JP2006152215A - タイヤ用トレッドゴム組成物及び空気入りタイヤ - Google Patents

タイヤ用トレッドゴム組成物及び空気入りタイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP2006152215A
JP2006152215A JP2004348786A JP2004348786A JP2006152215A JP 2006152215 A JP2006152215 A JP 2006152215A JP 2004348786 A JP2004348786 A JP 2004348786A JP 2004348786 A JP2004348786 A JP 2004348786A JP 2006152215 A JP2006152215 A JP 2006152215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
meth
rubber
styrene
rubber composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004348786A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4784081B2 (ja
Inventor
Satoshi Kaneko
智 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP2004348786A priority Critical patent/JP4784081B2/ja
Publication of JP2006152215A publication Critical patent/JP2006152215A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4784081B2 publication Critical patent/JP4784081B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Tires In General (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)

Abstract

【課題】空気入りタイヤの低燃費性とウェット操縦安定性、及びスノー操縦安定性をバランス良く改善し得るタイヤ用トレッドゴム組成物と、このタイヤ用トレッドゴム組成物を用いてなる空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】天然ゴムラテックスに極性基含有単量体をグラフト重合し、凝固、乾燥してなる変性天然ゴムとスチレン−ブタジエンゴムとを含むタイヤ用トレッドゴム組成物。該スチレン−ブタジエンゴムは、その結合スチレン量(重量%)をA、結合ビニル量(重量%)をBとしたとき、A+0.5B≧35を満足するスチレン−ブタジエンゴムである。このタイヤ用トレッドゴム組成物をトレッドゴムに用いた空気入りタイヤ。

