JP2006166616A - ハーネスプロテクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 ケースの変形に起因するカバーの離脱を防止する。
【解決手段】 カバー30には、その側縁から略直角に延出して、側板13a,13bの外側面に沿う一対の規制片35が形成され、側板13a,13bの外側面には、規制片35の外側面に対して重なる規制壁20が形成されている。側板13a,13bと規制片35が共に外側へ変位しようとするときの傾き姿勢は、側板13a,13bと規制片35とで互いに逆となる。ここで、規制片35は側板13a,13bと規制壁20との間で挟み付けられているため、側板13a,13bと規制片35は、互いに略平行な姿勢を維持するように動きを拘束され、結果的に、ケース10の拡開変形が規制され、ケース10の拡開変形に起因するカバー30の離脱が防止される。
【選択図】 図10
Description
本発明は、ハーネスプロテクタに関するものである。
例えば、自動車のインジェクタに給電するためのハーネスを保護する等の目的で、ハーネスを収容するための細長い筒状のプロテクタが用いられるが、この種のプロテクタとしては、基板の両側縁から一対の側板を立ち上げた略U字形断面をなす合成樹脂製のケースと、ケースの開口部を塞ぐ略平板状のカバーとを組み付けて構成されたものがある。ケースには、その開口縁から内側へ突出する係止爪が形成されている。ケースの開口部に取り付けられたカバーの両側縁には係止爪が係止され、この係止作用によりカバーがケースに固定されるようになっている。尚、ハーネスプロテクタの一例としては、特許文献1に記載されているもの等が知られている。
特開2003−230222公報
プロテクタは、温度変化の大きいエンジンルーム内に配置される場合があるが、この場合、合成樹脂製のケースが熱のために両側板を拡開させるように変形する虞がある。このような変形を生じると、係止爪が、カバーから遠ざかってカバーの側縁部から解離してしまい、その結果、カバーがケースから離脱することになる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ケースの変形に起因するカバーの離脱を防止することを目的とする。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ケースの変形に起因するカバーの離脱を防止することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、合成樹脂からなり、互いに略平行な一対の側板を基板の左右両側縁から延出させた略U字形断面をなす細長いケースと、前記ケースに対し、その開口部を塞ぐように組み付けられるカバーと、前記ケースの開口縁から内側へ突出する一対の係止爪とを備えてなり、前記ケースに組み付けられた前記カバーの側縁部に対して前記係止爪が係止することで、前記カバーが組み付け状態に保持されるようになっているハーネスプロテクタであって、前記カバーには、その側縁から略直角に延出することで、前記側板の外側面に沿うように配される一対の規制片が形成され、前記側板の外側面には、前記規制片の外側面に対して重なるように位置する規制壁が形成されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記規制片の基端部に、前記係止爪を貫通させる貫通孔が形成されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記側板の一部が外側への弾性変位可能な係止片とされ、前記係止爪が、前記係止片の自由端部に形成されており、前記貫通孔には、前記係止片が外側への弾性変位を可能に貫通され、前記規制片の基端部側領域における前記側板との対向面には、前記係止片の外側への弾性変位を許容する撓み空間が形成されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記規制壁は、前記側板の前記基板からの延出方向と略平行なリブを介して前記側板に連なっているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
