JP2006174126A - ダイバーシティ受信装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 最適なアンテナを短時間で選択する。
【解決手段】 複数のアンテナのうちから1つを選択するためのアンテナ選択信号を生成するダイバーシティ受信装置であって、複数のアンテナから1つを順次選択するように、アンテナ選択信号を生成する制御部と、複数のアンテナのそれぞれに対応しており、対応するアンテナによって受信された信号と所定パターンとの間の相関値を求めて出力する複数の相関部と、複数のアンテナのそれぞれについて、複数の相関部のうちの対応するもので求められた相関値とそのアンテナに関する平均電力とに基づいて、受信された信号から所定パターンを検出し、その結果を出力する相関検出部とを備える。制御部は、相関検出部の出力に基づいて、所定パターンが検出された信号を受信したアンテナを、選択すべきアンテナとして決定し、そのアンテナを選択するように前記アンテナ選択信号を生成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ダイバーシティ受信装置及び方法に関し、特に、複数のアンテナから受信に用いるべきアンテナを選択するアンテナ選択ダイバーシティ受信装置及び方法に関する。
無線LAN(Local Area Network)等の移動体通信においては、電波の反射や散乱により受信電界強度が激しく変動するフェージング現象によって受信性能が著しく劣化することが知られている。このようなフェージングの影響を軽減する受信技術として、複数の受信系から得られる受信信号の中から復調すべき信号を選択するダイバーシティ受信がある。その1つとして、複数のアンテナから受信すべきアンテナを選択するアンテナ選択ダイバーシティ受信が知られている。
図17は、従来のアンテナ選択ダイバーシティ受信装置のブロック図である。この装置は、例えば特許文献1に開示されているものである。図17において、アンテナ切り替え部922は、2本のアンテナ11,12による受信信号を選択し、AGC回路924及び制御電圧生成部(VCO)934は、受信入力レベルを一定にする。このとき、制御部932は、制御電圧生成部934が出力する制御電圧に基づいて、どちらのアンテナの受信電力が大きいかを判定し、判定結果に従って、受信電力が大きいアンテナを選択するように、アンテナ選択信号をアンテナ切り替え部922に出力する。
特開平9−148973号公報
しかしながら、図17のような受信装置によると、AGC(Automatic Gain Control)回路924と制御電圧生成部934とで構成されるフィードバックループが収束しなければ正確な受信電力を判定することができないので、電力の比較に時間を要する。また、2つのアンテナの受信電力に大きな差がある場合には、アンテナを切り替えたときにAGC回路924に入力される電力が急激に変動するので、フィードバックループの収束に更に時間を要してしまう。
無線LAN等の高速無線パケット通信においては、複数の端末が任意の時刻に無線パケットを送信する。受信側では数μ秒のプリアンブル期間内にアンテナの選択、AGC、パケットの検出を行わなければならず、従来のような構成ではこれらの処理が行えないという問題があった。
本発明は、最適なアンテナを短時間で選択するダイバーシティ受信装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1の発明が講じた手段は、複数のアンテナのうちから1つを選択するためのアンテナ選択信号を生成するダイバーシティ受信装置であって、前記複数のアンテナから1つを順次選択するように、前記アンテナ選択信号を生成して出力する制御部と、前記アンテナ選択信号に従って選択されたアンテナによって受信された信号を、ゲイン制御信号に基づいて増幅して出力するゲインアンプと、前記ゲインアンプから出力された信号の電力を測定する電力測定部と、前記電力測定部で測定された電力に基づいて、前記複数のアンテナのそれぞれによって受信された信号毎に平均電力を求めて出力する平均化部と、前記平均電力のうちの少なくとも1つを保持する保持部と、前記複数のアンテナのそれぞれに対応しており、対応するアンテナによって受信されて前記ゲインアンプから出力される信号と所定パターンとの間の相関値を求めて出力する複数の相関部と、前記複数のアンテナのそれぞれについて、前記複数の相関部のうちの対応するもので求められた相関値とそのアンテナに関する平均電力とに基づいて、受信された信号から前記所定パターンを検出し、その結果を出力する相関検出部と、前記制御部が選択すべきアンテナを決定するまでは一定のゲインで、その後は選択されたアンテナについての平均電力に応じたゲインで、前記ゲインアンプが増幅するように、前記ゲイン制御信号を出力するゲイン制御部とを備え、前記制御部は、前記相関検出部の出力に基づいて、前記所定パターンが検出された信号を受信したアンテナを、選択すべきアンテナとして決定し、そのアンテナを選択するように前記アンテナ選択信号を生成して出力するものである。
これによると、複数のアンテナにそれぞれ対応した複数の相関部が所定パターンを検出するので、到来する無線パケットのタイミングによらず、複数のアンテナで受信した信号が混在したものを対象にして所定パターンを検出することがない。このため、所定パターンの検出精度を向上させることができ、選択すべきアンテナを素早く決定することができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載のダイバーシティ受信装置において、前記制御部は、前記複数のアンテナで受信された信号のいずれかから前記所定パターンが検出された場合には、前記保持部に保持されている平均電力と前記所定パターンが検出された信号の平均電力とのうちの最大のものを選択し、前記選択された平均電力に係るアンテナを、選択すべきアンテナとして決定するものである。
