JP2006163365A - トナー容器、トナー補給装置および画像形成装置 - Google Patents

トナー容器、トナー補給装置および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】トナー漏れを起こすことのないトナー容器、トナー補給装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】トナー収納体81の下端部に装着される取付部材101は円筒状の弁室102を有する。弁室102とトナー収納体81内部は連通口104により連絡され、弁室102の軸方向の両側にはトナー排出用開口103,103が設けられている。開口103の直内側にはトナー漏れを防ぐOリング106が配置される。弁室102に嵌合された弁体105(図示せず)を弁室軸方向に移動させることにより、連通口104から開口103へのトナー供給路を開放または閉鎖する。
【選択図】図4

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置および該装置に用いるトナー収納容器に関するものである。
特開2001−324863号公報
一般に、複写機、プリンター、ファクシミリなどの画像形成装置においては、トナーを収容したトナーボトルやトナーカートリッジ等のトナー収容容器を備え、このトナー収容容器から現像装置へトナーを補給するようにしている。そのトナー収容容器としては、トナー収納体の開口部にシール部材からなる自閉弁を有するものが従来より知られている(特許文献1)。
しかしながら、従来のシール部材で形成した自閉弁は、中心部に十字状等のスリットが形成されたスポンジ等の弾性体からなるもので、低温時の硬化や経時使用によるクリープ変形等により復元力が低下することがあり、トナー収容容器を装着部から取り外した時にトナーが漏れて飛散する場合があるという問題があった。
本発明は、上述の問題を解決し、トナー漏れを起こすことのないトナー容器、トナー補給装置および画像形成装置を提供することを課題とする。
前記の課題は、本発明により、トナー収容体と、該トナー収容体に装着され収容体内部のトナーを外部に排出するための排出用部材とを有するトナー容器において、前記排出用部材は、少なくとも一端部にトナー排出用開口を有する弁室と、該弁室及び前記トナー収容体内部に通じる連通口と、前記弁室内を移動可能な弁体を備え、前記弁体を前記弁室の軸方向に移動させることにより、前記連通口から前記トナー排出用開口へのトナー供給路が開放または閉鎖されることにより解決される。
また、前記弁室の端部に配置される第1の弾性リングを備え、前記弁体が前記第1の弾性リングに嵌合する位置で前記連通口から前記トナー排出用開口へのトナー供給路が閉鎖されると好ましい。
また、前記トナー排出用開口と反対側の弁室端部に第2のトナー排出用開口を有し、該第2のトナー排出用開口側の弁室端部に配置される第2の弾性リングを備え、前記弁体が前記両側の第1の弾性リングと第2の弾性リングとの両方に嵌合する位置で前記連通口から前記弁室両側のトナー排出用開口へのトナー供給路が閉鎖され、該閉鎖状態から前記弁体を一方側の前記トナー排出用開口から他方側のトナー排出用開口へ向けて前記連通口を越える位置に移動させることにより前記連通口から前記一方側のトナー排出用開口へのトナー供給路が開放されると好ましい。
また、前記第1の弾性リングは、外周側から内周側に向かって前記弁室の軸に平行な方向の幅が細くなるテーパー部を内周の開口に対面させて有すると好ましい。
また、前記第1の弾性リングは、前記テーパー部の先端部が前記弁室の内部に位置し、前記テーパー部に続く外周側基端部は前記弁室の外部に位置すると好ましい。
また、前記弁体が弾性部材により形成されると好ましい。
また、前記弁体が中空形状且つ弁体の両端が連通しない形状であると好ましい。
また、情報記憶手段を搭載すると好ましい。
また、画像形成装置本体に備えられ、容器内のトナーを外部に排出させる排出ノズルが前記弁室に前記トナー排出用開口の側から挿入され、前記弁室は前記排出ノズルに対して嵌め合う関係にあり、前記排出ノズルに前記弁体が密着して該弁体が前記弁室内を移動すると好ましい。
また、画像形成装置本体に備えられ、容器内のトナーを外部に排出させる排出ノズルが前記弁室に前記トナー排出用開口の側から挿入され、前記排出ノズルに前記弁体が密着して該弁体が前記弁室内を移動し、前記排出ノズルの外周面が前記第1の弾性リングの孔内径よりも大きいと好ましい。
また、前記の課題は、請求項1〜10のいずれか1項に記載のトナー容器を装着可能なトナー容器装着部と、該装着部に装着したトナー容器からトナーを移送するトナー移送手段とを備えることを特徴とするトナー補給装置により解決される。
また、前記の課題は、請求項11に記載のトナー補給装置を備えることを特徴とする画像形成装置により解決される。
また、前記の課題は、本発明により、トナー容器が装着されるトナー容器装着部と、該トナー容器装着部に装着したトナー容器からトナーを移送するトナー移送手段とを備える画像形成装置において、前記トナー容器装着部に装着されたトナー容器内に挿入され容器内のトナーを外部に排出させるためのノズルを有するノズル部材を、前記トナー容器装着部のハウジングに可動状態で保持させたことを特徴とする画像形成装置により解決される。
また、前記ノズル部材のノズルのみが前記ハウジングに可動状態で保持されると好ましい。
また、前記ノズル部材と前記ハウジングの間、又は、前記ノズルと前記ハウジングの間に弾性部材を介在させると好ましい。
