JP2006165012A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ソース・ドレイン領域におけるシリコン基板をエッチングする際にゲート電極の上部が併せてエッチングされることを防止し得る半導体装置の製造方法を得る。
【解決手段】STI分離膜2の材質、サイドウォールスペーサ9の材質、及びキャップ膜8の材質は除去されず、シリコン基板1の材質及びゲート電極7の材質は除去される条件下で、エッチングを行う。これにより、ゲート構造50及びサイドウォールスペーサ9によって覆われずに露出している部分のシリコン基板1のみが選択的に除去され、その部分におけるシリコン基板1の上面内にリセス11が形成される。ゲート電極7の上面はキャップ膜8によって覆われているため、かかるエッチングによってはゲート電極7は除去されない。
【選択図】図4
【解決手段】STI分離膜2の材質、サイドウォールスペーサ9の材質、及びキャップ膜8の材質は除去されず、シリコン基板1の材質及びゲート電極7の材質は除去される条件下で、エッチングを行う。これにより、ゲート構造50及びサイドウォールスペーサ9によって覆われずに露出している部分のシリコン基板1のみが選択的に除去され、その部分におけるシリコン基板1の上面内にリセス11が形成される。ゲート電極7の上面はキャップ膜8によって覆われているため、かかるエッチングによってはゲート電極7は除去されない。
【選択図】図4
Description
本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、特に、チャネル形成領域におけるシリコン基板の結晶格子にひずみを加えることによってMOSFETの動作速度の高速化を図る半導体装置及びその製造方法に関する。
チャネル形成領域におけるシリコン基板の結晶格子にひずみを加えることによって電子の移動度を高め、それによりMOSFETの動作速度の高速化を図る技術が、例えば下記特許文献1に開示されている。当該特許文献1に開示された半導体装置の製造方法は、シリコン基板上にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程(FIG1)と、ゲート電極の側面にL字形スペーサを形成する工程(FIG2)と、ソース・ドレイン領域におけるシリコン基板をエッチングすることによってリセス(以下「第1のリセス」と称す)を形成する工程(FIG5)と、シリコンゲルマニウム膜によって第1のリセス内を充填する工程(FIG6)とを備えている。
しかしながら、上記特許文献1に開示された半導体装置の製造方法によると、第1のリセスを形成する際にゲート電極の上部も併せてエッチングされており、これにより、L字形スペーサによって側面が規定されたリセス(以下「第2のリセス」と称す)が形成されている(FIG5)。従って、第2のリセスの深さによってゲート電極の膜厚が変動するため、第2のリセス形成後のゲート電極の膜厚を所望の値に設定することが困難であるという問題がある。
また、上記特許文献1に開示された半導体装置の製造方法によると、シリコンゲルマニウム膜によって第1のリセス内を充填する際に、第2のリセス内にもシリコンゲルマニウム膜が形成されている(FIG6)。従って、半導体装置の微細化に伴って第2のリセスのアスペクト比が高くなると、第2のリセス内に形成されたシリコンゲルマニウム膜に起因して、ゲート電極にひずみ応力が加わる。このひずみ応力は、ゲート電極の電気的特性を変動させたり、ゲート電極の倒壊や剥がれ等の原因になるという問題もある。
本発明はかかる問題を解決するために成されたものであり、ソース・ドレイン領域におけるシリコン基板をエッチングする際にゲート電極の上部が併せてエッチングされることを防止することにより、ゲート電極の膜厚を所望の値に設定でき、ゲート電極の電気的特性の変動を防止でき、ゲート電極の倒壊や剥がれ等を回避し得る、半導体装置及びその製造方法を得ることを目的とする。