請求項3の発明は、請求項1に記載のダイバーシティ受信装置において、相関保持部を更に備え、前記相関検出部は、前記複数のアンテナのそれぞれについて、前記複数の相関部のうちの対応するもので求められた相関値と、そのアンテナに関する平均電力との間の差を更に求めて出力するものであり、前記相関保持部は、前記相関検出部の出力を保持して前記制御部に出力するものであり、前記制御部は、前記相関検出部及び前記相関保持部から出力される、相関値と平均電力との間の差に基づいて、選択すべきアンテナを決定するものである。
これによると、相関保持部が、相関値と平均電力との間の差を保持するので、相関値と平均電力との間の差が最小となるアンテナを、選択すべきアンテナとして決定し、伝送路の影響が最小である信号を受信するようにすることができる。
請求項4の発明は、請求項3に記載のダイバーシティ受信装置において、前記相関検出部は、求められた最新の平均電力を保持し、保持された平均電力と、前記複数の相関部のうち、前記保持された平均電力に係るアンテナに対応するもので求められた相関値との間の差を求めて出力するものである。
請求項5の発明は、請求項3に記載のダイバーシティ受信装置において、前記制御部は、前記複数のアンテナで受信された信号のうち、複数の信号から前記所定パターンとの相関が検出された場合には、前記相関保持部に保持されている相関値と平均電力との間の差と、前記相関が検出された信号の相関値と平均電力との間の差とのうちの最大のものを選択し、前記選択された相関値と平均電力との間の差に係るアンテナを、選択すべきアンテナとして決定するものである。
請求項6の発明は、請求項1又は3に記載のダイバーシティ受信装置において、前記複数の相関部は、それぞれ、セレクタと、入力された信号を順次シフトして格納するシフトレジスタとを備え、前記セレクタは、当該相関部に対応するアンテナが選択されているときには、前記ゲインアンプの出力を選択して前記シフトレジスタに出力し、その他のときには、シフトされて出力された値を選択して前記シフトレジスタに出力するものである。
請求項7の発明は、請求項1又は3に記載のダイバーシティ受信装置において、前記制御部は、各アンテナについて、そのアンテナで受信された信号の相関処理を行うべき期間を示す相関処理通知信号を生成して出力するものであり、前記平均化部は、前記相関処理通知信号が相関処理を行うべき期間であることを示しているときに、平均電力を求めるものである。
請求項8の発明は、請求項1又は3に記載のダイバーシティ受信装置において、前記制御部は、受信電力が安定するのを待つ期間と、平均電力を求める期間との和を、前記複数のアンテナから1つを順次選択する際の間隔にするものである。
請求項9の発明は、請求項8に記載のダイバーシティ受信装置において、前記受信電力が安定するのを待つ期間と、前記平均電力を求める期間とを格納するレジスタを更に有するものである。
請求項10の発明は、請求項1又は3に記載のダイバーシティ受信装置において、前記ゲインアンプの出力に対して自動周波数制御処理を行って出力する自動周波数制御部と、前記自動周波数制御部の出力に復調処理を行う復調部とを更に備えるものである。
請求項11の発明は、請求項10に記載のダイバーシティ受信装置において、前記復調部は、受信した信号で伝送されたデータのエラーを検出して前記制御部に通知するものであり、前記制御部は、前記復調部でエラーが検出された場合には、現在選択しているアンテナ以外のアンテナを、選択すべきアンテナとして決定するものである。
請求項12の発明は、請求項10に記載のダイバーシティ受信装置において、前記制御部は、選択されたアンテナで受信された信号の平均電力が所定値よりも小さい場合には、前記ゲイン制御信号を変化させないようにするものである。
請求項13の発明は、請求項10に記載のダイバーシティ受信装置において、前記制御部は、選択されたアンテナで受信された信号の平均電力が所定値よりも小さい場合には、前記選択すべきアンテナを決定後、前記ゲイン制御信号を変化させることなく、前記自動周波数制御部に自動周波数制御処理を開始させるものである。
請求項14の発明は、請求項13に記載のダイバーシティ受信装置において、前記制御部は、各アンテナについて、そのアンテナで受信された信号の相関処理を行うべき期間を示す相関処理通知信号を生成して出力し、かつ、前記選択すべきアンテナ以外のアンテナについての前記相関処理通知信号がいずれも相関処理を行うべき期間であることを示していなければ、前記自動周波数制御部に自動周波数制御処理を開始させるものである。
請求項15の発明は、請求項10に記載のダイバーシティ受信装置において、前記制御部は、各アンテナについて、そのアンテナで受信された信号の相関処理を行うべき期間を示す相関処理通知信号を生成して出力するものであり、前記相関検出部は、前記相関処理通知信号が相関処理を行うべき期間を示す毎に、求められた最新の平均電力を保持するものである。
請求項16の発明は、複数のアンテナのうちから1つを選択するためのアンテナ選択信号を生成するダイバーシティ受信方法であって、前記複数のアンテナから1つを順次選択するように、前記アンテナ選択信号を生成するステップと、前記アンテナ選択信号に従って選択されたアンテナによって受信された信号を、ゲイン制御信号に基づいて増幅する増幅ステップと、前記増幅ステップで増幅された信号の電力を測定する電力測定ステップと、前記電力測定ステップで測定された電力に基づいて、前記複数のアンテナのそれぞれによって受信された信号毎に平均電力を求める平均化ステップと、前記平均電力のうちの少なくとも1つを保持する保持ステップと、前記複数のアンテナのそれぞれによって受信され、前記増幅ステップで増幅された信号と所定パターンとの間の相関値を求める相関ステップと、前記複数のアンテナのそれぞれについて、求められた相関値とそのアンテナに関する平均電力とに基づいて、受信された信号から前記所定パターンを検出する相関検出ステップと、選択すべきアンテナが決定されるまでは一定のゲインで、その後は選択されたアンテナについての平均電力に応じたゲインで、前記増幅ステップにおいて増幅するように、前記ゲイン制御信号を生成するゲイン制御ステップと、前記所定パターンが検出された信号を受信したアンテナを、選択すべきアンテナとして決定し、そのアンテナを選択するように前記アンテナ選択信号を生成するステップとを備えるものである。
