JP2006161969A - 軸受部のシール方法及びシール装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】潤滑剤が使用される軸受部のシールにおいて、外部からの水分や異物の侵入を防止するとともに軸受部材の潤滑油の交換も可能にしたシール方法及びシール装置の提供にある。
【解決手段】軸受部材としてのカラー11、14を介在して第1部材としてのシリンダアーム6及びナックルアーム4と第2部材としてのタイロッドピン9とを相対回転可能に構成し、前記カラー11、14を密封するシール部材を前記シリンダアーム6及びナックルアーム4とタイロッドピン9の間に配設した軸受部のシール装置において、前記シール部材を座金27にシール部材28を取り付け一体化したシール付座金22で構成し、前記シール付座金22のシール部を、前記カラー11、14側の内部圧力でのみ外方に撓む状態で前記シリンダアーム6及びナックルアーム4又はタイロッドピン9のいずれかの部材表面に接触させる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、潤滑剤が使用される軸受部のシール方法及びシール装置に関する。
潤滑剤が使用される軸受部のシール方法として、例えば、図9及び図10に示す従来技術1では、フォークリフトのステアリング装置におけるリアアクスルタイロッドとシリンダアーム連結部の構造として、シリンダアーム71を上下2枚のタイロッド72、73で挟持し、シリンダアーム71とタイロッド72、73との間にそれぞれ皿バネよりなる座金75を入れてタイロッドピン74を挿入して締結させるようになっている。シリンダアーム71の前記タイロッドピン74との摺動面には軸受部材としてカラー77が嵌め込まれており、シリンダアーム71はタイロッドピン74の廻りを回動可能に支持されている。そして、タイロッドピン74の上面には潤滑剤としてのグリスを注入するためのニップル78が装着され、タイロッドピン74の前記カラー77との摺動面には周方向に形成された周溝74bに開口する供給口74aが形成されており、この供給口74aはタイロッドピンの中心軸線に沿って形成されている連通路74cを介して前記ニップル78と繋がっている。ニップル78よりオイルが供給されることによって、前記カラー77とタイロッドピン74の摺動面にグリスが供給されシリンダアーム71の回動をスムースに出来る。
又、特許文献1で開示された従来技術2では、ステアリング装置におけるギアハウジング3のシール構造が示されており、ダストブーツ17と左右一対のタイロッド11、12の内方端との間に、座金19が介装され、該座金19の内周縁にはボルト15、16の外周面に密着して水の浸入を阻止する弾性材料からなるリップ22が焼き付き固定されている。従って、座金19がタイロッド11、12の内方端とダストブーツ17との間に介装されて堅固に挟持されたときには、タイロッド11、12の内方端のボルト孔に介装されたブッシュ26の平坦面及びボルト15、16の外周面にリップ22が強く密着し、外部からの水の浸入を防止できる。
特開平10−338156号公報(第3−4頁、図1−図4)
しかしながら、上記従来技術1では、皿バネよりなる座金75のみを介装させて締結されており、この場合には外部よりの異物の侵入は防止できるが、図10に示すように、水等の液体がC及びDの経路より侵入する恐れがある。そして、水が入ってくると摺動部のグリスが外部に流出することによって、潤滑性が悪くなり錆の発生につながる。
上記従来技術2で開示されたリップシール付き座金19を用いた場合は、従来技術1の問題を解決することができ、リップ22によって、シール性が向上し、外部からの水等の浸入を防止することは出来るが、軸受部に保持された古い潤滑剤を外部へ排出することが困難となり、前記従来技術1のニップル78からの潤滑剤の供給ができないという問題がある。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、潤滑剤が使用される軸受部のシールにおいて、外部からの水分や異物の侵入を防止するとともに軸受部材の潤滑油の交換も可能にした軸受部のシール方法及びシール装置の提供にある。
