JP2006182116A - 自動二輪車の操向ハンドルストッパ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 自動二輪車の操向ハンドルストッパ構造を改良することで、異物が入りにくくするとともに外観性を高めることにある。
【解決手段】 バーハンドル11が一体的に設けられたフロントフォーク36をヘッドパイプ21に操向可能に支持し、フロントフォーク36の左右を連結するボトムブリッジ54の所定箇所にハンドルストッパ151,152を設け、一方、ヘッドパイプ21にハンドルストッパ151,152と衝合する突出部153を設け、ハンドルストッパ151,152と突出部153との衝合によりバーハンドル11の操舵角を規制するようにした自動二輪車において、ハンドルストッパ151,152及び突出部153の周囲を覆うストッパカバー156を設けた。
【選択図】 図4

Description

本発明は、自動二輪車の操向ハンドルストッパ構造の改良に関するものである。
従来の操向ハンドルストッパ構造として、ボトムブリッジに設けられ、ヘッドパイプに設けたストッパピンに当てるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
実開昭63−98890号公報
特許文献1の第1図には、左右のフロントフォークパイプ2,3をトップブリッジ4及びボトムブリッジ5で連結し、ヘッドパイプ1にトップブリッジ4及びボトムブリッジ5を操向可能に取付け、ヘッドパイプ1にストッパブラケット6を介してストッパピン7を取付け、ボトムブリッジ5に、ストッパピン7に当てる左右一対のハンドルストッパ9,10を設けたことが記載されている。
上記のハンドルストッパ9,10及びストッパピン7は、外部に露出するため、これらのハンドルストッパ9,10とストッパピン7との間に異物が入らないように、また、外観性の点でも考慮が必要である。
本発明の目的は、自動二輪車の操向ハンドルストッパ構造を改良することで、異物が入るのを防止するとともに外観性を高めることにある。
請求項1に係る発明は、操向ハンドルが一体的に設けられたフロントフォークを車体フレームのヘッドパイプに操向可能に支持し、フロントフォークの左右を連結するブリッジ部材の所定箇所にハンドルストッパを設け、一方、車体フレーム側にハンドルストッパと衝合する当接部を設け、ハンドルストッパと当接部との衝合により操向ハンドルの操舵角を規制するようにした車両において、ハンドルストッパ及び当接部の周囲を覆うガード部材を設けたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、ブリッジ部材にカウル支持ステーを設け、このカウル支持ステーにガード部材を設けたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、カウル支持ステーにナンバープレートを取付けたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、フロントフォークのブリッジ部材にハンドルストッパを設け、車体フレーム側にハンドルストッパと衝合する当接部を設け、ハンドルストッパ及び当接部の周囲を覆うガード部材を設けたので、ガード部材によってハンドルストッパと当接部との間に異物が入りにくくすることができ、また、ハンドルストッパ及び当接部が外部に露出しないため、車両前部の外観性を向上させることができる。
請求項2に係る発明では、ブリッジ部材にカウル支持ステーを設け、このカウル支持ステーにガード部材を設けたので、カウル支持ステーでガード部材用の支持部材を兼用することができ、部品数を減らすことができる。従って、自動二輪車のコストを低減することができる。
請求項3に係る発明では、カウル支持ステーにナンバープレートを取付けたので、カウル支持ステーでナンバープレートの支持部材を兼用することができ、部品数を減らすことができて、自動二輪車のコストを低減することができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る自動二輪車の側面図であり、自動二輪車10は、バーハンドル11の操舵角を規制するハンドルストッパ機構を改良するとともに、バーハンドル11の操舵をロックするハンドルロック装置の保護機能を向上させ、フロントカウル12の周囲の外観性を高め、燃料タンク13の下方に設けた収納ボックス14の容積を拡大するとともに収納ボックス14の周囲の外観性を高め、シート16の後部に乗員が着座したときの沈み込みを抑え、車体フレーム17の後部側に取付けたヘルメットホルダ18の配置の自由度を高めたことを特徴とする車両である。
