JP2006170586A - セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉 - Google Patents

Abstract

【課題】焼却炉の未燃ガスを完全燃焼する排煙処理装置および該排煙処理装置を有する焼却炉を提供する。
【解決手段】排煙処理装置は、中空の筒状体で内部に熱源ヒーター部、上部にヒーターを備えたセラミック部からなるセラミックヒーターと、前記セラミック部を中央に内包し、上部に排気道を備えた中空の排煙処理部からなる排煙処理装置と、前記排煙処理部の下に連設され、負圧装置連結孔を備えた煤塵除去部からなる陪審除去装置とからなるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置であり、焼却炉は前記排煙処理装置の排気道に接続されたガス化燃焼室及び廃棄物投入扉からなるガス化燃焼装置と前記ガス化燃焼装置の下に設置された空気取り入れ孔を備えた灰受け部及び空気取り入れ室からなる灰受け及び空気取り入れ部を構成要素とする。
【選択図】図１

Description

本発明は、焼却装置の改良及び焼却炉に関する発明である。

従来の焼却炉は、燃焼室より発生した排気ガスをバーナーで再燃焼する構造であった。

しかしながら、従来に焼却炉では未燃ガスにバーナーの火炎が直接当てて再燃焼するため未燃ガスの当たる場所と当たらない場所があり完全燃焼が難しく小型化できなかった。

また、未燃ガスにバーナーの火炎が直接触れるため空気量のバランスが難しく、焼却炉内の空気の不足又は空気の過剰となり安定せず、未燃ガスを完全焼却することが難かしかった。

そこで、本発明は、排煙処理装置内での未燃ガスの再燃焼にセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置を使用することで、前記排煙処理装置内全体を高温状態にすることができ、未燃ガスを均一に完全燃焼することが出来る排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉を提供することを目的とするものである。

本発明は、上記の課題を解決するために、中空の筒状体で内部に熱源ヒーター部２ｃを備え、上部にはヒーター２ａを備えたセラミック部２ｂからなるセラミックヒーター２と、前記セラミック部２ｂを中央に内包し、上部には排気道３ｄを備えた中空の排煙処理部３ａからなる排煙処理装置３と、前記排煙処理部３ａの下に連設され、負圧装置連結孔４ｂを備えた煤塵除去部４ａからなる煤塵除去装置４とからなることを特徴とするセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１と、側面に複数本の枝管６ｂを垂設し、上部は二股に別れ一方は調整装置６ｈを経由してブロアー６ｅに接続し、他方は調整装置６ｇを内包した調節部６ｄと接続した送気管６ａからなる空気取り入れ装置６を前記複数本の枝管６ｂを排煙処理部３ａの壁面に設けた接続孔３ｇに挿入することにより取り付けたことを特徴とするセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａと、傾斜部３ｂの上部に気体が通過可能な仕切板３ｈを設置し、前記仕切板３ｈの上側の排煙処理部３ａ内に無数の固形状セラミック３ｉを詰め込んだ排煙処理装置３と、煤塵除去部４ａを気体の通過可能な仕切板４ｆで２つの部屋に分け、排煙処理装置３下に位置する部屋に無数の固形状セラミック４ｇを詰め込んだことを特徴とするセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ｂと、セラミック部２ｂの外表面にセラミック又は耐熱鋼をスパイラル３ｋ状に配置し、道程を長くすることで完全な排煙処理を目的としたことを特徴とするセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ｃと、負圧装置連結孔４ｂに排煙装置１１を備え、煤塵除去部４ａにブロアー部１２を備えたセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１（１ａ、１ｂ、１ｃ）と、前記セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１（１ａ、１ｂ、１ｃ）の排煙処理装置３の排気道３ｄに接続されたガス化燃焼室９ａ及び廃棄物投入扉９ｂからなるガス化燃焼装置９と前記ガス化燃焼室９ａの下に設置され調整装置１０ｃを備えた空気取り入れ孔１０ｂを備えた灰受け及び空気取り入れ室１０ａからなる灰受け及び空気取り入れ部１０を構成要素とする焼却装置８とからなることを特徴とする焼却炉７と、負圧装置連結孔４ｂに送気管４ｈを介して連結され、内部上面に噴霧装置１３ｃを備え、外部上面に冷却装置１３ｂを備えた冷却室１３ａからなるスクラバー１３と、前記冷却室１３ａに送気管１３ｄを介して連結され、下部に集塵室１４ｂを備えたサイクロン室１４ａからなるサイクロン集塵室１４と、前記集塵室１４ｂに送気管１４ｃを介して連結された負圧室１５ｂとブロアー１５ｃを備えたブロアー室１５ａからなるブロアー部１５と、前記負圧室上部１５ｂに取り付けられた排煙筒１６ａと排煙筒１６ａの上部に取り付けられた排煙部１６ｂからなる排煙装置１６を備えたことを特徴とする焼却炉７ａと、負圧装置連結孔４ｂに送気管４ｈを介して連結され、内部上面に噴霧装置１３ｃを備え、外部上面に冷却装置１３ｂを備えた冷却室１３ａからなるスクラバー１３と、前記冷却室１３ａに送気管１３ｄを介して連結され、下部に集塵室１４ｂを備えたサイクロン室１４ａからなるサイクロン集塵室１４と、前記集塵室１４ｂに誘引管１７ｃを介して接続された誘引ブロアー１７ｂを備えたブロアー室１７ａからなる誘引ブロアー部１７と、前記誘引ブロアー１７ｂに接続された排煙筒１８ａと排煙筒１８ａの上部に取り付けられた排煙部１８ｂからなる排煙装置１８とからなることを特徴とする焼却炉７ｂと、負圧装置連結孔４ｂに送気管４ｈを介して連結され、内部上面に噴霧装置１３ｃを備え、外部上面に冷却装置１３ｂを備えた冷却室１３ａからなるスクラバー１３と、前記冷却室１３ａに送気管１３ｄを介して連結された集塵装置２１と、前記集塵装置３１に誘引管１７ｃを介して接続された誘引ブロアー１７ｂを備えたブロアー室１７ａからなる誘引ブロアー部１７と、前記誘引ブロアー１７ｂに接続された排煙筒１８ａと排煙筒１８ａの上部に取り付けられた排煙部１８ｂからなる排煙装置１８とからなることを特徴とする焼却炉７ｃと、セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａ（１ｂ、１ｃ）と、前記セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａ（１ｂ、１ｃ）の排煙処理装置３の排気道３ｄに接続されたガス化燃焼室９ａ及び廃棄物投入扉９ｂからなるガス化燃焼装置９と前記ガス化燃焼室９ａの下に設置され調整装置１０ｃを備えた空気取り入れ孔１０ｂを備えた灰受け及び空気取り入れ室１０ａからなる灰受け及び空気取り入れ部１０を構成要素とする焼却装置８と、前記空気取り入れ孔１０ｂに送気管４ｉを介して接続された煤塵除去部４ａからなる煤塵除去装置４と前記煤塵除去装置４の上に設置され、上部側面に空気取り入れ管３ｍを備えた排煙処理装置３と前記排煙処理装置３内の中央に設置されたセラミック部２ｂを備えたセラミックヒーター２と前記排煙処理装置３の接続孔３ｇを介して接続された複数本の枝管６ｂを垂設された送気管６ａからなる空気取り入れ装置６を構成要素とするセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ｄとからなることを特徴とする焼却炉７ｄ（７ｅ、７ｆ、７ｇ、７ｈ）と、先端付近に調整装置１０ｃを備えた空気取り入れ孔１０ｂを下部に設けたガス化燃焼室９ａと廃棄物投入扉９ｂとからなるガス化燃焼装置９を備えたことを特徴とする焼却炉７（７ａ〜７ｈ）と、ガス化燃焼室９ａ中段部に格子９ｇを設けたガス化燃焼装置９を備えたことを特徴とする焼却炉７（７ａ〜７ｈ）の構成とした。