第1の発明に係る半導体装置の製造方法は、(a)導電性の第1の材質から成る第1の膜を、ゲート絶縁膜を介して半導体基板の主面上に形成する工程と、(b)導電性の第2の材質から成る第2の膜を、前記第1の膜上に形成する工程と、(c)前記第1及び第2の膜をパターニングすることにより、前記第1の材質から成るゲート電極上に前記第2の材質から成るキャップ膜が形成されたゲート構造を形成する工程と、(d)前記ゲート構造の側面に、絶縁性の第3の材質から成るサイドウォールスペーサを形成する工程と、(e)前記第1の材質及び前記半導体基板の材質は除去され、前記第2及び第3の材質は除去されない条件下でエッチングを行うことにより、前記ゲート構造及び前記サイドウォールスペーサによって覆われていない部分の前記半導体基板の前記主面内にリセスを形成する工程と、(f)前記ゲート構造の下方に位置する部分の前記半導体基板の結晶格子にひずみを加え得る半導体膜によって、前記リセス内を充填する工程とを備える。
第2の発明に係る半導体装置は、半導体基板と、前記半導体基板の主面上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記ゲート電極上に形成され、前記半導体基板の材質に対してエッチングの選択性を有する材質から成る導電膜と、前記ゲート電極及び前記導電膜の側面に形成されたサイドウォールスペーサと、前記ゲート電極及び前記サイドウォールスペーサによって覆われていない部分の前記半導体基板の前記主面内に形成されたリセスと、前記リセス内を充填して形成され、前記ゲート電極の下方に位置する部分の前記半導体基板の結晶格子にひずみを加え得る半導体膜とを備える。
第3の発明に係る半導体装置は、半導体基板と、前記半導体基板の主面上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記ゲート電極上に形成された第1の金属−半導体化合物層と、前記ゲート電極及び前記第1の金属−半導体化合物層の側面に接して、前記第1の金属−半導体化合物層の上面よりも上方に突出して形成されたサイドウォールスペーサと、前記ゲート電極及び前記サイドウォールスペーサによって覆われていない部分の前記半導体基板の前記主面内に形成されたリセスと、前記リセス内を充填して形成され、前記ゲート電極の下方に位置する部分の前記半導体基板の結晶格子にひずみを加え得る半導体膜と、前記半導体膜上に形成された第2の金属−半導体化合物層とを備える。
第1〜第3の発明によれば、ゲート電極の膜厚を所望の値に設定でき、ゲート電極の電気的特性の変動を防止でき、ゲート電極の倒壊や剥がれ等を回避することができる。
実施の形態1.
図1〜6は、本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。図1を参照して、まず、周知のトレンチ分離技術によって、シリコン酸化膜から成るSTI(Shallow Trench Isolation)分離膜2を、シリコン基板1の上面内に部分的に形成する。STI分離膜2が形成されていない部分のシリコン基板1は、MOSFETを形成すべき素子形成領域として規定される。次に、熱酸化法によって、素子形成領域内におけるシリコン基板1の上面上に、シリコン酸化膜3を形成する。但し、シリコン酸化膜の代わりに、シリコン酸窒化膜(SiON)又はHfを含む高誘電体絶縁膜(high-k膜)を形成してもよい。次に、CVD法によって、ドープトポリシリコン膜4を、STI分離膜2上及びシリコン酸化膜3上に全面的に形成する。次に、CVD法又はPVD法等によって、金属膜5を、ドープトポリシリコン膜4上に全面的に形成する。次に、写真製版法によって、フォトレジスト6を、金属膜5の上面上に部分的に形成する。但し、フォトレジスト6の代わりにハードマスクを形成してもよい。
図1〜6は、本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。図1を参照して、まず、周知のトレンチ分離技術によって、シリコン酸化膜から成るSTI(Shallow Trench Isolation)分離膜2を、シリコン基板1の上面内に部分的に形成する。STI分離膜2が形成されていない部分のシリコン基板1は、MOSFETを形成すべき素子形成領域として規定される。次に、熱酸化法によって、素子形成領域内におけるシリコン基板1の上面上に、シリコン酸化膜3を形成する。但し、シリコン酸化膜の代わりに、シリコン酸窒化膜(SiON)又はHfを含む高誘電体絶縁膜(high-k膜)を形成してもよい。次に、CVD法によって、ドープトポリシリコン膜4を、STI分離膜2上及びシリコン酸化膜3上に全面的に形成する。次に、CVD法又はPVD法等によって、金属膜5を、ドープトポリシリコン膜4上に全面的に形成する。次に、写真製版法によって、フォトレジスト6を、金属膜5の上面上に部分的に形成する。但し、フォトレジスト6の代わりにハードマスクを形成してもよい。
