JP2006170007A - 圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 潤滑を必要とする部位では油膜を常に確保し、耐久性向上を図ることができる圧縮機を提供する。
【解決手段】 冷凍回路(61)から吸入室(50)を介して吸入したCO2冷媒を圧縮し、クランク室(28)内での潤滑油を含むCO2冷媒の圧力調整に応じて圧縮冷媒ガスを吐出室(52)に吐出する圧縮機(2)であって、圧縮機は、ハウジング(6)と、ハウジング内に形成され、冷媒の圧縮が行われるシリンダボア(24)と、シリンダボア内を往復運動するピストン(26)と、ハウジング内に形成され、吸入室内の冷媒をクランク室に導入させる形状を備えた細孔(70)とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、圧縮機に関し、より詳しくは、CO2冷媒を使用した冷凍システムの圧縮機に関する。
近年、地球環境への配慮から、地球温暖化係数(GWP)の小さな値を有する冷媒を用いた冷凍システムの開発が進められている。この種の冷媒の一例としては、GWPが1である自然系のCO2(炭酸)ガスがあり、環境負荷の低減に非常に大きく貢献できる。
しかし、CO2冷媒はその蒸発圧力等が比較的高く、それ故、冷媒の循環経路から洩れ易くなる。また、その経路の各機器のうち圧縮機の損傷も問題となる。このため、この圧縮機の損傷を回避させる技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−354028号公報
ところで、この種の圧縮機は冷媒を圧縮するが、この冷媒には、通常、潤滑油(オイル)が含まれている。この潤滑油は圧縮機のハウジング内の摺動面や軸受等の潤滑のみならず、摺動面のシールとしての機能を有する。
しかしながら、上述したCO2冷媒の蒸発圧力や温度の高さは潤滑油の粘度低下を招く要因となる。換言すれば、CO2冷媒の性質によって多量のCO2が潤滑油中に溶け込み易くなる。これでは、ハウジング内の必要潤滑面の油膜を確保できず、圧縮機の破損を招くことが懸念される。
この場合に、圧縮機に潤滑油を補充する等によってその粘度を高めることも考えられるが、これでは、冷凍サイクルにおける圧縮機への潤滑油の戻りが悪くなり、やはり圧縮機の耐久性が低下するという問題が生ずる。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、潤滑を必要とする部位では油膜を常に確保し、耐久性向上を図ることができる圧縮機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するべく、請求項1記載の圧縮機は、冷凍回路から吸入室を介して吸入したCO2冷媒を圧縮し、クランク室内での潤滑油を含むCO2冷媒の圧力調整に応じて圧縮冷媒ガスを吐出室に吐出する圧縮機であって、圧縮機は、ハウジングと、ハウジング内に形成され、冷媒の圧縮が行われるシリンダボアと、シリンダボア内を往復運動するピストンと、ハウジング内に形成され、吸入室内の冷媒をクランク室に導入させる形状を備えた細孔とを具備したことを特徴としている。
また、請求項2記載の発明では、圧縮機は、ハウジングと、ハウジング内に形成され、前記冷媒の圧縮が行われるシリンダボアと、シリンダボア内を往復運動するピストンと、ハウジング内に形成され、吸入室内の冷媒を前記クランク室側に向かわせる形状を備えた細孔と、細孔に接続され、細孔内の冷媒をシリンダボアに導入すべく、クランク室内に達してからシリンダボアに向かう形状を備えた細管とを具備したことを特徴としている。
更に、請求項3記載の発明では、細管は、ピストンの上死点近傍位置或いは下死点近傍位置にてシリンダボアに接続されることを特徴としている。
従って、請求項1記載の本発明の圧縮機によれば、ハウジングには、シリンダボアの他、吸入室とクランク室とを繋ぐ細孔が形成されており、この細孔は吸入室内における低温の冷媒の一部をクランク室内に導入させる形状を備えている。従って、クランク室内の潤滑油は吸入室内の冷媒によって直接的に冷却され、潤滑油の粘度が高くなり、ハウジング内の必要潤滑面の油膜が保持される。この結果、圧縮機の耐久性が向上する。
