JP2006168527A - 車体フレーム構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】車室内のスペースを確保した状態でガス燃料タンクを取り付けることができ、かつ車体フレームの剛性を高めることができる車体フレーム構造を提供する。
【解決手段】 車体フレーム構造10は、前トンネルフレーム25内の空間46、中央トンネルフレーム29内の空間47、後トンネルフレーム27内の空間48および左右のセンターフレーム13,14間の空間49に、ガス燃料タンク50が配置されている。ガス燃料タンク50は、車体前後方向に延ばした状態で配置され、左右のセンターフレーム13,14に前後の支えフレーム52,53を介して取り付けられている。
【選択図】 図1
Description
本発明は車体フレーム構造に係り、特に、ガス燃料タンクを取り付ける車体フレーム構造に関する。
自動車のなかには、フロアの下方にガス燃料タンクを取り付けたものがある。フロアの下方にガス燃料タンクを取り付ける場合、自動車の最低地上高を確保するために、フロアを車室側に隆起させて、フロアの下方にガス燃料タンクを収納する空間を確保する。
ここで、フロアの下方にガス燃料タンクを取り付ける場合、通常、ガス燃料タンクを車幅方向に向けて横置きに取り付ける。横置きのガス燃料タンクは、車体フレームの左側フレームから右側フレームまで延びる。
このため、フロアを車体フレームの左側フレームから右側フレームまで上方に隆起させる必要があり、車室内のスペースを確保することが難しい。
このため、フロアを車体フレームの左側フレームから右側フレームまで上方に隆起させる必要があり、車室内のスペースを確保することが難しい。
車室内のスペースを確保する手段として、フロアの中央に車体前後方向に延びるフロアトンネルを設け、このフロアトンネル下方の空間を利用してガス燃料タンクを取り付ける車体フレーム構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−205754号公報
特許文献1の車体フレーム構造は、フロアの中央に車体前後方向に延びるフロアトンネルを設け、このフロアトンネル下方の空間に、2個のガス燃料タンクを車体前後方向に沿って直列に並べ、2個のガス燃料タンクを3個の支持フレームで固定したものである。
支持フレームは、車体フレームの左側フレームから右側フレームまで車幅方向に延び、左右端部が左右側のフレームにそれぞれ固定されている。
支持フレームは、車体フレームの左側フレームから右側フレームまで車幅方向に延び、左右端部が左右側のフレームにそれぞれ固定されている。
上記公報の車体フレーム構造によれば、フロアの中央にフロアトンネルを設けるだけで、ガス燃料タンクを取り付けることが可能になる。フロアの中央にフロアトンネルを設けるだけなので、ガス燃料タンクを横置きにした場合のように、フロアを車体フレームの左側フレームから右側フレームまで上方に隆起させる必要がない。このため、車室内のスペースを確保することができる。
ところで、特許文献1の車体フレーム構造は、車体フレームの左側フレームから右側フレームまで支持フレームを車幅方向に延ばし、左右端部を左右側のフレームで連結している。
しかし、車幅方向に延ばした支持フレームだけで左右側のフレームを連結するだけでは、車体フレームの剛性を高めることは難しく、この観点から改良の余地が残されていた。
しかし、車幅方向に延ばした支持フレームだけで左右側のフレームを連結するだけでは、車体フレームの剛性を高めることは難しく、この観点から改良の余地が残されていた。
本発明は、車室内のスペースを確保した状態でガス燃料タンクを取り付けることができ、かつ車体フレームの剛性を高めることができる車体フレーム構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体フロアの下方に設けられ、車体前後方向に延びる左右のサイドシルと、左右のサイドシルの車体内側に設けられ、車体前後方向に延びる左右のセンターフレームとを備えた車体フレーム構造において、前記左サイドシルおよび左センターフレームの前後端部を前後の左アウトリガーでそれぞれ接続し、前記右サイドシルおよび右センターフレームの前後端部を前後の右アウトリガーでそれぞれ接続し、左右のセンターフレーム間上方の前記車体フロアに、車室側に突出したフロアトンネルを形成し、このフロアトンネル内および左右のセンターフレーム間に、圧縮された高圧ガスを貯蔵するガス燃料タンクを、車体前後方向に延ばした状態で配置し、このガス燃料タンクを、左右のセンターフレームに取り付けたことを特徴とする。
ガス燃料タンクを、フロアトンネル内および左右のセンターフレーム間に、車体前後方向に延ばした状態で配置することで、ガス燃料タンクの全長を長くし、ガス燃料タンクの外径を小さく抑えることが可能になる。
これにより、フロアトンネルを車室側に大きく突出させなくても、フロアトンネル内にガス燃料タンクを配置することができる。
これにより、フロアトンネルを車室側に大きく突出させなくても、フロアトンネル内にガス燃料タンクを配置することができる。
また、左右のセンターフレームに、ガス燃料タンクを沿わせた状態で取り付けることで、ガス燃料タンクを車体フレーム構造の骨格部材として兼用し、左右のセンターフレームをガス燃料タンクで補強することができる。
ここで、ガス燃料タンクを車体フレーム構造の骨格部材として兼用することで、専用の補強部材を不要にすることが可能になり、重量の軽減を図ることもできる。
ここで、ガス燃料タンクを車体フレーム構造の骨格部材として兼用することで、専用の補強部材を不要にすることが可能になり、重量の軽減を図ることもできる。
請求項2は、前記左右のサイドシル、前記左右のセンターフレーム、前記左右のアウトリガーおよび前記ガス燃料タンクを、それぞれの下端部が同等の地上高になるように構成したことを特徴とする。
ここで、車両の最低地上高は一定の高さに確保する必要がある。よって、車体フレームよりもガス燃料タンクの地上高が低い場合には、ガス燃料タンクの地上高を最低地上高と同等の高さに設定する必要がある。
このため、車体フレームは、最低地上高より高い位置に設けられるので、車室の床面(フロア)を下げることが難しい。
このため、車体フレームは、最低地上高より高い位置に設けられるので、車室の床面(フロア)を下げることが難しい。
そこで、請求項2において、ガス燃料タンクを車体前後方向に延ばしてガス燃料タンクの外径を小さく抑え、ガス燃料タンクの下端を比較的上方に配置することで、ガス燃料タンクの下端を、左右のセンターフレームの下端に合わせるようにした。
よって、左右のサイドシル、左右のセンターフレームおよび左右のアウトリガーなどの車体フレームやガス燃料タンクの地上高を同等にすることができる。
これにより、車体フレーム構造の全体を最低地上高と同等の高さまで下げて、車室の床面(車体フロア)を下げることで、車室を広く確保することができる。
なお、地上高とは、地面からそれぞれの部材の下端までの高さをいう。
また、最低地上高とは、地面から車両の最下端までの高さをいう。
これにより、車体フレーム構造の全体を最低地上高と同等の高さまで下げて、車室の床面(車体フロア)を下げることで、車室を広く確保することができる。
なお、地上高とは、地面からそれぞれの部材の下端までの高さをいう。
また、最低地上高とは、地面から車両の最下端までの高さをいう。