Description

本発明は、タイヤ用トレッドゴム組成物及び空気入りタイヤに係り、詳しくは、空気入りタイヤの低燃費性とウェット操縦安定性、及びスノー操縦安定性をバランス良く改善し得るタイヤ用トレッドゴム組成物と、このタイヤ用トレッドゴム組成物を用いてなる空気入りタイヤに関する。
近年、各種産業分野では、社会の要求として省資源化・排出ガス規制などが問われており、タイヤ用トレッドゴム組成物としても低燃費化が必要とされている。また、安全性の面からはウェット操縦安定性とスノー操縦安定性が必要となっており、これらのニーズに応える開発が進められている。
従来、タイヤ用トレッドゴム組成物のトレッドゴムには、天然ゴムやスチレン−ブタジエンゴムとをブレンドしてなるゴム成分にカーボンブラックを配合してなるゴム組成物が用いられている。このようなゴム組成物においてスチレン−ブタジエンゴムとして結合スチレン量の多いものを用いることにより、ウェット操縦安定性を高めることができるが、この場合には低燃費性、スノー操縦安定性が低下する傾向にあり、低燃費性、ウェット操縦安定性及びスノー操縦安定性の三項目をバランス良く改善することができなかった。
本発明は、上記従来の問題点を解決し、空気入りタイヤの低燃費性とウェット操縦安定性、及びスノー操縦安定性をバランス良く改善し得るタイヤ用トレッドゴム組成物と、このタイヤ用トレッドゴム組成物を用いてなる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明(請求項1)のタイヤ用トレッドゴム組成物は、天然ゴムラテックスに極性基含有単量体をグラフト重合し、凝固、乾燥してなる変性天然ゴムとスチレン−ブタジエンゴムとを含むタイヤ用トレッドゴム組成物であって、該スチレン−ブタジエンゴムは、その結合スチレン量(重量%)をA、結合ビニル量(重量%)をBとしたとき、A+0.5B≧35を満足するスチレン−ブタジエンゴムであることを特徴とする。
請求項2のタイヤ用トレッドゴム組成物は、請求項1において、前記極性基が、アミノ基、イミノ基、ニトリル基、アンモニウム基、イミド基、アミド基、ヒドラゾ基、アゾ基、ジアゾ基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、カルボニル基、エポキシ基、オキシカルボニル基、スルフィド基、ジスルフィド基、スルホニル基、スルフィニル基、チオカルボニル基、含窒素複素環基、含酸素複素環基、アルコキシシリル基及びスズ含有基から選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とする。
請求項3のタイヤ用トレッドゴム組成物は、請求項1又は2において、前記極性基含有単量体のグラフト量が天然ゴムラテックスのゴム分に対し0.01〜5.0重量%であることを特徴とする。
請求項4のタイヤ用トレッドゴム組成物は、請求項1ないし3のいずれか1項において、ゴム成分100重量部中の前記スチレン−ブタジエンゴムの割合が10〜90重量部であることを特徴とする。
本発明(請求項5)の空気入りタイヤは、このような本発明のタイヤ用トレッドゴム組成物をトレッドゴムに使用したことを特徴とする。
なお、以下において、スチレン−ブタジエンゴムの結合スチレン量A重量%と結合ビニル量B重量%の1/2との合計、「A+0.5B」を「換算結合スチレン量」と称す。
本発明によれば、ゴム成分として、天然ゴムラテックスに極性基含有単量体をグラフト重合し、凝固、乾燥してなる変性天然ゴムと特定の換算結合スチレン量を有するスチレン−ブタジエンゴムとを併用することにより、カーボンブラックやシリカ等のフィラーの分散性を改良することにより、低燃費性、ウェット操縦安定性、スノー操縦安定性を共に良好なものとすることができる。
以下に本発明のタイヤ用トレッドゴム組成物及び空気入りタイヤの実施の形態を詳細に説明する。
[変性天然ゴム]
まず、本発明のタイヤ用トレッドゴム組成物に含まれる変性天然ゴムについて説明する。
本発明に係る変性天然ゴムは、天然ゴムラテックスに極性基含有単量体をグラフト重合し、凝固、乾燥してなるものである。
本発明に用いる天然ゴムラテックスは通常のものであって、フィールドラテックス、アンモニア処理ラテックス、遠心分離濃縮ラテックス、界面活性剤や酵素で処理した脱蛋白ラテックス及びこれらを組合せたもの等を挙げることができる。
本発明に用いる極性基含有単量体としては、分子内に少なくとも一つの極性基を有する単量体であれば特に制限されない。この極性基含有単量体が有する極性基の具体例としては、アミノ基、イミノ基、ニトリル基、アンモニウム基、イミド基、アミド基、ヒドラゾ基、アゾ基、ジアゾ基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、カルボニル基、エポキシ基、オキシカルボニル基、スルフィド基、ジスルフィド基、スルホニル基、スルフィニル基、チオカルボニル基、含窒素複素環基及び含酸素複素環基、アルコキシシリル基及びスズ含有基等を挙げることができる。これらの極性基を含有する単量体は、1種を単独で用いても良く、2種以上を併用しても良い。極性基含有単量体は、これらの極性基の1種のみを含有していても良く、2種以上を含有していても良い。
以下に、極性基含有単量体の具体例を挙げる。
アミノ基含有単量体としては、1分子中に第1級、第2級及び第3級アミノ基から選ばれる少なくとも1つのアミノ基を有する重合性単量体がある。その中でも、ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート等のような第3級アミノ基含有単量体が特に好ましい。なお、本明細書において、「(メタ)アクリル」は「アクリル又はメタクリル」を意味し、「(メタ)アクリレート」は「アクリレート又はメタクリレート」を意味する。
第1級アミノ基含有単量体としては、例えば、アクリルアミド、メタクリルアミド、4−ビニルアニリン、アミノメチル(メタ)アクリレート、アミノエチル(メタ)アクリレート、アミノプロピル(メタ)アクリレート、アミノブチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
第2級アミノ基含有単量体としては、例えば、
(1)アニリノスチレン、β−フェニル−p−アニリノスチレン、β−シアノ−p−アニリノスチレン、β−シアノ−β−メチル−p−アニリノスチレン、β−クロロ−p−アニリノスチレン、β−カルボキシ−p−アニリノスチレン、β−メトキシカルボニル−p−アニリノスチレン、β−(2−ヒドロキシエトキシ)カルボニル−p−アニリノスチレン、β−ホルミル−p−アニリノスチレン、β−ホルミル−β−メチル−p−アニリノスチレン、α−カルボキシ−β−カルボキシ−β−フェニル−p−アニリノスチレン等のようなアニリノスチレン類
(2)アニリノフェニルブタジエン、1−アニリノフェニル−1,3−ブタジエン、1−アニリノフェニル−3−メチル−1,3−ブタジエン、1−アニリノフェニル−3−クロロ−1,3−ブタジエン、3−アニリノフェニル−2−メチル−1,3−ブタジエン、1−アニリノフェニル−2−クロロ−1,3−ブタジエン、2−アニリノフェニル−1,3−ブタジエン、2−アニリノフェニル−3−メチル−1,3−ブタジエン、2−アニリノフェニル−3−クロロ−1,3−ブタジエン等のアニリノフェニルブタジエン類