自動二輪車10は、車体フレーム17を、前端を構成するヘッドパイプ21と、このヘッドパイプ21から後方斜め下方に延ばしたメインフレーム22と、このメインフレーム22の後端部から後方へ延ばした左右一対のシートレール23,24(手前側の符号23のみ示す。)と、メインフレーム22の前端部からほぼ下方そして後方へ延ばした左右一対のダウンフレーム26,27と、メインフレーム22の後部から後方斜め下方そして下方に延ばすことでダウンフレーム26,27の後端部にそれぞれ連結した左右一対のセンタフレーム28,31(手前側の符号28のみ示す。)と、シートレール23,24及びセンタフレーム28,31のそれぞれに渡した左右一対のサブフレーム32,33(手前側の符号32のみ示す。)とから構成し、ヘッドパイプ21にフロントフォーク36を回動自在に取付け、メインフレーム22に燃料タンク13を取付け、センタフレーム28,31に取付けた左右一対のピボットプレート37,38(手前側の符号37のみ示す。)で、エンジン41及び変速機42からなるパワーユニット43を支持するとともにスイングアーム45を上下スイング自在に支持し、シートレール23,24でシート16及び後部左側方に設けた後部側方ガード部材46を支持した車両である。
フロントフォーク36は、左右一対のフォーク単体51,52(手前側の符号51のみ示す。)をトップブリッジ53及びこのトップブリッジ53の下方に配置したボトムブリッジ54で連結したものであり、トップブリッジ53にバーハンドル11及びハンドルロック装置56を取付け、これらのトップブリッジ53及びボトムブリッジ54にカウル支持ステー57を取付け、このカウル支持ステー57でフロントカウル12を支持するとともに、メータ58、インナカウル61、ウインカー支持ステー62及びフロント用のナンバープレート63を支持する。
ここで、65はフロントカウル12に取付けたヘッドランプ、66,67(手前側の符号66のみ示す。)はウインカー支持ステー62の左右に取付けた左右一対のフロントウインカー、68はフロントフォーク36の下端に取付けた前輪、71は前輪68の上方を覆うフロントフェンダである。
収納ボックス14は、メインフレーム22とエンジン41のシリンダ部73との間に位置し、メインフレーム22の下部にブラケット74を介して取付けたものであって、開口を備えるケース76及びその開口を塞ぐ蓋(不図示)とからなり、ケース76から後方へ延ばした延長部78で燃料タンク13の下方側方が覆われ、更に、両側方がそれぞれ左カバー81、右カバー(不図示)で覆われる。
シート16は、後部下部に設けた差込み部をシートレール23,24側の係合部に係合させ、前部下部に設けた左右一対の取付け片85,86(手前側の符号85のみ示す。)をシートレール23,24側にボルト止めした部材である。なお、87はシートレール23,24の後部に取付けたグラブレールである。
ヘルメットホルダ18は、後部側方ガード部材46の上部に取付けたものであり、シート16の後部に乗車した乗員の足の邪魔にならないように配置を考慮した施錠可能な部材である。なお、91,92(手前側の符号91のみ示す。)はサブフレーム32,33から後方斜め下方に延ばしたバー部材であり、下端にシート16の後部に着座した乗員のためのステップ93,94(手前側の符号93のみ示す。)をそれぞれ取付けるとともに、フレーム側ステー96を介して後部側方ガード部材46の下部に連結したものである。
エンジン41は、シリンダ部73に設けたシリンダヘッド101に吸気装置102及び排気装置103を取付けたものである。
吸気装置102は、シリンダヘッド101の上部に吸気管105を介して接続した燃料供給装置であるキャブレタ106と、このキャブレタ106にコネクティングチューブ107を介して接続したエアクリーナ108とからなり、エアクリーナ108を、シートレール23,24、センタフレーム28,31及びサブフレーム32,33で囲まれる空間に配置したものである。尚、上記キャブレタ106は、燃料噴射装置のインジェクタやスロットルボディであっても良いことは言うまでもない。
ここで、111はエアクリーナ108の吸気口、112はバーハンドル11に設けたスロットルグリップ(不図示)からキャブレタ106へ延ばしたスロットルケーブル、113はバーハンドル11に設けたクラッチレバーからパワーユニット43へ延ばしたクラッチケーブル、114はエアクリーナ108の奥側に配置したバッテリである。
排気装置103は、シリンダヘッド101の下部に取付けた排気管115と、この排気管115の後端に取付けたマフラ116とからなり、マフラ116を奥側のバー部材92及びバー部材92の先端に取付けたマフラステー117を介して支持したものである。
