JP2006167222A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定の解析値がグラフ表示されるように処理を行うことにより、術者が生体の診断を行う際の負担を軽減することのできるような画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像処理装置3は、カプセル型医療装置1から出力される画像信号を記憶する画像信号記憶部32と、画像信号記憶部32に記憶された前記画像信号に基づいて所定の解析値を算出するための解析プログラムと、前記所定の解析値に関するグラフの形式を表示するための画面情報とを有する画面情報記憶部33と、前記解析プログラムに基づいて前記所定の解析値を算出し、前記所定の解析値が、前記グラフの形式に応じてモニタ2に表示されるように処理を行う制御部34と、前記処理を行った前記所定の解析値と、前記記憶部に記憶された画像信号と、前記画面情報とをモニタ2に出力する画像処理部36とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理装置に関し、特に、所定の解析値がグラフ表示されるように処理を行うことのできる画像処理装置に関するものである。
従来より、生体内の観察を行うために、例えば、生体内に配置され、生体内の像を撮るための撮像部を有する医療装置から出力される画像信号または映像信号に対して処理を行い、該処理を行った後の画像信号または映像信号に基づいて該生体内の像の画像を表示するような医療システムが広く用いられている。
前述したような医療システムとしては、例えば、特許文献1に記載されているような医療用カプセルシステムが提案されている。特許文献1に記載されているような医療用カプセルシステムは、生体内に配置され、生体内の像を撮るための観察装置を有する医療用カプセル装置から出力される映像信号に対する処理をパソコン本体において行い、該処理を行った後の映像信号に基づいて、該生体内の像の画像を、モニタにおいて、動画像または動画像内のフレーム画像としての静止画像として表示するような構成を有している。また、前記医療用カプセルシステムは、画像記録装置により、モニタに表示された前記生体内の像の画像を記録することが可能であるような構成を有している。前記医療用カプセルシステムが前述したような構成を有することにより、術者は、前記医療用カプセルシステムを用いて、画像記録装置に記録された動画像または該動画像内のフレーム画像としての静止画像を閲覧しながら、生体に対しての診断を行うことができる。
特開2004−000645号公報
医療用カプセル装置は、消化管の蠕動運動により進むため、例えば、口から生体内に入れられた後、肛門から排出されるまで数時間程度の時間がかかることが一般的である。また、医療用カプセル装置は、生体内に入れられた後、排出されるまでの間、画像信号または映像信号を略常時出力し続けるため、例えば、数時間分蓄積された動画像における、フレーム画像としての静止画像の枚数は膨大なものとなる。そのため、術者は、生体内の異常部位を撮像した箇所を、数時間分の動画像の中から見つけ出すとともに、該異常部位のフレーム画像を個別に抽出して診断を行わなければならず、結果として、生体の診断を行う際に負担を強いられるという課題がある。しかし、特許文献1において提案されている医療用カプセルシステムにおいては、前記課題に対する提案はなされていない。
本発明は、前述した点に鑑みてなされたものであり、所定の解析値がグラフ表示されるように処理を行うことにより、術者が生体の診断を行う際の負担を軽減することのできるような画像処理装置を提供することを目的としている。
本発明における画像処理装置は、被検体内に配置され、撮像部を有する医療装置から出力される前記被検体の像の画像信号に対して画像処理を行い、前記画像処理を行った後の画像信号を表示部に出力する画像処理装置であって、前記医療装置から出力される前記画像信号を記憶する画像信号記憶部と、前記画像信号記憶部に記憶された前記画像信号に基づいて所定の解析値を算出するための解析部と、前記解析部の前記所定の解析値が、前記表示部に表示されるグラフの形式に応じて表示されるように処理を行う表示制御部と、 前記所定の解析値に関する前記グラフの形式を表示するための画面情報を有する画面情報記憶部と、前記処理を行った前記所定の解析値と、前記記憶部に記憶された画像信号と、前記画面情報とを前記表示部に出力する表示画像出力処理部とを有する。
本発明における画像処理装置によると、所定の解析値がグラフ表示されるように処理を行うことにより、術者が生体の診断を行う際の負担を軽減することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1から図11は、本発明の第1の実施形態に係るものである。図1は、本実施形態に係る画像処理装置が用いられる医療用システムの概要を示す図である。図2は、本実施形態に係る医療用システムを構成するカプセル型医療装置の内部構成を示すブロック図である。図3は、本実施形態に係る画像処理装置の内部構成を示すブロック図である。図4は、本実施形態に係る画像処理装置が行う処理内容の例を示すフローチャートである。図5は、図4のフローチャートに基づく処理に基づいて表示される、モニタの表示画面の例を示す図である。図6は、図5におけるスケールバーおよびマーカーの別の表示方法の例を示す図である。図7は、グラフ部において、図5と別の表示方法の例を示す図である。図8は、図7の状態からスケール変更スイッチを押下した後の状態を示す図である。図9は、グラフ部において、図5および図7とはさらに別の表示方法の例を示す図である。図10は、図9の状態から部位選択リストを押下した後の状態を示す図である。図11は、図10の状態から一の撮像部位を選択した後の状態を示す図である。
医療用システム101は、図1に示すように、生体としての患者201の体内に、例えば、口から入れられることにより配置されるカプセル型医療装置1と、モニタ2と、画像処理装置3とからなる。
表示部としてのモニタ2は、画像処理装置3から出力された画像信号に基づき、患者201の体内の像等を、画像として表示画面2aに表示する。
画像処理装置3には、術者等により操作されることにより、画像処理装置3に対し、該操作に応じた操作指示信号を出力するキーボード4aおよびマウス4bが接続されている。さらに、画像処理装置3の外装表面上には、コンパクトフラッシュ(登録商標)等の外部記憶媒体5が着脱自在に接続されるような構造を有するスロット3aが設けられている。
カプセル型医療装置1は、図2に示すように、撮像部11と、増幅部12と、制御部13と、送受信部14と、電源部15とを筐体1aの内部に有している。
撮像部11は、図示しないレンズ等の対物光学系と、図示しないCCD等の撮像手段と、図示しないLED等の照光手段とからなる撮像ユニットであり、カプセル型医療装置1が患者201の体内に入れられると、患者201の体内から排出されるまでの間、患者201の体内の像を撮り、撮った該体内の像を画像信号として出力する。
増幅部12は、トランジスタ等からなる増幅回路であり、撮像部11から出力される画像信号を増幅し、増幅後の該画像信号を出力する。
制御部13は、CPU(中央処理装置)等からなる制御回路であり、増幅部12から出力された画像信号を、送受信部14に対して出力するように制御を行う。また、制御部13は、画像処理装置3から出力された操作指示信号が、送受信部14を介して入力されると、該操作指示信号に基づき、例えば、撮像部11の照光手段に対する光量調整等の制御を行う。
