JP2006163072A - レンズ鏡筒 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ガイドポールを用いて各レンズ群を支持するレンズ鏡筒において、各レンズ群の光軸方向の位置を付勢すると共に、ガイドポール表面での不要な光の反射を防止するレンズ鏡筒を提供する。
【解決手段】 レンズ鏡筒1において、2群レンズL2を保持する第2レンズ移動枠3の軸受け部3aと、3群レンズL3を保持する第3レンズ移動枠4の軸受け部4aに、ガイドポール6aを貫通させ、第2レンズ移動枠3と第3レンズ移動枠4とを、光軸AXに対して平行に保持する。軸受け部3aと軸受け部4aとの間のガイドポール6aの周囲に、蛇腹部材20を配置することにより、2群レンズL2と3群レンズL3とは反対方向にガタツキがないように付勢され、さらにガイドポール6aの表面での不要な光線の反射を防止することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像装置に用いられるレンズ鏡筒に関し、光線の反射防止の役割を果たす蛇腹部材の改良に関するものである。
近年、被写体の光学的な像を電気的な画像信号に変換して出力可能なデジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮像装置(以下、単にデジタルカメラという)が、急速に普及している。
このデジタルカメラに用いられるレンズ鏡筒においては、レンズ鏡筒内に入射する光線に対し、レンズ鏡筒内の部品にて反射し、不要な光線が撮像素子に入射することにより、悪影響を及ぼすという課題がある。この課題を解決するために、レンズ群の間に蛇腹部材を配置する、いわゆる沈胴式レンズ鏡筒の構成が開示されている(特許文献1)。
また、レンズ鏡筒の高精度化を図る方法として、レンズ群を3本のカムピンにて支持する方法に替わり、2本のガイドポールで支持する構成も開示されている。このガイドポールにて各レンズ群を支持し、ズーム倍率に応じて各レンズ群の面間隔を変化させることにより、各レンズ群を高精度に移動させることが可能となる。
特開2000−147352号公報
しかしながら、従来のガイドポールを用いたレンズ鏡筒においては、次のような課題が生じる。通常、レンズ群を支持するガイドポールについては、その表面に光沢感があるため、レンズ鏡筒内に入った光が、ガイドポール表面にて反射し、撮像素子に入射する可能性がある。この課題を解決するため、ガイドポール表面を黒色化する方法もあるが、表面状態が悪くなり、レンズ群を支持したレンズ移動枠の軸受け部とガイドポールとの摺動製が悪化する可能性がある。
また、各レンズ群については、所定の面間隔を保持するために、バネなどの付勢部材を用いるが、ガイドポールの周囲に圧縮バネを配置した場合には、そのバネにより光が反射し、悪影響を及ぼすなどの課題がある。
本発明は、撮像素子と、撮像素子上に被写体像を結像させるレンズ群と、レンズ群を保持するレンズ保持枠と、レンズ保持枠を光軸方向に摺動自在に支持するガイド手段と、ガイド手段の周囲に配置され、レンズ保持枠の光軸方向の位置を付勢するように光軸方向に伸縮する弾性体からなる円筒状の蛇腹部材とを備え、蛇腹部材は、ガイド手段における光線の反射を防止し、撮像素子への光線の入射を防止することを特徴とする。
上記の本発明のレンズ鏡筒によれば、各レンズ群を支持するガイドポールの周囲に蛇腹部材を配置し、その両側にレンズ移動枠を配置したことにより、蛇腹部材の弾性作用により、レンズ移動枠を片方向に付勢することができ、その他の部品とのガタツキを小さくすることができるため、各レンズ群を精度よく、光軸方向に駆動することが可能となる。さらに、通常はガイドポールの表面で反射し、撮像素子に入射して悪影響を及ぼす不要な光線を防止することができるという顕著な効果が得られる。また、反射防止部材と付勢部材とを同一の部材にて構成したことにより、部品点数の削減を図ることが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態に係る撮像光学系Lが広角端の状態のレンズ鏡筒の断面図であり、図2は望遠端の状態のレンズ鏡筒の断面図である。
撮影光学系Lは、被写体側から像側へ(図の光軸AXの負の方向へ)向けて順に、第1レンズ群L1と、第2レンズ群L2と、第3レンズ群L3と、第4レンズ群L4とを含む。
各レンズ群のうち、第1レンズ群L1と、第2レンズ群L2と、第3レンズ群L3とは、主としてズーミングを担当するズームレンズ群である。また、第4レンズ群L4は、主としてズーミングによる像面位置の光軸AXに平行な方向への補正とフォーカシングを担当するフォーカスレンズ群である。そして、第1乃至第4レンズ群が協働して、被写体の光学的な像を形成する。
