JP2006162261A - 自動試料注入装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
ニードル表面の洗浄をより効率的に行なうことのできる洗浄ポートを備えた自動試料注入装置を提供する。
【解決手段】
洗浄ポート16aは隔壁30によって上下に分離された2つの洗浄液槽32aと32bを備え、2種類の洗浄液を上下に隔てている。隔壁30はニードル10が貫通できるが、液体は通さないような構造で、ニードル10が貫通したときにニードル10の表面を払拭する払拭部材を兼ねている。上側の洗浄液槽32aの流入口34から供給された洗浄液Aは洗浄液槽32aを経て排出口36から外部に排出される。下側の洗浄液槽32bの流入口40から供給された洗浄液Bは、洗浄液槽32bを経て排出口42から外部に排出される。洗浄液槽32bは流入口40と排出口42の他には開口をもたず、閉じられた系となっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば液体クロマトグラフなど液体試料を取り扱う各種分析装置において、ニードルにより液体試料を分析装置の試料注入口に注入した後、そのニードルを洗浄ポートに挿入して洗浄液により洗浄するように構成された自動試料注入装置(オートサンプラ)に関する。
液体クロマトグラフにおける自動試料注入装置において、ニードルでラックの試料瓶から試料を吸入して液体クロマトグラフの注入ポートに注入するために、ニードルが移動できるように構成されている。ニードルは、試料を吸引し注入ポートに注入した後、洗浄ポートにて外部表面が洗浄される。
図4は一般的な洗浄ポートの一例を示したものである。洗浄ポート1aは流入口3から流入する洗浄液が洗浄ポート1a内を満たし、これに挿入されたニードル10の外表面を洗浄した後、排出口5から流出する。
また、洗浄液が流入口から供給されるのではなく、ニードルを通して洗浄ポートに供給されるようにして、ニードルの内部と外部を同時に洗浄するようにした洗浄ポートの例もあるが、図4の洗浄ポート1aと本質的な違いはない。
このような洗浄ポートは洗浄力が十分でないために、試料のキャリーオーバが起こる。そこで、洗浄力を向上させるために洗浄ポートの改良が図られている。
図5に示される洗浄ポートはその一例である。洗浄ポート1bの内部にニードル10の表面を払拭するための部材7を組み込み、洗浄液が流入口3から流入し部材7を経て排出口5から流出するようにし、洗浄ポート1bに挿入されたニードル10が部材7を貫通する際に、ニードル10の表面の汚れが拭われることで洗浄効果を高めている(特許文献1参照。)。
図6にその概略図を示す洗浄ポート1cは他の一例である。ここでは、2種類の洗浄液を用いる。一方の洗浄液Aは通常の洗浄液と同様の役割を果たす。他方の洗浄液Bは洗浄液Aに比べて強力な洗浄力をもち、洗浄液Aとは別の専用ポンプにより洗浄液Aより多量に送液される。洗浄液A,Bはそれぞれの注入口3,4より流れ込み、上部開口から溢れ出して排出口5から排出される。
図6の洗浄ポート1cでは、ニードル10による1つの試料のサンプリング終了後、ニードル10をまず洗浄液Aで洗浄した後、洗浄液B側に移動させて洗浄液Bで洗浄し、再び洗浄液A側に移動させて洗浄液Aで洗浄した後、次のサンプリングに移る。このように2種類の洗浄液を使用することにより、1液洗浄よりも洗浄力を高めている。
特許公開2001−305148号公報
図5や図6の洗浄ポートを使用することにより、ある程度の洗浄効果の向上はある。しかし、試料やサンプリングの条件によっては、完全に洗浄できないことが起こりうる。洗浄が不完全である場合は、ニードル表面に付着した汚れにより、試料のキャリーオーバが起こることで分析の再現性を低下させたり、ゴーストピークが発生する等の問題が残る。
また、図6の2液洗浄では、1液洗浄に比べてニードルの移動が多くなるので、測定時間の増加が起きてしまう。
