JP2006169142A - 害虫のランディング行動阻害方法および害虫のランデイング行動阻害剤 - Google Patents

害虫のランディング行動阻害方法および害虫のランデイング行動阻害剤 Download PDF

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達栄 伊藤
Kazuko Muraki
和子 村木
Shinya Yoshida
真也 吉田
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恵美子 力石
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Abstract

【課題】 飛翔性害虫が人、家畜やペット等の動物類の体表面にランディングするのを阻害し、ランディングによる不快感をなくすことができる害虫のランディング行動阻害方法および害虫のランデイング行動阻害剤を提供することである。
【解決手段】 有効成分として、害虫のランディング行動を持続的に阻害する濃度のメトフルトリンを含有した害虫のランデイング行動阻害剤を被処理面に存在させ、害虫のランデイング行動を阻害することを特徴とする害虫のランデイング行動阻害方法である。これにより、持続的に飛翔性害虫が体表面にランディングする数が低減し、その結果、害虫が体表面に接触する不快感をなくすことができる。
【選択図】 なし

Description

本発明は、蚊などの飛翔性害虫が人、家畜やペット等の動物類の体表面にランディング(着地)する行動を阻害してランディング行動阻害効果を得る害虫のランディング行動阻害方法、およびこれに使用する害虫のランデイング行動阻害剤に関する。
従来、害虫の刺咬行動による被害から人、家畜やペット等の動物類を保護するため、種々の薬剤や防除方法が検討されてきた。その一つとして、害虫を忌避することを目的としたものがある。特許文献1には、2,2−ジメチル−3−(2−メチルプロペニル)シクロプロパンカルボン酸(3−フェノキシフェニル)メチルエステルを紙などに所定量付着させた衛生害虫の忌避方法が記載されている。
しかしながら、この文献に記載されている方法では、飛翔性害虫の吸血行動は抑制できるとしても、害虫がランディングすることによる不快感が残るという問題がある。
特開平4−36205号公報
本発明の課題は、飛翔性害虫が人、家畜やペット等の動物類の体表面にランディングするのを阻害し、ランディングによる不快感をなくすことができる害虫のランディング行動阻害方法および害虫のランデイング行動阻害剤を提供することである。
本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、メトフルトリンを所定量含有した害虫のランデイング行動阻害剤を皮膚などの被処理面に存在させる場合には、飛翔性害虫が人、家畜等の体表面にランディングするのを効果的に阻害することができるという新たな知見を見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明における害虫のランデイング行動阻害方法は、有効成分として、害虫のランディング行動を持続的に阻害する濃度のメトフルトリンを含有した害虫のランデイング行動阻害剤を被処理面に存在させ、害虫のランデイング行動を阻害することを特徴とする。
本発明における害虫のランデイング行動阻害剤は、有効成分として、害虫のランディング行動を持続的に阻害する濃度のメトフルトリンを含有することを特徴とする。
本発明において「ランディング行動を阻害する」とは、従来よりピレスロイド系化合物の有する効果として知られている殺虫効果、ノックダウン効果および忌避効果とは異なるものであり、より詳細には飛翔性害虫の場合では、人や家畜、ペット等の動物類の体表面に該害虫が飛来しランディング(着地)しようとする場合において、口針の刺入、唾液の分泌、皮膚内での毛細血管の探索、吸血そして抜針という一連の吸血行動を起こす以前にランディング(着地)すら思うようにいかず、ランディング行動を試みるにとまり、数秒後、あるいは数分後にはそこから飛び去ってしまうため、実際にはランディングによる不快感を何ら受けずにすむというものである。
例えば、人や家畜等にランデイング行動を示すネッタイシマカ、ヒトスジシマカ等の蚊に代表される飛翔性害虫では、本発明を実施した場合には、人や家畜等の体表面に着地しようとするランディングを試みるが、ランディングするには至らず、そこから飛び去ってしまう。これは、従来より知られている殺虫効果、ノックダウン効果および忌避効果とは異なる新たな効果である。
