JP2006151638A - エレベータの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 かごの戸に設置されたドアセンサが戸開中にON故障するような故障モードでも確実にセンサON故障を検出できるエレベータの制御装置を得る。
【解決手段】 かごの戸10に乗客等を検出するドアセンサ4を設置し、このドアセンサの検出動作に応じてかごの戸を開閉制御するものにおいて、かごの戸が全開状態となる前後に一定時間のセンサ動作の検出区間を設け、この検出区間における前記ドアセンサの動作状態が常に動作中であることを記憶し、エレベータが走行を開始した時点で前記ドアセンサの動作記憶が存在していることを所定回数連続して検出した場合、センサON故障として検出するセンサ故障検出回路1を備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、かごの戸に設置されたドアセンサが戸開中にON故障したことを検出できるようにしたエレベータの制御装置に関するものである。
一般に、かごの戸に設置されるドアセンサは、かごの戸の開閉動作によってセンサ自体も動作するため、センサの投光側と受光側の距離が常に変化する環境にある。そのため、投光素子の経年変化による光量の減少やセンサレンズの汚れ等によりセンサ間の距離が離れた場合にセンサON故障が発生するという、故障モードが存在していた。また、ドアセンサがかごの戸に設置されていることにより、外部からの振動や衝撃等の影響を受け易く、間欠的なセンサ故障を発生することも多かった。
従来、かごに乗降する乗客を検出するドアセンサのセンサON故障検出は、人や物による正常動作であるのか、センサON故障による誤検出であるのか判断が困難であるため、戸全閉時にセンサの動作状態を確認することにより判断する方法が実施されている(例えば、特許文献1参照)。また、その他にも、エレベータ走行時にセンサからの信号によりセンサの異常を検出する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
実開昭56−43872号公報 特開平10−279219号公報
従来によるドアセンサのセンサON故障検出方法は、かごの戸が全閉状態のため確実にセンサON故障を判断することが可能である。しかしながら、センサ間の距離が離れた場合のみ発生するセンサON故障モードや、振動・衝撃等の影響による間欠的なセンサON故障に対しては異常検出することができないという問題点があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、かごの戸に設置されたドアセンサが戸開中にON故障するような故障モードでも確実にセンサON故障を検出できるエレベータの制御装置を提供することを目的としている。
この発明に係るエレベータの制御装置は、かごの戸に乗客等を検出するドアセンサを設置し、このドアセンサの検出動作に応じてかごの戸を開閉制御するものにおいて、かごの戸が全開状態となる前後に一定時間のセンサ動作の検出区間を設け、この検出区間における前記ドアセンサの動作状態が常に動作中であることを記憶し、エレベータが走行を開始した時点で前記ドアセンサの動作記憶が存在していることを所定回数連続して検出した場合、センサON故障として検出するセンサ故障検出回路を備えたものである。
この発明は、ドアセンサの投光素子の不良により発生する戸開時のみの故障を検出することができる。また、振動・衝撃等の影響による間欠的な故障においても有効に検出することができる。また、所定回数連続してセンサの動作記憶が存在していた場合にセンサON故障として検出することで故障判定の精度を高くすることができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置の全体構成を示すブロック構成図、図2はこの発明の実施の形態1におけるかごの戸のドアセンサの設置例を示す正面図、図3はセンサON故障のシーケンス例を示すタイミングチャート、図4は戸全開前後に設定する検出区間の設定例を示すタイミングチャート、図5はセンサON故障検出回路の動作フローを説明するためのフローチャート、図6はセンサON故障検出時のエレベータの動作フローを説明するためのフローチャートである。
図1、図2において、1はエレベータ制御盤(図示せず)で演算を実施するセンサ故障検出回路である。2はかごの戸10の位置情報を検出するかご戸位置検出装置、3はかご戸位置検出装置2からの位置情報により検出区間を設定する検出区間設定手段、4はかごの戸10に設置されたドアセンサ、5はドアセンサ4及び検出区間設定手段3からの情報により検出区間でのセンサ動作状態を検出するセンサ動作検出手段、6はエレベータが走行を開始した時点でのセンサ動作検出手段5からの情報を判断し、所定回数連続でセンサ動作を検出している場合はセンサON故障検出と判定するON故障判定手段、7はセンサON故障検出となった場合に戸閉動作速度を低速とする指令及び戸閉動作中にアナウンス鳴動指令を出力する動作制御装置、8はかごの戸10を開閉動作させるドア駆動装置、9はアナウンスを鳴動させるアナウンス装置、10はエレベータのかごの戸、11はドアセンサ4から出力される光線である。
