JP2006167218A - ペンダント - Google Patents
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Abstract
【課題】宝石を備えたペンダントにおいて、宝石を強調することができるとともに製造コストも抑えることが可能なペンダントを提供すること。
【解決手段】宝石を備えたペンダントにおいて、宝石に連結孔(302)を形成するとともに、この連結孔(302)に連結金具(4)を装着し、この連結金具(4)を介して、前記宝石を、ネックレス、イヤリング、ブレスレッド等のチェーン状に吊着可能にしたことを特徴とし、及び、複数個の宝石を備えたペンダントであって、複数個の宝石(3)と、該複数個の宝石(3)を互いに連結した連結金具(4)とにより構成され、前記連結金具(4)は、前記宝石(3)に形成した連結孔(302)に装着したことを特徴としており、これにより、枠体を用いずに宝石を備えることができるため、宝石を強調することができるとともに、枠体の製造に要する手間等をなくして製造コストを抑えることを可能にした。
【選択図】図1
【解決手段】宝石を備えたペンダントにおいて、宝石に連結孔(302)を形成するとともに、この連結孔(302)に連結金具(4)を装着し、この連結金具(4)を介して、前記宝石を、ネックレス、イヤリング、ブレスレッド等のチェーン状に吊着可能にしたことを特徴とし、及び、複数個の宝石を備えたペンダントであって、複数個の宝石(3)と、該複数個の宝石(3)を互いに連結した連結金具(4)とにより構成され、前記連結金具(4)は、前記宝石(3)に形成した連結孔(302)に装着したことを特徴としており、これにより、枠体を用いずに宝石を備えることができるため、宝石を強調することができるとともに、枠体の製造に要する手間等をなくして製造コストを抑えることを可能にした。
【選択図】図1
Description
本発明は、ネックレス、イヤリング、ブレスレット等のチェーン状装身具に吊着される、1又は複数個の宝石を備えたペンダントに係り、より詳しくは、宝石に連結孔を形成し、この連結孔に連結金具を装着し、この連結金具を介して、宝石同士を互いに連結し、あるいは宝石をネックレス、イヤリング、ブレスレット等のチェーンに吊着可能にしたことを特徴とするペンダントに関する。
一般的に、ネックレス、イヤリング、ブレスレット等のチェーン状装身具にはペンダントを吊着することが多く、このペンダントの中には、宝石を備えたものが存在するが、この宝石を備えるに際しては、従来から、枠体を用いて、この枠体に宝石を装着する方法が採用されている。
ここで、図5は、従来から用いられているペンダント21の構造を説明するための側断面図であり、図に示すペンダント21は、3個のダイヤモンド26を備えたものとしている。
即ち、図におけるペンダント21では、枠体22を備えており、この枠体22は、底部に、任意の形状及び任意の大きさとした孔2301を有する略皿状の部材23と、リング状とした部材24を、支柱25によって間隔を置いて二段に配置して構成されており、その内部を宝石の挿入空間2201としている。
そして、この枠体22における挿入空間22内には、前記リング状部材24の上端にダイヤモンド26のパビリオン部の上端部近傍が係止されるような配置において、挿入空間2201内にダイヤモンド26のパビリオン部が挿装されており、更に、このダイヤモンド26のクラウン部は前記支柱25の上端部の係止爪部2501により押えられており、これにより、枠体22にダイヤモンド26を装着してペンダント21が構成されている。
ところで、前述の従来のペンダントでは、枠体22に宝石26を装着して構成されているとともに、その装着に際しては、枠体22における支柱25の上端部の係止爪部2501により宝石26を押えているために、また、一般的に係止爪部は宝石を四方から押えるために、正面から見た場合には、係止爪部2501が目立ってしまい宝石26を強調することが困難になってしまう場合がある。
また、従来のペンダントでは枠体21を別個に製造しなければならないところ、枠体21は非常に小さいものであるために、製造に手間がかかるとともにこの枠体21に宝石を装着する作業も手間がかかり、そのために製造コストが上がってしまい、更にこの製造コストは、宝石の数が増えるごとに上がってしまうという問題点が考えられる。
そこで、本発明は、宝石を備えたペンダントにおいて、宝石を強調することができるとともに、製造コストも抑えることが可能なペンダントを提供することを課題としている。
本発明のペンダントは、宝石を備えたペンダントにおいて、宝石に連結孔を形成するとともにこの連結孔に連結金具を装着し、この連結金具を介して、前記宝石を、ネックレス、イヤリング、ブレスレッド等のチェーン状に吊着可能にしたことを特徴としている。
また、本発明のペンダントは、複数個の宝石を備えたペンダントであって、複数個の宝石と、該複数個の宝石を互いに連結した連結金具と、により構成されており、前記連結金具は、前記宝石に形成した連結孔に装着したことを特徴としている。