第1レンズ群L1は、広角端から望遠端へのズーミングの際、像面の位置に対して移動しない。第2レンズ群L2は、広角端から望遠端へのズーミングの際、像側に凸の移動軌跡に従いながら光軸AXに沿って移動する。第3レンズ群L3は、広角端から望遠端へのズーミングの際、被写体側に凸の移動軌跡に従いながら光軸AXに沿って移動する。第4レンズ群L4は、物体距離が近くなるほど被写体側への移動量が大きくなる。すなわち、任意の焦点距離において、物体距離が無限遠の合焦状態から近接側の合焦状態へフォーカシング調整を行う場合、第4レンズ群L4は被写体側へ移動する。
レンズ鏡筒1は、概略、第1レンズ固定枠2と、第2レンズ移動枠3と、第3レンズ移動枠4と、第4レンズ移動枠5と、2本のガイドポール6a,6bと、マスターフランジ7と、固定枠8と、カム筒9と、絞り装置10と、フォーカスモータ11とを含む。
第1レンズ固定枠2は、第1レンズ群L1を固定する。第1レンズ固定枠2は、AX軸に平行な2本のガイドポール6a,6bの一端を保持する。
固定枠8は円筒状であり、その外周面には、カムピンが対応する位置に、光軸AXに平行な方向に形成された長穴の開口部8aを有する。
マスターフランジ7は、光軸AXに垂直な面を有し、その面に2本のガイドポール6a、6bの他端を保持する。マスターフランジ7は、光軸AXに垂直な面に長方形の開口を有しており、この開口部分に、撮像素子25が固定される。なお、撮像素子25は、受光部の被写体側に、ローパスフィルタ12bが挟まれて固定される。
また、マスターフランジ7は、その底部に、フォーカスモータ11を固定する。フォーカスモータ11は、光軸AXに平行な方向に延びた回転軸を持つ。フォーカスモータ11は、回転軸に送りネジ11aが形成されている。
第2レンズ移動枠3は、第2レンズ群L2を保持する。第2レンズ移動枠3は、外周部近傍に、光軸AXに平行な方向に延びた貫通孔である軸受け部3a及び貫通孔である廻り止め部3bとを有する。ガイドポール6aは、軸受け部3aを貫通する。ガイドポール6bは、廻り止め部3bを貫通する。
ガイドポール6aと軸受け部3aとは、所定の嵌め合い精度で結合する。ガイドポール6aと軸受け部3aとにより、第2レンズ移動枠3は、光軸AXに対する姿勢を維持して光軸AXに平行な方向に移動可能に支持される。また、第2レンズ移動枠3は、ガイドポール6bが廻り止め部3bに貫通されることにより、光軸AXに垂直な面に平行な面内の回転自由度が規制される。
第2レンズ移動枠3は、外周方向に突き出たカムピン12を有する。カムピン12は、第2レンズ移動枠3の外周面の所定位置にネジ等により固定されている。
第3レンズ移動枠4は、第3レンズ群L3を保持する。第3レンズ移動枠4は、外周部近傍に、光軸AXに平行な方向に延びた貫通孔である軸受け部4a及び貫通孔である廻り止め部4bとを有する。ガイドポール6aは、軸受け部4aを貫通する。ガイドポール6bは、廻り止め部4bを貫通する。
軸受け部4aとガイドポール6aとは、所定の嵌め合い精度で結合する。第3レンズ移動枠4は、軸受け部4aとガイドポール6aとにより、光軸AXに対する姿勢を維持して光軸AXに平行な方向に移動可能に支持される。また、第3レンズ移動枠4は、ガイドポール6bが廻り止め部4bに貫通されることにより、光軸AXに垂直な面に平行な面内の回転自由度が規制される。
第3レンズ移動枠4は、軸受け部4aの位置に外周方向に突き出たカムピン13を有する。カムピン13は、第3レンズ移動枠4の外周面に光軸AXに垂直な方向からネジ等により固定されている。
このように、本実施形態のレンズ鏡筒1は、第2レンズ移動枠3と、第3レンズ移動枠4とに形成された各軸受け部3a,4aにガイドポール6aを貫通させている。
第4レンズ移動枠5は、第4レンズ群L4を保持する。第4レンズ移動枠5は、中心に第4レンズ群L4を保持するための円筒部を持ち、他部分は円板状である。第4レンズ移動枠5は、円板の所定位置に貫通孔である軸受け部5aと廻り止め部5b(図示せず)とを有する。ガイドポール14aは、軸受け部5aを貫通する。ガイドポール14b(図示せず)は、廻り止め部5b(図示せず)を貫通する。
軸受け部5aとガイドポール14aとは、所定の嵌め合い精度で結合する。第4レンズ移動枠5は、軸受け部5aとガイドポール14aとにより、光軸AXに対する姿勢を維持して光軸AXに平行な方向に移動可能に支持される。また、第4レンズ移動枠5は、ガイドポール14bが廻り止め部5bに貫通されることにより、光軸AXに垂直な面に平行な面内の回転自由度が規制される。なお、ガイドポール14a,14bの一端は、マスターフランジ7に固定され、他端は、ガイドポール固定部材15に固定される。また、このガイドポール固定部材15は、マスターフランジ7に固定されている。