請求項3は、前記ガス燃料タンクおよび前記フロアトンネルとの間の隙間に、ガス燃料タンクの上面に沿わせてトンネルフレームを配置し、このトンネルフレームを、少なくとも前記左右のアウトリガーの延長線上に配置するとともに、トンネルフレームの左右端部を、前記左右のセンターフレームにそれぞれ設けたことを特徴とする。
これにより、左右のアウトリガーおよびトンネルフレームで左右のサイドシルを一体に連結することが可能になり、車体フレーム構造の剛性をより一層高めることができる。
請求項4は、前記ガス燃料タンクの周壁に補強用の環状突起部を周設し、この環状突起部を、前記トンネルフレームに設けた移動防止孔に係合させるように構成したことを特徴とする。
ガス燃料タンクの環状突起部を、トンネルフレームに設けた移動防止孔に係合させることで、移動防止孔の周縁で環状突起部が車体前後方向に移動することを防ぎ、ガス燃料タンクが車体前後方向に移動することを防止できる。
請求項5は、前記左右のサイドシル、前記左右のセンターフレームおよび前記左右のアウトリガーは、それぞれ車体前後方向に押し出された押出し材で形成された部材であることを特徴とする。
これにより、押し出し成形の際に、サイドシルおよびアウトリガーのいずれか一方の部材に、接合代として接合フランジを押し出し成形することができる。この接合フランジを、他方の部材に接合することにより、サイドシルおよびアウトリガーを一体に連結する。
同様に、押し出し成形の際に、アウトリガーおよびセンターフレームのいずれか一方の部材に、接合代として接合フランジを押し出し成形することができる。この接合フランジを、他方の部材に接合することにより、アウトリガーおよびセンターフレームを一体に連結する。
同様に、押し出し成形の際に、アウトリガーおよびセンターフレームのいずれか一方の部材に、接合代として接合フランジを押し出し成形することができる。この接合フランジを、他方の部材に接合することにより、アウトリガーおよびセンターフレームを一体に連結する。
これにより、各々の部材を押し出し成形した後工程で、接合フランジを加工する必要がない。したがって、左右のサイドシル、左右のセンターフレームおよび左右のアウトリガーを簡単に形成することができる。
請求項6は、前記前左右のアウトリガーおよび後左右のアウトリガーの少なくとも一方に、左右の嵩上げ部材を載せ、左右の嵩上げ部材から左右のエンドフレームを延ばす構成とし、左右の嵩上げ部材を、車体前後方向に押し出された押出し材で形成したことを特徴とする。
ここで、左右のエンドフレームは、前左右のアウトリガーや後左右のアウトリガーより上方に位置している。このため、左右のエンドフレームを前左右のアウトリガーや後左右のアウトリガーに直接取り付ける場合には、左右のエンドフレームを上向きに曲げ加工して、左右のエンドフレームの先端部を上方に配置する必要がある。
左右のエンドフレームを曲げ加工する際に、加工精度が要求されている。
左右のエンドフレームを曲げ加工する際に、加工精度が要求されている。
そこで、請求項6において、左右のエンドフレームを、左右の嵩上げ部材を介して前左右のアウトリガーや後左右のアウトリガーに取り付けることにより、左右のエンドフレームを曲げ加工しなくても、左右のエンドフレームを前左右のアウトリガーや後左右のアウトリガーの上方に配置することができる。
左右のエンドフレームを曲げ加工する必要がないので、左右のエンドフレームの位置精度を確保し易く、生産性の向上を図ることができる。
左右のエンドフレームを曲げ加工する必要がないので、左右のエンドフレームの位置精度を確保し易く、生産性の向上を図ることができる。
さらに、左右の嵩上げ部材として、車体前後方向に押し出された押出し材を用いた。これにより、左右の嵩上げ部材を簡単に形成することができ、生産性の向上をさらに図ることができる。
本発明に係る車体フレーム構造では、フロアトンネル内にガス燃料タンクを配置することで、車室内のスペースを確保した状態でガス燃料タンクを取り付けることができるという利点がある。
また、本発明に係る車体フレーム構造では、車体フレームの構造において、特に、左右のセンターフレームをガス燃料タンクで補強することで、車体フレームの剛性を高めることができるという利点がある。
また、本発明に係る車体フレーム構造では、車体フレームの構造において、特に、左右のセンターフレームをガス燃料タンクで補強することで、車体フレームの剛性を高めることができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側を示す。
図1は本発明に係る第1実施の形態の車体フレーム構造を示す斜視図である。
車体フレーム構造10は、左右のサイドシル11,12を所定間隔をおいて互いに平行に、かつ車体前後方向に延ばした状態に備え、左右のサイドシル11,12の車体内側で、かつ車幅方向中央に左右のセンターフレーム13,14を一定間隔S(図2参照)をおいて車体前後方向に延ばした状態に備え、左右のサイドシル11,12および左右のセンターフレーム13,14の上方に車体フロア19を備える。
車体フレーム構造10は、左右のサイドシル11,12を所定間隔をおいて互いに平行に、かつ車体前後方向に延ばした状態に備え、左右のサイドシル11,12の車体内側で、かつ車幅方向中央に左右のセンターフレーム13,14を一定間隔S(図2参照)をおいて車体前後方向に延ばした状態に備え、左右のサイドシル11,12および左右のセンターフレーム13,14の上方に車体フロア19を備える。
この車体フレーム構造10は、左サイドシル11の前端部11aおよび左センターフレーム13の前端部13aを前左アウトリガー(左アウトリガー)15で接続するとともに、左サイドシル11の後端部11bおよび左センターフレーム13の後端部13bを後左アウトリガー(左アウトリガー)16で接続し、右サイドシル12の前端部12aおよび右センターフレーム14の前端部14aを前右アウトリガー(右アウトリガー)17で接続するとともに、右サイドシル12の後端部12bおよび右センターフレーム14の後端部14b(図2参照)を後右アウトリガー(右アウトリガー)18で接続し、左サイドシル11の後端部寄りの部位11cおよび左センターフレーム13の後端部寄りの部位13cを左補強部材21で接続し、右サイドシル12の後端部寄りの部位12cおよび右センターフレーム14の後端部寄りの部位14cを右補強部材22で接続したものである。
車体フレーム構造10は、前トンネルフレーム(トンネルフレーム)25が、前左右のアウトリガー15,17の延長線上に配置されるとともに、前トンネルフレーム25の左端部25aが、左センターフレーム13の前端部13aの上面に取り付けられ(図4、図5も参照)、前トンネルフレーム25の右端部25b(図4、図5参照)が、右センターフレーム14の前端部14aの上面に取り付けられている。
また、車体フレーム構造10は、後トンネルフレーム27(トンネルフレーム)が、後左右のアウトリガー16,18の延長線上に配置されるとともに、後トンネルフレーム27の左端部27aが、左センターフレーム13の後端部13bの上面に取り付けられ、後トンネルフレーム27の右端部27b(図2参照)が、右センターフレーム14の後端部14bの上面14dに取り付けられている。
さらに、車体フレーム構造10は、中央トンネルフレーム(トンネルフレーム)29が、左右の補強部材21,22の延長線上に配置されるとともに、中央トンネルフレーム29の左端部29aが、左センターフレーム13の後端部寄りの部位13cに取り付けられ、中央トンネルフレーム29の右端部29b(図2参照)が、右センターフレーム14の後端部寄りの部位14cに取り付けられている。
