JP2006160480A - エレベータ用点検装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】昇降路ピット部に設置されたエレベータ用機器類の点検等を効率良く行うことができるエレベータ用点検装置を得る。
【解決手段】エレベータ昇降路1内を昇降するかご2と、このかご2の乗場6側下方に設けられ、その床面積がかご2の床3面積よりも小さい保守足場9と、かご2及び保守足場9間に設けられ、保守足場9をかご2に対して上下方向に移動可能に連結するとともに、かご2がその昇降可能範囲の最下部に停止した状態で、保守足場9を昇降路1底面近傍まで下降可能に連結した連結装置8とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、昇降路ピット部に設置されたエレベータ用機器類の点検時に使用されるエレベータ用点検装置に関するものである。
昇降路ピット部に設置されたエレベータ用機器類の点検時に使用される従来のエレベータ用点検装置には、エレベータのかごの箱裏底部に折畳可能に配設され、エレベータ乗場から乗り込むことができる点検台と、この点検台内においてエレベータの運転操作が可能なかご下運転スイッチと、点検台に着脱可能に配設され、点検台から昇降路のピット部に降りることができる縄梯子とを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−147845号公報
輸送力向上のため昇降速度を速くした高速エレベータ装置等では、昇降路ピット部に設置されたかご用緩衝器のストローク長を、かごの最高昇降速度等に合わせて長くする必要がある。かかるエレベータ装置の昇降路ピット部に設置されたエレベータ用機器類を、特許文献1記載のエレベータ用点検装置により点検する場合、かごの箱裏底部に設けられた点検台をかご用緩衝器より下方に移動させることができないため、かご用緩衝器のストローク長が長くなるに従って作業者が縄梯子を利用して昇降する距離が長くなり、作業効率が悪化してしまうという問題が生じていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、昇降路ピット部に設置されたエレベータ用機器類の点検等を効率良く行うことができるエレベータ用点検装置を提供することである。
この発明に係るエレベータ用点検装置は、エレベータ昇降路内を昇降するかごと、このかごの乗場側下方に設けられ、その床面積がかごの床面積よりも小さい保守足場と、かご及び保守足場間に設けられ、保守足場をかごに対して上下方向に移動可能に連結するとともに、かごがその昇降可能範囲の最下部に停止した状態で、保守足場を昇降路底面近傍まで下降可能に連結した連結装置とを備えたものである。
この発明は、エレベータ昇降路内を昇降するかごと、このかごの乗場側下方に設けられ、その床面積がかごの床面積よりも小さい保守足場と、かご及び保守足場間に設けられ、保守足場をかごに対して上下方向に移動可能に連結するとともに、かごがその昇降可能範囲の最下部に停止した状態で、保守足場を昇降路底面近傍まで下降可能に連結した連結装置とを備える構成としたことで、昇降路ピット部に設置されたエレベータ用機器類の点検等を効率良く行うことができる。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ用点検装置の側面図である。図1において、エレベータ昇降路1内を昇降するかご2は、主索(図示せず)により懸吊されており、この主索の端部が連結されたかご枠(図示せず)にかご床3が固定されている。このかご床3上には、かご室4及びかごの戸5が設けられており、かご床3が所定のエレベータ乗場6の床面と略同高さとなるようにかご2が停止することにより、エレベータ利用者の乗降が行われる。また、昇降路1内を昇降するかご2が万一昇降路1の底面に衝突した場合に、その衝突の際の衝撃を緩和してかご室4内に乗っている利用者の安全を確保するため、エレベータ昇降路1のピット部1aには、かご用緩衝器7が設置されている。このかご用緩衝器7は、かご2の昇降方向を案内するかご用ガイドレール(図示せず)の下部間に渡って設けられた支持梁7aにより強固に支持されており、かご2の中心位置、即ちかご2の重心位置のほぼ直下部に立設されている。また、そのストローク長は、かご2の昇降速度や昇降距離、重量、定格荷重等に基づいて設定されている。なお、上記ピット部1aとは、建築物の所定階に設けられたエレベータ乗場6のうちの最下階に設けられた乗場6の床面から昇降路1底面までの昇降路1の空間のことをいう。