本発明のトナー容器、トナー補給装置および画像形成装置によれば、少なくとも一端部にトナー排出用開口を有する弁室の軸方向に弁体を移動させることにより、連通口からトナー排出用開口へのトナー供給路が開放または閉鎖されるので、トナー容器を装着部から取り外した場合でもトナー漏れを起こすことがない。
請求項13の画像形成装置によれば、ノズル部材がハウジングに可動状態で保持されるので、トナー容器をセットする際にノズル部材がトナー容器に追随して動けるため、ノズルの片当たりによる隙間の発生を防止することができる。よって、トナー漏れ及びトナー搬送性の悪化を未然に防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置の一例であるカラー複写機を示す断面構成図である。このカラー複写機は、中央に複写機本体100、その下部にテーブル状に構成された給紙部200が配置され、複写機本体100の上方にスキャナ300、スキャナ300の上方に自動原稿搬送装置400を配置した構成となっている。
複写機本体100には、複数のローラ14、15、16に巻き掛けられた可撓性を有する無端ベルトにより構成された像担持体としての中間転写ベルト10が設けられている。この中間転写ベルト10は、複数のローラ14,15,16のうち1つのローラが図示していない駆動装置によって回転駆動され、これにより中間転写ベルト10が矢印で示す図中時計回りに走行駆動され、他のローラが従動回転する。このように走行する中間転写ベルト10の上部走行辺には、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各作像ユニット18が横に並んで配置されている。すなわち、ローラ14とローラ15間のベルト走行辺上に、4つの画像形成手段18を配置してタンデム作像部20を構成している。
4個の作像ユニット18は、中間転写ベルト10に接する潜像担持体としての感光体ドラム40を具備している。この感光体ドラム40の周りには、帯電装置、現像装置、クリーニング装置、除電装置等が配置され、さらに感光体ドラム40が中間転写ベルト10に接する位置における中間転写ベルト10の内側には転写装置62が設けられている。本実施形態の場合、4個の作像ユニット18は同一構造に構成されているが、現像装置のトナーの色がブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色に異なっている。また、各作像ユニット18の上方には光変調されたレーザ光を各感光体ドラム表面に照射する露光装置21が配置され、このレーザ光は帯電装置と現像装置の間で感光体ドラムに照射する。露光装置21は、各作像ユニット18毎に設けてもよいが、共通の露光装置21を用いればコストの点で有利である。
中間転写ベルト10を挟んでタンデム作像部20と反対の側には、2次転写装置22が設けられている。2次転写装置22は、図示例では、2つのローラ23間に、無端ベルトである2次転写ベルト24を巻き掛け、該ベルトが中間転写ベルト10を介してローラ16に押し当てられるように配置されている。
図1において、2次転写装置22の左横には、シート上に担持された転写画像を定着するための定着装置25が設けられている。本実施形態の定着装置25は、加圧ローラ27と、該加圧ローラ27に押し当てた無端ベルトである定着ベルト26とを具備している。
上述した2次転写装置22は、画像転写後のシートを定着装置25へと搬送するシート搬送機能も備えている。もちろん、2次転写装置22として、非接触のチャージャを配置してもよく、そのような場合は、転写後のシートを定着装置25まで搬送するシート搬送装置を、別途設ける必要が生ずる。
なお、図示例では、このような2次転写装置22及び定着装置25の下に、上述したタンデム画像形成装置20と平行に、シートの両面に画像を記録すべくシートを反転するシート反転装置28を備えている。
さて、上記のように構成されたカラー複写機を用いてコピーをとる場合について説明する。まず、自動原稿搬送装置400の原稿台30上に原稿をセットする。または、自動原稿搬送装置400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス32上に原稿をセットし、自動原稿搬送装置400を閉じてそれで押さえる。
そして、図示していないスタートスイッチを押すと、自動原稿搬送装置400に原稿をセットしたときは、原稿を搬送してコンタクトガラス32上へと移動した後、他方コンタクトガラス32上に原稿をセットしたときは、直ちにスキャナ300を駆動し、第1走行体33及び第2走行体34を走行する。そして、第1走行体33で光源から光を発射するとともに原稿面からの反射光をさらに反射して第2走行体34に向け、第2走行体34のミラーで反射して結像レンズ35を通して読み取りセンサ36に入れ、原稿内容を読み取る。
また、図示していないスタートスイッチを押すと、中間転写ベルト10が回転走行し、同時に、個々の作像ユニット18でその感光体40を回転して各感光体40上にそれぞれ、ブラック・イエロ・マゼンタ・シアンの単色画像を形成する。そして、中間転写ベルト10の走行とともに、それらの単色画像を順次転写して中間転写ベルト10上に合成カラー画像を形成する。
さらに、スタートスイッチを押すことで、給紙部200の給紙ローラ42の1つを選択的に回転駆動し、ペーパーバンク43に多段に備える給紙カセット44の1つからシートを繰り出し、分離ローラ45で1枚ずつ分離して給紙路46に入れ、搬送ローラ47で搬送して複写機本体100内の給紙路48に導き、レジストローラ49に突き当てて止める。
