JP2006182488A - フォークリフト用油圧回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フォークリフトのエンジンがアイドリングの状態で、リフト機能と走行機能の両方が発揮できる油圧回路を提供する。
【解決手段】 エンジンの回転数を検出して、この回転数が所定値以下となったときに、2個のポンプ1,2の内の一方のポンプのみから、リフトシリンダ10へ作動油を送るように、切換手段Zにて切換える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、フォークリフト用油圧回路に関する。
従来のフォークリフトに於て、2個のポンプからの作動油を合流させてリフトシリンダの伸長速度(リフトスピード)を増加せしめる油圧回路が知られている。また、ブームを有する油圧ショベルの油圧回路としては、2個のポンプからの作動油を合流させてブーム用シリンダを伸長作動させるものが提案されている(特許文献1参照)。
特開平9− 78635号公報
しかしながら、上述のフォークリフトにあっては、エンジンがアイドリング回転の時、リフトと走行の同時操作すると、エンジン負荷が過大となって、走行できないことがある。即ち、エンジンが低回転時に、リフト機能及び走行機能の両方を十分に発揮することができないことがある。
他方、上記特許文献1に於て、油圧ショベルでは、操作レバーを、ブーム上げ方向に、微操作したときには、ブームシリンダに対して1個のポンプのみから作動油をブーム用シリンダに供給してブームを低速高精度に動かすという技術が、記載されている。しかし、上記エンジンが低回転時に走行できないという問題を解決する方法等については提案されてはいない。あるいは、車両の走行速度が低いときに、リフトシリンダを伸長させようとすると走行が困難となる等の問題も解決できなかった。
本発明の目的は、上述の問題点を解決して、エンジンの低回転時、リフト機能と走行機能の両方を確保し、逆に、エンジンの中回転乃至高回転時には、リフトスピード(伸長速度)を十分速くでき、あるいは、フォークリフトの車両のその他の運転状況に対応して、適切なリフトスピードを確実に得ることが可能なフォークリフト用油圧回路を提供することにある。
本発明は、第1ポンプと第2ポンプとを備え、該第1ポンプからの作動油を第1コントロールバルブを介してリフトシリンダへ供給する第1供給路と、上記第2ポンプからの作動油を第2コントロールバルブを介して上記リフトシリンダへ供給する第2供給路とを、具備するフォークリフト用油圧回路に於て、所定条件下にて上記第1・第2コントロールバルブの内の一方を中立位置として、上記第1・第2供給路の内の他方のみにて上記リフトシリンダを伸長作動させる切換手段を具備するものである。
また、本発明は、第1ポンプと第2ポンプとを備え、該第1ポンプからの作動油を第1コントロールバルブを介してリフトシリンダへ供給する第1供給路と、上記第2ポンプからの作動油を第2コントロールバルブを介して上記リフトシリンダへ供給する第2供給路とを、具備するフォークリフト用油圧回路に於て、エンジンの回転数を検出して該回転数が所定値以下となった条件下にて上記第1・第2コントロールバルブの内の一方を中立位置として、上記第1・第2供給路の内の他方のみにて上記リフトシリンダを伸長作動させる切換手段を具備するものである。
また、本発明は、第1ポンプと第2ポンプとを備え、該第1ポンプからの作動油を 1コントロールバルブを介してリフトシリンダへ供給する第1供給路と、上記第2ポンプからの作動油を第2コントロールバルブを介して上記リフトシリンダへ供給する第2供給路とを、具備するフォークリフト用油圧回路に於て、走行速度を検出して該走行速度が所定値以下となった条件下にて上記第1・第2コントロールバルブの内の一方を中立位置として、上記第1・第2供給路の内の他方のみにて上記リフトシリンダを伸長作動させる切換手段を具備するものである。