ケースの変形形態としては、側板が基板の側縁部(側板の基端縁部)を支点として傾こうとするのに対し、カバーの規制片は、カバーの側縁部(側板の自由端縁の近傍)を支点として傾くこうとするため、側板と規制片が共に外側へ変位しようとするときの傾き姿勢は、側板と規制片とで互いに逆となる。ところが、規制片は側板と規制壁との間で挟み付けられているため、側板と規制片は、互いに略平行な姿勢を維持するように動きを拘束されることになり、結果的に、ケースの拡開変形が規制されることになる。これにより、カバーに対する係止爪の係止機能の信頼性が向上し、カバーのケースからの離脱を確実に防止することができる。
ケースの変形形態としては、側板が基板の側縁部(側板の基端縁部)を支点として傾こうとするのに対し、カバーの規制片は、カバーの側縁部(側板の自由端縁の近傍)を支点として傾くこうとするため、側板と規制片が共に外側へ変位しようとするときの傾き姿勢は、側板と規制片とで互いに逆となる。ところが、規制片は側板と規制壁との間で挟み付けられているため、側板と規制片は、互いに略平行な姿勢を維持するように動きを拘束されることになり、結果的に、ケースの拡開変形が規制されることになる。これにより、カバーに対する係止爪の係止機能の信頼性が向上し、カバーのケースからの離脱を確実に防止することができる。
<請求項2の発明>
規制片の基端部に係止爪を貫通させる貫通孔を形成することで、ケースの長さ方向において規制片と係止爪をほぼ同じ位置に配置させるようにしたので、規制片によって側板の拡開変位を規制する機能の信頼性が向上する。
規制片の基端部に係止爪を貫通させる貫通孔を形成することで、ケースの長さ方向において規制片と係止爪をほぼ同じ位置に配置させるようにしたので、規制片によって側板の拡開変位を規制する機能の信頼性が向上する。
<請求項3の発明>
カバーをケースの開口部に組み付ける際には、係止片が外側へ弾性変位することにより、カバーの組付けが容易となる。
カバーをケースの開口部に組み付ける際には、係止片が外側へ弾性変位することにより、カバーの組付けが容易となる。
<請求項4の発明>
規制壁は、側板の基板からの延出方向と略平行なリブを介して側板に連なっているので、側板は、リブによって曲げ剛性が高められている。
規制壁は、側板の基板からの延出方向と略平行なリブを介して側板に連なっているので、側板は、リブによって曲げ剛性が高められている。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図12を参照して説明する。本実施形態のハーネスプロテクタは、複数本の電線を束ねた細長いハーネス(図示せず)を収容するものであって、図示しない金属製の固定具により機器等(図示せず)の上面に固定されるようになっている。
ハーネスプロテクタは、全体として長さ方向両端面が開放された細長い角筒状をなし、合成樹脂製のケース10と、同じく合成樹脂製のカバー30とを組み付けて構成されている。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図12を参照して説明する。本実施形態のハーネスプロテクタは、複数本の電線を束ねた細長いハーネス(図示せず)を収容するものであって、図示しない金属製の固定具により機器等(図示せず)の上面に固定されるようになっている。
ハーネスプロテクタは、全体として長さ方向両端面が開放された細長い角筒状をなし、合成樹脂製のケース10と、同じく合成樹脂製のカバー30とを組み付けて構成されている。
ケース10は、下面が全長に亘って開口部11とされた略U字形(若しくは、「コ」字形)断面のものであり、基板12と、この基板12の左右両側縁から下方へ片持ち状に延出された一対の略平行な側板13a,13bとを一体形成したものである。一方の側板13aには、その外面側へ突出する3つの筒状の保持部14が、長さ方向に間隔を空けて一体に形成されている。保持部14の内部には、軸線を上下方向に向けたビスが、軸方向への相対変位を規制され、且つ軸周りの回転を可能に収容されるようになっており、このビスを機器等の雌ネジ孔に螺合することによって、ハーネスプロテクタが機器等に固定されるようになっている。