スイングアーム45は、ピボットプレート37,38にピボット軸121を介して取付けた部材であり、後端部に後輪122及び左右一対のリヤクッションユニット123,123(手前側の符号123のみ示す。)のそれぞれの下端を取付けたものである。なお、リヤクッションユニット123の上端は、シートレール23,24にそれぞれ取付けたレール下部ブラケット125,125(手前側の符号125のみ示す。)に取付けられる。126はチェーンカバーである。
ピボットプレート37,38は、パワーユニット43の上部及び後部を支持するためのパワーユニット支持部131〜133を設けた部材である。
ここで、137はスタンド、138はシートレール23,24及びレール下部ブラケット125,125に取付けることで後輪122の上方を覆うリヤフェンダ、141,142(手前側の符号141のみ示す。)はリヤフェンダ138に設けたウインカーステー143に取付けた左右一対のリヤウインカー、144,146はリヤフェンダ138に取付けたリヤカバー及びテールランプである。
図2は本発明に係る自動二輪車の前部を示す側面図(図中の矢印(FRONT)は車両前方を表す。以下同じ。)であり、ボトムブリッジ54の上面54aに、バーハンドル11の回転角を規制する左右一対のハンドルストッパ151,152(手前側の符号151のみ示す。)を設け、ヘッドパイプ21の下端部前部にハンドルストッパ151,152に当接可能な突出部153を取付け、これらのハンドルストッパ151,152及び突出部153を覆うために、カウル支持ステー57にストッパカバー156を備えたことを示す。
ストッパカバー156は、ハンドルストッパ151と突出部153、ハンドルストッパ152と突出部153のそれぞれの間に小石等が入り込まないようにするとともに、ハンドルストッパ151,152及び突出部153が外部に露出しないようにして車両前部の外観性を向上させるものである。
上記したハンドルストッパ151,152、突出部153及びストッパカバー156は、ハンドルストッパ機構154を構成する部材である。
カウル支持ステー57は、左右一対のメインバー161,162と、これらのメインバー161,162の上端に取付けたメータステー163と、ハンドルロック装置56の取付部を保護するために一方のメインバー162に取付けた取付部保護バー164と、フロントカウル12の下部、ウインカー支持ステー62、ナンバープレート63を支持するためにメインバー161,162の下部に取付けたカウル下部ステー166と、メインバー161,162の下部に取付けた上記のストッパカバー156とからなる。
メータステー163は、メータ58に加えてインナカウル61をも支持するメータ支持部168と、フロントカウル12の左右を支持するカウル左右支持部171,172(手前側の符号171のみ示す。)と、トップブリッジ53の上面53aにボルト173で取付けられる左右一対のブリッジ上部取付部174,176(手前側の符号174のみ示す。)とを備える。なお、複数の178はメータ支持部168にメータ58及びインナカウル61を取付けるボルト、181,181(手前側の符号181のみ示す。)はボトムブリッジ54に設けた取付穴54b,54b(手前側の符号54bのみ示す。)にそれぞれ挿入するためにメインバー161,162の下端部に設けたブリッジ下部取付部である。
また、図2では、トップブリッジ53の下部にハンドルロック装置56に備える左右の側方突出部56a,56b(手前側の符号56aのみ示す。)を左右一対の六角穴付きボルト185,185(手前側の符号185のみ示す。)でそれぞれ取付けるとともに、ハンドルロック装置56に進退自在に設けたロックピン186の外側方を覆うピン保護部材187を、上記のハンドルロック装置56と六角穴付きボルト185,185で共締めし、奥側の六角穴付きボルト185の下方を取付部保護バー164で覆ったことを示す。
ハンドルロック装置56のロックピン186は、ヘッドパイプ21の上部前部に設けた左右一対の筒部188,191(手前側の符号188のみ示す。)の中空部188a,191a(手前側の符号188aのみ示す。)に挿入可能とした部材である。
更に、図2では、インナカウル61に、後部左右から下方に延びる一対の下方延出部61a,61b(手前側の符号61aのみ示す。)を備え、これらの下方延出部61a,61bをウインカー支持ステー62にビス193,193(手前側の符号193のみ示す。)で取付けることで、メータステー163のカウル左右支持部171,172によるフロントカウル12の支持部と、ウインカー支持ステー62によるフロントカウル12及びフロントウインカー66,67(手前側の符号66のみ示す。)の支持部とをインナカウル61で覆ったことを示す。