また、かご床3の下面には、上下方向に伸縮自在な連結装置8を介して保守足場9が設けられている。かご床3の下方に設けられたこの保守足場9は、かご床3の乗場6側に配置されており、かご床3の床面積よりもかなり小さな床面積を有している。また、かご2のかご床3下面及び保守足場9間に設けられた連結装置8は、リンク機構等によって上下方向に伸縮自在に構成されることにより、保守足場9をかご2に対して上下方向に移動可能に連結している。また、この連結装置8は、保守足場9に乗った作業者がその保守足場9からピット部1a底面に容易に降りることができる程度にまで保守足場9を下降させることが可能な構成を有している。即ち、連結装置8は、かご2がその昇降可能範囲の最下部又は最下階の乗場6に停止した状態で、保守足場9をピット部1a底面近傍若しくはピット部1a底面に接触するまで下降させることができる。なお、保守足場9は、連結装置8によりかご床3底面からピット部1a底面まで昇降するため、その昇降の際にピット部1aに設置されたエレベータ用機器類と干渉しないように、所定の大きさ及び形状を有している。特に、鉛直投影面上、かご用緩衝器7及び支持梁7aを避けるように配置されている。また、保守足場9の昇降は、遠隔操作等による電気式の駆動装置や保守足場9上に設置された機械式の駆動装置により行われる。
次に、かかるエレベータ用点検装置を使用した際の動作について説明する。
エレベータ作業者が、上記エレベータ用点検装置を使用して昇降路1のピット部1aに設置されたエレベータ用機器類を点検又は修理等行う場合、建築物の所定階に設けられた乗場6のうち、最下部に設けられた乗場6付近にかご1を停止させる。この時、かご床3が乗場6の床面よりも所定距離上方となるようにかご2を停止させ、かご2と乗場6との間に保守足場9へ乗り込むための空間を形成する。次に、作業者は、かご2の下方に設けられた保守足場9の高さを調整し、乗場6から保守足場9上に移動する。保守足場9上に移動した作業者は、連結装置8を伸縮させることにより保守足場9の高さを自分の作業位置に合わせ、適当な位置で保守足場9を停止させる。なお、昇降路1のピット部1a底面に設置されたエレベータ用機器類の検査等を行う場合には、保守足場9をピット部1a底面近傍にまで移動させ、保守足場9から直接ピット部1a底面に降りて作業を行う。この時、保守足場9がピット部1a底面に衝突する際の衝撃を緩和させるため、保守足場9の下面に緩衝材等を設置しても構わない。また、昇降路1のピット部1a底面に直接作業者が入ることができるような場合には、保守足場9をピット部1a底面近傍まで下降させておき、ピット部1a底面から直接保守足場9に乗り込むようにして、所定の高さに設置されたエレベータ用機器類の点検等を行っても良い。
この発明の実施の形態1によれば、かご床3の下面に設けられた保守足場9は、連結装置8により昇降路1のピット部1a底面近傍まで下降させることができるため、従来のような縄梯子を要することなく、ピット部1aの乗場6側に設置されたエレベータ用機器類の点検を、作業者が保守足場9に乗ったまま迅速に行うことが可能となる。また、保守足場9の床面積をかご床3の床面積よりも小さくし、且つ、保守足場9はその昇降の際にピット部1aのエレベータ用機器類と干渉しないような形状及び配置を有しているため、作業者は、保守足場9をピット部1a底面近傍まで下降させて、保守足場9から直接ピット部1a底面に降りることができ、作業効率を大幅に改善することが可能となる。特に、保守足場9は、鉛直投影面上、かご用緩衝器7を避けるように配置されているため、かご用緩衝器7のストローク長が長い高速エレベータ装置の場合には、作業効率の大幅な改善を図ることが可能となる。
なお、上記連結装置8及び保守足場9をかご床3に着脱自在に構成し、ピット部1aに設置されたエレベータ用機器類の点検時のみ設置するようにしても構わない。かかる構成を有することにより、かご床3を薄くすることができ、ピット部1aの空間を有効に活用することが可能となる。即ち、連結装置8及び保守足場9がかご床3の下面に常時設置されている場合には、かご床3の下面に連結装置8及び保守足場9を格納する空間が必要となり、ピット部1aの空間を有効に活用することができない。また、連結装置8及び保守足場9をかご床3に着脱自在に構成することにより、連結装置8及び保守足場9を異なるエレベータ装置の点検時にも使用することができ、製作コストを低減することが可能となる。
実施の形態2.