本発明のセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置は排煙処理装置内全体を高温にするため排気ガスを均一に再燃焼することができ、排気ガス中の未燃ガスを燃焼除去することができる。

また、排煙処理装置内へ送り込む空気の量を操作することが出来るため、効率よく未燃ガスの燃焼除去をすることができる。

更に、セラミックヒーターを高温にする際に排気ガスとは直接接触せずに済むため、セラミックヒーターの耐久性と長寿命を可能になり、メンテナンスも非常に少なく済む。

焼却炉内で発生する未燃ガスの完全除去という目的を、セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置を備えることによって実現した。

図１は、本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉のセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置の断面図である。図１に示すように、本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉のセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１は、セラミックヒーター２と、排煙処理装置３と、煤塵除去装置４とからなる。

前記排煙処理装置３は、縦長で内部が中空となっている排煙処理部３ａからなり、排煙処理部３ａの上部側面には排気道３ｄが設けられている。また、排煙処理部３ａの下部の内壁面は内側に向かって傾斜部３ｂとなっており、排煙処理部３ａの中部から上部の径よりも傾斜部３ｂの最下端の径の方が小さい。この小さい径の部分を特に狭窄部３ｃと呼ぶ。尚、前記傾斜部３ｂは設けなくても良い。

図１に示すように、排煙処理装置３の下には煤塵除去装置４が設置されており、前記煤塵除去装置４は内部が部屋となっている煤塵除去部４ａからなる。煤塵除去部４ａの上部には２つの孔が穿設されており、一方は前記排煙処理部３ａと繋がっており、他方は後に説明する負圧装置を連結するための負圧装置連結孔４ｂとなっている。

前記セラミックヒーター２は、前記排煙処理部３ａ上部より内部に向かって差し込むように設置されている部材で、詳細は図２で説明する。

図２は、本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉のセラミックヒーターを示した図である。セラミックヒーター２はヒーター２ａと、内部に熱源ヒーター部２ｃを内包した筒状体のセラミック部２ｂとからなり、ヒーター２ａにより熱源ヒーター部２ｃが温められ、その熱をセラミック部２ｂへ伝えることでセラミック部２ｂの外表面が熱くなり、更にはセラミックヒーター２を内包する前記排煙処理部３ａ内が高温になる。

前記セラミック部２ｂの上部には内部が中空の連結部２ｄが設けられており、セラミック部２ｂの上部の一部は連結部２ｄ内にある。即ち、セラミック部２ｂは連結部２ｄ内の中央に設けられており、セラミック部２ｂの一部は連結部２ｄより下方に向かって飛び出している状態である。

前記連結部２ｄは前記排煙処理部３ａの上部に外側から取り付けられ、図１に示すようにセラミック部２ｂが排煙処理部３ａの中心にくるように接続されている。尚、セラミックヒーター２の熱源は電気である。前記排気道３ｄより排煙処理部３ａ内に送り込まれてくる排気ガス３ｆは、ヒーター２ａの外周で渦を巻く空気の流れとなる。このように排煙処理部３ａ内の排気ガス３ｅは常に旋回状態となっている。

また、前記煤塵除去装置４の煤塵除去部４ａ内では排煙処理部３ａより送り込まれた排気ガスが遠心分離４ｄされ排気ガス４ｅが負圧装置連結孔４ｂに向かう。

図３は本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉のセラミックヒーターを示した図である。図３に示したセラミックヒーター５は、前記図２に示したセラミックヒーター２とほぼ同様の形状をしており、以下セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａ〜１ｄ内で使用されるセラミックヒーター２に代えて、セラミックヒーター５を使用しても良い。