また、本発明は、第1ポンプと第2ポンプとを備え、該第1ポンプからの作動油を第1コントロールバルブを介してリフトシリンダへ供給する第1供給路と、上記第2ポンプからの作動油を第2コントロールバルブを介して上記リフトシリンダへ供給する第2供給路とを、具備するフォークリフト用油圧回路に於て、クラッチの断接状態を検出して、クラッチ接続状態では上記第1・第2コントロールバルブの内の一方を中立位置に切換自在であって、上記第1・第2供給路の内の他方のみにて上記リフトシリンダを伸長作動可能であると共に、クラッチ断状態では上記第1・第2供給路の両方からの作動油にて上記リフトシリンダを伸長作動させるように切換える切換手段を具備するものである。
また、揚高設定値が所定値以下となった条件下にて上記第1・第2コントロールバルブの内の一方を中立位置として、上記第1・第2供給路の内の他方のみにて上記リフトシリンダを伸長作動させる切換手段を具備するものである。あるいは、手動操作によって上記第1・第2コントロールバルブの内の一方を中立位置として、上記第1・第2供給路の内の他方のみにて上記リフトシリンダを伸長作動させる切換手段を具備するものである。
本発明に係るフォークリフト用油圧回路によって、フォークリフトの走行機能とリフト機能を適切に保持できる。例えば、エンジンのアイドリングでの低速走行時には、リフト機能も低速化して、エンジン負荷を軽減することで両機能を確保できる。
なお、エンジン高回転時には、2個のポンプから合流した油量にてリフトスピードを十分高くできる。要するに、エンジン出力の有効活用及びフォークリフト作業の円滑化を図り得ることとなる。
あるいは、手動にて切換えて、走行優先とリフト優先のいずれかを、選択できる。
以下、図示の実施の形態に基づき本発明を詳説する。
図1と図2と図3は、フォークリフト用油圧回路の実施の一形態を示し、図1はリフトシリンダ10が停止の状態、図2はリフトシリンダ10が大きいリフトスピードV2 にて伸長する高速運転状態、図3はリフトシリンダ10が小さいリフトスピードV1 にて伸長する低速運転状態を示す。
1は第1ポンプ、2は第2ポンプであって、3はタンクである。図2にて示すように、第1ポンプ1からの作動油を第1コントロールバルブ11を介してリフトシリンダ10へ供給する第1供給路21と、第2ポンプ2からの作動油を第2コントロールバルブ12を介してリフトシリンダ10へ供給する第2供給路22とを、具備している。
第1供給路21と第2供給路22とは、合流部4にて合流して、リフトシリンダ10へ接続されている。なお、図1〜図3では、2本のリフトシリンダ10,10の場合を示している。リフトシリンダ10が1本であっても自由である。
そして、上記第1・第2コントロールバルブ11, 12の内の一方───図3では第1コントロールバルブ11───を、図2から図3のように、中立位置に切換えて、第1・第2供給路21, 22の内の他方───図3では第2供給路22───のみにて、リフトシリンダ10へ作動油(圧油)を供給し、リフトシリンダ10を伸長作動させる切換手段Zを具備している。
13はパイロット圧を発生させる第3ポンプであり、リリーフバルブ5を介してタンク3へ還流させることで上記パイロット圧を一定値に保つ。つまり、図1では、第3ポンプ13からの供給路6の途中にリリーフバルブ5を介して設定圧に達した時は還流路7にてタンク3へ作動油をリターンさせる。
8はリモコン弁であり、相互に逆の開閉状態に切換わる2個の弁部8a,8bにて構成され、運転者の手動操作によって、2個の弁部8a,8bは同時に開閉逆方向に切換わる。前記第3ポンプ13からの圧力油は供給路6を介して、このリモコン弁8に接続される。