上記課題を達成するため、請求項1記載の発明は、軸受部材を介在して第1部材と第2部材を相対回転可能に構成し、前記軸受部材をシール部材によって密封した軸受部において、前記シール部材を前記第1部材と第2部材の間に介在して前記軸受部材を密封状態にし、前記第1部材又は第2部材のいずれか一方と接触する前記シール部材のシール部を密封内の圧力が上昇した時のみ外方に撓ませて軸受部材の密封状態を開放することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、密封内の圧力が上昇した時のみシール部を外方に撓ませて密封状態を開放するので、軸受部に保持されている潤滑油が上記密閉空間に溜まり、圧力が上昇すると上記シール部が外方に撓み、その隙間より潤滑油が外部に排出される。それによって新しい潤滑油の供給が可能となり、軸受部の潤滑性を向上できる。又、外部からの圧力ではシール部が撓むことは無いので、軸受部への液体とか粉塵等異物の侵入を防止できる。
請求項2記載の発明は、軸受部材を介在して第1部材と第2部材を相対回転可能に構成し、前記軸受部材を密封するシール部材を前記第1部材及び第2部材の間に配設した軸受部のシール装置において、前記シール部材を座金に取り付け一体化したシール付座金で構成し、前記シール付座金のシール部を、密封された前記軸受部材内の上昇した圧力でのみ外方に撓む状態で前記第1部材又は第2部材のいずれかの部材表面に接触させたことを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、請求項1と同じ効果を得ることができる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の軸受部のシール装置において、前記シール部材のシール部が接触する部材表面は前記第1部材又は第2部材のいずれか一方に装着した軸受部材の端面であることを特徴とする
請求項3記載の発明によれば、第1部材又は第2部材のいずれか一方に装着した軸受部材端面をシールすることが出来るので、軸受部材端面と座金との隙間を通って外部からの異物の侵入を防止できる。又、シール内部の密閉空間より潤滑油が軸受部材端面を通って外部に排出が可能となる。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の軸受部のシール装置において、前記シール部材のシール部が接触する部材表面は前記第1部材又は第2部材のいずれか一方の軸受部材が装着される嵌合孔の内壁面であることを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、第1部材又は第2部材のいずれか一方の軸受部材が装着される嵌合孔の内壁面をシールすることが出来るので、嵌合孔の内壁面と座金との隙間を通って外部からの異物の侵入を防止できる。又、シール内部の密閉空間より潤滑油が嵌合孔の内壁面を通って外部に排出が可能となる。
請求項5記載の発明は、請求項2記載の軸受部のシール装置において、前記シール部材のシール部をブレード状の突き出し形状に形成し、前記第1部材又は第2部材のいずれか一方に装着した軸受部材の外側に向けて斜めに接触させたことを特徴とする。
請求項5記載の発明によれば、ブレード状形成部が第1部材又は第2部材のいずれか一方に装着した軸受部材に対して先端部を外側に向けて斜めに接触しているので、シール部は内部の密閉空間の圧力上昇によって外側に撓み、シール部と該シール部と接触する軸受部材表面との間に隙間が出来、そこから潤滑油を外部に排出することが可能となる。又、外部から圧力がかかった場合には、シール部を該シール部と接触する軸受部材表面に対し押し付ける方向に働くので、軸受部材表面との間に隙間が出来る事は無く、従って外部よりの異物の侵入を防止できる。
請求項6記載の発明は、請求項2〜5のいずれか一項記載の軸受部のシール装置において、前記シール付座金は前記第1部材と第2部材のうち前記シール部が接触しない側の部材表面に接触する前記シール部とは異なる第2のシール部を備えていることを特徴とする。
請求項6記載の発明によれば、シール付座金が第1部材と第2部材のうち前記シール部が接触しない側の部材表面に接触する第2のシール部を有しているので、軸受部に保持されている潤滑剤が前記シール部が接触しない側の部材表面を通って外部へ漏出するのを防止でき、又、外部から前記シール部が接触しない側の部材表面を通って水等の異物が内部に侵入するのを防止出来る。又、そのためのシールを新たに設ける必要がない。