金属膜5の材質は、Co,Ni,Ti,Pt,Er,Ag,Au,Fe,Mn,Cr,Ir,Pd,Ru,Cu等である。あるいは、これらの金属を複合した積層膜であってもよく、これらの金属の合金又は窒化化合物であってもよい。また、本発明をCMOSデバイスに適用する場合には、NMOSFETとPMOSFETとで異なる金属を使用してもよい。
図2を参照して、次に、フォトレジスト6をエッチングマスクとして用いて、異方性エッチング法によって、金属膜5及びドープトポリシリコン膜4をパターニングする。これにより、除去されずに残った部分のドープトポリシリコン膜4としてゲート電極7が得られ、除去されずに残った部分の金属膜5としてキャップ膜8が得られる。また、ゲート電極7上にキャップ膜8が形成された構造を有するゲート構造50が得られる。その後、フォトレジスト6を除去する。
図3を参照して、次に、CVD法によってシリコン窒化膜を全面的に形成した後、異方性エッチング法によってエッチバックすることにより、ゲート構造50の側面にサイドウォールスペーサ9を形成する。このとき、ゲート構造50及びサイドウォールスペーサ9によって覆われていない部分のシリコン酸化膜3が除去され、その部分におけるシリコン基板1の上面が露出する。また、除去されずに残った部分のシリコン酸化膜3としてゲート絶縁膜10が得られる。
図4を参照して、次に、STI分離膜2の材質(この例ではシリコン酸化膜)、サイドウォールスペーサ9の材質(この例ではシリコン窒化膜)、及びキャップ膜8の材質は除去されず、シリコン基板1の材質(シリコン)及びゲート電極7の材質(この例ではドープトポリシリコン)は除去される条件下で、エッチングを行う。キャップ膜8の材質が例えばCo又はNiの場合、Cl2を主成分とするエッチングガスを用いてエッチングを行えばよい。エッチングガスには、HBrガス又はHIガスを添加してもよい。これにより、ゲート構造50及びサイドウォールスペーサ9によって覆われずに露出している部分のシリコン基板1のみが選択的に除去され、その部分におけるシリコン基板1の上面内にリセス11が形成される。ゲート電極7の上面はキャップ膜8によって覆われているため、かかるエッチングによってはゲート電極7は除去されない。
図5を参照して、次に、エピタキシャル成長法によって、リセス11内を充填するようにシリコンゲルマニウム(以下「SiGe」と称す)膜12を形成する。図5に示した例では、STI分離膜2の上面とSiGe膜12の上面とが一致した時点で、エピタキシャル成長を停止している。ゲート電極7の上面はキャップ膜8によって覆われているため、ゲート電極7上にはSiGe膜12はエピタキシャル成長しない。SiGe膜12を形成した後、イオン注入法によってSiGe膜12内に不純物を導入することにより、SiGe膜12は、MOSFETのソース・ドレイン領域として機能する。
図5に示すように、ゲート構造50の下方に規定されるチャネル形成領域を挟んで、一対のSiGe膜12が形成されている。チャネル形成領域には、両側のSiGe膜12から圧縮応力が加わり、チャネル形成領域におけるシリコン基板1の結晶格子にひずみが生じる。その結果、電子の移動度が高まり、MOSFETの動作速度の高速化が図られる。
図6を参照して、次に、周知のシリサイド技術によって、NiSi膜13等の金属−半導体化合物層を、SiGe膜12の上面上に形成する。ゲート電極7の上面はキャップ膜8によって覆われているため、ゲート電極7上にはNiSi膜13は形成されない。シリサイド化のために用いる金属としては、Niのほかに、Co,Ti,Pt,Ag,Au,Fe,Mn,Cr,Ir,Pd,Ru,Er等であってもよい。あるいは、これらの金属の合金であってもよい。また、本発明をCMOSデバイスに適用する場合には、NMOSFETとPMOSFETとで異なる金属を使用してもよい。