一方の弁部8aは、パイロット圧伝達路14を介して前記第1・第2コントロールバルブ11, 12のパイロット圧受圧部へ接続される。上記パイロット伝達路14は、2本の第1・第2伝達路14a,14bに分岐部15にて分岐して、第1伝達路14aは、3位置パイロット切換弁から構成された第1コントロールバルブ11の一方のパイロット圧受圧部へ接続され、また、第2伝達路14bは、3位置パイロット切換弁から構成された第2コントロールバルブ12の一方のパイロット圧受圧部へ接続される。図2から明らかなように、第1コントロールバルブ11の一方のパイロット圧受圧部へ、第1伝達路14aを介してパイロット圧が作用すれば、第1供給路21を介して第1ポンプ1からの圧力油がリフトシリンダ10へ送られるように第1コントロールバルブ11が切換わる。また、第2コントロールバルブ12の一方のパイロット圧受圧部へ、第2伝達路14bを介してパイロット圧が作用すれば、第2供給路22を介して第2ポンプ2からの圧力油がリフトシリンダ10へ送られるように第2コントロールバルブ12が切換わる(図2,図3参照)。
そして、リモコン弁8の他方の弁部8bは、別のパイロット圧伝達路16を介して前記第1・第2コントロールバルブ11, 12の他方のパイロット圧受圧部へ接続される。上記パイロット圧伝達路16は、2本の第1・第2伝達路16a,16bに分岐部17にて分岐して、第1伝達路16aは、3位置パイロット切換弁から成る第1コントロールバルブ11の他方のパイロット圧受圧部へ接続され、また、第2伝達路16bは、3位置パイロット切換弁から成る第2コントロールバルブ12の他方のパイロット圧受圧部へ接続される。
なお、第1コントロールバルブ11の他方のパイロット圧受圧部へ、第1伝達路16aを介してパイロット圧が作用すれば、第1還流路31を介して、第1ポンプ1及びリフトシリンダ10の作動油はタンク3へリターンする。また、第2コントロールバルブ12の他方のパイロット圧受圧部へ、第2伝達路16bを介してパイロット圧が作用すれば、第2還流路32を介して、第2ポンプ2及びリフトシリンダ10の作動油はタンク3へリターンする。
そして、上述の第1流路14aと第1流路16aを、同時に、開閉する切換弁20が設けられる。この切換弁20は、図1〜図3では、2位置ソレノイド弁を例示している。
そして、切換手段Zについて、以下具体例を挙げつつ説明する。
23は検出手段、24は指令手段であり、例えば検出手段23としては、フォークリフト車両のエンジンの回転数を検出する回転検出器であり、指令手段24は、エンジン回転数が所定値以下となれば、図2から図3のように切換える信号I0 を出力するスイッチ等である。従って、この場合、切換手段Zは、エンジン回転検出器から成る検出手段23と、エンジン回転数が所定値以下(具体的にはアイドリング状態の回転数)となれば信号I0 を出力するスイッチ等の指令手段24と、この信号I0 によって図2の接状態から断状態にパイロット圧を切換える2位置切換弁20と、パイロット圧伝達路14, 16と、第1コントロールバルブ11等から、構成されている。
このように、切換手段Zによって、エンジンの回転数が所定値(アイドリング回転状態の回転数)以下になったことを、検出手段23にて検出すると、第1・第2コントロールバルブ11, 12の内の一方の第1コントロールバルブ11のみを中立位置に切換え(図2から図3へ切換え)、第1供給路21は閉状態として第1還流路31からタンク3へ第1ポンプ1の圧力油をリターンさせ、他の第2供給路22のみにて(第2ポンプ2のみにて)、リフトシリンダ10を伸長させる(図3参照)。このように、エンジン回転数が低く、エンジンの出力トルクが高くないときには、ポンプ1個のみを使用して、エンジン負荷を低減し、もって車両走行を可能とできる。
なお、図例では、検出手段23と指令手段24とを区分けしてブロック図にて示したが、実際上は、回転リミッター等によって、一体に構成されていても良いのは勿論である。