請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項記載の軸受部のシール装置において、前記第1部材が車両に装備される操舵装置のシリンダアームであり、前記第2部材が前記シリンダアームをタイロッドに連結するためのタイロッドピンであり、前記軸受部材は前記シリンダアームに形成された嵌合孔に装着されていることを特徴とする。
請求項7記載の発明によれば、シリンダアームに装着された軸受部材とタイロッドピンとの間のシールが可能となり、外部よりは異物の侵入を防止し、内部よりは潤滑油の排出を可能とする構造となっているので、タイロッドピンと軸受部材の摺動部の潤滑性を向上でき、耐久性を上げることが出来る。
請求項8記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項記載の軸受部のシール装置において、前記第1部材が車両に装備される操舵装置のナックルアームであり、前記第2部材が前記ナックルアームをタイロッドに連結するためのタイロッドピンであり、前記軸受部材は前記ナックルアームに形成された嵌合孔に装着されていることを特徴とする。
請求項8記載の発明によれば、ナックルアームに装着された軸受部材とタイロッドピンとの間のシールが可能となり、外部よりは異物の侵入を防止し、内部よりは潤滑油の排出を可能とする構造となっているので、タイロッドピンと軸受部材の摺動部の潤滑性を向上でき、耐久性を上げることが出来る。
本発明によれば、潤滑剤が使用される軸受部のシールにおいて、外部からの水分や異物の侵入を防止することができ、軸受部材の潤滑油の交換が可能である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る軸受部のシール装置を図1〜図5に基づいて説明する。
図1は、フォークリフトの操舵装置1を示したもので、操舵装置1は車体後部に揺動可能に軸支されるリヤアクスルビーム2を備え、リヤアクスルビーム2の両端部に左右の車輪3がナックルアーム4により自転及び左右に回動可能に取り付けられている。
リヤアクスルビーム2の中央には、油圧シリンダ5がリヤアクスルビーム2の長手方向に沿って配設されており、そのシリンダ本体5の両端からは第1部材としての左右のシリンダアーム6を突出させている。油圧シリンダ5は、運転室に装備されたステアリングハンドル(図示せず)の操作に基づいて作動されるステアリングバルブ(図示せず)によって、そのハンドル操作方向に応じた一方の室に圧油が送られ、他方の室から作動油が排出されることで、左右のシリンダアーム6は車幅方向に往復動させるように駆動される。
本発明の第1部材に相当する左右のナックルアーム4は、リヤアクスルビーム2の両端部に支持されたキングピン(図示せず)を中心に回動するように支持されている。また、本発明の第1部材に相当するシリンダアーム6の先端部は、上下2枚のタイロッド7、8を介してナックルアーム4と連結されている。シリンダアーム6とタイロッド7、8との連結部、及びナックルアーム4とタイロッド7、8との連結部は、本発明の第2部材に相当するタイロッドピン9にてそれぞれ連結されている。
タイロッド7、8は、シリンダアーム6の往復動をナックルアーム4の円弧動に変換する機能を有し、ステアリングハンドルの操作に基づき油圧シリンダ5は、その操作方向に応じた方向にシリンダアーム6を移動するように駆動し、シリンダアーム6の移動によってタイロッド7、8を介してナックルアーム4及び車輪3が左右方向に回動する。すなわちシリンダアーム6が右輪側に移動すると車輪3は左方向に回動して右操舵され、シリンダアーム6が左輪側に移動すると車輪3は右方向に回動して左操舵される。(図1の二点鎖線は左操舵の時の車輪3の状態を示したものである)
操舵装置1は左右対称構造となっているため、以下片側(左輪側)について、図2、図3に従って説明する。シリンダアーム6の先端部には貫通孔10が形成されており、この貫通孔10には鉄系材料をリング状に形成した軸受部材としてのカラー11が嵌め込まれている。カラー11の内面にはタイロッドピン9の挿通孔12が形成されている。一方、ナックルアーム4の基端部には貫通孔13が形成されており、この貫通孔13には、鉄系材料をリング状に形成した軸受部材としてのカラー14が嵌め込まれている。カラー14の内面にはタイロッドピン9の挿通孔15が形成されている。軸受部材としてのカラー11、14は、その軸長が嵌着先である貫通孔10、13の軸長よりも短くなっており、各貫通孔10、13に嵌着された状態において、カラー11、14の上下の端面には、段差状の凹みが形成されている。
