JP2006171604A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 レンズ部専用の保護機能をなくしつつ該レンズ部とディスプレイ部の双方を保護することができるようにした撮像装置を提供する。
【解決手段】 撮像装置は、レンズ部3を備えた撮像装置本体1と、該本体に移動可能に取り付けられたディスプレイ部4(2)とを有する。該ディスプレイ部は、少なくともレンズ部を覆う第1の位置に移動する。また、撮像装置は、レンズ部3を備えた撮像装置本体1と、該本体に取り付けられ、少なくともレンズ部を覆う位置に移動可能な可動部材4と、該可動部材に取り付けられたディスプレイ部材2とを有する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、画像を表示するディスプレイ部を備えた撮像装置に関するものである。
撮像装置における撮影レンズ部を外力から保護するために、撮像装置本体の前面部やレンズ部の前端部に、レンズバリア機構のレンズ保護機構が設けられることが多い。
一方、撮像装置に取り付けられたディスプレイ部には、撮像装置本体に対する開閉や回転等の移動が可能ないわゆる可動タイプのものがある。このような可動タイプのディスプレイ部は、その表示面の向きを変更することで、様々な向きからの撮影時における被写体観察や画像再生時における表示画像の観察を可能としている。また、このようなディスプレイ部は、表示面を本体側に向けて閉じることにより外力から保護される。
このように、撮像装置においては、撮影レンズ部を保護するために、ディスプレイ部とは全く別にレンズ保護機構を設けるのが一般的である。但し、レンズ部とディスプレイ部の双方を単一の機構により保護する技術も、特許文献1等にて提案されている。
特開2004−170492号公報(段落0008〜0016、図1、図3等)
しかしながら、撮像装置にレンズ部専用の保護機構を搭載すると、その分撮像装置が大型化し、また、該保護機構の動作不良によって撮影ができなくなる場合も生じる。
そこで、本発明は、可動タイプのディスプレイ部又はディスプレイ部材を備えた可動部材を備えた撮像装置において、レンズ部専用の保護機能をなくしつつ該レンズ部とディスプレイ部の双方を保護することができるようにした撮像装置を提供することを目的の1つとしている。
上記の目的を達成するために、1つの観点としての本発明の撮像装置は、レンズ部を備えた撮像装置本体と、該本体に移動可能に取り付けられたディスプレイ部とを有する。そして、該ディスプレイ部は、少なくともレンズ部を覆う第1の位置に移動することを特徴とする。
また、他の観点としての本発明の撮像装置は、レンズ部を備えた撮像装置本体と、該本体に取り付けられ、少なくともレンズ部を覆う位置に移動可能な可動部材と、該可動部材に取り付けられたディスプレイ部材とを有することを特徴とする。
本発明によれば、可動タイプのディスプレイ部又はディスプレイ部材が取り付けられた可動部材を、レンズ部を保護する部材として用いることができるため、従来のようなレンズ部専用の保護機構が不要となる。これにより、撮像装置の小型化を図ることができ、さらにレンズ保護機構の動作不良による撮影不可能状態の発生を回避することができる。
しかも、レンズ部を覆う位置においてディスプレイ部又はディスプレイ部材の表示面を該レンズ部側に向けることができるようにすれば、該表示面も保護することができる。
以下に本発明の実施例について説明する。
図1から図6には、本発明の実施例1であるデジタルスチルカメラとしての撮像装置の外観を示す。図1、図3、図5および図6は該撮像装置を前面(被写体)側から見た斜視図であり、図2および図4は背面(撮影者)側から見た斜視図である。
これらの図において、1は撮像装置本体(以下、単に本体という)であり、その前面には撮影レンズ部(以下、単にレンズ部という)3が設けられている。レンズ部3は、レンズ駆動機構23によって、本体1に対して突出した状態で光軸方向に伸縮駆動されることによりズーミングが可能であり(図1、図2および図4参照)、最も縮小した状態で本体1に対して格納される(図3参照)。また、本体1内には、不図示のCCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子が設けられている。