本発明によれば、メトフルトリンを所定量含有した害虫のランデイング行動阻害剤を被処理面に存在させるので、持続的に飛翔性害虫が体表面にランディングする数が低減し、その結果、害虫が体表面に接触する不快感をなくすことができるという効果がある。しかも、低濃度でランディング行動を阻害することができるので、べたつき感がなく安全性に優れ、皮膚に塗布して用いることができる。
本発明にかかる害虫のランディング行動阻害方法は、有効成分として、害虫のランディング行動を持続的に阻害する濃度のメトフルトリンを含有した害虫のランデイング行動阻害剤を被処理面に存在させて害虫のランデイング行動を阻害するものである。
前記メトフルトリン[2,2−ジメチル−3−(2−メチルプロペニル)シクロプロパンカルボン酸(3−フェノキシフェニル)メチルエステル、住友化学社製の商品名「エミネンス」]はその誘導体、その類縁体およびその異性体であってもよく、これらのうち少なくとも1種類以上を有効成分として使用することができる。
前記メトフルトリンの誘導体、その類縁体およびその異性体としては、例えば下記一般式(A)で表されるものが挙げられる。
Figure 2006169142
(式中、R1は水素原子、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数1〜3のアルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数2〜3のアルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数1〜3のアルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数1〜3のアルキルチオ基またはハロゲン原子で置換されていてもよい(炭素数1〜3のアルコキシ)メチル基を示し、nは1〜4の整数を意味し、Xは水素原子または炭素数1〜3のアルキル基を示す。)
メトフルトリンは、害虫のランディング行動を持続的に阻害することができる濃度の有効成分量でランデイング行動阻害剤に含有させる。具体的には、後述する被処理面の単位面積当たりの有効成分量が6.25〜12.5μg/cm2となるようにランデイング行動阻害剤に含有させるのがよい。これにより、持続的に飛翔性害虫が体表面にランディングするのを阻害することができる。これに対し、単位面積当たりの有効成分量が6.25μg/cm2未満であると、前記ランディングを阻害できないおそれがあり、12.5μg/cm2を超えると、肌への感触がよくなく、好ましくない。
なお、害虫のランディング行動を持続的に阻害することができる濃度の有効成分量としては、前記メトフルトリンを飽和含浸量まで含有させた濃度であってもよい。
本発明にかかる害虫のランデイング行動阻害剤は、上記したメトフルトリンに加えて、以下に示すようなピレスロイド系化合物を併用してもよい。
・dl−3−アリル−2−メチル−4−オキソ−2−シクロペンテニル dl−シス/トランス−クリサンテマート(一般名アレスリン:商品名ピナミン(以下、「アレスリン」という))
・1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル d−シス/トランス−クリサンテマート(一般名エンペントリン(以下、「エンペントリン」という)
・(+)−2−メチル−4−オキソ−3−(2−プロピニル)−2−シクロペンテニル(+)−シス/トランス−クリサンテマート(一般名d・d−T80−プラレトリン:商品名エトック(以下、「プラレトリン」という))
・dl−3−アリル−2−メチル−4−オキソ−2−シクロペンテニル d−シス/トランス−クリサンテマート(一般名dl・d−T80−アレスリン:商品名ピナミンフォルテ)
・dl−3−アリル−2−メチル−4−オキソ−2−シクロペンテニル d−トランス−クリサンテマート(商品名バイオアレスリン)
・d−3−アリル−2−メチル−4−オキソ−2−シクロペンテニル d−トランス−クリサンテマート(商品名エキスリン)
・(1,3,4,5,6,7−ヘキサヒドロ−1,3−ジオキソ−2−インドリル)メチル dl−シス/トランス−クリサンテマート(一般名フタルスリン:商品名ネオピナミン)
・(1,3,4,5,6,7−ヘキサヒドロ−1,3−ジオキソ−2−インドリル)メチル d−シス/トランス−クリサンテマート(一般名d−T80−フタルスリン:商品名ネオピナミンフォルテ)
・(5−ベンジル−3−フリル)メチル d−シス/トランス−クリサンテマート(一般名レストメリン:商品名クリスロンフォルテ)
・5−プロパルギル−2−フリルメチル d−シス/トランス−クリサンテマート(商品名ピナミンDフォルテ)