本発明は、ニードル表面の洗浄をより効率的に行なうことのできる洗浄ポートを備えた自動試料注入装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、ニードルにより液体試料を分析装置の試料注入口に注入した後、そのニードルを洗浄ポートに挿入して洗浄液により洗浄するように構成された自動試料注入装置を対象としている。そこでは、洗浄ポートは隔壁にて上下に仕切られた2つの洗浄液槽と、各洗浄液槽にそれぞれ接続され、それぞれの洗浄液を流通させる洗浄液流路とを備えている。上側の洗浄液槽はその上面にニードルが挿入される開口をもち、下側の洗浄液槽は洗浄液流路との接続口以外に開口をもたない。2つの洗浄液槽間を上下に仕切る隔壁は、ニードルが貫通可能であるとともに液の通過を阻止できる構造をもっている。上側の洗浄液槽に挿入されたニードルがその隔壁を貫通して下側の洗浄液槽に挿入することができるように、その隔壁は上側の洗浄液槽に挿入されたニードルの移動軌跡上に配置されている。
本発明の洗浄ポートも2種類の洗浄液を使用するものであるが、2種類の洗浄液槽を水平方向に並列に配置するのではなく、垂直方向に配置した。ニードルが上側の洗浄液槽に挿入されると、まず上側の洗浄液で洗浄される。そのまま垂直方向に下降させると、隔壁を貫通して下側の洗浄液槽に挿入されて下側の洗浄液で洗浄される。その後、ニードルが垂直方向に引き上げられると、上側の洗浄液槽を通過することにより上側の洗浄液により再び洗浄される。このように、ニードルの上下移動のみによって、上側の洗浄液による洗浄、下側の洗浄液による洗浄及び上側の洗浄液による洗浄がこの順に行われる。
ニードルの上下移動の際にニードルが隔壁を貫通することにより、ニードル表面が隔壁でこすられるので、隔壁がニードルの表面を払拭する払拭部材の機能を果たす。
そのような隔壁の一例は、セプタムである。
2つの洗浄液槽のそれぞれには洗浄液流路が接続されているが、その少なくとも一方は、異なる洗浄液を供給する洗浄液供給部と、いずれかの洗浄液を選択して洗浄液槽に導く流路切換バルブとを備えているようにすることができる。
本発明の自動試料注入装置における洗浄ポートでは、2つの洗浄液槽を上下に配置してその間にニードルが貫通できる隔壁を設けたので、ニードルの上下移動のみによって、上側の洗浄液による洗浄、下側の洗浄液による洗浄及び上側の洗浄液による洗浄が行われるとともに、ニードルが隔壁を貫通する際にニードル表面の払拭も行われるので、試料を注入した後、次の試料に移る際のニードルの洗浄効果が高くなり、試料のキャリーオーバによるクロスコンタミネーションの可能性を大幅に低減することができる。そして、ニードルの移動時間も上下動のみであるので、従来の2液洗浄のように水平方向の移動を伴なうものに比べると洗浄に要する時間が短縮される。
また、従来の2液洗浄では洗浄液の注入口の上部に開口をもっているので、洗浄液の送液速度を速くしすぎるとその上部開口から洗浄液が噴出してしまう恐れがあったが、本発明では洗浄ポートの下側の洗浄液槽は洗浄液流路との接続口以外に開口をもたない閉じた系であるため、高速送液が可能となり、よりニードルの洗浄力を高めることができる。
少なくとも一方の洗浄液槽の洗浄液流路に、異なる洗浄液を供給する洗浄液供給部と、いずれかの洗浄液を選択して洗浄液槽に導く流路切換バルブとを備えるようにすれば、ニードル表面を複数の洗浄液で洗浄することができるようになるため、洗浄力をより高めることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は高速液体クトマトグラフにおける一実施例の自動試料注入装置の要部の構成概略図を示す。
図において、ニードル10はラック12に配置された複数の試料容器14、洗浄ポート16、注入ポート18などの位置に移動できるように、水平方向と垂直方向に移動できるように支持されている。ニードル10の基端部は可撓管4を介して図示されていない流路切換バルブから可逆性ポンプに連結され、これにより、ニードル10の先端から液体を吸引し、又は吐出することができる。
このように構成された試料注入装置は、以下のような手順で動作するようにプログラムされている。
まず、試料容器14の1つにニードル10を挿入し、所定量の液体試料22を吸引した後、試料注入ポート18まで移動してその中に液体試料22を注入する。これに続いて、図示されていない流路切換バルブの操作により図示されていない液体クロマトグラフに液体試料22が導入されて分析が開始され、引き続き、図示されていないポンプから洗浄液が送られ、可撓管20、ニードル10、試料注入ポート18等の内部が洗浄される。
その後、ニードル10を洗浄ポート16に移動させてこれに挿入するとともに、洗浄ポート16に洗浄液を流してニードル10の外部を洗浄する。洗浄後、ニードル10を次にサンプリングすべき試料容器14の上まで移動させることで分析の1サイクルが終わり、以後、この動作が繰り返される。