(3)N−メチル(メタ)アクリルアミド、N−エチル(メタ)アクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、N−(4−アニリノフェニル)メタクリルアミド等のN−モノ置換(メタ)アクリルアミド類
等が挙げられる。
第3級アミノ基含有単量体としては、N,N−ジ置換アミノアルキルアクリレート、N,N−ジ置換アミノアルキルアクリルアミド、ピリジル基を有するビニル化合物等が挙げられる。
上記のN,N−ジ置換アミノアルキルアクリレートとしては、例えばN,N−ジメチルアミノメチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノブチル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノブチル(メタ)アクリレート、N−メチル−N−エチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジプロピルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジブチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジブチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,N−ジブチルアミノブチル(メタ)アクリレート、N,N−ジヘキシルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジオクチルアミノエチル(メタ)アクリレート、アクリロイルモルフォリン等のアクリル酸又はメタクリル酸のエステル等が挙げられる。特に、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジプロピルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジオクルアミノエチル(メタ)アクリレート、N−メチル−N−エチルアミノエチル(メタ)アクリレート等が好ましい。
また、N,N−ジ置換アミノアルキルアクリルアミドとしては、例えばN,N−ジメチルアミノメチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノブチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチルアミノブチル(メタ)アクリルアミド、N−メチル−N−エチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジプロピルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジブチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジブチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジブチルアミノブチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジヘキシルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジヘキシルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジオクチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド等のアクリルアミド化合物又はメタクリルアミド化合物等が挙げられる。これらのうち、特に、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジオクチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド等が好ましい。
また、アミノ基の代わりに含窒素複素環基を有するものであっても良く、含窒素複素環としては、例えばピロール、ヒスチジン、イミダゾール、トリアゾリジン、トリアゾール、トリアジン、ピリジン、ピリミジン、ピラジン、インドール、キノリン、プリン、フェナジン、プテリジン、メラミン等が挙げられる。含窒素複素環は、他のヘテロ原子を環中に含んでいても良い。
また、ピリジル基を有するビニル化合物としては、例えば、2−ビニルピリジン、3−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン、5−メチル−2−ビニルピリジン、5−エチル−2−ビニルピリジン等が挙げられる。これらのうち特に、2−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン等が好ましい。
ニトリル基含有単量体としては、例えば、(メタ)アクリロニトリル、シアン化ビニリデン等が挙げられる。
ヒドロキシル基含有単量体としては、1分子中に少なくとも1つの第1級、第2級及び第3級ヒドロキシル基を有する重合性単量体が挙げられる。かかる単量体としては、例えばヒドロキシル基含有不飽和カルボン酸系単量体、ヒドロキシル基含有ビニルエーテル系単量体、ヒドロキシル基含有ビニルケトン系単量体等がある。このようなヒドロキシル基含有単量体の具体例としては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート類;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等のようなポリアルキレングリコール(アルキレングリコール単位数が、例えば2〜23である。)のモノ(メタ)アクリレート類;N−ヒドロキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−(2−ヒドロキシエチル)(メタ)アクリルアミド、N,N−ビス(2−ヒドロキシメチル)(メタ)アクリルアミド等のヒドロキシル基含有不飽和アミド類;o−ヒドロキシスチレン、m−ヒドロキシスチレン、p−ヒドロキシスチレン、o−ヒドロキシ−α−メチルスチレン、m−ヒドロキシ−α−メチルスチレン、p−ヒドロキシ−α−メチルスチレン、p−ビニルベンジルアルコール等のヒドロキシル基含有ビニル芳香族化合物類;(メタ)アクリレート類がある。これらの中で、ヒドロキシル基含有不飽和カルボン酸系単量体、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート類、ヒドロキシル基含有ビニル芳香族化合物が好ましく、特にヒドロキシル基含有不飽和カルボン酸系単量体が好ましい。ヒドロキシル基含有不飽和カルボン酸系単量体としては、例えばアクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマル酸、マレイン酸等のエステル、アミド、無水物等の誘導体であり、特にアクリル酸、メタクリル酸等のエステル化合物が好ましい。