両側板13a,13bの下端部内面には、夫々、ほぼ全長に亘って連続する段差状の受け部15が形成され、この受け部15にカバー30が当接されるようになっている。また、両側板13a,13bにおける長さ方向に間隔を空けた複数位置には、係止爪18を有する係止片16が形成されている。係止片16は、側板13a,13bの一部を構成するものである。つまり、係止片16は、方形板状をなし、側板13a,13bに対して面一状に配されている。側板13a,13bには、その下端縁から上方へ延びる一対のスリット17が形成され、この両スリット17の間の部分が、下方へ片持ち状に延出した形態の係止片16となっている。したがって、この係止片16は、その基端(上端)を支点として基板12に対して傾きつつ外側又は内側へ弾性変位し得るようになっている。他方(保持部14の形成されていない側)の側板13bに形成された係止片16の一部は、保持部14と対向するように配されている。また、他方の側板13bの係止片16のうち保持部14と対応しない係止片16は、一方の側板13aに形成した係止片16と対向するように配置されている。つまり、両側板13a,13bの間では、係止片16同士が対向する配置、若しくは係止片16と保持部14とが対向する配置のいずれかとなっている。そして、各係止片16の下端部(自由端部)には、内側へ突出する係止爪18が形成されている。この係止爪18は、ケース10の下端よりも僅かに下方へ突出する高さに配されている。
さて、両側板13a,13bには、各係止片16と対応するように規制壁20が一体に形成されている。規制壁20は、側板13a,13bと平行な方形板状をなし、側板13a,13bの外側面に対し、後述する規制片35の厚さに相当する寸法の間隔を空けて対向している。規制壁20は、その左右両側縁に沿って上下方向に延びる一対のリブ21を介して側板13a,13bの外側面に連結されている。一対のリブ21は、スリット17における係止片16とは反対側の開口縁に沿って配されている。規制壁20の上端は、ケース10の基板12よりも少し低い高さであって、スリット17の上端よりも高い位置にある。規制壁20の下端は、側板13a,13bの下端と同じ高さに位置しており、係止片16の下端部と係止爪18は規制壁20から下方へ突出している。規制壁20、リブ21、側板13a,13b及び係止片16により、下方へ開放された扁平筒状の収容空間22が構成され、この収容空間22内に下から規制片35が嵌入されるようになっている。また、規制壁20の上端縁には側板13a,13b側へリブ状に張り出す張出部23が形成され、この張出部23と側板13a,13bの外側面との間には、収容空間22を外部へ連通させる形態であって、側板13a,13bと平行な細長い連通孔24が形成されている。
カバー30は、ケース10に対し、その下面の開口部11を塞ぐように組み付けられるものであって、全体として細長い形状をなす。尚、金型成型された状態では、カバー30の一方の側縁部と、ケース10における保持部14とは反対側の側板13bの下端縁とが、連結部31を介して連結された状態となっている。カバー30の下面には、方形に凹ませた形態の凹部32が複数形成されている。カバー30の左右両外側面には、その概ね下半分領域から外側方へリブ状に突出する係止部33が、カバー30の全長に亘って形成されている。
また、係止部33におけるケース10の係止片16と対応する複数位置には、係止部33の外側面を部分的に外側方へ突出させた形態の基端部34が形成され、各基端部34からは、方形板状をなす規制片35が、上方へ片持ち状に延出されている。基端部34には、カバー30(ケース10)の長さ方向に沿って細長く開口する貫通孔36が形成されている。また、規制片35の内面には、規制片35の全幅に亘って規制片35の板厚を薄くするように切欠することで撓み空間37が形成されている。この撓み空間37は、規制片35(基端部34)の下端面(基端部34側の端面)から上方へ所定高さ(カバー30をケース10に組み付けた状態において、係止片16の上端、即ち係止片16の撓みの支点(スリット17の上端)よりも僅かに下方の高さ)に亘って形成されている。この撓み空間37は、下端部(規制片35の下端面)において貫通孔36と連通している。さらに、規制片35の外側面には、その上端縁から下方(撓み空間37よりも高い位置)へ規制片35の板厚が薄くなるように切欠した形態の肉抜き部38が形成されている。また、互いに係止片16同士が対向する位置においては、カバー30の長さ方向に隣接する凹部32同士の境界部39が配置されているが、この境界部39は、肉厚が凹部32よりも厚くて、強度が高くなっているため、カバー30が係止片16同士を離間させるような変形を生じることはない。
次に、本実施形態の作用を説明する。
ケース10にカバー30を組み付ける際には、カバー30を下方からケース10の下面の開口部11に接近させる。接近する過程では、規制片35が収容空間22内(係止片16及び側板13a,13bと規制壁20との間)への嵌入を開始し、その後、係止部33の上面(貫通孔36の孔縁)が係止爪18のテーパ面18aに当接する。すると、テーパ面18aの傾斜により、係止片16が、撓み空間37内に進入しつつ外側へ弾性変形し、これにより、係止部33が係止爪18を通過しつつカバー30の組付けが更に進む。このとき、弾性変形する係止片16は、貫通孔36内を貫通することになる。