レンズ部3により形成された被写体像は、撮像素子により光電変換される。撮像素子からの出力信号には、不図示の画像処理回路により各種処理が施され、これにより映像信号が生成される。本体1に設けられた撮影スイッチSが押されることにより、映像信号に基づいて静止画像又は所定時間内の動画像が不図示の半導体メモリ等の記録媒体に記録(撮影)される。
また、本体1の一方の側面には、ヒンジ機構Hを介してディスプレイ部4が取り付けられている。このディスプレイ部4は、液晶素子や自発光素子等で構成されたディスプレイ素子(ディスプレイ部材)2と、該ディスプレイ素子2の背面および外周を覆う外装部材(可動部材)4aとにより構成されている。ディスプレイ素子2の表示面2aは外装部材4aに形成された開口から露出している。
なお、本実施例では、ディスプレイ部4は直接本体1に取り付けられているのではなく、ヒンジ機構Hを介して間接的に取り付けられているが、この場合およびディスプレイ部が直接本体に取り付けられている場合も含めて請求項にいう「撮像装置本体に移動可能に取り付けられた」に該当する。
ヒンジ機構Hは、図4に示すように、光軸dの方向(本体1の前後方向)に対して直交する方向に延びる2つの回転軸a,bと、図1に示すように、回転軸a,bに対して直交する方向に延びる1つの回転軸cとを有する。これに回転軸a,b,cを中心にヒンジ機構Hが回転することにより、ディスプレイ部4を、図1〜図6に示すように様々な位置および向きに設定することができる。
なお、回転軸a,bは、ディスプレイ部4が本体1の前面側から背面側まで回転可能であれば、光軸dの方向に対して直交するようそれぞれ、e,f又はg,hのように設定してもよい。a,bを回転軸とする場合は、図1中において、背面側から見て本体1の左側にヒンジ機構Hが構成される。また、e,fであれば、本体1の右側に、g,hであれば本体1の下側にヒンジ機構Hが構成される。
また、光軸dに対して直交する方向の回転軸の数は、ディスプレイ部4が本体1の前面側から背面側まで回転可能であれば、3つ以上であってもよい。
次に、図7および図8には、ヒンジ機構Hの具体的構成例を示す。図8は、図7を別の角度から見て示した図であり、両図とも本体1を表す外形を破線で示している。
ヒンジ機構Hは、本体1に対してビス等で固定されたボディベース5と、該ボディベース5の上下(図では前後)の両端に、それぞれの一端がシャフト10a,10bにより本体1の前後方向(図では上下方向)に回転可能に取り付けられた第1および第2サイドベース6,7と、該第1および第2サイドベース6,7のそれぞれの他端にシャフト10c,10dにより前後方向に回転可能に取り付けられた第1ディスプレイベース8とを有する。シャフト10a,10bは回転軸aを構成し、シャフト10c,10dは回転軸bを構成する。すなわち、第1および第2サイドベース6,7は回転軸a回りで回転が可能であり、第1ディスプレイベース8は回転軸b回りで回転が可能である。なお、各シャフトはカシメ等により抜けが防止される。
また、第1ディスプレイベース8の上下方向中央には、スペーサ13を介して第2ディスプレイベース9が回転軸c回りで回転可能に取り付けられている。具体的には、第1ディスプレイベース8の長手方向中央に形成された穴部に第2ディスプレイベース9の長手方向中央に形成された突起部9aを挿入し、該突起部9aの先端をカシメ等により固定する。そして、第2ディスプレイベース9に、ディスプレイ部4がビス等で固定される。
これにより、ディスプレイ部4は、本体1に対して、回転軸a,bを中心として前後方向に回転可能となるとともに、回転軸cを中心として上下方向に回転が可能になる。
なお、ここに示したヒンジ機構の構成は例にすぎず、少なくとも光軸dに対して直交する方向に延びる回転軸を有すれば、他の構成でもよい。