前トンネルフレーム25を、前左右のアウトリガー15,17の延長線上に設けた。また、後トンネルフレーム27を、後左右のアウトリガー16,18の延長線上に設けた。さらに、中央トンネルフレーム29を、左右の補強部材21,22の延長線上に設けた。
これにより、前左右のアウトリガー15,17および前トンネルフレーム25を直線上に配置し、これらの部材15,17,25で、左右のサイドシル11,12の前端部11a,12aおよび左右のセンターフレーム13,14の前端部13a,14aを一体に連結することが可能になる。
また、後左右のアウトリガー16,18および後トンネルフレーム27を直線上に配置し、これらの部材16,18,27で、左右のサイドシル11,12の後端部11b,12bおよび左右のセンターフレーム13,14の後端部13b,14bを一体に連結することが可能になる。
さらに、左右の補強部材21,22および中央トンネルフレーム29を直線上に配置し、これらの部材21,22,29で、左右のサイドシル11,12の後端部寄りの部位11c,12cおよび左右のセンターフレーム13,14の後端部寄りの部位13c,14cを一体に連結することが可能になる。
したがって、車体フレーム構造10の剛性をより一層高めることができる。
したがって、車体フレーム構造10の剛性をより一層高めることができる。
前トンネルフレーム25に前移動防止孔31を備えるとともに、後トンネルフレーム27に後移動防止孔32を備える。
前後のトンネルフレーム25,27に前後の移動防止孔31,32を備えた理由については図8で詳しく説明する。
前後のトンネルフレーム25,27に前後の移動防止孔31,32を備えた理由については図8で詳しく説明する。
前トンネルフレーム25は、車体前後方向に押し出された押出し材で形成され、複数の中空部33…(図5参照)を備えた湾曲状の部材である。
後トンネルフレーム27および中央トンネルフレーム29は、前トンネルフレーム25と同様に、車体前後方向に押し出された押出し材で形成され、複数の中空部(図示せず)を備えた湾曲状の部材である。
後トンネルフレーム27および中央トンネルフレーム29は、前トンネルフレーム25と同様に、車体前後方向に押し出された押出し材で形成され、複数の中空部(図示せず)を備えた湾曲状の部材である。
さらに、車体フレーム構造10は、前左アウトリガー15に前左中間部材37を備えるとともに、前右アウトリガー17に前右中間部材38を備え、後左アウトリガー16に後左中間部材44を備えるとともに、後右アウトリガー18に後右中間部材45を備える。
前左中間部材37と前右中間部材38とは左右対称の部材である。
後左中間部材44と後右中間部材とは左右対称の部材である。
前左中間部材37と前右中間部材38とは左右対称の部材である。
後左中間部材44と後右中間部材とは左右対称の部材である。
前左中間部材37に左フロントフレーム34を連結し、前右中間部材38に右フロントフレーム35を連結する。
これにより、前左右のアウトリガー15,17から左右のフロントフレーム(エンドフレーム)34,35をそれぞれ直交させて車体前方に延ばす。
これにより、前左右のアウトリガー15,17から左右のフロントフレーム(エンドフレーム)34,35をそれぞれ直交させて車体前方に延ばす。
後左中間部材44に左リヤフレーム41を連結し、後右中間部材45に右リヤフレーム42を連結する。
これにより、後左右のアウトリガー16,18から左右のリヤフレーム(エンドフレーム)41,42をそれぞれ直交させて車体後方に延ばす。
なお、後左中間部材44および後右中間部材45には、後クロスメンバー51が掛け渡されている。
これにより、後左右のアウトリガー16,18から左右のリヤフレーム(エンドフレーム)41,42をそれぞれ直交させて車体後方に延ばす。
なお、後左中間部材44および後右中間部材45には、後クロスメンバー51が掛け渡されている。
この車体フレーム構造10は、前トンネルフレーム25内の空間46(図2参照)、中央トンネルフレーム29内の空間47(図2参照)、後トンネルフレーム27内の空間48(図2参照)および左右のセンターフレーム13,14間の空間49(図2参照)に、ガス燃料タンク50が配置されている。
このガス燃料タンク50は、車体前後方向に延ばした状態で配置され、左右のセンターフレーム13,14に前後の支えフレーム52,53(後支えフレーム53は図2参照)を介して取り付けられている。
すなわち、ガス燃料タンク50は、前後のトンネルフレーム25,27内、中央トンネルフレーム29内および左右のセンターフレーム13,14間に、車体前後方向に延びた状態で取り付けられている。
すなわち、ガス燃料タンク50は、前後のトンネルフレーム25,27内、中央トンネルフレーム29内および左右のセンターフレーム13,14間に、車体前後方向に延びた状態で取り付けられている。
ここで、左右のセンターフレーム13,14は、車体幅より長く形成されている。よって、左右のセンターフレーム13,14間にガス燃料タンク50を配置することで、ガス燃料タンク50の全長L(図2参照)を長くし、ガス燃料タンク50の外径D(図2参照)を小さく抑えることが可能になる。
これにより、前後のトンネルフレーム25,27、および中央トンネルフレーム29を車室57側に大きく突出させなくても、各々のトンネルフレーム25,27,29内にガス燃料タンク50を配置することができる。
これにより、前後のトンネルフレーム25,27、および中央トンネルフレーム29を車室57側に大きく突出させなくても、各々のトンネルフレーム25,27,29内にガス燃料タンク50を配置することができる。
さらに、ガス燃料タンク50を、左右のセンターフレーム13,14に前後の支えフレーム52,53を介して取り付けた。
左右のセンターフレーム13,14に、ガス燃料タンク50を沿わせた状態で取り付けることで、ガス燃料タンク50を車体フレーム構造10の骨格部材として兼用し、左右のセンターフレーム13,14をガス燃料タンク50で補強することができる。
ガス燃料タンク50を車体フレーム構造10の骨格部材として兼用することで、専用の補強部材を不要にし、重量の軽減を図ることができる。
左右のセンターフレーム13,14に、ガス燃料タンク50を沿わせた状態で取り付けることで、ガス燃料タンク50を車体フレーム構造10の骨格部材として兼用し、左右のセンターフレーム13,14をガス燃料タンク50で補強することができる。
ガス燃料タンク50を車体フレーム構造10の骨格部材として兼用することで、専用の補強部材を不要にし、重量の軽減を図ることができる。
ガス燃料タンク50は、圧縮された高圧ガス(一例として、水素ガス)を貯蔵するタンクであり、内圧を許容するため円筒形状に形成されている。
このガス燃料タンク50は、一例として、内部(コア)がアルミニウム製の容器(図示せず)に形成され、この容器の外周に樹脂製の繊維(ファイバー)が巻き付けられ、図2に示すように、前端部50a近傍の周壁および後端部50b近傍の周壁にそれぞれ前後の環状突起部(環状突起部)55,56が形成(周設)されている。
このガス燃料タンク50は、一例として、内部(コア)がアルミニウム製の容器(図示せず)に形成され、この容器の外周に樹脂製の繊維(ファイバー)が巻き付けられ、図2に示すように、前端部50a近傍の周壁および後端部50b近傍の周壁にそれぞれ前後の環状突起部(環状突起部)55,56が形成(周設)されている。
前後の環状突起部55,56は、ガス燃料タンク50を補強するための肉厚部材である。
前環状突起部55を、前トンネルフレーム25に設けた前移動防止孔31内に係合させるとともに、後環状突起部56を、後トンネルフレーム27に設けた後移動防止孔32内に係合させる。