図5に示した工程でSTI分離膜2の上面を超えてSiGe膜12を成長させると、SiGe膜12の上面のみならず、STI分離膜2の上面から突出するSiGe膜12の側面にも、NiSi膜13が形成される。この場合、STI分離膜2の分離幅(横方向の寸法)が狭くなると、STI分離膜2を挟んで互いに隣接するMOSFETのNiSi膜13同士が、STI分離膜2の上面上で互いに接触してしまう。従って、図5に示した例のように、SiGe膜12の上面がSTI分離膜2の上面よりも高くならないように、SiGe膜12の成長量を設定するのが望ましい。
このように本実施の形態1に係る半導体装置の製造方法によれば、ゲート電極7上にキャップ膜8が形成されているため、図4に示した工程でシリコン基板1内にリセス11を形成するためのエッチングによっては、ゲート電極7は除去されない。従って、リセス11を形成する工程の前後でゲート電極7の膜厚は変動しないため、リセス11の深さとは無関係に、ゲート電極7の膜厚を所望の値に設定することができる。
また、ゲート電極7上にキャップ膜8が形成されているため、SiGe膜12によってリセス11内を充填する際に、ゲート電極7上にはSiGe膜12は形成されない。従って、ゲート電極上にSiGe膜が形成されることに起因する種々の問題(ゲート電極の電気的特性の変動、ゲート電極の倒壊や剥がれ等)を回避することができる。
また、本実施の形態1に係る半導体装置によれば、金属から成るキャップ膜8がゲート電極7上に形成されているため、キャップ膜8によってゲート抵抗が低減される。仮にキャップ膜8の材質が絶縁膜である場合において、ゲート抵抗を低減するためには、キャップ膜8を除去した後にゲート電極7上に金属−半導体化合物層を形成する必要がある。ところが、本実施の形態1の例において、キャップ膜8の材質がシリコン酸化膜であった場合は、キャップ膜8を除去する際にSTI分離膜2も併せて除去されてしまい、その結果、STI分離膜2の分離特性が劣化する。また、キャップ膜8の材質がシリコン窒化膜であった場合は、キャップ膜8を除去する際にサイドウォールスペーサ9も除去されてしまい、その結果、ゲート電極7上に形成される金属−半導体化合物層と、ソース・ドレイン領域上に形成される金属−半導体化合物層(図6に示したNiSi膜13)とが互いに接触してしまう。一方、本実施の形態1に係る半導体装置の製造方法によると、キャップ膜8の材質が金属であるため、キャップ膜8を除去して金属−半導体化合物層を形成するという工程を実行する必要がなく、このような問題が生じることはない。
実施の形態2.
図7,8は、本発明の実施の形態2に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。まず、上記実施の形態1と同様の工程を経て、図5に示した構造を得る。その後、SiGe膜12内に不純物をイオン注入することにより、ソース・ドレイン領域を形成する。
図7,8は、本発明の実施の形態2に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。まず、上記実施の形態1と同様の工程を経て、図5に示した構造を得る。その後、SiGe膜12内に不純物をイオン注入することにより、ソース・ドレイン領域を形成する。
図7を参照して、次に、STI分離膜2の材質(この例ではシリコン酸化膜)、サイドウォールスペーサ9の材質(この例ではシリコン窒化膜)、及びSiGe膜12の材質(SiGe)は除去されず、キャップ膜8の材質は除去される条件下で、エッチングを行う。キャップ膜8の材質が例えばRuの場合、O2プラズマを用いてエッチングを行えばよい。これにより、キャップ膜8が除去されて、ゲート電極7の上面が露出する。このエッチングによってはサイドウォールスペーサ9は除去されないため、図7に示すように、サイドウォールスペーサ9の上部はゲート電極7の上面よりも上方に突出している。
図8を参照して、次に、周知のシリサイド技術によって、SiGe膜12の上面及びゲート電極7の上面をシリサイド化する。これにより、SiGe膜12の上面上にNiSi膜13が形成されるとともに、ゲート電極7の上面上にNiSi膜14が形成される。シリサイド化のために用いる金属としては、Niのほかに、Co,Ti,Pt,Ag,Au,Fe,Mn,Cr,Ir,Pd,Ru,Er等であってもよい。また、本発明をCMOSデバイスに適用する場合には、NMOSFETとPMOSFETとで異なる金属を使用してもよい。
図8に示すように、サイドウォールスペーサ9は、ゲート電極7及びNiSi膜14の側面に接して、かつ、NiSi膜14の上面よりも上方に突出して形成されている。