セラミックヒーター５は内部が中空となっている連結部５ｅと前記連結部５ｅより径の小さい筒体５ｂとヒーター５ａからなり、前記連結部５ｅの内部中央より筒体５ｂが下方に向かって突出している形で連結しており、また、筒体５ｂの上端及び連結部５ｅの上部にヒーター５ａが連結されている。

前記筒体５ｂは上端及び下端５ｄは開口しており、内部は中空部５ｃとなっている。前記ヒーター５ａより下方に向かって吹き出している炎５ｆは、前記中空部５ｃ内に放射され、筒体５ｂを熱することで筒体５ｂを高温にする。尚、セラミックヒーター５の熱源はガス、灯油、重油等である。

図４は、本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉のセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置の第２実施例を示した断面図である。図４に示すように、セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａは、前記セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１に空気取り入れ装置６を取り付けたものである。

即ち、セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａは、セラミックヒーター２とセラミックヒーター２のヒーター２ａを内包した排煙処理装置３と、排煙処理装置３の下に連結された煤塵除去装置４と、前記排煙処理装置３の外部に接続された空気取り入れ装置６とからなり、セラミックヒーター２と排煙処理装置３と煤塵除去装置４の配置及び接続関係は前記セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１と同様である。

前記空気取り入れ装置６は、中空の縦長管である送気管６ａと送気管６ａ上部に連結された調節部６ｄと、空気取り入れを助けるブロアー６ｅからなり、前記送気管６ａの側面には複数本の枝管６ｂ、６ｂ、６ｂ・・・が設けられている。

また前記送気管６ａと調節部６ｄを連結する管は二股に分かれるように送気管６ｃが取り付けられており、一方は調節部６ｄに連結され、他方の送気管６ｃはブロアー６ｅに連結されている。前記調節部６ｄの上部は取り入れ孔６ｆとなっており、ここから外気を取り入れることができる。更に、調節部６ｄ内には調整装置６ｇが取り付けられており、この調整装置６ｇにより送気管６ａへ取り入れる空気を調節することが出来る。

また、前記ブロアー６ｅへ続く送気管６ｃにも調整装置６ｈが取り付けられており、この調整装置６ｈによりブロアー６ｅからの送気を調節することが出来る。以上の構造の空気取り入れ装置６は前記排煙処理装置３の排煙処理部３ａ側面に複数設けられた接続孔３ｇ、３ｇ、３ｇ・・・に前記枝管６ｂ、６ｂ、６ｂ・・・を挿入した形で排煙処理装置３の外部側面に取り付けられている。

これにより、前記取り入れ孔６ｆより取り入れられた空気６ｉは、ブロアー６ｅの送風により効果的に送気管６ａ内に取り入れられ、その後空気６ｊは各枝管６ｂを通って排煙処理装置３ａ内に送り込まれる。

図５は本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉のセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置の第３実施例を示した断面図である。図５に示すように、セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ｂは、前記図４に示したセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａとほぼ同様の形状をしており、排煙処理部３ａ及び煤塵除去部４ａ内の構造が異なっている。

即ち、前記排煙処理部３ａの下部に気体のみが通過できる構造の仕切板３ｈが取り付けられており、前記仕切板３ｈより上側の排煙処理部３ａ内に無数の固形状セラミック３ｉ、３ｉ、３ｉ・・・が詰め込まれている。

また、図５に示すように、煤塵除去部４ａ内にも気体のみが通過できる構造の仕切板４ｆが取り付けられており、２つの部屋に区切られている。この２つの部屋の内、前記排煙処理部３ａに直接繋がっている側の部屋には無数の固形状セラミック４ｇ、４ｇ、４ｇ・・・が詰め込まれている。

前記排気道３ｄより排煙処理部３ａ内に送り込まれてくる排気ガス３ｆは、排煙処理部３ａ内で再燃焼され排気ガス３ｊとなって煤塵除去部４ａ内の固形状セラミック４ｇ間を通り、更に排気ガス４ｅとなって負圧装置連結孔４ｂに向かう。

図６は、本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉のセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置の第４実施例を示した断面図である。図６に示すように、セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ｃは、前記図４に示したセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａとほぼ同様の形状をしており、セラミックヒーター２のヒーター２ａが異なっている。

即ち、図６に示すように前記ヒーター２ａの外周面にセラミック又は耐熱鋼がスパイラル３ｋ状に巻かれており、それに沿うように排煙処理部３ａ内の排気ガス３ｌが旋回する構造となっている。尚、このセラミックまたは耐熱鋼はヒーター２ａの外周面に密着して巻かれているものではなく、外周面に近接して巻かれているため、排気ガスがスパイラル道を通過するのに時間がかかる構造となっている。

図７は、本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の焼却炉を示した全体図、図８は焼却炉の平面からの断面図である。焼却炉７は、前記セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａと焼却装置８と排煙装置１１並びにブロアー１２とからなる。

図７に示すように、焼却装置８は廃棄物投入扉９ｂを備えたガス化燃焼室９ａからなるガス化燃焼装置９と、空気取り入れ孔１０ｂを備えた灰受け及び空気取り入れ室１０ａからなる灰受け及び空気取り入れ部１０とからなる。

ガス化燃焼室９ａには焼却物を投入するための大きな投入口が設けられており、この投入口に廃棄物投入扉９ｂが設置されている。灰受け及び空気取り入れ室１０ａに設けられた空気取り入れ孔１０ｂの途中には調整装置１０ｃが取り付けられており、この調整装置１０ｃにより焼却装置８内へ取り入れる空気の量を調節することが出来る。尚、符号１０ｄは脚を示している。