前後の環状突起部55,56を前記の移動防止孔31,32内に係合させた理由については図8で詳しく説明する。
前環状突起部55を、前トンネルフレーム25に設けた前移動防止孔31内に係合させるとともに、後環状突起部56を、後トンネルフレーム27に設けた後移動防止孔32内に係合させる。
前後の環状突起部55,56を前記の移動防止孔31,32内に係合させた理由については図8で詳しく説明する。
また、車体フレーム構造10は、左右のサイドシル11,12や左右のセンターフレーム13,14などに載せる車体フロア19を備える。よって、左右のサイドシル11,12や左右のセンターフレーム13,14などは車体フロア19の下方に位置する。
車体フロア19は、左右のセンターフレーム13,14間の上方に、車室57側に突出したフロアトンネル58が形成されている。
車体フロア19は、左右のセンターフレーム13,14間の上方に、車室57側に突出したフロアトンネル58が形成されている。
フロアトンネル58とガス燃料タンク50との間の隙間61(図4、図6参照)に、ガス燃料タンク51の上面に沿わせて前後のトンネルフレーム25,27および中央トンネルフレーム29を配置する。
前述したように、前後のトンネルフレーム25,27、および中央トンネルフレーム29を車室57側に大きく突出させなくても、各々のトンネルフレーム25,27,29内にガス燃料タンク50を配置することが可能なので、フロアトンネル58を車室57側に大きく突出させる必要がない。
前述したように、前後のトンネルフレーム25,27、および中央トンネルフレーム29を車室57側に大きく突出させなくても、各々のトンネルフレーム25,27,29内にガス燃料タンク50を配置することが可能なので、フロアトンネル58を車室57側に大きく突出させる必要がない。
前左アウトリガー15は、外側部材63と内側部材64にとの間に前左中間部材37を備え、それぞれの部材63,64,37が、車体前後方向に押し出された押出し材で形成されている。
前右アウトリガー17は、前左アウトリガー15と左右対称の部材であり、前左アウトリガー15で前右アウトリガー17の説明を兼ねるものとする。
前右アウトリガー17は、前左アウトリガー15と左右対称の部材であり、前左アウトリガー15で前右アウトリガー17の説明を兼ねるものとする。
後左アウトリガー16は、外側部材66と内側部材67にとの間に後左中間部材44を設けたものである。内側部材67は、前内側部材68と後内側部材69とからなる。
外側部材66、前内側部材68、後内側部材69および後左中間部材44は、車体前後方向に押し出された押出し材で形成された部材である。
後右アウトリガー18は、後左アウトリガー16と左右対称の部材であり、後左アウトリガー16で後右アウトリガー18の説明を兼ねるものとする。
外側部材66、前内側部材68、後内側部材69および後左中間部材44は、車体前後方向に押し出された押出し材で形成された部材である。
後右アウトリガー18は、後左アウトリガー16と左右対称の部材であり、後左アウトリガー16で後右アウトリガー18の説明を兼ねるものとする。
図2は第1実施の形態に係る車体フレーム構造からガス燃料タンクを外した状態を示す斜視図である。図3は図2の3部拡大図である。
前支えフレーム52にガス燃料タンク50の前端部50aを載置するとともに、ガス燃料タンク50の前環状突起部55を前移動防止溝71(図4、図5も参照)に差し込む。
前移動防止溝71は、前支えフレーム52の上面に形成された溝である。
前支えフレーム52にガス燃料タンク50の前端部50aを載置するとともに、ガス燃料タンク50の前環状突起部55を前移動防止溝71(図4、図5も参照)に差し込む。
前移動防止溝71は、前支えフレーム52の上面に形成された溝である。
同様に、後支えフレーム53にガス燃料タンク50の後端部50bを載置するとともに、ガス燃料タンク50の後環状突起部56を後移動防止溝72に差し込む。
後移動防止溝72は、後支えフレーム53の上面に形成された溝である。
後移動防止溝72は、後支えフレーム53の上面に形成された溝である。
前環状突起部55に隣接させて前取付バンド74の中央湾曲部をガス燃料タンク50に載せ、前取付バンド74の両端部をボルト75,75(奥側のボルト75は図4、図5参照)で前支えフレーム52に取り付ける。
後環状突起部56に隣接させて後取付バンド76の中央湾曲部をガス燃料タンク50に載せ、後取付バンド76の両端部をボルト77,77(奥側のボルト77は図6、図7参照)で後支えフレーム53に取り付ける。
後環状突起部56に隣接させて後取付バンド76の中央湾曲部をガス燃料タンク50に載せ、後取付バンド76の両端部をボルト77,77(奥側のボルト77は図6、図7参照)で後支えフレーム53に取り付ける。
この状態で、ガス燃料タンク50の前端部50aの周壁下部が前支えフレーム52に載置され、ガス燃料タンク50の後端部50bの周壁下部が後支えフレーム53に載置される。
左センターフレーム13の前端部13aの下端および右センターフレーム14の前端部14aの下端に、前支えフレーム52をボルト78…で取り付ける(図4、図5も参照)。
同様に、左センターフレーム13の後端部13bの下端および右センターフレーム14の後端部14bの下端に、後支えフレーム53をボルト78…で取り付ける。
これにより、ガス燃料タンク50を前後の支えフレーム52,53を介して左右のセンターフレーム13,14に取り付ける。
左センターフレーム13の前端部13aの下端および右センターフレーム14の前端部14aの下端に、前支えフレーム52をボルト78…で取り付ける(図4、図5も参照)。
同様に、左センターフレーム13の後端部13bの下端および右センターフレーム14の後端部14bの下端に、後支えフレーム53をボルト78…で取り付ける。
これにより、ガス燃料タンク50を前後の支えフレーム52,53を介して左右のセンターフレーム13,14に取り付ける。
前支えフレーム52を、前トンネルフレーム25の下方、すなわち前左右のアウトリガー15,17の延長線上に設けた。また、後支えフレーム53を、後トンネルフレーム27の下方、すなわち後左右のアウトリガー16,18の延長線上に設けた。
これにより、車体フレーム構造10の剛性をより一層高めることができる。
これにより、車体フレーム構造10の剛性をより一層高めることができる。
また、左右のセンターフレーム13,14の前端部13a,14aの下端に前支えフレーム52を取り付けることで、前端部13a,14a間にガス燃料タンク50の前端部50aを収納する空間を確保することが可能になる。
さらに、左右のセンターフレーム13,14の後端部13b,14bの下端に後支えフレーム53を取り付けることで、後端部13b,14b間にガス燃料タンク50の後端部50bを収納する空間を確保することが可能になる。
よって、ガス燃料タンク50の全長Lを長く確保することができる。
さらに、左右のセンターフレーム13,14の後端部13b,14bの下端に後支えフレーム53を取り付けることで、後端部13b,14b間にガス燃料タンク50の後端部50bを収納する空間を確保することが可能になる。
よって、ガス燃料タンク50の全長Lを長く確保することができる。
ここで、前支えフレーム52は、一例として、車体前後方向に押し出された押出し材で形成され、複数の中空部54…(図4、図5参照)を備えた部材である。
後支えフレーム53は、一例として、車体前後方向に押し出された押出し材で形成され、複数の中空部54…(図6、図7参照)を備えた部材である。
