JP2006156171A - パック電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池を極めて効率よく冷却しながら、電池の両端部を理想的な状態でケースに収納して、水による弊害を有効に阻止する。
【解決手段】パック電池は、ケース1に二次電池2を収納している。パック電池は、ケース1内に、二次電池2の両端部を水密に貫通している一対の区画壁3を設けて、ケース1内を、一対の区画壁3の間の内側にある冷却室4と、区画壁3の外側にある閉塞室5とに分離している。ケース1は、区画壁3でもって冷却室4と閉塞室5とを水密構造に区画しており、二次電池2の端部を閉塞室5に、中間を冷却室4に配設している。冷却室4は、ケース1の外部に開口して空気をケース1外に換気できる構造として、空気でもって二次電池2の中間を冷却する構造としている。さらに、パック電池は、二次電池2の端部を配設する閉塞室5を区画壁3で冷却室4から水密構造に区画して、二次電池2の端部をケース1内に収納している。
【選択図】図2

Description

本発明は、防水性と冷却性に優れたパック電池に関する。
パック電池は、電池を効率よく冷却できる構造としながら、防水構造とすることが大切である。電池を効率よく冷却できないパック電池は、充放電するときに電池温度が高くなって寿命を短くしたり、あるいは、電池温度が異常に高くなるときに、充放電を休止して電気機器の使用を一時的に停止する必要がある。また、電池を防水構造としてケースに収納できないパック電池は、電池の内部に、安全弁の穴から水が侵入して、電池を使用できなくする弊害が発生する。とくに、容量の大きなリチウムイオン二次電池等は、安全弁の穴から水が侵入して薄い金属膜の安全弁を腐食させると、電解液が漏れて使用できなくなる。
ただ、電池を防水構造でケースに収納することと、電池を効率よく冷却することは、互いに相反する特性であって、両方を満足するのが難しい。たとえば、電池を効率よく冷却するために、ケースに通気穴を開けると、ここから水が侵入して有効な防水構造にはできない。また、防水構造とするためにケースを完全に水密に密閉すると、電池を効率よく冷却できなくなる。とくに、パック電池のケースは、衝撃で破損しない耐衝撃強度が要求されるので、ケースを完全に密閉すると、電池の冷却は極めて悪くなる。
電池を防水構造としながら放熱するパック電池として、電池を熱伝導性絶縁物やポッティング材に埋設する構造が開発されている(特許文献1及び2参照)。
特開2000−182581号公報 特開2004−39485号公報
特許文献1に記載されるパック電池は、通気孔を有する電池収容筐体内に電池収容部を設けて、ここに複数の電池を収容している。さらに、電池収容部内には熱伝導性絶縁物を充填して、熱伝導性絶縁物で複数の電池を覆い、また、熱伝導性絶縁物には、電池のガス抜き弁孔を通気孔に連通する空洞部を設けている。このパック電池は、熱伝導性絶縁物で各々の電池間に熱を伝導する。このため、各々の電池の温度差を小さくできる。
さらに、特許文献2には、ポッティング材を用いて、高い冷却性能を実現するパック電池が記載される。このパック電池は、電池をケースのボスに固定した後、ケースにポッティング材原液を流し込んで、電池をポッティング材内に埋設している。このパック電池は、ポッティング材で振動吸収性能を向上でき、また、電池の発熱をタブおよびボスを通じてケースに効率的に伝導して、冷却性能を向上する。
以上のパック電池は、電池を熱伝導性絶縁物やポッティング材に埋設し、電池の熱を熱伝導性絶縁物等で伝導してその外部から冷却する。この構造は、各々の電池の温度差を小さくすることには有効であるが、電池を理想的な状態で効率よく冷却できない。それは、熱伝導性絶縁物やポッティング材に電池の熱を伝導させて、外部に放熱して冷却するからである。すなわち、電池の熱を熱伝導性絶縁物やポッティング材を介してケースに伝導し、ケースを冷却して、電池を間接的に冷却するからである。
本発明は、これ等の公報に記載されるパック電池の欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、電池を直接に冷却する独得の構造で電池を極めて効率よく冷却しながら、電池の両端部を理想的な状態でケースに収納して、水による弊害を有効に阻止できるパック電池を提供することにある。