請求項17の発明は、請求項16に記載のダイバーシティ受信方法において、前記相関検出ステップは、前記複数のアンテナのそれぞれについて、求められた相関値と、そのアンテナに関する平均電力との間の差を更に求めるものであり、当該ダイバーシティ受信方法は、前記相関検出ステップで得られた値を保持する相関保持ステップと、前記相関検出ステップで得られた、相関値と平均電力との間の差、及び前記相関保持ステップで保持された、相関値と平均電力との間の差に基づいて、選択すべきアンテナを決定するステップとを更に備えるものである。
本発明によれば、最適なアンテナを短時間で選択することができる。受信するパケット毎に、最適なアンテナを選択することができるので、伝搬環境が急速に変動する場合や、複数の端末等からパケットが送信されるような場合においても、安定した通信を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るダイバーシティ受信装置のブロック図である。図1のダイバーシティ受信装置は、ゲインアンプ102と、電力測定部104と、平均化部106と、保持部108と、第1の相関部120と、第2の相関部130と、相関検出部140と、制御部162と、ゲイン制御部172と、自動周波数制御(AFC)部174と、復調部180とを備えている。図1のダイバーシティ受信装置は、第1アンテナ11及び第2アンテナ12のうちから1つを選択するものであり、より詳しくは、アンテナ11,12のそれぞれによって受信された信号のうちから1つを、アンテナ切り替え部22が選択するためのアンテナ選択信号SWAを生成するものである。
図2は、図1のダイバーシティ受信装置が受信するパケットの構成の例を示す説明図である。図2のパケットは、プリアンブル部PK1と、データ部PK2とを有する。プリアンブル部PK1には、パターンP1,P2,…,Pn(n≧2)が含まれている。パターンP1,P2,…,Pnは、いずれも所定のパターンPである。すなわち、プリアンブル部PK1には、パターンPが少なくとも2回繰り返されている。パターンPとしては任意のパターンを使用することができるが、自己相関特性が高いPN(Pseudo Noise)系列やチャープ波形等を用いることがより好ましい。データ部PK2には、伝送すべきデータが含まれている。
図3は、図1のダイバーシティ受信装置の各部の信号を示すタイミングチャートである。ここでは、アンテナ11による受信信号の方が、アンテナ12による受信信号よりも伝送路の影響を受けていない場合を例として示している。図3において、時刻T1,T2,T3,T4,T5,…の間隔は、時間Tである。また、以下では、時刻T2,T3,T4のT/2後の時刻を、それぞれ時刻T2A,T3A,T4Aとする。
受信信号が入力されていない場合等の受信待ち受け時の動作について説明する。制御部162は、アンテナ選択信号SWAをアンテナ切り替え部22に出力し、ゲイン切り替え信号S4をゲイン制御部172に出力している。アンテナ切り替え部22は、アンテナ選択信号SWAに従って、アンテナ11又はアンテナ12によって受信された信号を選択し、信号S0としてゲインアンプ102に出力する。アンテナ切り替え部22は、アンテナ選択信号SWAが、低電位(“L”)であるときには、アンテナ11によって受信された信号を、高電位(“H”)であるときには、アンテナ12によって受信された信号をそれぞれ選択する。
制御部162は、受信待ち受け時においては、アンテナ11,12を順に選択するように、アンテナ選択信号SWAのレベルを“H”及び“L”に交互に変化させるので、アンテナ切り替え部22は、アンテナ11とアンテナ12とを交互に選択しながらパケットの到来を待つ。制御部162は、アンテナ切り替えが行われる間隔が少なくともパターンPの長さとなるようにする。ここでは説明を簡単にするため、アンテナ切り替え間隔をパターンPの長さ(時間T)と同じにする。また、制御部162は、受信待ち受け時においては、固定ゲインを指定する第1のゲイン切り替え信号GS1をゲイン切り替え信号S4として出力する。
ゲイン制御部172は、ゲイン切り替え信号S4に従って、第1の固定ゲインを示すゲイン制御信号S5をゲインアンプ102に出力する。これによりゲインアンプ102は、アンテナ切り替え部22から入力される受信信号S0を第1の固定ゲインで増幅し、信号S2として電力測定部104、第1相関部120、及び第2相関部130に出力する。
制御部162は、第1の相関処理通知信号S11を平均化部106、第1相関部120、及び相関検出部140に出力し、第2の相関処理通知信号S12を平均化部106、第2相関部130、及び相関検出部140に出力している。第1及び第2の相関処理通知信号S11,S12は、その有効期間(例えば“H”である期間)が、第1及び第2のアンテナで受信された信号の相関処理を行うべき期間であることをそれぞれ示している。
電力測定部104は、ゲインアンプ102の出力信号S2の瞬時電力を測定し、平均化部106に出力する。平均化部106は、電力測定部104から入力される瞬時電力S3を第1の相関処理通知信号S11、又は第2の相関処理通知信号S12の有効期間においてのみ平均化する。平均化部106は、求められた平均電力を、制御部162、ゲイン制御部172、保持部108、及び相関検出部140に出力する。
平均化部106には、アンテナ11,12によって受信された信号の瞬時電力が交互に与えられているので、平均化部106は、アンテナ11,12によって受信された信号毎に平均電力を得て、順に出力する。保持部108は、現在選択されているアンテナ以外のアンテナで既に受信された信号についての平均電力を保持し、制御部162に出力する。
第1相関部120及び第2相関部130は、アンテナ11,12にそれぞれ対応している。第1相関部120は、ゲインアンプ102から出力される受信信号S2とパターンPとの間の相関値S8を求め、相関検出部140に出力する。第2相関部130は、ゲインアンプ102から出力される受信信号S2とパターンPとの間の相関値S9を求め、相関検出部140に出力する。
図4は、図1の第1相関部120の構成を示すブロック図である。第1相関部120は、セレクタ122と、直列に接続された16個のフリップフロップ(FF)を有するシフトレジスタ124と、各ビットのための16個の乗算器を有する乗算部126と、演算部128とを備えている。