後支えフレーム53は、一例として、車体前後方向に押し出された押出し材で形成され、複数の中空部54…(図6、図7参照)を備えた部材である。
左支えフレーム81に、一例として薄型の燃料電池82を取り付ける。具体的には、左支えフレーム81に燃料電池82を載せ、この燃料電池82を、図示しないボルトなどで左支えフレーム81に取り付ける。
左支えフレーム81を、左サイドシル11および左センターフレーム13にボルト83…で取り付けることにより(図6、図7も参照)、左サイドシル11および左センターフレーム13間の左空間84に燃料電池82を収納する。
左支えフレーム81を、左サイドシル11および左センターフレーム13にボルト83…で取り付けることにより(図6、図7も参照)、左サイドシル11および左センターフレーム13間の左空間84に燃料電池82を収納する。
ここで、左支えフレーム81は、車体前後方向に押し出された押出し材で形成された部材である。
なお、燃料電池82は、燃料電池自動車に搭載することでエネルギー源をして用いられる。
なお、燃料電池82は、燃料電池自動車に搭載することでエネルギー源をして用いられる。
右支えフレーム86に、一例としてパワーコントロールユニット87を取り付ける。具体的には、右支えフレーム86にパワーコントロールユニット87を載せ、このパワーコントロールユニット87を、図示しないボルトなどで右支えフレーム86に取り付ける。
右支えフレーム86を、右サイドシル12および右センターフレーム14にボルト88…で取り付けることにより、右サイドシル12および右センターフレーム14間の右空間89にパワーコントロールユニット87を収納する。
右支えフレーム86を、右サイドシル12および右センターフレーム14にボルト88…で取り付けることにより、右サイドシル12および右センターフレーム14間の右空間89にパワーコントロールユニット87を収納する。
ここで、右支えフレーム86は、車体前後方向に押し出された押出し材で形成された部材である。
なお、パワーコントロールユニット87は、例えば、自動車の走行状態に応じて燃料電池83による駆動を好適に制御するものである。
なお、パワーコントロールユニット87は、例えば、自動車の走行状態に応じて燃料電池83による駆動を好適に制御するものである。
図4は図1の4−4線断面図であり、車体フロアを取り付けた状態を示す。図5は第1実施の形態に係る車体フレーム構造の左右のセンターフレームからガス燃料タンクを外した状態を示す断面図である。
左サイドシル11は、2つの中空部91,92を備え、車体前後方向に押し出された押出し材で形成された部材である(図1、図2も参照)。
図1、図2に示すように、右サイドシル12は、左サイドシル11と左右対称の部材であり、左サイドシル11と同様に、車体前後方向に押し出された押出し材で形成された部材である。
左サイドシル11は、2つの中空部91,92を備え、車体前後方向に押し出された押出し材で形成された部材である(図1、図2も参照)。
図1、図2に示すように、右サイドシル12は、左サイドシル11と左右対称の部材であり、左サイドシル11と同様に、車体前後方向に押し出された押出し材で形成された部材である。
左センターフレーム13は、断面略矩形状の中空体で、車体前後方向に押し出された押出し材で形成された部材である(図1、図2も参照)。
右センターフレーム14は、左センターフレーム13と左右対称の部材であり、車体前後方向に押し出された押出し材で形成された部材である(図1、図2も参照)。
右センターフレーム14は、左センターフレーム13と左右対称の部材であり、車体前後方向に押し出された押出し材で形成された部材である(図1、図2も参照)。
前左アウトリガー15は、外側部材63と内側部材64にとの間に前左中間部材37を備える。
外側部材63は、上面部94および下面部95が一定間隔D1をおいて形成され、上面部94および下面部95間に補強リブ96を形成したものである。
外側部材63は、上面部94および下面部95が一定間隔D1をおいて形成され、上面部94および下面部95間に補強リブ96を形成したものである。
上面部94の左上接合フランジ97を車体外側に向けて、角度θの上り勾配で突出させる。左上接合フランジ97は、左サイドシル11の上部接合面98に重なった状態で接合する部位である。
ここで、左端の補強リブ99の傾斜角も左上接合フランジ97と同様に角度θの上り勾配で形成されている。よって、左端の補強リブ99と上面部94の左上接合フランジ97とは同一直線上に配置されている。
角度θは、一例として80°である。
ここで、左端の補強リブ99の傾斜角も左上接合フランジ97と同様に角度θの上り勾配で形成されている。よって、左端の補強リブ99と上面部94の左上接合フランジ97とは同一直線上に配置されている。
角度θは、一例として80°である。
一方、下面部95の左下接合フランジ101を車体外側に向けて水平に突出する。左下接合フランジ101は、左サイドシル11の下端部102の下部接合面102aに重なった状態で接合する部位である。
ここで、下面部95と左下接合フランジ101とは同一直線上に水平に配置されている。
ここで、下面部95と左下接合フランジ101とは同一直線上に水平に配置されている。
このように、左端の補強リブ99と左上接合フランジ97とを同一直線上に配置し、かつ下面部95と左下接合フランジ101とを同一直線上に配置することで、左サイドシル11の上部接合面98および下部接合面102aの位置公差を比較的容易に許容することが可能になる。
よって、左上接合フランジ97を上部接合面98に容易に、かつ良好に重ね合わせることができ、さらに、左下接合フランジ101を下部接合面102aに容易に、かつ良好に重ね合わせることが可能であり、生産性の向上を図ることができる。
また、上面部94の右上接合フランジ104を車体内側に向けて水平に突出する。右上接合フランジ104は、前左中間部材37の左上接合フランジ105の接合面に重なった状態で接合する部位である。
一方、下面部95の右下接合フランジ106を車体内側に向けて水平に突出する。右下接合フランジ106は、前左中間部材37の左下接合フランジ107の接合面に重なった状態で接合する部位である。
一方、下面部95の右下接合フランジ106を車体内側に向けて水平に突出する。右下接合フランジ106は、前左中間部材37の左下接合フランジ107の接合面に重なった状態で接合する部位である。
内側部材64は、外側部材63と同様に、上面部111および下面部112が一定間隔D1をおいて形成され、上面部111および下面部112間に補強リブ113を形成したものである。
上面部111の左上接合フランジ114を車体外側に向けて水平に突出する。左上接合フランジ114は、前左中間部材37の右上接合フランジ115の接合面に重なった状態で接合する部位である。
一方、下面部112の左下接合フランジ116を車体外側に向けて水平に突出する。左下接合フランジ116は、前左中間部材37の右下接合フランジ117に重なった状態で接合する部位である。
一方、下面部112の左下接合フランジ116を車体外側に向けて水平に突出する。左下接合フランジ116は、前左中間部材37の右下接合フランジ117に重なった状態で接合する部位である。
また、上面部111の右上接合フランジ118を車体内側に向けて水平に突出する。右上接合フランジ118は、左センターフレーム13の上接合面119に重なった状態で接合する部位である。
一方、下面部112の右下接合フランジ121を車体内側に向けて水平に突出する。右下接合フランジ121は、左センターフレーム13の下端部122(図5参照)の下接合面122aに重なった状態で接合する部位である。
