JP2006162085A - 熱交換器用偏平チューブ - Google Patents

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Shoichi Yokoyama
昭一 横山
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】伝熱性能の向上を目的に、冷媒流通穴の内周面にリブを所定のピッチで複数個設けても、偏平チューブの厚みを増さずに、偏平チューブ内面の必要な最短距離を確保することができる構成の熱交換器用偏平チューブの提供を目的とする。
【解決手段】冷媒流通穴2の内周面に、所定のピッチで、一つの冷媒流通穴に対しそれぞれ2〜10個、0.05mm〜0.16mmの高さで設けるリブ4を、対向する面同士で、リブ4の所定ピッチの半分だけずらして配置することによって、偏平チューブの厚みを増さずに、偏平チューブ内面の必要な最短距離を確保することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ルームエアコン、パッケージエアコン、カーエアコンなどの熱交換器に用いられる偏平チューブに関するものである。
従来、この種の熱交換器用偏平チューブとしては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがあった。図2は前記特許文献に記載された従来の熱交換器用偏平チューブを示している。図2における従来の熱交換器用偏平チューブは、内部に隔壁21を有し、この隔壁21で仕切られた個々の穴22内を冷媒が流通するようになっている。穴22の内壁の上下面には、伝熱性能の改善を狙い、上下面それぞれ3個づつ対向して内部に突出するリブ(突起)23が所定のピッチで形成されている。
特開2002−318086号公報(第2−3頁、第4図)
しかしながら、前記従来の構成では、所定のピッチで形成されたリブ23が冷媒流通穴の向かい合う上下2つの面の同じ位置に配置されているので、偏平チューブの内面の距離Lがこの部分で最短になり、何らかの原因で冷凍サイクル内にスケールが発生したとき、この最短距離の部分でスケールが詰まる懸念があった。実際には、スケールが詰まる万一の場合に備えて、偏平チューブの厚みを増す必要があり、材料コストが高くなり、不経済であった。
本発明は、上記課題を解決するために、冷媒流通穴の内周面に、リブを、所定のピッチで、対向面に対してリブの所定ピッチの半分だけずらした位置に、複数個設ける。その結果、リブにより、優れた伝熱性能を得るとともに、偏平チューブの厚みを増さずに、偏平チューブ内面の必要な最短距離を確保し、スケールが詰まるのを避けることができる。
前記従来の課題を解決するため、本発明の熱交換器用偏平チューブは、冷媒流通穴の内周面に、リブを所定のピッチで、対向面に対してリブの所定ピッチの半分ずらした位置に、複数個設ける。この構成によって、偏平チューブの厚みを増さずに、偏平チューブ内面の必要な最短距離を確保することができる。
本発明の熱交換器用チューブによれば、冷媒流通穴の内周面に、所定のピッチで複数個設けるリブを、対向する面同士で、リブの所定ピッチの半分だけずらして配置するので、偏平チューブの厚みを増さずに、偏平チューブ内面の必要な最短距離を確保することができる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における熱交換器用偏平チューブの断面図である。
図1において、本発明の実施の形態における熱交換器用偏平チューブは、押出し成形で製造され、内部に断面形状が略長方形で、隔壁3を挟んで略長方形の短辺側で隣り合う複
数の、具体的には5つの冷媒流通穴2を有し、かつ前記冷媒流通穴2の内周面に、内部に突出する断面形状が略三角形で、高さHが0.05mm〜0.16mmのリブ4を所定のピッチPで、対向する上下面に対して前記リブ4の所定ピッチPの半分(P/2)だけずらした位置に複数個、具体的には一つの冷媒流通穴2に対しそれぞれ6個設けられている。
なお、前記冷媒流通穴2の流体直径D〔D=4×穴断面の面積/穴断面の周長=2×長辺×短辺/(長辺+短辺)〕は0.5mm〜2.0mmの範囲に設定されている。
熱交換器用偏平チューブの内部を流通させる冷媒としては、HFC冷媒またはHC冷媒またはCO2冷媒のいずれか、またはそれらの混合冷媒を使用する。
以上のように構成された熱交換器用偏平チューブにおいて、冷媒流通穴2の内周面に、リブ4を所定のピッチPで、対向する上下面に対してリブ4の所定ピッチPの半分(P/2)だけずらした位置に、設けられているので、偏平チューブの厚みTを増すことなく、偏平チューブ内面に必要な最短距離Lを確保することができる。
また、前記冷媒流通穴2の流体直径D〔D=4×穴断面の面積/穴断面の周長=2×長辺×短辺/(長辺+短辺)〕は0.5mm〜2.0mmの範囲であり、前記リブ4は断面形状が略三角形で、高さHが0.05mm〜0.16mmで、一つの冷媒流通穴2に対しそれぞれ6個設けられているので、あまり冷媒流通抵抗を上げず、冷媒側熱伝達率を向上させることができ、優れた熱交換能力を得ることができる。
また、熱交換器用偏平チューブの内部を流通させる冷媒としては、HFC冷媒またはHC冷媒またはCO2冷媒のいずれか、またはそれらの混合冷媒を使用するので、環境に配慮した商品であり、熱交換器用偏平チューブの内部容積が小さく、使用する冷媒量を削減することができる。
なお、本発明の実施の形態における熱交換器用偏平チューブは、押出し成形で製造するので、生産工数、製造コストは、従来の熱交換器用偏平チューブと同程度とすることができる。
本実施の形態においては、1穴当たりの前記リブ4の数を6個としたが、2〜10個の範囲であれば、ほぼ同様の伝熱特性を得ることができる。
また、本発明の実施の形態における熱交換器用偏平チューブは、リブ4を対向する上下面にだけ設けたが、隔壁3にも設けることにより、若干であるがさらに優れた熱交換能力を得ることができる。
本発明にかかる熱交換器用偏平チューブは、冷媒流通穴の内周面に、伝熱性能の改善を目的に、所定のピッチで、一つの冷媒流通穴に対しそれぞれ2〜10個、0.05mm〜0.16mmの高さで設けるリブを、対向する面同士で、リブの所定ピッチの半分だけずらして配置することにより、偏平チューブの厚みを増さずに、偏平チューブ内面の必要な最短距離を確保することができるので、空気調和機や冷凍機などに用いられる熱交換器用偏平チューブとして有用である。
本発明の実施の形態における熱交換器用偏平チューブの断面図 従来の熱交換器用偏平チューブの断面図
符号の説明
1 熱交換器用偏平チューブ
2 冷媒流通穴
3 隔壁
4 リブ