図4において、シフトレジスタ124は、セレクタ122の出力を受け取り、順次右にシフトして格納する。セレクタ122は、第1の相関処理通知信号S11の有効期間においてはゲインアンプ102から出力される受信信号S2を選択し、その他の期間(第1の相関処理通知信号S11の無効期間)においては、シフトされてシフトレジスタ124の右端のフリップフロップから出力された値を選択する。
すなわち、図3に示されているように、第1相関部120は、第1の相関処理通知信号S11の有効期間においてはシフトレジスタ124のデータを順次更新し、無効期間においてはシフトレジスタ124のデータを順次入力側に戻すフィードバック処理を行う。このフィードバック処理を行うことによって、アンテナ切り替えの間隔がパターンPの長さ以上となるように設定しても、シフトレジスタ124に保持されるパターンの波形を保つことができ、相関検出精度の劣化を防ぐことができる。
乗算部126には、パターンPを示す16ビットの値が予め設定されている。乗算部126は、パターンPを示す値と、シフトレジスタ124に保持された16ビットの値との間で、各ビット毎に乗算を行い、その結果の和を相関値S8として出力する。
第2相関部130は、第1の相関処理通知信号S11に代えて第2の相関処理通知信号S12が入力され、相関値S8に代えて相関値S9が出力される点の他は、第1相関部120と同様に構成されているので、その説明を省略する。
相関検出部140は、第1相関部120から入力される相関値S8と、平均化部106から入力される平均電力値S6とを、第1の相関処理通知信号S11の有効期間において比較して、受信信号S2に含まれるパターンPを検出する。また、相関検出部140は、第2相関部130から入力される相関値S9と、平均化部106から入力される平均電力値S6とを、第2の相関処理通知信号S12の有効期間において比較して、受信信号S2からパターンPを検出する。相関検出部140は、更に、これらの2つの比較結果の論理和を求め、相関検出値S10として制御部162に出力する。
図5は、図1の相関検出部140の構成を示すブロック図である。相関検出部140は、フリップフロップ141,142と、比較器143,144と、ORゲート147とを備えている。図3のタイミングチャートに示されているように、フリップフロップ141,142は、第1及び第2の相関処理通知信号S11,S12の最近の有効期間(平均電力計算期間APC)の平均電力値S6をそれぞれ最新の平均電力として保持し、平均電力値S30,S31として比較器143,144にそれぞれ出力する。平均電力計算期間APC後、次の平均電力計算期間APCまでの期間は、平均電力保持期間APHであって、フリップフロップ141,142は、入力された平均電力値S6の保持を続ける。
比較器143は、平均電力値S30と第1相関値S8とを比較し、第1相関値S8の方が大きい場合には、出力S32を“H”にする。比較器144は、平均電力値S31と第2相関値S9とを比較し、第2相関値S9の方が大きい場合には、出力S33を“H”にする。ORゲートは、出力S32及びS33の論理和を求め、その結果を相関検出値S10として制御部162に出力する。これにより、アンテナ11,12による2つの受信信号の電力を混在させることなしに、相関検出値S10を求めて制御部162に出力することができる。出力S32,S33及び相関検出値S10は、レベルが“H”であるときには、パターンPが検出されたこと、言い換えると、パケットが到来したことを示している。
図3のタイミングチャートでは、アンテナ11の受信信号の方が、アンテナ12の受信信号よりも伝送路の影響を受けていないので、相関値S8にピークを生じている。相関検出値S10は、相関値S8のピークに応じたパルスを有している。
制御部162は、現在選択されているアンテナによる受信信号の平均電力値S6、保持部108が保持している、以前選択されていたアンテナによる受信信号の平均電力値S7、又は相関検出部140が出力する相関検出値S10に基づいて、パケットの到来を検出し、選択すべきアンテナを決定する。
例えば、制御部162は、相関検出値S10に基づいて、相関検出値のピークを検出し、そのピークが検出された時刻T4において選択されているアンテナ11を、選択すべきアンテナとして決定する。
また、制御部162は、アンテナ11又は12で受信された信号のいずれかから所定パターンPが検出された場合には、保持部108に保持されている時刻T3における平均電力と、相関検出値のピークが検出された時刻T4の平均電力とのうちの最大のものを選択し、その平均電力の信号を受信したアンテナを選択すべきアンテナとするようにしてもよい。
また、制御部162は、平均電力が所定値より小さい場合には、前述の処理を行い、平均電力が所定値より大きい場合には、受信信号の平均電力が最大になるようなアンテナを常に、選択すべきアンテナとするようにしてもよい。
パケットの到来を検出し、選択すべきアンテナを決定すると、制御部162は、決定されたアンテナを選択するようにアンテナ選択信号SWAを出力し、以降このパケットの受信が終了するまで、アンテナ選択信号SWAのレベルを、第1アンテナ11を選択する“L”に固定する。
更に、制御部ブロック162は、時刻T4A以降において、第2のゲイン切り替え信号GS2をゲイン切り替え信号S4として出力する。すると、ゲイン制御部172は、平均電力が自動周波数制御部(AFC)174、及び復調部180に適した所定の値となるように、選択されたアンテナで受信された信号についての平均電力に応じたゲインでゲインアンプ102が増幅をするように、ゲイン制御信号S5を出力し、ゲインのフィードバック制御をする。
ゲインを制御されたゲインアンプ102は、以降、増幅した信号を自動周波数制御部174を経由して復調部180に出力し、復調部180は、パケットのデータ部の復調を行う。データ部の復調が終了すれば、制御部162は、受信待ち受け状態に戻り、以上の動作を繰り返す。