送受信部14は、画像処理装置3に設けられた送受信部31と無線による通信を行うことのできるような、アンテナ等からなる回路であり、制御部13から出力された画像信号を送受信部31に対して送信するとともに、送受信部31から送信された操作指示信号を制御部13に対して出力する。
電源部15は、カプセル型医療装置1の各部が駆動するために必要な電圧を供給する、1次電池等の電池であり、撮像部11と、増幅部12と、制御部13と、送受信部14とに接続されている。
画像処理装置3は、送受信部31と、画像信号記憶部32と、画面情報記憶部33と、制御部34と、解析結果記憶部35と、画像処理部36とを内部に有している。
送受信部31は、カプセル型医療装置1に設けられた送受信部14と無線による通信を行うことのできるような、アンテナ等からなる回路であり、制御部34から出力された操作指示信号を送受信部14に対して送信するとともに、送受信部14から送信された画像信号を画像信号記憶部32に対して出力する。
画像信号記憶部32は、図示しないタイマー等の時間計測手段を有するメモリ等の記憶回路であり、送受信部31から出力された画像信号を、時間計測手段において計測された時間に併せて記憶する。なお、画像信号記憶部32は、スロット3aに外部記憶媒体5が接続されている状態において、例えば、術者等によりキーボード4aおよびマウス4bが操作されることにより、記憶している画像信号の一部または全部を外部記憶媒体5に移すことができる。
画面情報記憶部33は、メモリ等の記憶回路であり、前記所定の解析値に関するグラフの形式、患者201に関する情報および表示画面2a上の表示物に対して操作を行うためのスイッチ等がモニタ2の表示画面2aにおいて表示されるようにするための情報としての画面情報を有している。
表示制御部である制御部34は、CPU(中央処理装置)等からなる制御回路であり、画像信号記憶部32に記憶された画像信号に基づき、所定の解析値を算出するための解析部としての解析プログラムを有している。また、制御部34は、キーボード4aおよびマウス4bから出力された操作指示信号に基づき、該操作指示信号がカプセル型医療装置1に対してなされたものであれば、該操作指示信号を送受信部31に対して出力するように制御を行い、該操作指示信号が画像処理装置3に対してなされたものであれば、該操作指示信号に基づき、画像処理装置3の各部に対して制御を行う。さらに、制御部34は、制御部34自身が有する解析プログラムを読み込んだ後、画像信号記憶部32に記憶された画像信号に基づき、所定の解析値を算出するための処理を行う。そして、制御部34は、算出した前記所定の解析値を、解析結果記憶部35に対して出力するように制御を行う。また、制御部34は、算出した前記所定の解析値を、画像信号記憶部32に記憶された画像信号と、画面情報記憶部33から読み込んだ画面情報とに併せ、画像処理部36に対して出力するように制御を行う。
解析結果記憶部35は、メモリ等の記憶回路であり、制御部34から出力される所定の解析値の算出結果等を記憶する。
表示画像出力処理部である画像処理部36は、入力される信号または情報がモニタ2の表示画面2aに表示されるように画像処理等を行う画像処理回路である。画像処理部36は、制御部34から出力された所定の解析値と、画像信号と、画面情報とに基づき、前記所定の解析値が、モニタ2の表示画面2aにおいて、該画面情報が有するグラフの形式に応じて表示されるように画像処理を行い、該画像処理を行った後の前記所定の解析値を、画像信号と、画面情報とに併せてモニタ2に対して出力する。
次に、医療用システム101を使用した際の作用について、図1から図12を参照しつつ説明を行う。
まず、術者は、画像処理装置3の電源を投入する。その後、術者は、カプセル型医療装置1を起動させ、例えば口から患者201の体内に入れる。
カプセル型医療装置1は、術者によって起動されると、電源部15がオンする。オン状態となった電源部15は、カプセル型医療装置1の各部が駆動するために必要な電圧を供給する。
撮像部11は、電源部15により、図示しない撮像手段および図示しない照光手段の駆動に必要な電圧な電圧が供給されると、患者201の体内において、図示しない対物光学系の視野内の像を撮り、撮った患者201の体内の像を画像信号として出力する。増幅部12は、撮像部11から出力される画像信号を増幅し、増幅後の該画像信号を出力する。制御部13は、増幅部12から出力された画像信号を、送受信部14に対して出力するように制御を行う。送受信部14は、制御部13から出力された画像信号を画像処理装置3の送受信部31に対して送信する。
送受信部31は、カプセル型医療装置1の送受信部14から送信された画像信号を画像信号記憶部32に対して出力する。画像信号記憶部32は、送受信部31から画像信号が入力された時間を時間計測手段により計測しており、該時間を送受信部31から出力された画像信号に併せて記憶する。なお、初期設定においては、画像信号記憶部32の時間計測手段の時間は0に設定されているものとする。
撮像部11は、カプセル型医療装置1が患者201の体内にある間、患者201の体内の像の画像信号を略常時出力し続け、そして、カプセル型医療装置1が、例えば患者201の肛門から排出されると、カプセル型医療装置1の撮像部11は、該画像信号の出力を中止する。これにより、画像信号記憶部32には、患者201の体内の像が、一連の動画像の画像信号として記憶される。また、画像信号記憶部32は、送受信部31からの画像信号が所定の時間以上入力されない場合、カプセル型医療装置1が、患者201の体外に排出されたものと判断し、時間計測手段を初期設定とする。
術者は、カプセル型医療装置1が患者201の体内から排出された以降において、撮像部11が撮った患者201の体内の像の閲覧を行うために、モニタ2の電源を投入した後、キーボード4aまたはマウス4bを操作し、画像処理装置3に対して操作指示を行う。術者によりキーボード4aまたはマウス4bが操作されると、画像処理装置3の制御部34に対して操作指示信号が出力される。
制御部34は、キーボード4aまたはマウス4bから出力される操作指示信号に基づいて、画面情報記憶部33が有する画面情報を読み込み、該画面情報を画像処理部36に対して出力する。画像処理部36は、制御部34から出力される画像信号に基づき、例えば、患者201に関する情報が、図5に示す患者情報21として、また、表示画面2a上の表示物に対して操作を行うためのスイッチが、図5に示す画面操作スイッチ24として表示されるように画像処理を行う。なお、画面操作スイッチ24は、例えば、図5に示すような、患者201の体内の像を動画像として再生させる画像再生スイッチ24Aと、該動画像を一時停止させることにより、患者201の体内の像の動画像を静止画像として表示させる画像停止スイッチ24Bとを有する。なお、画像再生スイッチ24Aおよび画像停止スイッチ24Bにおける操作は、後述する制御部34が行う、図4のフローチャートに示される内容の処理にも連動しており、例えば、術者により画像再生スイッチ24Aおよび画像停止スイッチ24Bにおける操作が行われると、動画像の再生および一時停止が行われる毎に、制御部34において行われる処理もまた続行および停止される。
また、制御部34は、前述したような、画面情報記憶部33が有する画面情報を読み込んだ後、画像処理部36に対して該画面情報を出力する処理を行うまでの間において、並行して以下に記すような処理を行う。