図2はこの発明の実施の形態2におけるエレベータ用点検装置の側面図である。図2において、かご床3の下面には、上下方向に伸縮自在な連結装置8a及び8bを介して、保守足場9a及び9bがそれぞれ設けられている。ここで、連結装置8aを介してかご床3の下面に設けられた保守足場9aはかご床3の乗場6側に、また、連結装置8bを介してかご床3の下面に設けられた保守足場9bはかご床3の反乗場6側、即ち奥側に配置されており、この保守足場9a及び9bは、かご床3の床面積よりもかなり小さな床面積を有している。また、かご2のかご床3下面と保守足場9a及び9b間にそれぞれ設けられた連結装置8a及び8bは、リンク機構等によって上下方向に伸縮自在に構成されることにより、保守足場9a及び9bをかご2に対して上下方向にそれぞれ独立して移動可能に連結している。また、この連結装置8a及び8bは、保守足場9a及び9bに乗った作業者がその保守足場9a及び9bからピット部1a底面に容易に降りることができる程度にまで保守足場9a及び9bを下降させることが可能な構成を有している。即ち、連結装置8a及び8bは、かご2がその昇降可能範囲の最下部又は最下階の乗場6に停止した状態で、保守足場9a及び9bをピット部1a底面近傍若しくはピット部1a底面に接触するまで下降させることができる。なお、保守足場9a及び9bは、連結装置8a及び8bによりかご床3底面からピット部1a底面まで昇降するため、その昇降の際にピット部1aに設置されたエレベータ用機器類と干渉しないように、所定の大きさ及び形状を有している。特に、鉛直投影面上、かご用緩衝器7及び支持梁7aを避けるように配置されている。その他は実施の形態1と同様の構成を有する。
次に、かかるエレベータ用点検装置を使用した際の動作について説明する。
エレベータ作業者が、上記エレベータ用点検装置を使用して昇降路1のピット部1aに設置されたエレベータ用機器類を点検又は修理等行う場合、建築物の所定階に設けられた乗場6のうち、最下部に設けられた乗場6付近にかご2を停止させる。この時、かご床3が乗場6の床面よりも所定距離上方となるようにかご2を停止させ、かご2と乗場6との間に、乗場6側の保守足場9aへ乗り込むための空間を形成する。次に、作業者は、乗場6側の保守足場9aの高さを調整し、乗場6から保守足場9a上に移動する。ここで、ピット部1aの乗場6側に設置されたエレベータ用機器類の点検等を行う場合、保守足場9a上に移動した作業者は、連結装置8aを伸縮させることにより保守足場9aの高さを自分の作業位置に合わせ、適当な位置で保守足場9aを停止させる。なお、昇降路1のピット部1a底面に設置されたエレベータ用機器類の検査等を行う場合には、保守足場9aをピット部1a底面近傍にまで移動させ、保守足場9aから直接ピット部1a底面に降りて作業を行う。
また、ピット部1aの反乗場6側、即ち奥側に設置されたエレベータ用機器類の点検等を行う場合、保守足場9a上に移動した作業者は、先ず、連結装置8bを伸縮させることにより奥側の保守足場9bの高さを自分が乗っている保守足場9aと略同高さとなるように合わせる。次に、保守足場9a及び9b間に跨るように渡し板(図示せず)を設置し、この渡し板を渡って保守足場9bへ移動する。なお、保守足場9aから9bへと移動するには、保守足場9a及び9bをピット部1aの底面近傍まで降下させ、ピット部1a底面に降りてから保守足場9bに乗り込むようにしても良い。保守足場9b上に移動した作業者は、連結装置8bを伸縮させることにより保守足場9bの高さを自分の作業位置に合わせ、適当な位置で保守足場9bを停止させる。また、昇降路1のピット部1a底面に直接作業者が入ることができるような場合には、保守足場9a又は9bをピット部1a底面近傍にまで下降させておき、ピット部1a底面から直接保守足場9a又は9bに乗り込むようにして、所定の高さに設置されたエレベータ用機器類の点検等を行っても良い。
この発明の実施の形態2によれば、かご床3の乗場6側及び奥側にそれぞれ保守足場9a及び9bが設けられているため、ピット部1aの乗場6側に設置されたエレベータ用機器類のみならず、奥側に設置されたエレベータ用機器類の点検等も、作業者が保守足場9a及び9bに乗ったまま迅速に行うことが可能となる。また、保守足場9a及び9bはそれぞれ独立に昇降することが可能なため、作業者が保守足場9a及び9bにそれぞれ乗り込むことにより、乗場6側及び奥側に設置されたエレベータ用機器類の点検を同時に行うことができ、大幅に作業効率を向上させることが可能となる。なお、ピット部1aに設置されたエレベータ用機器類の配置上、保守足場9a又は9bの何れか一方がピット部1a底面近傍まで下降することができないような場合でも、他方の保守足場9a又は9bがピット部1a底面近傍まで下降することができれば、作業者は保守足場9a又は9bから直接ピット部1a底面に降りることができる。即ち、実施の形態2に示すエレベータ用点検装置では、保守足場9a又は9bの少なくとも何れか一方が、ピット部1a底面近傍まで下降することができれば良い。その他は、実施の形態1と同様の効果を有する。
実施の形態3.