図７に示すように、ガス化燃焼室９ａの下部が灰受け及び空気取り入れ室１０ａとなっており、両者は格子９ｃにより隔てられている。この格子９ｃ上に焼却物９ｅ、９ｆを載置して焼却する。焼却された焼却物９ｅ、９ｆの一部の灰は格子９ｃの間から落ち、前記灰受け及び空気取り入れ室１０ａに溜まる。また、ガス化燃焼室９ａの上部はセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａの排気道３ｄに連結しており、ガス化燃焼室９ａで発生した排気ガス３ｆが排気道３ｄを通り排煙処理部３ａ内に取り込まれる。

前記排煙装置１１は、セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａの煤塵除去装置４上に設置される装置で、排煙筒１１ａと排煙筒１１ａの上端に設置される排煙部１１ｂとからなる。前記排煙筒１１ａの下端は、前記煤塵除去装置４の負圧装置連結孔４ｂに接続されている。

また、煤塵除去装置４の外にはブロアー部１２が設置されており、前記ブロアー部１２はブロアー１２ａと、ブロアー１２ａに接続された送風管１２ｂとからなる。前記送風管１２ｂの一端はブロアー１２ａに接続されており、他端は前記煤塵除去装置４内へ接続されている。

煤塵除去装置４内へ接続された送風管１２ｂの先端は、前記排煙筒１１ａ下に近接するように設置され、ブロアー１２ａから送風される空気を直接排煙筒１１ａに送り込んでいる。この構造により、排煙筒１１ａの下端と送風管１２ｂの先端付近で負圧状態を作り出され、煤塵除去装置４内で煤塵を遠心分離４ｄされた排気ガスが負圧状態に向かって流れて行き、排煙筒１１ａに吸い上げられる。

排煙筒１１ａに吸い上げられた排気ガスは、大気中へ放出される前に排煙部１１ｂを通され排気となる。

図９は、本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の焼却炉の第２実施例を示した全体図である。図９に示すように、焼却炉７ａは、セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａと燃焼装置８と、前記セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａの負圧装置連結孔４ｂに送気管４ｈを介して連結するスクラバー１３と、スクラバー１３に連結するサイクロン集塵部１４と、サイクロン集塵部１４に連結するブロアー部１５と、ブロアー部１５に連結する排煙部１６とからなる。

焼却炉７ａのセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａと焼却炉８の構造及び連結構造は、前記焼却炉７と同様であるため省略する。前記スクラバー１３は冷却室１３ａと冷却室１３ａの上に取り付けられた冷却装置１３ｂと冷却装置１３ｂの水や中和剤を冷却室１３ａ内に噴霧するために冷却室１３ａ内の上部に取り付けられた噴霧装置１３ｃと排気ガスを冷却室１３ａから隣接するサイクロン集塵部１４へ送気するための送気管１３ｄとからなる。

前記サイクロン集塵部１４は、サイクロン室１４ａとサイクロン室１４ａの下に設けられた集塵室１４ｂとサイクロン室１４ａから隣接するブロアー部１５に排気ガスを送気するための送気管１４ｃとからなる。

前記ブロアー部１５は、ブロアー室１５ａとブロアー室１５ａの一角に設けられた負圧室１５ｂと前記ブロアー室１５ａ内に設置されたブロアー１５ｃと前記ブロアー１５ｃに接続され先端が前記負圧室１５ｂ内に設置されている送風管１５ｄとからなる。

前記排煙装置１６は、中空の排煙筒１６ａと前記排煙筒１６ａの上端に設置された排煙部１６ｂとからなる。

前記セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａの煤塵除去装置４で煤塵を遠心分離した排気ガスは送気管４ｈを通り冷却室１３ａへ吸い上げられ、冷却室１３ａ内で冷却される。この冷却室１３ａで水分を含んだ煤塵は重くなり、冷却室１３ａ内の下に溜まってゆく。

冷却室１３ａで煤塵を取り除かれた排気ガス１４ｄは隣接するサイクロン集塵部１４のサイクロン室１４ａへ引き込まれていき、サイクロン室１４ａ内で更に煤塵を遠心分離され隣接するブロアー部１５の負圧室１５ｂ内へ吸い込まれていく。分離された煤塵は下部に溜まる。

排煙筒１６ａの下端と送風管１５ｄの先端部が近接する付近は送風管１５ｄより吹き出るブロアー１５ｃからの空気により負圧状態となっており、前記サイクロン室１４ａより吸い込んできた排気ガスがこの負圧状態に向かって流れていく。

負圧状態に吸い寄せられた排気ガスはそのままブロアー１５ｃからの空気と一緒に排煙筒１６ａ内へ押し流され、大気中に放出される。

図１０は、本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の焼却炉の第３実施例を示した全体図である。図１０に示すように、焼却炉７ｂは、セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａと燃焼装置８と、前記セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａの負圧装置連結孔４ｂに送気管４ｈを介して連結するスクラバー１３と、スクラバー１３に連結するサイクロン集塵部１４と、サイクロン集塵部１４に連結する誘引ブロアー部１７と、誘引ブロアー部１７に連結する排煙部１８とからなる。

焼却炉７ｂのセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａと焼却炉８とスクラバー１３並びにサイクロン集塵室１４の構造及び連結構造は前記焼却炉７ａと同様であるため省略する。

前記誘引ブロアー部１７はブロアー室１７ａと前記ブロアー室１７ａ内に設置された誘引ブロアー１７ｂと誘引ブロアー１７ｂに接続されている誘引管１７ｃとからなる。また、前記排煙装置１８は、排煙筒１８ａと前記排煙筒の上端に取り付けられた排煙部１８ｂとからなる。