以上説明したヒンジ機構Hの回転軸a,bを中心とする回転により、ディスプレイ部4は、図3および図6に示すように、格納されたレンズ部1の前面を覆う第1の位置や、図1、図2および図4に示すように、レンズ部1の前面から退避する第2の位置に移動することができる。さらに、ヒンジ機構Hの回転軸cを中心とする回転により、ディスプレイ部4は、図3に示すように、第1の位置において表示面2aがレンズ部1側に向いた状態や、図6に示すように、第1の位置において表示面2aがレンズ部1側とは反対側を向いた状態とすることができる。また、ディスプレイ部4は、図1および図2に示すように、第2の位置であって本体1の側方に配置される位置において、表示面2aを上下方向に回転させることもできる。
次に、本実施例の撮像装置における動作モードの切換えについて説明する。ここで説明する動作モードとは、主電源をON(投入)状態やOFF(遮断)状態とする主電源ONモードや主電源OFFモード、本撮像装置によって撮影を行うための撮影モード、本撮像装置や別の装置によって撮影され、半導体メモリや光ディスク、磁気ディスク等の記録媒体に記録された再生用画像をディスプレイ素子2に表示する再生モード等を含む。なお、ここにいう撮影モードには、静止画撮影モード、動画撮影モード、オートフォーカスモード、マニュアルフォーカスモード、夜景モード等、撮影条件や撮影機能を異にする様々なモードが含まれる。
次に、これらの動作モードについて説明する。主電源OFFモードでは、ディスプレイ素子2の表示をOFFにし、レンズ駆動機構23を起動待機状態にする。起動待機状態とは、レンズ駆動機構23において、撮影する準備が完了せず、撮影が不可能な状態をいう。本実施例のように撮影を可能とするためにレンズ駆動機構23が動作してレンズ部3が本体1から突出する撮像装置では、レンズ部3が本体1から突出せずに本体1内に格納された状態に相当する。
また、撮影する準備が完了し、撮影可能状態にあるレンズ駆動機構23の状態を、撮影待機状態という。本実施例のように撮影を可能とするためにレンズ駆動機構23が動作してレンズ部3が本体1から突出する撮像装置では、該レンズ部3が突出することで撮影準備が完了し、撮影待機状態となる。
このように、主電源OFFモードでは、ディスプレイ素子2の表示がOFFで、レンズ駆動機構23が起動待機状態となる。なお、この主電源OFFモードでは、主電源ONモードの選択以外のための他のスイッチによる操作が不可能な状態である。
次に、撮影モードについて説明する。撮影モードでは、レンズ系駆動部23が撮影待機状態になり、撮影準備が完了して撮影可能な状態のことである。このとき、ディスプレイ素子2は表示ON状態となる。但し、ディスプレイ素子2の表示のON/OFF切換えを可能としてもよい。また、上記他のスイッチによる操作が可能な状態である。
次に、再生モードについて説明する。再生モードでは、レンズ駆動機構23を起動待機状態とし、ディスプレイ素子2の表示をONとする。また、上記他のスイッチによる操作は可能な状態である。
従来の撮像装置では、主電源のON/OFF切換えスイッチや、撮影モード/再生モードの切換えスイッチ等の動作モード切換えスイッチが設けられている。これに対して、本実施例の撮像装置では、上記のような動作モード切換えスイッチを使用することなくディスプレイ部4の位置や状態(向き)によって動作モードが切り換わる。ただし、撮影モード/再生モードの切換えについては、動作モード切換えスイッチを設けてもよい。また、動作モード切換えスイッチの操作による動作モードの切換え機能と、ディスプレイ部4の位置や状態(向き)による動作モードの切換え機能とを併せ持つようにしてもよい。
ここで、図14のフローチャートを用いて、ディスプレイ部4の本体1に対する位置および向きに応じた動作モードの切換え制御について説明する。また、図15には、本実施例の撮像装置の内部構成を示す。なお、図15においては、動作モードの切換え制御に関連する構成要素のみを示している。この動作モードの切換え制御は、CPUやMPU等からなる制御部25により、コンピュータプログラムに従って行われる。図14のフローチャートは、このコンピュータプログラムの内容を示したものである。