上下2枚のタイロッド7、8は、ほぼ同じ外周形状に形成された板状の部材で、上部のタイロッド7の両端部には、六角形状の嵌合孔16が形成されており、下部のタイロッド8の両端部には、貫通孔17が形成されている。一対の嵌合孔16、16の軸心間距離と、一対の貫通孔17、17の軸心間距離は共に等しく、上下のタイロッド7、8は、一対の嵌合孔16と一対の貫通孔17が同一軸線上に相対する状態で配置可能となっている。
タイロッドピン9は、その軸心方向に同一軸心上に上部より頭部18、回り止め部としての嵌合部19、軸部20、雄ネジ部21より構成されている。頭部18には、潤滑剤としてのグリスを注入するためのグリスニップル24が上面に装着されている。軸部20の外周面上には、周方向に形成された2本の周溝20aが形成され、該周溝20a上に軸心に向う方向に供給口20bが形成され、この供給口20bに連通して連通路25が、タイロッドピン9の中心軸線に沿って上部に開口を有するように形成されている。従って、連通路25及び供給口20bを経由して、グリスニップル24より周溝20aにグリスを供給可能となっている。
シリンダアーム6の先端部とナックルアーム4の基端部をタイロッド7、8の両端部にて上下より挟持するように配置し、シリンダアーム6及びナックルアーム4とタイロッド7、8の間にシール部材としてのシール付座金22を介装させ、それぞれ両端部にて合致した嵌合孔16、挿通孔12、貫通孔17と、嵌合孔16、挿通孔15、貫通孔17に一本ずつタイロッドピン9を挿着させる。
タイロッドピン9の挿着状態において、嵌合部19はタイロッド7の六角形状の嵌合孔16に挿着され位置決め固定されており、軸部20はシリンダアーム6及びナックルアーム4の各挿通孔12、15の内面に当接し、タイロッド8の貫通孔17に挿通されており、雄ネジ部21には、ワッシャ26を介してナット23が螺着されることで、連結状態で抜け止めされるようになっている。従って、シリンダアーム6及びナックルアーム4は、それぞれタイロッドピン9によって回動可能に連結されていることになる。
シリンダアーム6及びナックルアーム4とタイロッド7、8の間に介装させて締結するシール付座金22は、図4に示すように、座金27の挿通孔内縁部27aと下面部内縁端27bに弾性部材よりなるリング状のシール部材28が焼き付き固定されている。座金27は金属製の皿バネで形成されており、シール部材28としてはニトリルゴム等、公知の弾性部材が使用されている。そしてシール付座金22のシール部材28は、ブレード状の突き出した断面形状を持ち第1部材としてのシリンダアーム6の部材表面と接触する第1シール部28aと、軸周面に当接可能なリップ部を持ち第2部材としてのタイロッドピン9の部材表面と接触し前記第1シール部28aとは異なる第2シール部28bより形成されている。第1シール部28aのブレード状の突き出し部は、シール付座金22の軸心線Oに対して、一定の倒れ角α度(0度<α<90度)を持つように外向きに斜めに形成されている。
シール付座金22の装着状態を図5に示す。シール付座金22はタイロッド7とシリンダアーム6の間に介装され、タイロッドピン9の軸部20に挿通された状態で装着されている。第1シール部28aはシリンダアーム6に嵌め込まれているカラー11のカラー端面部11aに一定の押圧力で接触し、第2シール部28bはタイロッドピン9の軸部20の周面に接触することによって軸受部のシールが可能となっている。図5に二点鎖線で示すシール部材28は、装着前のフリーな状態を示しており、装着状態においては、第1シール部28aはそのブレード状の突き出し部の倒れ角αを更に増すように当接している。
尚、タイロッド8とシリンダアーム6の間に介装されているシール付座金22は、上記とは逆に、シール部材28を上方に向けて装着されており、第1シール部28aはシリンダアーム6に嵌め込まれているカラー11のカラー端面部11bに接触し、第2シール部28bはタイロッドピン9の軸部20の周面に接触している。