本発明のペンダントでは、宝石に直接連結孔を形成するとともに、この連結孔に連結金具を装着し、これにより、宝石を、ネックレス、イヤリング、ブレスレット等のチェーン状装身具に吊着可能としており、また、複数個の宝石とこの複数個の宝石を互いに連結した連結金具とにより構成されるとともに、宝石に連結孔を形成して、この連結孔に連結金具を装着し、連結金具を介して複数個の宝石を互いに連結しているために、枠体内に宝石を挿装するとともに係止爪部により宝石の正面側を押さえつける従来の方法と異なり、宝石の正面を強調することが可能となった。
また、枠体を用いないために、それを製造する必要が無くなり、製造に際しての作業効率等をよくして製造コストを抑えることが可能になった。
本発明のペンダントでは、ダイヤモンド等の天然石やキュービックジルコニア等の合成石からなる宝石を備えるとともに、この宝石に連結孔を形成し、この連結孔に連結金具を装着しており、これにより、連結金具を介して、ネックレス、イヤリング、ブレスレット等のチェーン状装身具に宝石を直接吊着可能としている。
また、本発明のペンダントでは、複数個の宝石を連結金具により連結して構成されており、複数個の宝石の連結に際しては、前記複数個の宝石のそれぞれに連結孔を形成し、この連結孔に装着した連結金具によって、前記複数個の宝石を互いに連結している。
ここで、前記複数個の宝石中の任意のものについては、3個以上の連結孔を形成し、これにより、3個以上の宝石を連結するとよく、これにより、宝石の配置のバリエーションを増やすことが可能となる。
本発明のペンダントの実施例について図面を参照して説明すると、図1は本実施例のペンダントを説明するための正面図であり、図において1が本実施例のペンダントである。また、図において2は、本実施例のペンダント1が吊着された、ネックレス等のチェーン状装身具である。
そして、図に示すように、本実施例のペンダントでは、3個の宝石3を連結した構成としており、本実施例において前記宝石3としては、ダイヤモンドを用いている。
即ち、本実施例のペンダント1においては、3個のダイヤモンド3a、3b、3cを、この順番で、連結金具としての丸環4により連結するとともに、最上部に位置するダイヤモンド3aには、丸環4を介してネックレス等のチェーン状装身具2を連結としている。
ここで、図2は、前記ダイヤモンド3の構造を説明するための側断面図であり、本実施例におけるダイヤモンド3は、その周縁部近傍において、クラウン部303からパビリオン部301までを貫通した小径の貫通孔302を2個形成しており、この貫通孔302を連結孔としている。そして、図1におけるダイヤモンド3では、前記連結孔302の形成位置として、これを、ダイヤモンド3の正面における中心部を通る直線上の両端部近傍としている。
次に、前記連結孔302には、連結金具としての丸環4が装着されており、本実施例においては、最上部に位置する丸環4を除いて、1個の丸環4が2個のダイヤモンドの連結孔302にそれぞれ装着されており、これによって、1個の丸環4を介して、丸環4の上下にそれぞれ、ダイヤモンド3が互いに連結されている。
このように、本実施例のペンダントでは、ダイヤモンド3に連結孔302を形成するとともに、この連結孔302に丸環4を装着し、これにより、丸環4によって複数個のダイヤモンド3を連結しているため、枠体を用いる必要が無くなり、そのために、ダイヤモンド3の正面部を強調することが可能であるとともに、枠体を製造する手間が省けるので製造コストを抑えることも可能になる。
なお、図2に示す実施例では、ダイヤモンドの周縁部近傍において、クラウン部303からパビリオン部301までを貫通して連結孔302を形成しているが、連結孔の形成位置は必ずしもこの位置には限定されず、例えば、パビリオン部分を貫通する配置で連結孔を形成してもよく、この場合にはダイヤモンドを連結する丸環4がダイヤモンドの正面側に露出しないようにすることが可能となる。
次に、図3及び図4は本発明のペンダントの他の形態5、6を示す正面図であり、図3及び図4に示す形態においては、複数個のダイヤモンド中の任意のものについては、3個以上の連結孔302を形成して、これにより、3個以上の宝石を連結したことを特徴としている。
即ち、図3に示すペンダント5では、最下段に位置するダイヤモンド以外のダイヤモンドについては、下方側には2箇所に連結孔を形成するとともに、このそれぞれの連結孔に丸環4を装着し、これにより、下方側に2個のダイヤモンドを連結しており、これにより、下方に行くにしたがってダイヤモンドの数を増やすことを可能にしている。
また、図4に示すペンダント6では、2段目に配置するダイヤモンドについて、下方側には2箇所に連結孔を形成するとともに、このそれぞれの連結孔に丸環4を装着し、これにより、3段目以下のダイヤモンドを縦2列に配列している。
したがって、これらの形態のペンダント5、6では、図1に示すペンダントのように複数個のダイヤモンドを縦に1列に連結しているペンダントと異なり、ペンダント全体を豪華にすることが可能である。