まずステップ(図ではSと略す)1401では、位置検出部21によりディスプレイ部4の位置を検出し、ディスプレイ部4がレンズ部3の前面(正面)を覆う位置(第1の位置)にある場合はステップ1402へ進む。このとき、ディスプレイ部4は、図3に示す状態又は図6に示す状態である。
次に、ステップ1402において、位置検出部21によりディスプレイ部4(表示面2a)の向きを検出する。図3に示すように、表示面2aがレンズ部3側を向いていれば、ステップ1404に進み、主電源OFFモードを設定する。この状態では、表示面2aとレンズ部3とが向き合い、ディスプレイ素子2およびレンズ部3とも外力から保護される。また、この状態では、ディスプレイ素子2は表示OFF状態で、レンズ部3も格納状態(起動待機状態)である。このように、動作モード切換えスイッチ22を使用することなく主電源をOFF状態にすることができる。
一方、ステップ1402において、図6に示すように、表示面2aがレンズ部3側を向いていない状態(レンズ部3側とは反対側を向いている状態)を検出した場合は、ステップ1405へ進み、再生モードを設定する。この状態では、レンズ部3は格納状態であり、ディスプレイ素子2のみ表示ON状態となる。このように、動作モード切換えスイッチ22を使用することなく、再生モードに切換えることができる。
また、ステップ1401において、ディスプレイ部4がレンズ部3の前面を覆う位置にない場合(第2の位置にある場合)は、ステップ1403に進む。これは、ディスプレイ部4が、図1、図2、図4および図5に示す位置にある場合である。
ステップ1403では、撮影モードと再生モードのうち動作モード切換えスイッチ22により選択されているモードを判定し、撮影モードが選択されていればステップ1406に進み、撮影モードを設定する。また、再生モードが選択されていればステップ1407に進み、再生モードを設定する。
ステップ1403において、撮影モードおよび再生モードのいずも選択されていない場合は、撮影モードおよび再生モードのうち予め設定されたモードを設定する。このときにどちらのモードを設定するかは、ユーザーが設定してもよい。
ところで、ステップ1403において、撮影モードおよび再生モードのいずれも選択されていない場合とは、動作モード切換えスイッチ22が存在しない場合や、動作モード切換えスイッチ22は存在しているが、撮影モード/再生モード、主電源ON/OFFモード等が同一のスイッチで選択される構成となっており、主電源OFFスイッチが選択されているために撮影モードおよび再生モードが選択されていない場合等が該当する。
次に、図14に示した動作モード切換え制御を実現するための具体的構成について説明する。まず、動作モードの切換えを実施するために、ディスプレイ部4の回転位置や表示面2aの向きを位置検出部21により検出する必要がある。位置検出部21の具体例として、図7および図8に示すように、ヒンジ機構H内に、回転位置検出スイッチ12a,12b,12cを配置する。
これらの検出スイッチ12a,12b,12cはそれぞれ、ボディベース5に対する第2サイドベース7の回転や、第2サイドベース7に対する第1ディスプレイベース8の回転や、第1ディスプレイベース8に対する第2ディスプレイベース9の回転に伴い、シャフト10b,10dおよび第1ディスプレイベース8に固定されたスイッチ接触部11に対する角度が変化することにより作動して検出信号を出力する。本実施例では、回転位置検出スイッチ12a,12bは、ヒンジ機構Hが図3および図6に示す状態のときにON状態となり、検出信号を出力する。また、回転位置検出スイッチ12cは、ヒンジ機構Hが図3に示す状態のときにON状態となり、検出信号を出力する。
すなわち、回転位置検出スイッチ12aは、第2サイドベース7がボディベース5に対して略90°の角度をなすように前方に回転した(前方に延びる第2サイドベース7の長手方向7aが光軸dに略平行になった)状態でON状態となる。また、回転位置検出スイッチ12bは、その第2サイドベース7に対して第1ディスプレイベース8が略90°の角度をなすように本体1の右方に回転した(第1ディスプレイベース8における第2サイドベース7と連結された腕部の長手方向8aが、第2サイドベース7の長手方向7aに対して略90°の角度をなした)状態でON状態となる。図14のステップ1401では、この2つの回転検出スイッチ12a,12bがともにON状態となることで、ディスプレイ部4がレンズ部3の前面を覆う位置にあると判別する。