図2は洗浄ポート16aの垂直断面図である。
洗浄ポート16aは隔壁30によって上下に分離された2つの洗浄液槽32aと32bを備え、上側の洗浄液槽32aに洗浄液A、下側の洗浄液槽32bに洗浄液Bというように2種類の洗浄液を上下に隔てている。隔壁30はニードル10が貫通できるが、液体は通さないような構造で、ニードル10が貫通したときにニードル10の表面を払拭する払拭部材を兼ねている。隔壁30としては、例えばセプタムを使用することができる。
上側の洗浄液槽32aは洗浄液の流入口34と排出口36を備え、上部にニードル10を挿入するための開口部38が開けられている。流入口34には洗浄液Aを流通させる洗浄液流路が接続され、図示されていない送液ポンプにより洗浄液Aが供給される。流入口34から供給された洗浄液Aは洗浄液槽32aを経て排出口36から外部に排出される。
下側の洗浄液槽32bは洗浄液の流入口40と排出口42を備え、流入口40には洗浄液Bを流通させる洗浄液流路が接続され、洗浄液A用の送液ポンプとは異なる図示されていない送液ポンプにより洗浄液Bが供給される。流入口40から供給された洗浄液Bは洗浄液槽32bを経て排出口42から外部に排出される。下側の洗浄液槽32bは流入口40と排出口42の他には開口をもたず、閉じられた系となっている。
隔壁30は上側の洗浄液槽32aに挿入されたニードル10の移動軌跡上に配置されており、洗浄液槽32aに挿入されたニードル10がそのまま垂直方向に下降すると隔壁30を貫通して下側の洗浄液槽32bに挿入される。
洗浄液の種類は特に限定されるものではないが、洗浄液Aと洗浄液Bとして、例えば、洗浄液Aは通常の洗浄液と同様の役割を果たすものを使用し、洗浄液Bは洗浄液Aに比べて強力な洗浄力をもつものを使用することができる。また、洗浄液Bは洗浄液Aより多量に送液するようにすることもできる。
ニードル10の洗浄時は、洗浄ポート16aまでニードル10を水平移動させて開口部38の真上で停止させた後、垂直方向に下降させる。洗浄の過程は、まず洗浄液Aが溜まっている部分にニードル10を下げ、ニードル10が洗浄液Aに入ると洗浄液A用の送液ポンプにて洗浄液Aの送液を開始する。洗浄液Aの送液開始はニードルを停止させてからでも、移動しながらでもよい。
適当な停止時間の後、ニードル10を隔壁30に貫通させ、洗浄液Bが溜まっている部分にニードル10を移動させて停止させる。ニードル10の先端が洗浄液Bに達するのと同時に洗浄液B用の送液ポンプによって洗浄液Bの送液を開始する。洗浄液Bは閉じた系の中にあるので、従来の2液洗浄のように流速を上げすぎると噴出してしまうという問題はないため、高速で送液でき、ニードル10先端の汚れをより強力に洗浄できる。ニードル10先端が洗浄液Bにあるときは、洗浄液Aの送液は停止する。
適当な停止時間の後、ニードル10を上に引き戻し、隔壁10から抜き出させる。ニードル10の先が再び洗浄液Aが溜まった部分に入ったとき、洗浄液Bの送液を停止し、洗浄液Aの送液を開始させ、ニードル10が洗浄ポート16aを抜け出たら洗浄液Aの送液を停止させる。
図3は他の実施例における洗浄ポート16b、送液ポンプ及び洗浄液を示している。
洗浄液槽32a及び32bの構造は図2に示したものと同じである。
上側の洗浄液槽32aの流入口34には洗浄液A1又はA2を流通させる洗浄液流路が接続され、その洗浄液流路は流路切換えバルブ44と、その流路切換えバルブ44を介して接続された洗浄液A1を供給する送液ポンプ48及び洗浄液A2を供給する送液ポンプ50を含んでいる。
下側の洗浄液槽32bの流入口40には洗浄液B1又はB2を流通させる洗浄液流路が接続され、その洗浄液流路は流路切換えバルブ46と、その流路切換えバルブ46を介して接続された洗浄液B1を供給する送液ポンプ52及び洗浄液B2を供給する送液ポンプ54を含んでいる。
流路切換えバルブ44を送液ポンプ48側に切り換えると、洗浄液A1が流入口34に供給され、洗浄液槽32aを経て排出口36から外部に排出される。同様に流路切換えバルブ44を送液ポンプ50側に切り換えると、洗浄液A2が供給される。
流路切換えバルブ46を送液ポンプ52側に切り換えると、洗浄液B1が供給され、バルブ46を送液ポンプ54側に切り換えると、洗浄液B2が供給される。