制御部34は、キーボード4aまたはマウス4bから出力される操作指示信号に基づいて、フレーム番号を0と設定した(図4のステップS1)後、画像信号記憶部32から1フレーム分の画像に相当する画像信号を読み込み(図4のステップS2)、また、制御部34自身が有する解析プログラムを読み込む。そして、制御部34は、画像信号記憶部32から読み込んだ画像信号と、制御部34自身が有する解析プログラムとに基づき、例えば、粘膜表面の赤色の発色を反映する解析値である、IHbの値を算出する。IHbの値は、一のフレーム画像に相当する画像信号における画素各々に対して算出される値であり、具体的には、該一のフレーム画像内における一の画素の赤色の強度をRとし、また、該一のフレーム画像内における該一の画素の緑色の強度をGとした場合に、IHb=log(R/G)という計算式により算出される値である。制御部34は、1フレーム分の画像に相当する画像信号における全ての画素各々に対してIHbの値を算出した後、さらに、制御部34自身が有する解析プログラムに基づき、該算出により導出された、全てのIHbの値の平均値である、所定の解析値としてのIHbMEANの値を算出する(図4のステップS3)。そして、制御部34は、算出したIHbMEANの値を、フレーム番号と併せ、解析結果として解析結果記憶部35に対して出力する。解析結果記憶部35は、制御部34から出力されるIHbMEANの値を、制御部34から出力されるフレーム番号に対応させて記憶する。
また、制御部34は、画像信号記憶部32から読み込んだ1フレーム分の画像に相当する画像信号と、制御部34自身が有する解析プログラムとに基づき、例えば、該1フレーム分の画像に相当する画像信号が有する各画素の色調から、該1フレーム分の画像に相当する画像信号が患者201の体内のどの部位を撮像したものであるかを特定する(図4のステップS4)。なお、制御部34は、該1フレーム分の画像に相当する画像信号が患者201の体内のどの部位を撮像したものであるかを特定できない場合、該1フレーム分の画像に相当する画像信号は部位不明とした上において、以降の処理を行う。
その後、制御部34は、画像信号記憶部32から読み込んだ1フレーム分の画像の、患者201の体内における撮像部位に応じ、画面情報記憶部33からIHbMinの値およびIHbMaxの値を読み込むことにより、IHbMinの値およびIHbMaxの値を決定する(図4のステップS5)。IHbMinの値は、患者201の体内における部位毎に設定された、IHbMEANの値が取り得る最小の値と略同一の値であり、画面情報記憶部33に予め記憶された値である。また、IHbMaxの値は、患者201の体内における部位毎に設定された、IHbMEANの値が取り得る最大の値と略同一の値であり、画面情報記憶部33に予め記憶された値である。なお、制御部34が部位不明としたフレームの画像に相当する画像信号においては、IHbMinの値およびIHbMaxの値は、「デフォルト」の値として予め設定された所定の値、例えば、IHbMin=35、およびIHbMax=85として決定される。
制御部34は、前述した処理により、フレーム番号に対応するIHbMEANの値を算出し、また、IHbMinの値およびIHbMaxの値を決定すると、画面情報記憶部33が有する画面情報を読み込むことにより、これら3つの値に関するグラフの形式および表示位置を決定し、さらに、該グラフの形式に応じたこれら3つの値の表示方法および表示位置を決定する。例えば、制御部34は、モニタ2の表示画面2aにおける、図5に示すように、グラフ部22として、制御部34が解析した所定の解析値に関する情報と、制御部34が特定した患者201の体内における撮像部位の情報と、撮像部位毎に決定されるIHbMinの値と、撮像部位毎に決定されるIHbMaxの値と、フレーム番号に対応する画像におけるIHbMEANの値を示すマーカー22Bとが、スケールバー22Aの近傍に表示されるように表示方法および表示位置を決定する(図4のステップS6)。
画面情報記憶部33が有する画面情報から決定されるグラフの形式としてのスケールバー22Aは、フレーム番号に対応する画像におけるIHbMEANの値をグラフとして表示するためのスケールを示すものであり、画面情報記憶部33が有する画面情報に含まれる、矩形の幅Wと、矩形の高さHと、矩形の左上点のX座標X1およびY座標Y1とからなる第1の矩形情報から、モニタ2の表示画面2aに表示される際の形状および表示位置が制御部34により決定される。そして、制御部34は、画面情報および第1の矩形情報に基づき、例えば、所定の解析値に関する情報としての「IHb」および患者201の体内における撮像部位の情報としての「胃」の表示位置を、それぞれ図5に示すような位置、すなわち、スケールバー22Aの矩形の上部に決定する。なお、制御部34は、部位不明としたフレームの画像に相当する画像信号に対しては、画面情報および第1の矩形情報に基づき、撮像部位の情報として、例えば、「デフォルト」という文字列がスケールバー22Aの矩形の上部に表示されるように、該文字列の表示位置を決定する。また、制御部34は、第1の矩形情報に基づき、例えば、IHbMinの値としての「35」の表示位置を、図5に示すような位置であるスケールバー22Aの左端部に決定し、さらに、IHbMaxの値としての「75」の表示位置を、図5に示すような位置であるスケールバー22Aの右端部に決定する。
マーカー22Bは、フレーム番号に対応する画像におけるIHbMEANの値を示すものであり、制御部34が解析した該IHbMEANの値と、IHbMinの値と、IHbMaxの値と、第1の矩形情報とに基づき、例えば、制御部34が下記数式(1)および数式(2)を用いた演算を行うことにより、スケールバー22Aの下部に表示される、上向きの矢印の端点のX座標X2およびY座標Y2が該IHbMEANの値を示すように、表示方法および表示位置が決定される指標である。
X2=X1+(IHbMEAN−IHbMin)×W/(IHbMax−IHbMEAN)
・・・(1)
Y2=Y1−H・・・(2)
また、制御部34は、IHbMEANの値に対応させたフレーム番号の画像に相当する画像信号が、画像信号記憶部32に記憶された一連の動画像の画像信号のどの辺りになるかを、時間的な指標として示すために、例えば、モニタ2の表示画面2aにおける、図5に示すような位置に、タイムスケールバー25として表示するための表示位置および表示状態を決定する(図4のステップS7)。
タイムスケールバー25は、図5に示すように、画面情報記憶部33が有する画面情報に含まれる、矩形の幅Waと、矩形の高さHaと、矩形の左上点のX座標X2およびY座標Y2とからなる第2の矩形情報から、モニタ2の表示画面2aに表示される際の形状および表示位置が制御部34により決定されるグラフである。制御部34は、予め設定されたフレームレートと、画像信号記憶部32に記憶された画像信号とに基づいて該画像信号の全フレーム数を算出する。その後、制御部34は、第2の矩形情報と、前記全フレーム数と、IHbMEANの値に対応させたフレーム番号とに基づき、例えば、(フレーム番号×Wa×Ha/全フレーム数)という演算により算出される量だけ、タイムスケールバー25の矩形の内部の色を変化させるというように、タイムスケールバー25の表示状態を決定する。
制御部34は、画面情報記憶部33が有する画面情報を読み込んだ後、画像処理部36に対して該画面情報を出力する処理を行うまでの間において、並行して以上に記したような処理を行い、該処理により決定したグラフ部22およびタイムスケールバー25のそれぞれについての表示位置および表示状態を示す情報と、患者情報21および画面操作スイッチ24をモニタ2の表示画面2aに表示するための表示位置等の情報を含む該画面情報と、画像信号記憶部32から読み込んだ1フレーム分の画像に相当する画像信号とを併せて、画像処理部36に対して出力する(図4のステップS8)。
