JP2006152811A - エンジン吸気システム - Google Patents

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JP2006152811A
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intake
battery
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intake resonator
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Taro Kimura
太郎 木村
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

【課題】 既存の吸気レゾネータを利用して、エンジンルーム内のコンパクト化を図りつつバッテリの上側を保護できるエンジン吸気システムの提供を図る。
【解決手段】 エンジンの吸気ダクト2に吸気レゾネータ3を設けてあり、エンジンルームE内に設置したバッテリ4の上方にその吸気レゾネータ3を配置することにより、バッテリ4と吸気レゾネータ3とを上下方向に重ね合わせてエンジンルームE内のコンパクト化を達成できるとともに、エンジンフード8が下方に撓み若しくは変形した場合にも、吸気レゾネータ3が介在するためバッテリ4に直接干渉するのを防止できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エンジン吸気システムおよびその吸気システムに設けた吸気レゾネータの配置方法に関する。
従来、エンジンの吸気ダクトに設けた吸気レゾネータの上面にバッテリを載置して、エンジンルーム内のコンパクト化や低コスト化を図るようにしたエンジンルーム内の構造が提案されている(例えば、実用新案文献1参照)。
実用新案文献1
実開平1−87055号公報(第4頁、第1図)
しかしながら、かかる従来のエンジンルーム内の構造では、吸気レゾネータの上面に載置したバッテリは、その吸気レゾネータで配設地上高が高くなった状態となって、バッテリの上側にはエンジンフードが近接配置された状態となる。
このため、エンジンフードの上面に何らかの荷重が入力した場合、エンジンフードが下方に撓み若しくは変形してバッテリに直接干渉し易くなり、このようにエンジンフードがバッテリに干渉した場合には、その時の衝撃がターミナル端子に影響してしまう可能性がある。
そこで、本発明は、既存の吸気レゾネータを利用して、エンジンルーム内のコンパクト化を図りつつバッテリの上側を保護できるエンジン吸気システムおよびその吸気システムに設けた吸気レゾネータの配置方法を提供するものである。
本発明のエンジン吸気システムは、エンジンの吸気ダクトに吸気レゾネータを設けてあり、エンジンルーム内に設置したバッテリの上方にその吸気レゾネータを配置したことを最も主要な特徴とする。
また、本発明の吸気レゾネータの配置方法は、エンジンの吸気ダクトに設けた吸気レゾネータで、エンジンルーム内に設置したバッテリの上方を覆うことを特徴とする。
本発明のエンジン吸気システムおよび吸気レゾネータの配置方法によれば、エンジンルーム内に設置したバッテリの上方に吸気レゾネータを配置したことにより、バッテリの上方をその吸気レゾネータで覆うことができる。
従って、バッテリと吸気レゾネータとが上下方向に重ね合わされるので、エンジンルーム内のコンパクト化が達成されるとともに、バッテリとエンジンフードとの間に吸気レゾネータが介在されるので、エンジンフードが下方に撓み若しくは変形した場合にも、そのエンジンフードがバッテリに直接干渉するのを防止でき、ひいては、バッテリのターミナル端子が外れるなどの不具合が発生するのを防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
図1〜図3は本発明のエンジン吸気システムおよび吸気レゾネータの配置方法の一実施形態を示し、図1は吸気レゾネータの配置部分の斜視図、図2は吸気レゾネータの配置部分の分解斜視図、図3は図1中A−A線に沿った断面図である。
本実施形態のエンジン吸気システム1は、図1,図2に示すように図外のエンジンの吸気系に外気を供給する吸気ダクト2を備え、この吸気ダクト2に吸気レゾネータ3を設けて、この吸気レゾネータ3で吸気騒音を低減するようになっている。
即ち、前記吸気レゾネータ3は、図3に示すように中空の扁平状に形成され、その中空部内に前記吸気ダクト2の外気取入口2a近傍から取り出した連通管2bを連通して、この連通管2bを介して吸気レゾネータ3の共鳴作用を吸気ダクト2に及ぼして、導入される吸気騒音を消音するようになっている。
