JP2006183995A - 水没回避型床下等換気装置及び工法と付帯空調工法。 - Google Patents

水没回避型床下等換気装置及び工法と付帯空調工法。 Download PDF

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Abstract

【課題】
従来の床下換気扇は大雨や高潮等で床下、床上浸水した場合、水や塩水及び泥等で電気回路が浸水される等使用不可となり、床下にも水と悪臭を伴う泥が入り、尚更湿気を含みやすい床下土壌になるという問題があった。これは換気装置が床下に設置されているのと通気孔等にも工夫がなされていない為である。
【解決手段】
換気装置を水につからない様に、矢倉の上に施工された格納箱、あるいは軒下や天井裏等にその格納箱を架設し、浸水時にフロートでこれを感知し、無用な換気扇稼働を停止させ、同時に換気孔も閉じる構成とした。これにより、換気扇と床下の両方の浸水を免れ、水が引いたと同時に床下を換気できる。またオプションで天井裏と室内の換気もできるように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、床下及び床下換気扇の水没回避とシックハウス法を同時に計った換気装置及び床下浸水防御の工法に関する。
床下換気扇の効果は、高額コストの上人体への薬害があるシロアリ駆除剤では効をなさないカビの防止及びシロアリ防御効果やダニ等の減少、フローリングや座板の張り替え費用の減少、また平成15年7月1日施行開始のホルムアルデヒド回避のための、シックハウス法による床下及び天井裏への換気装置の義務付が発令され、その優れた効果は今更多くを述べるまでもない。しかし、床下浸水については、浸水のなすがままであった。
従来の換気扇設置工法には通常の換気扇位置や天井裏に設置して床下等にダクトを配し
たものがある(例えば特許文献1,2参照。)それらは常に目が届かず、また常時清浄が不可能な天井裏や床下から居室へ空気を流し、換気や冷暖房等を計ったものである。また、エアコンの室外機の様に文字通り住宅外部に換気扇を設置、ダクトを床下に配したものもある(例えば特許文献3参照。)。
西邦電機(株)に「床下換気ハイブリッドコントロールシステム」があり、湿度が高い時に拡散機のみを稼動するシステムがある(2005年9月発売、カタログUN−TUA4−050707)。
特開平11−44435号公報 特開2001−221487号公報 特開2002−267228号公報 特申請2005−出願済
床下浸水等の可能性がある既築建築物において床下浸水、若しくは床上浸水状況になっ
ても換気扇が水没しないようにし、建築物上部に設置してシロアリが最初に付く最も可能性が高い床下の換気を行い、リフォームや新築においては水没回避と床下と天井裏及び、
必要に応じて室内の換気を同時に行い、この時床下や天井裏の空気が室内に入らないようにする。床下や天井裏は普段、目と手が届かず随時、埃等を風が運んできても掃除が出来ない為、蓄積した埃や風雨の吹き込みや浸水等で材木等に夏場にわかに生えたカビ、またネズミや昆虫等の死骸に生えるカビ等の中に含まれる可能性がある病原真菌の胞子やまた、それらの産出物である発ガン性物質、例えばかつてイラクにおいてシーア派鎮圧の為に使用されたといわれる高率の肝臓ガン発生物質であるカビ・フラバスが産出するアフラトキシン(この住宅における発生率は0.5〜1.6%といわれる。)等やシックハウス法のホルムアルデヒド等、及び既に施行されていることもある、シロアリ防除剤や駆除剤等が室内に流入しない工法が肝要である。
また浸水状況時、換気扇が布設されたダクトから無用に水を吸い上げようとしたり、床下に水が侵入しないようにしなければならない。
本発明は、その利便性がそれにかけたコストを可能な限り、大きく上回るものでなければならないというコンセプトを原則としており、そのため換気扇メーカーが既存の製品の一部を改良するだけで使用でき、販売数が見込めると判断される時に(特に格納箱に収納される新型換気装置について)はその完成品が製作できる手順が可能な要件を踏まえた発明の開示である。
また、浸水の可能性が少ない所の為に既製品の一部を改良すれば、従来の床下設置方法でも軽い床下浸水であれば回避できる工法を開示したものである。
浸水は真夜中や留守中にも発生するので、浸水が発生した折、手動の他できれば自動でそれを防止する装置が稼動、完了することが望ましい。
並びに、浸水発生状況の際は、台風や大雨そして地震により、停電する可能性があるため、できるだけ電気を使用しない動力を用いなければならない。
西邦電機(株)の「床下換気ハイブリッドコントロールシステム」は、湿度が高い時に湿気の流入を止めるべく、排気型機を停止し、フィットンチッド付拡散機、あるいは撹拌機のみを稼動するシステムを採用しているが、通気孔が常時開いているため、湿気が自然の風で入って来たり、またせっかくのフィットンチッドも逆に右から左の如く最寄の床下通気孔から、床下外へ流出してしまう可能性があった。
本発明の実現は、早期実行に移す手段も含め、下記の三段階の装置及び工法を使用する。
コンパクト性を計る為、新しく開発した大換気能力を備えた1台ないし2台の換気扇を、風雨の害から守れ、通気孔と扉の付いた格納箱に取付収納し、かつ、浸水を免れるように、それに脚がつき吸入部には床下とサニタリー部の床下、天井裏及び、室内をも換気出来る
ようタコ足状に6ヵ所、あるいは3ヵ所のダクトへの連結かつそれぞれが開閉可能な分岐パイプが付き、それらが1つのユニットをなす新製品として製作された水没回避(矢倉)型床下等換気装置を使用する。この製品は脚を1メートル位とし、2台の時は換気扇を横並びに格納する。地域の浸水予想用途に応じて脚1メートル型と1.8メートル型とを製作する。この脚が軒下まで伸びたものが図13である。逆に1メートル型では、発明者が別に同日付で次に申請している、「家廻り機器、防水脚盤」7を取付け、防水カバーを取り付けるようにしてもよい。換気口は計4カ所、扉が1カ所、外側ボデーの材質はスティールかステンレスで、脚は杭14で地面に固定する。
浸水が始まった時、換気孔15の手前まで水位が来た時に水位感知管の中のフロートが水によって上へ押し上げられ、換気扇電源を切り、建築物全ての排気孔栓を閉じ、床下への浸水を防御する。
図7は、てことバネと重力を利用した形態を取っているが、コストと防水及び停電対応が満たされるのであれば先端技術を採用しても良い。先端技術によれば、例えばフロートの軸がせり上がるとそれを感知するだけで換気扇の電源を切り、かつ、重りを落とす、または別のモーターでワイヤーを巻き取ることができる機器を格納箱内に取り付けるという、従来の方策により組み立てた装置にてセットできる。
格納箱が建築物内に設置される場合は、水位感知管並びに換気孔栓引管は最寄りの建築物、外に設置する。尚、既築の場合は不可能ではないがコストがかかる。
換気孔扉、栓引管によってけん引きされたワイヤーの布設は図17の様に均等に引ける様にし、かつその間に強力なバネを付け、更に均等性が保てるようにする。換気孔部で本装置が起動した例をパッキン工法も含めて、図9〜12に図示した。図10の基礎工事時からあらかじめセットされた栓付は換気孔が望ましい。図9はロック式にするなど工夫の余地はあるものの浸水時、水圧にて栓を密閉する等が困難である。図11は栓開時、風などで動かないよう最小必要限のロックが必要である。図12のパッキン工法部においては、建築時からスカート部の受け側の方にも、工夫が必要であり、風呂の栓の要領になれば水圧で密閉され、また各コーナーの栓の切れ目の合わせ目部にはグリスを塗っておけば効果的である。
6本のダクトの布設を図17に示した。16 bにはサニタリー部へ配管されるダクトと、通気孔部で密閉されるダクトの二本がある。図-5。この横には建築基準法を順守した通気孔が設けられているが通気孔の面積が狭まるので、先のダクト侵入孔は別に、二つ穿孔して空けてもよい。なおかつ、建築基準法の観点から16 aから16 cまでの通気孔は手動で開閉の栓を付ける。換気扇が起動停止した時に、自動で開閉すれば尚良い。起動の際、上記が閉まることで奥まで効率的に吸込んで空気の入替えが可能になり、換気できるからである。手動の場合の開閉選択は、建築物持主の任意に任せてもよい。床面がコンクリート打ちの仕様にされていれば通常その下に防水シートも施工されて湿気は少ないので、換気扇の数は減らすことができる。ダクトの増減は必要に応じて、分岐パイプ図8で行う。
水没回避換気装置を軒下まで上げた略図が図13である。ダクトを壁内に格納したものが図14である。そして、17を建築物内に設置したものが図16である。ダクトは壁内を下りて、基礎手前で土台木を迂回し、一度外へ出るようにしている。更に室内に換気口19を開け、レバー等により開閉できるようにすることで普段、室内換気がおろそかになりがちな家や冬期の換気がしやすくなり、一つの換気扇で用途が増え、経済的である。また図のように各部屋に換気孔を開け、それぞれ開閉式にして更に活性炭や最近開発された除菌イオン発生装置等を設置すれば、更に衛生的に保つこともできる。また、床下や天井裏と室内の換気の選択は、湿度感知センサーを使用して、湿度の高い時は室内の換気を閉じる様なバリエーションを組むことも可能である。
次にマイナーチェンジの換気扇を使用した装置については、換気扇を浸水時に自動で閉まる装置は既築建築物においてはコスト的に難がある。自動電源切り装置も不可能ではないが同様。浸水を免れること、そして床下と場合によって天井裏を換気することを目的とする。但し、初期のマイナー改良ではなくそれらを目的とした完成製品となっている場合は別である。さて、ここで換気扇とはシロッコファンのクロスフローファンであり、それは種々の換気扇の中で風の移動に適し、両軸のため寿命も長く、コスト面でも優れており現在最も使用されている床下換気扇であると思われ、この換気扇に二つのマイナーチェンジを加える。一つは、換気扇吸入口にダクト、若しくはそれを連結するゴムホースが設置しやすくするために高さ2センチ程の楕円筒を付加する。これはコストはそんなに変わらず、しかも販売店等の限られた流通在庫から浸水の心配のない場所への通常の床下換気扇としてでも使用できる利点がある。
もう一つは、パネルの排気口を囲むように楕円形の高さ2センチメートル程の楕円筒を付け、(図4)排気の方にもダクトが必要な時に、この円筒に接続する。(図15及び図2)
この楕円筒付パネル仕様の利用の仕方はもう一つあり、それは通常の床下換気扇として使用した時、浸水の可能性が出た時に蓋栓22で栓をして水位と時間が軽微な浸水であれば通常設置された換気扇と床下浸水を防御してくれる。機密性の高い建築物であることが条件であるがその際、パネルの周囲もシリコン等で防水処理をしておく。また図18は蓋栓の裏面である。パッキンゴムを図の様に仕様し水圧がかかればかかる程、密着して防水率が増すようにしてある。
これら、楕円筒の付加の仕方は二つあり、一つは製造段階において最初から、その部分のボデーやパネルにあらかじめ楕円筒が付加されたものともう一方は図21から、図22になるようにボデーやパネルに6本程度のネジビスが装着され、必要な時、ネジビスを外し、楕円筒を装着し、ネジビスを緩め固定する方法である。後者においては楕円筒側の接着面24の架所に気密性の必要から、ゴムパッキンを配しておく。コスト等、総合的利便性により上記いずれかで対処する。尚、フレキシブルダクトは、方向転換は可ながらも、その断面円を変形した場合、その構造上から隙間が出来、気密性を保てない特性があるので、後者を採用する際は、この楕円筒を更に延長して正円筒にし、ダクトに連結しやすい製品工法をコスト等総合的にベターであれば、取ってもよい。この場合、ジョイントの為のゴムホースが不要となり、ヘコミ対応も無用となる。但し、連結部への接着剤等は要る。
ところでシロッコファンの水没回避型床下等換気装置格納箱への格納は3台の場合、パネルを重ねるように横に並べる。図19、6台の場合は上記配置を上下2段にし、格納箱はスチール棚を利用するかあるいは角材と合板にて作成し、脚はそこに打ち込んだ杭で止め風に備える。
最後に既存製品シロッコファンをそのまま使用した水没回避型床下等換気装置である。同格納箱への格納設置要領は先の配置と同じである。吸入口に楕円筒が備えられていないのでゴム板を丸めて筒状にして、パンク修理、あるいは雨とい接着に使用する接着剤等で貼り合わせたものを吸入部に接着剤で貼る。ゴム円筒の片側にフレキシブルアルミダクト等を連結し、ゴム円筒が平らにならないように同ダクトを上へつり上げ固定する (図-3) 。また、パネル側吹き出し口へのダクトの連結も必要であれば手間はかかり、強度に難があるものの可能である。全て既製品で目的とする装置が作成できる。
本装置の建築物外装置はダクトが沢山見え、美観を損なう欠点があるが南側から空気を入れ、北方向に出す事が多い由、来客の目に付く玄関側からは目に付かず、また建築物が隣接していたり塀等があって目に付きにくいと思われる。見かけよりも実利であるが建築物主の要望があれば本装置から一本ないし、二本にダクトをまとめ床内で木の枝のように分岐する手法をとっても良い(先に提示した特開2002−267228参照。)。ただ、既築建築物において床下内部換気孔にダクトを通す手間と、点検の際のくぐり抜けの必要性から同換気孔拡張工事の必要が発生し、コスト上昇する場合は、一本であれば建築物の中央部に伸ばしたダクト孔に周囲から外気を引き寄せ、また二本であればもう一本にサニタリー部へ位の方が適切ではないかと考えられる。
更に必要時に栓を探す手間を省くために、鎖を付け吹き出し口近くに簡易固定できる、または、吹き出し口の中で栓が密閉する様その下側に栓開閉の蝶番が装着され、図25のゴムパッキン(29)の形状の様にロックするためと、取手を兼ねたロック方法にするか、若しくは同図、ドアロック式フック(32)とドアロック式両切トリガー(33)により、栓を閉じてロックし、かつ吹き出し口に脱着可能な防虫アミキャップが付加され、その中側に蝶番式栓が装着された、またあるいは、筒と栓の形を四角形にした吹き出し口をレディメイド連結にて利用する場合は楕円形の中が先の同経の四角形に空いたゴムパッキンをオプションとする同栓の下部を支点とする蝶番式とされた、栓の外側に平時に風の影響を受けない様に栓と同じ厚さの防護枠が施された、または請求項16,17の要領で自動等で閉じる、または、下側に蝶番が付いた栓の先端側半分位に空間が設けられ、その浮力で閉じる、及びそれで閉栓能力が不足し、かつ閉まるまでの水の侵入を防ぐために、フロートが同栓を吹き出し筒の栓受け線上部から牽引され、栓閉が完了した際、栓受け上部に円錐状に開いた穴に合う、栓上部に同円錐突起の突端に連結された(更にオプションで円錐突起から開栓時、防護枠に接するパッキン上部まで穴が開き、防護柵に入れられた溝に一回転バネで支えられたレバーにフロートからの線が繋がれ、平時は風などから干渉されないよう同レバーが栓をロックし、洪水時にまず、ツープッシュオープンのロックレバーを線が引き、ロック解除ののち栓を閉じ、必要に応じて閉じた際に再度ロックができる。)図26,27,28の吐き出し口自動閉栓床下換気扇パネルにする。
換気扇設置場所は、床下、床下外、それらの同両方を問わず、浸水時にフロート式レリーズ等でこれを感知して自動的にまたは手動で全ての床下換気口(パッキン工法建築物も含む。)を閉じる装置がオプションで付加される水没回避型床下等換気装置であり、牽引線が栓受け線上部の穴から管となり、牽引線の摩擦を最小にすべくパネル及びフロート側へ斜めに吹き出し筒を抜け、フロート装置まで布管され、洪水時にその牽引により、自動で吹き出し口栓を閉じる床下換気扇パネル、例えば図30、及び図31。
図30,31のように、浸水時にフロート(44)が上がるのをフロート一定止めレバーがフロートの上昇を3回転バネ(40)で止め、フロートの接点が滑車(56)のところまで上がった時、浮力と縮みバネ(M)の力で一気に上昇を果たし、ワイヤー引スピンドル(60)のくさび(61)から、おのおののカギフックがはずれ、ワイヤー牽引スピンドルに架設されたバネ(M),(N)の力でワイヤーを引いて栓を閉じる自動閉栓床下換気パネル装置にする。
図29のように水に浸かると、1分ないし2分でワイヤー牽引スピンドル(60)の圧力により破壊される物体、例えば防腐、かつ防カビ処理のなされたウェーハース状のものをクリップ(50)で止めて置き、請求項11と同様な動作でフロート栓ロック孔から、スピンドル(60)を解除して、フロート栓の下に布設されたバネ(40)等により、栓を自動で閉じ、また手動動作の際はクリップ台がスライド受け(49)を前後に動かせる自動閉栓床下換気パネル装置にする。
図32のように、請求項11,12に挙げた機能の他に、動作のためにセットする時に使用するスライドスピンドルロック(46)は別として、大きさの違うカギフックのカギを複数付け、浸水水位の上昇に伴いますが、ベル(54)とフロートアームロックバー止め(57)を先に稼動させ、その後更なる水位上昇により、栓を閉める回転型フロートマルチ自動起動器にする。
震度が高い程、津波が発生するとは限らないが、例えば震度5強とか震度6弱のP波、あるいはS波、またはその両方によって起動するようにバウンドバネ(65)やバネ釣り振り子(64)や振り子(63)及びそれにワイヤーで繋がれたフロート一定止めレバー(45)やフロートまた、フロート引っぱりバネ(M)が調整された、かつ装置機械部に下部に防虫網の付いたカバーキャップの付いた請求項11,13の回転型フロート自動起動器にする。
並びに先の筒が人の往来の障害となる場合、スライド式のゴムパッキン付扉を同じくフロート浮力から梃子の原理で増大された力でバネを稼動して閉まるスイッチが入る機能を持ち、またカギフック(62)が図34のようにかみ合わせ歯車の様にダブルとなり、ワイヤー牽引スピンドルのくさびの向きが逆になり、また閉じた時板バネとスプリングにより、密着するようなされた回転型フロート自動起動器付スライド式換気扇パネル、または通常通気孔、自動栓閉器にする。
水没回避型床下換気装置を採用せず、床下浸水を防御する栓付床下換気孔として使用する。新築時、既築用を問わず、防水用換気孔に浸水時栓が必要となった時、それを捜す不便を解消すべく、換気孔枠に栓フタが蝶番等の方策により接続され、かつ平時の開口時に風等により動いて閉じたりする事のない様に固定機能を持ち、必要時に手動で閉じ、同じく風等により開く事が無い様、風呂の栓の様の折はパッキン錠、若しくは閉じたと同時に板バネのカギフックがかかる等、既に存在する、または受け側ゴムを奥広形の溝状にし、栓側の突起を矢印形にし、簡易ロックと密着性を備えた床下換気孔と同じく栓の必要時に換気孔面と直角に床下内側に格納された栓を引き出し、換気孔面に繋がったバーとそれに付いたレールをスライドさせ、換気孔面と平行にして再度バーとレールをスライドさせながら、レールを折りたたむ様に換気孔と栓の相互の枠に布設されたゴムパッキンを合わせ、栓閉を完了する垂直格納栓付型床下換気孔にする。
また、蝶番型栓付床下換気孔栓及び、引扉型栓付床下換気孔栓等の可動式栓の全ての栓が、一箇所の操作により閉じる機能を持つ装置の付いた床下換気孔装置と、同じく全栓の閉じる手段が手動操作に加え、洪水の発生した際、一箇所のフロート浮力を利用した装置により自動的に行われる機能を持ち、各換気孔栓との牽引線のルートは天井経由、及び基礎部表側、または同床下側等栓の方式に適切なものとし、そのフロートの上昇力を利用して、自動的に行われる機能を持つ自動床下換気孔栓閉装置にする。
また、パッキン工法建築物においては、同換気口を閉じる栓が基礎部に蝶番の支点を持ち、上へ牽引されるものと、同換気口に平行して上から下へ、あるいは下から上へ引戸式に手動で開閉し、上から下へ引く場合は換気口部前のスカートに阻まれているので、操作がしやすい様、栓に通常は基礎部に簡易固定されたバー、あるいはロープを付け、それを引き降ろし、先に述べた通常換気孔栓閉の要領にて閉じたと同様時にロックされ、開口の際には、引戸式であれば基礎部に設けられたボタンスイッチ等でバネや重りに牽引され上下する機能を持つパッキン工法通気口開閉栓、及び先の通常換気孔栓の要領で一箇所の手動操作、または浸水時にフロート浮力を利用した自動のいずれかで閉じる栓を持ち、同時に請求項7で述べた要領で、換気扇の電源を切るパッキン工法通気口開閉栓装置と、また以上の機能装置を持つ請求項1〜6,8の水没回避型床下等換気装置にする。
換気孔を所定の寸法に拡大した上で、図35の枠を埋め込み、扉も枠となったその間に通常は接点部がスポンジ状ゴムとなった防虫網板を装着し、浸水の恐れがある時、図36のような固目のゴムパッキン(69)が枠となった防水板を挟み、レバーロック(67)で閉じ、防水を計る入替型通気孔栓にする。
図37の様に、通常の通気孔栓にワイヤーを付け、上部に格納室を設け、その類のロック形式は図38のような形状例である通気孔栓にする。
図39の様に、表奥まで一つのユニットとした手動通気孔栓にする。
図41の様に、床下換気孔に必要に応じて、同孔を拡張し、ビス、またはシリコン止めをして同ユニットを設置、浸水して来た扉(55)が浮力と水流により、蝶番を支点として浮くと扉を押して制止していたスピンドルが向かって左に移動、同じくそれに制止されていたスピンドルが次のスピンドル(54)のくさびをはずれて移動し、ロックピンが外れて3回転バネが扉栓を押して閉まる床下換気孔簡易フロート自動閉栓ユニットにする。
図42の様に、洗浄しやすいための取り外しパネル(56)と風の干渉を扉が受けないようフード(57)が付き、かつゴミや虫がユニット内に入らないため、また子供の安全のために、前面に開閉式ロック付の防虫網扉も付いた請求項26の同ユニットにする。
図44において、浸水により上がったアーム(86)は、図43の虫除けのためのブラシ孔(82)を抜け、ユニット内部図46に入り、図46のスピンドル(92)を図47の要領でロックピンスピンドルを解除すると同時にシーソーバー(91)を下方向へ押し、反対側が上昇するので扉固定解除スピンドルも解除され、扉栓が閉まる、図43〜48のまたは請求項12,14の回転型フロート自動起動器を図44のフロート起動器にスピンドルアーム(86)他は差替えた床下換気孔自動閉栓ユニットにする。
牽引ワイヤーにて、床下換気孔開閉栓を図49の様に、床下側から開閉するにあたり、既存する工法、例えば公衆浴場等の天窓を閉じる場合、図50の様に1つの戸に装着された滑車(93)と壁側から固定された2ヶの滑車(93)の間を一本のワイヤーを引き閉じる工法を採用する際、床下換気孔開閉栓は重力が軽いため、代わりに栓を下方に押すスプリングシリンダー(94)か、反対側から引くスプリングシリンダー(94)を装着し、扉栓を開閉する床下換気孔牽引式開閉栓にする。
または滑車を1ヶにし、かつ扉にバネ(M)を装着した図51,52のあとは請求項29と同様の床下換気孔牽引式1扉1滑車開閉栓にする。
請求項29と同様に、通気孔に設置された床下換気扇の排出口の栓も連動して閉じ、全床下を浸水から防水すべく、図53の様に換気扇両サイドにワイヤー穴が開き、ワイヤーの動きに応じて、扉栓が開閉する牽引式開閉栓付床下換気扇。(尚、延長ダクト排出口を持つ、例えば西邦電機(株)のタービンブロワー UN−TU400Bを排出機に採用する場合は斜面が使用できるので、図53のようなオリジナルシロッコクロスフローファンは不要である。)
既製の床下換気扇に請求項30の機能を備えた図54の外部牽引開閉栓付床下換気扇にする。
パッキン工法通気口部を図55,56の要領で、栓を装着する。別図、手動ロックを付けるか、または図56の様に栓の重力に応じて3回転バネ(40)と起動アーム(86)に連結された回転型フロート起動器を設置、または1ヵ所の自動起動器に牽引されたワイヤーにより、全ての起動アーム(86)が解除され栓が閉まるパッキン工法通気口浸水時自手動開閉栓にする。
請求項29または請求項30のワイヤーと滑車の利用方法にて、図57−Aもしくは図57−B、及び図58の要領でスプリングシリンダー、若しくは扉栓(55)の下部に引き下げるバネ(M)のシリンダー、若しくは図12には描いていないが、重りがシリンダーの中に入っている牽引力にて、栓を開閉するパッキン工法通気孔自動開閉栓ユニットにする。
全通気孔の扉栓を牽引して閉じるため、自動起動器では力が不足する場合に、図59の集中牽引装置に、例えば回転型フロート自動牽引起動器(図60)を図59の様にセットして閉じる集中牽引自動起動器ユニットにする。
図61のモーターがマグネットリレー(太陽光発電源の場合はリレー)とタイマーコントローラーにより、任意に設定された時間に回転、及び反転し、ワイヤーにより全部の通気孔栓、及び床下換気孔栓を開いたり閉じたりすることができ、更に湿度感知器を付加すれば、栓開設定された時間内、または24時間において予め設定された湿度により各通気孔栓が自動に開閉され、例えばある一定の湿度より低い時には、通気孔栓を開け、同様に高い時には、同栓を閉じ、かつ床下換気扇を稼動すべくタイマーにより設定された時間内においては湿度が低い時に同栓を開いて、同換気扇が稼動して床下内の空気を入れ替え、湿度が高い時に同換気扇を止めて同栓を閉じることができる換気扇と、通気孔栓の動かし方法と、請求項29〜35に連結した自動湿度感知タイマー通気孔栓開閉ユニットシステムにする。
請求項37のシステムを使用し、西邦電機(株)が今年申請中の「床下換気ハイブリッドコントロールシステム」と連動することにより、同申請中物件の湿度設定の高い時に排気型を止めて拡散機、あるいは撹拌機のどちらかがのみ稼動する折、同時に通気孔栓が閉じているので、湿度の高い空気が床下内に入って来ず、かつ「殺菌モード」においても栓を閉じる様設定しておけば、せっかくのフィットンチッドも最寄りの通気孔から逃さない。例えば、同コントロールシステムのプログラムに順じた組み合わせにすれば、タイマー中は排気型機が停止するたび通気孔を閉じ、外気の湿度が低くなって排気型が通気孔から吹き出すと同時に通気孔栓が開き、また「殺菌モード」というフィットンチッドを撹拌機にて拡散させ、全通気孔栓を閉じて床下にフィットンチッドをあまねく充満させて十二分な「殺菌モード」が果たせ、より有効的に床下を改善することができ、また浸水時、自動で段階的にベルを鳴らしたのちに床下通気孔栓を閉じることが可能な請求項29〜36の自動浸水時栓閉湿度感知タイマー通気孔栓開閉ユニットシステム、及び換気扇、及び通気孔栓の動かし方法にする。
請求項37による全栓閉撹拌動作は床下換気扇により、床下のカビ等がほとんど乾いて死滅したのちに設定することが望ましいところ、それでももし床下から空気が室内へ上昇してくる危惧が有れば、回転型フロートマルチ起動器によるベルと同時のタイミングで牽引されるワイヤーを別途布線しておき、全栓が閉じる前に通気孔のうち撹拌機の逆、若しくはサニタリー部等のいずれか適切と思われる一カ所のみの栓が完全には閉じない出し入れ可能なスピンドルピンカバーを挟み、隙間の空く仕様として万一浸水の際は先のスピンドルピンをバネ等の動力にて格納し、その後同栓を完全に閉める請求項37の同ユニットシステムにする。
以上の請求項1〜37の各手法を種々のバリエーションで価値を発生する手法にする。
浸水時、水気が出潤しやすく床下がより湿気やすいところに、本来要るべき換気扇が設置できないという不条理を排除でき、また片軸のプロペラ式で約10年、両軸のシロッコファン等では15年から20年、中には20数年の寿命を持つ換気扇を致命的な浸水から守り、ひいては建築物も長持ちさせ、廃棄物も減らせ環境にやさしい社会作り並びに、人の健康増進に寄与する。
室外装置においては騒音が比較的小さい。また停止時に外から吹き付ける強風により普段、室内換気扇付近に溜まっている埃の室内流入汚染が皆無に近い。
地球温暖化による異常気象が言われて久しい。平成16年夏から秋のように各地での大雨や、高気圧の異常位置による台風上陸の多発が、花粉の量のように何年かに1回のものではなく、100年に1回のものであるかもしれないとしても、一度床下、床上浸水を被った人々のトラウマは深刻で、一般庶民においては通常の床下換気扇を、いくらいいものと分かり得ても浸水の恐れがある場合、また被害を被った場合、他の復旧費用に追われて、それどころではなく設置しないものであるが、浸水を回避できるとなれば英断を下しやすく、仮りにまた、設置後に高潮や洪水を被っても水が引いたら即、床下を換気でき、気分的にも立直りを早め、また少ないコストで床下換気のみならずオプションにて天井裏、室内の換気及び床下浸水をも軽微なものはこれを防御でき、また別に換気パネル栓は浸水の心配がないと思われる所に設置した折、万一津波やため池決壊等の直撃は別としてその余波程度で浸水した時、これを防御することができる。台風のコースや、前線の発達や移動場所及び、相互の時刻の関連等で大水の発生はほとんど都道府県を選ばないと言ってよい。そして、通常進路が間近に接近するまでは、はっきりとしない台風等で大雨警報が発令されて浸水状況に至るまで、そう時間がある訳では無く、風雨の中、できることも限られてくる。言い換えれば本当にそうなるかどうか?と案じて待ち、大方は浸水が始まってから対応行動に移る。例えば、10分で20センチから、上昇してくる水位の前に避難を考えながらで、しかしその時はもう、気も動転していて尚更何もできなかったり、またするべきことも忘れがちである。特に留守がちな家においては自動で家の安全性が高められる効果がある。
浸水してしまうと効果減となり、それでなくとも人体にも悪く、経費の高額なシロアリ防除の採用を後回しにでき、浸水の可能性が無くなり乾き続けるので、ずっと採用しなくてもよい可能性がある。また、木材を分解してゆく不朽菌やカビも永続的、かつ安全に排除してゆくことができる。
請求項37の自動浸水時栓閉湿度感知タイマー通気孔栓開閉ユニットシステム、及び西邦電機(株)の「床下換気ハイブリッドコントロールシステム」を組み合わせることで、より完璧な床下環境を実現できる。
装置は電気を使用しないので、停電中でも家屋財産を浸水から防御してくれる。
浸水防御の方法として、自動も採用できるので、留守や真夜中でも家屋財産を浸水から防御してくれる。
発明を解決するための手段の項で図による説明を済ませたので、平成15年4月初旬に既製のシロッコファンを使用して、住宅に水没回避(矢倉)型床下等換気装置を実際に設置した概況を説明する。
築60〜70年のA氏宅は大雨の際、近くの水路が溢れ床下10センチまで浸水した事が20年内に何回かあった。住宅の東面は旧商店街の道路に面し、北と南面も建築物が隣接し、床下換気孔があるのは西側のみである。換気孔はいわゆる吹抜け型の長い大型であるが風が抜けず、床下はそれでなくとも相当な湿気を包蔵している。水路の改良工事を管轄自治体に要請するも、予算が計上されないとかで、大雨毎の床下浸水は不可避的であった。換気口の構造上、ダクトを密閉する工法は不可能であるのでシロッコファン3台を使用、0027の要領で水没回避(矢倉)型床下等換気装置を組み、3本のダクトを台所下をはじめ、各所奥深く布設し、運転を開始した。
2ヵ月後、様子を伺いに行くと特に湿気のひどかった部屋も改善された様であった。ただ、大変な量のカビが放出された為か本装置真上の2階を寝室とする20代の長女が喉に変調をきたしたらしい。そこまでは想定しておらず排出用クランク形チムニー設置の御伺いをしたが、そこまでしなくても良いとのことであり、半年後に伺った時はもうカビも無くなったのか大丈夫とのことであった。
そして平成16年10月の台風23号、この時は床位置まで浸水したという。水が引いてカビに生える余裕を与える間もなく、即座に換気を行うべく切っていた電源を入れられたということで大変喜ばれている。
本発明の実施形態を示す水没回避(矢倉)型換気装置断面図 本発明に係る改良型換気扇施工例の部分断面図 同、既製換気扇の格納箱の部分断面図 同、換気扇のパネル排気孔栓の斜めから見た外観図 同、換気装置から換気孔部に入る2本のダクトの斜めから見た外観図 同装置の部分、自動電源切及び同換気扇閉装置部の外観図 同、断面図 ダクト分岐パイプ断面図 本発明の実施形態を示す自動閉栓換気孔部の断面図 同上 同上 同、自動閉栓、パッキン工法、換気孔部の断面図 本発明の実施形態を示す水没回避(釣り下げ)型換気装置の部分断面図 同上 同、天井裏格納型換気装置の部分断面図 同、建築物断面図 同、床下ダクトの布設、平面の断面図 同、換気扇パネル排気孔栓の裏面外観図 同、格納箱内の既製換気扇の設置要領平面の断面図 同、換気栓引きワイヤー布線、天井裏平面の断面図 本発明に係わる改良型換気扇施工例の部分断面図 同上 四角形排出口筒換気扇パネル ダクトジョイント用ゴムパッキン 図23断面図 牽引閉栓型四角形排出口筒断面図 同、開栓時ロック部平面図 回転型フロート、起動器付換気扇パネル ウェーハース型自動ロック解除器 垂直型フロート自動バネ牽引起動器 回転型フロート自動バネ牽引起動器 回転型フロート自動バネ牽引マルチ起動器 フロート一定止めレバー スライド式自動栓閉器 防虫網、防水板入替型通気孔栓斜面図 防水板側断面図 上部格納型扉、防水通気孔栓 扉栓ロック式ゴムパッキン例断面図 ユニット手動通気孔栓 ユニット手動通気孔栓正面図 床下換気孔簡易フロート自動閉栓ユニット部分斜面図 取り外しパネル、及び防護フード付床下換気孔簡易フロート自動閉栓ユニット部分斜面図 床下換気孔自動閉栓ブラシ孔付ユニット斜面図 床下換気孔自動閉栓ブラシ孔付ユニット用垂直フロート起動器正面図 同、平面図 床下換気孔自動閉栓ブラシ孔付ユニット部分斜面図 床下換気孔自動閉栓ブラシ孔付ユニット中継スピンドル部側面図A 床下換気孔自動閉栓ブラシ孔付ユニット中継スピンドル部側面図B 床下換気孔牽引式開閉栓側断面図 同、平面図 床下換気孔牽引式1扉1滑車開閉栓平面図 同、側断面図 牽引式開閉栓付床下換気扇側断面図 外部牽引式開閉栓付床下換気扇側断面略図 パッキン工法通気口栓浸水時自手動開閉栓断面図 同、パッキン工法通気口栓浸水時自手動開閉栓、及び起動アーム部側面図 パッキン工法スプリングシリンダー自動開閉ユニット側断面図 同上 同上、平面断面図 集中牽引装置 カバー付回転型フロート自動バネ牽引マルチ起動器 モーター部手自動牽引主装置平面図 パッキン工法コーナー部栓受部平面図 床下通気孔栓歯車付軸自動開閉装置側断面図 スライドアジャスター平面図 スプリングスライド器正面断面図 パッキン工法栓歯車付軸自動開閉装置側断面図 床下屋根裏換気ダクト配置方法装置
符号の説明
1. ダクト
2. 分岐パイプ
3. 装置の通気孔
4. 電源コード
5. オフスイッチ
6. 防水盤
7. フロート管
8. レリーズ管
9. 換気孔栓引管
10. 換気孔レリーズ管
11. 電源線
12. 口定杭
13. 地面
14. 換気扇
15. 換気口
16. 防水シート
17. 室内空気取入口
18. 水没回避型換気装置
19. 活性炭収納箱
20. 板状ゴム
21. 楕円筒
22. 換気扇パネル栓
23. 換気扇パネル
24. パッキンゴム
25. タイマー
26. 防虫網キャップ
27. ダクト連結用カプラー
28. 取手
29. ゴムパッキン
30. 回転式止め錠
31. 栓フロート部
32. ドアロック式フック
33. ドアロック式両切トリガー
34. ワイヤーパイプ
35. ツープッシュロック解除スピンドル
36. 換気扇排出口筒
37. けん引ワイヤー
38. ワイヤー出孔
39. 防風栓ロック受け
40. 3回転バネ
41. ロックピン
42. ロックピン止金具
43. ツープッシュロック装置
44. フロート
45. フロート一定止めレバー
46. スライドスピンドルロック
47. フロート栓ロック孔
48. ウェーハース
49. スライド受
50. ウェーハース止めクリップ
51. 止めネジ
52. フロートアーム
53. フロートアームロックバー
54. ネジ巻きベル
55. 扉栓
56. 滑車
57. 扉栓ロックスピンドル
58. 扉栓ロック孔
59. フロートアームロックバー止め
60. ワイヤー牽引スピンドル
61. スピンドル止めくさび
62. カギフック
63. 振り子
64. バネ釣り振り子
65. バウンドバネ
66. 枠扉
67. レバーロック
68. 防虫網、防水板受金具
69. ゴムパッキン
70. 入替防水板
71. 入側ゴム
72. 受側ゴム
73. 防虫網
74. バネフック受け
75. 基礎部
76. スプリング
77. 扉栓押しスピンドル
78. ロックピン解除スピンドル
79. 全フロート型扉栓
80. 取り外し用パネル
81. 防護フード
82. ブラシ孔
83. 基礎接着部
84. ロック孔
85. ブラシ孔合わせ孔
86. ロックピン解除スピンドルアップ起動アーム
87. 蝶番
88. フロートストッパー
89. コロ車
90. 扉固定解除スピンドル
91. 扉固定解除スピンドル解除シーソーバー
92. 中継スピンドル
93. 大滑車
94. スプリングシリンダー
95. スカート
96. 調整支柱
97. 厚さ調整板
98. 扉栓ロックフック
99. ショックアブソーバー
100. 防水栓
101. コントローラータイマー
102. リレーモーター
103. 牽引ワイヤーパイプ
104. 戻しワイヤーパイプ
105. 栓開手動ワイヤーレンチ
106. 栓閉手動ワイヤーレンチ
107. 集中牽引装置パイプ
108. ワイヤー脱着ポイント
109. 永久密閉部
110. 栓受部
111. 歯車
112. 連動軸
113. スライドアジャスター
114. コ形レール
115. 扉栓駆動スピンドル
116. スプリングスライド器
117. 可倒歯付バー
118. ベアリング
119. アーム
120. 水没回避型床下換気扇装置
A) フロート
B) 上突軸
C) シーソー金具
D) 第二シーソー金具
E) 下突軸
F) レリーズ芯
G) レリーズ管
H) オフスイッチ
I) くさび
J) 重り軸
K) ストッパーピン
L) 重り
M) 縮バネ
N) 伸バネ

Claims (43)

  1. コンパクト性を計る為、新しく開発した大換気能力を備えた1台ないし2台の換気扇を、風雨の害から守れる排出口と扉の付いた格納箱と浸水を免れるように、それに脚がつき吸入部には床下とサニタリー部の床下、天井裏及び、室内をも換気出来るようタコ足状に6ヵ所、あるいは3ヵ所のダクトへの連結かつそれぞれが開閉可能な分岐パイプが付き、かつオプションで排気口部に煙突の役割を果たすダクトパイプが連結装着される、または、更にその煙突状ダクトパイプがそのまま軒先から天井裏内に抜け、必要に応じてその天井裏内吸入部、あるいは、中継部、若しくは天井裏内吸入部の反対側に開孔された排出口部のいずれかに換気扇が布設され、それらが1つのユニットをなす新製品として製作された水没回避(矢倉)型床下等換気装置。
  2. 請求項1の矢倉の格納箱に、既製換気扇を3台あるいは6台格納し、各換気扇吸入部にダクトが連結出来るように高さ2センチくらいの円筒をメーカーが製作段階にてオプションで選択装着できるようにし、かつ6台の場合は片側の3台にのみ、分岐パイプが連結され、ダクト連結口が2個に減らされている、他は請求項1と同様の機能を持つ水没回避(矢倉)型床下等換気装置。
  3. 建設物建築の広さや床下湿気度合い等に応じて、その台数が決定された複数の既製換気扇をその各々にゴム板、接着剤などを使用し、ダクトを連結、請求項1、請求項2と同様の機能を持つ水没回避(矢倉)型床下等換気装置及びその製作工法。
  4. 本来は床下部に設置される床下換気扇を、自然災害時の水没から免れるよう既建築物にあっては建築物外部に請求項1〜3の水没回避(矢倉)型床下等換気装置を、あるいは軒下に架設、設置しかつ排気型換気扇吸入部にアルミなどのダクトが連結され、ダクトの片方が床下換気孔や本体設置の際、床下基礎部に新たに穿口等で開口した穴に密閉連結、あるいはまた同換気口を一本が換気孔部に連結、もう一本が通過して湿気の多いサニタリー架所まで伸ばされ、また必要に応じて、ボックスの中にある複数の換気扇のうち1台から伸ばされたダクトが軒板を貫通して屋根の中央部まで伸ばされた水没回避(内蔵)型床下等換気装置。
  5. 請求項1〜3の換気扇装置位置を矢倉の上ではなく建築物の軒下に釣下げた、もしくは複数換気扇が天井裏に設置された請求項1の水没回避(釣下げ)型床下等換気装置。
  6. 新築建築物若しくはリフォームにあっては請求項1と同様に外部若しくはモーター及びプロペラの動力部が家屋の壁上部に例えば台所の通常換気扇の横に設けられた収納ボックス内あるいは、壁から外側、または内部にその格納室が突出した、あるいはまた軒内部に格納され排出口は軒下部に設けられ保守点検のため間近の室内天井部に開閉式点検口が設けられ請求項1の吸風アルミダクト等ホースあるいは管が壁の中を下方に通り、すぐ家屋外部に出て壁側より下方向に、若しくは床下部直前(土台木手前等)にて外部に出て同じく床下換気口へ密閉連結または通過する請求項1記載の水没回避(内蔵)型床下等換気装置及び配管工法。
  7. 床下から、上記換気装置へ空気を吸い上げるのみならず、同時に同装置側から床下へ吹き出す換気扇とダクトパイプが装着され、床下の空気が効率的に循環して入れ替わる請求項1〜6の水没回避型等換気装置。
  8. 請求項2,3を天井裏等に設置する際に床下既製換気扇のパネル排出口部に楕円形で高さ2センチ位の筒を付け、ゴムのジョイント結束でダクト連結を可能にし、既製の換気扇の吸入側と排出口側の両方にダクトを取付けすることが可能になり、パネル及び吸入口側の各楕円筒はおのおのビスにて脱着が可能なので用途に応じて使い分けが可能な既存換気扇の改造方法と、以上の工法に関連はするものの請求項1〜6の水没回避型床下換気装置を採用しない場合において、全く独立して床下換気扇のパネル側、楕円形円筒付床下換気扇はこれに合う脱着可能な栓を作り、通常の床下換気口に取り付け、玄関と勝手口等の屋内側をアルミパネルと防水シリコンで処理しておけば浸水時間の短い床下浸水までは防げる床下換気扇の吹き出し側パネル工法と、栓付吹き出し口装着型床下換気扇とその利用方法。
  9. 更に必要時に栓を探す手間を省くために、鎖を付け吹き出し口近くに簡易固定できる、または、吹き出し口の中で栓が密閉する様その下側に栓開閉の蝶番が装着され、図25のゴムパッキン(29)の形状の様にロックするためと、取手を兼ねたロック方法にするか、若しくは同図、ドアロック式フック(32)とドアロック式両切トリガー(33)により、栓を閉じてロックし、かつ吹き出し口に脱着可能な防虫アミキャップが付加され、その中側に蝶番式栓が装着された、またあるいは、筒と栓の形を四角形にした吹き出し口をレディメイド連結にて利用する場合は楕円形の中が先の同経の四角形に空いたゴムパッキンをオプションとする同栓の下部を支点とする蝶番式とされた、栓の外側に平時に風の影響を受けない様に栓と同じ厚さの防護枠が施された、または請求項16,17の要領で自動等で閉じる、または、下側に蝶番が付いた栓の先端側半分位に空間が設けられ、その浮力で閉じる、及びそれで閉栓能力が不足し、かつ閉まるまでの水の侵入を防ぐために、フロートが同栓を吹き出し筒の栓受け線上部から牽引され、栓閉が完了した際、栓受け上部に円錐状に開いた穴に合う、栓上部に同円錐突起の突端に連結された(更にオプションで円錐突起から開栓時、防護枠に接するパッキン上部まで穴が開き、防護柵に入れられた溝に一回転バネで支えられたレバーにフロートからの線が繋がれ、平時は風などから干渉されないよう同レバーが栓をロックし、洪水時にまず、ツープッシュオープンのロックレバーを線が引き、ロック解除ののち栓を閉じ、必要に応じて閉じた際に再度ロックができる。)図26,27,28の吐き出し口自動閉栓床下換気扇パネル。
  10. 換気扇設置場所は、床下、床下外、それらの同両方を問わず、浸水時にフロート式レリーズ等でこれを感知して自動的にまたは手動で全ての床下換気口(パッキン工法建築物も含む。)を閉じる装置がオプションで付加される水没回避型床下等換気装置であり、牽引線が栓受け線上部の穴から管となり、牽引線の摩擦を最小にすべくパネル及びフロート側へ斜めに吹き出し筒を抜け、フロート装置まで布管され、洪水時にその牽引により、自動で吹き出し口栓を閉じる床下換気扇パネル、例えば図30、及び図31。
  11. 図30,31のように、浸水時にフロート(44)が上がるのをフロート一定止めレバーがフロートの上昇を3回転バネ(40)で止め、フロートの接点が滑車(56)のところまで上がった時、浮力と縮みバネ(M)の力で一気に上昇を果たし、ワイヤー引スピンドル(60)のくさび(61)から、おのおののカギフックがはずれ、ワイヤー牽引スピンドルに架設されたバネ(M),(N)の力でワイヤーを引いて栓を閉じる自動閉栓床下換気パネル装置。
  12. 図29のように水に浸かると、1分ないし2分でワイヤー牽引スピンドル(60)の圧力により破壊される物体、例えば防腐、かつ防カビ処理のなされたウェーハース状のものをクリップ(50)で止めて置き、請求項11と同様な動作でフロート栓ロック孔から、スピンドル(60)を解除して、フロート栓の下に布設されたバネ(40)等により、栓を自動で閉じ、また手動動作の際はクリップ台がスライド受け(49)を前後に動かせる自動閉栓床下換気パネル装置。
  13. 図32のように、請求項11,12に挙げた機能の他に、動作のためにセットする時に使用するスライドスピンドルロック(46)は別として、大きさの違うカギフックのカギを複数付け、浸水水位の上昇に伴いますが、ベル(54)とフロートアームロックバー止め(57)を先に稼動させ、その後更なる水位上昇により、栓を閉める回転型フロートマルチ自動起動器。
  14. 震度が高い程、津波が発生するとは限らないが、例えば震度5強とか震度6弱のP波、あるいはS波、またはその両方によって起動するようにバウンドバネ(65)やバネ釣り振り子(64)や振り子(63)及びそれにワイヤーで繋がれたフロート一定止めレバー(45)やフロートまた、フロート引っぱりバネ(M)が調整された、かつ装置機械部に下部に防虫網の付いたカバーキャップの付いた請求項11,13の回転型フロート自動起動器。
  15. 並びに先の筒が人の往来の障害となる場合、スライド式のゴムパッキン付扉を同じくフロート浮力から梃子の原理で増大された力でバネを稼動して閉まるスイッチが入る機能を持ち、またカギフック(62)が図34のようにかみ合わせ歯車の様にダブルとなり、ワイヤー牽引スピンドルのくさびの向きが逆になり、また閉じた時板バネとスプリングにより、密着するようなされた回転型フロート自動起動器付スライド式換気扇パネル、または通常通気孔、自動栓閉器。
  16. タイマーにより換気扇が起動したと同時にダクトと連結された換気孔の余面の換気孔及び、床下換気効率上、必要と思われる換気口のみが扉により閉じ、換気扇が停止したと同時にかかる換気扉が開く、または別途に換気孔全てが同じく防水機能を備え、手動により開閉できる水没回避(矢倉)型床下等換気装置。
  17. 換気扇稼働時に床下に通されたダクトに分岐連結された小ダクトが最寄りの室内側の、壁に伸ばされ、その室内に開いた通気孔が自動的に開き換気扇停止時に閉まる機能を備え、あるいは手動開閉式が設けられ、床下と室内の両方を換気する水没回避型床下等換気装置。
  18. 請求項16,17の各自動モードが手動スイッチでも作動可能な様に切替分電器を備えた請求項1〜6の水没回避型床下等換気装置。
  19. 建築物上部に設置した換気扇から天井裏内部や床下に伸ばされたダクトを分岐して、室内にも開口し床下や天井裏と同時に室内換気を計れるようにし、また開口部に付けられた手動レバーにより換気架所が選択でき、かつ、各室内間を風が流れる自動若しくは手動の通気弁を若しくはその両方を備え、屋外よりの吸入口には取換え可能な活性炭ケース等を配するものとし、自動の折は換気扇が起動と同時に通気弁が開き、停止と共に閉まる機能が付いた請求項2〜10または請求項1の水没回避型床下等換気装置。
  20. 水没回避型床下換気装置を採用せず、床下浸水を防御する栓付床下換気孔として使用する。新築時、既築用を問わず、防水用換気孔に浸水時栓が必要となった時、それを捜す不便を解消すべく、換気孔枠に栓フタが蝶番等の方策により接続され、かつ平時の開口時に風等により動いて閉じたりする事のない様に固定機能を持ち、必要時に手動で閉じ、同じく風等により開く事が無い様、風呂の栓の様の折はパッキン錠、若しくは閉じたと同時に板バネのカギフックがかかる等、既に存在する、または受け側ゴムを奥広形の溝状にし、栓側の突起を矢印形にし、簡易ロックと密着性を備えた床下換気孔と同じく栓の必要時に換気孔面と直角に床下内側に格納された栓を引き出し、換気孔面に繋がったバーとそれに付いたレールをスライドさせ、換気孔面と平行にして再度バーとレールをスライドさせながら、レールを折りたたむ様に換気孔と栓の相互の枠に布設されたゴムパッキンを合わせ、栓閉を完了する垂直格納栓付型床下換気孔。
  21. また、蝶番型栓付床下換気孔栓及び、引扉型栓付床下換気孔栓等の可動式栓の全ての栓が、一箇所の操作により閉じる機能を持つ装置の付いた床下換気孔装置と、同じく全栓の閉じる手段が手動操作に加え、洪水の発生した際、一箇所のフロート浮力を利用した装置により自動的に行われる機能を持ち、各換気孔栓との牽引線のルートは天井経由、及び基礎部表側、または同床下側等栓の方式に適切なものとし、そのフロートの上昇力を利用して、自動的に行われる機能を持つ自動床下換気孔栓閉装置。
  22. また、パッキン工法建築物においては、同換気口を閉じる栓が基礎部に蝶番の支点を持ち、上へ牽引されるものと、同換気口に平行して上から下へ、あるいは下から上へ引戸式に手動で開閉し、上から下へ引く場合は換気口部前のスカートに阻まれているので、操作がしやすい様、栓に通常は基礎部に簡易固定されたバー、あるいはロープを付け、それを引き降ろし、先に述べた通常換気孔栓閉の要領にて閉じたと同様時にロックされ、開口の際には、引戸式であれば基礎部に設けられたボタンスイッチ等でバネや重りに牽引され上下する機能を持つパッキン工法通気口開閉栓、及び先の通常換気孔栓の要領で一箇所の手動操作、または浸水時にフロート浮力を利用した自動のいずれかで閉じる栓を持ち、同時に請求項7で述べた要領で、換気扇の電源を切るパッキン工法通気口開閉栓装置と、また以上の機能装置を持つ請求項1〜6,8の水没回避型床下等換気装置。
  23. 換気孔を所定の寸法に拡大した上で、図35の枠を埋め込み、扉も枠となったその間に通常は接点部がスポンジ状ゴムとなった防虫網板を装着し、浸水の恐れがある時、図36のような固目のゴムパッキン(69)が枠となった防水板を挟み、レバーロック(67)で閉じ、防水を計る入替型通気孔栓。
  24. 図37の様に、通常の通気孔栓にワイヤーを付け、上部に格納室を設け、その類のロック形式は図38のような形状例である通気孔栓。
  25. 図39の様に、表奥まで一つのユニットとした手動通気孔栓。
  26. 図41の様に、床下換気孔に必要に応じて、同孔を拡張し、ビス、またはシリコン止めをして同ユニットを設置、浸水して来た扉(55)が浮力と水流により、蝶番を支点として浮くと扉を押して制止していたスピンドルが向かって左に移動、同じくそれに制止されていたスピンドルが次のスピンドル(54)のくさびをはずれて移動し、ロックピンが外れて3回転バネが扉栓を押して閉まる床下換気孔簡易フロート自動閉栓ユニット。
  27. 図42の様に、洗浄しやすいための取り外しパネル(56)と風の干渉を扉が受けないようフード(57)が付き、かつゴミや虫がユニット内に入らないため、また子供の安全のために、前面に開閉式ロック付の防虫網扉も付いた請求項26の同ユニット。
  28. 図44において、浸水により上がったアーム(86)は、図43の虫除けのためのブラシ孔(82)を抜け、ユニット内部図46に入り、図46のスピンドル(92)を図47の要領でロックピンスピンドルを解除すると同時にシーソーバー(91)を下方向へ押し、反対側が上昇するので扉固定解除スピンドルも解除され、扉栓が閉まる、図43〜48のまたは請求項12,14の回転型フロート自動起動器を図44のフロート起動器にスピンドルアーム(86)他は差替えた床下換気孔自動閉栓ユニット。
  29. 牽引ワイヤーにて、床下換気孔開閉栓を図49の様に、床下側から開閉するにあたり、既存する工法、例えば公衆浴場等の天窓を閉じる場合、図50の様に1つの戸に装着された滑車(93)と壁側から固定された2ヶの滑車(93)の間を一本のワイヤーを引き閉じる工法を採用する際、床下換気孔開閉栓は重力が軽いため、代わりに栓を下方に押すスプリングシリンダー(94)か、反対側から引くスプリングシリンダー(94)を装着し、扉栓を開閉する床下換気孔牽引式開閉栓。
  30. または滑車を1ヶにし、かつ扉にバネ(M)を装着した図51,52のあとは請求項29と同様の床下換気孔牽引式1扉1滑車開閉栓。
  31. 請求項29と同様に、通気孔に設置された床下換気扇の排出口の栓も連動して閉じ、全床下を浸水から防水すべく、図53の様に換気扇両サイドにワイヤー穴が開き、ワイヤーの動きに応じて、扉栓が開閉する牽引式開閉栓付床下換気扇。(尚、延長ダクト排出口を持つ、例えば西邦電機(株)のタービンブロワー UN−TU400Bを排出機に採用する場合は斜面が使用できるので、図53のようなオリジナルシロッコクロスフローファンは不要である。)
  32. 既製の床下換気扇に請求項30の機能を備えた図54の外部牽引開閉栓付床下換気扇。
  33. パッキン工法通気口部を図55,56の要領で、栓を装着する。別図、手動ロックを付けるか、または図56の様に栓の重力に応じて3回転バネ(40)と起動アーム(86)に連結された回転型フロート起動器を設置、または1ヵ所の自動起動器に牽引されたワイヤーにより、全ての起動アーム(86)が解除され栓が閉まるパッキン工法通気口浸水時自手動開閉栓。
  34. 請求項29または請求項30のワイヤーと滑車の利用方法にて、図57−Aもしくは図57−B、及び図58の要領でスプリングシリンダー、若しくは扉栓(55)の下部に引き下げるバネ(M)のシリンダー、若しくは図57−Aには描いていないが、重りがシリンダーの中に入っている牽引力にて、栓を開閉するパッキン工法通気孔自動開閉栓ユニット。
  35. 全通気孔の扉栓を牽引して閉じるため、自動起動器では力が不足する場合に、図59の集中牽引装置に、例えば回転型フロート自動牽引起動器(図60)を図59の様にセットして閉じる集中牽引自動起動器ユニット。
  36. 図61のモーターがマグネットリレー(太陽光発電源の場合はリレー)とタイマーコントローラーにより、任意に設定された時間に回転、及び反転し、ワイヤーにより全部の通気孔栓、及び床下換気孔栓を開いたり閉じたりすることができ、更に湿度感知器を付加すれば、栓開設定された時間内、または24時間において予め設定された湿度により各通気孔栓が自動に開閉され、例えばある一定の湿度より低い時には、通気孔栓を開け、同様に高い時には、同栓を閉じ、かつ床下換気扇を稼動すべくタイマーにより設定された時間内においては湿度が低い時に同栓を開いて、同換気扇が稼動して床下内の空気を入れ替え、湿度が高い時に同換気扇を止めて同栓を閉じることができる換気扇と、通気孔栓の動かし方法と、請求項29〜35に連結した自動湿度感知タイマー通気孔栓開閉ユニットシステム。
  37. 請求項36のシステムを使用し、西邦電機(株)が今年申請中の「床下換気ハイブリッドコントロールシステム」と連動することにより、同申請中物件の湿度設定の高い時に排気型を止めて拡散機、あるいは撹拌機のどちらかがのみ稼動する折、同時に通気孔栓が閉じているので、湿度の高い空気が床下内に入って来ず、かつ「殺菌モード」においても栓を閉じる様設定しておけば、せっかくのフィットンチッドも最寄りの通気孔から逃さない。例えば、同コントロールシステムのプログラムに順じた組み合わせにすれば、タイマー中は排気型機が停止するたび通気孔を閉じ、外気の湿度が低くなって排気型が通気孔から吹き出すと同時に通気孔栓が開き、また「殺菌モード」というフィットンチッドを撹拌機にて拡散させ、全通気孔栓を閉じて床下にフィットンチッドをあまねく充満させて十二分な「殺菌モード」が果たせ、より有効的に床下を改善することができ、また浸水時、自動で段階的にベルを鳴らしたのちに床下通気孔栓を閉じることが可能な請求項29〜36の自動浸水時栓閉湿度感知タイマー通気孔栓開閉ユニットシステム、及び換気扇、及び通気孔栓の動かし方法。
  38. 請求項37による全栓閉撹拌動作は床下換気扇により、床下のカビ等がほとんど乾いて死滅したのちに設定することが望ましいところ、それでももし床下から空気が室内へ上昇してくる危惧が有れば、回転型フロートマルチ起動器によるベルと同時のタイミングで牽引されるワイヤーを別途布線しておき、全栓が閉じる前に通気孔のうち撹拌機の逆、若しくはサニタリー部等のいずれか適切と思われる一カ所のみの栓が完全には閉じない出し入れ可能なスピンドルピンかバーを挟み、隙間の空く仕様として万一浸水の際は先のスピンドルピンをバネ等の動力にて格納し、その後同栓を完全に閉める請求項37の同ユニットシステム。
  39. 以上の請求項1〜38及び請求項41〜43の各手法を種々のバリエーションで価値を発生する手法。
  40. 以上、請求項1〜39及び請求項41〜43の個別手段例のみならず、今までに無い目的、及び過程への手法概念に関する全ての方法。
  41. 通気孔栓を、けん引ワイヤーではなく、通気口部にのみ歯車が付いたものを、マグネットリレーモーターで、回転反転して、同栓を開閉し、浸水時には、別途引かれたけん引ワイヤー(56)が、可倒歯付バー(117)を歯車から離して、下に降ろし、かつ同バー(117)をけん引して、扉栓55を閉じる。床下通気孔栓歯車付軸自動開閉装置。
  42. 図66の様に、扉栓駆動スピンドルが、半円状の他は、先の請求項41と同様の機構で扉栓を開閉し、浸水時に同様にして扉栓を閉じる、パッキン工法栓歯車付軸自動開閉装置。
  43. 水没回避型床下換気扇装置から空気が、床下を図67のように入り、床下を、反対側に出て、再び、同装置に入った後ダクトを通って屋根裏に入り次に、反対側の煙突、あるいは、換気孔から、出るように、空気経路が配置された、床下屋根裏換気ダクト配置方法装置。
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