・3−フェノキシベンジル−dl−シス/トランス−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチル−1−シクロプロパンカルボキシラート(一般名ペルメトリン:商品名エクシミン)
・3−フェノキシベンジル d−シス/トランス−クリサンテマート(一般名フェノトリン:商品名スミスリン)
・α−シアノ−3−フェノキシベンジル 2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチレート(一般名フェンバレレート)
・2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルベンジル−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチル−1−シクロプロパンカルボキシラート(一般名テフルスリン)
・d−トランス−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチル−1−シクロプロパンカルボキシラート(一般名ベンフルスリン(以下、「ベンフルスリン」という))
・(±)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (+)−シス/トランス−クリサンテマート(一般名d−T80−シフェノトリン:商品名ゴキラート)
・α−シアノ−3−フェノキシベンジル シス/トランス−2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシラート(一般名フェンプロパトリン)
・2,3,4,5,6−ペンタフルオロベンジル−dl−シス/トランス 3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチル−1−シクロプロパンカルボキシラート(一般名フェンフルスリン)
・1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル dl−シス/トランス−3−(2,2−シグロロビニル)−2,2−ジメチル−1−シクロプロパンカルボキシラート・dl−3−アリル−2−メチル−4−オキソ−2−シクロペンテニル d1−シス/トランス−2,2,3,3−テトラメチル−1−シクロプロパンカルボキシラート(一般名テラレスリン)等が挙げられる。
これらの中で好ましい化合物としては、アレスリン、プラレトリン、エンペントリン、ベンフルスリンが挙げられる。また、これらの化合物には光学異性体および立体異性体が存在するが本発明においてはこれらの有効な各異性体、さらに類緑化合物やその誘導体を単独または混合して使用することもできる。これらの化合物は、有効成分として害虫のランデイング行動阻害剤の総量に対して0.1〜20.0重量%、好ましくは0.2〜5.0重量%を含有することができる。
さらに本発明では、既存の天然および合成忌避剤を併用することができる。例えばジメチルフタレート、2,3,4,5,−ビス−(Δ2−ブチレン)−テトラヒドロフラン、2,3,4,5−ビス−(Δ2−ブチレン)−テトラヒドロフルフリルアルコール、N,N−ジメチル−m−トルアミド、カプリル酸ジエチルアミド、2,3,4,5−ビス−(Δ2−ブチレン)−テトラヒドロフルフラン、ジ−m−プロピル−イソシンコロネート、第2級ブチルスチリルケトン、ノニルスチリルケトン、N−プロピルアセトアニリド、2−エチル−1,3−ヘキサジオール、ジメチルフタレート、p−メチルジエチルベンゾアミド、MGK−326,ジブチルフタレート、テトラヒドロチオフェン、竈−ナフトール、ジアリルジスルフィド、テトラメチルチウラムジサルファイド、グアニジン、タフタレンクレゾール、シクロヘキシミド、シクロヘキシルアミン、N,N−ジメチルスルフェニルジチオカーバメイト、O,O−ジメチル−S−2−イソプロピルチオエチルジチオホスフェート、r−クロラーゼ、4−(メチルチオ)−3,5−キシリル−N−メチルカーバメイト、アニス油、シソ油、ヒバ油、ユーカリプトール、ゲラニオール、シトロネラール、チモール、イソオイゲノール、α−ピネン等が挙げられ、その中でもN,N−ジメチル−m−トルアミド(以下、「ディート」という)を併用することで害虫によるランデイング行動をさらに効率的に阻害することができる。特に、通常、ディートを用いても有効な忌避効果が発現されず、実用化されていない低濃度においても、ランデイング行動を相乗的に阻害する効果が得られるものである。
これらの化合物は、有効成分として害虫のランデイング行動阻害剤の総量の1/100〜300倍重量%、好ましくは1〜10倍重量%を含有することができる。