洗浄液の種類は特に限定されるものではないが、洗浄液A1,A2,B1及びB2として、例えば、洗浄液A1及びA2は通常の洗浄液と同様の役割を果たすものを使用し、洗浄液B1及びB2は洗浄液A1及びA2に比べて強力な洗浄力をもつものを使用することができる。洗浄液の種類を変えて、例えば、洗浄液B1に酸性洗浄液、洗浄液B2に塩基性洗浄液を使用することもできる。
ニードル10の洗浄時は、洗浄液槽32a上までニードル10を水平移動させて開口部38の真上で停止させた後、垂直方向に下降させる。洗浄の過程は、まず送液ポンプ48を流路切換えバルブ44に接続し、洗浄液A(A1又はA2)が溜まっている部分にニードル10を下げ、ニードル10が洗浄液Aに入ると送液ポンプ48にて洗浄液A1の送液を開始する。洗浄液Aの送液開始はニードルを停止させてからでも、移動しながらでもよい。
適当な停止時間の後、送液ポンプ52を流路切換えバルブ46に接続し、ニードル10を隔壁30に貫通させ、洗浄液B(B1又はB2)が溜まっている部分にニードル10を移動させて停止させる。ニードル10の先端が洗浄液Bに達するのと同時に送液ポンプ52によって洗浄液B1の送液を開始する。洗浄液Bは閉じた系の中にあるので、従来の2液洗浄のように流量を上げすぎると噴出してしまうという問題はないため、高速で送液でき、ニードル10先端の汚れをより強力に洗浄できる。ニードル10先端が洗浄液槽32bにあるときは、送液ポンプ48及び50による送液は停止する。送液ポンプ52による送液開始はニードルを停止させてからでも、移動させながらでもよい。
適当な時間の後、送液ポンプ52を停止し、送液ポンプ54を流路切換えバルブ46に繋ぎ換えて、洗浄液B2の送液を開始してニードル10の先端を洗浄する。
適当な時間の後、ニードル10を上に引き戻し、隔壁30から抜き出させる。ニードル10の先端が再び洗浄液槽32aに入ったとき、送液ポンプ54による送液を停止し、送液ポンプ50を流路切換えバブル44につなぎ、洗浄液A2の送液を開始する。洗浄液B2の送液停止は、ニードル10を移動する前でも、移動しながらでもよい。ニードル10が洗浄液槽32aを抜け出たら洗浄液A2の送液を停止させる。
洗浄後、ニードル10を次にサンプリングすべき試料容器の上まで移動させることで分析の1サイクルが終了する。
本発明は上に説明した例に限定されるものでなく、送液ポンプ数と洗浄液の種類を3つ以上又はそれ以上に増やしてもよいし、洗浄ポートの形状を変えて洗浄液槽内を3以上に隔ててもよい。
また、洗浄に限らずにニードル表面と溶液の反応であってもよく、様々な変形を包含し、各種分析装置に広く適用することができる。
液体クロマトグラフなど液体試料を取り扱う各種分析装置における自動試料注入装置に利用することができる。
高速液体クロマトグラフにおける一実施例の自動試料注入装置の要部の構成概略図である。 洗浄ポートの垂直断面図である。 洗浄ポートに送液ポンプを加えたときの実施例の垂直断面図である。 一般的な洗浄ポートを示した垂直断面図である。 従来の洗浄ポートの実施例を示した垂直断面図である。 従来の洗浄ポートの他の実施例を示した垂直断面図である。
符号の説明
10 ニードル
16a、16b 洗浄ポート
30 隔壁
32a,32b 洗浄液槽
34,40 流入口
36,42 排出口
44,46 流路切換バルブ
48,50,52,54 ポンプ

Claims (3)

  1. ニードルにより液体試料を分析装置の試料注入口に注入した後、そのニードルを洗浄ポートに挿入して洗浄液により洗浄するように構成された自動試料注入装置において、
    前記洗浄ポートは隔壁にて上下に仕切られた2つの洗浄液槽と、各洗浄液槽にそれぞれ接続され、それぞれの洗浄液を流通させる洗浄液流路とを備え、
    上側の洗浄液槽はその上面に前記ニードルが挿入される開口をもち、下側の洗浄液槽は前記洗浄液流路との接続口以外に開口をもたず、
    前記隔壁は前記ニードルが貫通可能であるとともに液の通過を阻止できる構造をもち、上側の洗浄液槽に挿入されたニードルの移動軌跡上に配置されていることを特徴とする自動試料注入装置。
  2. 前記隔壁はセプタムである請求項1に記載の自動試料注入装置。
  3. 前記2つの洗浄液槽のそれぞれに接続された洗浄液流路の少なくとも一方は、異なる洗浄液を供給する洗浄液供給部と、いずれかの洗浄液を選択して洗浄液槽に導く流路切換バルブとを備えている請求項1又は2に記載の自動試料注入装置。
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