JP2006170690A - 廃棄物地層処分場の処分坑道施設 - Google Patents

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Abstract

【課題】放射性廃棄物等の地層処分場の地下施設の建設に際し、廃棄物を埋設する処分坑道の建設開始時期を早め、処分坑道を作業効率よく建設し、建設工期の大幅な短縮を図り、TBM等の稼働率・コスト低減率の向上を図り、建設コストの低減を図る。
【解決手段】立坑11からTBMを発進させ、短い直線状の連絡坑道12を掘削形成した後、渦巻き状に掘進して、渦巻きの中心部において掘進最小半径で折り返し、来たルートに沿って再び掘進し、立坑11に戻ることにより、連続した1本の渦巻き型(蚊取り線香型)の連続処分坑道13を掘削形成する。この坑道を例えばトリプルピッチで配置し、3台のTBMで同時掘進することで13、14、15からなる渦巻き型の処分坑道施設10とする。1本の渦巻きを1台のTBMで連続掘削し、耐用距離が終了すると、立坑11から解体搬出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、放射性廃棄物等の地層処分場の地下に建設される処分坑道施設のレイアウトに関するものである。
例えば、高レベル放射性廃棄物は、使用済核燃料から未反応のウランや新生のプルトニウムを分離した後に残る不要な核分裂生成物を硝酸に溶かし出したものであり、液体のままでは取り扱いが困難となるため、ガラス原料と共に高温で溶かし合わせてステンレス鋼製のキャニスターに流し込むことにより、ガラス固化体として安定化処理し、このガラス固化体を地上の貯蔵設備で30〜50年程度貯蔵して放射能の強さと発熱を低減させた後、オーバーパックと称される厚肉鋼板製の密閉容器内に密閉収納し、このオーバーパックを地下300mより深い安定した地層の岩盤中に緩衝材を介して地層処分することが計画されている。
図12は、地層処分場の一例を示したものであり、地上施設1と地下施設2を結ぶアクセス坑道(立坑、斜坑、スパイラル坑道)3と、廃棄体(オーバーパック)を定置埋設するための多数の処分坑道4と、処分坑道4を取り囲む主要坑道5と、主要坑道間を結ぶ連絡坑道6などから構成されている。図13は、地下施設の処分パネルの一例を示したものであり、処分パネル7は、処分坑道4とそれを取り囲む主要坑道5からなる一つの区画であり、廃棄体を処分する領域をいくつかの独立したパネルに分割することで、処分サイトの地質環境条件等に応じて柔軟なレイアウトを行うことができ、各パネルで建設・操業・閉鎖などの主要作業を独立に並行して実施できるなどの利点がある。
建設段階では、地上施設と地下施設の建設が行われる。操業段階では、主な作業として、ガラス固化体の受け入れ、オーバーパックへの封入、緩衝材の製作、廃棄体と緩衝材の搬送・定置、処分坑道と主要坑道の埋め戻しが行われる。閉鎖段階では、主な作業として、連絡坑道とアクセス坑道の埋め戻し、地上施設の解体・撤去が行われる。
また、本発明に関連する先行技術文献として特許文献1〜9がある。特許文献1〜6は、放射性廃棄物の地層処分に関連する発明である。特許文献7には、廃棄物を埋設処理するトンネル構造を山間の地層内において、所定の距離間隔を有して一連の段層式ラセン状に掘削して構成することが記載されている。特許文献8には、地中空洞を構築する際に地中空洞を取り囲むスパイラルトンネルを構築することが記載されている。特許文献9には、岩盤内熱水貯蔵施設において、地表から貯槽に至る螺旋状のアクセス坑道を設けることが記載されている。
特開2001−166093号公報 特開2002−106289号公報 特開2002−107491号公報 特開2003−4895号公報 特開2003−148097号公報 特開2004−286451号公報 特開2003−47926号公報 特開2002−106299号公報 特開2002−173946号公報