ここで、比較のために、相関部を1つのみ備えるダイバーシティ受信装置について説明する。図6は、相関部を1つのみ備えるダイバーシティ受信装置のブロック図である。図7は、図6のダイバーシティ受信装置の各部の信号を示すタイミングチャートである。図6のダイバーシティ受信装置は、図1のダイバーシティ受信装置において、第1及び第2の相関部120,130、相関検出部140、制御部162に代えて、相関部830と、相関検出部840と、制御部862とを備えるものである。
相関部830には、アンテナ11及び12による受信信号が交互に入力されるので、図7のタイミングチャートのように、相関部830では、アンテナ11による受信信号に含まれるパターンと、アンテナ12による受信信号に含まれるパターンとが混在してしまう。アンテナ11で受信される信号と、アンテナ12で受信される信号とでは、伝送路歪が異なるので、2つのアンテナ11,12による受信信号が混在することにより相関検出確率が低下してしまい、受信性能が劣化してしまう。
これに対し、図1のダイバーシティ受信装置は、複数のアンテナのそれぞれに対応した複数の相関部を備えるので、各相関部は、対応するアンテナによる受信信号と所定パターンとの間の相関値を求めることができる。すなわち、図3のタイミングチャートに示されているように、受信信号の入るタイミングに関係なく、相関部においてアンテナ11による受信信号に含まれるパターンとアンテナ12による受信信号に含まれるパターンとを混在させることなく、相関検出を行うことができる。このため、相関検出確率が向上し、受信性能の向上を実現することができる。
また、相関検出部140は、2つのフリップフロップ141,142と、2つの比較器143,144とを備えている。このため、2つのアンテナ11,12による受信信号の電力を混在させることなく、相関検出値S10を求めて制御部162に出力することができる。
以上のように、図1のダイバーシティ受信装置によると、複数のアンテナ11,12にそれぞれ対応した複数の相関部120,130が所定パターンPを検出するので、到来する無線パケットのタイミングによらず、複数のアンテナ11,12で受信した信号が混在したものを対象にして所定パターンPを検出することがない。このため、所定パターンの検出精度を向上させることができ、選択すべきアンテナを素早く決定することができる。
また、高周波部(アンテナ切り替え部22、ゲインアンプ102等)として処理遅延が大きい安価なものを用いた場合でも、選択すべきアンテナを早く決定することができる。このため、アンテナ選択処理に長い時間を掛けずに自動周波数制御(AFC)処理、及び復調処理を実行することができ、更に受信性能の向上を図ることができる。
簡単のため、以上の説明では、アンテナ切り替えの間隔をパターンPの長さと同じとした。しかし、パターンP以上の長さの周期でアンテナ切り替えを行うようにしてもよい。図8は、アンテナ切り替えの間隔がパターンPの長さよりも長い場合における、図1のダイバーシティ受信装置の各部の信号を示すタイミングチャートである。図8では、アンテナ切り替えの間隔が1.5Tになっている。
図9は、アンテナ切り替え時に生ずるノイズを示すグラフである。図9に示すように、アンテナ切り替え部22や、その他の原因により、アンテナ切り替えの瞬間に、アンテナ切り替えによるノイズが生じる場合がある。このためアンテナ切り替え後、受信電力が安定するのを待つ期間WTを設定し、その後の電力平均化期間AVにおいて、平均化部106に平均電力を求めさせるようにしてもよい。すなわち、受信電力が安定するのを待つ期間WTと電力平均化期間AVとの和を、アンテナ11,12から1つを順次選択する際の間隔にする。このようにすると、より精度の高い電力測定を行うことができる。
特に図示しないが、受信電力が安定するのを待つ期間WT、及び電力平均化期間AVの長さをそれぞれ指定する値を格納するレジスタを、図1のダイバーシティ受信装置が更に備えるようにしてもよい。この場合、制御部162がこのレジスタの値を読み出して、受信電力が安定するのを待つ期間WT、及び電力平均化期間AVを設定する。
図10は、図1のダイバーシティ受信装置が受信するパケットの構成の他の例を示す説明図である。図10のパケットは、図2のパケットのプリアンブル部PK1とデータ部PK2との間に、既知データ部PK3と、パリティビット部PK4とを有するものである。既知データ部PK3は、内容が予め決められているデータである。パリティビット部PK4は、既知データ部PK3のパリティである。このパリティは、偶数パリティでも、奇数パリティでもよい。図10のようなパケットを送信すると、受信側では、復調後にエラー評価を行って、アンテナの選択を行うことができる。
図11は、図1の復調部180の構成の例を示すブロック図である。復調部180は、復調器182と、既知データ評価器184と、パリティエラー検出器186と、ORゲート188とを備えている。
復調器182は、自動周波数制御部174の出力信号S14を復調し、既知データ評価器184及びパリティエラー検出器186に出力する。既知データ評価器184は、既知データ部PK3の復調結果と、既知データ部PK3として送られてくるべきデータとを比較し、エラーがある場合には、出力信号を“H”にしてORゲート188に出力する。パリティエラー検出器186は、復調器182で復調されたパリティビットと、パリティビット部PK4として送られてくるべきビットとを比較し、パリティエラーがある場合には、出力信号を“H”にしてORゲート188に出力する。
ORゲート188は、既知データ又はパリティにエラーがある場合には、エラー信号S15として“H”を出力して、制御部162に通知をする。この場合、制御部162は、現在選択されているアンテナ以外のアンテナを、選択すべきアンテナとして決定する。これによると、妨害を受ける等によって相関のピークが検出され、誤って選択されたアンテナを用いないようにすることができる。
図12は、弱電界時における図1のダイバーシティ受信装置の自動周波数制御動作について示すタイミングチャートである。通常、受信待ち受け時においては、ゲイン制御信号S5は、弱電界の受信信号を増幅できる大きな固定ゲイン(第1固定ゲイン)を示している。このような弱電界時の受信信号の平均電力程度の値を閾値とし、弱電界レベルの受信信号を受信した場合を考える。