また、検出手段23を、フォークリフト車両の走行速度を検出する速度計とすると共に、指令手段24を、車両の走行速度が所定値以下となれば、図2から図3のように切換える信号I0 を出力するリミッタ等とする。このように、切換手段Zは、走行速度を検出する速度計から成る検出手段23と、走行速度が所定値以下(低速状態)では、信号I0 を出力して切換弁20のソレノイドへ送信する指令手段24と、この信号I0 によって図2から図3へパイロット圧を切換える切換弁20と、パイロット圧伝達路14, 16と、第1コントロールバルブ11等から、構成される。
このように、切換手段Zによって、走行速度が所定値以下になっていることを検出手段23にて検出すると、第1コントロールバルブ11のみを中立位置に切換え(図2から図1へ切換え)、第1供給路21は閉状態として第1還流路31からタンク3へ第1ポンプ1の圧力油をリターンさせ、他の第2供給路22のみにて(第2ポンプのみにて)、リフトシリンダ10を伸長作動させる(図3参照)。従って、低速スピードV1 にて伸長する。
車両停止状態から所定速度に達するまでは、走行のためにエンジン出力を優先させることができ、その所定速度を越えると2個のポンプ1,2の吐出流量を合わせて、高速スピードV2 にてリフトシリンダ10を伸長(上昇)させて、車両の発進時のもたつきを解消できる。
なお、図例では、検出手段23と指令手段24とを区分けて描いているが、実際上、一体に構成された走行速度検出器具としても良い。
次に、さらに他の具体例について説明すると、検出手段Zを次のように構成することも好ましい。即ち、車両走行用のクラッチの断接状態を検出手段23にて検出する。そして、クラッチ接続状態では、第1・第2コントロールバルブ11, 12の内の一方(図例では第1コントロールバルブ11)を中立位置に切換自在とする。つまり、中立位置に強制的に切換えないことも可能な構成とする。言い換えると、クラッチ接続状態を検出手段23にて検出したときには、第1・第2供給路21,22の内の一方のみにてリフトシリンダ10を伸長作動させることが可能であるが、車速がオペレータの好みの速度に達すると両方にてリフトシリンダ10を高速スピード(大きなリフトスピード)V2 にて伸長させることも可能である。
しかしながら、検出手段23にてクラッチ断状態を検出すると、第1・第2供給路21,22の両方からの作動油にてリフトシリンダ10を伸長作動させるように、指令手段24から信号を出して、自動的に図2の状態に切換える。
このように、車両走行用クラッチの繋がりの有無によって制御する構成である。
クラッチ断状態(トランスミッションがニュートラル状態)にて車両が停止しているときには、エンジンの出力を全てリフトシリンダ10の伸長作動に活用できる利点がある。即ち、全てのクラッチがオフの状態では、第1・第2ポンプ1,2の吐出流量を合流して、大きなリフトスピードV2 にてリフトシリンダ10を伸長させ得る(図2参照)。なお、クラッチ接状態である場合には、前述のエンジンの回転数や車両走行速度、又は、後述の方法に従って、第1・第2ポンプ1,2の内の一方のみの場合と、両ポンプ1,2の場合とに切換えられるように、オペレータの好みと条件を組合わされることが、望ましい。
次に、別の具体例について説明すると、切換手段Zが、フォークの揚高設定値が所定値以下となった条件下で、第1・第2コントロールバルブ11, 12の内の一方を中立位置として(図例では図2から図3のように第1コントロールバルブ11を中立位置に切換えて)、第1・第2供給路21, 22の内の一方のみ(図例では第2供給路22のみ)にて、リフトシリンダ10を伸長作動させる構成である。