前記誘引管１７ｃはサイクロン集塵部１４の集塵室１４ｂに接続されており、誘引ブロアー１７ｂにより集塵室１４ｂの排気ガスを吸い込む際に排気ガスが通る管である。また、誘引ブロアー１７ｂは排煙筒１８ａとも連結しており、前記誘引管１７ｃを通り誘引ブロアー１７ｂに吸い込まれた排気ガスは、排煙筒１８ａに送られ大気中に放出される。

図１１は本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の焼却炉の第４実施例を示した全体図である。焼却炉７ｃは、前記焼却炉７ｂとほぼ同様の構造をしている。即ち、スクラバー１３と誘引ブロアー部１７の間に設置されているサイクロン集塵部１４に代わり、集塵装置２１が設置されている。

前記集塵装置２１はスクラバー１３からの排気ガス中に含まれる集塵を除去する装置で、集塵が除去された排気ガスは誘引ブロアー１７ｂにより引き込まれ、更に排煙装置１８を経て大気中に放出される。

図１２は本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の焼却炉の第５実施例を示した全体図、図１３は焼却炉の第５実施例の平面からの断面図である。

図１２及び図１３に示したように、本発明の焼却炉の第５実施例は、焼却炉７ｄの排煙の処理にセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａを配置し、燃焼装置８の補助熱源にセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ｄを配置した構造である。

焼却炉７ｄは、ガス化燃焼装置９と灰受け及び空気取り入れ部１０からなる焼却装置８と、前記ガス化燃焼装置９と連結され、ガス化燃焼装置９より発生する排気ガス３ｆを無害な気体へ変えるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａと、前記灰受け及び空気取り入れ部１０と連結され、燃焼装置８内へ取り込む空気を取り込む前に高温にし燃焼装置８での焼却を補助するセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ｄとからなる。

前記セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａは、図４に示したセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａと同じである。即ち、セラミックヒーター２と、前記セラミックヒーター２のヒーター２ａを中央に内包する排煙処理装置３と、排煙処理装置３の下に連結される煤塵除去装置４と、前記排煙処理装置３内に空気を取り込むために排煙処理装置３の側面に取り付けられた空気取り入れ装置６とからなる。

前記燃焼装置８はガス化燃焼装置９と、ガス化燃焼装置９の下に位置しガス化燃焼装置９とは格子９ｃにより隔てられている灰受け及び空気取り入れ部１０とからなり、前記ガス化燃焼装置９のガス化燃焼室９ａの上部は前記排煙処理装置３上部の排気道３ｄと連結されている。

本発明の焼却炉の第５実施例では、前記灰受け及び空気取り入れ部１０の空気取り入れ孔１０ｂにセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ｄが連結されており、焼却装置８内へ取り込む空気を事前に高温にしている。

前記セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ｄは、前記セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａとほぼ同じ構造をしており、排煙処理装置上部に空気取り入れ管３ｍが取り付けられている。前記空気取り入れ管３ｍの先端部の空気取り入れ孔１０ｏには調整装置１０ｎが取り付けられており、排煙処理装置３内へ取り込む空気を調節することができる。

前記セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ｄの下部に位置している煤塵除去装置４の煤塵除去部４ａには送気管４ｉが設けられ、この送気管４ｉは前記処理装置８の空気取り入れ孔１０ｂに接続されている。

セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ｄの空気取り入れ孔１０ｏより排煙処理装置３内へ取り込まれた空気は、排煙処理装部３ａ内で、空気取り入れ装置６より取り込まれる空気と一緒になりヒーター２ａの周囲で旋回しながら高温に熱せられ、煤塵除去装置４へ移動し、遠心分離４ｄを行う。

煤塵除去部４ａ内で遠心分離４ｄを行っている空気は、送気管４ｉを通過して灰受け及び空気取り入れ室１０ａに取り込まれ、ガス化燃焼室９ａの焼却物９ｅ、９ｆの焼却に使用される。この空気は、セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ｄで高温に熱せられた空気であるため、焼却物９ｅ、９ｆが水分を含んでいた場合など乾燥させることができ、焼却時間の短縮や、完全焼却に効果を発揮する。

ガス化燃焼室９ａで発生した排気ガス３ｆは、排気道３ｄを通過してセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａの排煙処理装置３内へ取り込まれ、再度熱せられ、更に煤塵除去装置４で煤塵を遠心分離４ｄされ、無害な気体として大気中へ放出される。

図１４は本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の焼却炉の第６実施例を示した全体図、図１５は本発明の焼却炉の第６実施例の平面からの断面図である。

図１４及び図１５に示すように、本発明の焼却炉７ｅは前記図１２で示した焼却炉７ｄに排煙装置１１及びブロアー部１２を取り付けたものである。即ち、焼却炉７ｅはガス化燃焼装置９と灰受け及び空気取り入れ部１０からなる焼却装置８と、前記ガス化燃焼装置９と連結され、ガス化燃焼装置９より発生する排気ガス３ｆを無害な気体へ変えるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａと、前記灰受け及び空気取り入れ部１０と連結され、燃焼装置８内へ取り込む空気を取り込む前に高温にし燃焼装置８での焼却を補助するセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ｄと、排煙処理装置１１と、ブロアー部１２とからなる。

前記空気取り入れ孔３ｏより排煙処理装置３内へ取り込まれ高温に熱せられた空気は、焼却装置８内で焼却物９ｅ、９ｆの焼却を助け、焼却により発生した排気ガス３ｆがセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａの排煙処理装置３で再度燃焼され、煤塵除去装置４で煤塵を取り除かれる。