図3はこの発明の実施の形態3におけるエレベータ用点検装置の側面図、図4はその正面図である。図3及び図4において、かご床3の下面には、その乗場6側にかご2の幅方向に渡って一直線状にレール10が設けられている。このレール10には、レール10に沿って水平方向に走行可能なローラ11が設けられており、このローラ11に、上下方向に伸縮自在な連結装置8を介して保守足場9が設けられている。かご床3の下方に設けられたこの保守足場9は、かご床3の乗場6側に配置されており、かご床3の床面積よりかなり小さな床面積を有している。また、上記ローラ11及び保守足場9間に設けられた連結装置8は、リンク機構等によって上下方向に伸縮自在に構成されることにより、保守足場9をかご2に対して上下方向に移動可能に連結している。また、この連結装置8は、保守足場9に乗った作業者がその保守足場9からピット部1a底面に容易に降りることができる程度にまで保守足場9を下降させることが可能な構成を有している。即ち、連結装置8は、かご2がその昇降可能範囲の最下部又は最下階の乗場6に停止した状態で、保守足場9をピット部1a底面近傍若しくはピット部1a底面に接触するまで下降させることができる。なお、保守足場9は、レール10に案内されたローラ11によりかご2の幅方向に渡って水平方向に移動可能であるため、少なくとも所定位置において、かご床3底面からピット部1a底面まで昇降可能な大きさ及び形状を有していれば良い。なお、その他は実施の形態1と同様の構成を有する。
次に、かかるエレベータ用点検装置を使用した際の動作について説明する。
エレベータ作業者が、上記エレベータ用点検装置を使用して昇降路1のピット部1aに設置されたエレベータ用機器類を点検又は修理等行う場合、建築物の所定階に設けられた乗場6のうち、最下部に設けられた乗場6付近にかご1を停止させる。この時、かご床3が乗場6の床面よりも所定距離上方となるようにかご2を停止させ、かご2と乗場6との間に保守足場9へ乗り込むための空間を形成する。次に、作業者は、保守足場9の水平方向の位置及び高さを調整し、乗場6から保守足場9上に移動する。保守足場9上に移動した作業者は、自分の作業位置に合わせて保守足場9の水平位置及び高さを調節し、適当な位置及び高さで保守足場9を停止させる。なお、昇降路1のピット部1a底面に設置されたエレベータ用機器類の検査等を行う場合には、保守足場9をピット部1a底面近傍まで移動させ、保守足場9から直接ピット部1a底面に降りて作業を行う。この時、ピット部1a底面に降りる際の保守足場9の水平位置は、ピット部1a底面のエレベータ用機器類の配置に合わせれば良い。なお、図5は、この発明の実施の形態3におけるエレベータ用点検装置により昇降路1のピット部1a底面に作業者が降りた状態を示したものである。また、昇降路1のピット部1a底面に直接作業者が入ることができるような場合には、保守足場9をピット部1a底面近傍にまで下降させておき、ピット部1a底面から直接保守足場9に乗り込むようにして、所定の高さ及び位置に設置されたエレベータ用機器類の点検等を行っても良い。
この発明の実施の形態3によれば、保守足場9の水平位置及び高さを任意に設定することが可能であるため、かご2の両側に配置された機器類等の点検も容易に行うことが可能である。なお、実施の形態3においては保守足場9を乗場6側のみに設置した場合が示されているが、同様の構成を有するレール10及び保守足場9等を奥側にも設置することにより、実施の形態2と同様の効果を有することもできる。
実施の形態4.