本発明のパック電池は、前述の目的を達成するために以下の構成を備える。
パック電池は、ケース1に二次電池2を収納している。パック電池は、ケース1内に、二次電池2の両端部を水密に貫通している一対の区画壁3を設けて、ケース1内を、一対の区画壁3の間の内側にある冷却室4と、区画壁3の外側にある閉塞室5とに分離している。ケース1は、区画壁3でもって冷却室4と閉塞室5とを水密構造に区画しており、二次電池2の端部を閉塞室5に、中間を冷却室4に配設している。冷却室4は、ケース1の外部に開口して空気をケース1外に換気できる構造として、空気でもって二次電池2の中間を冷却する構造としている。さらに、パック電池は、二次電池2の端部を配設する閉塞室5を区画壁3で冷却室4から水密構造に区画して、二次電池2の端部をケース1内に収納している。
本発明のパック電池は、ケース1内の閉塞室5を水密構造に閉塞することができる。本発明のパック電池は、区画壁3の貫通孔3Aに二次電池2の両端部を挿通して、区画壁3で二次電池2をケース1内の定位置に配置することができる。本発明のパック電池は、冷却室4に、直線上に並べて複数の二次電池2を配置することができる。本発明のパック電池は、区画壁3がゴム状弾性体のシーリングプレート14を備え、シーリングプレート14の貫通孔14Aに二次電池2を挿通して、冷却室4と閉塞室5とを水密構造に区画することができる。
本発明のパック電池は、閉塞室5に突出する二次電池2の端部の一部あるいは全体をポッティング樹脂18に埋設することができる。このパック電池は、ポッティング樹脂18を軟質のウレタン樹脂とすることができる。また、このパック電池は、ポッティング樹脂18を区画壁3とすることができる。
本発明のパック電池は、電池を極めて効率よく冷却しながら、電池の両端部を理想的な状態でケースに収納して、水による弊害を有効に阻止できる特長がある。それは、本発明のパック電池が、ケース内に一対の区画壁を設けて、ケース内を区画壁の内側にある冷却室と、区画壁の外側にある閉塞室とに水密構造に区画すると共に、二次電池の端部を閉塞室に、中間を冷却室に配設しており、冷却室をケースの外部に開口してケース外に換気する空気で二次電池の中間を冷却し、二次電池の端部を配設する閉塞室を区画壁で冷却室から水密構造に区画しているからである。この構造のパック電池は、冷却室に配設した二次電池の中間を、冷却室に換気される空気で直接に冷却するので、極めて効率よく冷却できる。また、二次電池の両端部は、区画壁でもって冷却室から水密構造に区画された閉塞室に配設するので、冷却室に空気を換気して二次電池を冷却しても、ここに侵入する水分が二次電池の端部に供給されることがなく、水による弊害を有効に阻止できる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのパック電池を例示するものであって、本発明はパック電池を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1は電動工具に装着して使用されるパック電池を示す。電動工具のパック電池は、できるかぎり短時間で急速充電して便利に使用できる。また、使用状態においては、大電流で放電されるので二次電池2の発熱が大きい。この状態で使用されるパック電池は、二次電池2を効果的に冷却して電池温度を低くすることが大切である。したがって、本発明は、電動工具のように大電流で充放電される用途のパック電池に適している。ただし、本発明は、パック電池の用途を電動工具には特定しない。大電流で充放電される他のの用途に使用されるパック電池にも使用できる。
図1のパック電池は、ケース1に複数の二次電池2を収納している。このパック電池は、ケース1内に、二次電池2の両端部を水密に貫通している一対の区画壁3を設けている。一対の区画壁3は、ケース1内部を冷却室4と閉塞室5に分離している。冷却室4は、ふたつの区画壁3の間の内側に設けられ、閉塞室5は区画壁3の外側に設けられる。ある閉塞室5とに分離している。区画壁3は、冷却室4と閉塞室5とを水密構造に区画する。二次電池2は端部を閉塞室5に、中間を冷却室4に配設している。