一方、下面部112の右下接合フランジ121を車体内側に向けて水平に突出する。右下接合フランジ121は、左センターフレーム13の下端部122(図5参照)の下接合面122aに重なった状態で接合する部位である。
前左中間部材37は、上面部123および下面部124が一定間隔D2をおいて形成され、上面部123および下面部124間に補強リブ125を形成したものである。
ここで、前左中間部材37の上面部123および下面部124の一定間隔D2、外側部材63の上面部94および下面部95の一定間隔D1、および内側部材64の上面部111および下面部112の一定間隔D1の関係を以下に示す。
D2=D1−2×T
D2=D1−2×T
但し、Tは、外側部材63を構成する上面部94、下面部95、左上下の接合フランジ97,101、および右上下の接合フランジ104,106の厚さであり、また、内側部材64を構成する上面部111、下面部112、左上下の接合フランジ114,116、および右上下の接合フランジ118,121の厚さである。
前左アウトリガー15を構成する外側部材63、内側部材64および前左中間部材37は、車体前後方向に押し出された押出し材で形成されている(図1、図2も参照)。
図1、図2に示すように、前右アウトリガー17は、前左アウトリガー15と左右対称の部材であり、前左アウトリガー15と同様に、車体前後方向に押し出された押出し材で形成された部材である。
図1、図2に示すように、前右アウトリガー17は、前左アウトリガー15と左右対称の部材であり、前左アウトリガー15と同様に、車体前後方向に押し出された押出し材で形成された部材である。
以上説明したように、左右のサイドシル11,12、左右のセンターフレーム13,14、前左アウトリガー15および前右アウトリガー17として、車体前後方向に押し出し成形した押出し材を用いた。
以下、左サイドシル11、左センターフレーム13および前左アウトリガー15について説明し、右サイドシル12、右センターフレーム14および前右アウトリガー17についての説明を省略する。
以下、左サイドシル11、左センターフレーム13および前左アウトリガー15について説明し、右サイドシル12、右センターフレーム14および前右アウトリガー17についての説明を省略する。
前左アウトリガー15の外側部材63を車体前後方向に押し出し成形することで、押出し成形の際に、左上下の接合フランジ97,101、および右上下の接合フランジ104,106を同時に成形することができる。
また、前左アウトリガー15の内側部材64を車体前後方向に押し出し成形することで、押出し成形の際に、左上下の接合フランジ114,116、および右上下の接合フランジ118,121を同時に成形することができる。
さらに、前左アウトリガー15の前左中間部材37を車体前後方向に押し出し成形することで、押出し成形の際に、左上下の接合フランジ105,107、および右上下の接合フランジ115,117を同時に成形することができる。
また、左サイドシル11を車体前後方向に押し出し成形することで、押出し成形の際に、上部接合面98および下部接合面102aを同時に成形することができる。
さらに、左センターフレーム13を車体前後方向に押し出し成形することで、押出し成形の際に、上接合面119および下接合面122aを同時に成形することができる。
さらに、左センターフレーム13を車体前後方向に押し出し成形することで、押出し成形の際に、上接合面119および下接合面122aを同時に成形することができる。
これにより、前左アウトリガー15、左サイドシル11および左センターフレーム13を押し出し成形した後工程で、それぞれの部材に接合フランジを加工する必要がない。したがって、前左アウトリガー15、左サイドシル11および左センターフレーム13を簡単に形成することができる。
さらに、前左中間部材37を車体前後方向に押し出された押出し材で形成することで、押し出し成形の際に、左上下の接合フランジ105,107および右上下の接合フランジ115,117を押し出し成形することができる。
これにより、前左中間部材37を押し出し成形した後工程で、左上下の接合フランジ105,107および右上下の接合フランジ115,117を加工する必要がないので、前左中間部材37を簡単に形成することができる。
これにより、前左中間部材37を押し出し成形した後工程で、左上下の接合フランジ105,107および右上下の接合フランジ115,117を加工する必要がないので、前左中間部材37を簡単に形成することができる。
左右のセンターフレーム13,14の前端部13a,14aに、前支えフレーム52が取り付けられている。
具体的には、前支えフレーム52の左取付片52aを右下接合フランジ121に下側から当て、ボルト78…およびナット127…で左センターフレーム13の下端部122に取り付ける。
同様に、前支えフレーム52の右取付片52bを、右センターフレーム14の下端部129に接合した接合フランジ121に下側から当て、ボルト78…およびナット127…で右センターフレーム14の下端部129に取り付ける。
接合フランジ121は、右センターフレーム14の下端部129に接合されている。
同様に、前支えフレーム52の右取付片52bを、右センターフレーム14の下端部129に接合した接合フランジ121に下側から当て、ボルト78…およびナット127…で右センターフレーム14の下端部129に取り付ける。
接合フランジ121は、右センターフレーム14の下端部129に接合されている。
よって、前支えフレーム52が、左右のセンターフレーム13,14の前端部13a,14a(詳しくは、下端部122,129)にボルト78…およびナット127…で取り付けられる。
図2に示す後支えフレーム53は、前支えフレーム52と同様に、4本のボルト83…で左右のセンターフレーム13,14の後端部13b,14bに取り付けられる。
左右のセンターフレーム13,14に前後の支えフレーム52,53を取り付けることで、前後の支えフレーム52,53を介してガス燃料タンク50を左右のセンターフレーム13,14に取り付ける。
左右のセンターフレーム13,14に前後の支えフレーム52,53を取り付けることで、前後の支えフレーム52,53を介してガス燃料タンク50を左右のセンターフレーム13,14に取り付ける。
ここで、車体フレーム構造10は、左右のサイドシル11,12(右サイドシル12は図1、図2参照)の下端部102、左右のセンターフレーム11,12の下端部122,129、および前左右のアウトリガー15,17の下端部133,134が、それぞれ略同等の地上高Hになるように構成されている。
なお、地上高Hは、地面136からそれぞれの部材の下端部までの高さをいう。
なお、地上高Hは、地面136からそれぞれの部材の下端部までの高さをいう。
加えて、図1で説明したように、左右のセンターフレーム13,14間にガス燃料タンク50を配置することで、ガス燃料タンク50の全長L(図2参照)を長くし、ガス燃料タンク50の外径D(図2参照)を小さく抑えた。
よって、左右のサイドシル11,12、左右のセンターフレーム11,12、前左右のアウトリガー15,17、およびガス燃料タンク50を、それぞれの下端が略同等の地上高になるように構成することが可能になる。
図4および図5では、前左アウトリガー15および前右アウトリガー17について説明したが、後左アウトリガー16および後右アウトリガー18も、前左アウトリガー15および前右アウトリガー17と同様に構成されている。