図6は、この発明の実施の形態4におけるエレベータ用点検装置の要部詳細図であり、かご床3を下方から見た状態を示したものである。図6において、かご床3の下面には、かご床3の全体に、略四角環状で、且つ、無端状を呈するレール10aが設けられている。このレール10aには、レール10aに沿って水平方向に走行可能なローラ11が設けられており、このローラ11に、上下方向に伸縮自在な連結装置8を介して保守足場9が設けられている。即ち、保守足場9は、連結装置8により上下方向に移動可能に構成されるとともに、レール10aに案内されたローラ11により前後左右に渡って水平方向に移動可能に構成されている。かかる構成を有することにより、昇降路1のピット部1a全体のエレベータ用機器類の検査等を迅速に行うことが可能となる。特に、かご2重心位置の直下部に立設されたかご用緩衝器7を避けて移動することが可能となるため、高速エレベータ装置では、有効な手段となる。なお、その他は実施の形態3と同様の構成及び効果を有する。
この発明の実施の形態1におけるエレベータ用点検装置の側面図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータ用点検装置の側面図である。 この発明の実施の形態3におけるエレベータ用点検装置の側面図である。 この発明の実施の形態3におけるエレベータ用点検装置の正面図である。 この発明の実施の形態3におけるエレベータ用点検装置の動作を説明するための図である。 この発明の実施の形態4におけるエレベータ用点検装置の要部詳細図である。
符号の説明
1 昇降路
1a ピット部
2 かご
3 かご床
4 かご室
5 かごの戸
6 乗場
7 かご用緩衝器
7a 支持梁
8、8a、8b 連結装置
9、9a、9b 保守足場
10、10a レール
11 ローラ

Claims (9)

  1. エレベータ昇降路内を昇降するかごと、このかごの乗場側下方に設けられ、その床面積が前記かごの床面積よりも小さい保守足場と、前記かご及び前記保守足場間に設けられ、前記保守足場を前記かごに対して上下方向に移動可能に連結するとともに、前記かごがその昇降可能範囲の最下部に停止した状態で、前記保守足場を前記昇降路底面近傍まで下降可能に連結した連結装置とを備えたことを特徴とするエレベータ用点検装置。
  2. エレベータ昇降路内を昇降するかごと、このかごの乗場側及び奥側下方にそれぞれ設けられ、その床面積が前記かごの床面積よりも小さい保守足場と、前記かご及び前記各保守足場間にそれぞれ設けられ、前記各保守足場を前記かごに対して上下方向にそれぞれ独立して移動可能に連結するとともに、前記かごがその昇降可能範囲の最下部に停止した状態で、前記保守足場の少なくとも一方を前記昇降路底面近傍まで下降可能に連結した連結装置とを備えたことを特徴とするエレベータ用点検装置。
  3. エレベータ昇降路内を昇降するかごと、このかごの下面に設けられたレールと、このレールに沿って水平方向に移動可能に設けられたローラと、前記かごの下方に設けられ、その床面積が前記かごの床面積よりも小さい保守足場と、前記ローラ及び前記保守足場間に設けられ、前記保守足場を前記かごに対して上下方向に移動可能に連結するとともに、前記かごがその昇降可能範囲の最下部に停止した状態で、前記保守足場を前記昇降路底面近傍まで下降可能に連結した連結装置とを備えたことを特徴とするエレベータ用点検装置。
  4. レールは、かごの下面に、前記かごの幅方向に渡って一直線状に設けられたことを特徴とする請求項3に記載のエレベータ用点検装置。
  5. レールは、かご下面の乗場側及び奥側に、前記かごの幅方向に渡って一直線状にそれぞれ設けられたことを特徴とする請求項3に記載のエレベータ用点検装置。
  6. レールは、かごの下面に無端状に設けられたことを特徴とする請求項3に記載のエレベータ用点検装置。
  7. 保守足場は、かごが最下階の乗場に停止した状態で、昇降路底面まで下降可能であることを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載のエレベータ用点検装置。
  8. 保守足場は、鉛直投影面上、昇降路ピット部に立設されたかご用緩衝器を避けて配置されたことを特徴とする請求項1から請求項7の何れかに記載のエレベータ用点検装置。
  9. 連結装置及び保守足場は、かご下面に着脱自在に設けられたことを特徴とする請求項1から請求項8の何れかに記載のエレベータ用点検装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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