また、請求項2記載の発明によれば、ハウジング内には、吸入室とクランク室とを繋ぐ細孔が形成され、更に、この細孔には細管が設けられている。この細管は、細孔内の冷媒がクランク室内を経由してシリンダボアに導入する形状を備えている。つまり、吸入室内における低温の冷媒の一部はこれら細孔及び細管を介して、クランク室内には導入せずに、シリンダボア内に導入される。従って、クランク室内の潤滑油は、吸入室内の冷媒によって希釈されることなく、細管内の冷媒との熱交換によって間接的に冷却され、潤滑油の粘度がより高くなる。この結果、圧縮機の耐久性がより一層向上する。
更に、請求項3記載の発明によれば、細管をピストンの上死点近傍位置或いは下死点近傍位置にて開口させれば、細管内の冷媒はシリンダボア内に放出され、クランク室内の潤滑油の間接的な冷却が確実に実現される。
以下、図面により本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る揺動板式の圧縮機を示す。当該圧縮機2はシリンダブロック(ハウジング)6を備え、このシリンダブロック6の一端側にはフロントハウジング4が接合され、他端側にはシリンダヘッド8が複数個の連結ボルト9を介して接合されている。
フロントハウジング4内にはその中央に駆動軸10が配置され、この駆動軸10の一端側はフロントハウジング4を貫通し、軸受12を介してフロントハウジング4に回転自在に支持されている。一方、駆動軸10の他端はシリンダブロック6の中央に貫通して形成された中央孔14に進入し、軸受16を介してシリンダブロック6に回転自在に支持されている。
駆動軸10の一端は駆動プーリ18に電磁クラッチ20を介して連結可能となっており、電磁クラッチ20は駆動プーリ18に内蔵されている。駆動プーリ18は軸受22を介してフロントハウジング4に回転自在に支持され、車両のエンジン(図示しない)から動力を受けて回転される。従って、電磁クラッチ20がオン作動されると、駆動プーリ18の回転が駆動軸10に伝達され、この駆動軸10は一方向に回転される。
シリンダブロック6内には例えば7個のシリンダボア24が形成されている。これらシリンダボア24はシリンダブロック6の周方向に等間隔を存して配置され、駆動軸10と平行にしてシリンダブロック6をその軸線方向に貫通している。
各シリンダボア24内にはピストン26が摺動自在に嵌合されており、これらピストン26はロッド25に連結され、このロッド25がクランク室28内に突出されている。この突出したロッド25の端部の外周縁は揺動板32に摺動自在に連結されている。
揺動板32は斜板34を介して駆動軸10に取り付けられ、この駆動軸10にはフロントハウジング4と斜板34との間に位置するロータアーム36が取り付けられている。これら斜板34及びロータアーム36は駆動軸10と一体に回転し、斜板34はロータアーム36にヒンジ38を介して連結され、傾動可能に構成されている。更に、駆動軸10には、リターンスプリング40がこの駆動軸10を囲繞して取り付けられており、このリターンスプリング40は斜板34をフロントハウジング4側に押圧付勢している。
また、揺動板32の背面側にはバランスリング30が斜板34を介して取り付けられ、更に、揺動板32の下部にはスライダ35が嵌め込まれている。そして、揺動板32は、このスライダ35とフロントハウジング4及びシリンダブロック6に両側が支持されたガイドレール39とで構成される回転阻止機構により、回転することなく揺動する。
一方、シリンダブロック6とシリンダヘッド8との間には円形のバルブプレート42が挟持されており、このバルブプレート42は各シリンダボア24内に、そのピストン26の他端との間にて自然系冷媒であるCO2冷媒(以下、単に冷媒と称す)の圧縮を行わせる。バルブプレート42にはシリンダボア24毎に吸入ポート46及び吐出ポート48がそれぞれ形成されている。図から明らかなように、バルブプレート42の径方向でみて、吸入ポート46は対応する吐出ポート48の外側に位置付けられている。なお、上記冷媒は潤滑油を含んでいるが、この潤滑油はクランク室28内に充填され、圧縮機2内の軸受や種々の摺動面を潤滑する他、摺動面のシールする機能をも発揮する。
シリンダヘッド8は、シリンダブロック6に向けて開口したカップ形状をなし、このカップ形状の開口端はバルブプレート42に気密に嵌合され、シリンダブロック6に連結される。また、シリンダヘッド8はその内部に互いに独立した環状の吸入室50と、吐出室52とを有している。吐出室52はシリンダヘッド8の中央部に配置され、吸入室50はその外周側に配置されている。
吸入室50は各シリンダボア24にそれぞれ吸入弁54を介して連通することができる。これに対し、吐出室52は各シリンダボア24にそれぞれ吐出弁56を介して連通することができる。詳しくは、吸入弁54はシリンダブロック6とバルブプレート42との間に挟持され、ボルト60を介して取り付けられている。これに対し、吐出弁56は吐出室52側のバルブプレート42の面にその弁開度を制限するストッパ58とともにボルト60を介して取り付けられている。