カルボキシル基含有単量体としては、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、テトラコン酸、桂皮酸等の不飽和カルボン酸類;又はフタル酸、琥珀酸、アジピン酸等の非重合性多価カルボン酸と、(メタ)アリルアルコール、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等の水酸基含有不飽和化合物とのモノエステルのような遊離カルボキシル基含有エステル類及びその塩等が挙げられる。これらの中で、不飽和カルボン酸類が特に好ましい。
エポキシ基含有単量体としては、(メタ)アリルグリシジルエーテル、グリシジル(メタ)アクリレート、3,4−オキシシクロヘキシル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
アルコキシシリル基含有単量体としては、例えば、(メタ)アクリロキシメチルトリメトキシシラン、(メタ)アクリロキシメチルメチルジメトキシシラン、(メタ)アクリロキシメチルジメチルメトキシシラン、(メタ)アクリロキシメチルトリエトキシシラン、(メタ)アクリロキシメチルメチルジエトキシシラン、(メタ)アクリロキシメチルジメチルエトキシシラン、(メタ)アクリロキシメチルトリプロポキシシラン、(メタ)アクリロキシメチルメチルジプロポキシシラン、(メタ)アクリロキシメチルジメチルプロポキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルジメチルメトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルトリエトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルジメチルエトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルトリプロポキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジプロポキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルジメチルプロポキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジフェノキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルジメチルフェノキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジベンジロキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルジメチルベンジロキシシラン、トリメトキシビニルシラン、トリエトキシビニルシラン、6−トリメトキシシリル−1,2−ヘキセン、p−トリメトキシシリルスチレン等を挙げることができる。
本発明に用いるスズ含有単量体としては、アリルトリ−n−ブチルスズ、アリルトリメチルスズ、アリルトリフェニルスズ、アリルトリ−n−オクチルスズ、(メタ)アクリルオキシ−n−ブチルスズ、(メタ)アクリルオキシトリメチルスズ、(メタ)アクリルオキシトリフェニルスズ、(メタ)アクリルオキシ−n−オクチルスズ、ビニルトリ−n−ブチルスズ、ビニルトリメチルスズ、ビニルトリフェニルスズ、ビニルトリ−n−オクチルスズ等を挙げることができる。
本発明に係る変性天然ゴムは、例えば天然ゴムラテックスに極性基含有単量体を添加し、さらにグラフト重合用の開始剤を加えた後、乳化重合を行い、次いで生成重合物を凝固、乾燥することにより得ることができる。
グラフト重合用の開始剤としては、特に限定はなく種々の開始剤、例えば乳化重合用の開始剤を用いることができ、その添加方法についても特に限定はない。一般に用いられる開始剤の例としては、過酸化ベンゾイル、過酸化水素、クメンヒドロパーオキサイド、tert−ブチルヒドロパーオキサイド、ジ−tert−ブチルパーオキサイド、2,2−アゾビスイソブチロニトリル、2,2−アゾビス(2−ジアミノプロパン)ヒドロクロライド、2,2−アゾビス(2−ジアミノプロパン)ジヒドロクロライド、2,2−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム等が挙げられる。なお、重合温度を低減させるためには、レドックス系の重合開始剤を用いるのが好ましい。かかるレドックス系重合開始剤に用いる過酸化物と組合せる還元剤としては、例えばテトラエチレンペンタミン、メルカプタン類、酸性亜硫酸ナトリウム、還元性金属イオン、アスコルビン酸等が挙げられる。特に、tert−ブチルヒドロパーオキサイドとテトラエチレンペンタミンとの組合せがレドックス系重合開始剤として好ましい。
本発明で行うグラフト重合は、前述の極性基含有単量体を天然ゴムラテックス中に添加し、所定の温度で撹拌しながら重合する一般的な乳化重合で良い。ここで、予め極性基含有単量体に水と乳化剤を加え、十分に乳化させたものを天然ゴムラテックス中に添加しても良いし、極性基含有単量体を直接天然ゴムラテックス中に添加し、必要に応じて単量体の添加前又は添加後に乳化剤を添加しても良い。
乳化剤としては、特に限定されず、ポリオキシエチレンラウリルエーテル等のようなノニオン系の界面活性剤が挙げられる。
ゴム組成物にカーボンブラックやシリカと配合した際の加工性を低下させることなく、本発明の効果を有効に発揮させることを考慮すると、天然ゴムの分子に対し万遍なく少量の極性基を導入することが重要であり、このために重合開始剤の添加量は極性基含有単量体100モルに対し1〜100モル%が好ましく、10〜100モル%がより好ましい。
本発明に係る変性天然ゴムは、上述した各成分を反応容器に仕込み、30〜80℃で10分〜7時間反応させてグラフト重合を行うことにより、変性天然ゴムラテックスを得、この変性天然ゴムラテックスを凝固し、洗浄後、真空乾燥機、エアドライヤー、ドラムドライヤー等の乾燥機を用いて乾燥することにより得ることができる。
本発明に係る変性天然ゴムにおいて、極性基含有単量体のグラフト量は天然ゴムラテックスのゴム分に対し0.01〜5.0重量%が好ましく、0.1〜3.0重量%がより好ましく、0.2〜1.0重量%が特に好ましい。極性基含有単量体のグラフト量が0.01重量%未満の場合、この変性天然ゴムを用いることによる本発明の効果を十分に得ることができず、5.0重量%を超えると、粘弾性、S−S特性(引張試験機における応力−歪曲線)等の天然ゴム本来の優れた特性が損なわれると共に、加工性が低下するおそれがある。
[スチレン−ブタジエンゴム]
次に本発明のタイヤ用トレッドゴム組成物に含まれるスチレン−ブタジエンゴムについて説明する。
本発明で用いるスチレン−ブタジエンゴムは、前述の換算結合スチレン量が35重量%以上である。