前述のような従来の処分坑道レイアウトの場合、建設段階において、主要坑道等を掘削形成した後、トンネル掘削機(以下、TBMと記載)等を使用し、例えば一方の主要坑道から他方の主要坑道へ向けて掘進し、この一方向の掘進を繰り返すことにより多数の処分坑道を平行に掘削形成している(図13参照)。一つの処分坑道が構築されると、出口側でTBMを解体して入口側の主要坑道へ搬送し、組み立てた後、次の処分坑道の掘進を行っている。
しかし、現在、建設の工期を短縮する計画が検討されており、前述のような従来の処分坑道のレイアウトでは、主要坑道等が長いため処分坑道の建設開始が遅れ、また処分坑道の建設ではTBMの移動および組立・解体に時間がかかるため作業効率が悪く、建設工期が長くかかる。また、TBMの移動および組立・解体のため、TBMの稼働率が悪く、コストも増加するなどの問題もある。
本発明は、このような課題を解決すべくなされたもので、その目的は、放射性廃棄物等の地層処分場の地下施設の建設に際し、廃棄物を埋設する処分坑道の建設開始時期を早めることができると共に、処分坑道を作業効率よく建設することができ、建設工期の大幅な短縮が可能となり、さらにTBM等の稼働率およびコスト低減率の向上を図り、建設コストの低減が可能な廃棄物地層処分場の処分坑道施設レイアウトを提供することにある。
本発明の請求項1に係る発明は、廃棄物地層処分場の地下の地盤中に建設され、廃棄物が埋設処分される処分坑道から構成される処分坑道施設であって、立坑から出発して、互いに交わることなく連続する平面的または立体的な一筆書き状に掘進し、立坑に戻ることにより、連続した形状の連続処分坑道が形成されていることを特徴とする廃棄物地層処分場の処分坑道施設である。
本発明は、特に高レベル放射性廃棄物の地層処分場の処分坑道レイアウトに有効に適用されるものである。その他の廃棄物の地層処分にも適用することができる。また、本発明の連続処分坑道の建設において、立坑は、建設用立坑、操業用立坑、排土用・搬入用立坑などであり、立坑から出発して同じ立坑に戻る場合、別の立坑に戻る場合などがある。
請求項1に係る発明は、立坑から短い主要坑道(連結坑道)を介して平面的または立体的な一筆書き状(渦巻き状、螺旋状、その他の連続形状)の連続処分坑道がTBM等で掘削形成されるようにしたものである。従来の処分坑道レイアウトにおける長い主要坑道を大幅に短縮することで、処分坑道の建設開始時期を早めるものである。また、従来の処分坑道レイアウトにおける1処分坑道毎のTBMの移動および組立・解体を無くし、処分坑道を連続して掘削形成することにより、処分坑道の建設工期を大幅に短縮し、またTBMの稼働率向上・コスト低減を図るものである。さらに、TBMの耐用年数(耐用距離、例えば約10km)の終了後に立坑に戻り、立坑から解体搬出できるようにしたものである。
本発明の請求項2に係る発明は、廃棄物地層処分場の地下の地盤中に建設され、廃棄物が埋設処分される処分坑道から構成される処分坑道施設であって、立坑から出発して、渦巻き状に掘進し、折り返した後、前記渦巻きに沿って渦巻き状に掘進し、立坑に戻ることにより、連続した形状の渦巻き型の連続処分坑道が形成されていることを特徴とする廃棄物地層処分場の処分坑道施設である。
例えば、図1、図3に示すように、立坑から短い主要坑道(連結坑道)を介して渦巻き状(蚊取り線香状)の処分坑道を平面配置し、渦巻きの中心部で折り返し、来たルートに沿ってまた戻ることにより、連続した1本の渦巻き型の連続処分坑道(図1は同心円タイプ、図3は曲率変化タイプ)を建設するものである。1本の渦巻き型の連続処分坑道を1台のTBMの耐用距離で掘削形成し、運転終了後に立坑から解体搬出するのが好ましい。このような1本の渦巻き型の連続処分坑道を同心で2重、3重、…に配置し、ダブルピッチ、トリプルピッチ、…とすることにより、大きな処分容量を確保することができる。
本発明の請求項3に係る発明は、請求項2に記載の処分坑道施設において、渦巻き型の連続処分坑道の渦巻きの直径に沿って排土用と搬入用の坑道が設けられていることを特徴とする廃棄物地層処分場の処分坑道施設である。