または、手差し給紙を選択した場合には給紙ローラ50を回転して手差しトレイ51上のシートを繰り出し、分離ローラ52で1枚ずつ分離して手差し給紙路53に入れ、同じくレジストローラ49に突き当てて止める。
そして、中間転写ベルト10上の合成カラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ49を回転し、中間転写ベルト10と2次転写装置22との間にシートを送り込み、2次転写装置22で転写してシート上に一括してフルカラー画像を記録する。
画像転写後のシートは、2次転写装置22で搬送して定着装置25へと送り込み、定着装置25で熱と圧力とを加えて転写画像を定着した後、切換爪55で切り換えて排出ローラ56で排出し、排紙トレイ57上にスタックする。または、切換爪55で切り換えてシート反転装置28に入れ、そこで反転して再び転写位置へと導き、裏面にも画像を記録して後、排出ローラ56で排紙トレイ57上に排出する。
一方、画像転写後の中間転写ベルト10は、中間転写体クリーニング装置17で、画像転写後に中間転写ベルト10上に残留する残留トナーを除去し、タンデム作像部20による再度の画像形成に備える。
図2は、作像ユニット18の現像装置にトナーを補給するトナー補給機構を示す斜視図である。この図において、符号60は各色作像ユニット18毎に設けられる現像装置であり、その各現像装置60へ補給するトナーを収納したトナー収納手段としてのトナー容器80は、本例では図2の左下から右上に向かって、ブラック・マゼンタ・シアン・イエローの4つが複写機本体100に設けられたセット部(図示せず)にセットされて配置されている。各色トナー容器80から各現像装置60へトナーを補給する機構は同一であるので、図2で一番手前に位置するブラック用の機器に符号を付して代表して説明する。
トナー容器80をセットするセット部には、容器80内に挿入されるノズル90が図示していない機枠に設けられており、ノズル90と粉体ポンプ70とがトナー補給チューブ91で接続されている。トナー容器80をセット部へセットすることにより、ノズル先端がトナー容器80の下部に装着されている取付部材101の弁室内に挿入され、トナー容器80内と粉体ポンプ70が連通する。
上記粉体ポンプ70は、駆動モータ71により回転駆動される駆動シャフト72に装着された駆動シャフトギヤ73から連絡ギヤ74を介して駆動される。粉体ポンプ70としては周知の構成のモーノポンプを採用することが可能である。粉体ポンプ70により移送されたトナーは、一旦サブホッパ75に収納され、サブホッパ下部のトナー補給口76より現像装置60へトナーが供給される。
図3は、トナー容器80の斜視図である。トナー容器80は、袋状のトナー収容体81と取付部材101(排出用部材)とで構成されている。トナー収納体81は軟包材と呼ばれる厚さ50〜300μm程度のフィルム状の樹脂を溶着して袋状に形成したもの、又は成形樹脂で形成されている。トナー収納体81の下部に装着された取付部材101は、図4に詳しく示すように、その内部に円筒形状の空間で構成される弁室102があり、中心軸方向における端部に開口103を形成している。本例では、弁室102の両側に開口103,103が設けられている。また、弁室102の上側にはトナー収納体81と連通する連通口104があり、トナー収納体81内に収納されたトナーTは連通口104を通ってトナー容器外に排出される。なお、連通口104は、弁室両端の開口103,103とは別に設けられ、弁室102の内壁に開口するものである。
図5に示すように、弁室102内には円筒形状の弁体105が配置され、この弁体105を軸方向(図4,5において左右方向)に動かすことでトナー供給路を開閉できるようになっている。図5(a)は弁体105により両側の103,103が閉鎖され、トナー供給路を閉塞した状態である。図5(b)は弁体105が移動され、一方の(図では右側の)開口103が開いてトナー供給路が開放された状態である。先に説明したようにトナー容器80を画像形成装置本体のセット部にセットすると弁室102内にノズル90の先端が挿入され(図6参照)、トナー容器80内と粉体ポンプ70が連通する。この状態で粉体ポンプが回転すると、トナー容器内のトナーは連通口104を通って現像装置60内に供給される。
弁体105は弁室102の内周と一定の隙間となるように形成されていて、上記セット部にトナー容器80がセットされていないときは、図5(a)に示すように弁体105が弁室102の両端の開口103を塞いでいる。そして、トナー容器80をセット部にセットすることにより弁体105が弁室102内を移動して、前記連通口104から一方の開口103へのトナー供給路が開く。ノズル90を弁室102内に挿入する構成については、図6を参照して後述する。
弁体105は、連通口104の延設方向と垂直方向に移動するため、連通口104に面するトナーの自重により弁体105が開く(移動する)恐れが少ない。また、外気温の上昇や外気圧の低下などによってトナーボトルの内圧が上昇しても、弁体105は弁室102の内壁に押しつけられる力を受けるため、弁室内壁との摩擦力により弁体105は弁室102内を動きにくくなり、トナー容器80の内圧で弁体105が抜けてしまう恐れがない。