上記したメトフルトリンとピレスロイド系化合物及び/又は忌避剤との併用は、使用場所や期間、さらには選択されたメトフルトリン、その誘導体、その類縁体、その異性体の何れか1種によって、最適となる条件を選択して用いればよい。
本発明にかかる害虫のランデイング行動阻害剤は、前記有効成分に通常用いられる各種の添加剤、例えば効力増強剤、消臭剤および防臭剤、殺菌剤、香料などを添加して製剤化される。剤形としては、使用方法にあった各種の形態、例えば油剤、水和剤、乳剤、粉剤、粒剤、ローション剤、クリーム剤、エアゾール剤、シート剤、ネット剤、プレート剤等に調製することができる。さらにマイクロカプセル化した形態に調製して、ローション剤やエアゾール剤等に製剤して用いることもできる。その中でも、エアゾール剤、ローション剤、クリーム剤、シート剤が特に好ましい。
前記エアゾール剤の形態に調製する際には、滑沢剤としてケイ酸化合物を含有しているのが好ましい。前記ケイ酸化合物としては、例えば疎水性シリカ、ケイ酸カルシウム、ケイソウ土、高純度シリカ、無水ケイ酸、タルクなどが挙げられ、特に無水ケイ酸を用いるのが好ましく、これらの1種または2種以上を選択して用いることができる。これらのケイ酸化合物を用いることにより、べとつき感がより軽減されるので使用感がよく、より長時間にわたり優れたランディング行動阻害効果を持続させることができ、コストを削減することができる。
なお、エアゾール剤を噴霧した乾燥面にケイ酸化合物が析出することにより生じる、いわゆる白残りは、後述する可溶化剤との組み合わせにより抑制することができる。
前記効力増強剤としては、例えばピペロニルブトキサイド、N−プロピルイソゾーム、MGK−264、サイネピリン222,リーセン384、IBTA、IBTE、S−421等を、消臭剤および防臭剤としては、例えばラウリル酸メタクリレート、ゲラニルクロトネート、ミリスチル酸アセフェート、パラメチルアセトフェノンベンズアルデヒド、酢酸ベンジル、プロピオン酸ベンジル、アミルシンナミックアルデヒド、安息香酸メチル、安息香酸エチル、フェニル酢酸メチル、フェニル酢酸エチル、ネオリン、サフロール、セダウッド油、セダ菜油、シトロネラ油、ラバンテン油、ペティグレイン油、レモングラス油、緑茶エキス、茶抽出物、ポリフェノール等を、殺菌剤としては、例えば2,4,4’−トリクロロ−2’−ハイドロキシジフェニルエーテル、2,3,5,6−テトラクロロ−4(メチルスルフォニル)ピリジン、アルキルベンジル ジメチルアンモニウムクロライド、ベンジルジメチル{2−〔2−(p−1,1,3,3−テトラメチルブチルフェノキシ)エトキシ〕エチル}アンモニウム クロライド、4−イソプロピルトロポロン、N,N−ジメチル−N−フェニル−N’−(フルオロジクロロメチルチオ)スルフォンアミド、2−(4’−チアゾリル)ベンズイミダゾール、N−(フルオロジクロロメチルチオ)−フタールイミド、6−アセトキシ−2,4−ジメチル−m−ジオキシン、エチレンビス(ジチオカルバミド酸)亜鉛、エチレンビス(ジチオカルバミド酸)マンガン、亜鉛、マンネブ錯化合物、ビス(ジメチルジチオカルバミド酸)エチレンビス(ジチオカルバミド酸)二亜鉛、ビス(ジメチルチオカルバモイル)ジスルフィルド、クロトン酸、2,6−ジニトロ−4−オクチルフェニル反応異性体混合物、N−トリクロロメチルチオテトラヒドロフタルイミド、2,3−ジシアノ−1,4−ジチアアントラキノン、2,4−ジクロロ−6−(o−クロロアニリノ)−S−トリアジノン、S−n−ブチル S’−p−ter−ブチルベンジル N−3−ピリジルジチオカルボンイミデート、N−(3’,5’−ジクロロフェニル)−1,2−ジメチルクロロプロパン、ジカルボキシイミド、ビス(クロロフェニル)トリクロロエタノール、6−メチルキノキサリン−2,3−ジチオカ−ボネート、テトラクロロイソフタロニトリル、メチル−1−(ブチルカルバモイル)−2−ベンゾイミダゾールカーバメイト、ストレプトマイシン塩酸塩、カスガマイシン塩酸塩、シクロヘキシミド等を各々挙げることができる。
上記した効力増強剤、消臭剤および防臭剤、殺菌剤等の含有量は害虫のランデイング行動阻害剤の総量に対して0.05〜20.0重量%であるのが好ましい。
前記香料としては、例えば動物性香料、植物性香料、合成または抽出成分からなる人工香料等があり、動物性香料としては、例えばじゃ香、霊猫香、竜延香等を、植物性香料としては、例えばアビエス油、アジョクン油、アーモンド油、アンゲリカルート油、ページル油、ペルガモット油、パーチ油、ボアバローズ油、カヤブチ油、ガナンガ油、カプシカム油、キャラウェー油、カルダモン油、カシア油、セロリー油、シナモン油、シトロネラ油、コンニャク油、コリアンダー油、キュペブ油、クミン油、ジル油、樟脳、エストゴラン油、ユーカリ油、フェンネル油、ガーリック油、ジンジャー油、グレープフルーツ油、ポップ油、ジュニパーベリー油、ローレルリーフ油、レモン油、レモングラス油、ロページ油、メース油、ナツメグ油、アンダリン油、タンゼリン油、カラシ油、ハッカ油、燈花油、玉ねぎ油、こしょう油、オレンジ油、セイジ油、スターアニス油、テレビン油、ウォームウッド油、ワニラ豆エキストラクト等が挙げられる。