また、回転位置検出スイッチ12cは、第2ディスプレイベース9が第1ディスプレイベース8に対して図7および図8に示す回転位置、すなわち、これらの図において、ディスプレイ部4の表示面2aが前方を向く回転位置(図3の状態では、表示面2aがレンズ部3側を向く回転位置)にある場合にON状態になる。図14のステップ1402では、上記2つの回転検出スイッチ12a,12bがともにON状態となり(ステップ1401が「YES」)、かつ回転位置検出スイッチ12cがON状態となることで、ディスプレイ部4がレンズ部3側を向いていると判別する。
次に、これらの回転位置検出スイッチ12a,12b,12cの状態と、設定される動作モードとの関係を説明する。まず、回転位置検出スイッチ12a,12b,12cが全てON状態の場合は、主電源OFFモードが設定される。この状態は、図3に示す状態であり、ディスプレイ部4がレンズ部3の前面を覆い、かつディスプレイ素子2の表示面2aがレンズ部3側を向いている状態である。この状態では、レンズ部3およびディスプレイ素子2は共に機能することが無いため、主電源OFFモードが設定される。
次に、回転位置検出スイッチ12a,12bのうち少なくとも一方がOFF状態の場合、すなわち図1、図2、図4および図5に示すように、ディスプレイ部4がレンズ部3の前面を覆う位置になく、レンズ部3に対して退避した状態では、撮影モードおよび再生モードのうち動作モード切換えスイッチ22により選択されているモードが設定される。このとき、回転位置検出スイッチ12cの状態はON/OFFのいずれでもよい。
動作モード切換えスイッチが存在していない場合又は動作モード切換えスイッチが電源ON/OFF切換えスイッチと同一のスイッチにより構成され、電源OFF等が選択されることによって撮影モード/再生モードの選択が不可能な場合は、撮影モード/再生モードのうち予め設定された優先的に選択されるモードが設定されるか、ユーザーにより予め選択されたモードが設定される。
次に、回転位置検出スイッチ12a,12bが共にON状態で、かつ回転位置検出スイッチ12cがOFF状態の場合は、再生モードが設定される。これは図6に示す状態であり、ディスプレイ部4は、レンズ部3の前面を覆う位置にあるが、表示面2aは本体1の外側(前方)を向いている状態である。この状態では、レンズ部3は機能しないが、ディスプレイ素子2は機能することができるため、再生モードが設定される。この再生モードでは、再生画像を表示しながらレンズ部3を保護している。
実施例1では、回転位置検出スイッチ12a〜12cを用いてディスプレイ部4の位置や向きを検出する場合について説明したが、他の検出機構を用いてもディスプレイ部4の位置や向きを検出することができる。
本実施例2では、実施例1中の回転位置検出スイッチ12a,12bに代えて、図9とその拡大図である図10に示す検出機構を用いる。
この検出機構は、本体1の前面に形成された凹部内に設けられたスライドボタン14aと、該スライドボタン14aが押されたことを検出する検出スイッチ15aと、スライドボタン14aを元の位置に復帰させるための弾性体16aとを有する。また、図9に示すように、ディスプレイ部4を構成する外装部材4aにおける表示面2a側の部分には、突起形状のボタン押圧部17aが形成されている。
図3に示すように、ディスプレイ部4が表示面2aをレンズ部3側に向けて該レンズ部3の前面を覆うと、ボタン押圧部17aによってスライドボタン14aが押され、検出スイッチ15aがON状態になる。そして、検出スイッチ15aがON状態である(この場合、回転位置検出スイッチ12cもON状態になる)場合は、主電源OFFモードが設定される。また、検出スイッチ15aがOFF状態の場合は、撮影モードおよび再生モードのうち動作モード切換えスイッチ22で選択されているモードが設定される。このとき、回転位置検出スイッチ12cの状態はいずれでもよい。