又、タイロッド7、8とナックルアーム4の間に介装されているシール付座金22についても、上記と同様の構成であり説明を省略する。
以上のように構成されたリヤアクスルタイロッド連結部のシールについて、その作用を説明する。
シリンダアーム6とタイロッド7、8との連結軸であるタイロッドピン9の上部のグリスニップル24からは、潤滑油としてのグリスが軸受部に適宜供給されている。供給されたグリスはタイロッドピン9に形成されている連通路25、供給口20bを経由して軸部20の周面の周溝20bに到達し、軸受部としてのカラー11の内周面と軸部20の外周面との間の摺動部に供給され、シリンダアーム6とタイロッドピン9との間の相対回転をスムースにする。
ところで、軸部20の外周面は上部及び下部に装着されたシール付座金22の第2シール部28bによってシールされており、カラー11の端面部はカラー端面部11a、11bに当接しているシール付座金22の第1シール部28aによってシールされているので、軸部20の外周面及びカラー端面部11a、11bと接触している第2シール部28b及び第1シール部28aとによって密閉空間が形成されている。新しくグリスを供給した場合について図5で説明する。グリスニップル24からグリスが注入されると、この密閉空間の空隙部30には、摺動面に供給され古くなったグリスが溜まってくる。そしてグリスの注入圧力によって空隙部30内の圧力が高まり、内部方向から第1シール部28aを押す力Pが加わる。それによって第1シール部28aは外側に撓む方向に変位し、カラー端面部11aとの間に隙間が生じ、そこから古いグリスがR方向に排出される。また、カラー11の軸受部には新しいグリスが充填される。
逆に、異物等が侵入しこの第1シール部28aに外部から力Qが加わると、第1シール部28aは当接面に対し押し付けられる方向に変位するので、圧接力が強くなってカラー端面部11a、11bの表面に強く接し、外部からの異物等の侵入を防止できる。
軸部20の外周面と接触している第2シール部28bは、空隙部30内の圧力が高まってもそのリップ部が変位することは無いので、内部方向から外周面の方向にグリスが漏出することはない。又、外部方向から異物等が侵入しこの第2シール部28bに外部から力が加わっても同じくリップ部が変位することは無いので、外周面を伝わって異物等が侵入することを防止できる。
従って、このような軸受部のシール構造を持つことによって、内部からのグリスの排出は可能とし、外部からの異物の侵入を防止できることになる。よって、使い古されたオイルが適宜排出されることによって、新しいオイルの供給が可能となり、摺動部には絶えず新しいオイルで潤滑されていることになり、軸受部の耐久性を高めることができる。又、外部より水とかゴミ等の異物が軸受部に侵入して、軸部とか軸受部材に錆が発生したり、異常摩耗を引き起こすことも無い。
尚、ナックルアーム4とタイロッド7、8との連結部についても作用は上記と同様であり説明を省略する。
この実施形態に係る軸受部のシール装置によれば以下の効果を奏する。
(1)シール付座金22の第1シール部28aはブレード状の突き出した形状を持ち、該ブレード状の突き出し部がシリンダアーム6のカラー端面部11a、11bに対して先端部を外側に向けて斜めに接触しているので、第1シール部28aは内部方向からの圧力によって外側に撓む方向に変位し、そこからグリスを外部に排出することが可能となる。又、外部方向から圧力が加わった場合には、第1シール部28aを当接面に対し押し付ける方向に働くので、当接面との間に隙間が出来る事は無く、外部よりの異物の侵入を防止できる。
(2)シール付座金22の第2シール部28bは連結軸としてのタイロッドピン9の軸部20の外周面と接触しシールを行っているので、軸受部に保持されている潤滑剤が軸部20の外周面を通って外部へ漏出するのを防止でき、又、外部から軸部20の外周面を通って水等の異物が内部に侵入するのを防止出来る。又、そのためのシールを新たに設ける必要がない。
(3)シール付座金22は座金27とシール部材28が一体化形成されているので、組付け時のシールの付け忘れを防止でき、又、組付け時のシールの噛みこみを防止できる。
(4)シール付座金22は座金27とシール部材28が一体化形成されているので、組付け性を含めたトータルコストを削減可能となり、経済的である。即ち、組付け工程を削減でき、又部品点数を削減できるので品番管理や品質確認が容易となる。