なお、本発明においては、スチレン−ブタジエンゴムは1種を単独で用いても良く、2種以上を混合して用いても良い。スチレン−ブタジエンゴムを2種以上混合して用いる場合、用いるスチレン−ブタジエンゴムの全体の換算結合スチレン量の平均値が35重量%以上となるようにする。
以下において、換算結合スチレン量が35重量%以上の本発明に係るスチレン−ブタジエンゴムを「特定スチレン−ブタジエンゴム」と称す場合がある。
[ゴム成分]
本発明に係るゴム組成物のゴム成分は、その100重量部中に前記変性天然ゴムを10〜90重量部、前記特定スチレン−ブタジエンゴムを90〜10重量部、特に変性天然ゴムを10〜40重量部、前記特定スチレン−ブタジエンゴムを60〜90重量部含むことが好ましい。この配合よりも変性天然ゴムの含有量多く、前記特定スチレン−ブタジエンゴムが少ないと、ウェット操縦安定性の改良効果を十分に得ることができず、変性天然ゴムが少なく、前記特定スチレン−ブタジエンゴムが多いと低燃費性、スノー操縦安定性の効果を十分に得ることができない。
本発明に係るゴム成分は、前記変性天然ゴム及び前記特定スチレン−ブタジエンゴムの他、更に、この変性天然ゴム及び前記特定スチレン−ブタジエンゴム以外の他のゴム成分を含有していても良い。この場合、他のゴム成分としては、通常の天然ゴム及びジエン系合成ゴムが挙げられる。ジエン系合成ゴムとしては、例えばスチレン−ブタジエン共重合体(SBR)、ポリブタジエン(BR)、ポリイソプレン(IR)、ブチルゴム(IIR)、エチレン−プロピレン共重合体等が挙げられる。これらの他のゴム成分は、1種を単独で用いても良く、2種以上を併用しても良い。
このように、前記変性天然ゴム及び前記特定スチレン−ブタジエンゴム以外のゴム成分を用いる場合、天然ゴム以外のゴム成分全体の換算結合スチレン量の平均値が35重量%以上、好ましくは35〜50重量%となるようにする。
[フィラー]
次に本発明のタイヤ用トレッドゴム組成物に配合されるフィラーについて説明する。
本発明のタイヤ用トレッドゴム組成物は、フィラーとして、カーボンブラック或いはカーボンブラック及びシリカを含有することが好ましい。また、水酸化アルミニウムを含有しても良い。
カーボンブラックとしては、市販のあらゆるものが使用でき、なかでもSAF,ISAF,HAF,FEF,GPFグレードのカーボンブラック、特にHAF,ISAF,SAFグレードのカーボンブラックを用いるのが好ましい。カーボンブラックは、特にDBP吸収量が110×10−5/kg以上で、窒素吸着比表面積が140×10/kg以上のものが好ましい。
シリカとしては、市販のあらゆるものが使用でき、なかでも湿式シリカ、乾式シリカ、コロイダルシリカを用いるのが好ましい。シリカのBET比表面積としては150m/g以上のものが好ましく、より好ましくは170m/g以上、特に好ましくは190m/g以上である。このようなシリカとしては東ソーシリカ社製「ニプシルAQ」、「ニプシルKQ」などの市販品を用いることができる。シリカを用いる場合は、ゴム組成物は、シランカップリング剤を含むことが好ましい。シランカップリング剤の配合量は、ゴム組成物中のシリカの重量に対して1〜20重量%、特に5〜15重量%であることが好ましい。
シリカは特に、表面処理された表面改質シリカを用いるのが好ましい。
カーボンブラックについても、シリカについてもいずれも1種を単独で用いても良く、2種以上を併用しても良い。
[その他の成分]
本発明のタイヤ用トレッドゴム組成物には、上述のゴム成分、カーボンブラック、シリカ、シランカップリング剤の他、加硫剤、加硫促進剤、老化防止剤、軟化剤、酸化亜鉛、ステアリン酸等のゴム業界で通常使用される配合剤を、本発明の目的を害しない範囲内で適宜選択し配合することができる。これら配合剤は、市販品を好適に使用することができる。なお、上記ゴム組成物は、ゴム成分に、カーボンブラック及びシリカ等と共に、必要に応じて適宜選択した各種配合剤を配合して、混練り、熱入れ、押出等することにより製造することができる。
[空気入りタイヤ]
本発明の空気入りタイヤは、上述の本発明のタイヤ用トレッドゴム組成物をトレッドゴムに用いたことを特徴とする。ここで、トレッドが所謂キャップ/ベース構造の場合、キャップゴム及びベースゴムのいずれに上記ゴム組成物を用いてもよい。
本発明の空気入りタイヤは、トレッドゴムが本発明のタイヤ用トレッドゴム組成物で構成されること以外は従来の空気入りタイヤと同様の構成とすることができ、その製造方法にも特に制限はなく常法に従って製造される。
このような本発明の空気入りタイヤは、バス、トラック、飛行機といった重荷重用空気入りタイヤから、乗用車、モータースポーツ(MS)等のレース用車空気入りタイヤ等、各種の空気入りタイヤに有効に適用される。
以下に製造例、実施例及び比較例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。
製造例1:変性天然ゴムの製造方法
(1)天然ゴムラテックスの変性反応工程
フィールドラテックスをラテックスセパレーター(斎藤遠心工業製)を用いて回転数7500rpmで遠心分離して乾燥ゴム濃度60%の濃縮ラテックスを得た。この濃縮ラテックス1000gを、撹拌機、温調ジャケットを備えたステンレス製反応容器に投入し、予め10mlの水と90mgの乳化剤(エマルゲン1108,花王株式会社製)を4−ビニルピリジン3.0gに加えて乳化したものを990mlの水とともに添加し、これらを窒素置換しながら30分間撹拌した。次いで、重合開始剤としてtert−ブチルヒドロパーオキサイド1.2gとテトラエチレンペンタミン1.2gとを添加し、40℃で30分間反応させることにより、変性天然ゴムラテックスを得た。
(2)凝固、乾燥工程
次いで、ギ酸を添加してpHを4.7に調整することにより、変性天然ゴムラテックスを凝固させた。このようにして得た固形物をクレーパーで5回処理し、シュレッダーに通してクラム化し、熱風式乾燥機により110℃で210分間乾燥して変性天然ゴムAを得た。このようにして得た変性天然ゴムAの重量から極性基含有単量体としての4−ビニルピリジンの転化率は100%であることが確認された。また、該変性天然ゴムを石油エーテルで抽出し、さらにアセトンとメタノールの2:1混合溶媒で抽出することによりホモポリマーの分離を行ったところ、抽出物の分析からホモポリマーは検出されず、添加した単量体の100%が天然ゴム分子に導入されていることを確認した。
実施例1〜5、比較例1〜7
表2に示す配合のゴム組成物について、下記の評価を行い、結果を表2に示した。
なお、表2において用いた各材料は次の通りである。
また、評価結果はいずれも比較例1の場合を100として相対値で示した。
[使用材料]
天然ゴム:RSS♯3
変性天然ゴム:製造例1で製造した4−ビニルピリジン0.5%変性天然ゴム
スチレン−ブタジエンゴムとしては下記表1に示すものを用いた。
Figure 2006152215
カーボンブラック:N234昭和キャボット社製「ショウブラックN234」
シリカ:東ソーシリカ社製「ニプシルAQ」
加硫促進剤A:大内新興化学社製「ノクセラーCZ」N−シクロヘキシルベンゾチアジ
ルスルフェンアミド
加硫促進剤B:大内新興化学社製「ノクセラーDP」(1,3−ジフェニルグアニジン