動作モード切換えスイッチが存在していない場合又は動作モード切換えスイッチが電源ON/OFF切換えスイッチと同一のボタンで構成され、電源OFF等が選択されることにより撮影モードおよび再生モードの選択が不可能な場合等は、撮影モード/再生モードのうち予め設定された優先的に選択されるモードが設定されるか、ユーザーにより予め選択されたモードが設定される。
検出スイッチ15aがOFF状態で、かつ回転位置検出スイッチ12cがOFF状態では、再生モードが設定される。
図11には、図9および図10で示した検出機構の変形例である本発明の実施例3を示す。本実施例では、図10に示した検出機構と同じ構成で、スライドボタン14aを持つ第1の検出機構と、これと同様のスライドボタン14bを有する第2の検出機構とを本体1の前面2箇所に設けられており、さらにディスプレイ部4を構成する外装部材4aにおける表示面2a側の部分とその反対側の部分に、突起形状のボタン押圧部17a,17bが形成されている。
第2の検出機構の拡大図を図12に示す。該第2の検出機構は、本体1の前面に形成された凹部内に設けられたスライドボタン14bと、該スライドボタン14bが押されたことを検出する検出スイッチ15bと、スライドボタン14bを元の位置に復帰させるための弾性体16bとを有する。
この構成では、実施例1にて説明した回転位置検出スイッチ12a,12b,12cは全て不要となる。
ディスプレイ部4が、表示面2aをレンズ部3側に向けて該レンズ部3の前面を覆うと、ボタン押圧部17aがスライドボタン14aを押し、これにより検出スイッチ15aがON状態となる。また、ディスプレイ部4が、表示面2aを本体外側(前方)に向けて該レンズ部3の前面を覆うと、ボタン押圧部17bがスライドボタン14bを押し、これにより検出スイッチ15bがON状態となる。
検出スイッチ15aがON状態で、かつ検出スイッチ15bがOFF状態の場合は、本体主電源OFFモードが設定される。また、検出スイッチ15aがOFF状態で、かつ検出スイッチ15bがOFFの状態では、撮影モードおよび再生モードのうち動作モード切換えスイッチ22により選択されているモードが設定される。
動作モード切換えスイッチが存在していない場合又は動作モード切換えスイッチが電源ON/OFF切換えスイッチと同一のボタンで構成され、電源OFF等が選択されることにより撮影モードおよび再生モードの選択が不可能な場合等は、撮影モード/再生モードのうち予め設定された優先的に選択されるモードが設定されるか、ユーザーにより予め選択されたモードが設定される。
さらに、検出スイッチ15aがOFF状態で、検出スイッチ15bがON状態の場合は、再生モードが設定される。
なお、上記実施例2,3では、スライドボタン14a,14bおよび検出スイッチ15a,15bを本体14側に設け、ボタン押圧部17a,17bをディスプレイ部4側に設けてもよい。
また、上記実施例において、図9および図11に示したスライドボタン14a,14bは本体1の前面に形成した凹部内に配置されているが、これを本体1の前面から突出するように配置してもよい。
ここでは、まず実施例2において、スライドボタン14aを本体1の前面から突出させた場合のモード設定について説明する。この場合、ディスプレイ部4側のボタン押圧部17aは不要である。
ディスプレイ部4が図3に示す状態のとき、ディスプレイ部4がスライドボタン14aを押すことで検出スイッチ15aがON状態となる。検出スイッチ15aがON状態で、かつ回転位置検出スイッチ12cがONの場合は、本体主電源OFFモードが設定される。また、検出スイッチ15aがOFF状態の場合は、撮影モードおよび再生モードのうち動作モード切換えスイッチ22により選択されているモードが設定される。このとき、回転位置検出スイッチ12cの状態はいずれでもよい。