Claims (6)

  1. 内部に断面形状が略長方形で、隔壁を挟んで略長方形の短辺側で隣り合う複数の冷媒流通穴を有し、かつ前記冷媒流通穴の内周面に、リブを所定のピッチで、対向面に対して前記リブの所定ピッチの半分ずらした位置に、複数個設けてなることを特徴とする熱交換器用偏平チューブ。
  2. 前記冷媒流通穴の流体直径を0.5mm〜2.0mmとしたことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器用偏平チューブ。
  3. 前記リブの断面形状を略三角形とし、その高さを0.05mm〜0.16mmとしたことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の熱交換器用偏平チューブ。
  4. 1穴当たりの前記リブの数を2〜10個としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の熱交換器用偏平チューブ。
  5. 前記偏平チューブを押出し成形で製造することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の熱交換器用偏平チューブ。
  6. 内部を流通させる冷媒として、HFC冷媒またはHC冷媒またはCO2冷媒のいずれかまたはそれらの混合冷媒を使用することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の熱交換器用偏平チューブ。
JP2004349347A 2004-12-02 2004-12-02 熱交換器用偏平チューブ Pending JP2006162085A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009063228A (ja) * 2007-09-06 2009-03-26 Showa Denko Kk 扁平状伝熱管
JP2012510600A (ja) * 2008-12-01 2012-05-10 ヴァレオ システム テルミク コイル形熱交換器と、このコイル形熱交換器を備えている空調装置
WO2021095567A1 (ja) * 2019-11-14 2021-05-20 ダイキン工業株式会社 伝熱管、及び、熱交換器

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