JP2006155479A - 誤り訂正回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 欠陥のあるメモリセルを有するメモリから読み出されるデータの誤り訂正時間を短縮する誤り訂正回路、及び誤り訂正能力を向上した誤り訂正回路を提供する。
【解決手段】 欠陥メモリセルaから読み出されたデータをそれぞれ異なる値に仮定した上で、メモリ50から読み出された対象データDAに含まれる誤りデータの検出をそれぞれ行う第1の検出回路111及び第2の検出回路112と、第1の検出回路111の検出結果T1及び第2の検出回路112の検出結果T2に基づき、誤りデータを補正する補正回路12を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、メモリから読み出されたデータの誤り検出及び補正を行う誤り訂正回路に関する。
メモリの製造時及び製品出荷後に、一部のメモリセルのデータ記憶機能に欠陥が生じる等の不良が発生する場合がある。以下において、製造時に発生する不良を「先天的不良」、製品出荷後に発生する不良を「後天的不良」という。回路の微細化が進むほど、不良要因は多様化し、不良発生率は更に高くなると予想される。先天的不良については、不良のメモリセルを製品出荷時に使用禁止領域に設定することで、市場でのトラブルを回避できる。しかし、不良のメモリセルだけを限定して使用禁止とする事は、現実には困難である。そのため、不良のメモリセルを含む、一定範囲のメモリセルをすべて使用禁止とする。したがって、メモリの使用可能な記憶容量は低下する。又、後天的不良の場合は、不良のメモリセルに記憶されていたデータを回復させる事はできない。
そのため、記憶するデータに、一定の割合で誤り訂正符号を付加する。そして、誤り訂正符号を用いて、メモリコントローラ等により不良のメモリセルに記憶されたデータを正常な値に補正した上で、メモリから出力する方法が普及している(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、誤り訂正符号を用いる誤り訂正処理には、メモリからデータを読み出す時間と同等、もしくはそれ以上の時間を必要とする。そのため、不良率の高いメモリを使用すると、誤り訂正時間が増加する。また、訂正能力を上げるために、補正可能なビット数を増やそうとすると、誤り訂正符号のデータ量が増加する。
特開平−124596号公報
本発明は、欠陥のあるメモリセルを有するメモリから読み出されるデータの誤り訂正時間を短縮する誤り訂正回路、及び誤り訂正能力を向上した誤り訂正回路を提供する。
本発明の第1の特徴は、複数のメモリセルを含むメモリから読み出された対象データに含まれる誤りデータを訂正する誤り訂正回路であって、(イ)複数のメモリセルに含まれる欠陥メモリセルから読み出されたデータをそれぞれ異なる値に仮定した上で、誤りデータをそれぞれ検出する複数の検出回路と、(ロ)複数の誤り検出回路の検出結果に基づき、誤りデータを補正する補正回路とを備える誤り訂正回路であることを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、複数のメモリセルを含むメモリから読み出された対象データに含まれる誤りデータを訂正する誤り訂正回路であって、(イ)複数のメモリセルに含まれる、欠陥メモリセルから読み出されたデータをそれぞれ異なる値に仮定した上で、誤りデータを検出し、その検出の結果に基づいて誤りデータを補正した補正データをそれぞれ作成する複数の補正データ作成回路と、(ロ)複数の補正データ作成回路がそれぞれ作成した補正データを比較して、互いに一致する補正データのうち、最も一致する個数が多い補正データを選択する選択回路とを備える誤り訂正回路であることを要旨とする。
本発明によれば、欠陥のあるメモリセルを有するメモリから読み出されるデータの誤り訂正時間を短縮する誤り訂正回路、及び誤り訂正能力を向上した誤り訂正回路を提供することができる。
次に、図面を参照して、本発明の第1及び第2の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。また、以下に示す第1及び第2の実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は、構成部品の構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る誤り訂正回路は、図1に示すように、複数のメモリセルを含むメモリ50から読み出された対象データDAに含まれる誤りデータを訂正する誤り訂正回路10である。誤り訂正回路10は、複数のメモリセルに含まれる欠陥メモリセルaから読み出されたデータをそれぞれ異なる値に仮定した上で、誤りデータをそれぞれ検出する第1の検出回路111及び第2の検出回路112と、第1の検出回路111の検出結果T1及び第2の検出回路112の検出結果T2に基づき、誤りデータを補正する補正回路12とを備える。
メモリ50は、マトリクス状に配置された複数のメモリセルからなるメモリセルアレイ51を含む。メモリ50は、例えば不揮発性半導体メモリ(フラッシュメモリ)やDRAM、SRAM等である。対象データDAは、図示を省略するCPU等からメモリ50に出力される読み出し信号に基づき、メモリセルアレイ51から読み出される一連のビット列からなるデータである。対象データDAは、例えば512バイトのページ単位でメモリセルアレイ51から読み出される。又、対象データDAには、CPU等が要求している有効データと、データ記憶時に有効データに一定の割合で付加された、誤り訂正符号が含まれる。誤り訂正符号は、ハミング符号やリードソロモン符号等の誤り訂正符号化を行って、メモリ50に書き込まれるデータに付加される。
図1に示すメモリセルアレイ51に、欠陥メモリセルaが含まれる。データの記憶機能に欠陥のあるメモリセルを「欠陥メモリセル」という。そのため、欠陥メモリセルaから読み出されたデータの信頼性は低い。全メモリセル試験等により、メモリセルアレイ51に含まれる欠陥メモリセルを予め特定できる。
第1の検出回路111は、例えば、対象データDAに含まれる欠陥メモリセルaから読み出されたデータを”0”と仮定して、対象データDAに含まれる誤りデータを検出する。そして、第2の検出回路112は、対象データDAに含まれる欠陥メモリセルaから読み出されたデータを”1”と仮定して、対象データDAに含まれる誤りデータを検出する。ただし、第1の検出回路111が、欠陥メモリセルaから読み出されたデータを”1”と仮定して誤りデータを検出してもよい。その場合、第2の検出回路112が、欠陥メモリセルaから読み出されたデータを”0”と仮定して誤りデータを検出する。第1の検出回路111及び第2の検出回路112は検出部11に含まれる。
図1に示した誤り訂正回路10は、メモリセルアレイ51に含まれる欠陥メモリセルが欠陥メモリセルaだけの場合に、対象データDAに含まれる誤りデータを検出する例を示している。つまり、欠陥メモリセルaから読み出される値は”0”と”1”のいずれかであるため、検出部11は2つの検出回路を有する。例えば、メモリセルアレイ51に含まれる欠陥メモリセルがn個の場合は、対象データDAに含まれる誤りデータを検出するために、n個の欠陥メモリセルから読み出されるデータがとり得る値の個数、即ち2のn乗個の検出回路を用意する(n:2以上の整数。)。
誤り訂正回路10は、セル情報記憶回路13を更に備える。セル情報記憶回路13は、欠陥メモリセルから読み出されたデータを、対象データDAから特定する情報(以下において「セル情報」という。)が格納される。例えば、セル情報は、欠陥メモリセルのアドレス等の情報である。
検出部11及び補正回路12にメモリ50が接続される。第1の検出回路111及び第2の検出回路112は、補正回路12に接続される。更に、補正回路12は、システムバス60に接続される。又、セル情報記憶回路13は、検出部11に接続される。
図1に示した誤り訂正回路10により、対象データDAの誤り訂正を行う方法の例を説明する。ここで、メモリセルaのデータの記憶機能に欠陥があることが予め判明している場合を説明する。つまり、以下の説明では、メモリセルaが欠陥メモリセルaになる。セル情報記憶回路13に、メモリセルaのセル情報が格納される。
先ず、CPU等で使用されるデータを要求する信号が、メモリ50に入力される。読み出し信号に基づき、メモリ50から読み出された対象データDAが、誤り訂正回路10に入力される。
対象データDA及びセル情報記憶回路13から出力されたセル情報DCが、第1の検出回路111及び第2の検出回路112にそれぞれ入力される。図2に示すように、メモリ50から対象データDAが読み出される時刻t1において、第1の検出回路111及び第2の検出回路112が対象データに含まれる誤りデータの検出を開始する。具体的には、第1の検出回路111は、セル情報DCを参照して、欠陥メモリセルaから読み出されたデータDSを対象データDAから特定する。そして、第1の検出回路111は、対象データDAに含まれるデータDSを”0”と仮定して、誤りデータを検出する。誤りデータの検出には、対象データDAに含まれる誤り訂正符号が使用される。一方、第2の検出回路112は、セル情報DCを参照して、データDSを対象データDAから特定する。そして、第2の検出回路112は、対象データDAに含まれるデータDSを”1”と仮定して、誤りデータの検出を開始する。又、対象データDAが補正回路12に入力される。
そして、図2に示すように、時刻t2においてメモリ50から対象データDAがすべて読み出されると同時に、第1の検出回路111及び第2の検出回路112は、誤りデータの検出を終了する。そして、第1の検出回路111の検出結果T1及び第2の検出回路112の検出結果T2が、それぞれ補正回路12に出力される。データDSは、”1”又は”0”のどちらかであるため、第1の検出回路111及び第2の検出回路112のいずれかにおいては、誤りが検出されない。以下において、誤りが検出されない場合の検出結果を「正常」という。
検出結果T1及びT2のうち、正常である検出結果に基づき、補正回路12が誤りデータを補正する。例えば、第2の検出回路112の検出結果T2が正常な場合は、データDSが”1”であるとして、補正回路12によって誤りデータが補正される。つまり、対象データDAに含まれるデータDSが”0”である場合は、対象データDAに含まれるデータDSが”1”に訂正される。一方、対象データDAに含まれるデータDSが”1”である場合は、対象データDAは訂正されない。したがって、誤りデータの検出結果に基づいて訂正符号を用いて対象データDAに含まれる誤りデータを補正する場合に比べて、補正回路12が行う補正は短時間で終了する。そのため、時刻t2において第1の検出回路111及び第2の検出回路112が誤りデータの検出を終了するのとほぼ同時に、対象データDAに含まれる誤りデータを補正した訂正データDBが、補正回路12からシステムバス60に出力される。
外部からセル情報DCをセル情報記憶回路13に入力するように、誤り訂正回路10を設計することが可能である。つまり、メモリ50の製造時に不良になったメモリセルの情報、或いはメモリ50の製品出荷後に不良になったメモリセルの情報をセル情報記憶回路13に入力できる。そのため、誤り訂正回路10は、先天性不良及び後天性不良に対応できる。誤り訂正回路10は、例えばメモリ50とシステムバス60間のデータのやり取りを制御するメモリコントローラ等に内蔵することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る誤り訂正回路によれば、対象データDAに含まれる欠陥メモリセルaから読み出されたデータDSを仮定して、対象データDAに含まれる誤りデータを検出する。そして、その誤り検出の結果に基づいて、データDSを決定し、誤りデータを補正することにより、誤り訂正の時間を短縮することができる。その結果、データを要求する信号がメモリ50に入力されてから、対象データDAについて誤り訂正した訂正データDBがシステムバス60に出力されるまでの時間を短縮することができる。
[変形例]
図3に本発明の第1の実施の形態の変形例に係る誤り訂正回路を示す。検出部11が、第3の検出回路113、第4の検出回路114、第5の検出回路115、第6の検出回路116、第7の検出回路117、第8の検出回路118を更に備える点が、図1に示した誤り訂正回路10と異なる。
図3に示す誤り訂正回路10は、メモリセルアレイ51に含まれる欠陥メモリセルが、例えばメモリセルa、b、cの場合に、対象データDAに含まれる誤りデータを訂正する。図3に示したセル情報記憶回路13に、欠陥メモリセルa、b、cの情報が格納される。そして、セル情報記憶回路13は検出部11に欠陥メモリセルa、b、cのセル情報DCを出力する。
第1の検出回路111、第2の検出回路112、・・・・・、第8の検出回路118は、それぞれ図4に示したように、欠陥メモリセルa、b、cから読み出されたデータを仮定して、対象データDAに含まれる誤りデータを検出する。例えば、第1の検出回路111は、欠陥メモリセルa、b、cから読み出されたデータを”0、0、0”と仮定して誤りデータを検出する。第2の検出回路112、・・・・・、第8の検出回路118も同様に誤りデータを検出する。そして、第1の検出回路111の検出結果T1、第2の検出回路112の検出結果T2、第3の検出回路113の検出結果T3、第4の検出回路114の検出結果T4、第5の検出回路115の検出結果T5、第6の検出回路116の検出結果T6、第7の検出回路117の検出結果T7、及び第8の検出回路118の検出結果T8が、補正回路12に出力される。補正回路12は、入力された検出結果T1〜T8のうち、正常である検出結果に基づき、誤りデータを補正する。例えば、第2の検出回路112の検出結果T2が正常な場合は、欠陥メモリセルa、b、cから読み出されたデータが”0、0、1”であるとして、誤りデータを補正する。
図3に示した誤り訂正回路10によれば、欠陥メモリセルが3ビットの場合にも誤り訂正処理の時間を短縮することができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係わる誤り訂正回路は、図5に示すように、複数のメモリセルを含むメモリ50から読み出された対象データDAに含まれる誤りデータを訂正する誤り訂正回路20である。誤り訂正回路20は、複数のメモリセルに含まれる、欠陥メモリセルa、b、cから読み出されたデータをそれぞれ異なる値に仮定した上で、誤りデータの検出を行い、その検出の結果に基づいて誤りデータを補正した補正データをそれぞれ作成する第1の補正データ作成回路211、第2の補正データ作成回路212、第3の補正データ作成回路213、第4の補正データ作成回路214、第5の補正データ作成回路215、第6の補正データ作成回路216、第7の補正データ作成回路217及び第8の補正データ作成回路218を備える。更に、誤り訂正回路20は、第1の補正データ作成回路211が作成する補正データDT1、第2の補正データ作成回路212が作成する補正データDT2、第3の補正データ作成回路213が作成する補正データDT3、第4の補正データ作成回路214が作成する補正データDT4、第5の補正データ作成回路215が作成する補正データDT5、第6の補正データ作成回路216が作成する補正データDT6、第7の補正データ作成回路217が作成する補正データDT7及び第8の補正データ作成回路218が作成する補正データDT8を比較して、互いに一致する補正データのうち、最も一致する個数が多い補正データを選択する選択回路22を備える。
図5に示すように、第1の補正データ作成回路211、第2の補正データ作成回路212、・・・・・、第8の補正データ作成回路218は補正部21に含まれる。又、誤り訂正回路20は、セル情報を格納するセル情報記憶回路13を更に備える。
補正部21は、メモリ50及びセル情報記憶回路13に接続される。又、第1の補正データ作成回路211、第2の補正データ作成回路212、・・・・・、第8の補正データ作成回路218は、それぞれ選択回路22に接続される。更に、選択回路22は、システムバス60に接続される。
図5に示した誤り訂正回路20により、対象データDAに含まれる誤りデータを訂正する方法の例を説明する。ここで、メモリセルアレイ51に含まれるメモリセルa、b、cのデータの記憶機能に欠陥があることが予め判明している場合を説明する。つまり、以下の説明では、メモリセルa、b、cが欠陥メモリセルa、b、cになる。
先ず、図示を省略したCPU等で使用されるデータを要求する読み出し信号が、メモリ50に入力される。読み出し信号に応じて、メモリ50から読み出された対象データDAが、誤り訂正回路20に入力される。又、欠陥メモリセルa、b、cのセル情報DCが、セル情報記憶回路13から補正部21に出力される。
そして、対象データDA及びセル情報DCが、第1の補正データ作成回路211に入力される。第1の補正データ作成回路211は、セル情報DCを参照して、欠陥メモリセルa、b、cから読み出されたデータDSを対象データDAから特定する。そして、第1の補正データ作成回路211は、対象データDAに含まれるデータDSを”0、0、0”と仮定して、対象データDAに含まれる誤りデータを検出する。更に、第1の補正データ作成回路211は、検出結果に基づき、対象データDAに含まれる誤りデータを補正して、補正データDT1を作成する。
第1の補正データ作成回路211と同様にして、第2の補正データ作成回路212、・・・・・、第8の補正データ作成回路218が補正データDT2、・・・・・、DT8をそれぞれ作成する。例えば、第2の補正データ作成回路212は、データDSを”0、0、1”と仮定する。第3の補正データ作成回路213は、データDSを”0、1、0”と仮定する。第4の補正データ作成回路214は、データDSを”0、1、1”と仮定する。第5の補正データ作成回路215は、データDSを”1、0、0”と仮定する。第6の補正データ作成回路216は、データDSを”1、0、1”と仮定する。第7の補正データ作成回路217は、データDSを”1、1、0”と仮定する。第8の補正データ作成回路218は、データDSを”1、1、1”と仮定する。作成された補正データDT1、DT2、・・・・・、DT8は、それぞれ選択回路22に入力される。
選択回路22は、入力された補正データDT1〜DT8がすべて同一であるか否かを判定する。補正データDT1〜DT8がすべて同一である場合は、選択回路22は、補正データDT1〜DT8と同一内容のデータを、対象データDAに含まれる誤りデータを訂正した訂正データDBとしてシステムバス60に出力する。一方、第1の補正データ作成回路211、第2の補正データ作成回路212、・・・・・、第8の補正データ作成回路218において、誤りデータを訂正不能の場合や、エラーにより正しく誤りデータが訂正されない場合がある。その場合には、補正データDT1〜DT8がすべて同一にならない。補正データDT1〜DT8が同一でない場合は、選択回路22は、互いに一致する補正データのうち、最も一致する個数が多い補正データを、正しく誤り訂正された補正データとして選択する。即ち、補正データDT1〜DT8から多数決によって補正データが選択される。そして、選択回路22は選択した補正データを、訂正データDBとしてシステムバス60に出力する。例えば、図6に示すように、第1の補正データ作成回路211、第2の補正データ作成回路212、及び第3の補正データ作成回路213により作成された補正データDT1、DT2、及びDT3が同一の補正データAであり、第4の補正データ作成回路214により作成された補正データDT4が、補正データBであるとする。更に、第5の補正データ作成回路215、第6の補正データ作成回路216、第7の補正データ作成回路217、及び第8の補正データ作成回路218では、訂正不能であったとする。その場合には、選択回路22は、補正データAを選択して、補正データAを訂正データDBとして出力する。
以上に説明したように、第1の補正データ作成回路211、第2の補正データ作成回路212、・・・・・、第8の補正データ作成回路218は、対象データDAに含まれる欠陥メモリセルa、b、cから読み出されたデータをそれぞれ仮定して、対象データDAを誤り訂正する。そのため、欠陥メモリセルa、b、c以外のメモリセルから読み出されたデータに誤りがある場合にも誤りが訂正される。
例えば、誤り訂正能力が2ビットの誤り訂正回路の場合、対象データDAに3ビット以上の誤りデータがあった場合、訂正することができない。既に述べたように、訂正能力を上げるために、補正可能なビット数を増やそうとすると、誤り訂正符号のデータ量が増加する。しかし、第1の補正データ作成回路211、第2の補正データ作成回路212、・・・・・、第8の補正データ作成回路218の誤り訂正能力が2ビットの場合に、データDSを正しく仮定した補正データ作成回路では、欠陥メモリセルa、b、c以外のメモリセルから読み出されたデータの誤りを2ビットまで訂正することができる。すなわち、欠陥メモリセルa、b、cから読み出されたデータを訂正し、且つ他の誤りを訂正することができる。
したがって、本発明の第2の実施の形態に係る誤り訂正回路によれば、誤り訂正符号のデータ量を増加させることなく、誤り訂正能力を向上させた誤り訂正回路20を提供することができる。更に、誤り訂正回路20は、第1の補正データ作成回路211、第2の補正データ作成回路212、・・・・・、第8の補正データ作成回路218がそれぞれ作成する補正データから、多数決により補正データを選択する。そのため、誤り訂正回路の信頼性が向上する。他は、第1の実施の形態と実質的に同様であり、重複した記載を省略する。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は第1及び第2の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