煤塵を取り除かれた排気ガスは、ブロアー部１２のブロアー１２ａから送風される空気が排煙装置１１排煙筒１１ａの下端で発生させる負圧状態に向かって引き寄せられていき、排煙筒１１ａ内へ吸い上げられ、大気中へ放出される。

図１６は、本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の焼却炉の第７実施例を示した全体図である。図１６に示したように焼却炉７ｆは、前記図９で示した焼却炉７ａにセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ｄを取り付けたものである。

即ち、焼却炉７ｆは、セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａと燃焼装置８と、前記セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａの負圧装置連結孔４ｂに送気管４ｈを介して連結するスクラバー１３と、スクラバー１３に連結するサイクロン集塵部１４と、サイクロン集塵部１４に連結するブロアー部１５と、ブロアー部１５に連結する排煙部１６とからなる焼却炉７ａと、前記燃焼装置８の灰受け及び空気取り入れ室１０ａに接続されるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ｄとからなる。

焼却炉７ｆは、前記焼却炉７ａの燃焼装置８で燃焼のために取り入れていた空気を取り込む前に高温に熱するためにセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ｄを取付けた。これにより燃焼装置８での燃焼の際、燃焼に必要な空気であると同時に水分を含んだ焼却物を乾燥させる効果があり、燃焼の時間短縮と、完全燃焼がより効果的に実現できる。

図１７は本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の焼却炉の第８実施例を示した全体図である。図１７に示したように焼却炉７ｇは、前記図１０で示した焼却炉７ｂにセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ｄを取り付けたものである。

即ち、焼却炉７ｇはセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａと燃焼装置８と、前記セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａの負圧装置連結孔４ｂに送気管４ｈを介して連結するスクラバー１３と、スクラバー１３に連結するサイクロン集塵部１４と、サイクロン集塵部１４に連結する誘引ブロアー部１７と、誘引ブロアー部１７に連結する排煙部１８と水タンク１９及び中和剤タンク２０と、前記燃焼装置８の灰受け及び空気取り入れ室１０ａに接続されるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ｄとからなる。

焼却炉７ｇは、前記焼却炉７ｂの燃焼装置８で燃焼のために取り入れていた空気を取り込む前に高温に熱するためにセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ｄを取付けた。これにより燃焼装置８での燃焼の際、燃焼に必要な空気であると同時に水分を含んだ焼却物を乾燥させる効果があり、燃焼の時間短縮と、完全燃焼がより効果的に実現できる。

図１８は、本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の焼却炉の第９実施例を示した全体図である。図１８に示したように焼却炉７ｈは、前記図１７で示した焼却炉７ｇとほぼ同様の構造をしている。

即ち、焼却炉７ｈは、前記焼却炉７ｇのスクラバー１３と誘引ブロアー１７の間に設置されているサイクロン集塵部１４に代わり、集塵装置２１を設置したものである。

尚、これまで示した焼却炉７〜７ｈの構成部であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ａ、１ｄは、これに限定したものではなく、図５、６に示したセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１ｂ又は１ｃとしても良い。

図１９は、本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の燃焼装置を示した断面図である。図１９に示した燃焼装置８は前記焼却炉７〜７ｈを構成する装置である。

前記焼却装置８は、ガス化燃焼装置９とガス化燃焼装置９の下に設置された灰受け室及び空気取り入れ部１０からなり、ガス化燃焼装置９はガス化燃焼室９ａとガス化燃焼室９ａの側壁面に設けられた廃棄物投入扉９ｂとからなる。

前記ガス化燃焼室９ａの上部は排気道３ｄに続いており、またガス化燃焼室９ａの下部には格子９ｃが設置され、前記格子９ｃ上で焼却物９ｅ、９ｆを焼却する。前記格子９ｃの下は灰受け及び空気取り入れ部１０の灰受け及び空気取り入れ室１０ａとなっており、格子９ｃの隙間よりこぼれ落ちた灰を集める役割と、ガス化燃焼室９ａでの焼却に必要な空気を取り入れる部屋となっている。

前記灰受け及び空気取り入れ室１０ａの下部側面には空気取り入れ孔１０ｂが設けられており、前記空気取り入れ孔１０ｂの先端近くには空気の取り入れ量を調節するための調整装置１０ｃが取り付けられている。

図２０は、本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の燃焼装置の第２実施例を示した断面図である。図２０に示した焼却装置８ａは、前記図１９に示した焼却装置８とほぼ同じ構造で、ガス化燃焼室９ａ下に設けられた格子が無い構造である。

即ちガス化燃焼室９ａの下部の側面に空気取り入れ孔１０ｂが取り付けられており、前記空気取り入れ孔１０ｂの先端付近に調整装置１０ｃが設置されている構造で、空気取り入れ孔１０ｂより取り入れられた空気は直接ガス化燃焼室９ａに取り込まれる。

図２１は、本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の燃焼装置の第３実施例を示した断面図である。図２１に示した焼却装置８ｂは前記図１９に示した焼却装置８とほぼ同じ構造で、ガス化燃焼室９ａの中段部よりやや上に格子９ｇが設けられている。

前記格子９ｇには燃焼熱で乾燥させながら焼却物９ｈを焼却し、無駄な排気ガスを放出することなく効果的に焼却を行うことが出来る。その他の構造については、前記焼却装置８と同様である。

尚、これまで示した焼却炉７〜７ｈの構成部である焼却装置８は、これに限定したものではなく、図２０、２１に示した焼却装置８ａ、８ｂとしても良い。また、焼却炉７〜７ｈでは、焼却装置８としていた部分を乾燥装置や、炭化装置又はバイオマス装置等の有害な排気ガスの発生する装置として、セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置１〜１ｃにより排気ガスを環境に無害な気体として放出する各装置としても利用できる。