さらに詳しく説明すると、フォークリフトにて例えばコンテナを積上げる際には揚高が高いが、逆に、トレーラに積む際は(荷台高さが低いので)揚高が低い。オペレータ(運転者)は、揚高数値インプットにて、又は、高低切換スイッチにて、上記揚高を設定(選択)できるが、本発明では、例えば、指令手段24として、上記揚高数値インプット値が予め設定した設定値以下となったときに、指令信号I0 (図3参照)を出力して、切換弁20を切換えるようにして(検出手段23を省略する)、切換手段Zを構成したり、あるいは、上記高低切換スイッチが「低」に切換ったときに信号I0 が出力されるように、指令手段24を構成しても良い。
このようにして、荷台高さが低いトレーラに荷を積む時等では、小さなリフトスピードV1 で十分であるので、図3の状態とし、コンテナを何段も積重ねる時のように揚高が高い場合には、図2の状態に切換える。これによって、作業能率がアップし、かつ、不必要なリフトスピードとなることを防ぎ得る。
次に、さらに別の具体例について説明すると、図1〜図3に於て、検出手段23を省略すると共に、指令手段24としては手動の電気スイッチとして、この電気スイッチを手動でON−OFFさせて、切換弁20を切換えても良い。
あるいは、切換弁20自身を手動操作弁に変えて、手動にて断接操作することによって、図2と図3の状態に相互に切換えるように、切換手段Zを構成しても良い。
このように手動操作可能な切換手段Zとすることで、走行優先とリフト上昇優先とを、オペレータ(運転者)の判断にて、選択できれば、作業能率と安全と作業の円滑化を図ることが容易となる。特に、手動操作可能な切換手段Zと、記述したところのエンジン回転数、車両の走行速度、クラッチ接続状態、揚高等の一つ又は二つ以上の切換手段Zと、組合わせるも、好ましい。その際、図1〜図3に於て、切換弁20を複数個、第1伝達路14a,16aに沿って直列に配設しても良く、又は、指令手段24に於て処理して(例えばOR回路にて)信号I0 を出力するように構成しても、自由である。
なお、図1〜図3では油圧回路の一例を示したに過ぎず、ポンプ1,2を種々の他のアクチュエータへ分岐配管(分配弁、分流弁等を含む)にて活用するようにしても良く、その他、設計変更は自由である。
本発明は上述のように構成され、リフト操作弁としてのリモコン弁(パイロットバルブ)8を図1から図2又は図3のように切換えた際、所定条件下にて、第1・第2コントロールバルブ11, 12の内の一方を中立位置として、第1・第2供給路21, 22の内の一方のみにてリフトシリンダ10を伸長させることができるので、エンジンのアイドリング時に、エンジン負荷を軽減して、車両の走行を容易とすることができる。つまり、リフト機能と走行機能の両方を確保できる。他方、エンジンが高回転の時には、大きなリフトスピードV2 にて伸長作動が可能となる。
本発明の実施の一形態を示すリフトシリンダ停止状態の油圧回路図である。 リフトシリンダが大きなリフトスピードで伸長する状態の油圧回路図である。 リフトシリンダが小さなリフトスピードで伸長する状態の油圧回路図である。
符号の説明
1 第1ポンプ
2 第2ポンプ
8 リモコン弁
10 リフトシリンダ
11 第1コントロールバルブ
12 第2コントロールバルブ
21 第1供給路
22 第2供給路
23 検出手段
24 指令手段
Z 切換手段

Claims (6)

  1. 第1ポンプ(1)と第2ポンプ(2)とを備え、該第1ポンプ(1)からの作動油を第1コントロールバルブ(11)を介してリフトシリンダ(10)へ供給する第1供給路(21)と、上記第2ポンプ(2)からの作動油を第2コントロールバルブ(12)を介して上記リフトシリンダ(10)へ供給する第2供給路(22)とを、具備するフォークリフト用油圧回路に於て、所定条件下にて上記第1・第2コントロールバルブ (11)(12) の内の一方を中立位置として、上記第1・第2供給路 (21)(22) の内の他方のみにて上記リフトシリンダ(10)を伸長作動させる切換手段(Z)を具備することを特徴とするフォークリフト用油圧回路。