動作モード切換えスイッチが存在していない場合又は動作モード切換えスイッチが電源ON/OFF切換えスイッチと同一のボタンで構成され、電源OFF等が選択されることにより撮影モードおよび再生モードの選択が不可能な場合等は、撮影モード/再生モードのうち予め設定された優先的に選択されるモードが設定されるか、ユーザーにより予め選択されたモードが設定される。
さらに、検出スイッチ15aがON状態で、かつ回転位置検出スイッチ12cがOFF状態の場合は、再生モードが設定される。
次に、実施例3において、スライドボタン14aとスライドボタン14bを本体1の前面から突出させた場合のモード設定について説明する。この場合、ディスプレイ部4側のボタン押圧部17a,17bは不要であるが、ボタン押圧部17aと同じ位置にスライドボタン14aに対しての逃げとなる凹部を形成し、また、ボタン押圧部17bと同じ位置にスライドボタン14bに対しての逃げとなる凹部を形成する。
図3に示す状態であって、検出スイッチ15aがOFF状態で、かつ検出スイッチ15bがON状態の場合は主電源OFFモードが設定される。また、検出スイッチ15aがOFF状態で、かつ検出スイッチ15bがOFF状態の場合は、撮影モードおよび再生モードのうち動作モード切換えスイッチ22により選択されているモードが設定される。
動作モード切換えスイッチが存在していない場合又は動作モード切換えスイッチが電源ON/OFF切換えスイッチと同一のボタンで構成され、電源OFF等が選択されることにより撮影モードおよび再生モードの選択が不可能な場合等は、撮影モード/再生モードのうち予め設定された優先的に選択されるモードが設定されるか、ユーザーにより予め選択されたモードが設定される。
図6に示す状態であって、検出スイッチ15aがON状態で、検出スイッチ15bがOFF状態の場合は、再生モードが設定される。
なお、このようにスライドスイッチ14a,14bを突出するよう構成する場合でも、これらスライドスイッチ14a,14bをディスプレイ部4側に設けるようにしてもよい。
また、実施例2,3にて説明した検出機構以外の検出機構として、スライドスイッチ14a,14bに代えて、図13に示すように、フォトインタラプタ19等の光センサを使用した検出機構としてもよい。
さらに、上記各実施例では、そのほぼ全体にディスプレイ素子2を内蔵したディスプレイ部4がレンズ保護機能を持つ場合について説明したが、例えば、ディスプレイ部4と同様に本体1に対して移動可能な可動部材を設け、その一部にディスプレイ素子を設けるとともに、他の部分でレンズ部の前面を覆うことができるようにしてもよい。例えば、図16に示すように、撮像装置本体31の側面にヒンジ部35を介して可動部材34を取り付け、該可動部材34を左右方向に開閉可能および上下方向に回転可能に保持する。そして、該可動部材34のうちヒンジ部35側の部分34bにディスプレイ素子32を設ける。さらに、可動部材34のうち先端側をレンズバリア部34aとする。そして、該可動部材34を、ディスプレイ素子32の表示面を本体31側に向けて閉じることにより、レンズバリア部34aが撮影レンズ部33の前面を覆うようにする。
なお、レンズバリア部34aを、ヒンジ側部分34bに対して左右方向に回動可能とし、該撮像装置の使用時に、ヒンジ側部分34bの背面側(表示面とは反対側)に折りたたんで撮影等の邪魔にならないようにしてもよい。
以上説明したように、上記各実施例によれば、撮像装置本体に移動可能に取り付けられたディスプレイ部又はディスプレイ部材が取り付けられた可動部材に、レンズ保護部材としての機能を持たせたので、レンズ部専用の保護機構を設ける必要がなくなる。しかも、レンズ部を覆う位置においてディスプレイ部の表示面を該レンズ部側に向けることができるので、ディスプレイ部の表示面自体も保護することができる。
また、レンズ部を覆う位置において、ディスプレイ部の表示面をレンズ部側とは反対側を向かせることにより、レンズ部材を保護しながら再生用画像(撮影画像等)を表示することができる。
さらに、ディスプレイ部を、本体に対してレンズ部を覆う位置と該レンズ部側とは反対側との間で移動可能とすることにより、撮影時の被写体像の表示や再生用画像の表示を行うことができる。