ゲイン制御部172は、アンテナ選択後、ゲイン切り替え信号S4に従って、選択されたアンテナでの受信平均電力がデータ復調に適した所定の値になるようにゲインのフィードバック制御を行うが、平均電力値S6はほとんど変化しない。このため、制御部162は、図12のように平均電力値S6が閾値以下であれば、ゲイン制御信号S5を変化させないようにする。また、この場合、制御部162は、ゲイン制御信号S5を変化させてゲイン変更することなしに、アンテナ選択後、直ちに自動周波数制御(AFC)開始通知信号S13を有効にし、自動周波数制御部174にAFC処理を開始させる。
AFC処理の期間を長くすることによって、AFCの精度が高くなり、弱電界での受信性能の向上を図ることができる。また、実際の回路での処理遅延を考えると、アンテナ選択後に、選択したアンテナ以外の相関処理通知信号が有効な場合がある。このような場合には、選択したアンテナ以外の相関処理開始通知信号が無効になった時点で、AFC開始通知信号S13を有効にするようにしてもよい。
(第2の実施形態)
図13は、本発明の第2の実施形態に係るダイバーシティ受信装置のブロック図である。図13のダイバーシティ受信装置は、図1のダイバーシティ受信装置において、相関検出部140及び制御部162に代えて、相関検出部240と、制御部262とを備え、相関保持部276を更に備えるようにしたものである。その他の構成要素については、図1を参照して説明したものと同様であるので、同一の参照番号を付してその説明を省略する。
図14は、図13の相関検出部240の構成を示すブロック図である。相関検出部240は、図5の相関検出部140において、減算器245,246と、セレクタ248とを更に備えたものである。
減算器245は、第1の相関処理通知信号S11の有効期間において、第1相関値S8から平均電力値S30を減算し、得られた減算結果S34をセレクタ248に出力する。減算器246は、第2の相関処理通知信号S12の有効期間において、第2相関値S9から平均電力値S31を減算し、得られた減算結果S35をセレクタ248に出力する。セレクタ248は、第1の相関処理通知信号S11の有効期間においては減算結果S34を、第2の相関処理通知信号S12の有効期間においては減算結果S35を選択し、選択された値を相関値と平均電力との間の差S17として制御部262及び相関保持部276に出力する。
相関保持部276は、現在選択されているアンテナ以外のアンテナで既に受信された信号に基づいて求められた相関検出値S10、相関値と平均電力との間の差S17を保持し、それぞれを相関検出値S18、相関値と平均電力との間の差S19として制御部262に出力する。
制御部262は、次の6つの値のいずれかに基づいて、パケットの到来を検出し、受信に用いるべきアンテナを選択する。すなわち、制御部262は、現在選択されているアンテナによる、受信信号の平均電力値S6、相関検出値S10、及び相関値と平均電力との間の差S17、並びに、以前に選択されたアンテナによる、受信信号の平均電力値S7、相関検出値S18、及び相関値と平均電力との間の差S19に基づいて検出を行う。
図15は、図13のダイバーシティ受信装置の各部の信号を示すタイミングチャートである。ここでは、アンテナ12による受信信号の方がアンテナ11による受信信号よりも伝送路の影響を受けていない場合を例として示している。
受信信号が入力されていない場合等の受信待ち受け時の動作について説明する。受信信号が入力されていない場合、制御部262は、アンテナ選択信号SWAのレベルを所定間隔で交互に変化させる。アンテナの切り替え間隔TはパターンPの長さ以上にすればよい。ここでは説明を簡単にするため、アンテナ切り替え間隔をパターンPの長さと同じにする。このような点は、図1のダイバーシティ受信装置と同様である。
図16(a)は、受信信号が伝送路歪みの影響を受けていない場合の相関値を示すグラフである。図16(b)は、受信信号が伝送路歪みの影響を受けている場合の相関値を示すグラフである。図16(a),(b)に示されているように、伝送路歪みの影響を受けるほど、相関値のピークと平均電力との間の差が小さくなる。
制御部262は、相関検出値S10及び相関検出値S18のうちの一方が、相関が検出されたことを示している場合には、相関が検出されたことを示す相関検出値の算出に用いられた信号を受信したアンテナを選択する。
制御部262は、相関検出値S10及び相関検出値S18の双方が、相関が検出されたことを示している場合には、相関検出部240から出力される、相関値と平均電力との間の差S17と、相関保持部276から出力される、相関値と平均電力との間の差S19とのうち、値が最大のものを選択する。そして、制御部262は、その算出に用いられた信号を受信したアンテナを、選択すべきアンテナとして決定する。図15の場合、制御部262は、相関値と平均電力との間の差S19に係るアンテナ12を、選択すべきアンテナとして決定し、アンテナ12を示すアンテナ選択信号SWAを出力する。
また、制御部262は、平均電力が所定値より小さい場合には、前述の処理を行い、平均電力が所定値より大きい場合には、平均電力が最大になるようなアンテナを常に選択するようにしてもよい。
以上のように、図13のダイバーシティ受信装置によると、相関検出部240が、相関値(受信された信号と所定のパターンPとの間の相関値)と平均電力との間の差を求め、相関保持部276が、この差を保持するので、相関値と平均電力との間の差が最小となるアンテナを、選択すべきアンテナとして決定することができる。この結果、伝送路の影響が最小である信号を受信するようにすることができ、受信性能を向上させることができる。
なお、第1の実施形態において、図1のダイバーシティ受信装置に代えて、図13のダイバーシティ受信装置を同様に用いるようにしてもよい。
また、以上の実施形態では、受信アンテナが2本である場合を例として示したが、より多くのアンテナを用いるようにしてもよい。この場合には、ダイバーシティ受信装置が、それぞれのアンテナに対応して相関部を備えるようにし、平均電力の測定を各アンテナに関して行って、選択すべきアンテナを決定するようにすればよい。
以上説明したように、本発明は、最適なアンテナを短時間で選択することができるので、高速無線パケット通信装置等について有用である。