  2. 第1ポンプ(1)と第2ポンプ(2)とを備え、該第1ポンプ(1)からの作動油を第1コントロールバルブ(11)を介してリフトシリンダ(10)へ供給する第1供給路(21)と、上記第2ポンプ(2)からの作動油を第2コントロールバルブ(12)を介して上記リフトシリンダ(10)へ供給する第2供給路(22)とを、具備するフォークリフト用油圧回路に於て、エンジンの回転数を検出して該回転数が所定値以下となった条件下にて上記第1・第2コントロールバルブ (11)(12) の内の一方を中立位置として、上記第1・第2供給路 (21)(22) の内の他方のみにて上記リフトシリンダ(10)を伸長作動させる切換手段(Z)を具備することを特徴とするフォークリフト用油圧回路。
  3. 第1ポンプ(1)と第2ポンプ(2)とを備え、該第1ポンプ(1)からの作動油を第1コントロールバルブ(11)を介してリフトシリンダ(10)へ供給する第1供給路(21)と、上記第2ポンプ(2)からの作動油を第2コントロールバルブ(12)を介して上記リフトシリンダ(10)へ供給する第2供給路(22)とを、具備するフォークリフト用油圧回路に於て、走行速度を検出して該走行速度が所定値以下となった条件下にて上記第1・第2コントロールバルブ (11)(12) の内の一方を中立位置として、上記第1・第2供給路 (21)(22) の内の他方のみにて上記リフトシリンダ(10)を伸長作動させる切換手段(Z)を具備することを特徴とするフォークリフト用油圧回路。
  4. 第1ポンプ(1)と第2ポンプ(2)とを備え、該第1ポンプ(1)からの作動油を第1コントロールバルブ(11)を介してリフトシリンダ(10)へ供給する第1供給路(21)と、上記第2ポンプ(2)からの作動油を第2コントロールバルブ(12)を介して上記リフトシリンダ(10)へ供給する第2供給路(22)とを、具備するフォークリフト用油圧回路に於て、クラッチの断接状態を検出して、クラッチ接続状態では上記第1・第2コントロールバルブ (11)(12) の内の一方を中立位置に切換自在であって、上記第1・第2供給路 (21)(22) の内の他方のみにて上記リフトシリンダ(10)を伸長作動可能であると共に、クラッチ断状態では上記第1・第2供給路 (21)(22) の両方からの作動油にて上記リフトシリンダ(10)を伸長作動させるように切換える切換手段(Z)を具備することを特徴とするフォークリフト用油圧回路。
  5. 第1ポンプ(1)と第2ポンプ(2)とを備え、該第1ポンプ(1)からの作動油を第1コントロールバルブ(11)を介してリフトシリンダ(10)へ供給する第1供給路(21)と、上記第2ポンプ(2)からの作動油を第2コントロールバルブ(12)を介して上記リフトシリンダ(10)へ供給する第2供給路(22)とを、具備するフォークリフト用油圧回路に於て、揚高設定値が所定値以下となった条件下にて上記第1・第2コントロールバルブ (11)(12) の内の一方を中立位置として、上記第1・第2供給路 (21)(22) の内の他方のみにて上記リフトシリンダ(10)を伸長作動させる切換手段(Z)を具備することを特徴とするフォークリフト用油圧回路。
  6. 第1ポンプ(1)と第2ポンプ(2)とを備え、該第1ポンプ(1)からの作動油を第1コントロールバルブ(11)を介してリフトシリンダ(10)へ供給する第1供給路(21)と、上記第2ポンプ(2)からの作動油を第2コントロールバルブ(12)を介して上記リフトシリンダ(10)へ供給する第2供給路(22)とを、具備するフォークリフト用油圧回路に於て、手動操作によって上記第1・第2コントロールバルブ (11)(12) の内の一方を中立位置として、上記第1・第2供給路 (21)(22) の内の他方のみにて上記リフトシリンダ(10)を伸長作動させる切換手段(Z)を具備することを特徴とするフォークリフト用油圧回路。
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