このように本実施の形態2に係る半導体装置の製造方法によれば、キャップ膜8を除去することによって、サイドウォールスペーサ9の上部はゲート電極7の上面よりも上方に突出する。従って、ゲート電極7上にNiSi膜14を形成する際に、金属膜(この例ではNi膜)中におけるシリコン原子の横方向への拡散が、サイドウォールスペーサ9によって抑制される。その結果、NiSi膜14とNiSi膜13とが互いに接触する事態を回避することができる。
また、本実施の形態2に係る半導体装置によれば、ゲート電極7上にNiSi膜14が形成されているため、金属膜や金属−半導体化合物層が形成されていないドープトポリシリコンゲートを備える半導体装置と比較すると、ゲート抵抗を低減することができる。
1 シリコン基板、3 シリコン酸化膜、4 ドープトポリシリコン膜、5 金属膜、7 ゲート電極、8 キャップ膜、9 サイドウォールスペーサ、10 ゲート絶縁膜、11 リセス、12 SiGe膜、13,14 NiSi膜、50 ゲート構造。
Claims (4)
- (a)導電性の第1の材質から成る第1の膜を、ゲート絶縁膜を介して半導体基板の主面上に形成する工程と、
(b)導電性の第2の材質から成る第2の膜を、前記第1の膜上に形成する工程と、
(c)前記第1及び第2の膜をパターニングすることにより、前記第1の材質から成るゲート電極上に前記第2の材質から成るキャップ膜が形成されたゲート構造を形成する工程と、
(d)前記ゲート構造の側面に、絶縁性の第3の材質から成るサイドウォールスペーサを形成する工程と、
(e)前記第1の材質及び前記半導体基板の材質は除去され、前記第2及び第3の材質は除去されない条件下でエッチングを行うことにより、前記ゲート構造及び前記サイドウォールスペーサによって覆われていない部分の前記半導体基板の前記主面内にリセスを形成する工程と、
(f)前記ゲート構造の下方に位置する部分の前記半導体基板の結晶格子にひずみを加え得る半導体膜によって、前記リセス内を充填する工程と
を備える、半導体装置の製造方法。 - (g)前記工程(f)よりも後に実行され、前記キャップ膜を除去する工程と、
(h)前記工程(g)よりも後に実行され、前記半導体膜上及び前記ゲート電極上に金属−半導体化合物層を形成する工程と
をさらに備える、
請求項1に記載の半導体装置の製造方法。 - 半導体基板と、
前記半導体基板の主面上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
前記ゲート電極上に形成され、前記半導体基板の材質に対してエッチングの選択性を有する材質から成る導電膜と、
前記ゲート電極及び前記導電膜の側面に形成されたサイドウォールスペーサと、
前記ゲート電極及び前記サイドウォールスペーサによって覆われていない部分の前記半導体基板の前記主面内に形成されたリセスと、
前記リセス内を充填して形成され、前記ゲート電極の下方に位置する部分の前記半導体基板の結晶格子にひずみを加え得る半導体膜と
を備える、半導体装置。 - 半導体基板と、
前記半導体基板の主面上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
前記ゲート電極上に形成された第1の金属−半導体化合物層と、
前記ゲート電極及び前記第1の金属−半導体化合物層の側面に接して、前記第1の金属−半導体化合物層の上面よりも上方に突出して形成されたサイドウォールスペーサと、
前記ゲート電極及び前記サイドウォールスペーサによって覆われていない部分の前記半導体基板の前記主面内に形成されたリセスと、
前記リセス内を充填して形成され、前記ゲート電極の下方に位置する部分の前記半導体基板の結晶格子にひずみを加え得る半導体膜と、
前記半導体膜上に形成された第2の金属−半導体化合物層と
を備える、半導体装置。
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US8039901B2 (en) | 2007-06-27 | 2011-10-18 | Sony Corporation | Epitaxial source/drain transistor |
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