ここで、シリンダブロック6には細孔70が形成されている。詳しくは図1の他、図2に示されるように、細孔70は中央孔14の外周側であって各シリンダボア24の間に配置され、シリンダブロック6を駆動軸10の軸線方向に貫通している。つまり、本実施形態の細孔70は、吸入室50とクランク室28とを連通させ、且つ、吸入室50内の冷媒がバルブプレート42の通路49を介してクランク室28内に向かう形状を備えている。これにより、吸入室50内の低温の冷媒はクランク室28内に導入される。
再び図1に戻ると、吸入室50及び吐出室52は冷凍回路の冷媒循環経路61に接続され、この冷媒循環経路61には吐出室52側からガスクーラ62、レシーバ64、膨脹弁66及び蒸発器68が順次介挿されている。ガスクーラ62、レシーバ64及び膨脹弁66は圧縮機2と同様に車両のエンジンルーム内に配置され、これに対し、蒸発器68は車両の車室側に配置されている。
そして、圧縮機2の駆動軸10とともに斜板34が回転されると、この斜板34の回転は揺動板32及びロッド25を介して各ピストン26の往復直線運動に変換される。ここで、ピストン26がそのシリンダボア24内の容積を増加させる方向に移動すると、吸入弁54が開かれ、吸入室50から吸入ポート46を通じて冷媒ガスが吸い込まれる。この後、ピストン26がシリンダヘッド8側に向けて移動すると、シリンダボア24内に吸い込まれた冷媒は圧縮され、この圧縮圧が吐出弁56の締切圧を越えた時点で吐出弁56が開かれる。この結果、圧縮冷媒ガスはシリンダボア24から吐出ポート48を通じて吐出室52内、つまり、冷媒循環経路61に向けて吐出される。
この吐出された冷媒は、この後、ガスクーラ62にて冷却され、レシーバ64にて一時的に貯留された後、高圧ガス状態の冷媒が膨脹弁66に供給される。そして、絞り作用による膨張を受けた冷媒が蒸発器68に供給され、冷媒の気化熱よって蒸発器68周辺の空気が冷却される。従って、このような冷却空気を車室内に導入させて、車室内の冷房を行うことができる。なお、蒸発器68内にて比較的低温低圧のガス状態となった冷媒は圧縮機2に吸引される。
一方、この吸入された吸入室50内の冷媒は、上述の吸入ポート46及び吸入弁54を介してシリンダボア24内に吸入される他、細孔70の形状に基づき、細孔70を通じてクランク室28に向けて一定量の供給が常時行われる。
以上のように、本実施形態は、CO2冷媒を用いた車両用空調装置において、高い蒸発圧力や温度を有するCO2冷媒の特性に対応させることに着目したものである。
そして、本実施形態によれば、クランクケース6には、シリンダボア24の他、吸入室50とクランク室28とを繋ぐ細孔70が形成されており、この細孔70は吸入室50内における低温の冷媒の一部をクランク室28内に導入させる形状を備えている。従って、クランク室28内の潤滑油は吸入室50内の冷媒によって直接的に冷却される。
より具体的には、図3の片対数グラフに示される。当該グラフにはCO2冷媒及び潤滑油の全量に対するCO2冷媒の量、つまり、潤滑油に対するCO2冷媒の溶解率が示されている。そして、一例として溶解率10%をみると、クランク室28内の潤滑油の温度が80℃から60℃に下がることにより、潤滑油の粘度は約2倍程度に増加していることが分かる。
このように、細孔70から低温の冷媒をクランク室28内に導入し、クランク室28内の潤滑油を冷却すれば、潤滑油を補充することなく、圧縮機2の運動機構のうち最も重要な潤滑部分であるクランクケース6の周囲のみの潤滑油の粘度が高くなり、圧縮機2内の必要潤滑面の油膜が保持される。この結果、圧縮機2の耐久性が向上する。
また、自然系冷媒であるCO2冷媒を用いれば、環境負荷の低減に大きく貢献する。
以上で本発明の一実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更ができるものである。
例えば、上記実施形態では、低温の冷媒をクランク室28内に直接に導入させる形状を備えた細孔70が形成されている。しかしながら、必ずしも上記細孔70の形状に限定されるものではなく、また、低温の冷媒をクランク室28内に間接に導入させるものであっても良い。