即ち、1本の渦巻き型の連続処分坑道は、距離が極めて長いため、処分坑道等の掘削時に発生する掘削ずりの搬出および処分坑道等の掘削時の部品、給電・給水等の供給に支障をきたすことから、例えば図2、図4、図5に示すように、渦巻き型の処分坑道施設の上下にそれぞれ排土坑道、搬入坑道を渦巻きの直径と平行に掘削形成する。これら坑道は立坑に接続し、渦巻き型の連続処分坑道の各坑道と排土坑道および搬入坑道とは、短い排土立坑、搬入立坑で連結し、掘削ずりを立坑から地上へ搬出でき、立坑から部品等を搬入できるようにする。
本発明の請求項4に係る発明は、廃棄物地層処分場の地下の地盤中に建設され、廃棄物が埋設処分される処分坑道から構成される処分坑道施設であって、立坑から出発して、螺旋状に掘進し、立坑に戻ることにより、連続した形状の螺旋型の連続処分坑道が形成されていることを特徴とする廃棄物地層処分場の処分坑道施設である。
即ち、処分坑道を鉛直方向に渦巻き配置することにより、用地を立体的に使用し、処分場用地を縮小できるようにした螺旋型(スパイラル型)の処分坑道施設である。1本のスパイラル型の連続処分坑道を1台のTBMの耐用距離で掘削形成し、運転終了後に立坑から解体搬出するのが基本となるが、スパイラル長さが長い場合には、1本のスパイラルを複数台のTBMで掘進することになる。この場合、スパイラルに沿って設けた立坑を用いて、TBMの解体搬出、次のTBMの搬入を行う。
スパイラル型の処分坑道施設には次のようなタイプが考えられる。例えば図6に示すように、平面視が長円形状や正円形状等の一重コイル式のスパイラル型の連続処分坑道を1ブロックとし、これを複数ブロック配置するスパイラル1系列複数ブロックタイプ。例えば図7に示すように、二重コイル式のスパイラル型の連続処分坑道を同心状に内側と外側に配置して1ブロックとするスパイラル2系列1ブロックタイプ。例えば図8に示すように、スパイラル2系列1ブロックタイプをラップさせて2ブロック配置するスパイラル2系列2ブロック交差タイプ。例えば図9に示すように、1ブロックのスパイラルの数を増やしラップさせて配置するスパイラル4系列4ブロック交差タイプなど。
本発明の請求項5に係る発明は、請求項4に記載された処分坑道施設において、螺旋型の連続処分坑道の螺旋軸に沿って排土用と搬入用の立坑が設けられていることを特徴とする廃棄物地層処分場の処分坑道施設である。
このスパイラル型の場合も、1本の連続処分坑道の距離が極めて長いため、処分坑道等の掘削時に発生する掘削ずりの搬出および処分坑道等の掘削時の部品、給電・給水等の供給に支障をきたすことから、例えば図10に示すように、スパイラル型の連続処分坑道の外側等にスパイラル中心軸に平行に設けられた立坑を排土用・搬入用として用いる。この立坑とスパイラルの各段とを短い連結坑道で連結し、掘削ずりを立坑から地上へ搬出でき、立坑から部品等を搬入できるようにする。
本発明は、以上のような構成からなるので、次のような効果が得られる。
(1)立坑から渦巻き状や螺旋状などの平面的や立体的な一筆書き状の連続処分坑道を掘削形成するため、従来の処分坑道レイアウトにおける長い主要坑道を大幅に短縮することができ、処分坑道の建設開始時期を早めることができ、また、従来の処分坑道レイアウトにおける1処分坑道毎のTBMの移動および組立・解体を無くし、所望の処分容量を有する処分坑道を連続して掘削形成することができ、処分坑道の建設工期を大幅に短縮することができる。
(2)TBMの耐用年数(耐用距離)の終了後に立坑に戻り、立坑から解体搬出することができるため、TBMの移動および組立・解体などの運転以外の非運転作業が大幅に削減され、TBMの稼働率向上・コスト低減を図ることができ、建設工期の大幅な短縮と相まって建設コストの大幅な低減が可能となる。
(3)渦巻き型の連続処分坑道の場合、コンパクトな平面配置で所望の処分容量を得ることができる。螺旋型の連続処分坑道の場合、立体的に展開することにより、さらに処分容量の増大、処分場用地の縮小を図ることができる。
以下、本発明を図示する実施の形態に基づいて説明する。図1、図2は、本発明の渦巻き型の処分坑道施設の一例を示す平面図、斜視図である。図3は、渦巻き型の他の例を示す平面図である。図4、図5は、渦巻き型の処分坑道施設における処分坑道と排土坑道等の関係を示す排土坑道等に平行な鉛直断面図、水平断面図と処分坑道に平行な鉛直断面図である。