ウインカー支持ステー62は、カウル支持ステー57のカウル下部ステー166に、一本のボルト195及びナット196でフロントカウル12の下部取付部12aと共締めするように取付けられた部材である。
ナンバープレート63は、ウインカー支持ステー62の前面に取付けた左右一対の円柱状突出部197,197(手前側の符号197のみ示す。)にそれぞれボルト198(手前側の符号198のみ示す。)で取付けたものである。
ここで、201は図示せぬステアリングステムの上端にトップブリッジ53を取付けるための袋ナット、202,202(手前側の符号202のみ示す。)はフォーク単体51,52(手前側の符号51のみ示す。)をトップブリッジ53に取付けるためのボルト、203,203(手前側の符号203のみ示す。)はバーハンドル11を支持するハンドル支持部材、204,204(手前側の符号204のみ示す。)はトップブリッジ53にハンドル支持部材203,203を取付けるためのナット、206はハンドルロック装置56を操作するキー、207,207(手前側の符号207のみ示す。)はウインカー支持ステー62にフロントウインカー66,67を取付けるためのナットである。
この図に示したように、本発明は、カウル支持ステー57、詳しくは、カウル下部ステー166にウインカー支持ステー62を介してナンバープレート63を取付けたことを特徴とする。
カウル支持ステー57でナンバープレート63を支持したので、カウル支持ステー57でナンバープレート63の支持部材を兼用することができ、部品数を減らすことができて、自動二輪車10(図1参照)のコストを低減することができる。
図3は本発明に係る操向ハンドルストッパ構造を説明する斜視図であり、カウル支持ステー57に取付けたストッパカバー156でボトムブリッジ54側のハンドルストッパ151,152(手前側の符号152のみ示す。)及びヘッドパイプ21側の突出部153のそれぞれの前方、上方及び両側方を覆い、これらハンドルストッパ151,152及び突出部153が外部にほとんど露出しないようにしたことを示す。
これにより、ハンドルストッパ151,152と突出部153との間に小石、泥等が入るのを防止することができる。また、自動二輪車10(図1参照)の前部の外観性を向上させることができる。
図4は本発明に係る操向ハンドルストッパ構造を説明する平面図であり、ストッパカバー156は、前壁156a、側壁156b、156c及び上壁156dとからなり、前壁156aと側壁156b、前壁156aと側壁156cのそれぞれの角部を切欠いてカウル支持ステー57のメインバー161,162に取付けた部材である。
図中のθは車両直進時の位置にあるハンドルストッパ151,152が、バーハンドルを右又は左に切って突出部153に当たるまでの角度であり、フロントフォーク36、即ち、バーハンドルの最大の回転角である。なお、211,211はフォーク単体51,52にボトムブリッジ54を取付けるボルトである。
図5は本発明に係るカウル支持ステーの説明図であり、カウル支持ステー57における図2の4矢視に相当する図である。
カウル支持ステー57のメータステー163は、メータ支持部168に3つの取付穴168aを開けた部分であり、これらの取付穴168aでメータステー163にメータ58(図2参照)及びインナカウル61(図2参照)を取付ける。
カウル左右支持部171,172は、メータ支持部168から左右に一体に延ばした部分であり、それぞれの先端に、フロントカウル取付用ビスをねじ込むめねじを備えるカラー213を取付けたものである。
ブリッジ上部取付部174,176は、メータ支持部168から一体に後方斜め上方に延ばした部分であり、先端部にトップブリッジ53(図2参照)に取付けるための取付穴174a,176aを開けた部分である。
カウル下部ステー166は、ほぼV字形状に曲げ成形した部材であり、先端部166aの裏面にナット196を取付けたものである。
この図5及び図2に示すように、本発明は、ブリッジ部材としてのトップブリッジ53及びボトムブリッジ54とにカウル支持ステー57を取付け、このカウル支持ステー57にガード部材としてのストッパカバー156を設けたことを特徴とする。
トップブリッジ53及びボトムブリッジ54にカウル支持ステー57を設け、このカウル支持ステー57にストッパカバー156を設けたので、カウル支持ステー57でストッパカバー156用の支持部材を兼用することができ、部品数を減らすことができる。従って、自動二輪車10(図1参照)のコストを低減することができる。