図２２は、本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の電力源である風力発電機を示した図、図２３は本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の電力源であるソーラー発電機を示した図、図２４は本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の電力源である水力発電機を示した図である。

図２２に示すように、風力発電機２２は、土台２２ａに垂設したポール２２ｃの先端にプロペラ２２ｂを取付け、プロペラ２２ｂの回転により電力を発生させる装置である。尚、風力発電機２２の構造は、これに限定したものではなく、風力より電力を発生させる装置の一例として示した。

図２３に示すように、ソーラー発電機２３は、土台２３ｃに垂設したポール２３ｄに複数枚のソーラー板２３ａを表面に備えたソーラープレート２３ｂを取付けた発電装置で、ソーラー板２３ａが受けた太陽光等の光から電力を発生させる装置である。尚、ソーラー発電機２３の構造は、これに限定したものではなく、太陽光等の光より電力を発生させる装置の一例として示した。

図２４に示すように、水力発電機２４は、複数枚の羽２４ｂを周囲に備えた軸２４ａからなり、ダム２５ａから流れ落ちる水２５を当てて回転させることで電力を発生させる装置である。尚、水力発電機２４の構造は、これに限定したものではなく、水力より電力を発生させる装置の一例として示した。

また、本発明のセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の電力源として、燃料電池式の発電機や電気代の安い夜間電力を利用し、電気代を下げることができる。これにより、昼間にゴミを詰め、夜間の焼却処理が可能となる。

本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉のセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置の断面図である。 本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉のセラミックヒーターを示した図である。 本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉のセラミックヒーターを示した図である。 本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉のセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置の第２実施例を示した断面図である。 本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉のセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置の第３実施例を示した断面図である。 本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉のセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置の第４実施例を示した断面図である。 本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の焼却炉を示した全体図である。 本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の焼却炉の平面からの断面図である。 本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の焼却炉の第２実施例を示した全体図である。 本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の焼却炉の第３実施例を示した全体図である。 本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の焼却炉の第４実施例を示した全体図である。 本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の焼却炉の第５実施例を示した全体図である。 本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の焼却炉の第５実施例の平面からの断面図である。 本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の焼却炉の第６実施例を示した全体図である。 本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の焼却炉の第６実施例の平面からの断面図である。 本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の焼却炉の第７実施例を示した全体図である。 本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の焼却炉の第８実施例を示した全体図である。 本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の焼却炉の第９実施例を示した全体図である。 本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の燃焼装置を示した断面図である。 本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の燃焼装置の第２実施例を示した断面図である。 本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の燃焼装置の第３実施例を示した断面図である。 本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の電力源である風力発電機を示した図である。 本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の電力源であるソーラー発電機を示した図である。 本発明であるセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置及びその装置を利用した焼却炉の電力源である水力発電機を示した図である。

符号の説明

１ セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置
１ａ セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置
１ｂ セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置
１ｃ セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置
１ｄ セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置
２ セラミックヒーター
２ａ ヒーター
２ｂ セラミック部
２ｃ 熱源ヒーター部
２ｄ 連結部
３ 排煙処理装置
３ａ 排煙処理部
３ｂ 傾斜部
３ｃ 狭窄部
３ｄ 排気道
３ｅ 排気ガス
３ｆ 排気ガス
３ｇ 接続孔
３ｈ 仕切板
３ｉ セラミック
３ｊ 排気ガス
３ｋ スパイラル
３ｌ 排気ガス
３ｍ 空気取り入れ管
３ｎ 調整装置
３ｏ 空気取り入れ孔
４ 煤塵除去装置
４ａ 煤塵除去部
４ｂ 負圧装置連結孔
４ｃ 脚
４ｄ 遠心分離
４ｅ 排気ガス
４ｆ 仕切板
４ｇ セラミック
４ｈ 送気管
４ｉ 送気管
５ セラミックヒーター
５ａ ヒーター
５ｂ 筒体
５ｃ 中空部
５ｄ 下端
５ｅ 連結部
５ｆ 炎
６ 空気取り入れ装置
６ａ 送気管
６ｂ 枝管
６ｃ 送風管
６ｄ 調節部
６ｅ ブロアー
６ｆ 取り入れ孔
６ｇ 調整装置
６ｈ 調整装置
６ｉ 空気
６ｊ 空気
７ 焼却炉
７ａ 焼却炉
７ｂ 焼却炉
７ｃ 焼却炉
７ｄ 焼却炉
７ｅ 焼却炉
７ｆ 焼却炉
７ｇ 焼却炉
７ｈ 焼却炉
８ 燃焼装置
８ａ 焼却装置
８ｂ 焼却装置
９ ガス化燃焼装置
９ａ ガス化燃焼室
９ｂ 廃棄物投入扉
９ｃ 格子
９ｄ 取っ手
９ｅ 焼却物
９ｆ 焼却物
９ｇ 格子
９ｈ 焼却物
１０ 灰受け及び空気取り入れ部
１０ａ 灰受け及び空気取り入れ室
１０ｂ 空気取り入れ孔
１０ｃ 調整装置
１０ｄ 脚
１１ 排煙装置
１１ａ 排煙筒
１１ｂ 排煙部
１２ ブロアー部
１２ａ ブロアー
１２ｂ 送風管
１３ スクラバー
１３ａ 冷却室
１３ｂ 冷却装置
１３ｃ 噴霧装置
１３ｄ 送気管
１４ サイクロン集塵部
１４ａ サイクロン室
１４ｂ 集塵室
１４ｃ 送気管
１４ｄ 排気ガス
１５ ブロアー部
１５ａ ブロアー室
１５ｂ 負圧室
１５ｃ ブロアー
１５ｄ 送風管
１６ 排煙装置
１６ａ 排煙筒
１６ｂ 排煙部
１７ 誘引ブロアー部
１７ａ ブロアー室
１７ｂ 誘引ブロアー
１７ｃ 誘引管
１８ 排煙装置
１８ａ 排煙筒
１８ｂ 排煙部
１９ 水タンク
２０ 中和剤タンク
２１ 集塵装置
２２ 風力発電機
２２ａ 土台
２２ｂ プロペラ
２２ｃ ポール
２３ ソーラー発電機
２３ａ ソーラー板
２３ｂ ソーラープレート
２３ｃ 土台
２３ｄ ポール
２４ 水力発電機
２４ａ 軸
２４ｂ 歯車
２５ 水
２５ａ ダム