図1、図2の実施形態において、渦巻き型の処分坑道施設10は、地下300mより深い安定した地層の岩盤中に平面的に建設され、立坑11からTBMを発進させ、短い直線状の連絡坑道(主要坑道)12を掘削形成した後、渦巻き状に掘進して、渦巻きの中心部において掘進最小半径で折り返し、来たルートに沿って再び掘進し、立坑11に戻ることにより、連続した1本の渦巻き型(蚊取り線香型)の連続処分坑道13を掘削形成する。
この実施形態の渦巻き型の連続処分坑道13は、曲率一定のまま掘進し、一周したところで曲率を変えるタイプであり、半径の異なる同心円の大径円部13aと小径円部13bから構成される。これら大径円部13aと小径円部13bとは、平面上で傾斜した直線状の乗り継ぎ部13cで連結される。渦巻きの中心部は、廃棄体の熱的な面や配置の面等から処分坑道として使用できないため、直線部と略円形部からなる折り返し部13dが配置される。TBMの掘進最小半径は、例えば30mであり、折り返し部13dの略円形部はこの半径で掘削形成される。
また、1台のTBMの耐用年数(距離)から1本の渦巻き型の連続処分坑道13の延べ長さを決定する。TBMの耐用距離が終了すると、立坑11に戻り、TBMを解体搬出することになる。1本の渦巻き型の連続処分坑道13だけでは、処分容量が足りない場合には、内側に連続処分坑道13より小径で同形状の渦巻き型の連続処分坑道14、15、…を配置し、ダブルピッチ、トリプルピッチ、…とする。図示例はトリプルピッチの場合であり、3台のTBMを同時掘進させて、3重の渦巻き型の連続処分坑道13、14、15を掘削形成する。廃棄体の処分坑道として使用できるのは、連絡坑道・乗り継ぎ部・折り返し部を除いた、大径円部13a、14a、15aと、小径円部13b、14b、15bである。また、廃棄体の定置方式としては、処分孔縦置き方式、処分坑道横置き方式(後に詳述)などがある。なお、図示例では、1本の渦巻き型の連続処分坑道13、14、15が大きい2重円小さい2重円の2つの円から構成されているが、3つ以上の円から構成してもよい。
具体的な数値例を挙げると、TBMの耐用距離を約11kmとした場合、トリプルピッチの渦巻き型の処分坑道施設10の最外周の円の直径を例えば約720mとし、1本の渦巻き型の連続処分坑道13、14、15を大小4つ程度の円から構成して、最内周の円の直径を例えば約120mとすれば、処分坑道の延べ長さは約32kmとなり、3台のTBMが約11km/1台掘削した後、立坑に戻ることができる。処分坑道の延べ長さ約32kmを3台のTBMで同時施工し、TBMの平均掘進速度を300m/月とすると、掘削所要期間は約37ヶ月となり、400m/月とすると、掘削所要期間は約28ヶ月となる。本発明において目標とする当初の建設工期60ヶ月を充分にクリアすることができる。なお、このような渦巻き型の処分坑道施設10が1パネルを構成し、これを立坑の周りに花びら状に例えば8パネル配置することになる。
図3の実施形態は、曲率を連続的に変えた場合であり、立坑11からTBMを発進させ、短い直線状の連絡坑道12を掘削形成した後、曲率を漸次減少させながら渦巻き状に掘進して、渦巻きの中心部において掘進最小半径で折り返し、来たルートに沿って再び掘進し、立坑11に戻ることにより、連続した1本の渦巻き型(蚊取り線香型)の連続処分坑道16を掘削形成する。この場合、一つの渦巻き部16aと折り返し部16bから構成されることになる。連絡坑道・折り返し部を除いた渦巻き部16aが処分坑道として使用される。また、この場合も、必要に応じて、ダブルピッチ、トリプルピッチ、…とすることができる。
以上のような渦巻き型の処分坑道施設10の場合、1本の連続した処分坑道の長さが極めて長くなり、掘削ずりの搬出や処分坑道掘進時等における部品の搬入等に支障が生じるため、図1、図2に示すように、処分坑道施設10の下方に渦巻きの直径と平行な排土坑道20を設け、上方に同様の搬入坑道21を設ける。これら坑道20、21は平面視で渦巻きの直径からそれぞれ若干ずらして配置し、立坑11から出発し、立坑11に戻るように掘削形成する。上下方向に関しては、処分坑道との坑道中心間距離が2D(処分坑道の掘削径)を確保できるように形成する(図4参照)。処分坑道13、14、15の各坑道と排土坑道20・搬入坑道21とをそれぞれ短い排土立坑22、搬入立坑23により連結する(図2、図4参照)。なお、立坑11は、建設・閉鎖用、操業用であり、複数本設けられることもある。