冷却室4は、ケース1の外部に開口されて、空気をケース1外に換気できる構造としている。冷却室4に換気される空気は、二次電池2の中間を直接に冷却する。二次電池2の端部は、区画壁3でもって、冷却室4から水密構造に区画されている。したがって、冷却室4に空気を換気して、二次電池2を冷却しても、ここに侵入する水分が二次電池2の端部に供給されることがない。二次電池2の端部は冷却室4から区画された閉塞室5に配設される。
図1のパック電池は、ケース1と、このケース1内に配設している一対の区画壁3と、区画壁3の貫通孔3Aに挿通されてケース1内の定位置に配置している複数の二次電池2と、区画壁3で区画された閉塞室5を閉塞する内部蓋6と、二次電池2の電極にリード板10を介して接続している回路基板7と、この回路基板7を収納している基板ホルダー8とを備える。
ケース1は、二次電池2の電池コア9を収納している第1ケース1Aと、この第1ケース1Aの開口部を閉塞している第2ケース1Bとを備える。第1ケース1Aと第2ケース1Bはプラスチックを成形して製作している。第1ケース1Aは、図において上方を開口している四角形の箱形としている。すなわち、四角形の底板の周囲に周壁を連結する形状に成形している。
第2ケース1Bは、天板の周囲に第1ケース1Aの周壁に連結される周壁を一体的に成形して設けている。さらに、図の第2ケース1Bは、パック電池を装着する電気機器の連結孔に挿通される突出部11を上面に突出して設けている。突出部11には、パック電池の出力端子(図示せず)を固定している。
また、第2ケース1Bは、ケース1内に外気を換気する通風口12を開口している。図のケース1は、天板の対向する位置に通風口12を開口している。このように、複数の通風口12を開口するケース1は、一方から外気をケース1内に流入させて、他方からケース1内の空気を排気して、ケース1内の空気をスムーズに換気して、二次電池2を効果的に冷却できる。ただし、パック電池は、多数の通風口を開口して、ケース内の空気を自然に換気することもできる。また、ひとつの通風口を開口して、ケース内の空気を換気することもできる。
さらに、図の第2ケース1Bは、天板に突出部11を成形して設けて、突出部11の側面に通風口12を開口している。また、通風口12には格子13を設けて、格子13の間にスリット状の隙間を設けている。この通風口12は、塵芥や異物の侵入を阻止して、空気のみを通過できるので、ケース1内が塵芥等で汚れるのを防止できる。
ケース1は、第1ケース1Aの周壁の上端縁と、第2ケース1Bの周壁の下端縁とを、超音波溶着等で連結し、あるいは接着して連結する。また、第1ケースと第2ケースをネジ止して、第1ケースの周壁の上端縁と、第2ケースの周壁の下端縁とを隙間なく連結することもできる。
区画壁3は、プラスチック板等の絶縁材を板状としたもので、二次電池2を挿通する貫通孔3Aを設けている。図2の断面図に示すように、二次電池2は区画壁3の貫通孔3Aに挿通されて、区画壁3を介してケース1内の定位置に配置される。二次電池2は、その両端部を区画壁3の貫通孔3Aに挿通させる。したがって、ケース1内には一対の区画壁3が平行に配設される。一対の区画壁3は、その間の内側を冷却室4として、外側を閉塞室5とする。二次電池2は、冷却室4に配設される中間部で効果的に冷却される。二次電池2のより広い面積で冷却するために、二次電池2はできる限り端部を区画壁3の貫通孔3Aに挿通する。
二次電池2は、区画壁3の貫通孔3Aに水密構造で挿通される。ここを水密構造とするのは、冷却室4に換気される空気等と一緒に侵入される水分から、二次電池2の端部を防水するためである。すなわち、二次電池2の端部に設けている安全弁の穴等に水が侵入するのを阻止するためである。
二次電池2と貫通孔3Aとの防水構造を図2ないし図6に示す。図2の防水構造は、区画壁3にシーリングプレート14を積層している。シーリングプレート14はゴム状弾性体で製作されて、貫通孔14Aの内形を二次電池2の外形よりもわずかに小さくしている。このシーリングプレート14は、貫通孔14Aに挿通される二次電池2の表面に、貫通孔14Aの内周縁を弾性的に押圧して、貫通孔14Aに水を通過できなくする。図のシーリングプレート14は、貫通孔14Aに沿って、Oリング15を一体的に成形した形状としている。Oリング15は、二次電池2の表面に弾性的に押圧されて、貫通孔14Aの内周を二次電池2の表面に隙間なく密着させる。シーリングプレート14は、区画壁3の表面に密着される。
図3の防水構造は、区画壁3の貫通孔3Aにリング状のパッキン15を挿通している。パッキン15は、貫通孔3Aから抜けないように、外周に沿って嵌入溝15Aを設けている。嵌入溝15Aに区画壁3の貫通孔3Aを入れて、パッキン15を抜けないように貫通孔3Aに連結している。この構造のパッキン15は、区画壁3の貫通孔3Aの内面と二次電池2の表面との間に弾性的に挟着されて、区画壁3の貫通孔3Aを防水構造とする。いいかえると、パッキン15は、貫通孔3Aと二次電池2とに多少は押しつぶされる厚さに製作される。パッキンは、シーリングプレートと一体的に成形することができる。このパッキンは、シーリングプレートを区画壁に積層して、貫通孔の内周に固定される。
図4の防水構造は、貫通孔3Aの内周にOリング16を配設している。貫通孔3Aの内周には、Oリング16を案内する案内溝17を設けている。案内溝17に入れられたOリング16は、案内溝17の表面である貫通孔3Aの内周と二次電池2の表面とに弾性的に押圧されて、貫通孔3Aと二次電池2とを隙間なく閉塞して防水構造とする。
図5の防水構造は、区画壁3の表面にポッティング樹脂18を積層している。ポッティング樹脂18は、二次電池2の表面と区画壁3の表面に隙間なく密着されて、貫通孔3Aと二次電池2との隙間を閉塞する。この図のポッティング樹脂18は、二次電池2の端部を完全に埋設しない。二次電池2の電極端面は、ポッティング樹脂18の外部に配置される。したがって、ポッティング樹脂18を薄くしている。この構造は、ポッティング樹脂18が二次電池2の安全弁の穴等を閉塞しないので、安全弁が開弁するとき、ガスや電解液をスムーズに排出できる。この構造で防水構造を実現するポッティング樹脂18は、シリコン樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂等をポッティング樹脂として使用できる。
図6の防水構造も、区画壁3の表面にポッティング樹脂18を積層する。ポッティング樹脂18は、二次電池2の表面と区画壁3の表面に隙間なく密着されて、貫通孔3Aと二次電池2との隙間を閉塞する。この図のポッティング樹脂18は、二次電池2の端部を完全に埋設する。したがって、二次電池2の電極端面は、ポッティング樹脂18の内部に配置される。この構造は、ポッティング樹脂18が二次電池2の安全弁の穴等を閉塞する。このポッティング樹脂18には、軟質のウレタン等を使用する。このポッティング樹脂18は、安全弁が開弁するとき、二次電池2から排出されるガス圧で変形され、あるいは破壊されて、ガスや電解液を外部に排出する。
図7と図8の防水構造は、所定の厚さのクッション材19を区画壁3とする。クッション材19の厚さは約5mmである。さらに、この防水構造は、区画壁3から突出する二次電池2の端部の全体をポッティング樹脂18に埋設している。クッション材19は、弾性変形する板材で、たとえば天然ゴムあるいは合成ゴム、または独立気泡の軟質合成樹脂発泡体で、厚さを2〜10mmとすることができる。クッション材19の区画壁3は、二次電池2を挿通する貫通孔3Aを設けている。貫通孔3Aは、内形を二次電池2の外形よりもわずかに小さくしている。図のパック電池は、二次電池2を円筒型電池とするので、貫通孔3Aを円形としている。小さい貫通孔3Aに太い二次電池2が挿通されるので、貫通孔3Aは弾性的に大きく変形される。大きく変形された貫通孔3Aは、弾性的な復元力で、貫通孔3Aの内面を二次電池2の表面に隙間なく密着させる。このため、貫通孔3Aと二次電池2との間は防水構造に密閉される。
さらに、図のパック電池は、区画壁3であるクッション材19の外側に突出する二次電池2の端部全体をポッティング樹脂18に埋設して、さらに好ましい防水構造としている。このポッティング樹脂18にも、軟質のウレタン等を使用する。ポッティング樹脂18は、安全弁が開弁するとき、二次電池2から排出されるガス圧で変形され、あるいは破壊されて、ガスや電解液を外部に排出する。さらに、安全弁が開弁してポッティング樹脂18が変形し、あるいは部分的に破壊されるとき、区画壁3のクッション材19も変形して、二次電池2からガスや電極液をスムーズに排出する。
図9は、図7と図8のパック電池の分解斜視図を示す。ただし、この図は、下ケースを図示することなく、連結壁のみを表示している。この構造のパック電池は、二次電池2を連結したクッション材19の区画壁3を定位置に配置する連結壁20をケース1に設けている。連結壁20は、外壁20Aと内壁20Bとを所定の間隔で平行に配設して、外壁20Aと内壁20Bの両側を連結している。外壁20Aと内壁20Bの間隔は閉塞室5となる。したがって、この間隔は、閉塞室5にクッション材19の区画壁3から突出している二次電池2の端部と区画壁3を収納できる間隔としている。内壁20Bは、二次電池2を内側に突出させるために、二次電池2を配設する部分を開口している。
この構造のパック電池は、以下のようにして組み立てられる。
(1) 図9に示すように、クッション材19である区画壁3の貫通孔3Aに二次電池2の端部を挿通して連結する。図は二次電池2の一端を区画壁3の貫通孔3Aに挿通しているが、現実の組み立て工程にあっては、図示しないが、二次電池の両端を区画壁の貫通孔に挿通する。区画壁3に挿通された二次電池2は、端部の電極にリード板10を連結する。リード板10は抵抗スポット溶接して、あるいはレーザー溶接して、電極に接続される。
(2) 二次電池2を連結したクッション材19の区画壁3を、連結壁20の内壁20Bと外壁20Aとの間に上から挿入する。このとき、二次電池2は、内壁20Bの開口部21に配設される。二次電池2の両端に連結している区画壁3が連結壁20に入れられると、クッション材19の区画壁3は内壁20Bの内面に隙間なく密着される。いいかえると、クッション材19の区画壁3が内壁20Bの内面に密着するように、区画壁3は二次電池2に連結している。
(3) 連結壁20の内部に未硬化でペースト状のポッティング樹脂18が充填される。ポッティング樹脂18は、連結壁20の内部、いいかえると閉塞室5の内部に突出している二次電池2の端部全体を完全に埋設する。さらに、充填されるポッティング樹脂18は、区画壁3のクッション材19を内壁20Bに押圧して、クッション材19を内壁20Bに密着させる。
(4) 閉塞室5に充填されたポッティング樹脂18を硬化させる。硬化したポッティング樹脂18は、閉塞室5に隙間なく充填されて、区画壁3から突出する二次電池2の端部を理想的な状態で防水する。
連結壁20は、プラスチック製の下ケース1に一体的に成形して設けている。したがって、この構造のパック電池は、連結壁20にポッティング樹脂18を充填し、これを硬化させて、区画壁3と二次電池2をケース1の定位置に配置して固定できる。このため、二次電池2をケース1の定位置にしっかりと固定できる。
この構造のパック電池は、区画壁3の内側に設けている冷却室4を、ケース1に開口している通風口12に連結し、通風口12から外気を冷却室4に換気して、二次電池2を冷却する。
図1に示すパック電池は、一対の区画壁3をインナーケース22に設けている。インナーケース22は、両側に互いに平行な姿勢で垂直に一対の区画壁3を配設しており、この区画壁3を複数の連結プレート23で連結している。図1と図2に示すインナーケース22は、上面と下面と中間とに3枚の連結プレート23を設けている。上面と中間の連結プレート23の間を冷却ダクト24とし、また、中間と下面の連結プレート23の間も冷却ダクト24としている。二次電池2を冷却ダクト24に配設するように、区画壁3は、上面と中間の連結プレート23の間に、連結プレート23と平行な方向に一定の間隔で複数の貫通孔3Aを設けている。また、中間と下面の連結プレート23の間にも、連結プレート23と平行な方向に一定の間隔で複数の貫通孔3Aを設けている。