なお、本発明のペンダントでは、ダイヤモンド等の宝石に直接連結孔を形成するとともにこの連結孔に丸環等の連結金具を装着し、これにより枠体を用いずにペンダントを構成可能にしたことを特徴としており、ダイヤモンドの数および配置は前述の形態には限定されない。従って、備えるダイヤモンドを1個のみにして、即ち、ダイヤモンドの上部側に1個の連結孔を形成するとともに、この連結孔に丸環等の連結金具を装着し、この連結金具をネックレス等のチェーン等に吊着可能としてもよく、また、1個のダイヤモンドの下方側に3個以上のダイヤモンドを連結してもよい。
更に、宝石としては必ずしもダイヤモンドを用いる必要もなく、その他の宝石を用いてもよい。即ち、装身具に用いる宝石には、ダイヤモンド等の天然石やキュービックジルコニア等の合成石、更にはその他の石が存在するが、本発明に用いる宝石としては、装身具に用いる可能性があるすべての石が含まれ、その石の形状もまた特に限定されない。
更にまた、図3及び図4に示す形態においても、図1に示す形態のペンダントと同様に、クラウン部からパビリオン部までを貫通して連結孔を形成する必要はなく、パビリオン部分を貫通する配置で連結孔を形成してもよい。
本発明のペンダントは、宝石を備えたペンダントにおいて、宝石に連結孔を形成して、この連結孔に装着した連結金具を介して、枠体を用いずに互いの宝石を直接連結したことを特徴としているため、宝石を備えた装身具の全般に適用可能である。
1、5、6 ペンダント
2 チェーン
3a、3b、3c ダイヤモンド
301 ダイヤモンドのパビリオン部
302 ダイヤモンドに形成した連結孔
303 ダイヤモンドのクラウン部
4 連結金具(丸環)
2 チェーン
3a、3b、3c ダイヤモンド
301 ダイヤモンドのパビリオン部
302 ダイヤモンドに形成した連結孔
303 ダイヤモンドのクラウン部
4 連結金具(丸環)
Claims (4)
- 宝石を備えたペンダントにおいて、宝石に連結孔(302)を形成するとともに、この連結孔(302)に連結金具(4)を装着し、この連結金具(4)を介して、前記宝石を、ネックレス、イヤリング、ブレスレッド等のチェーン状装身具に吊着可能にしたことを特徴とするペンダント。
- 複数個の宝石を備えたペンダントであって、
複数個の宝石(3)と、
該複数個の宝石(3)を互いに連結した連結金具(4)と、により構成されており、前記連結金具(4)は、前記宝石(3)に形成した連結孔(302)に装着されていることを特徴とするペンダント。 - 前記複数個の宝石(3)中の任意のものについては、3個以上の宝石を連結したことを特徴とする請求項2に記載のペンダント。
- 前記宝石がダイヤモンド等の天然石又はキュービックジルコニア等の合成石であることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載のペンダント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004365007A JP2006167218A (ja) | 2004-12-16 | 2004-12-16 | ペンダント |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2004365007A Pending JP2006167218A (ja) | 2004-12-16 | 2004-12-16 | ペンダント |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006167218A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011177434A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Mitsuharu Hayashi | 宝石保持具及びそれを用いた宝飾品 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61100216U (ja) * | 1984-12-07 | 1986-06-26 | ||
JPH036054A (ja) * | 1989-06-01 | 1991-01-11 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体電圧検出回路 |
-
2004
- 2004-12-16 JP JP2004365007A patent/JP2006167218A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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JPS61100216U (ja) * | 1984-12-07 | 1986-06-26 | ||
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