ケース10にカバー30を組み付ける際には、カバー30を下方からケース10の下面の開口部11に接近させる。接近する過程では、規制片35が収容空間22内(係止片16及び側板13a,13bと規制壁20との間)への嵌入を開始し、その後、係止部33の上面(貫通孔36の孔縁)が係止爪18のテーパ面18aに当接する。すると、テーパ面18aの傾斜により、係止片16が、撓み空間37内に進入しつつ外側へ弾性変形し、これにより、係止部33が係止爪18を通過しつつカバー30の組付けが更に進む。このとき、弾性変形する係止片16は、貫通孔36内を貫通することになる。
そして、カバー30が正規の組み付け状態に至ると、係止部33が受け部15に当接することで、それ以上のカバー30の組み付け方向(上方)への変位が規制されると同時に、係止片16が弾性復帰して係止爪18の係止面18bが受け部15の下面(貫通孔36の下面側の孔縁)に対して下から係止し、もって、カバー30がケース10に対して上下へ方向への相対変位を規制された状態に保持される。また、カバー30の略上半部分が両側板13a,13bの間に嵌合されることにより、カバー30のケース10に対する左右方向(ハーネスプロテクタの長さ方向と直交する方向)における相対変位を規制される。
本実施形態のハーネスプロテクタにおけるケース10の変形形態としては、側板13a,13bが基板12の側縁部(側板13a,13bの基端縁部)を支点として傾くこうとするのに対し、カバー30の規制片35は、カバー30の側縁部(側板13a,13bの自由端縁の近傍)を支点として傾くこうとするため、側板13a,13bと規制片35が共に外側へ変位しようとするときの傾き姿勢は、側板13a,13bと規制片35とで互いに逆となる。
しかし、カバー30には、その側縁から略直角に延出することで、側板13a,13bの外側面に沿うように配される一対の規制片35を形成し、側板13a,13bの外側面には、規制片35の外側面に対して重なるように位置する規制壁20を形成し、規制片35を側板13a,13bと規制壁20との間で挟み付けるようにしている。これにより、側板13a,13bと規制片35は、互いに略平行な姿勢を維持するように動きを拘束されることになり、結果的に、ケース10の拡開変形が規制されることになる。これにより、カバー30に対する係止爪18の係止機能の信頼性が向上し、カバー30のケース10からの離脱を確実に防止することができる。
しかし、カバー30には、その側縁から略直角に延出することで、側板13a,13bの外側面に沿うように配される一対の規制片35を形成し、側板13a,13bの外側面には、規制片35の外側面に対して重なるように位置する規制壁20を形成し、規制片35を側板13a,13bと規制壁20との間で挟み付けるようにしている。これにより、側板13a,13bと規制片35は、互いに略平行な姿勢を維持するように動きを拘束されることになり、結果的に、ケース10の拡開変形が規制されることになる。これにより、カバー30に対する係止爪18の係止機能の信頼性が向上し、カバー30のケース10からの離脱を確実に防止することができる。
また、規制片35の基端部34に、係止爪18を貫通させる貫通孔36を形成し、ケース10の長さ方向において規制片35と係止爪18をほぼ同じ位置に配置させるようにしたので、規制片35によって側板13a,13bの拡開変位を規制する機能の信頼性が高い。
また、側板13a,13bの一部が外側への弾性変位可能な係止片16とされ、係止爪18が、係止片16の自由端部に形成されており、貫通孔36に、係止片16が外側への弾性変位を可能に貫通され、規制片35の基端部34側領域における側板13a,13bとの対向面に、係止片16の外側への弾性変位を許容する撓み空間37が形成されている。これにより、カバー30をケース10の開口部11に組み付ける際には、係止片16が外側、即ちカバー30の組み付け経路から外れる方向へ弾性変位するようになるので、カバー30の組付けが容易となる。