図4、図5に示すように、排土坑道20内にはベルトコンベア24が配設されており、掘削ずりが立坑11に向けて搬出される。立坑11では、カプセル空気圧輸送等により地上へと搬送される。図5に示すように、処分坑道掘進時の発生ずりがTBM後続ベルトコンベア25により排土立坑22まで運搬され、フィーダ26によりベルトコンベア24上に排出される。また、処分孔縦置き方式の場合には、処分孔17の削孔時の発生ずりが処分孔掘削機械27の後続ベルトコンベア28により排土立坑22まで運搬され、フィーダ26によりベルトコンベア24上に排出される。
搬入坑道21および搬入立坑23は、処分坑道掘進時の部品、給電・給水等の供給、処分孔削孔時の部品、給電・給水等の供給に用いられる。また、操業時においては、廃棄体および緩衝材の搬入などに用いられる。
なお、工事開始と同時に調査立坑から排土坑道20および搬入坑道21のTBM掘進を開始する。次いで、立坑11から渦巻き型の連続処分坑道13、14、15の3台のTBMによる同時掘進を開始する。処分孔縦置き方式の場合には、処分坑道掘進が一周した後に処分孔掘削を開始する。
以上のような渦巻き型の連続処分坑道の場合、連絡坑道(主要坑道)12を従来の処分坑道レイアウトの主要坑道よりも極めて短くすることができ、処分坑道の建設開始時期を大幅に早めることができる。また、所望の処分容量を有する処分坑道を連続して掘削形成することができるため、建設工期を大幅に短縮することができる。さらに、1台のTBMの耐用距離で1本の連続処分坑道の掘削を終了し、立坑から解体搬出することにより、非運転作業を極めて少なくすることができ、TBMの稼働率・コスト低減率の大幅な向上が図られる。また、所望の処分容量を有する処分坑道施設をコンパクトに平面配置することができる。
次に、図6〜図10は、本発明の螺旋型(スパイラル型)の処分坑道施設の種々の例を示したものである。図6は、一重コイル式のスパイラル型の例(スパイラル1系列複数ブロック)である。図7は、二重コイル式のスパイラル型の例(スパイラル2系列1ブロック)である。図8は、二重コイル式のスパイラル型の他の例(スパイラル2系列2ブロック交差)である。図9は、二重コイル式のスパイラル型の他の例(スパイラル4系列4ブロック交差)である。図10は、スパイラル型の連続処分坑道と排土用・搬入用の立坑の一例を示す鉛直断面図である。
このスパイラル型の処分坑道施設は、前述の渦巻き型の連続処分坑道と同様の効果が得られるほかに、連続処分坑道を鉛直方向に渦巻き配置し、用地を立体的に使用することにより、処分容量をさらに増大させ、地層処分場用地をさらに縮小することができるものである。
図6の実施形態において、一重コイル式のスパイラル型の処分坑道施設(スパイラル1系列複数ブロック)30は、地下300mより深い安定した地層の岩盤中に立体的に建設され、立坑31からTBMを発進させ、鉛直方向に上から下へ(あるいは下から上へ)スパイラル状に掘進し、立坑に戻ることにより、連続した1本のスパイラル型の連続処分坑道32を掘削形成する。
この実施形態のスパイラル型の連続処分坑道32は、直線部32aと半円部32bからなる平面視形状が長円形であり、鉛直方向には所定のピッチPで多数段のスパイラルとされている。また、鉛直方向に対して所定の角度θで傾斜させることにより、スパイラル高さHが小さくても上下の処分坑道間の距離を確保できるようにしている。また、このようなスパイラル型の連続処分坑道32を1ブロックとし、複数ブロック配置している。
また、この実施形態では、立坑31には建設用立坑31aと操業用立坑31bを用い、それぞれ主要坑道33、操業用坑道34を介してスパイラル型の連続処分坑道32の上部・下部に接続している。また、このスパイラル型の場合も1本の連続した処分坑道の長さが極めて長くなり、掘削ずりの搬出や処分坑道掘進時等の部品の搬入等に支障が生じるため、両端の半円部32bに排土用と搬入用の立坑(斜坑)35を設ける。この立坑35とスパイラル型の連続処分坑道32の各段は連絡坑道(後述する図10参照)を介して連結される。この立坑35はTBMの解体搬出、TBMの搬入にも用いられる。
