JP2006153257A5 - - Google Patents

Claims (4)

1. 一端において円柱状部材が設けられ、該円柱状部材の表面に凹凸溝が列設されたコントロールケーブルと、
   前記円柱状部材と係合する、断面が略Ｕ字形状のロック部材と、
   前記円柱状部材が収容されるケース部を有する組付け部材であって、前記ロック部材が前記Ｕ字形状の先端から挿入される、該組付け部材の外部から前記ケース部に貫通する挿入穴と、前記ケース部の前記挿入穴に対向する位置に、前記ロック部材のＵ字形状の両先端部にそれぞれ係合する穴とを有する組付け部材と
   からなり、前記円柱状部材を前記ケース部に収容したのち、前記ロック部材を前記挿入穴から挿入して、前記Ｕ字形状の内周に形成された溝を前記凹凸溝とかみ合わせ、さらに前記Ｕ字形状の両先端部をそれぞれ前記穴に係合させて、前記組付け部材に対して前記円柱状部材を固定するコントロールケーブルの長さ調整装置において、
   前記ロック部材が、前記円柱状部材の前記Ｕ字形状における開口部側を覆う離脱防止部材を有するコントロールケーブルの長さ調整装置。
2. 前記離脱防止部材が略Ｃ字形状の把持部を有し、前記ロック部材のＵ字形状底部の外周に形成された円弧状の溝に沿って前記把持部がスライド回転して、前記円柱状部材の前記Ｕ字形状における開口部側を覆う請求項１記載のコントロールケーブルの長さ調整装置。
3. 一端において円柱状部材が設けられ、該円柱状部材の表面に凹凸溝が列設されたコントロールケーブルと、
   断面がほぼＣ字形状で開口部が対向する２つの部分円筒部と、該２つの部分円筒部の開口部を対向して２つの部分円筒部の距離が変わりうるように保持する結合部とからなり、該２つの部分円筒部それぞれの軸方向両端外側に延びる断面外径が大きいフランジ部と、２つの部分円筒部材の内面に前記円柱状部材の凹凸溝とかみ合う溝とが形成されたロック部材と、
   前記円柱状部材が収容されるケース部を有する組付け部材であって、前記ケース部の前記円柱状部材が貫通する端部に前記フランジ部のあいだに嵌めあわされる狭小部であって、該狭小部の前記円柱状部材に直交する断面が、前記円柱状部材が挿入される開口側を一端とする直径を短径とし、該短径に直交する直径を長径とするほぼ楕円形状である狭小部を有する組付け部材と
   からなり、
   前記組付け部材の狭小部を両側から前記フランジ部がはさみ、狭小部断面の長径側両端に前記２つの部分円筒部が収まるようにロック部材を収容し、前記円柱状部材をロック部材の２つの部分円筒部のあいだに挿入したのち、前記ロック部材を前記円柱状部材のまわりにほぼ９０°回転させて、円柱状部材の凹凸溝にロック部材内周の溝をかみ合わせて、前記組付け部材に対して円柱状部材を固定するコントロールケーブルの長さ調整装置。
4. 請求項１〜３のいずれか１項に記載の長さ調整装置を有するコントロールケーブル。