これにより、車体フレーム構造10の全体を最低地上高と同等の高さまで下げて、車室57の車体フロア(床面)19を下げ、車室57を広く確保することができる。
これにより、車体フレーム構造10の全体を最低地上高と同等の高さまで下げて、車室57の車体フロア(床面)19を下げ、車室57を広く確保することができる。
図6は図1の6−6線断面図であり、車体フロアを取り付けた状態を示す。図7は第1実施の形態に係る車体フレーム構造の左サイドシルおよび左センターフレームから薄型燃料電池を外した状態を示す断面図である。
左支えフレーム81の左取付片81aが、ボルト83…およびナット128…で左サイドシル11の下端部102に取り付けられている。
左支えフレーム81の左取付片81aが、ボルト83…およびナット128…で左サイドシル11の下端部102に取り付けられている。
同様に、左支えフレーム81の右取付片81bが、ボルト83…およびナット128…で左センターフレーム13の下端部122に取り付けられている。
よって、左支えフレーム81を、左サイドシル11および左センターフレーム13に取り付け、左サイドシル11および左センターフレーム13間の左空間84に燃料電池82を収納する。
よって、左支えフレーム81を、左サイドシル11および左センターフレーム13に取り付け、左サイドシル11および左センターフレーム13間の左空間84に燃料電池82を収納する。
図8は図1の8−8線断面図である。この図で、前後の移動防止孔31,32を設けた理由について説明する。
すなわち、ガス燃料タンク50の前端部50aに前環状突起部55を設け、後端部50bに後環状突起部56を設けた。
すなわち、ガス燃料タンク50の前端部50aに前環状突起部55を設け、後端部50bに後環状突起部56を設けた。
前環状突起部55の上部55aを前移動防止孔31に係合させた。前移動防止孔31は、前トンネルフレーム25に設けた孔である。
さらに、前環状突起部55の下部55bを前移動防止溝71に係合させた。前移動防止溝71は、前支えフレーム52に設けた溝である。
さらに、前環状突起部55の下部55bを前移動防止溝71に係合させた。前移動防止溝71は、前支えフレーム52に設けた溝である。
一方、後環状突起部56の上部56aを後移動防止孔32に係合させた。後移動防止孔32は、後トンネルフレーム27に設けた孔である。
さらに、後環状突起部56の下部56bを後移動防止溝72に係合させた。後移動防止溝72は、後支えフレーム53に設けた溝である。
さらに、後環状突起部56の下部56bを後移動防止溝72に係合させた。後移動防止溝72は、後支えフレーム53に設けた溝である。
よって、前移動防止孔31の前後の周縁31a,31bが、前環状突起部55の上部55aに当接、または隣接する。さらに、後移動防止孔32の前後の周縁32a,32bが、後環状突起部56の上部56a,56aに当接、または隣接する。
一方、前移動防止溝71の前後の周縁71a,71bが、前環状突起部55の下部55bに当接、または隣接する。さらに、後移動防止溝72の前後の周縁72a,72bが、後環状突起部56の下部56bに当接、または隣接する。
これにより、前後の移動防止孔31,32および前後の移動防止溝71,72で、ガス燃料タンク50が車体前後方向に移動することを防止して、ガス燃料タンク50を所定位置に位置決めした状態に保つことができる。
第2実施の形態
図9は本発明に係る第2実施の形態の車体フレーム構造を示す斜視図である。
車体フレーム構造140は、前左アウトリガー15に前左嵩上げ部材(左嵩上げ部材)141を載せ、前左嵩上げ部材141から左フロントフレーム142を延ばし、前右アウトリガー17に前右嵩上げ部材(右嵩上げ部材)144を載せ、前右嵩上げ部材144から右フロントフレーム145を延ばしたもので、その他の構成を第1実施の形態の車体フレーム構造10と同様にしたものである。
図9は本発明に係る第2実施の形態の車体フレーム構造を示す斜視図である。
車体フレーム構造140は、前左アウトリガー15に前左嵩上げ部材(左嵩上げ部材)141を載せ、前左嵩上げ部材141から左フロントフレーム142を延ばし、前右アウトリガー17に前右嵩上げ部材(右嵩上げ部材)144を載せ、前右嵩上げ部材144から右フロントフレーム145を延ばしたもので、その他の構成を第1実施の形態の車体フレーム構造10と同様にしたものである。
具体的には、前左アウトリガー15に備えた前左中間部材37の上部37aに前左嵩上げ部材141を載せて重ね合わせ、この前左嵩上げ部材141に左フロントフレーム142の後端部142aを載せて重ね合わせることにより左フロントフレーム142を前左アウトリガー15に取り付ける。
さらに、前右アウトリガー17に備えた前右中間部材38の上部38aに前右嵩上げ部材144を載せて重ね合わせ、前右嵩上げ部材144に右フロントフレーム145の後端部145を載せて重ね合わせることにより右フロントフレーム145を前右アウトリガー17に取り付ける。
前左嵩上げ部材141および前右嵩上げ部材144を車体前後方向に押し出された押出し材で形成した。
これにより、前左嵩上げ部材141および前右嵩上げ部材144を簡単に形成することができ、生産性の向上を図ることができる。
これにより、前左嵩上げ部材141および前右嵩上げ部材144を簡単に形成することができ、生産性の向上を図ることができる。
ここで、左右のフロントフレーム142,145は、前左アウトリガー15および前右アウトリガー17よりそれぞれ上方に位置している。
このため、第1実施の形態に示すように、左右のフロントフレーム34,35(図1参照)を前左アウトリガー15および前右アウトリガー17に直接取り付ける場合には、左右のフロントフレーム34,35を曲げ加工して、前端部34a,35aを上方に配置する必要がある。
左右のフロントフレーム34,35を曲げ加工する際に、加工精度が要求されている。
このため、第1実施の形態に示すように、左右のフロントフレーム34,35(図1参照)を前左アウトリガー15および前右アウトリガー17に直接取り付ける場合には、左右のフロントフレーム34,35を曲げ加工して、前端部34a,35aを上方に配置する必要がある。
左右のフロントフレーム34,35を曲げ加工する際に、加工精度が要求されている。
そこで、第2実施の形態の車体フレーム構造140において、左右のフロントフレーム142,145を、前左嵩上げ部材141および前右嵩上げ部材144を介して、前左アウトリガー15および前右アウトリガー17に取り付けた。
よって、第2実施の形態の車体フレーム構造140によれば、左右のフロントフレーム142,145を曲げ加工しなくても、左右のフロントフレーム142,145を、前左アウトリガー15および前右アウトリガー17の上方に配置することができる。
この際、左右のフロントフレーム142,145を曲げ加工する必要がないので、左右のフロントフレーム142,145の位置精度を確保し易く、生産性の向上を図ることができる。
この際、左右のフロントフレーム142,145を曲げ加工する必要がないので、左右のフロントフレーム142,145の位置精度を確保し易く、生産性の向上を図ることができる。
第3実施の形態
図10は本発明に係る第3実施の形態の車体フレーム構造を示す斜視図である。
車体フレーム構造150は、中央支えフレーム151を、中央トンネルフレーム29(図1、図2参照)の下方、すなわち左右の補強部材21,22(図1、図2参照)の延長線上に設けたもので、その他の構成を第1実施の形態の車体フレーム構造10と同様にしたものである。
図10は本発明に係る第3実施の形態の車体フレーム構造を示す斜視図である。
車体フレーム構造150は、中央支えフレーム151を、中央トンネルフレーム29(図1、図2参照)の下方、すなわち左右の補強部材21,22(図1、図2参照)の延長線上に設けたもので、その他の構成を第1実施の形態の車体フレーム構造10と同様にしたものである。
中央支えフレーム151の左取付片151aを左センターフレーム13の下端部122(図6参照)にボルト152,152で取り付ける。加えて、中央支えフレーム151の右取付片151bを右センターフレーム14の下端部129(図6参照)にボルト152,152で取り付ける。
また、中央支えフレーム151に、ガス燃料タンク50の後端部寄りの部位50cを載せる。これにより、中央支えフレーム151で、ガス燃料タンク50の後端部寄りの部位50cを支えることができる。
また、中央支えフレーム151に、ガス燃料タンク50の後端部寄りの部位50cを載せる。これにより、中央支えフレーム151で、ガス燃料タンク50の後端部寄りの部位50cを支えることができる。
第3実施の形態の車体フレーム構造150によれば、車体フレーム構造150の剛性をより一層高めることができる。
なお、前記実施の形態では、トンネルフレームとして、前後のトンネルフレーム25,27、中央トンネルフレーム29を間隔をおいて設けた例について説明したが、これに限らないで、一個のトンネルフレームを、左右のセンターフレーム13,14の前端部13a,14aから後端部13b,14bまで延ばすように構成することも可能である。
また、前記実施の形態では、前左アウトリガー15を外側部材63、内側部材64および前左中間部材37の3部材で構成し、後左アウトリガー16を外側部材66、内側部材67および後左中間部材44の3部材で構成した例について説明したが、これに限らないで、前左アウトリガー15や後左アウトリガー16をそれぞれ一体に形成することも可能である。
さらに、前記実施の形態では、前左アウトリガー15に接合フランジを設け、接合フランジを左サイドシル11および左センターフレーム13に接合した例について説明したが、これに限らないで、左サイドシル11および左センターフレーム13に接合フランジを設け、この接合フランジを前左アウトリガー15に接合することも可能である。
また、前記第2実施の形態では、前左アウトリガー15および前右アウトリガー17に、それぞれ前左嵩上げ部材141および前右嵩上げ部材144を一個ずつ載せた例について説明したが、これに限らないで、嵩上げ部材を複数個載せることも可能である。これにより、嵩上げ量を任意に調整することができる。
さらに、前記第2実施の形態では、左右のフロントフレーム142,145を、前左嵩上げ部材141および前右嵩上げ部材144を介して、前左アウトリガー15および前右アウトリガー17に取り付けた例について説明したが、これに限らないで、左右のリヤフレーム142,145を、後左嵩上げ部材および後右嵩上げ部材を介して、後左アウトリガー16および後右アウトリガー18(図1参照)に取り付けることも可能である。
本発明は、ガス燃料タンクを取り付ける車体フレーム構造で、自動車への適用に好適である。
10,140,150…車体フレーム構造、11…左サイドシル、11a…左サイドシルの前端部、11b…左サイドシルの後端部、12…右サイドシル、12a…右サイドシルの前端部、12b…右サイドシルの後端部、13…左センターフレーム、13a…左センターフレームの前端部、13b…左センターフレームの後端部、14…右センターフレーム、14a…右センターフレームの前端部、14b…右センターフレームの後端部、15…前左アウトリガー(左アウトリガー)、16…後左アウトリガー(左アウトリガー)、17…前右アウトリガー(右アウトリガー)、18…後右アウトリガー(右アウトリガー)、19…車体フロア、25…前トンネルフレーム(トンネルフレーム)、25a…前トンネルフレームの左端部、25b…前トンネルフレームの右端部、27…後トンネルフレーム(トンネルフレーム)、27a…後トンネルフレームの左端部、27b…後トンネルフレームの右端部、29…中央トンネルフレーム(トンネルフレーム)、29a…中央トンネルフレームの左端部、29b…中央トンネルフレームの右端部、31…前移動防止孔、32…後移動防止孔、34…左フロントフレーム(エンドフレーム)、35…右フロントフレーム(エンドフレーム)、41…左リヤフレーム(エンドフレーム)、42…右リヤフレーム(エンドフレーム)、48…フロアトンネル、50…ガス燃料タンク、55…前環状突起部(環状突起部)、56…後環状突起部(環状突起部)、61…隙間、102…左サイドシルの下端部、122…左センターフレームの下端部、129…右センターフレームの下端部、133…左アウトリガーの下端部、134…右アウトリガーの下端部、135…ガス燃料タンクの下端部、141…前左嵩上げ部材(左嵩上げ部材)、144…前右嵩上げ部材(右嵩上げ部材)、H…地上高。
Claims (6)
- 車体フロアの下方に設けられ、車体前後方向に延びる左右のサイドシルと、左右のサイドシルの車体内側に設けられ、車体前後方向に延びる左右のセンターフレームとを備えた車体フレーム構造において、
前記左サイドシルおよび左センターフレームの前後端部を前後の左アウトリガーでそれぞれ接続し、
前記右サイドシルおよび右センターフレームの前後端部を前後の右アウトリガーでそれぞれ接続し、
左右のセンターフレーム間上方の前記車体フロアに、車室側に突出したフロアトンネルを形成し、
このフロアトンネル内および左右のセンターフレーム間に、圧縮された高圧ガスを貯蔵するガス燃料タンクを、車体前後方向に延ばした状態で配置し、
このガス燃料タンクを、左右のセンターフレームに取り付けたことを特徴とする車体フレーム構造。 - 前記左右のサイドシル、前記左右のセンターフレーム、前記左右のアウトリガーおよび前記ガス燃料タンクを、それぞれの下端部が同等の地上高になるように構成したことを特徴とする請求項1記載の車体フレーム構造。
- 前記ガス燃料タンクおよび前記フロアトンネルとの間の隙間に、ガス燃料タンクの上面に沿わせてトンネルフレームを配置し、
このトンネルフレームを、少なくとも前記左右のアウトリガーの延長線上に配置するとともに、トンネルフレームの左右端部を、前記左右のセンターフレームにそれぞれ取り付けたことを特徴とする請求項1記載の車体フレーム構造。 - 前記ガス燃料タンクの周壁に補強用の環状突起部を周設し、この環状突起部を、前記トンネルフレームに設けた移動防止孔に係合させるように構成したことを特徴とする請求項3記載の車体フレーム構造。
- 前記左右のサイドシル、前記左右のセンターフレームおよび前記左右のアウトリガーは、それぞれ車体前後方向に押し出された押出し材で形成された部材であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車体フレーム構造。
- 前記前左右のアウトリガーおよび後左右のアウトリガーの少なくとも一方に、左右の嵩上げ部材を載せ、左右の嵩上げ部材から左右のエンドフレームを延ばす構成とし、
左右の嵩上げ部材を、車体前後方向に押し出された押出し材で形成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車体フレーム構造。
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-
2004
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