本発明の第1の実施形態に係るダイバーシティ受信装置のブロック図である。 図1のダイバーシティ受信装置が受信するパケットの構成の例を示す説明図である。 図1のダイバーシティ受信装置の各部の信号を示すタイミングチャートである。 図1の第1相関部の構成を示すブロック図である。 図1の相関検出部の構成を示すブロック図である。 相関部を1つのみ備えるダイバーシティ受信装置のブロック図である。 図6のダイバーシティ受信装置の各部の信号を示すタイミングチャートである。 アンテナ切り替えの間隔がパターンPの長さよりも長い場合における、図1のダイバーシティ受信装置の各部の信号を示すタイミングチャートである。 アンテナ切り替え時に生ずるノイズを示すグラフである。 図1のダイバーシティ受信装置が受信するパケットの構成の他の例を示す説明図である。 図1の復調部の構成の例を示すブロック図である。 弱電界時における図1のダイバーシティ受信装置の自動周波数制御動作について示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るダイバーシティ受信装置のブロック図である。 図13の相関検出部の構成を示すブロック図である。 図13のダイバーシティ受信装置の各部の信号を示すタイミングチャートである。 (a)は、受信信号が伝送路歪みの影響を受けていない場合の相関値を示すグラフである。(b)は、受信信号が伝送路歪みの影響を受けている場合の相関値を示すグラフである。 従来のアンテナ選択ダイバーシティ受信装置のブロック図である。
符号の説明
11,12 アンテナ
22 アンテナ切り替え部
102 ゲインアンプ
104 電力測定部
106 平均化部
108 保持部
120 第1の相関部
130 第2の相関部
140,240 相関検出部
162,262 制御部
172 ゲイン制御部
174 自動周波数制御(AFC)部
180 復調部
276 相関保持部
SWA アンテナ選択信号

Claims (17)

  1. 複数のアンテナのうちから1つを選択するためのアンテナ選択信号を生成するダイバーシティ受信装置であって、
    前記複数のアンテナから1つを順次選択するように、前記アンテナ選択信号を生成して出力する制御部と、
    前記アンテナ選択信号に従って選択されたアンテナによって受信された信号を、ゲイン制御信号に基づいて増幅して出力するゲインアンプと、
    前記ゲインアンプから出力された信号の電力を測定する電力測定部と、
    前記電力測定部で測定された電力に基づいて、前記複数のアンテナのそれぞれによって受信された信号毎に平均電力を求めて出力する平均化部と、
    前記平均電力のうちの少なくとも1つを保持する保持部と、
    前記複数のアンテナのそれぞれに対応しており、対応するアンテナによって受信されて前記ゲインアンプから出力される信号と所定パターンとの間の相関値を求めて出力する複数の相関部と、
    前記複数のアンテナのそれぞれについて、前記複数の相関部のうちの対応するもので求められた相関値とそのアンテナに関する平均電力とに基づいて、受信された信号から前記所定パターンを検出し、その結果を出力する相関検出部と、
    前記制御部が選択すべきアンテナを決定するまでは一定のゲインで、その後は選択されたアンテナについての平均電力に応じたゲインで、前記ゲインアンプが増幅するように、前記ゲイン制御信号を出力するゲイン制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記相関検出部の出力に基づいて、前記所定パターンが検出された信号を受信したアンテナを、選択すべきアンテナとして決定し、そのアンテナを選択するように前記アンテナ選択信号を生成して出力するものである
    ダイバーシティ受信装置。
  2. 請求項1に記載のダイバーシティ受信装置において、
    前記制御部は、
    前記複数のアンテナで受信された信号のいずれかから前記所定パターンが検出された場合には、前記保持部に保持されている平均電力と前記所定パターンが検出された信号の平均電力とのうちの最大のものを選択し、前記選択された平均電力に係るアンテナを、選択すべきアンテナとして決定するものである
    ことを特徴とするダイバーシティ受信装置。
  3. 請求項1に記載のダイバーシティ受信装置において、
    相関保持部を更に備え、
    前記相関検出部は、
    前記複数のアンテナのそれぞれについて、前記複数の相関部のうちの対応するもので求められた相関値と、そのアンテナに関する平均電力との間の差を更に求めて出力するものであり、
    前記相関保持部は、
    前記相関検出部の出力を保持して前記制御部に出力するものであり、
    前記制御部は、
    前記相関検出部及び前記相関保持部から出力される、相関値と平均電力との間の差に基づいて、選択すべきアンテナを決定するものである
    ことを特徴とするダイバーシティ受信装置。
  4. 請求項3に記載のダイバーシティ受信装置において、
    前記相関検出部は、
    求められた最新の平均電力を保持し、保持された平均電力と、前記複数の相関部のうち、前記保持された平均電力に係るアンテナに対応するもので求められた相関値との間の差を求めて出力するものである
    ことを特徴とするダイバーシティ受信装置。
  5. 請求項3に記載のダイバーシティ受信装置において、
    前記制御部は、
    前記複数のアンテナで受信された信号のうち、複数の信号から前記所定パターンとの相関が検出された場合には、前記相関保持部に保持されている相関値と平均電力との間の差と、前記相関が検出された信号の相関値と平均電力との間の差とのうちの最大のものを選択し、前記選択された相関値と平均電力との間の差に係るアンテナを、選択すべきアンテナとして決定するものである
    ことを特徴とするダイバーシティ受信装置。
  6. 請求項1又は3に記載のダイバーシティ受信装置において、
    前記複数の相関部は、それぞれ、
    セレクタと、
    入力された信号を順次シフトして格納するシフトレジスタとを備え、