シランカップリング剤:デグッサ社製「Si96」(ビス−(3−トリエトキ
シシリルプロピル)テトラスルフィド)
[評価]
(1)低燃費性
低燃費性は、外径1708mmのドラム上に内圧196kPaに調整した供試タイヤを設置し、JATMAで定める最大負荷能力を負荷させた後、80km/hで30分間予備走行させて空気圧を再調整し、200km/hの速度までドラム回転速度を上昇させた後、ドラムを惰行させ、185km/hから20km/hまでドラム回転速度が低下するまでの慣性モーメントから次式で算出したものである。即ち、タイヤの転がり抵抗=ds/dt(ID/RD+It/Rt)−ドラム単体の抵抗。なお、式中IDはドラムの慣性モーメント、Itはタイヤの慣性モーメント、RDはドラム半径、Rtはタイヤ半径である。そして、上式にて求めた50km/hのときの転がり抵抗を代表値として求め、比較例1のタイヤを100として指数表示したものである。ここで、転がり抵抗の値が小さい方が指数として大きくなるようにしたので、指数は大きい値であるほど低燃費性が良好であることを示している。なお、環境は24±2℃にコントロールされた室内で測定している。
(2)ウェット操縦安定性及びスノー操縦安定性
195/60R15のタイヤを通常の製法で作成し、ウェット路、スノー路にて実車テストし、ドライバーのフィーリングを比較例1の場合を100として評価した。この値は大きい程良好である。
Figure 2006152215
表2より、本発明によれば、耐破壊性に優れ、低燃費性でウェット操縦安定性及びスノー操縦安定性に優れる空気入りタイヤが提供されることが分かる。