また人工香料としては、例えばピネリン、リモネン等の炭化水素類、リナロール、ゲラニオール、ジトロネロール、メントール、ボルネオール、ベンジルアルコール、アニスアルコール、竈−フェニルエチルアルコール等のアルコール類、アネトール、オイゲノール等のフェノール類、n−ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、ヘキシルアルデヒド、ヘプチルアルデヒド、n−ノニルアルデヒド、ノナジエナール、シトラール、シトロネラール、ベンズアルデヒド、シンナミックアルデヒド、ヘリオトロビン、ワニリン等のアルデヒド類、メチルアミルケトン、メチルノニルケトン、ジアセチル、メントン、樟脳、アセトフェノン、p−メチルアセトフェノン、イオノン等のケトン類、アミルブチロラクトン、メチルフェニルグリシド酸エチル、γ−ノニルラクトン、クマリン、シネオール等のラクトンまたはオキシド類、メチルフォーメート、イソプロピルフォーメート、エチルアセテート、オクチルアセテート、メチルアセテート、ベンジルアセテート、シンナミルアセテート、プロピオン酸ブチル、酢酸イソアミル、イソ酪酸イソプロピル、イソ吉草酸グラニル、カプロン酸アリル、ヘプチル酸ブチル、カプリル酸オクチル、ヘプチンカルボン酸メチル、ペラハゴン酸エチル、オクチンカルボン酸メチル、カプリン酸イソアシル、ラウリン酸メチル、ミリスチン酸エチル、安息香酸エチル、安息香酸ベンジル、フェニル酢酸メチル、フェニル酢酸ブチル、桂皮酸メチル、桂皮酸シンナミル、サリチル酸メチル、アニス酸エチル、アンスラニル酸メチル、エチルピルベート、エチル痾−ブチルブチレート等のエステル類が挙げられる。
上記したこれらの香料を添加することにより、有効成分や溶媒、その他の添加剤による臭気をマスキングし、好みの香りを付与することができる。これらの香料は1種類もしくは2種類以上を調合した調合香料であってもよい。
上記したこれらの香料の添加量は、害虫のランデイング行動阻害剤の総量に対して0.01〜10.0重量%であるのが好ましい。
また香料とともにバッチユリ油等の揮発保留剤、オイゲノール等の変調剤、その他の香料分野で使用されている種々の成分を併用してもよい。さらに有効成分や各種の添加剤の安定性を改善するために、例えば3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシトルエン、3−t−ブチル−4−ヒドロキシアニソール、3,5−ジ−4−t−ブチル−4−ヒドロキシアニソール、メルカプトベンズイミダゾール、ジラウリル−チオ−ジ−プロピオネート、2,2’−メチレン−ビス−(6−t−ブチル−4−メチルフェノール)、2,2’−メチレン−ビス−(6−t−ブチル−4−エチルフェノール),4,4’−メチレン−ビス−(2,6−ジ−t−ブチルフェノール)、4,4’−ブチリデン−ビス−(6−t−ブチル−3−メチルフェノール)、4,4’−チオ−ビス−(6−t−ブチル−3−メチルフェノール)、1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、テトラキス〔メチレン(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナメート)〕メタン、オクタデシル−3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナメート、フェニル−β−ナフチルアミン、N,N’−ジフェニル−p−フェニレンジアミン、2,2,4−トリメチル−1,3−ジヒドロキノリンポリマー、6−エトキシ−2,2,4−トリメチル−1,3−ジヒドロキノリン、2−t−ブチル−4−メトキシフェニール、3−t−ブチル−4−メトキシフェノール、2,6−ジ−t−ブチル−4−エチルフェノール,ステアリル−β−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、α−トコフェロール、アスコルビン酸、エリソルビン酸等の化合物を含有させることができる。
これらの化合物は単独で用いてもよく、あるいは2種以上を併用することもできる。その含有量は害虫のランデイング行動阻害剤の総量に対して0.01〜10重量%、好ましくは0.05〜5重量%である。
本発明にかかるランデイング行動阻害剤は、前記したようにメトフルトリン等を有機溶剤などの溶剤に溶解させた液体製剤の形態でも使用可能である。液体製剤を調製するための溶剤としては、例えば水、メタノール、エタノール等のアルコール類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、ヘキサン、ケロシン、パラフィン、石油ベンジン等の脂肪族炭化水素類、酢酸エチル等のエステル類が挙げられる。
さらにエチレングリコール、エチレングリコールジアセテート、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールジグリシジルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールモノアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテルアセタート、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテルアセタート、エチレングリコールモノヘキシエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセタート、エチレングリコールモノメトキシメチルエーテル、エチレンクロロヒドリン、1,3−オクチレングリコール、グリセリン、グリセリングリシジルエーテル、グリセリン1,3−ジアセタート、グリセリンジアルキルエーテル、グリセリン脂肪酸エステル、グリセリントリアセタート、グリセリントリラウラート、グリセリンモノアセタート、2−クロロ−1,3−プロパンジオール、3−クロロ−1,2−プロパンジオール、ジエチレングリコール、ジエチレングリコールエチルメチルエーテル、ジエチレングリコールクロロヒドリン、ジエチレングリコールジアセタート、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、ジエチレングリコールジベンゾエート、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールビスアリルカルボナート、ジエチルレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセタート、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセタート、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、シクロヘキサンジオール、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、テトラエチレングリコール、トリエチレングリコール、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリグリコールジクロリド、トリプロピレングリコール、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリメチレングリコール、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、プロピレンカルボナート、プロピレングリコール、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリールモノメチルエーテル、プロピレンクロロヒドリン、ヘキシレングリコール、ペンタエリスリトール、1,5−ペンタンジオール、ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン誘導体、ポリプロピレングリコール等の高級アルコール類、エチルアルコール、プロピルアルコール、ブチルアルコール等の低級アルコール類、非イオン型ポリオキシアルキレンアルキルエーテル系化合物、非イオン型ポリオキシアルキレンフェニルエーテル系化合物、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、尿素等の化合物やその他の親油性および親水性の物質を含有させることにより、水性および油性の薬剤を調製する際に溶解性を向上させることができる。これらの含有量は溶媒や上記の添加剤の種類によって任意に調整することができるが、通常は害虫のランデイング行動阻害剤の総量に対して50.0〜99.9重量%の範囲である。