(5)第1シール部28aのブレード状の突き出し部を長くとり、撓みを大きくしてあるのでハウジングの高さ寸法Aのバラツキを吸収可能であり、ハウジングの高さ寸法公差を大きくとれる。(尚、ハウジングの高さ寸法Aは、図5に示すように、タイロッド7の下面とカラー11の端面部11aとの距離に該当する)
(6)ナックルアーム4とタイロッド7、8との間に介装し装着されるシール付座金22
についても上記と同様の効果を得ることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る軸受部のシール装置について図6、図7に基づき説明する。この実施形態では、第1実施形態におけるシール付座金22の第1シール部28aの形状を変更したものである。
従って、ここでは、説明の便宜上、先の説明で用いた符号を一部共通して用い、共通する構成についてはその説明を省略し、変更した個所のみ説明を行う。
シリンダアーム6及びナックルアーム4とタイロッド7、8の間に介装させて締結するシール部材としてのシール付座金50は、図6に示すように、座金51の挿通孔内縁部51aと下面部内縁端51bに弾性部材よりなるリング状のシール部材52が焼き付き固定されている。座金51は金属製の皿バネで形成されており、シール部材52としてはニトリルゴム等、公知の弾性部材が使用されている。そしてシール付座金50のシール部材52は、ブレード状の突き出した断面形状を持つ第1シール部52aと、タイロッドピン9の軸周面に当接可能なリップ部を持つ第2シール部52bより形成されている。第1シール部52aのブレード状の突き出し部は、シール付座金22の軸心線Oに対して、外向きに突き出したリップ形状を有している。
シール付座金50の装着状態を図7に示す。シール付座金50はタイロッド7とシリンダアーム6の間に介装され、タイロッドピン9の軸部20に挿通された状態で装着されている。第1シール部52aはカラー11を装着したシリンダアーム6の貫通孔10の内周面に一定の押圧力で接触し、第2シール部52bはタイロッドピン9の軸部20の周面に接触することによって軸受部のシールが可能となっている。図7に二点鎖線で示すシール部材52は、装着前のフリーな状態を示している。
尚、タイロッド8とシリンダアーム6の間に介装されているシール付座金50は、図示してないが、上記とは逆に、シール部材52を上方に向けて装着されており、第1シール部52aはカラー11を装着したシリンダアーム6の貫通孔10の内周面に接触し、第2シール部52bはタイロッドピン9の軸部20の周面に接触している。
又、タイロッド7、8とナックルアーム4の間に介装されているシール付座金50についても、上記と同様の構成であり説明を省略する。
以上のように構成されたリヤアクルスタイロッド連結部のシールについて、その作用を説明する。
シリンダアーム6とタイロッド7、8との連結軸であるタイロッドピン9の上部のグリスニップル24からは、潤滑油としてのグリスが軸受部に適宜供給されている。供給されたグリスはタイロッドピン9に形成されている連通路25、供給口20bを経由して軸部20の周面の周溝20bに到達し、軸受部としてのカラー11の内周面と軸部20の外周面との間の摺動部に供給され、シリンダアーム6とタイロッドピン9との間の相対回転をスムースにする。
ところで、軸部20の外周面は上部及び下部に装着されたシール付座金50の第2シール部52bによってシールされており、シリンダアーム6の端面部はカラー11を装着したシリンダアーム6の貫通孔10の上下の内周面に当接しているシール付座金22の第1シール部28aによってシールされているので、軸部20の外周面及びシリンダアーム6の貫通孔10の内周面と接触している第2シール部52b及び第1シール部52aとによって密閉空間が形成されている。新しくグリスを供給した場合について図7で説明する。グリスニップル24からグリスが注入されると、この密閉空間の空隙部53には、摺動面に供給され古くなったグリスが溜まってくる。そしてグリスの注入圧力によって空隙部53内の圧力が高まり、内部方向から第1シール部52aを押す力Sが加わる。それによって第1シール部52aは外側に撓む方向に変位し、貫通孔10の内周面との間に隙間が生じ、そこから古いグリスがU方向に排出される。また、カラー11の軸受部には新しいグリスが充填される。