より詳しくは、図4に示されるように、シリンダブロック6には細孔72が形成されており、この細孔72は、中央孔14の外周側であって各シリンダボア24の間に配置され、駆動軸10と平行にしてシリンダブロック6をその軸線方向に貫通している。そして、細孔72には細管74が接続されている。
この細管74は、細孔72に嵌合される細孔嵌合部76と、細孔嵌合部76に連なり、細孔72内の冷媒を一旦クランク室28内に達してからシリンダボア24に向かわせる形状を備えた冷媒返戻部78と、この冷媒返戻部78に連なり、シリンダボア24に開口を有するボア導入部80とから構成されている。
つまり、本実施例の細管74は、細孔72内の冷媒がクランク室28内を経由してシリンダボア24に導入させる形状を備えており、吸入室50内の低温の冷媒は、クランク室28内には導入されることなく、シリンダボア24内に導入される。そして、この場合におけるクランク室28内の潤滑油は、吸入室50内の冷媒によって希釈されずに、細管74内の冷媒との熱交換によって間接的に冷却される。従って、潤滑油の粘度は全く希釈されない分だけより高くなり、圧縮機2の耐久性がより一層向上する。
また、この細管74のボア導入部80は、ピストン25の下死点近傍位置にてシリンダボア24に接続されており、クランク室28内の潤滑油との熱交換に費やされた細管74内の冷媒は、ピストン26によるシリンダボア24の容積が最大となる時点にて細管74内からシリンダボア24内に放出される。次いで、この細管74内には新たな冷媒が吸入室50から導入される。そして、この場合には、クランク室28内の潤滑油の希釈が確実に回避され、クランク室28内の潤滑油の間接的な冷却が確実に実現される。なお、シリンダボア24内にて圧縮される冷媒の量も大きな変更はない。
一方、ボア導入部80はピストン25の上死点近傍位置にてシリンダボア24に接続されていても良く、この場合には、熱交換に費やされた細管74内の冷媒は、ピストン26がシリンダボア24内の容積を増加させる方向に向けて移動し始める時点以降で細管74内から放出される。なお、このときにはボア導入部80の適宜位置に逆止弁を設ければ良く、これにより、潤滑油の間接的な冷却が確実に実現されるし、圧縮される冷媒の量も大きな変更はない。
更に、上述のシリンダボア24は7個に限らず、その数に何ら制約されるものではない。更にまた、揺動板式の圧縮機に必ずしも限定されるものではなく、例えば斜板式の圧縮機等にも適用可能である。
また、上記実施形態では車両用空調装置に具体化された例を示しているが、本発明の圧縮機は冷凍空調機器等の如く、CO2冷媒を用いた冷凍・空調サイクルに適用可能である。
本発明の一実施形態に係る圧縮機を示した縦断面図である。 図1のII−II線に沿う横断面図である。 オイル温度と粘度との関係を説明する図である。 他の実施例を説明する図である。
符号の説明
2 圧縮機
6 シリンダブロック(ハウジング)
24 シリンダボア
25 ピストン
28 クランク室
50 吸入室
52 吐出室
70 細孔
72 細孔
74 細管
78 返戻部

Claims (3)

  1. 冷凍回路から吸入室を介して吸入したCO2冷媒を圧縮し、クランク室内での潤滑油を含むCO2冷媒の圧力調整に応じて圧縮冷媒ガスを吐出室に吐出する圧縮機であって、
    該圧縮機は、
    ハウジングと、
    該ハウジング内に形成され、前記冷媒の圧縮が行われるシリンダボアと、
    該シリンダボア内を往復運動するピストンと、
    前記ハウジング内に形成され、前記吸入室内の冷媒を前記クランク室に導入させる形状を備えた細孔と
    を具備したことを特徴とする圧縮機。
  2. 冷凍回路から吸入室を介して吸入したCO2冷媒を圧縮し、クランク室内での潤滑油を含むCO2冷媒の圧力調整に応じて圧縮冷媒ガスを吐出室に吐出する圧縮機であって、
    該圧縮機は、
    ハウジングと、
    該ハウジング内に形成され、前記冷媒の圧縮が行われるシリンダボアと、
    該シリンダボア内を往復運動するピストンと、
    前記ハウジング内に形成され、前記吸入室内の冷媒を前記クランク室側に向かわせる形状を備えた細孔と、
    該細孔に接続され、該細孔内の冷媒を前記シリンダボアに導入すべく、前記クランク室内に達してから前記シリンダボアに向かう形状を備えた細管と
    を具備したことを特徴とする圧縮機。
  3. 前記細管は、前記ピストンの上死点近傍位置或いは下死点近傍位置にて前記シリンダボアに接続されることを特徴とする請求項2に記載の圧縮機。
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