    前記セレクタは、
    当該相関部に対応するアンテナが選択されているときには、前記ゲインアンプの出力を選択して前記シフトレジスタに出力し、その他のときには、シフトされて出力された値を選択して前記シフトレジスタに出力するものである
    ことを特徴とするダイバーシティ受信装置。
  7. 請求項1又は3に記載のダイバーシティ受信装置において、
    前記制御部は、
    各アンテナについて、そのアンテナで受信された信号の相関処理を行うべき期間を示す相関処理通知信号を生成して出力するものであり、
    前記平均化部は、
    前記相関処理通知信号が相関処理を行うべき期間であることを示しているときに、平均電力を求めるものである
    ことを特徴とするダイバーシティ受信装置。
  8. 請求項1又は3に記載のダイバーシティ受信装置において、
    前記制御部は、
    受信電力が安定するのを待つ期間と、平均電力を求める期間との和を、前記複数のアンテナから1つを順次選択する際の間隔にするものである
    ことを特徴とするダイバーシティ受信装置。
  9. 請求項8に記載のダイバーシティ受信装置において、
    前記受信電力が安定するのを待つ期間と、前記平均電力を求める期間とを格納するレジスタを更に有する
    ことを特徴とするダイバーシティ受信装置。
  10. 請求項1又は3に記載のダイバーシティ受信装置において、
    前記ゲインアンプの出力に対して自動周波数制御処理を行って出力する自動周波数制御部と、
    前記自動周波数制御部の出力に復調処理を行う復調部とを更に備える
    ことを特徴とするダイバーシティ受信装置。
  11. 請求項10に記載のダイバーシティ受信装置において、
    前記復調部は、
    受信した信号で伝送されたデータのエラーを検出して前記制御部に通知するものであり、
    前記制御部は、
    前記復調部でエラーが検出された場合には、現在選択しているアンテナ以外のアンテナを、選択すべきアンテナとして決定するものである
    ことを特徴とするダイバーシティ受信装置。
  12. 請求項10に記載のダイバーシティ受信装置において、
    前記制御部は、
    選択されたアンテナで受信された信号の平均電力が所定値よりも小さい場合には、前記ゲイン制御信号を変化させないようにするものである
    ことを特徴とするダイバーシティ受信装置。
  13. 請求項10に記載のダイバーシティ受信装置において、
    前記制御部は、
    選択されたアンテナで受信された信号の平均電力が所定値よりも小さい場合には、前記選択すべきアンテナを決定後、前記ゲイン制御信号を変化させることなく、前記自動周波数制御部に自動周波数制御処理を開始させるものである
    ことを特徴とするダイバーシティ受信装置。
  14. 請求項13に記載のダイバーシティ受信装置において、
    前記制御部は、
    各アンテナについて、そのアンテナで受信された信号の相関処理を行うべき期間を示す相関処理通知信号を生成して出力し、かつ、前記選択すべきアンテナ以外のアンテナについての前記相関処理通知信号がいずれも相関処理を行うべき期間であることを示していなければ、前記自動周波数制御部に自動周波数制御処理を開始させるものである
    ことを特徴とするダイバーシティ受信装置。
  15. 請求項10に記載のダイバーシティ受信装置において、
    前記制御部は、
    各アンテナについて、そのアンテナで受信された信号の相関処理を行うべき期間を示す相関処理通知信号を生成して出力するものであり、
    前記相関検出部は、
    前記相関処理通知信号が相関処理を行うべき期間を示す毎に、求められた最新の平均電力を保持するものである
    ことを特徴とするダイバーシティ受信装置。
  16. 複数のアンテナのうちから1つを選択するためのアンテナ選択信号を生成するダイバーシティ受信方法であって、
    前記複数のアンテナから1つを順次選択するように、前記アンテナ選択信号を生成するステップと、
    前記アンテナ選択信号に従って選択されたアンテナによって受信された信号を、ゲイン制御信号に基づいて増幅する増幅ステップと、
    前記増幅ステップで増幅された信号の電力を測定する電力測定ステップと、
    前記電力測定ステップで測定された電力に基づいて、前記複数のアンテナのそれぞれによって受信された信号毎に平均電力を求める平均化ステップと、
    前記平均電力のうちの少なくとも1つを保持する保持ステップと、
    前記複数のアンテナのそれぞれによって受信され、前記増幅ステップで増幅された信号と所定パターンとの間の相関値を求める相関ステップと、
    前記複数のアンテナのそれぞれについて、求められた相関値とそのアンテナに関する平均電力とに基づいて、受信された信号から前記所定パターンを検出する相関検出ステップと、
    選択すべきアンテナが決定されるまでは一定のゲインで、その後は選択されたアンテナについての平均電力に応じたゲインで、前記増幅ステップにおいて増幅するように、前記ゲイン制御信号を生成するゲイン制御ステップと、
    前記所定パターンが検出された信号を受信したアンテナを、選択すべきアンテナとして決定し、そのアンテナを選択するように前記アンテナ選択信号を生成するステップとを備える
    ダイバーシティ受信方法。
  17. 請求項16に記載のダイバーシティ受信方法において、
    前記相関検出ステップは、
    前記複数のアンテナのそれぞれについて、求められた相関値と、そのアンテナに関する平均電力との間の差を更に求めるものであり、
    当該ダイバーシティ受信方法は、
    前記相関検出ステップで得られた値を保持する相関保持ステップと、
    前記相関検出ステップで得られた、相関値と平均電力との間の差、及び前記相関保持ステップで保持された、相関値と平均電力との間の差に基づいて、選択すべきアンテナを決定するステップとを更に備える
    ことを特徴とするダイバーシティ受信方法。
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