画像処理部36は、制御部34から出力される、グラフ部22およびタイムスケールバー25のそれぞれについての表示位置および表示状態を示す情報と、画面情報と、患者201の体内の像の画像信号とに基づき、患者情報21と、グラフ部22と、生体内画像23と、画面操作スイッチ24と、タイムスケールバー25とが、モニタ2の表示画面2aにおいて、例えば、図5に示すような位置関係において表示されるように画像処理を行い、該画像処理を行った後の画像信号をモニタ2に出力する。モニタ2は、画像処理部36から出力された画像信号に基づき、図5に示すような画像を表示画面2aに表示する。
制御部34は、グラフ部22およびタイムスケールバー25のそれぞれについての表示位置および表示状態を示す情報と、画面情報記憶部33から読み込んだ画面情報と、画像信号記憶部32から読み込んだ1フレーム分の画像に相当する画像信号とを画像処理部36に対して出力した後、全フレーム分の画像信号のうち、前述したような処理を行っていないフレーム分の画像に相当する画像信号がある場合(図4のステップS9)、フレーム番号に1を加えた後(図4のステップS11)、該1フレーム分の画像に相当する画像信号に連続する、次のフレーム分の画像に相当する画像信号に対し、前述したような処理を行う。また、制御部34は、全フレーム分の画像信号に対して前述したような処理をすでに行っていた場合(図4のステップS9)、最後の1フレーム分の画像に相当する画像信号に対し、フレーム番号をMAX_COUNTと設定した(図4のステップS10)後、前述したような処理を停止する。そして、例えば、術者によりキーボード4aまたはマウス4bが操作され、画像再生スイッチ24Aが押下されるまでは、制御部34は、前記最後の1フレーム分の画像を表示した状態を維持する。
なお、制御部34によって表示位置および表示方法が決定されるグラフ部22が有するスケールバー22Aおよびマーカー22Bは、図5のような表示方法によりIHbMEANの値を示すものに限るものではなく、例えば、図6に示すように、スケールバー内部の矩形の内部の色が変化することによりIHbMEANの値を示すような、スケールバー22A1のような表示方法であっても良い。
また、図5に示すグラフ部22の各部の表示状態は、制御部34が行う前述したような処理により変更されるようなものに限らず、例えば、術者が生体内画像23を見ながら変更されるようなものであっても良い。
具体的には、図7に示すように、グラフ部22aは、スケールバー22Aと、マーカー22Bと、スケール変更スイッチ22Cを有していても良い。この場合、例えば、キーボード4aまたはマウス4bが操作されることによりスケール変更スイッチ22Cが押下されると、制御部34は、キーボード4aまたはマウス4bから出力される操作指示信号に基づき、図7に示すような状態から図8に示すような状態へ、患者201の体内における撮像部位の情報と、IHbMinの値と、IHbMaxの値と、IHbMEANの値を示すマーカー22Bの表示位置とを変更するような処理を行う。また、制御部34は、これらの表示内容の変更に併せ、図8に示すように、スケールバー22Aの矩形の内部の色が変化するように、スケールバー22Aの表示方法を変更するような処理を行っても良い。
また、図9に示すように、グラフ部22bは、スケールバー22Aと、マーカー22Bと、部位選択リスト22Dを有していても良い。この場合、例えば、キーボード4aまたはマウス4bが操作されることにより部位選択リスト22Dが押下されると、制御部34は、キーボード4aまたはマウス4bから出力される操作指示信号に基づいて部位選択リスト22Dを展開し、画面情報記憶部33が有する、撮像部位に応じたIHbMinの値およびIHbMaxの値に基づき、該撮像部位の情報の一覧を図10に示すように表示する。その後、キーボード4aまたはマウス4bが操作されることにより、部位選択リスト22Dから一の撮像部位が選択されると、制御部34は、選択された撮像部位に応じ、患者201の体内における撮像部位の情報と、IHbMinの値と、IHbMaxの値と、IHbMEANの値を示すマーカー22Bの表示位置とを、図11に示すように変更するような処理を行う。
本実施形態の画像処理装置3は、所定の解析値であるIHbMEANの値が、モニタ2の表示画面2aにおいてグラフ表示されるように処理を行う。本実施形態の画像処理装置3は、このような作用を有することにより、術者が一連の動画像の中から生体内の異常部位を撮像した箇所を見つけ出し、該生体に対して診断を行う際の負担を軽減することができる。
さらに、本実施形態の画像処理装置3は、一のフレームの画像に相当する画像信号が有する各画素の色調に基づき、該画像信号が患者201の体内のどの部位を撮像したものであるかを特定した後、グラフ部22の表示状態を特定した該部位に応じたものに変更することができる。本実施形態の画像処理装置3は、このような作用を有することにより、術者が生体に対して診断を行う際の診断精度を向上させることができる。
(第2の実施形態)
図12から図20は、本発明の第2の実施形態に係るものである。なお、第1の実施形態と同様の構成を持つ部分については、詳細説明は省略する。また、第1の実施形態と同様の構成要素については、同一の符号を用いて説明は省略する。
図12は、本実施形態に係る画像処理装置が行う処理に基づいて表示される、モニタの表示画面の例を示す図である。図13は、図12に示す表示画面を表示させるために、本実施形態に係る画像処理装置が行う処理内容の例を示すフローチャートである。図14は、図13に示すフローチャートにおけるマーキング処理内容の例を示すフローチャートである。図15は、図13に示すフローチャートにおける画像停止処理の内容の例を示すフローチャートである。図16は、本実施形態に係る画像処理装置が行う処理に基づいて表示される、モニタの表示画面の第1の変形例を示す図である。図17は、図16に示す表示画面を表示させるために、本実施形態に係る画像処理装置が行う処理内容の例を示すフローチャートである。図18は、図17に示すフローチャートにおける解析値群表示処理の内容の例を示すフローチャートである。図19は、本実施形態に係る画像処理装置が行う処理に基づいて表示される、モニタの表示画面の第2の変形例を示す図である。図20は、図17に示すフローチャートにおける解析値群表示処理の内容の変形例を示すフローチャートである。
本実施形態においては、図1の医療用システム101と同様の構成を有する各装置により、カプセル型医療装置1が患者201の体内から排出された以降において、以下に記すような処理等が行われる。
術者は、カプセル型医療装置1が患者201の体内から排出された以降において、撮像部11が撮った患者201の体内の像の閲覧を行うために、モニタ2の電源を投入した後、キーボード4aまたはマウス4bを操作し、画像処理装置3に対して操作指示を行う。術者によりキーボード4aまたはマウス4bが操作されると、画像処理装置3の制御部34に対して操作指示信号が出力される。