既に述べた第1の実施の形態の説明では、補正回路12において対象データDAを補正する例を説明した。ところで、第1の検出回路111及び第2の検出回路112において対象データDAに含まれる欠陥メモリセルaから読み出されたデータを”0”又は”1”に仮定したデータを作成して、誤りデータを検出する。したがって、第1の検出回路111及び第2の検出回路112のうちの正常の検出結果が得られた回路で作成されたデータを補正回路12に出力してもよい。その結果、補正回路12は誤りデータの補正をすることなく、入力されたデータを補正データDBとして出力することができる。つまり、補正回路12が補正を行わないため、誤り訂正の時間を短縮することができる。
又、第1及び第2の実施の形態の説明においては、検出回路又は補正データ作成回路の数が2個又は8個の場合を示した。しかし、検出回路又は補正データ作成回路の個数を、メモリセルアレイ51に含まれる欠陥メモリセルの数に応じて設定することにより、任意の個数の欠陥メモリセルを含むメモリ50から読み出される提唱データに含まれる誤りデータの検出及び補正が可能である。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の第1の実施の形態に係る誤り訂正回路の構成を示す模式図である。 本発明の第1の実施の形態に係る誤り訂正回路による誤り訂正方法を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第1の実施の形態の変形例に係る誤り訂正回路の構成を示す模式図である。 本発明の第1の実施の形態の変形例に係る誤り訂正回路の検出回路が仮定する、欠陥メモリセルから読み出されたデータの例を示す表である。 本発明の第2の実施の形態に係る誤り訂正回路の構成を示す模式図である。 本発明の第2の実施の形態に係る誤り訂正回路の補正データ作成回路が作成する補正データの例を示す表である。
符号の説明
10、20…誤り訂正回路
11…検出部
12…補正回路
13…セル情報記憶回路
21…補正部
22…選択回路
50…メモリ
51…メモリセルアレイ
60…システムバス

Claims (5)

  1. 複数のメモリセルを含むメモリから読み出された対象データに含まれる誤りデータを訂正する誤り訂正回路であって、
    前記複数のメモリセルに含まれる欠陥メモリセルから読み出されたデータをそれぞれ異なる値に仮定した上で、前記誤りデータをそれぞれ検出する複数の検出回路と、
    前記複数の誤り検出回路の検出結果に基づき、前記誤りデータを補正する補正回路
    とを備えることを特徴とする誤り訂正回路。
  2. 前記補正回路は、前記複数の検出回路のうち誤りが検出されない検出回路において仮定された値を前記欠陥メモリセルのデータとして、前記誤りデータを補正することを特徴とする請求項1に記載の誤り訂正回路。
  3. 前記欠陥メモリセルから読み出されたデータを前記対象データから特定する情報を格納するセル情報記憶回路を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の誤り訂正回路。
  4. 前記情報が、前記欠陥メモリセルのアドレス情報であることを特徴とする請求項3に記載の誤り訂正回路。
  5. 複数のメモリセルを含むメモリから読み出された対象データに含まれる誤りデータを訂正する誤り訂正回路であって、
    前記複数のメモリセルに含まれる欠陥メモリセルから読み出されたデータをそれぞれ異なる値に仮定した上で、前記誤りデータを検出し、該検出の結果に基づいて前記誤りデータを補正した補正データをそれぞれ作成する複数の補正データ作成回路と、
    前記複数の補正データ作成回路がそれぞれ作成した補正データを比較して、互いに一致する前記補正データのうち、最も一致する個数が多い前記補正データを選択する選択回路
    とを備えることを特徴とする誤り訂正回路。
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