また、ストッパカバー156をカウル支持ステー57に取付けたので、ストッパカバー156をボトムブリッジ54に対して着脱自在とすることができ、ハンドルストッパ151,152及び突出部153のメンテナンス(例えば、錆落とし等)を容易に行うことができる。更に、例えば、ストッパカバー156をボトムブリッジ54にボルト等で着脱自在に取付けるのに比べて、本発明では、ボルト、ボトムブリッジ54側のめねじが不要であり、コストアップを抑えることができる。
以上に述べたハンドルストッパ機構154の作用を次に説明する。
図6は本発明に係る操向ハンドルストッパ構造の作用を示す作用図であり、バーハンドルを、例えば、右に最大に切った状態を示す。一方のハンドルストッパ151は突出部153に当たった状態にある。このように、本発明では、ハンドルストッパ151,152及び突出部153をストッパカバー156で覆ったことで、ハンドルストッパ151,152と突出部153との間に小石等が入らず、回転角θを確保することが可能になる。
このように、本発明は、操向ハンドルとしてのバーハンドル11(図1参照)が一体的に設けられたフロントフォーク36を車体フレーム17(図1参照)のヘッドパイプ21に操向可能に支持し、フロントフォーク36の左右を連結するブリッジ部材としてのボトムブリッジ54の所定箇所にハンドルストッパ151,152を設け、一方、車体フレーム11側、即ち、ヘッドパイプ21にハンドルストッパ151,152と当たる当接部としての突出部153を設け、ハンドルストッパ151,152と突出部153とが当接することによりバーハンドル11の操舵角を規制するようにした自動二輪車10(図1参照)において、ハンドルストッパ151,152及び突出部153の周囲を覆うガード部材としてのストッパカバー156を設けたことを特徴とする。
フロントフォーク36のボトムブリッジ54にハンドルストッパ151,152を設け、トップブリッジ21にハンドルストッパ151,152と当たる突出部153を設け、ハンドルストッパ151,152及び突出部153の周囲を覆うストッパカバー156を設けたので、ストッパカバー156によってハンドルストッパ151,152と突出部153との間に異物が入りにくくすることができ、また、ハンドルストッパ151,152及び突出部153が外部に露出しないため、自動二輪車10の前部の外観性を向上させることができる。
尚、本実施形態では、図2に示したように、カウル下部ステー166とウインカー支持ステー62とを別体としたが、これに限らず、カウル下部ステー166にウインカー支持ステー62を溶接等で取付けて一体的にしてもよい。
本発明の操向ハンドルストッパ構造は、自動二輪車に好適である。
本発明に係る自動二輪車の側面図である。 本発明に係る自動二輪車の前部を示す側面図である。 本発明に係る操向ハンドルストッパ構造を説明する斜視図である。 本発明に係る操向ハンドルストッパ構造を説明する平面図である。 本発明に係るカウル支持ステーの説明図である。 本発明に係る操向ハンドルストッパ構造の作用を示す作用図である。
符号の説明
10…自動二輪車、11…操向ハンドル(バーハンドル)、17…車体フレーム、21…ヘッドパイプ、36…フロントフォーク、54…ブリッジ部材(ボトムブリッジ)、57…カウル支持ステー、63…ナンバープレート、151,152…ハンドルストッパ、153…当接部(突出部)、156…ガード部材(ストッパカバー)、θ…操舵角(回転角)。

Claims (3)

  1. 操向ハンドルが一体的に設けられたフロントフォークを車体フレームのヘッドパイプに操向可能に支持し、前記フロントフォークの左右を連結するブリッジ部材の所定箇所にハンドルストッパを設け、一方、前記車体フレーム側に前記ハンドルストッパと衝合する当接部を設け、前記ハンドルストッパと前記当接部との衝合により前記操向ハンドルの操舵角を規制するようにした車両において、
    前記ハンドルストッパ及び前記当接部の周囲を覆うガード部材を設けたことを特徴とする自動二輪車の操向ハンドルストッパ構造。
  2. 前記ブリッジ部材にカウル支持ステーを設け、このカウル支持ステーに前記ガード部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の操向ハンドルストッパ構造。
  3. 前記カウル支持ステーにナンバープレートを取付けたことを特徴とする請求項2記載の自動二輪車の操向ハンドルストッパ構造。
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