制御部34は、キーボード4aまたはマウス4bから出力される操作指示信号に基づいて、フレーム番号を0と設定した(図13のステップS21)後、画像信号記憶部32から1フレーム分の画像に相当する画像信号を読み込み(図13のステップS22)、また、制御部34自身が有する解析プログラムを読み込む。そして、制御部34は、画像信号記憶部32から読み込んだ画像信号と、制御部34自身が有する解析プログラムとに基づき、例えば、IHbMEANの値と、血管の本数を示す解析値である、抽出血管数の値とを算出する(図13のステップS23)。抽出血管数の値は、一のフレーム画像に相当する画像信号に対して算出される値であり、具体的には、該一のフレーム画像内における一の画素の赤色の強度Rと、該一のフレーム画像内における該一の画素の緑色の強度Gとを用いて血管の形状のエッジを抽出した後、該エッジを有する画素の数および配置に基づいて算出される値である。そして、制御部34は、所定の解析値である、IHbMEANの値および該IHbMEANの値に対応する抽出血管数の値からなる一組の値と、フレーム番号とを併せ、これらの値を解析結果として解析結果記憶部35に対して出力する。解析結果記憶部35は、制御部34から出力されるIHbMEANの値および抽出血管数の値からなる一組の値を、制御部34から出力されるフレーム番号に対応させて記憶する。
また、制御部34は、前述したような、IHbMEANの値および抽出血管数の値からなる一組の値を算出し、これらの値を解析結果として解析結果記憶部35に対して出力する処理を行うまでの間において、並行して画面情報記憶部33が有する画面情報を読み込み、該画面情報と、IHbMEANの値および該IHbMEANの値からなる一組の値に対応する抽出血管数の値を算出する際に用いた、1フレーム分の画像に相当する画像信号とを画像処理部36に対して出力する処理を行う(図13のステップS24)。画像処理部36は、制御部34から出力される画面情報に基づき、例えば、患者201に関する情報が、図12に示す患者情報21として、また、IHbMEANの値および抽出血管数の値からなる一組の値を示すためのグラフの形式としての二本の軸が、図12に示すグラフ部26として、さらに、表示画面2a上の表示物に対して操作を行うためのスイッチが、図12に示す画面操作スイッチ27として表示されるように画像処理を行う。画面操作スイッチ27は、画像再生スイッチ24Aと、画像停止スイッチ24Bと、動画像再生中に押下されることにより、後述するグラフ部26においてマーカーをプロットするマーキングスイッチ24Cとを有する。また、画像処理部36は、制御部34から出力される画像信号に基づき、例えば、患者201の体内の像が図12に示す生体内画像23として表示されるように画像処理を行う。なお、グラフ部26に表示されるグラフの形式は、二本の軸からなるものに限るものではなく、例えば、IHbMEANの値および抽出血管数の値に加え、これらの値と同様に画像信号記憶部32に記録された画像信号に基づいて算出される、血管面積比等の値を含めた3個一組の値を示すグラフの形式としての三本の軸からなるものであっても良い。
その後、制御部34は、設定したフレーム番号において画像信号記憶部32から読み込んだ1フレーム分の画像に相当する画像信号に対し、前述したような処理を行っている間に、キーボード4aまたはマウス4bが操作されることにより、マーキングスイッチ24Cが押下されると(図13のステップS25)、前述した処理に加え、並行してマーキング処理を行う(図13のステップS26)。
制御部34は、マーキングスイッチ24Cが押下されると、解析結果記憶部35から、マーキングスイッチ24Cが押下された際のフレーム番号における解析結果を読み込む(図14のステップS26−1)。そして、制御部34は、グラフ部26において、例えば、前記解析結果が、IHbMEANの値を示す一方の軸と、抽出血管数の値を示す他方の軸とからなる象限の領域内において、マーカーとしてプロットされるように、プロット位置を決定し(図14のステップS26−2)、該プロット位置の情報であるプロット情報を出力する(図14のステップS26−3)。また、制御部34は、前記プロット情報を、マーキングスイッチ24Cが押下された際のフレーム番号における前記解析結果に併せた後、解析結果記憶部35に対して出力する。画像処理部36は、制御部34から出力されたプロット情報に基づき、マーキングスイッチ24Cが押下された際のフレーム番号における解析結果が、例えば、グラフ部26において表示されるマーカーが、丸、三角等の白抜き図形として表示されるように画像処理を行い、該画像処理を行った後のプロット情報を出力する。モニタ2は、画像処理部36から出力された前記プロット情報に基づき、図12に示すように、マーキングスイッチ24Cが押下された際のフレーム番号におけるIHbMEANの値および該IHbMEANの値に対応する抽出血管数の値からなる一組の値を、白抜き図形のマーカーとして表示画面2aに表示する。
さらに、制御部34は、設定したフレーム番号において画像信号記憶部32から読み込んだ1フレーム分の画像に相当する画像信号に対し、前述したような処理を行っている間に、キーボード4aまたはマウス4bが操作されることにより、画像停止スイッチ24Bが押下されると(図13のステップS27)、前述した処理に加え、並行して画像停止処理を行う(図13のステップS28)。
制御部34は、画像停止スイッチ24Bが押下されると、画像処理部36に対する画像信号の出力を停止することにより、生体内画像23として表示画面2aに表示される動画像を一時停止させるとともに、表示画面2aに表示される他の表示物に対する処理も一時停止する。その後、制御部34は、画像停止スイッチ24Bが再度押下されると(図15のステップS28−1)、画像停止処理を終了し、また、画像停止スイッチ24Bが再度押下されるまでは、以下に記すような処理を行う。
制御部34は、生体内画像23として表示画面2aに表示される動画像が一時停止している際に、例えば、キーボード4aまたはマウス4bが操作されることにより、グラフ部26において表示される一のマーカーが選択および押下されると(図15のステップS28−2)、該一のマーカーについてのプロット情報、および該プロット情報に対応するフレーム番号における解析結果を解析結果記憶部35から読み込む(図15のステップS28−3)。そして、制御部34は、前記プロット情報に併せて読み込んだ前記フレーム番号に基づき、該フレーム番号における、1フレーム分の画像に相当する画像信号を画像信号記憶部32から読み込む。その後、制御部34は、前記一のマーカーについてのプロット情報と、該プロット情報に基づく1フレーム分の画像に相当する画像信号と、前記一のマーカーが選択および押下されたという選択情報とを出力する(図15のステップS28−4)。画像処理部36は、制御部34から出力された前記プロット情報と、前記画像信号と、前記選択情報とに基づき、例えば、選択および押下された一のマーカーが、グラフ部26において、丸、三角等の塗りつぶし図形として表示されるように画像処理を行い、該画像処理を行った後のプロット情報と、制御部34から出力された画像信号とを併せて出力する。モニタ2は、画像処理部36から出力された前記プロット情報に基づき、図12に示すように、キーボード4aまたはマウス4bが操作されることにより選択および押下された一のマーカーを塗りつぶし図形として表示画面2aに表示する。また、モニタ2は、画像処理部36から出力された前記画像信号に基づき、選択および押下された一のマーカーがプロットされた際の生体内画像23を表示する。なお、このとき、画像停止スイッチ24Bが再度押下されるまでは、表示画面2aには同一の画像が表示され続ける。
その後、制御部34は、画像停止スイッチ24Bが再度押下されると、画像処理部36に出力していた選択情報の出力を停止する。画像処理部36は、選択情報の出力が停止されたことに基づき、選択および押下された一のマーカーが塗りつぶし図形として表示されるように出力したプロット情報に対し、該一のマーカーが白抜き図形として表示されるように画像処理を行い、該画像処理を行った後のプロット情報を出力する。モニタ2は、画像処理部36から出力された前記プロット情報に基づき、塗りつぶし図形として表示していた前記一のマーカーを、白抜き図形として表示画面2aに表示する。