ところで、図4,5に示すように、弁室102の端部には、開口103の直ぐ内側にOリング106が配置されている。本例では、弁室102の両側に開口103を有する構成であるので、両開口103,103の内側にそれぞれOリング106,106が配置されている。このOリング106は、本例ではゴム等の体積弾性体で構成されたものである。Oリング106が弁体105の外周に密着することでトナー容器80は確実に密閉される。Oリングを使用することで、弁体105と弁室102内壁との隙間の精度を厳しく管理する必要がなくなり、部品の成型が容易になるとともに、温度変化による部材の膨張や振動・衝撃等をOリングの弾性で吸収することで、保管時や運搬時等におけるトナー漏れを防止できる。
図6は、トナー容器80を複写機100のトナー容器セット部110にセットした様子を示す断面図である。トナー容器セット部110は、複写機100の本体に設けられた図示しない開閉フォルダの底部に設けられている。セット部110の下部にはガイド筒111が設けられている。ガイド筒111の内部には、トナー容器80をセット部110にセットしたときに取付部材101の弁室102に対向し、弁体105が進入可能な管路111aが形成されている。その管路111aには、スライダ112がスライド可能に嵌合されている。スライダ112は図示しない圧縮バネにより図6の右方向に押圧されている。ただし、図示しない抜け止めによって、上記圧縮バネに押されてもスライダ112がガイド筒111内に保持されるよう構成されている。
トナー容器80をセット部110にセットすると弁体105がノズル90に対向し、上記開閉フォルダを閉める動作により、ノズル90が取付部材101の弁室102内に進入し、弁体105が図5(a)に示すトナー供給路閉塞位置から図5(b)及び図6に示すトナー供給路開放位置へ移動される。これにより、図6に矢印で示すように、トナー収容体81内に収納されたトナーがノズル90の内部を通り、トナー補給チューブ91を介して現像装置60に供給される(図2も参照)。
ノズル90の弁室102内への進入によりスライダ112を付勢している図示しない圧縮バネが圧縮されるため、上記開閉フォルダを開放することにより、弁体105及びノズル90は、圧縮バネの弾性力によってそれぞれ元の位置へと戻される。これにより、図5(a)に示すように弁体105がトナー供給路を閉塞し、トナー容器80からトナーが漏れ出すことがない。
本例のトナー容器80においては、取付部材101の弁室102の両側に開口103,103を設けた(弁室102が取付部材101を貫通している)ことにより、弁体105をトナー供給路閉塞位置に戻すための機構を画像形成装置本体側に設けることができ(弁体105をトナー供給路閉塞位置に戻すための機構をトナー容器80に設ける必要がなく)、トナー容器のコストを低減させることができる。また、弁室102の両側に開口103,103を設けたことにより、どちらの開口をノズル90に向けてセットしてもよいため、トナー容器セット時に方向性がなくなり、ユーザー操作性が向上する。
後述のOリングを配置しない場合、上記ノズル90及び弁体105の外径は、弁室102の内径とのすきまが直径同士の比較で0.005mmから0.098mm、好ましくは0.01mmから0.07mm程度の嵌め合い関係になる程度の大きさとし、かつノズル先端と弁体105が密着して弁体105が移動するような構成にするのが良い。このような構成を採用するとノズル90の挿入・抜取り時に弁室の連通口104開口面をノズル外周面及び弁体105外周面が常に擦り切る作用が発生する。これにより、弁体105及びノズル90が可動するために必要な程度の隙間(嵌め合い公差程度の隙間)を維持するとともに、トナー漏れに対しては弁体105及びノズル90外周面に薄層程度に付着するトナー量に抑制することができる。
また、本例では弁室102の両側開口部にゴム等の体積弾性体からなるOリング106を配置している。そのOリング106の孔内径(ノズル90及び弁体105の非嵌合時の孔内径)に対してノズル90及び弁体105の外径が直径同士の比較で0.05〜0.6mm程度、好ましくは0.1〜0.4mm程度大きくしてある。このような構成によりOリング106自体が有する弾性によってOリング106が弁体105及びノズル90の外周面に常に圧接されるようにして弁体105及びノズル90が摺動するため、上記外周面に付着したトナーをせき止めて除去する作用が生じる。そのため、トナー漏れに対してさらなる抑制効果を発揮することができ、トナーの漏れが確実に防止される。
なお、Oリング106を備えない場合とは異なり、本例のOリングを備えた場合には弁体105の外径よりも弁室102の内径のすきまはある程度大きくした方が良い。弁体105の外周面と弁室の内壁面とが上述の嵌め合い関係程度の隙間であると、弁体が弁室にすこしこじって引っかかった場合、Oリング106を一部変形や破壊を生じさせかねず、結果、弁体105とOリング106との間に隙間を生じてエアやトナーの漏れを生じさせる可能性があるからである。具体的には上述のこじりを防止すべく弁室102の内径は弁体105の外径よりも直径同士の比較で0.1mm以上大きくするのが良く、実施例では0.2mmほど大きくしてある。その際、ノズルも弁体とほぼ同じ外径にしてある。また、上述のOリング106のせき止めて除去する作用に過度の負荷を与えない為に弁体105と弁室の連通口104開口面とである程度トナーを摺り切れるのが好ましい。その為には弁室102の内径は弁体105の外径よりも直径同士の比較で1mm程度までにしか大きくしない方が良い。