Claims (5)

  1. 天然ゴムラテックスに極性基含有単量体をグラフト重合し、凝固、乾燥してなる変性天然ゴムとスチレン−ブタジエンゴムとを含むタイヤ用トレッドゴム組成物であって、
    該スチレン−ブタジエンゴムは、その結合スチレン量(重量%)をA、結合ビニル量(重量%)をBとしたとき、A+0.5B≧35を満足するスチレン−ブタジエンゴムであることを特徴とするタイヤ用トレッドゴム組成物。
  2. 請求項1において、前記極性基が、アミノ基、イミノ基、ニトリル基、アンモニウム基、イミド基、アミド基、ヒドラゾ基、アゾ基、ジアゾ基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、カルボニル基、エポキシ基、オキシカルボニル基、スルフィド基、ジスルフィド基、スルホニル基、スルフィニル基、チオカルボニル基、含窒素複素環基、含酸素複素環基、アルコキシシリル基及びスズ含有基から選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とするタイヤ用トレッドゴム組成物。
  3. 請求項1又は2において、前記極性基含有単量体のグラフト量が天然ゴムラテックスのゴム分に対し0.01〜5.0重量%であることを特徴とするタイヤ用トレッドゴム組成物。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、ゴム成分100重量部中の前記スチレン−ブタジエンゴムの割合が10〜90重量部であることを特徴とするタイヤ用トレッドゴム組成物。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のタイヤ用トレッドゴム組成物をトレッドゴムに使用したことを特徴とする空気入りタイヤ。
JP2004348786A 2004-12-01 2004-12-01 タイヤ用トレッドゴム組成物及び空気入りタイヤ Expired - Fee Related JP4784081B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004348786A JP4784081B2 (ja) 2004-12-01 2004-12-01 タイヤ用トレッドゴム組成物及び空気入りタイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004348786A JP4784081B2 (ja) 2004-12-01 2004-12-01 タイヤ用トレッドゴム組成物及び空気入りタイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006152215A true JP2006152215A (ja) 2006-06-15
JP4784081B2 JP4784081B2 (ja) 2011-09-28

Family

ID=36630880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004348786A Expired - Fee Related JP4784081B2 (ja) 2004-12-01 2004-12-01 タイヤ用トレッドゴム組成物及び空気入りタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4784081B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008047582A1 (fr) * 2006-09-29 2008-04-24 Bridgestone Corporation Composition de caoutchouc pour du caoutchouc pour flanc de pneumatique et pneumatique à carcasse radiale pour chargement lourd utilisant celle-ci
JP2008169317A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JP2009161648A (ja) * 2008-01-04 2009-07-23 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いたタイヤ
EP2202268A1 (en) * 2007-10-16 2010-06-30 Bridgestone Corporation Rubber composition and pneumatic radial tire for high load employing the same
CN103936928A (zh) * 2014-05-03 2014-07-23 北京化工大学 一种具有高抗湿滑性能的改性丁苯橡胶的制备方法
CN108472987A (zh) * 2015-10-30 2018-08-31 米其林集团总公司 利用过氧化物固化的二氧化硅胎面