逆に、異物等が侵入しこの第1シール部52aに外部から力Tが加わると、第1シール部52aは当接面に対し押し付けられる方向に変位するので、圧接力が強くなって貫通孔10の内周面に強く接し、外部からの異物等の侵入を防止できる。
軸部20の外周面と接触している第2シール部52bは、空隙部53内の圧力が高まってもそのリップ部が変位することは無いので、内部方向から外周面の方向にグリスが漏出
することはない。又、外部方向から異物等が侵入しこの第2シール部52bに外部から力が加わっても同じくリップ部が変位することは無いので、外周面を伝わって異物等が侵入することを防止できる。
従って、このような軸受部のシール構造を持つことによって、内部からのグリスの排出は可能とし、外部からの異物の侵入を防止できることになる。よって、使い古されたオイルが適宜排出されることによって、新しいオイルの供給が可能となり、摺動部には絶えず新しいオイルで潤滑されていることになり、軸受部の耐久性を高めることができる。又、外部より水とかゴミ等の異物が軸受部に侵入して、軸部とか軸受部材に錆が発生したり、異常摩耗を引き起こすことも無い。
尚、ナックルアーム4とタイロッド7、8との連結部についても作用は上記と同様であり説明を省略する。
この実施形態に係る軸受部のシール装置によれば以下の効果を奏する。
尚、第1実施形態の(2)〜(4)の効果は共通なので省略し、それ以外の効果を記す。
(1)シール付座金50の第1シール部52aはブレード状の突き出した形状を持ち、該ブレード状の突き出し部がカラー11を嵌着したシリンダアーム6の貫通孔10の内周面に接触しているので、第1シール部52aは内部方向からの圧力によって外側に撓む方向に変位し、貫通孔10の内周面との間に隙間が生じ、そこからグリスを外部に排出することが可能となる。又、外部方向から圧力が加わった場合には、第1シール部52aを当接面に対し押し付ける方向に働くので、当接面との間に隙間が出来る事は無く、外部よりの異物の侵入を防止できる。
(2)シール付座金50の第1シール部52aをカラー11を嵌着するための貫通孔10の内周面に当接させてシールを行っているので、シールハウジングの横寸法公差が小さくとれ、シール性能が安定する。(尚、ハウジングの横寸法Bは、図7に示すように、貫通孔10の内周面と軸部20の外周面間の距離に該当する)
(3)ナックルアーム4とタイロッド7、8との間に介装し装着されるシール付座金50
についても上記と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば、次のように変更してもよい。
○ 第1、第2の実施形態では、タイロッドピンの軸部の外周面に接触しシールを行う第2シール部62bの形状を図8で示すように、リップ部をストレートな形状にして軸部周面との当接部を長くとってもよい。
○ 第1、第2の実施形態では、シール付座金の第1シール部を内部からの圧力によってのみ外側に撓むように軸受部材の端面若しくは軸受部材が装着される嵌合孔の内壁面に接触させ、第2シール部を内部及び外部からの圧力によっては撓まないようにタイロッドピンの軸部の外周面に接触させるとして説明したが、第1シール部を内部及び外部からの圧力によっては撓まないように形成し、第2シール部を内部からの圧力によってのみ外側に撓むように形成しても構わない。この場合には、第2シール部と接触している軸部の外周面を通してグリスの外部への排出が可能となる。又、第1シール部及び第2シール部の両方とも、内部からの圧力によってのみ外側に撓むように形成しても良い。この場合には、両方の当接面を通してグリスの外部への排出が可能となる。
○ 第1、第2の実施形態では、シール付座金の座金としてバネ力を持つ皿バネとして説明したが、バネ力を持たないリング状の平座金であっても構わない。又、バネ力が必要な場合には、バネ座金のようなバネ機能を持つものを介在させてもよい。
○ 第1、第2の実施形態では、軸受部材としてカラーを用いて軸との摺動部にグリスを供給するとして説明したが、軸受部材としてはカラー以外のすべり軸受を用いても構わないし、玉軸受或いはころ軸受等のころがり軸受を用いても構わない。又、グリス供給については、含油式軸受とかグリス潤滑の密封式軸受を用いる場合には、必ずしも必要ではない。