図1のパック電池は、連結プレート23の間隔、すなわち冷却ダクト24の間隔を、空気の送風方向に向かって次第に狭くしている。この構造の冷却ダクト24は、ここに配設される二次電池2を均一に冷却できる。それは、二次電池2を冷却して空気の温度が上昇するほど、冷却ダクト24の風速を速くするからである。冷却ダクト24に送風される空気は、二次電池2を冷却するにしたがって温度が高くなる。温度の高い空気は二次電池2の冷却能力が低下する。したがって、風下側の二次電池2は、風上側の二次電池2に比較して冷却能率が低下する。ただ、二次電池2は、強制送風される空気の流速が速くなると冷却能率が高くなる。したがって、風下側で空気の流速を速くすると、風下の二次電池2が効率よく冷却される。このため、風下側の二次電池2は、風速を速くして能率よく冷却し、風上側の二次電池2は、冷たい空気で効率よく冷却し、両方の二次電池2を同じように冷却することができる。
インナーケース22の区画壁3は、二次電池2を無理なく挿通できるように、二次電池2の外形に等しく、あるいは二次電池2の外形よりも大きい内形の貫通孔3Aを設けている。貫通孔3Aに挿通される二次電池2は、区画壁3に積層されるシーリングプレート14やパッキン、Oリング等で防水構造とされる。
インナーケース22は、貫通孔3Aに二次電池2の両端を挿通し、区画壁3の外側にシーリングプレート14を積層し、あるいは他の構造で貫通孔3Aと二次電池2とを防水構造として連結する。この状態で連結されたインナーケース22はケース1に収納され、ケース1の定位置にネジ止(図示せず)等の構造で固定される。
さらに、インナーケース22は、区画壁3の外側に内部蓋6を固定して、閉塞室5を閉塞している。内部蓋6は好ましくは、閉塞室5を水密構造に密閉する。閉塞室は、必ずしも内部蓋で水密構造に密閉する必要はなく、たとえば、図1において、区画壁の外周をケースの内面に水密構造に密着させて、閉塞室を水密構造とすることもできる。また、本発明のパック電池は、閉塞室を必ずしも水密構造に閉塞する必要はない。それは、冷却室を閉塞室から防水構造で分離する構造とすれば、閉塞室には外気を換気させないので、水等を侵入しないようにできるからである。
さらに、図のパック電池は、インナーケース22の上に基板ホルダー8を介して回路基板7を固定している。回路基板7は、二次電池2の保護回路(図示せず)を実装している。保護回路は、二次電池2の過充電や過放電を防止し、あるいは二次電池2の過電流を遮断する回路である。図1のパック電池は、全ての電池の電極を回路基板7に接続している。回路基板7は、各々の電池電圧を検出して、各々の電池の過充電と過放電を防止する保護回路を実装している。この保護回路は、パック電池を放電する状態で、いずれかの電池電圧が最低電圧まで低下すると放電電流を遮断して、電池の過放電を防止する。また、パック電池を充電する状態では、いずれかの電池電圧が最高電圧まで上昇すると充電電流を遮断して、電池の過充電を防止する。
このように、全ての電池電圧を検出しながら、充放電をコントロールする保護回路を実装するパック電池は、全ての二次電池2の過充電と過放電を防止して、電池の寿命を長くできる。この保護回路を実装するパック電池は、二次電池2をリチウムイオン二次電池として、全ての電池の過充電と過放電を防止しながら充放電できる。ただし、本発明のパック電池は、二次電池をリチウムイオン二次電池には特定しない。二次電池には、ニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池も使用できる。二次電池をニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池とするパック電池は、回路基板に実装する保護回路でもって、必ずしも全ての電池電圧を検出して充放電をコントロールする必要はなく、たとえば、全ての電池のトータル電圧を検出して、電池の過充電や過放電を防止するようにコントロールすることもできる。
図のパック電池は、二次電池2を円筒型電池とするが、二次電池には角型電池も使用できる。角型電池のパック電池は、貫通孔を四角形として、角型電池と区画壁とを防水構造で連結する。
基板ホルダー8は、上方を開口した箱形にプラスチックを成形して、内部に回路基板7を配設している。回路基板7は、インナーケース22の上面に固定される。回路基板7に接続された接続リード25は、基板ホルダー8から外部に引き出されている。図1のパック電池は、図2に示すように、基板ホルダー8に回路基板7を配設した状態で、基板ホルダー8にポッティング樹脂26を充填して、回路基板7とこれに実装する電子部品27をポッティング樹脂26に埋設している。この構造は、回路基板7を防水構造としてケース1に収納できる。