具体的な数値例を挙げると、スパイラルの直線部32aを2500m、半円部32bの直径を80m、段数を8.5段(P=7m、H=50m)とすると、スパイラル1段の処分坑道長が約5250mとなり、1ブロックのスパイラル処分坑道延べ長さは約45kmとなる。地下施設の処分坑道総延べ長さ360kmとすると、8ブロックに分割すればよい(図6では、4ブロック分を表示)。
TBMの耐用距離を約11kmとした場合、1ブロックの1本のスパイラル処分坑道延べ長さが約45kmであるから、1ブロックを4台のTBMで掘進することになる。掘進時の発生ずりは、連絡坑道を介して立坑35へ搬出され、立坑35から地上へと搬出される。TBM等への給電等も立坑35が用いられ、立坑35から連絡坑道を介して連続処分坑道32内に配線等がなされる。スパイラル1ピッチ分の掘進が終了すると、配線等を盛替える。また、TBMの交換も立坑35が用いられる。即ち、1台のTBMの耐用距離が終了すると立坑35を用いて解体搬出し、次のTBMを搬入する。
TBMの平均掘進速度を400m/月とすると、1台のTBMの掘削所要期間は約28ヶ月であり、4台のTBMによる1ブロック処分坑道掘削工期は約113ヶ月となる。操業開始可能まで60ヶ月とした場合、掘進途中において同一処分坑道内で操業を開始する必要がある。そのため、スパイラル型の連続処分坑道32に主要坑道33と操業用坑道34が接続されている。
図7の実施形態において、二重コイル式のスパイラル型の処分坑道施設(スパイラル2系列1ブロック)40は、地下300mより深い安定した地層の岩盤中に立体的に建設され、立坑41からTBMを発進させ、鉛直方向に上から下へ(あるいは下から上へ)スパイラル状に掘進し、立坑41に戻ることにより、連続した二重コイル式でスパイラル型の連続処分坑道42を掘削形成する。2台のTBMで同時に掘進し、二重コイルを同時に掘削形成するのが好ましい。
この二重コイル式のスパイラル型の連続処分坑道42は、平面視形状が円形であり、鉛直方向には所定のピッチPで多数段のスパイラルとされている。このようなスパイラル型の連続処分坑道42の内側と外側に同心円状に配置して1ブロックとし、スパイラル2系列1ブロックのスパイラル型の処分坑道施設40としている。
また、このスパイラル型の場合も1本の連続した処分坑道の長さが極めて長くなり、掘削ずりの搬出や処分坑道掘進時等の部品の搬入等に支障が生じるため、立坑41を内側と外側のスパイラル状の処分坑道42の間に設け、排土用と搬入用の立坑として用いる。この立坑41とスパイラル型の連続処分坑道42の各段は連絡坑道43を介して連結される。
具体的な数値例を挙げると、地下施設の必要処分坑道総延べ長さ360kmを得るには、外側スパイラルの直径Dを3000m、段数を10段(P=9m、H=90m)とすればよい。一本のスパイラルの長さは約90kmとなるため、一本のスパイラルに8台のTBMが必要となる。この場合も、掘進時の発生ずりは、連絡坑道43を介して立坑41へ搬出され、立坑41から地上へと搬出される。TBM等への給電等も立坑41が用いられ、立坑41から連絡坑道43を介して処分坑道42内に配線等がなされる。スパイラル1ピッチ分の掘進が終了すると、配線等を盛替える。TBMの交換も立坑41が用いられる。
TBMの平均掘進速度を400m/月とすると、1台のTBMの掘削所要期間は28ヶ月程度であり、4本のスパイラルに対して4台のTBMで同時に掘進すれば、1ブロック処分坑道掘削工期は約200ヶ月となる。操業開始可能まで60ヶ月とした場合、掘進途中において同一処分坑道内で操業を開始する必要がある。
図8の実施形態において、二重コイル式のスパイラル型の処分坑道施設(スパイラル2系列2ブロック交差)50は、図7の実施形態と同様の二重コイル式のスパイラル型の連続処分坑道52を2つ組み合わせたものである。投影面積を小さくするために、スパイラルを各段が干渉しないようにラップさせている。必要処分坑道総延べ長さを図7の実施形態と同一とする場合には、高さHを半分にすることができる。この場合も、立坑51を排土用と搬入用の立坑として用い、この立坑51とスパイラル型の連続処分坑道52の各段を連絡坑道53を介して連結する。