Claims (11)

1. 中空の筒状体で内部に熱源ヒーター部を備え、上部にはヒーターを備えたセラミック部からなるセラミックヒーターと、前記セラミック部を中央に内包し、上部には排気道を備えた中空の排煙処理部からなる排煙処理装置と、前記排煙処理部の下に連設され、負圧装置連結孔を備えた煤塵除去部からなる煤塵除去装置とからなることを特徴とするセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置。
2. 側面に複数本の枝管を垂設し、上部は二股に別れ一方は調整装置を経由してブロアーに接続し、他方は調整装置を内包した調節部と接続した送気管からなる空気取り入れ装置を前記複数本の枝管を排煙処理部の壁面に設けた接続孔に挿入することにより取り付けたことを特徴とする請求項１に記載のセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置。
3. 傾斜部の上部に気体が通過可能な仕切板を設置し、前記仕切板の上側の排煙処理部内に無数の固形状セラミックを詰め込んだ排煙処理装置と、煤塵除去部を気体の通過可能な仕切板で２つの部屋に分け、排煙処理装置下に位置する部屋に無数の固形状セラミックを詰め込んだことを特徴とする請求項１及び請求項２に記載のセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置。
4. セラミック部の外表面にセラミック又は耐熱鋼をスパイラル状に配置し、道程を長くすることで完全な排煙処理を目的としたことを特徴とする請求項及び請求項２に記載のセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置。
5. 負圧装置連結孔に排煙装置を備え、煤塵除去部にブロアー部を備えた請求項１から請求項４に記載のセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置と、前記セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置の排煙処理装置の排気道に接続されたガス化燃焼室及び廃棄物投入扉からなるガス化燃焼装置と前記ガス化燃焼室の下に設置され調整装置を備えた空気取り入れ孔を備えた灰受け及び空気取り入れ室からなる灰受け及び空気取り入れ部を構成要素とする焼却装置とからなることを特徴とする焼却炉。
6. 負圧装置連結孔に送気管を介して連結され、内部に噴霧装置を備え、外部上面に冷却装置を備えた冷却室からなるスクラバーと、前記冷却室に送気管を介して連結され、下部に集塵室を備えたサイクロン室からなるサイクロン集塵室と、前記集塵室に送気管を介して連結された負圧室とブロアーを備えたブロアー室からなるブロアー部と、前記負圧室上部に取り付けられた排煙筒と排煙筒の上部に取り付けられた排煙部からなる排煙装置を備えたことを特徴とする請求項５に記載の焼却炉。
7. 負圧装置連結孔に送気管を介して連結され、内部に噴霧装置を備え、外部上面に冷却装置を備えた冷却室からなるスクラバーと、前記冷却室に送気管を介して連結され、下部に集塵室を備えたサイクロン室からなるサイクロン集塵室と、前記集塵室に誘引管を介して接続された誘引ブロアーを備えたブロアー室からなる誘引ブロアー部と、前記誘引ブロアーに接続された排煙筒と排煙筒の上部に取り付けられた排煙部からなる排煙装置とからなることを特徴とする請求項５及び請求項６に記載の焼却炉。
8. 負圧装置連結孔に送気管を介して連結され、内部に噴霧装置を備え、外部上面に冷却装置を備えた冷却室からなるスクラバーと、前記冷却室に送気管を介して連結された集塵装置と、前記集塵装置に誘引管を介して接続された誘引ブロアーを備えたブロアー室からなる誘引ブロアー部と、前記誘引ブロアーに接続された排煙筒と排煙筒の上部に取り付けられた排煙部からなる排煙装置とからなることを特徴とする請求項５、請求項６、請求項７に記載の焼却炉。
9. 請求項１から請求項４に記載のセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置と、前記セラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置の排煙処理装置の排気道に接続されたガス化燃焼室及び廃棄物投入扉からなるガス化燃焼装置と前記ガス化燃焼室の下に設置され調整装置を備えた空気取り入れ孔を備えた灰受け及び空気取り入れ室からなる灰受け及び空気取り入れ部を構成要素とする焼却装置と、前記空気取り入れ孔に送気管を介して接続された煤塵除去部からなる煤塵除去装置と前記煤塵除去装置の上に設置され、上部側面に空気取り入れ管を備えた排煙処理装置と前記排煙処理装置内の中央に設置されたセラミック部を備えたセラミックヒーターと前記排煙処理装置の接続孔を介して接続された複数本の枝管を垂設された送気管からなる空気取り入れ装置を構成要素とするセラミックヒーター式間接熱利用排煙処理装置とからなることを特徴とする請求項５、請求項６、請求項７、請求項８に記載の焼却炉。
10. 先端付近に調整装置を備えた空気取り入れ孔を下部に設けたガス化燃焼室と廃棄物投入扉とからなるガス化燃焼装置を備えたことを特徴とする請求項５〜９に記載の焼却炉。
11. ガス化燃焼室中段部に格子を設けたガス化燃焼装置を備えたことを特徴とする請求項５〜９に記載の焼却炉。

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