また、ディスプレイ部の位置と表示面の向きを検出した結果に応じて、該撮像装置の動作モードの設定を制御することにより、動作モードスイッチを操作することなく適切な動作モードの設定が可能となる。
さらに、上記各実施例では、デジタルスチルカメラとしての撮像装置について説明したが、本発明は、ビデオカメラ等、他の撮像装置にも適用することができる。
本発明の実施例1に係る撮像装置の斜視図。 実施例1に係る撮像装置の斜視図。 実施例1に係る撮像装置の斜視図。 実施例1に係る撮像装置の斜視図。 実施例1に係る撮像装置の斜視図。 実施例1に係る撮像装置の斜視図。 実施例1に係る撮像装置に設けられたヒンジ機構の構成を示す斜視図。 実施例1に係る撮像装置に設けられたヒンジ機構の構成を示す斜視図。 本発明の実施例2に係る撮像装置の斜視図。 実施例2に係る撮像装置に設けられた検出機構の拡大図。 本発明の実施例3に係る撮像装置の斜視図。 実施例3に係る撮像装置に設けられた検出機構の拡大図。 実施例2,3に係る撮像装置の変形例を示す斜視図。 実施例1に係る撮像装置の動作モード切換え制御の動作を示すフローチャート。 本発明の実施例1に係る撮像装置の斜視図。 実施例2,3に係る撮像装置の変形例を示す斜視図。
符号の説明
1 撮像装置本体
2 ディスプレイ素子
2a 表示面
3 撮影レンズ部
4 ディスプレイ部
12a,12b,12c 回転位置検出スイッチ
14a,14b スライドボタン
15a,15b 検出スイッチ
16a,16b 弾性体
17a,17b ボタン押圧部
19 光センサ
H ヒンジ機構

Claims (9)

  1. レンズ部を備えた撮像装置本体と、
    該本体に移動可能に取り付けられたディスプレイ部とを有し、
    前記ディスプレイ部は、少なくとも前記レンズ部を覆う第1の位置に移動することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の位置において、前記ディスプレイ部の表示面が前記レンズ部側を向くことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1の位置において、前記ディスプレイ部の表示面が前記レンズ部側とは反対側を向くことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記ディスプレイ部は、前記本体に対して前記第1の位置と前記レンズ部側とは反対側の第2の位置との間で移動可能であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の撮像装置。
  5. 前記ディスプレイ部の位置と該ディスプレイ部の表示面の向きを検出する検出手段と、
    該検出手段の検出結果に応じて、該撮像装置の動作を制御する制御手段とを有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記ディスプレイ部が前記第1の位置において前記表示面が前記レンズ部側を向いていることを検出した場合に、該撮像装置を電源投入状態とすることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記制御手段は、前記ディスプレイ部が前記第1の位置から移動したことを検出した場合に、該撮像装置を電源遮断状態から電源投入状態に切換えることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  8. 前記制御手段は、前記ディスプレイ部が前記第1の位置において前記表示面が前記レンズ部側とは反対側を向いていることを検出した場合に、該ディスプレイ部に再生用画像を表示することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  9. レンズ部を備えた撮像装置本体と、
    該本体に取り付けられ、少なくとも前記レンズ部を覆う位置に移動可能な可動部材と、
    該可動部材に取り付けられたディスプレイ部材とを有することを特徴とする撮像装置。
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