そして、制御部34は、画面情報記憶部33から読み込んだ画面情報に基づき、タイムスケールバー25の表示位置を決定し、また、出力する画像信号のフレーム番号に基づき、タイムスケールバー25の表示状態を決定し、タイムスケールバー25についての該表示位置および該表示状態の情報を出力する(図13のステップS29)。画像処理部36は、制御部34から出力されるタイムスケールバー25の表示位置および表示状態に基づき、例えば、図12に示すようにタイムスケールバー25が表示されるような画像処理を行い、該画像処理を行った後のタイムスケールバー25についての表示位置および表示状態の情報を出力する。モニタ2は、画像処理部36から出力されたタイムスケールバー25についての表示位置および表示状態の情報に基づき、タイムスケールバー25を、図12に示すように表示画面2aに表示する。
制御部34は、前述したような一連の処理において、全フレーム分の画像信号のうち、最後の1フレーム分の画像に相当する画像信号を出力していない場合(図13のステップS30)、フレーム番号に1を加えた後(図13のステップS31)、該1フレーム分の画像に相当する画像信号に連続する、次のフレーム分の画像に相当する画像信号に対し、前述したような処理を行う。また、制御部34は、前述したような一連の処理において、全フレーム分の画像信号のうち、最後の1フレーム分の画像に相当する画像信号を出力した場合(図13のステップS30)、前述したような処理を停止する。そして、例えば、術者によりキーボード4aまたはマウス4bが操作され、画像再生スイッチ24Aが押下されるまでは、制御部34は、図15のフローチャートのステップS28−2からステップS28−4により示される、画像停止処理の一部のみを繰り返し行う。
また、本実施形態においては、図1の医療用システム101と同様の構成を有する各装置により、カプセル型医療装置1が患者201の体内から排出された以降において行われる処理は、前述したような処理等に限らず、以下に記すようなものであっても良い。
術者は、カプセル型医療装置1が患者201の体内から排出された以降において、撮像部11が撮った患者201の体内の像の閲覧を行うために、モニタ2の電源を投入した後、キーボード4aまたはマウス4bを操作し、画像処理装置3に対して操作指示を行う。術者によりキーボード4aまたはマウス4bが操作されると、画像処理装置3の制御部34に対して操作指示信号が出力される。
制御部34は、キーボード4aまたはマウス4bから出力される操作指示信号に基づいて、フレーム番号を0と設定した(図17のステップS41)後、画像信号記憶部32から1フレーム分の画像に相当する画像信号を読み込み(図17のステップS42)、また、制御部34自身が有する解析プログラムを読み込む。そして、制御部34は、画像信号記憶部32から読み込んだ画像信号と、制御部34自身が有する解析プログラムとに基づき、IHbMEANの値および抽出血管数の値からなる一組の値を算出する(図17のステップS43)。そして、制御部34は、算出したIHbMEANの値および該IHbMEANの値に対応する抽出血管数の値からなる一組の値と、フレーム番号とを併せ、これらの値を解析結果として解析結果記憶部35に対して出力する。解析結果記憶部35は、制御部34から出力されるIHbMEANの値および抽出血管数の値からなる一組の値を、制御部34から出力されるフレーム番号に対応させて記憶する。また、制御部34は、前記IHbMEANの値および前記IHbMEANの値に対応する前記抽出血管数の値からなる一組の値とが、図16に示すグラフ部26aにおいてマーカーとしてプロットされるように、プロット位置を決定し、該プロット位置の情報であるプロット情報を画像処理部36に対して出力する(図17のステップS44)。画像処理部36は、制御部34から出力されたプロット情報に基づき、例えば、グラフ部26aにおいて表示されるマーカーが、丸、三角等の白抜き図形として表示されるように画像処理を行い、該画像処理を行った後のプロット情報を出力する。モニタ2は、画像処理部36から出力された前記プロット情報に基づき、図16に示すように、算出に用いた1フレーム分の画像に相当する画像信号のフレーム番号に対応するIHbMEANの値および該IHbMEANの値に対応する抽出血管数の値からなる一組の値を、白抜き図形のマーカーとして表示画面2aに表示する。
また、制御部34は、前述したような、前記プロット情報を画像処理部36に対して出力する処理を行うまでの間において、並行して画面情報記憶部33が有する画面情報を読み込み、該画面情報と、IHbMEANの値および該IHbMEANの値に対応する抽出血管数の値からなる一組の値を算出する際に用いた、1フレーム分の画像に相当する画像信号とを画像処理部36に対して出力する処理を行う(図17のステップS45)。画像処理部36は、制御部34から出力される画面情報に基づき、例えば、患者201に関する情報が、図16に示す患者情報21として、また、IHbMEANの値および抽出血管数の値からなる一組の値を示すためのグラフの形式としての二本の軸が、図16に示すグラフ部26aとして、さらに、表示画面2a上の表示物に対して操作を行うためのスイッチが、図16に示す画面操作スイッチ24およびマーカー群表示スイッチ28として表示されるように画像処理を行う。なお、マーカー群表示スイッチ28は、前マーカー群表示スイッチ28Aと、次マーカー群表示スイッチ28Bとを有する。また、画像処理部36は、制御部34から出力される画像信号に基づき、例えば、患者201の体内の像が図16に示す生体内画像23として表示されるように画像処理を行う。
その後、制御部34は、設定したフレーム番号において画像信号記憶部32から読み込んだ1フレーム分の画像に相当する画像信号に対し、前述したような処理を行っている間に、キーボード4aまたはマウス4bが操作されることにより、前マーカー群表示スイッチ28Aが押下されると(図17のステップS46)、前述した処理に加え、並行して解析値群表示処理を行う(図17のステップS47)。
制御部34は、前マーカー群表示スイッチ28Aが押下されている状態において(図18のステップS61)、解析結果記憶部35から、前マーカー群表示スイッチ28Aが押下された際のフレーム番号から、所定のフレーム番号分前、例えば、50フレーム分前までのIHbMEANの値および抽出血管数の値からなる一組の値を読み込む(図18のステップS62)。そして、制御部34は、読み込んだ前記所定のフレーム番号分のIHbMEANの値および抽出血管数の値からなる一組の値全てに対してプロット位置を決定し(図18のステップS64)、該プロット位置の情報であるプロット群情報を出力する(図18のステップS65)。画像処理部36は、制御部34から出力されたプロット群情報に基づき、例えば、グラフ部26aにおいて表示されるマーカーが、十字形等の図形として表示されるように画像処理を行い、該画像処理を行った後のプロット群情報を出力する。モニタ2は、画像処理部36から出力された前記プロット群情報に基づき、図16に示すように、前マーカー群表示スイッチ28Aが押下された際のフレーム番号から、所定のフレーム番号分前までのIHbMEANの値および該IHbMEANの値に対応する抽出血管数の値からなる一組の値を、十字形等の図形のマーカーとして表示画面2aに表示する。なお、制御部34は、前マーカー群表示スイッチ28Aが押下されている状態において、再度前マーカー群表示スイッチ28Aが押下される操作がキーボード4aまたはマウス4bが操作されることにより行われると、前記プロット群情報の出力を停止することにより、前述した処理により表示画面2aに表示された、所定のフレーム番号分前までのIHbMEANの値および該IHbMEANの値に対応する抽出血管数の値からなる一組の値を示すマーカーを全て消去するような制御を行う。