具体的な数値例を挙げると、地下施設の必要処分坑道総延べ長さ360kmを得るには、外側スパイラルの直径Dを3000m、段数を5段(P=9m、H=45m)とすればよい。2つのスパイラルはラップさせることにより、横方向の長さLは5000mとなる。この場合、8本のスパイラルに対して8台のTBMで同時に掘進する。スパイラル高さが図7の半分であるため、2ブロック処分坑道掘削工期は約100ヶ月となる。操業開始可能まで60ヶ月とした場合、掘進途中において同一処分坑道内で操業を開始する必要がある。
図9の実施形態において、二重コイル式のスパイラル型の処分坑道施設(スパイラル4系列4ブロック交差)60は、小径の二重コイル式のスパイラル型の連続処分坑道62を図8の実施形態と同様に4つ組み合わせ、1ブロックをTBMの耐用距離で掘削終了できるようにしたものである。必要処分坑道総延べ長さを得るために、1ブロックに二重コイル式のスパイラルが4つ配置されるスパイラル4系列としている(図では2系列で表示されている。)。この場合も、立坑61を排土用と搬入用として用い、この立坑61とスパイラル型の連続処分坑道62の各段を連絡坑道63を介して連結する。
具体的な数値例を挙げると、1ブロックの1本のスパイラルを1台のTBMの耐用距離(約11km)で掘削終了とするには、外側スパイラルの直径Dを700m、段数を5段(P=9m、H=45m)とすればよい。横方向の長さLは2000mとなる。地下施設の必要処分坑道総延べ長さ360kmを得るには、32本のスパイラルで構成すればよく、スパイラル4系列4ブロックとなる。32台のTBMで同時に掘進すれば、TBMの平均掘進速度を400m/月の場合、4ブロック処分坑道掘削工期は約28ヶ月となる。本発明において目標とする当初の建設工期60ヶ月を充分にクリアすることができる。
次に、図10のスパイラル型の連続処分坑道と排土用・搬入用の立坑の実施形態においては、スパイラル型の連続処分坑道70の各段と排土用・搬入用の立坑71とが連絡坑道72で連結されている。下方でTBMが掘進しており、その上の段で掘削ずりが後続ベルトコンベア73により運搬されており、立坑ずり出しステーション74からカプセル空気圧輸送システム75により地上へと搬出される。その上の段には立坑ローディングステーション76が設けられ、種々の作業が行われる。なお、77はグラウト孔である。
図11は、廃棄体の定置方式の例を示す鉛直断面図である。図10(a)は、処分孔縦置き方式であり、処分坑道80の底部に処分孔掘削機械により処分孔81が掘削形成され、ガラス固化体Aを収納したオーバーパックBが廃棄体定置装置により処分孔81内に緩衝材Cを介して定置埋設される。処分孔81の上部空間は埋戻し材ブロックDにより埋め戻され、処分坑道80も埋戻し材Eにより埋め戻される。図10(b)は、処分坑道横置き方式であり、オーバーパックBが処分坑道80内に所定間隔をおいて配置され、緩衝材Cを介して定置埋設される。空間部分は埋戻し材ブロックDにより埋め戻される。
なお、処分坑道80の内面には、コンクリートセグメントあるいは吹き付けコンクリートが施工される。これらを施工しない場合もある。
なお、以上は渦巻き型と螺旋型の連続処分坑道について例示したが、これに限らず、その他の一筆書き状の連続処分坑道でもよい。また、放射性廃棄物について説明したが、その他の廃棄物の地層処分にも適用することができる。