また、規制壁20が、側板13a,13bの基板12からの延出方向(上下方向)と略平行なリブ21を介して側板13a,13bに連なる形態としたので、側板13a,13bと規制壁20は、リブ21によって曲げ剛性が高められ、規制壁20と側板13a,13bの湾曲変形が防止される。これにより、規制片35の湾曲変形も防止される。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態ではケースの長さ方向において規制片と係止爪とをほぼ同じ位置に配置したが、本発明によれば、ケースの長さ方向において、規制片と係止爪とが互いにずれた位置に配置してもよい。
(2)上記実施形態では側板の一部を弾性変位可能な係止片としてその係止片の自由端に係止爪を形成したが、本発明によれば、弾性変形可能な係止片を形成せず、側板の自由端部に係止爪を形成してもよい。
(3)上記実施形態では、規制壁が、側板の基板からの延出方向と略平行なリブを介して側板と連なるようにしたが、本発明によれば、側板の延出方向に間隔を空けた複数箇所において規制壁と側板とが連なる形態としてもよい。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態ではケースの長さ方向において規制片と係止爪とをほぼ同じ位置に配置したが、本発明によれば、ケースの長さ方向において、規制片と係止爪とが互いにずれた位置に配置してもよい。
(2)上記実施形態では側板の一部を弾性変位可能な係止片としてその係止片の自由端に係止爪を形成したが、本発明によれば、弾性変形可能な係止片を形成せず、側板の自由端部に係止爪を形成してもよい。
(3)上記実施形態では、規制壁が、側板の基板からの延出方向と略平行なリブを介して側板と連なるようにしたが、本発明によれば、側板の延出方向に間隔を空けた複数箇所において規制壁と側板とが連なる形態としてもよい。
10…ケース
12…基板
13a,13b…側板
16…係止片
18…係止爪
20…規制壁
21…リブ
30…カバー
35…規制片
36…貫通孔
37…撓み空間
12…基板
13a,13b…側板
16…係止片
18…係止爪
20…規制壁
21…リブ
30…カバー
35…規制片
36…貫通孔
37…撓み空間
Claims (4)
- 合成樹脂からなり、互いに略平行な一対の側板を基板の左右両側縁から延出させた略U字形断面をなす細長いケースと、
前記ケースに対し、その開口部を塞ぐように組み付けられるカバーと、
前記ケースの開口縁から内側へ突出する一対の係止爪とを備えてなり、
前記ケースに組み付けられた前記カバーの側縁部に対して前記係止爪が係止することで、前記カバーが組み付け状態に保持されるようになっているハーネスプロテクタであって、
前記カバーには、その側縁から略直角に延出することで、前記側板の外側面に沿うように配される一対の規制片が形成され、
前記側板の外側面には、前記規制片の外側面に対して重なるように位置する規制壁が形成されていることを特徴とするハーネスプロテクタ。 - 前記規制片の基端部に、前記係止爪を貫通させる貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1記載のハーネスプロテクタ。
- 前記側板の一部が外側への弾性変位可能な係止片とされ、
前記係止爪が、前記係止片の自由端部に形成されており、
前記貫通孔には、前記係止片が外側への弾性変位を可能に貫通され、
前記規制片の基端部側領域における前記側板との対向面には、前記係止片の外側への弾性変位を許容する撓み空間が形成されていることを特徴とする請求項2記載のハーネスプロテクタ。 - 前記規制壁は、前記側板の前記基板からの延出方向と略平行なリブを介して前記側板に連なっていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のハーネスプロテクタ。
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2005
- 2005-11-18 DE DE200510055169 patent/DE102005055169A1/de not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015159627A (ja) * | 2014-02-21 | 2015-09-03 | 矢崎総業株式会社 | 外装部材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE102005055169A1 (de) | 2006-06-14 |
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