さらに、制御部34は、設定したフレーム番号において画像信号記憶部32から読み込んだ1フレーム分の画像に相当する画像信号に対し、前述したような処理を行っている間に、キーボード4aまたはマウス4bが操作されることにより、次マーカー群表示スイッチ28Bが押下されると(図17のステップS48)、前述した処理に加え、並行して解析値群表示処理を行う(図17のステップS49)。
制御部34は、次マーカー群表示スイッチ28Bが押下されている状態において(図18のステップS61)、解析結果記憶部35から、次マーカー群表示スイッチ28Aが押下された際のフレーム番号から、所定のフレーム番号分後、例えば、50フレーム分後までのIHbMEANの値および抽出血管数の値からなる一組の値を読み込む(図18のステップS63)。そして、制御部34は、読み込んだ前記所定のフレーム番号分のIHbMEANの値および抽出血管数の値からなる一組の値全てに対してプロット位置を決定し(図18のステップS64)、該プロット位置の情報であるプロット群情報を出力する(図18のステップS65)。画像処理部36は、制御部34から出力されたプロット群情報に基づき、例えば、グラフ部26aにおいて表示されるマーカーが、前マーカー群表示スイッチ28Aが押下された際とは異なる、バツ形等の図形として表示されるように画像処理を行い、該画像処理を行った後のプロット情報を出力する。モニタ2は、画像処理部36から出力された前記プロット群情報に基づき、図16に示すように、次マーカー群表示スイッチ28Bが押下された際のフレーム番号から、所定のフレーム番号分後までのIHbMEANの値および該IHbMEANの値に対応する抽出血管数の値からなる一組の値を、バツ形等の図形のマーカーとして表示画面2aに表示する。なお、制御部34は、次マーカー群表示スイッチ28Bが押下されている状態において、再度次マーカー群表示スイッチ28Bが押下される操作がキーボード4aまたはマウス4bが操作されることにより行われると、前記プロット群情報の出力を停止することにより、前述した処理により表示画面2aに表示された、所定のフレーム番号分後までのIHbMEANの値および該IHbMEANの値に対応する抽出血管数の値からなる一組の値を示すマーカーを全て消去するような制御を行う。
そして、制御部34は、画面情報記憶部33から読み込んだ画面情報に基づき、タイムスケールバー25の表示位置を決定し、また、出力する画像信号のフレーム番号に基づき、タイムスケールバー25の表示状態を決定し、タイムスケールバー25についての該表示位置および該表示状態の情報を出力する(図16のステップS50)。画像処理部36は、制御部34から出力されるタイムスケールバー25の表示位置および表示状態に基づき、例えば、図16に示すようにタイムスケールバー25が表示されるような画像処理を行い、該画像処理を行った後のタイムスケールバー25についての表示位置および表示状態の情報を出力する。モニタ2は、画像処理部36から出力されたタイムスケールバー25についての表示位置および表示状態の情報に基づき、タイムスケールバー25を、図16に示すように表示画面2aに表示する。
制御部34は、前述したような一連の処理において、全フレーム分の画像信号のうち、最後の1フレーム分の画像に相当する画像信号を出力していない場合(図17のステップS51)、フレーム番号に1を加えた後(図17のステップS52)、該1フレーム分の画像に相当する画像信号に連続する、次のフレーム分の画像に相当する画像信号に対し、前述したような処理を行う。また、制御部34は、前述したような一連の処理において、全フレーム分の画像信号のうち、最後の1フレーム分の画像に相当する画像信号を出力した場合(図17のステップS51)、前述したような処理を停止する。そして、例えば、術者によりキーボード4aまたはマウス4bが操作され、画像再生スイッチ24Aが押下されるまでは、制御部34は、前記最後の1フレーム分の画像を表示した状態を維持する。
また、例えば、前述した解析値群表示処理において、制御部34が解析結果記憶部35から読み込む解析結果のフレーム番号を変更するための分解能設定バー29が、図19に示すように表示画面2aに表示されるような画面情報を画面情報記憶部33が有する場合、制御部34が行う解析値群表示処理は、以下に記すようなものであっても良い。
制御部34は、分解能設定バー29において、キーボード4aまたはマウス4bの操作により設定された分解能の設定を読み込む(図20のステップS71)。制御部34は、前マーカー群表示スイッチ28Aが押下されている状態において(図20のステップS72)、解析結果記憶部35から、前マーカー群表示スイッチ28Aが押下された際のフレーム番号から、設定された分解能のフレーム毎に所定のフレーム番号分前までのIHbMEANの値および抽出血管数の値からなる一組の値を読み込む(図20のステップS73)。制御部34は、例えば、設定された分解能が100である場合、前マーカー群表示スイッチ28Aが押下された際のフレーム番号から、100フレーム毎に50フレーム分前までのIHbMEANの値および抽出血管数の値からなる一組の値を読み込む。なお、例えば、分解能設定バー29において分解能が1と設定された場合においては、制御部34は、前マーカー群表示スイッチ28Aが押下された際のフレーム番号から、1フレーム毎に50フレーム分前までの解析結果記憶部35から解析結果を読み込む。すなわち、分解能設定バー29において分解能が1と設定された場合においては、制御部34は、前述した図18のフローチャートにより示される解析値群表示処理と同様の処理を行う。そして、制御部34は、読み込んだ前記所定のフレーム番号分のIHbMEANの値および抽出血管数の値からなる一組の値全てに対してプロット位置を決定し(図20のステップS75)、該プロット位置の情報であるプロット群情報を出力する(図20のステップS76)。
また、制御部34は、次マーカー群表示スイッチ28Bが押下されている状態において(図20のステップS72)、解析結果記憶部35から、次マーカー群表示スイッチ28Bが押下された際のフレーム番号から、設定された分解能のフレーム毎に所定のフレーム番号分後までのIHbMEANの値および抽出血管数の値からなる一組の値を読み込む(図20のステップS74)。制御部34は、例えば、設定された分解能が100である場合、次マーカー群表示スイッチ28Bが押下された際のフレーム番号から、100フレーム毎に50フレーム分後までのIHbMEANの値および抽出血管数の値からなる一組の値を読み込む。なお、例えば、分解能設定バー29において分解能が1と設定された場合においては、制御部34は、次マーカー群表示スイッチ28Bが押下された際のフレーム番号から、1フレーム毎に50フレーム分後までの解析結果記憶部35から解析結果を読み込む。すなわち、分解能設定バー29において分解能が1と設定された場合においては、制御部34は、前述した図18のフローチャートにより示される解析値群表示処理と同様の処理を行う。そして、制御部34は、読み込んだ前記所定のフレーム番号分のIHbMEANの値および抽出血管数の値からなる一組の値全てに対してプロット位置を決定し(図20のステップS75)、該プロット位置の情報であるプロット群情報を出力する(図20のステップS76)。