本発明の渦巻き型の処分坑道施設の一例を示す平面図である。 図1の渦巻き型の処分坑道施設の一例を示す斜視図である。 本発明の渦巻き型の処分坑道施設の他の例を示す平面図である。 本発明の渦巻き型の処分坑道施設における処分坑道と排土坑道等の関係を示す排土坑道等に平行な鉛直断面図である。 図4の水平断面図と処分坑道に平行な鉛直断面図である。 本発明の螺旋型(スパイラル型)の処分坑道施設であり、一重コイル式のスパイラル型の例(スパイラル1系列複数ブロック)を示したものであり、(a)は全体斜視図、(b)は鉛直断面図である。 本発明の螺旋型(スパイラル型)の処分坑道施設であり、二重コイル式のスパイラル型の例(スパイラル2系列1ブロック)を示したものであり、(a)は全体斜視図、(b)は水平断面図である。 本発明の螺旋型(スパイラル型)の処分坑道施設であり、二重コイル式のスパイラル型の他の例(スパイラル2系列2ブロック交差)を示したものであり、(a)は全体斜視図、(b)は水平断面図、(c)は鉛直断面図である。 本発明の螺旋型(スパイラル型)の処分坑道施設であり、二重コイル式のスパイラル型の他の例(スパイラル4系列4ブロック交差)を示したものであり、(a)は全体斜視図、(b)は水平断面図、(c)は鉛直断面図である。 本発明のスパイラル型の連続処分坑道と排土用・搬入用の立坑の一例を示す鉛直断面図である。 廃棄体の定置方式であり、(a)は処分孔縦置き方式の鉛直断面図、(b)は処分坑道横置き方式の鉛直断面図である。 従来の処分坑道を備えた放射性廃棄物地層処分場を示す斜視図である。 従来の処分坑道のレイアウトを示す平面図である。
符号の説明
10…渦巻き型の処分坑道施設
11…立坑
12…連絡坑道(主要坑道)
13、14、15…渦巻き型の連続処分坑道(同心円タイプ)
16…渦巻き型の連続処分坑道(曲率変化タイプ)
17…処分孔
20…排土坑道
21…搬入坑道
22…排土立坑
23…搬入立坑
24…ベルトコンベア
25…TBM後続ベルトコンベア
26…フィーダ
27…処分孔掘削機械
28…後続ベルトコンベア
30…スパイラル型の処分坑道施設(スパイラル1系列複数ブロック)
31…立坑
32…スパイラル型の連続処分坑道
33…主要坑道
34…操業用坑道
35…排土用・搬入用坑道
40…スパイラル型の処分坑道施設(スパイラル2系列1ブロック)
41…立坑
42…スパイラル型の連続処分坑道
43…連絡坑道
50…螺旋型の処分坑道施設(スパイラル2系列2ブロック交差)
51…立坑
52…スパイラル型の連続処分坑道
53…連絡坑道
60…スパイラル型の処分坑道施設(スパイラル4系列4ブロック交差)
61…立坑
62…スパイラル型の連続処分坑道
63…連絡坑道
70…スパイラル型の連続処分坑道
71…立坑
72…連絡坑道
73…TBM後続ベルトコンベア
74…立坑ずり出しステーション
75…カプセル空気圧輸送システム
76…立坑ローディングステーション
77…グラウト孔
80…処分坑道
81…処分孔
A…ガラス固化体
B…オーバーパック
C…緩衝材
D…埋戻し材ブロック
E…埋戻し材

Claims (5)

  1. 廃棄物地層処分場の地下の地盤中に建設され、廃棄物が埋設処分される処分坑道から構成される処分坑道施設であって、
    立坑から出発して、互いに交わることなく連続する平面的または立体的な一筆書き状に掘進し、立坑に戻ることにより、連続した形状の連続処分坑道が形成されていることを特徴とする廃棄物地層処分場の処分坑道施設。
  2. 廃棄物地層処分場の地下の地盤中に建設され、廃棄物が埋設処分される処分坑道から構成される処分坑道施設であって、
    立坑から出発して、渦巻き状に掘進し、折り返した後、前記渦巻きに沿って渦巻き状に掘進し、立坑に戻ることにより、連続した形状の渦巻き型の連続処分坑道が形成されていることを特徴とする廃棄物地層処分場の処分坑道施設。
  3. 請求項2に記載の処分坑道施設において、渦巻き型の連続処分坑道の渦巻きの直径に沿って排土用と搬入用の坑道が設けられていることを特徴とする廃棄物地層処分場の処分坑道施設。
  4. 廃棄物地層処分場の地下の地盤中に建設され、廃棄物が埋設処分される処分坑道から構成される処分坑道施設であって、
    立坑から出発して、螺旋状に掘進し、立坑に戻ることにより、連続した形状の螺旋型の連続処分坑道が形成されていることを特徴とする廃棄物地層処分場の処分坑道施設。
  5. 請求項4に記載された処分坑道施設において、螺旋型の連続処分坑道の螺旋軸に沿って排土用と搬入用の立坑が設けられていることを特徴とする廃棄物地層処分場の処分坑道施設。
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