御処理と
をコンピュータで実行させることを特徴とする楽音制御プログラム。 - オンオフ操作に対応したスイッチ信号を出力すると共に、移動操作に応じた2次元位置データを発生する操作信号発生処理と、
前記操作信号発生処理により生成される2次元位置データに対応して選択される種類の和音を、前記操作信号発生処理が出力するスイッチ信号に応じて発音又は消音する楽音発生処理と、
前記楽音発生処理により発音される和音の音量および音像を、前記操作信号発生処理により生成される2次元位置データに応じて制御する発音形態制御処理と、
前記操作信号発生処理により生成される2次元位置データに対応して選択される画像を画面表示する一方、継続的に選択されて画面表示される画像の表示位置をランダムに経時変化させる表示制御処理と
をコンピュータで実行させることを特徴とする楽音制御プログラム。 - オンオフ操作に対応した第1および第2のスイッチ信号を出力すると共に、移動操作に応じた2次元位置データを発生する操作信号発生処理と、
前記操作信号発生処理により生成される2次元位置データに対応して選択される種類の和音を、前記操作信号発生処理が出力する第1のスイッチ信号に応じて発音又は消音する第1の楽音発生処理と、
前記操作信号発生処理が出力する第2のスイッチ信号に応じて伴奏音を発音又は消音する第2の楽音発生処理と、
前記第1の楽音発生処理により発音される和音の音量および音像を、前記操作信号発生処理が発生する2次元位置データに応じて制御する発音形態制御処理と、
前記操作信号発生処理が発生する2次元位置データに対応して選択される画像を画面表示する一方、継続的に選択されて画面表示される画像の表示位置をランダムに経時変化させる表示制御処理と
をコンピュータで実行させることを特徴とする楽音制御プログラム。 - オンオフ操作に対応したスイッチ信号を出力すると共に、移動操作に応じた2次元位置データを発生する操作信号発生処理と、
前記操作信号発生処理により生成される2次元位置データに対応して選択される種類の和音の構成音を、前記操作信号発生処理が出力するスイッチ信号に応じてアルペジオ発音又は消音する楽音発生処理と、
前記楽音発生処理によりアルペジオ発音される和音構成音の音像を制御する発音形態制御処理と、
前記操作信号発生処理により生成される2次元位置データに対応して選択される画像を画面表示する一方、継続的に選択されて画面表示される画像の表示位置をランダムに経時変化させる表示制御処理と
をコンピュータで実行させることを特徴とする楽音制御プログラム。 - オンオフ操作に対応したスイッチ信号を出力すると共に、移動操作に応じた2次元位置データを発生する操作信号発生処理と、
前記操作信号発生処理により生成される2次元位置データに対応して選択される楽音を、前記操作信号発生処理が出力するスイッチ信号に応じて発音又は消音する楽音発生処理と、
前記楽音発生処理により発音される楽音の発音形態を、前記操作信号発生処理により生成される2次元位置データに応じて制御する発音形態制御処理と、
前記操作信号発生処理により生成される2次元位置データに対応して選択される画像を画面表示する一方、継続的に選択されて画面表示される画像の表示形態を経時変化させる表示制御処理と、
前記操作信号発生処理がオン操作に対応したスイッチ信号を出力した時に、2次元位置データに対応して選択される画像を指定する画像指定処理と、
前記操作信号発生処理がオン操作に対応したスイッチ信号を出力しながら、2次元位置データを発生する場合に、前記画像指定処理により指定された画像を当該2次元位置データに対応させて移動表示する移動表示処理と
をコンピュータで実行させることを特徴とする楽音制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004375795A JP2006184392A (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | 楽音制御装置および楽音制御プログラム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004375795A JP2006184392A (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | 楽音制御装置および楽音制御プログラム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2004375795A Pending JP2006184392A (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | 楽音制御装置および楽音制御プログラム |
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JP (1) | JP2006184392A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008165098A (ja) * | 2006-12-29 | 2008-07-17 | Sounos Co Ltd | 電子楽器 |
JP2010066656A (ja) * | 2008-09-12 | 2010-03-25 | Yamaha Corp | 電子音楽装置及びプログラム |
-
2004
- 2004-12-27 JP JP2004375795A patent/JP2006184392A/ja active Pending
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