なお、分解能設定バー29により設定される分解能は、フレームにより設定されるものに限るものではなく、例えば、時間等によりフレームにより設定されるものであっても良い。また、分解能設定バー29は、分解能を設定するものに限るものではなく、例えば、IHbMEANの値または抽出血管数の値の閾値を設定するようなものであっても良い。
本実施形態の画像処理装置3は、所定の解析値である、IHbMEANの値および該IHbMEANの値に対応する抽出血管数の値からなる一組の値が、モニタ2の表示画面2aにおいてグラフ表示されるように処理を行う。本実施形態の画像処理装置3は、このような作用を有することにより、術者が一連の動画像の中から生体内の異常部位を撮像した箇所を見つけ出し、該生体に対して診断を行う際の負担を軽減することができる。
さらに、本実施形態の画像処理装置3は、前マーカー群表示スイッチ28Aまたは次マーカー群表示スイッチ28Bが押下された際に行う制御部34の作用により、術者は、生体201に対する診断に必要な部分の解析結果を詳細に閲覧することができる。また、本実施形態の画像処理装置3は、分解能設定バー29において設定された分解能に基づいて行う制御部34の作用により、術者は、生体201に対する診断に不必要な部分の解析結果をとばして閲覧することができる。本実施形態の画像処理装置3は、このような作用を有することにより、術者が一連の動画像の中から生体内の異常部位を撮像した箇所を見つけ出し、該生体に対して診断を行う際の時間的効率を向上させることができる。
第1の実施形態に係る画像処理装置が用いられる医療用システムの概要を示す図。 第1の実施形態に係る医療用システムを構成するカプセル型医療装置の内部構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係る画像処理装置の内部構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係る画像処理装置が行う処理内容の例を示すフローチャート。 図4のフローチャートに基づく処理に基づいて表示される、モニタの表示画面の例を示す図。 図5におけるスケールバーおよびマーカーの別の表示方法の例を示す図。 グラフ部において、図5と別の表示方法の例を示す図。 図7の状態からスケール変更スイッチを押下した後の状態を示す図。 グラフ部において、図5および図7とはさらに別の表示方法の例を示す図。 図9の状態から部位選択リストを押下した後の状態を示す図。 図10の状態から一の撮像部位を選択した後の状態を示す図。 第2の実施形態に係る画像処理装置が行う処理に基づいて表示される、モニタの表示画面の例を示す図。 図12に示す表示画面を表示させるために、第2の実施形態に係る画像処理装置が行う処理内容の例を示すフローチャート。 図13に示すフローチャートにおけるマーキング処理内容の例を示すフローチャート。 図13に示すフローチャートにおける画像停止処理の内容の例を示すフローチャート。 第2の実施形態に係る画像処理装置が行う処理に基づいて表示される、モニタの表示画面の第1の変形例を示す図。 図16に示す表示画面を表示させるために、第2の実施形態に係る画像処理装置が行う処理内容の例を示すフローチャート。 図17に示すフローチャートにおける解析値群表示処理の内容の例を示すフローチャート。 第2の実施形態に係る画像処理装置が行う処理に基づいて表示される、モニタの表示画面の第2の変形例を示す図。 図17に示すフローチャートにおける解析値群表示処理の内容の変形例を示すフローチャート。
符号の説明
1 カプセル型医療装置、1a 筐体、2 モニタ、2a 表示画面、3 画像処理装置、3a スロット、4a キーボード、4b マウス、5 外部記憶媒体、11 撮像部、12 増幅部、13 制御部、14 送受信部、15 電源部、21 患者情報、22,22a,22b,26,26a グラフ部、22A スケールバー、22B マーカー、22C スケール変更スイッチ、22D 部位選択リスト、23 生体内画像、24,27 画面操作スイッチ、24A 画像再生スイッチ、24B 画像停止スイッチ、24C マーキングスイッチ、25 タイムスケールバー、28 マーカー群表示スイッチ、28A 前マーカー群表示スイッチ、28B 次マーカー群表示スイッチ、29 分解能設定バー、31 送受信部、32 画像信号記憶部、33 画面情報記憶部、34 制御部、35 解析結果記憶部、36 画像処理部、101 医療用システム、201 患者
代理人 弁理士 伊 藤 進

Claims (6)

  1. 被検体内に配置され、撮像部を有する医療装置から出力される前記被検体の像の画像信号に対して画像処理を行い、前記画像処理を行った後の画像信号を表示部に出力する画像処理装置であって、
    前記医療装置から出力される前記画像信号を記憶する画像信号記憶部と、
    前記画像信号記憶部に記憶された前記画像信号に基づいて所定の解析値を算出するための解析部と、
    前記解析部の前記所定の解析値が、前記表示部に表示されるグラフの形式に応じて表示されるように処理を行う表示制御部と、
    前記所定の解析値に関する前記グラフの形式を表示するための画面情報を有する画面情報記憶部と、
    前記処理を行った前記所定の解析値と、前記記憶部に記憶された画像信号と、前記画面情報とを前記表示部に出力する表示画像出力処理部と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記所定の解析値は、前記画像信号の色調に関する値であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記所定の解析値は、前記画像信号の色調に基づいて算出された、前記被検体の形状に関する値であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記グラフの形式は、前記所定の解析値として算出された一つの値を示すためのスケールバーであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記グラフの形式は、前記所定の解析値として算出された二つの値からなる一組の値を示すための二本の軸であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. さらに、前記表示制御部は、前記画像信号記憶部に記憶された前記画像信号に基づき、前記所定の解析値を算出するために用いた前記画像信号の時間的な指標を算出するための処理を行うことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009119363A1 (ja) * 2008-03-24 2009-10-01 オリンパス株式会社 カプセル型医療装置
JP2012152332A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Fujifilm Corp 内視鏡システム及びその操作補助方法
JP2012249956A (ja) * 2011-06-06 2012-12-20 Toshiba Corp カプセル内視鏡画像処理装置及びカプセル内視鏡システム

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