なお、図4に示すように、本例のトナー容器80では、取付部材101を、弁室102を有する下側部材101aと、連通口104を有する上側部材101bの別部材で構成して互いに嵌合する構成としているが、これらを一体化した1部材で構成しても良い。あるいは、下側部材101aをさらに、弁室とその保持部材の別部材で構成しても良い。
また、本例では、取付部材101の上部に、トナー収容体81を装着するための装着部材107を取り付けた構成であるが、取付部材101と装着部材107を一体に構成しても良い。
図7は、Oリング106の断面図である。この図に示すように、Oリングの環状部106aは5角形断面(野球のホームベース形)で、基端部の内周側にテーパー部を有し、テーパー部の先端鋭角部106bを内側の孔部106cに向けた形状となっている。このように、環状部106aの断面(軸を通る断面)形状を、外周側から内周側に向かって幅(軸に平行な方向の幅)が細くなるテーパー部を有する形状とすることにより、Oリング106と弁体105の密閉性を損なうことなく弁体に当接する面積を少なくして、Oリングによる摺動抵抗を低減することができる。このため、弁体105を容易に移動させることができ、ユーザの操作力を軽減して操作性を向上させることができる。
上記Oリング106の上記テーパ部は、軸方向の両側にテーパーが設けられているため、弁体105の開放方向および閉鎖方向のいずれの方向への移動に際しても先端鋭角部106bに対する摺動負荷を低減することができ、かつ、弁体105及びノズル90に対してくさび状空間を形成し、上述した弁体105及びノズル90に付着したトナーに対するせき止め除去作用を、弁体105及びノズル90の両方向の移動時に生じさせることができる。さらに、本例のトナー容器80は前面と後面が対称となる形状を採用し、どちらの面の弁室開口にも5角形断面のOリング106,106を配置したことにより、どちら側の開口でもトナー排出用開口とすることができる。これにより、ユーザーはトナー容器の向きに注意を払う必要なくトナー容器をセットすることができ、セット性が向上し、かつ前後いずれの面からノズルが挿入され、また、引き出されてもトナー漏れを大幅に抑制することができる。
また、本例では、図4からも判るように、Oリングの環状部106aの基端部が弁室102の直径の外側に位置する(弁室102の径内にはテーパー部のみがある)ように構成することによって、Oリングの基端部は弁体105に当接しないため、Oリング106の弁体105に当接する面積を低減してOリングによる摺動抵抗を低減するようにしている。よって、弁体105の移動が容易であり、ユーザの操作力を軽減して操作性を向上させることができる。
図8は、弁体105の構成例として3例を示すものである。
図8(a)に示す弁体105Aは、金属やゴム等の材質により形成した中実タイプの弁体である。中実形状の弁体105Aをゴム等の弾性体で形成する場合は、その弁体の外径を弁室102の直径よりも大きくする、あるいは、弁室102の一部に弁体の外径よりも小径となる突起(絞り部)を設けることにより、Oリング106を設けずとも密閉性を保持できるため、Oリング106を省略して部品点数及びコストを低減することができる。
図8(b)に示す弁体105Bは、樹脂等の材質により形成した中空のパイプ状弁体の中間に軸線に垂直な仕切り(隔壁)を設けたものである。また、図8(c)に示す弁体105Cは、樹脂等の材質により形成した中空のパイプ状弁体の内部に軸線方向に延設した水平壁とその水平壁によって仕切られた両側部分のそれぞれの一端部に軸線に垂直な仕切り(隔壁)を設けたものである。図8(b)及び図8(c)に示す中空タイプの弁体105B,Cによれば、弁体の重量を軽減することができ、弁体の移動がより容易になる。なお、中空タイプと表現しても、弁体の両側は隔壁により仕切られているため、内部を通ってトナーが漏れることはない。
ところで、図3に示すように、トナー容器80の取付部材101に情報記録部材(例えばメモリチップ)108を装着することにより、トナー容器及び容器内のトナーに関わる各種情報を保持させることができる。例えば、トナー容器80と容器内に収納されたトナーに適合する画像形成装置の機種、トナーの色、トナーの製造日、あるいは容器内のトナー残量等の情報を記録することができる。もちろん、画像形成装置本体側には、情報記録部材108から情報を読み出し可能な構成、あるいは情報記録部材108に対して情報の読み出し及び書き込みが可能な構成を設けておく。これにより、トナーに関わる管理等を容易に行なうことが可能となる。
次に、トナー収納手段として円筒形状のトナーボトルを用いる第2実施例について説明する。
図9は、本第2実施例で用いるトナーボトル及び画像形成装置本体側のノズル部材を示す斜視図である。また、図10は、トナーボトルのトナー供給口付近の断面図である。これらの図に示すように、トナーボトル180は、円筒状のボトル本体181と、そのボトル本体と相対的に回転可能なキャップ183及びホルダ184を有している。ボトル本体181には、その周面にボトルが回転することによって収納したトナーをキャップ183側へ搬送する螺旋182が形成されている。
上記キャップ183は、ホルダ184を介してボトル本体181に装着される。図10に示すように、ホルダ184のボトル本体側端部には爪部184aが設けられ、この爪部184aがボトル本体181に形成された円周溝187に係止されることにより、キャップ183及びホルダ184がボトル本体181に相対的に回転可能に構成されている。なお、ボトル本体181とキャップ183の接合部にはシール188を介在させて当該部からのトナー漏れを防いでいる。また、ボトル本体181のキャップ183を取り付ける近傍には、ボトル本体を回転させるための入力部として用いるボトルギヤ189がボトル本体181と一体に設けられている。
キャップ183の下部に位置して、排出用部材としての出口部材201が設けられている。その出口部材201には、図9に示すように、ノズル部材190の位置決めピン192,192が挿入される位置決め孔186,186が設けられ、ボトル先端側端面に開口している。また、位置決め孔186,186の間には、ノズル部材190のノズル191が挿入されるノズル孔202(図10)の開口203が開口している。
図10に示すように、出口部材201の内部には円筒形状の空間として構成されるノズル孔202が形成されている。ノズル孔202の上側には連通口204が形成され、キャップ183に設けられた開口185に対向している。これにより、ボトル本体181内に収納されたトナーは開口185及び連通口204を通ってノズル孔202に導かれる。ノズル孔202は内部に円筒形状の弁体205が配置される弁室であり、この弁体205を軸方向(図10において左右方向)に動かすことでトナー供給路を開閉できるようになっている。
図10では弁体205が右側に移動して連通口204から開口203に至るトナー供給路が開かれた状態で図示しているが、弁体205は図示しない圧縮バネにより図10の左方向に付勢されており、トナーボトル180が装置本体にセットされていないとき、すなわち、ノズル部材190のノズル191がノズル孔202に挿入されていないときには、弁体205が連通口204を塞いでトナー供給路を閉鎖する位置に移動する。なお、弁体205がノズル孔202から抜けてしまわないように、図示しない抜け止めが設けられている。また、弁室であるノズル孔202には、連通口204の両側にOリング206,206が配置されている。このOリング206は前記第1実施例におけるOリング106と同等なものである。弁体205が両側のOリング206,206にまたがるように位置したときに、各Oリング206が弁体205の外周に密着することでトナー供給路が確実に閉鎖される。
図11は、ノズル部材190の断面図である。
この図に示すように、ノズル部材190のノズル191の内部には円筒状空間であるトナー通路(水平路)192が形成されており、ノズル191の先端には受口193が開口している。また、ノズル部材190には垂直部194が設けられている。その垂直部194の内部には円筒状空間であるトナー通路(垂直路)195が形成され、水平路192と接続されている。垂直部194には、前記第1実施例と同様に粉体ポンプ70につながるトナー補給チューブ91が接続される(図2参照)。
図12は、トナーボトルにノズル部材のノズルが挿入された様子を示す部分断面図である。
トナーボトル180を装置本体のセット部にセットすると、ノズル部材190のノズル191が出口部材201のノズル孔202に挿入される。これにより、トナー供給路を閉鎖する位置にあった弁体205がノズル孔202の奥に押し込まれ、トナー供給路が開かれる。そして、ノズル191の受口193が連通口204に対向し、トナーボトル180内に収納されたトナーがノズル部材のトナー通路192,195(図11)を通り、トナー補給チューブ91を介して現像装置60(図2)に供給される。
本第2実施例においても、Oリングを配置しない場合、ノズル191及び弁体105の外径は、弁室202の内径とのすきまが直径同士の比較で0.005mmから0.098mm、好ましくは0.01mmから0.07mm程度の嵌め合い関係になる程度の大きさとし、かつノズル先端と弁体205が密着して弁体205が移動するような構成にするのが良い。このような構成を採用するとノズル191の挿入・抜取り時に弁室の連通口204開口面をノズル外周面及び弁体205外周面が常に擦り切る作用が発生する。これにより、弁体205及びノズル191が可動するために必要な程度の隙間(嵌め合い公差程度の隙間)を維持するとともに、トナー漏れに対しては弁体205及びノズル191外周面に薄層程度に付着するトナー量に抑制することができる。
また、弁室202の両側開口部にゴム等の体積弾性体からなるOリング206を配置している。そのOリング206の孔内径(ノズル191及び弁体205の非嵌合時の孔内径)に対してノズル191及び弁体205の外径が直径同士の比較で0.05〜0.6mm程度、好ましくは0.1〜0.4mm程度大きくしてある。このような構成によりOリング206自体が有する弾性によってOリング206が弁体205及びノズル191の外周面に常に圧接されるようにして弁体205及びノズル191が摺動するため、上記外周面に付着したトナーをせき止めて除去する作用が生じる。そのため、トナー漏れに対してさらなる抑制効果を発揮することができ、トナーの漏れが確実に防止される。
なお、Oリング206を備えない場合とは異なり、本例のOリングを備えた場合には弁体205の外径よりも弁室202の内径のすきまはある程度大きくした方が良い。弁体205の外周面と弁室の内壁面とが上述の嵌め合い関係程度の隙間であると、弁体が弁室にすこしこじって引っかかった場合、Oリング206を一部変形や破壊を生じさせかねず、結果、弁体205とOリング206との間に隙間を生じてエアやトナーの漏れを生じさせる可能性があるからである。具体的には上述のこじりを防止すべく弁室102の内径は弁体105の外径よりも直径同士の比較で0.1mm以上大きくするのが良く、実施例では0.2mmほど大きくしてある。その際、ノズルも弁体とほぼ同じ外径にしてある。また、上述のOリング206のせき止めて除去する作用に過度の負荷を与えない為に弁体205と弁室の連通口204開口面とである程度トナーを摺り切れるのが好ましい。その為には弁室202の内径は弁体205の外径よりも直径同士の比較で1mm程度までにしか大きくしない方が良い。
図13は、ノズル部材190が画像形成装置本体のハウジングに保持される様子を示す部分正面図である。また、図14は、ノズル部材190をハウジングにネジ止めした様子を示す断面図である。
これらの図に示すように、ノズル部材190は水平部196を有しており、その水平部196の両側にネジ挿入部197が形成されている。ネジ挿入部197の穴の底部には、内部側に突出するリブ198が円周状に形成されている。一方、ノズル部材190が装着される画像形成装置本体のハウジング150には、上記リブ198の円周孔内に進入する凸部151が同じく円周状に突設されている。その凸部151にはネジ孔152が設けられている。
ここで、本例では、上記凸部151の外径は図14に示すように直径6mmであり、上記リブ198の円周孔の内径は6.6mmである。したがって、凸部151の外径よりもリブ198の円周孔内径の方が0.6mm大きくなっており、両者は遊びを持ってはめ込まれている。また、上記凸部151の高さ(図14で左右方向の大きさ)は、上記リブ198の高さよりも0.5mmだけ大きくなっている。なお、ネジ155(図14にのみ示す)はネジ頭にフランジ部を有しており、そのフランジ部によりリブ198の(ノズル部材190の)抜け止めが行なわれる。
このような構成により、ネジ155でノズル部材190をハウジング150に装着したとき、凸部151とリブ198はラジアル方向及び高さ方向(図14における左右方向)において遊びを持ってはめ込まれている。したがって、ネジ155を締めても、ノズル部材190はハウジング150に完全には固定されず、ノズル部材190はハウジング150に対して可動状態で保持される。
そのため、トナーボトル180を画像形成装置本体にセットする際に、本体側のノズル部材190が可動状態である(固定されていない)ので、ボトル側に設けられた5角形断面のOリング206(図10)に追従してノズル191の中心がOリング206の中心に自然と習うようになり、ノズルの片当たりによる隙間の発生を防止することができる。よって、トナー漏れ、負圧低下によるトナー搬送性の悪化を未然に防ぐことができる。
ところで本例においては、上記凸部151とリブ198の間の隙間に、図15に示す弾性体リング160がはめ込まれている。弾性体リング160の硬度は、Oリング206(図10)の硬度と同等かより低いものにする。このように弾性体リング160を介してノズル部材190をハウジング150に保持させることにより、リブ198と凸部151とのガタ、すなわちノズル部材190とハウジング150とのガタを弾性体リング160により吸収することができる。
そのため、トナーボトル180がセットされていない状態でもノズル191の姿勢を保てるので、トナーボトルセット時の位置ズレによる勘合不良(セット不良)を防止することができる。もちろん、弾性体リング160をセットしていてもノズル部材190は可動状態で保持されるため、ノズルの片当たりによる隙間の発生を防止して、トナー漏れ、負圧低下によるトナー搬送性の悪化を未然に防ぐことができる。
なお、ノズル部材190全体を可動に保持するのではなく、ノズル191のみを本体側ハウジングに可動に保持するようにしても良い。その構成においては、ノズルの根元に弾性体リングを設置すればよい。該構成により、可動部の質量を小さくすることができ、ノズルの追従性が向上する。
上記のような、ノズル部材190又はノズル191のみを画像形成装置本体側のハウジングに可動状態で保持する構成は、前記第1実施例におけるノズル90又はノズル部材全体にも適用可能であり、トナー容器80をセット部にセットしたときに、トナー容器80の取付部材101に設けられた5角形断面のOリング106に追従してノズル90の中心がOリング106の中心に自然と習うようになり、ノズルの片当たりによる隙間の発生を防止することができる。もちろん、可動部の隙間部に弾性体リングを配置すると好適である。
以上、本発明を図示例により説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、弁室・弁体の断面形状は円形に限らず、四角形や八角形といった多角形であっても良い。その場合にはシール部材としてのOリングは円形である必要はなく、弁体やノズルの形状に合わせて上述のような多角形形状の内孔を有するものであってもよい。トナー収容体の形状や材質等は任意なものとすることができる。また、画像形成装置本体側における、弁体を移動させる構成も任意である。もちろんトナーの色数や現像装置の構成も適宜なものを採用可能である。また、図示例の中間転写方式に限らず直接転写方式も採用し得る。画像形成装置としては複写機に限らず、プリンタやファクシミリ、あるいは複数の機能を有する複合機でも構わない。