前記有効成分を可溶化ないし乳化するために可溶化剤または乳化剤を用いることができる。可溶化剤または乳化剤としては、例えばソルビタントリオレエート、ポリオキシエチレンモノオレエート、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(10モルから40モル)硬化ヒマシ油、トリポリオキシエチレンアルキルエーテル、1,3−ブチレングリコール、デカグリセリンモノオレエート、ジオレイン酸プロピレングリコール、ポリオキシエチレン(16モルから20モル)ステアリル酸アミド、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸、グリセリン脂肪酸エステルなどが挙げられ、その他にもステアリルアルコール、ポリビニルピロリドン、ラノリン脂肪酸など各種界面活性剤が挙げられ、これらは2種以上を混合して使用してもよい。
上記したランデイング行動阻害剤を被処理面に存在させることにより、害虫のランデイング行動を阻害する。本発明において「被処理面」とは、害虫のランディング行動を阻害するために、本発明にかかるランディング行動阻害剤を存在させる面を意味し、具体的には、ランディング行動阻害剤を保持した担体の表面を意味する。
前記担体が固体担体である場合は殺虫剤をそのまま、または適当な溶剤に溶解させて担体の表面に塗布するなどして、担体の表面に保持させるか、担体内部に含浸させ乾燥させて用いればよい。
前記担体としては、特に制限されるものではなく、例えば紙、不織布、織布、木材、パルプ、無機高分子物質、無機多孔質物質(ケイ酸塩、シリカ、ゼオライト等)、有機高分子物質(セルロース、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリビニルアルコール等)、ゲル化物質(寒天、カラギーナン、ゼラチン等)、昇華性物質(アダマンタン、シクロドデカン、パラジクロロベンゼン、ナフタリン、樟脳等)、樹脂類、油性溶剤、水性溶剤などが挙げられ、これらの1種以上を組み合わせて使用することができる。
また、担体の形状も限定されるものではなく、屋内、屋外、車内、テント、物置小屋などで使用するために各種の形態、形状で使用することができる。このような形態としては、例えば殺虫剤を紙部分に含浸させた団扇もしくは扇子、さらに不織布や織布で作られる衣服(シャツ、パンツ、スカート、ジャケット、作業着など)、帽子、日傘、手袋、靴下、リストバンド、浴衣、アウトドア用品(テント、パーカー、シュラフなど)、腕章、腕抜き、ペットウェア、蚊帳、ハンモックなどが挙げられる。また、上記担体の他の形状として、通気性、ランデイング行動阻害剤の十分な保持性などの点から、例えば筒状、ハニカム状、スノコ状、格子状、網状等の構造であってもよい。また、繊維マットに含浸させてもよい。
なお、本発明にかかるランディング行動阻害剤は、低濃度で使用でき、べたつき感がなくかつ安全性に優れ、皮膚に直接塗布して用いることができるので、前記被処理面(ランディング行動阻害剤を保持した担体の表面)は、人、家畜やペット等の動物類の皮膚の表面も含む概念である。
ランディング行動阻害剤を上記担体に担持させる方法としては、例えば滴下塗布、浸漬塗布、スプレー塗布等の方法が挙げられる。さらに、使用する化合物の性状によっては、担体への練り込み、含浸等によって担持させてもよい。
上記ランディング行動阻害剤は、前記した害虫のランディング行動を持続的に阻害することができる濃度のメトフルトリンを維持するように担体で保持されるのが好ましい。
本発明方法は、各種の衛生害虫、農業害虫、不快害虫による被害を防止ないし抑制するために使用することができる。本発明方法が適用される飛翔害虫としては、例えばシナハマダラカ、アカイエカ、コガタアカイエカ、ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ、トウゴウヤブカ等の蚊;サシバエ等のハエ;シクロアブ、ウシアブ、メクラアブ、ゴマフアブ等のアブ;クロオオブユ、キアシオオブユ、アオキツメトゲブユ等のブユ;トクナガクロズカカ、オオシマヌカカ、ニワトリヌカカ等のヌカカ;キイロスズメバチ、セグロアシナガバチ、ミツバチ等のハチ;ハネアリ等のアリ;その他のランデイング行動を有する害虫が挙げられる。
以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明は以下の実施例のみに限定されるものではない。なお、以下の実施例および比較例で使用した配合成分は次の通りである。
可溶化剤:前記したグリコール類から選ばれる1種を使用した。
分散剤:前記した高級アルコール類から選ばれる1種を使用した。
滑沢剤:前記したケイ酸化合物から選ばれる1種を使用した。
溶剤:前記したアルコール類から選ばれる1種を使用した。
防腐剤:フェノキシエタノール、ブチルパラベン、エチルパラベンおよびプロピルパラベンから選ばれる1種を使用した。
保湿剤:モモ葉エキス、アロエエキス、トウキエキス、カミツレエキス、センキュウエキス、緑茶エキス、カッコントウエキス、シルクエキス、オリーブエキスおよび月桃葉エキスから選ばれる植物エキスを使用した。