第4レンズ移動枠5は、軸受け部5aから下方向に延びたラック支持部5cを有する。ラック支持部5cは、先端に光軸AXに平行な方向に形成されたラック16を持つ。ラック16は、前述したフォーカスモータ11の送りネジ11aに噛み合っている。
フォーカスモータ11は、入力される駆動信号に基づいて回転する。フォーカスモータ11が回転すると、送りネジ11a及びラック16により回転運動が光軸AXに平行な方向の直線運動に変換される。直線運動に変換された結果、第4レンズ移動枠5が、光軸AX方向に移動する。
絞り装置10は、第3レンズ移動枠4の光軸AXに垂直な円板に固定される。絞り装置10は、図示しない絞り羽根と、絞り駆動モータ10aと、シャッター羽根と、シャッター駆動モータ10bとを有する。
絞り駆動モータ10aは、外部から入力される駆動信号に基づいて回転することにより、絞り羽根を駆動する。絞り羽根は、駆動されることにより開口径を変更するように構成されている。絞り羽根の動作により撮影光学系Lの絞り値が変更される。
シャッター駆動モータ10bは、外部から入力される駆動信号に基づいて回転することにより、シャッター羽根を駆動する。シャッター羽根は、駆動されることにより撮影光学系の光路を、所定時間の間隔で非解放から解放を経て再び非解放にする一連の動作を行う。
カム筒9は、その内周面と固定枠8の外周面の所定位置とが所定の精度で嵌め合うことにより光軸AXまわりに回転可能に支持される。カム筒9は、内周面と外周面とを貫通する、2本のカム溝17と、カム溝18とを含む。
カム溝17は、第2レンズ移動枠3に設けられたカムピン12と結合する。カム溝18は、第3レンズ移動枠4に設けられたカムピン13と結合する。
図3は、本発明の実施の形態に係るレンズ鏡筒1のカム筒9の展開図である。図3において、紙面下側が、光軸AXの被写体側の方向に相当する。カム溝17の一方の端部17aは、第2レンズ群L2の広角端の位置に対応する。カム溝18の一方の端部18aは、第3レンズ群L3の広角端の位置に対応する。カム溝17の他方の端部17bは、第2レンズ群L2の望遠端の位置に対応する。カム溝18の他方の端部18bは、第3レンズ群L3の望遠端の位置に対応する。
カム溝17、18は、第2レンズ群L2、第3レンズ群L3が、光軸AXに沿って移動するように形成される。したがって、第2レンズ群L2と、第3レンズ群L3とは、カム筒9を回転させることにより各焦点距離に対応した位置に移動する。
ズームリング19は、図1および2に示すように、カム筒9の外周に固定され、ズームリング19を光軸AXまわりに回転することにより、カム筒9が一体にて、光軸AX周りに回転される。
第2レンズ移動枠3の軸受け部3aと第3レンズ移動枠4の軸受け部4aの間には、ガイドポール6aの周囲に、遮光性のシリコンゴム等で成形されて光軸方向に伸縮自在な円筒状の蛇腹部材20が挿入されている。蛇腹部材20は、第1レンズ群L1より入射した光が、レンズ鏡筒1内を通って、撮像素子25に達するのを防止するためのものである。また、この蛇腹部材20は、圧縮バネと同等の役割を果たし、第2レンズ移動枠3の軸受け部3aと第3レンズ移動枠4の軸受け部4aの間に配置することにより、第2レンズ移動枠3を光軸AXの正の方向に付勢する。また第3レンズ移動枠4を、その反対の光軸AXの負の方向に付勢する。よって、カムピン12が片方向(光軸AX方向)に付勢されることにより、第2レンズ移動枠3のカムピン12とカム筒9のカム溝17とのガタが無くなる。同様に、カムピン13が片方向(光軸AXの反対方向)に付勢されることにより、第3レンズ移動枠4のカムピン13とカム筒9のカム溝18とのガタが無くなる。以上のように、蛇腹部材20の作用により、第2レンズ群L2と第3レンズ群L3との間隔は、メカニズムのガタの影響を受けることなく、常に所定の間隔となり、所定の光学性能を得ることが可能となる。
次に、以上の通り構成されたレンズ鏡筒1の作用を説明する。ズームリング19が回転操作されると、ズームリング19に固定されたカム筒9に回転運動が伝達される。
ズームリング19により、カム筒9が光軸AXまわりに回転すると、カムピン12がカム溝17に案内され、第2レンズ移動枠3が光軸AXに平行な方向に移動する。また、カム筒9が光軸AXまわりに回転すると、カムピン13がカム溝18に案内され、第3レンズ移動枠4が光軸AXに平行な方向に移動する。