○ 第1、第2の実施形態では、フォークリフトに搭載する操舵装置における軸受部のシール装置として説明したが、フォークリフト等産業車両に限らず、このような軸受部の構造を持つものであれば、一般車両、工作機械等どのようなものにでも適用可能である。
第1の実施形態に係るリヤアクスル操舵装置の全体構成平面図である。 第1の実施形態に係るタイロッドとシリンダアーム及びナックルアームの連結部の拡大断面構成図である。 第1の実施形態に係るタイロッドとシリンダアームの連結部の拡大断面構成図である。 第1の実施形態に係るシール付座金のフリー状態での構成を示す詳細断面構成図である。 第1の実施形態に係るシール付座金の組付け状態での構成を示す詳細断面構成図である。 第2の実施形態に係るシール付座金のフリー状態での構成を示す詳細断面構成図である。 第2の実施形態に係るシール付座金の組付け状態での構成を示す詳細断面構成図である。 第3の実施形態に係るシール付座金のフリー状態での構成を示す詳細断面構成図である。 従来技術のタイロッドとシリンダアームの連結部の拡大断面構成図である。 従来技術のタイロッドとシリンダアームの連結部の要部拡大断面構成図である。
符号の説明
4 ナックルアーム
6 シリンダアーム
7、8 タイロッド
9 タイロッドピン
11、14 カラー
22 シール付座金
27 座金
28 シール部材
28a 第1シール部
28b 第2シール部













Claims (8)

  1. 軸受部材を介在して第1部材と第2部材を相対回転可能に構成し、前記軸受部材をシール部材によって密封した軸受部において、前記シール部材を前記第1部材と第2部材の間に介在して前記軸受部材を密封状態にし、前記第1部材又は第2部材のいずれか一方と接触する前記シール部材のシール部を密封内の圧力が上昇した時のみ外方に撓ませて軸受部材の密封状態を開放することを特徴とした軸受部のシール方法。
  2. 軸受部材を介在して第1部材と第2部材を相対回転可能に構成し、前記軸受部材を密封するシール部材を前記第1部材及び第2部材の間に配設した軸受部のシール装置において、前記シール部材を座金に取り付け一体化したシール付座金で構成し、前記シール付座金のシール部を、密封された前記軸受部材内の上昇した圧力でのみ外方に撓む状態で前記第1部材又は第2部材のいずれかの部材表面に接触させたことを特徴とする軸受部のシール装置。
  3. 前記シール部材のシール部が接触する部材表面は前記第1部材又は第2部材のいずれか一方に装着した軸受部材の端面であることを特徴とする請求項2記載の軸受部のシール装置。
  4. 前記シール部材のシール部が接触する部材表面は前記第1部材又は第2部材のいずれか一方の軸受部材が装着される嵌合孔の内壁面であることを特徴とする請求項2記載の軸受部のシール装置。
  5. 前記シール部材のシール部をブレード状の突き出し形状に形成し、前記第1部材又は第2部材のいずれか一方に装着した軸受部材の外側に向けて斜めに接触させたことを特徴とする請求項2記載の軸受部のシール装置。
  6. 前記シール付座金は前記第1部材と第2部材のうち前記シール部が接触しない側の部材表面に接触する前記シール部とは異なる第2のシール部を備えていることを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項記載の軸受部のシール装置。
  7. 前記第1部材が車両に装備される操舵装置のシリンダアームであり、前記第2部材が前記シリンダアームをタイロッドに連結するためのタイロッドピンであり、前記軸受部材は前記シリンダアームに形成された嵌合孔に装着されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項記載の軸受部のシール装置。
  8. 前記第1部材が車両に装備される操舵装置のナックルアームであり、前記第2部材が前記ナックルアームをタイロッドに連結するためのタイロッドピンであり、前記軸受部材は前記ナックルアームに形成された嵌合孔に装着されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項記載の軸受部のシール装置。


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