[実施例1および2]
<害虫のランディング行動阻害剤の調製(1)>
表1に示す組み合わせで各成分を混合してエアゾール製剤の原液を調製した。ついでこの原液を20ml、液化石油ガス(LPG)を80mlの割合で耐圧製容器に充填してエアゾール製剤(害虫のランディング行動阻害剤)をそれぞれ調製した。
なお、表1中の各成分の配合量は、エアゾール製剤の原液100ml当たりの配合量である。
<害虫のランディング阻害率>
上記で得られたエアゾール製剤を、手の甲に約3.0g噴霧した。ついで、この手の甲を、蚊メス成虫を10匹入れた25cm四方の金属製ケージの中に、表2に示す所定の時間間隔で2分間入れ、この手の甲にランディングする蚊の数を測定した。そして、得られた測定値を下記式(I)に当てはめてランディング行動阻害率を算出した。
なお、下記式(I)において、コントロールの蚊の数は、上記エアゾール製剤を手の甲に噴霧しない以外は、上記と同様にして手の甲にランディングする蚊の数を測定して得られた値である。評価は3名の被験者により行い、その平均値で表した結果を表2に示す。
Figure 2006169142
[比較例1]
メトフルトリンに代えて、ディート(忌避剤)を表1に示す割合で用いた以外は、実施例1および2と同様にしてエアゾール製剤を調製した。ついで、得られたエアゾール製剤について、実施例1および2と同様にして害虫のランディング行動阻害率を得た。その結果を表2に併せて示す。
Figure 2006169142
Figure 2006169142
その結果、表2から明らかなように、実施例では、低濃度(メトフルトリンはディートの総量に対して実施例1:1/100の濃度、実施例2:1/200の濃度)で持続的に害虫のランディング行動を阻害しているのがわかる。また、蚊がランディング行動を試みるにとどまっている状態が観察された。これに対し比較例1では、実施例のメトフルトリンより高濃度のディート(忌避剤)を含有しているが、持続的なランディング行動阻害率は低い値であった。
ついで、上記実施例1,2および比較例1について、得られたエアゾール製剤の使用感を評価した。この評価方法を以下に示すと共に、その評価結果を表4に示す。
<使用感>
上記で得られたエアゾール製剤を手首から指先に約3.0g噴霧し、この手のサラサラ感、べたつきおよび白残りの有無について評価した。なお、評価基準は以下のものを用いた。
(サラサラ感)
○:サラサラ感がある
×:サラサラ感がない
(べたつき)
○:べたつきがある
×:べたつきがない
(白残り)
○:白残りがある
×:白残りがない
[実施例3および4]
表3に示す組み合わせで各成分を混合してエアゾール製剤の原液を調製した以外は、実施例1および2と同様にしてエアゾール製剤を調製した。ついで、得られたエアゾール製剤について、実施例1および2と同様にしてエアゾール製剤の使用感を評価した。その結果を表4に併せて示す。
Figure 2006169142
Figure 2006169142
その結果、表4から明らかなように、実施例では使用感に優れていることがわかる。これに対し、比較例1では白残りが生じた。
[実施例5〜7]
<害虫のランディング行動阻害剤の調製(2)>
表5に示す組み合わせで各成分を混合してクリーム剤(害虫のランディング行動阻害剤)をそれぞれ調製した。表5中の各成分の配合量は、クリーム剤40g当たりの配合量である。
<害虫のランディング阻害率>
上記で得られたクリーム剤を、手の甲に1.7g塗布し、噴射直後の手の甲を、蚊メス成虫を10匹入れた25cm四方の金属製ケージの中に入れた以外は、実施例1および2と同様にして害虫のランディング行動阻害率を得た。その結果を表6に示す。
Figure 2006169142
Figure 2006169142
その結果、表6から明らかなように、低濃度(メトフルトリンはディート10.00gに対して、実施例5:1/50の濃度、実施例6:1/100の濃度、実施例7:1/200の濃度)で害虫のランディング行動を阻害しているのがわかる。

Claims (2)

  1. 有効成分として、害虫のランディング行動を持続的に阻害する濃度のメトフルトリンを含有した害虫のランデイング行動阻害剤を被処理面に存在させ、害虫のランデイング行動を阻害することを特徴とする害虫のランデイング行動阻害方法。
  2. 有効成分として、害虫のランディング行動を持続的に阻害する濃度のメトフルトリンを含有することを特徴とする害虫のランデイング行動阻害剤。
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