図1の広角端を示す状態においては、第2レンズ移動枠3と第3レンズ移動枠4との間隔は広くなり、カムピン12とカムピン13との間隔は、図3に示すように、所定の間隔(d)となる。この状態においては、蛇腹部材20は、所定量圧縮された状態を保ち、第2レンズ移動枠と第3レンズ移動枠4とを反対方向に付勢している。さらに蛇腹部材20は、ガイドポール6aによる光線の不要な反射を防止している。
同様に、図2の望遠端を示す状態においては、第2レンズ移動枠3と第3レンズ移動枠4との間隔は狭くなり、カムピン12とカムピン13との間隔は、所定の間隔(e)となる。この状態において、蛇腹部材20は、図1の状態よりさらに所定量圧縮された状態を保ち、第2レンズ移動枠3と第3レンズ移動枠4とを反対方向に付勢している。さらに蛇腹部材20は、ガイドポール6aによる光線の不要な反射を防止している。
以上のように本実施の形態によれば、各レンズ群を支持するガイドポールの周囲に蛇腹部材を配置し、その両側にレンズ移動枠を配置したことにより、蛇腹部材の弾性作用により、レンズ移動枠を片方向に付勢することができ、その他の部品とのガタツキを小さくすることができるため、各レンズ群を精度良く、光軸方向に駆動することが可能となる。さらに、通常はガイドポールの表面で反射し、撮像素子に入射して悪影響を及ぼす不要な光線の反射を防止することができるという顕著な効果が得られる。また、反射防止部材と付勢部材とを同一の部材にて構成したことにより、部品点数の削減を図ることが可能となる。
なお、蛇腹部材20を配置する箇所は、本実施の形態にて説明した箇所に限るものではない。よって例えば、第2レンズ移動枠3を光軸AXの負の方向(像面側)に付勢するために、第1レンズ固定枠2と第2レンズ移動枠3との間のガイドポール6aの周囲に配置する構成を用いても良い。さらに、ガイドポール6bの周囲に配置する構成を用いてもよいが、デジタルカメラの通常撮影時に、レンズ鏡筒1の上側から1群レンズL1を通って入り、反射して撮像素子25に入射する光線に対しては、レンズ鏡筒1の下側に配置されたガイドポール6aの周囲に蛇腹部材20を配置することが、より効果的である。
また、本実施の形態においては、撮影時に全長の長さが固定であるレンズ鏡筒について説明したが、沈胴式レンズ鏡筒において、ガイドポールを用いた構成であっても、同様な効果が得られることは言うまでもない。
本発明は、デジタルカメラなどの撮像装置に用いられるレンズ鏡筒について、レンズ群を保持するレンズ枠を、ガイドポールを用いて光軸方向に支持するものであり、メカニズムのガタツキを小さくして光学性能の向上を図ると共に、不要な光線の反射を防止するためのものである。
本発明の実施の形態に係るレンズ鏡筒の広角端における断面図 本発明の実施の形態に係るレンズ鏡筒の望遠端における断面図 本発明の実施の形態に係るレンズ鏡筒のカム筒の展開図
符号の説明
L 撮像光学系
L1 1群レンズ
L2 2群レンズ
L3 3群レンズ
L4 4群レンズ(フォーカスレンズ群)
1 レンズ鏡筒
2 第1レンズ固定枠
3 第2レンズ移動枠
3a 軸受け部
4 第3レンズ移動枠
4a 軸受け部
5 第4レンズ移動枠
6a、6b ガイドポール
7 マスターフランジ
8 固定枠
9 カム筒
11 フォーカスモータ
12 第2レンズ移動枠のカムピン
13 第3レンズ移動枠のカムピン
17 第2レンズ移動枠のカム溝
18 第3レンズ移動枠のカム溝
19 ズームリング
20 蛇腹部材

Claims (1)

  1. 撮像素子と、
    前記撮像素子上に被写体像を結像させるレンズ群と、
    前記レンズ群を保持するレンズ保持枠と、
    前記レンズ保持枠を光軸方向に摺動自在に支持するガイド手段と、
    前記ガイド手段の周囲に配置され、前記レンズ保持枠の光軸方向の位置を付勢するように光軸方向に伸縮する弾性体からなる円筒状の蛇腹部材とを備え、
    前記蛇腹部材は、ガイド手段における光線の反射を防止し、撮像素子への光線の入射を防止することを特徴とする、レンズ鏡筒。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7619839B2 (en) 2006-07-05 2009-11-17 Sony Corporation Lens barrel and image capturing apparatus
CN111580238A (zh) * 2016-07-12 2020-08-25 台湾东电化股份有限公司 镜头驱动模块

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