本発明に係るトナー容器を装着可能な画像形成装置の一例であるカラー複写機を示す断面構成図である。 その画像形成装置の現像装置にトナーを補給するトナー補給機構を示す斜視図である。 トナー容器の斜視図である。 そのトナー容器のトナー排出用部材である取付部材の断面図である。 弁体の移動による作用を示す断面図で、(a)はトナー排出用開口の閉鎖状態を、(b)は開放状態を示す。 トナー容器をセット部にセットした様子を示す断面図である。 トナー容器の取付部材に設けられるOリングを示す断面図である。 弁体の構成例を示す断面図である。 第2実施例で用いるトナーボトル及び画像形成装置本体側のノズル部材を示す斜視図である。 そのトナーボトルのトナー供給口付近の断面図である。 ノズル部材の断面図である。 トナーボトルにノズル部材のノズルが挿入された様子を示す部分断面図である。 ノズル部材が装置本体のハウジングに保持される様子を示す部分正面図である。 ノズル部材をハウジングにネジ止めした様子を示す断面図である。 ノズル部材とハウジング間に介在される弾性体リングの斜視図である。
符号の説明
18 作像ユニット
60 現像装置
70 粉体ポンプ
80 トナー容器
81 トナー収納体
90 ノズル
100 複写機本体
101 取付部材(排出用部材)
102 弁室
103 開口
104,204 連通口
105,205 弁体
106,206 Oリング(弾性リング)
110 トナー容器セット部
112 スライダ
108 情報記録部材
150 本体側ハウジング
160 弾性体リング(弾性部材)
180 トナーボトル(トナー容器)
181 ボトル本体(トナー収納体)
190 ノズル部材
191 ノズル
201 出口部材(排出用部材)
202 ノズル孔(弁室)

Claims (15)

  1. トナー収容体と、該トナー収容体に装着され収容体内部のトナーを外部に排出するための排出用部材とを有するトナー容器において、
    前記排出用部材は、少なくとも一端部にトナー排出用開口を有する弁室と、該弁室及び前記トナー収容体内部に通じる連通口と、前記弁室内を移動可能な弁体を備え、
    前記弁体を前記弁室の軸方向に移動させることにより、前記連通口から前記トナー排出用開口へのトナー供給路が開放または閉鎖されることを特徴とするトナー容器。
  2. 前記弁室の端部に配置される第1の弾性リングを備え、
    前記弁体が前記第1の弾性リングに嵌合する位置で前記連通口から前記トナー排出用開口へのトナー供給路が閉鎖されることを特徴とする、請求項1に記載のトナー容器。
  3. 前記トナー排出用開口と反対側の弁室端部に第2のトナー排出用開口を有し、該第2のトナー排出用開口側の弁室端部に配置される第2の弾性リングを備え、
    前記弁体が前記両側の第1の弾性リングと第2の弾性リングとの両方に嵌合する位置で前記連通口から前記弁室両側のトナー排出用開口へのトナー供給路が閉鎖され、該閉鎖状態から前記弁体を一方側の前記トナー排出用開口から他方側のトナー排出用開口へ向けて前記連通口を越える位置に移動させることにより前記連通口から前記一方側のトナー排出用開口へのトナー供給路が開放されることを特徴とする、請求項2に記載のトナー容器。
  4. 前記第1の弾性リングは、外周側から内周側に向かって前記弁室の軸に平行な方向の幅が細くなるテーパー部を内周の開口に対面させて有することを特徴とする、請求項2または3に記載のトナー容器。
  5. 前記第1の弾性リングは、前記テーパー部の先端部が前記弁室の内部に位置し、前記テーパー部に続く外周側基端部は前記弁室の外部に位置することを特徴とする、請求項4に記載のトナー容器。
  6. 前記弁体が弾性部材により形成されることを特徴とする、請求項1に記載のトナー容器。
  7. 前記弁体が中空形状且つ弁体の両端が連通しない形状であることを特徴とする、請求項1または6に記載のトナー容器。
  8. 情報記憶手段を搭載することを特徴とする、請求項1に記載のトナー容器。
  9. 画像形成装置本体に備えられ、容器内のトナーを外部に排出させる排出ノズルが前記弁室に前記トナー排出用開口の側から挿入され、前記弁室は前記排出ノズルに対して嵌め合う関係にあり、前記排出ノズルに前記弁体が密着して該弁体が前記弁室内を移動することを特徴とする、請求項1、6乃至8のいずれかに記載のトナー容器。
  10. 画像形成装置本体に備えられ、容器内のトナーを外部に排出させる排出ノズルが前記弁室に前記トナー排出用開口の側から挿入され、前記排出ノズルに前記弁体が密着して該弁体が前記弁室内を移動し、前記排出ノズルの外周面が前記第1の弾性リングの孔内径よりも大きいことを特徴とする、請求項2〜8のいずれかに記載のトナー容器。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載のトナー容器を装着可能なトナー容器装着部と、該装着部に装着したトナー容器からトナーを移送するトナー移送手段とを備えることを特徴とするトナー補給装置。
  12. 請求項11に記載のトナー補給装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
  13. トナー容器が装着されるトナー容器装着部と、該トナー容器装着部に装着したトナー容器からトナーを移送するトナー移送手段とを備える画像形成装置において、
    前記トナー容器装着部に装着されたトナー容器内に挿入され容器内のトナーを外部に排出させるためのノズルを有するノズル部材を、前記トナー容器装着部のハウジングに可動状態で保持させたことを特徴とする画像形成装置。
  14. 前記ノズル部材のノズルのみが前記ハウジングに可動状態で保持されることを特徴とする、請求項11に記載の画像形成装置。
  15. 前記ノズル部材と前記ハウジングの間、又は、前記ノズルと前記ハウジングの間に弾性部材を介在させたことを特徴とする請求項11又は12に記載の画像形成装置。
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