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106554470B (zh) * 2015-09-30 2018-12-25 中国石油化工股份有限公司 一种制备用于改性乳化沥青或改性沥青的聚合sbs胶乳的方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0243233A (ja) * 1988-07-02 1990-02-13 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入リタイヤ
JPH05112674A (ja) * 1991-10-23 1993-05-07 Sumitomo Chem Co Ltd 優れた転動抵抗を有するゴム組成物
JPH05287121A (ja) * 1992-04-08 1993-11-02 Sumitomo Rubber Ind Ltd 改質された天然ゴムラテックス
JPH06329702A (ja) * 1993-05-24 1994-11-29 Kao Corp 改質天然ゴムおよびその製造方法
JPH0790122A (ja) * 1993-09-20 1995-04-04 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤトレッド用ゴム組成物
JPH07188462A (ja) * 1993-12-27 1995-07-25 Bridgestone Corp タイヤトレッド用ゴム組成物
JPH09151275A (ja) * 1995-11-28 1997-06-10 Nippon Zeon Co Ltd ジエン系ゴム組成物
JP2001288228A (ja) * 2000-04-03 2001-10-16 Techno Polymer Co Ltd 生分解性ポリマー改質剤及びその組成物
JP2004359717A (ja) * 2003-06-02 2004-12-24 Bridgestone Corp 変性天然ゴムおよびその製造方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0243233A (ja) * 1988-07-02 1990-02-13 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入リタイヤ
JPH05112674A (ja) * 1991-10-23 1993-05-07 Sumitomo Chem Co Ltd 優れた転動抵抗を有するゴム組成物
JPH05287121A (ja) * 1992-04-08 1993-11-02 Sumitomo Rubber Ind Ltd 改質された天然ゴムラテックス
JPH06329702A (ja) * 1993-05-24 1994-11-29 Kao Corp 改質天然ゴムおよびその製造方法
JPH0790122A (ja) * 1993-09-20 1995-04-04 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤトレッド用ゴム組成物
JPH07188462A (ja) * 1993-12-27 1995-07-25 Bridgestone Corp タイヤトレッド用ゴム組成物
JPH09151275A (ja) * 1995-11-28 1997-06-10 Nippon Zeon Co Ltd ジエン系ゴム組成物
JP2001288228A (ja) * 2000-04-03 2001-10-16 Techno Polymer Co Ltd 生分解性ポリマー改質剤及びその組成物
JP2004359717A (ja) * 2003-06-02 2004-12-24 Bridgestone Corp 変性天然ゴムおよびその製造方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008047582A1 (fr) * 2006-09-29 2008-04-24 Bridgestone Corporation Composition de caoutchouc pour du caoutchouc pour flanc de pneumatique et pneumatique à carcasse radiale pour chargement lourd utilisant celle-ci
JP2008169317A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
EP2202268A1 (en) * 2007-10-16 2010-06-30 Bridgestone Corporation Rubber composition and pneumatic radial tire for high load employing the same
EP2202268A4 (en) * 2007-10-16 2011-02-23 Bridgestone Corp RUBBER COMPOSITION AND RADIAL TIRE FOR HEAVY LOADS USING THE SAME
JP2009161648A (ja) * 2008-01-04 2009-07-23 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いたタイヤ
CN103936928A (zh) * 2014-05-03 2014-07-23 北京化工大学 一种具有高抗湿滑性能的改性丁苯橡胶的制备方法
CN108472987A (zh) * 2015-10-30 2018-08-31 米其林集团总公司 利用过氧化物固化的二氧化硅胎面

Also Published As

Publication number Publication date
JP4784081B2 (ja) 2011-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7741399B2 (en) Rubber composition and tire using the same
JP4770422B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4881534B2 (ja) ジエン系ゴム・無機化合物複合体およびその製造方法並びにゴム組成物
JP5410010B2 (ja) ゴム組成物及びそれを用いた重荷重用空気入りタイヤ
JP2002241507A (ja) ジエン系ゴム・無機化合物複合体及びその製造方法並びにそれを含有するゴム組成物
EP1818186A1 (en) Pneumatic tire
JPWO2008047582A1 (ja) サイドゴム用ゴム組成物及びそれを用いた重荷重用空気入りラジアルタイヤ
JP2008038119A (ja) 重荷重用空気入りタイヤ
JP2009007455A (ja) 重荷重用空気入りタイヤ
JP4784081B2 (ja) タイヤ用トレッドゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2006152214A (ja) タイヤ用トレッドゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP4617853B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2008044992A (ja) ゴム組成物及びそれを用いたタイヤ
JP4944451B2 (ja) 重荷重用空気入りタイヤ
JP4810084B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2006151259A (ja) 空気入りタイヤ
JP4617852B2 (ja) 空気入りタイヤ
WO2010143633A1 (ja) ゴム組成物及びそれを用いたタイヤ
JP4815792B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2008184572A (ja) 変性水添天然ゴムの製造方法、変性水添天然ゴム、ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ
JP5002161B2 (ja) 変性天然ゴム及びその製造方法、並びにそれを用いたゴム組成物及びタイヤ
JP5002162B2 (ja) 変性天然ゴム、並びにそれを用いたゴム組成物及びタイヤ
JP4665493B2 (ja) ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP4776215B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2011213913A (ja) ゴム組成物及びそれを用いたタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070918

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100518

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100712

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110614

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110627

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140722

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees