JP2006183677A - プーリー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジン1のクランク軸7の一端に取り付けるプーリー8において、前記プーリー8をクランク軸7に取り付けるプーリーハブ31と、ベルトを巻回する外側プーリー32に分割した。また、前記プーリーハブ31を断面視「凸」状に構成し、外側プーリー32・42・52を断面視「凹」状に構成した。
【選択図】図3
Description
このクランクプーリーはクランク軸の先端に外嵌固定されるが、そのエンジン側の側面にはギアケースが取り付けられており、該ギアケースからオイル漏れや水の浸入等が生じないように、ギアケースとクランクプーリーのハブ外周との間にはオイルシールが介装されている。このギアケースの外側に、クランクプーリーがクランク軸のキーに沿って挿入して固定するようにしていた。
前記プーリーをクランク軸に取り付けるプーリーハブと、ベルトを巻回する外側プーリーに分割したものである。
図1は本発明のクランクプーリー8を有するエンジン1の概略図、図2はクランクプーリー8をクランク軸7に固設した状態を示す側面断面図、図3は外側プーリー32をプーリーハブ31に固設した状態を示す側面断面図、図4はプーリーハブ31の側面断面図、図5は同じく正面図、図6は同じく背面図、図7は外側プーリー32の側面断面図、図8は同じく正面図、図9は外側プーリー52をプーリーハブ31に固設した状態を示す側面断面図、図10は従来のクランクプーリー60を示す側面断面図である。
また、シリンダブロック2の下方にはオイルパン9が設けられており、該オイルパン9内には潤滑油が貯留されており、該潤滑油によってエンジン1内部のクランクシャフトの軸受部や、コネクティングロッドの連結部等が潤滑される。
該ギアケース5には、開口部5a(図2図示)が形成されており、該開口部5aから外側方向へクランク軸7が突出している。そして、冷却ファン18や冷却ポンプ等の補機を駆動するためのクランクプーリー8が該クランク軸7に嵌入して固定されている。
また、シリンダブロック2の他側面には、出力軸を突設してフライホイル(図示せず)を固設し、該フライホイルはフライホイルハウジング6に収納されている。
図2及び図3に示すように、前記クランクプーリー8はプーリーハブ31と外側プーリー32より構成されている。詳しくは、クランク軸7に挿入するための貫通孔31bを有するプーリーハブ31と、該プーリーハブ31の外側に固定する外側プーリー32より構成されているものである。
また、該クランク軸7の外端面には、クランク軸7の軸中心に螺子穴7aが形成されて、固定螺子16により座金15を介してクランクプーリー8を固定できるようにしている。
プーリーハブ31は、スチール等で形成されており、エンジン本体側に位置してクランク軸7に外嵌して固定するためのボス部31fと、クランク軸7とは逆側(外側)に設けて外側プーリー32を固定するための縁部31gとから一体的に構成されるものである。換言すれば、プーリーハブ31は、図4に示すように、側面断面視において、略「凸」状に形成されて、小径でパイプ状部分がボス部31fとなり、大径で円板状部分が縁部31gとなり、軸心に貫通孔31bが開口されているものである。
また、小径部31dは該テーパ面の一部(図4乃至図6においては上部)に、軸心方向に向かって溝部31eが形成されており、クランク軸7の一端部のテーパ面7bには、軸心方向にキー溝7cが形成され、該溝部31eとキー溝7cにキーを挿入して空回りしないようにしている。
こうして、プーリーハブ31の縁部31gに外側プーリー32を嵌め込んでボルト33・33・・・等によって相対回転不能に取り付けることができる。
外側プーリー32は、スチール等で円盤状に形成され、該円盤の外径は該縁部31gの外径よりも大きいものに形成され、縁部31gの軸方向の幅(厚さ)より大きな幅(厚さ)となるように構成している。
そして、外側プーリー32には、前述のように、プーリーハブ31を嵌入するためのプーリーハブ嵌入孔32aが形成されている。詳しくは、プーリーハブ31の縁部31gを嵌入するために、該縁部31gの外径と略同径の内径と、縁部31gの幅と略同じ幅の深さをもつプーリーハブ嵌入孔32aがクランク軸側(エンジン側)に形成されている。こうして外側プーリー32は、図7に示すように、プーリーハブ31側が凹んだ形状、即ち側面断面視において略「凹」状に形成されている。
また前述したように、外側プーリー32の軸心部にはプーリーハブ31の貫通孔31bの大径部31cに合わせた、貫通孔32bが形成されており、該貫通孔32bの内径は前記プーリーハブ31の大径部31cと略同径になるように形成されている。
まず、前記ギアケース5の開口部5aに、前記オイルシール13を嵌装する。次に、オイルシール13内周面に潤滑油を塗布し、同様に、プーリーハブ31のボス部31fの外周面にも、潤滑油を塗布する。これにより、プーリーハブ31をオイルシール13に嵌入しやすくすることができるとともに、嵌入した後のオイルシール13のシール性を高めることが可能となっている。
尚、潤滑油は、プーリーハブ31をクランク軸7に挿入した後に塗布することも可能である。
これによって、プーリーハブ嵌入孔32a内周を縁部31gの外周に沿わせながら、外側プーリー32をエンジン1外側に向かって摺動させて、プーリーハブ31から取り外すことが可能となる。このとき、プーリーハブ31は,固定螺子16によってクランク軸7に固設されたままである。
このようにして、外側プーリー42をプーリーハブ31に摺動不能、且つ相対回転不能に固設する。
前記プーリー8をクランク軸7に取り付けるプーリーハブ31と、ベルトを巻回する外側プーリー32・42・52に分割したので、
ベルトの種類や駆動方式等に合わせて外側プーリー32・42・52のみを変更することができるので、交換作業が容易にできる。また、外側プーリー32・42・52のみ変更しプーリーハブ31はそのまま使用できるので製造コストが低減できる。加えて、プーリー8の交換作業時にオイルシール13のめくれ等の懸念がなくなる。
プーリーハブ31と外側プーリー32の嵌合時に、接触面積を大きくすることができる。また、該嵌合状態において安定して回転力を伝えることができる。
ボルト33の着脱により簡単にプーリーハブ31と外側プーリー32を固定したり外したりできる。
プーリーハブ31と外側プーリー32とを一体的に固定した状態でクランク軸7に対して着脱・固定することができる。更に外側に他のプーリーを連結することができ、出力の取出ができる。
7 クランク軸
8 プーリー
13 オイルシール
31 プーリーハブ
31b 貫通孔
31g 縁部
31h ボルト孔
32・42・52 外側プーリー
32b 貫通孔
32d ボルト孔
33 ボルト
Claims (4)
- エンジンのクランク軸の一端に取り付けるプーリーにおいて、
前記プーリーをクランク軸に取り付けるプーリーハブと、ベルトを巻回する外側プーリーに分割したことを特徴とするプーリー。 - 前記プーリーハブを断面視「凸」状に構成し、外側プーリーを断面視「凹」状に構成したことを特徴とする請求項1に記載のプーリー。
- 前記プーリーハブの一端に縁部を設け、該縁部と前記外側プーリーの側面にボルト孔をそれぞれ位置を合わせて開口し、ボルトにて両者を固定したことを特徴とする請求項1に記載のプーリー。
- 前記プーリーハブ及び外側プーリーの軸心部に貫通孔を開口したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のプーリー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004374457A JP2006183677A (ja) | 2004-12-24 | 2004-12-24 | プーリー |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004374457A JP2006183677A (ja) | 2004-12-24 | 2004-12-24 | プーリー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006183677A true JP2006183677A (ja) | 2006-07-13 |
Family
ID=36736936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004374457A Pending JP2006183677A (ja) | 2004-12-24 | 2004-12-24 | プーリー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006183677A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2004
- 2004-12-24 JP JP2004374457A patent/JP2006183677A/ja active Pending
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