ここで、本実施形態では扁平中空状に形成した前記吸気レゾネータ3を、エンジンルームE内に設置したバッテリ4の上方に配置してある。
また、本実施形態の吸気レゾネータ3の配置方法は、エンジンの吸気ダクト2に設けた吸気レゾネータ3で、エンジンルームE内に設置したバッテリ4の上方を覆うようになっている。
前記バッテリ4は、図2,図3に示すように図外のサイドメンバなどの車体側骨格部材に結合した矩形皿状のバッテリブラケット5に載置し、このバッテリブラケット5の周縁部両側から立ち上げた係止部5a,5bにそれぞれ固定ロッド6を係止して、それら固定ロッド6の上端部に、バッテリ4の上側に配置した押え板6aを締め付けることによりバッテリ4を車体側に固定してある。
また、バッテリ4の上面4aに設けた正,負極には、それぞれターミナル端子7,7aが取り付けられている。
更に、本実施形態では前記吸気ダクト2を、図1に示すように全体的に前記吸気レゾネータ3の側方を取り巻くように湾曲させて沿わせ、前記バッテリ4の周辺部分の上方に配置してある。
そして、前記外気ダクト2の前端部分(図1中手前側)には、車体への取付部2cを設けてあり、この取付部2cを車体前端部に設けた図外のラジエータコアサポートのアッパクロスメンバに取り付けるようになっている。
更にまた、扁平状に形成した前記吸気レゾネータ3の平面形状を、図1,図3に示すように前記バッテリ4の上面4aの面積と略同じ、若しくはそれよりも大きく形成して、その吸気レゾネータ3でバッテリ4の上面4aの略全面を覆う形状としてある。
このようにしてバッテリ4の上方に配置した吸気レゾネータ3の上方には、図3に示すようにエンジンフード8が配置されることになる。
以上の構成により本実施形態のエンジン吸気システムおよび吸気レゾネータの配置方法によれば、エンジンルームE内に設置したバッテリ4の上方に吸気レゾネータ3を配置したことにより、バッテリ4の上方をその吸気レゾネータ3で覆うことができる。
従って、バッテリ4と吸気レゾネータ3とを上下方向に重ね合わせた状態で配置されるので、エンジンルームE内のコンパクト化を達成することができる。
また、バッテリ4の上方に配置したエンジンルームEのエンジンフード8が、その上面に入力される何らかの荷重で下方に撓み若しくは変形した場合にも、それらエンジンフード8とバッテリ4との間に吸気レゾネータ3が介在するため、エンジンフード8がバッテリ4に直接干渉するのを防止し、ひいては、バッテリ4のターミナル端子7,7aが外れるなどの不具合が発生するのを防止することができる。
また、本実施形態では前記作用効果に加えて、前記外気ダクト2を前記吸気レゾネータ3の側方に沿わせて、前記バッテリ4の周辺部分の上方に配置したので、吸気ダクト2の外気取入口2aを吸気効率が良くなる高位置に配置できるとともに、吸気ダクト2を全体的に平坦化することが可能となるため、上下方向の起伏を無くして吸気経路の短縮化を達成してエンジン出力の向上を図ることができる。
更に、前記吸気レゾネータ3でバッテリ4の上面4aの略全面を覆ったので、エンジンフード8を開放した時にバッテリ4を吸気レゾネータ3で隠蔽することができるため、エンジンルームE内の見栄えを向上することができる。
ところで、バッテリ4の上方を吸気レゾネータ3で覆った場合にも、これら両者間にはターミナル端子7,7aやバッテリ4自体を着脱するための作業スペースを設けることはいうまでもない。
また、本発明は前記実施形態に例をとって説明したが、この実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。
本発明の一実施形態を示す吸気レゾネータの配置部分の斜視図である。 本発明の一実施形態を示す吸気レゾネータの配置部分の分解斜視図である。 図1中A−A線に沿った断面図である。
符号の説明
1 エンジン吸気システム
2 吸気ダクト
3 吸気レゾネータ
4 バッテリ
E エンジンルーム

Claims (4)

  1. エンジンの吸気ダクトに吸気レゾネータを設けたエンジン吸気システムであって、エンジンルーム内に設置したバッテリの上方にその吸気レゾネータを配置したことを特徴とするエンジン吸気システム。
  2. 吸気ダクトを前記吸気レゾネータの側方に沿わせて、記バッテリの周辺部分の上方に配置したことを特徴とする請求項1に記載のエンジン吸気システム。
  3. 吸気レゾネータは、前記バッテリの上面の略全面を覆う形状であることを特徴とする請求項1または2に記載のエンジン吸気システム。
  4. エンジンの吸気ダクトに設けた吸気レゾネータで、エンジンルーム内に設置したバッテリの上方を覆うことを特徴とする吸気レゾネータの配置方法。
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