基板ホルダー8から引き出された接続リード25は、二次電池2の電極に接続しているリード板10に接続される。リード板10は、冷却室4から区画された閉塞室5に配設されて、接続リード25に接続される。接続リード25は、二次電池2の電極に接続しているリード板10に接続される。リード板10は、閉塞室5において二次電池2の電極に接続され、内部蓋6と区画壁3との間を水密に、あるいは非水密に通過して、インナーケース22の外部に引き出されて、接続リード25に接続している。
図7と図8に示すパック電池は、閉塞室5にポッティング樹脂18を充填しているので、リード板10はポッティング樹脂18に埋設して、二次電池2の電極に接続される。リード板10は、ポッティング樹脂18から外部に引き出されて、回路基板7に接続している接続リードに接続される。
本発明の一実施例にかかるパック電池の分解斜視図である。 図1に示すパック電池の断面図であってケースを取り除いた状態を示す図である。 二次電池と区画壁の防水構造の他の一例を示す拡大断面図である。 二次電池と区画壁の防水構造の他の一例を示す拡大断面図である。 二次電池と区画壁の防水構造の他の一例を示す拡大断面図である。 二次電池と区画壁の防水構造の他の一例を示す拡大断面図である。 本発明の他の実施例にかかるパック電池の断面図である。 図7に示すパック電池の左端部の拡大断面図である。 図7に示すパック電池の分解斜視図である。
符号の説明
1…ケース 1A…第1ケース
1B…第2ケース
2…二次電池
3…区画壁 3A…貫通孔
4…冷却室
5…閉塞室
6…内部蓋
7…回路基板
8…基板ホルダー
9…電池コア
10…リード板
11…突出部
12…通風口
13…格子
14…シーリングプレート 14A…貫通孔
14B…Oリング
15…パッキン 15A…嵌入溝
16…Oリング
17…案内溝
18…ポッティング樹脂
19…クッション材
20…連結壁 20A…外壁
20B…内壁
21…開口部
22…インナーケース
23…連結プレート
24…冷却ダクト
25…接続リード
26…ポッティング樹脂
27…電子部品

Claims (8)

  1. ケース(1)に二次電池(2)を収納しているパック電池であって、ケース(1)内に、二次電池(2)の両端部を水密に貫通している一対の区画壁(3)を設けて、ケース(1)内を、一対の区画壁(3)の間の内側にある冷却室(4)と、区画壁(3)の外側にある閉塞室(5)とに分離すると共に、区画壁(3)でもって冷却室(4)と閉塞室(5)とを水密構造に区画しており、さらに二次電池(2)は端部を閉塞室(5)に、中間を冷却室(4)に配設しており、
    冷却室(4)はケース(1)の外部に開口して空気をケース(1)外に換気できる構造として、空気でもって二次電池(2)の中間を冷却する構造とし、二次電池(2)の端部を配設する閉塞室(5)を区画壁(3)で冷却室(4)から水密構造に区画して、二次電池(2)の端部をケース(1)内に収納してなるパック電池。
  2. ケース(1)内の閉塞室(5)を水密構造に閉塞している請求項1に記載されるパック電池。
  3. 区画壁(3)の貫通孔(3A)に二次電池(2)の両端部を挿通して、区画壁(3)で二次電池(2)をケース(1)内の定位置に配置している請求項1に記載されるパック電池。
  4. 冷却室(4)に、直線上に並べて複数の二次電池(2)を配置している請求項1に記載されるパック電池。
  5. 区画壁(3)が、ゴム状弾性体のシーリングプレート(14)を備え、シーリングプレート(14)の貫通孔(14A)に二次電池(2)を挿通して、冷却室(4)と閉塞室(5)とを水密構造に区画している請求項1に記載されるパック電池。
  6. 閉塞室(5)に突出する二次電池(2)の端部の一部あるいは全体をポッティング樹脂(18)に埋設している請求項1に記載されるパック電池。
  7. ポッティング樹脂(18)が軟質のウレタン樹脂である請求項6に記載されるパック電池。
  8. ポッティング樹脂(18)を区画壁(3)としている請求項1と6に記載されるパック電池。
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