図3は、センサレンズ(図示せず)の汚れや光電素子の故障により発生するセンサON故障モードのシーケンス例を示すものである。かごの戸10が戸開動作を実施すると、戸全閉情報12がHIGH側からLOW側となり、戸全閉検出ではなくなる(戸開動作中)。更にかごの戸10が動作すると、戸全開情報13がHIGH側からLOW側となり、戸全開検出となる。この時、ドアセンサ4に異常が存在する場合は、誤検出が発生し、センサ動作14がLOW側からHIGH側となり、強制戸閉動作になるまで戸開動作を継続(不干渉時間)する状態となる。
次に、かごの戸10が戸閉動作を実施すると、戸全開情報13がLOW側からHIGH側となり、戸全開検出ではなくなる(戸閉動作中)。更にかごの戸10が動作すると、戸全閉情報12がLOW側からHIGH側となり、戸全閉検出となる。この時、ドアセンサ4に異常が存在していても、センサ動作14がHIGH側からLOW側となり、恰もドアセンサ4は正常である状態に認識されてしまう。
図4は、この発明の実施の形態1で説明するセンサ動作の検出区間及びセンサ動作の状態を確認するタイミングを示す。センサ動作の検出区間は、戸開動作中の全開検出直後の区間A(以下、検出区間Aという)、戸閉動作中の非全開検出直後の区間(以下、検出区間Bという)と設定する。センサ動作の状態を確認するタイミングは、エレベータが走行を開始した時点とし、これを異常検出ポイントとする。
次に、図5によりこの発明の実施の形態1におけるセンサON故障検出回路の動作フローを説明する。
先ず、ステップS1で検出区間設定手段3はかご戸位置検出装置2の位置情報によって検出区間A及び検出区間Bの設定を実施する。ステップS2でON故障判定手段6が異常検出ポイントかどうか判断し、異常検出ポイントでない場合は、ステップS3でセンサ動作検出手段5は検出区間設定手段3で設定した情報によりドアセンサ4の動作を確認するか判断し、検出区間でない場合は処理を抜ける。ステップS3で検出区間である場合は、ステップS4でセンサ動作検出手段5は検出区間中にドアセンサ4の情報が常にセンサ動作状態であるかどうか判断し、常にセンサ動作状態である場合は、ステップS5でセンサ動作記憶を行い、処理を抜ける。ステップS4で検出区間中にドアセンサ4が常に動作していない場合(ドアセンサ正常の場合)は、ステップS6でセンサ動作記憶を解除して処理を抜ける。
ステップS2で異常検出ポイントである場合は、ステップS7でON故障判定手段6はステップS5で記憶したセンサ動作記憶が存在するかどうか判断し、センサ動作記憶がない無い場合は、ステップS8でセンサ動作記憶を解除し、異常検出していたカウンター値を初期値に戻し、センサON故障を解消する。ステップS7でセンサ動作記憶が存在する場合は、ON故障判定手段6は異常カウンターが所定値以上の回数であったか確認する。ステップS9で異常カウンターが所定値未満である場合は、異常カウンターをインクリメントする(ステップS10)。ステップS11でセンサ動作検出手段5はセンサ動作記憶を解除して次回の検出タイミングに備え、処理を抜ける。ステップS9で異常カウンターが所定値以上となった場合は、ステップS12でON故障判定手段6はセンサON故障と判断し、ステップS11でセンサ動作検出手段5はセンサ動作記憶を解除して次回の検出タイミングに備え、処理を抜ける。
次に、図6によりこの発明の実施の形態1におけるセンサON故障検出時のエレベータの動作フローを説明する。
先ず、ステップS13で動作制御装置7はON故障判定手段6がON故障を検出しているかどうか判断する。ステップS13でセンサON故障が検出されていない場合は、ステップS14で動作制御装置7はドア駆動装置8に対して通常の戸開閉動作を指令する。ステップS13でセンサON故障が検出されている場合は、ステップS15で動作制御装置7はドアセンサ4からの情報により戸開動作を実施する機能を無効とする。次にステップS16で動作制御装置7は戸閉動作中かどうか判断し、戸閉動作以外の場合は処理を抜ける。ステップS16で戸閉動作中である場合は、ステップS17で動作制御装置7はアナウンス装置9に対して「ドアが閉ります」といった乗客に注意を促すアナウンスを鳴動するように指令を出力し、ステップS18で動作制御装置7はドア駆動装置8に対して戸閉動作の速度を低速にするように指令を出力する。
以上述べたように、この発明によれば、かごの戸に設置されたドアセンサが戸開中にON故障するような故障モードでも確実にセンサON故障を検出することが可能となり、センサON故障が発生した場合には安全に戸閉動作を実施することが可能となる。また、センサON故障の判定に基づいて、センサ動作による戸開動作を無効とすることで、故障による誤検出で発生する無駄な戸開時間を削減し運転効率を向上することができる。また、戸閉動作時のかごの戸の速度を低速に切り換えるとともに、戸閉する旨のアナウンスを鳴動することによって乗客がドアに挟まれる事故を低減することができる。
この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置の全体構成を示すブロック構成図である。 この発明の実施の形態1におけるかごの戸のドアセンサの設置例を示す正面図である。 センサON故障のシーケンス例を示すタイミングチャートである。 戸全開前後に設定する検出区間の設定例を示すタイミングチャートである。 センサON故障検出回路の動作フローを説明するためのフローチャートである。 センサON故障検出時のエレベータの動作フローを説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 センサ故障検出回路
2 かご戸位置検出装置
3 検出区間設定手段
4 ドアセンサ
5 センサ動作検出手段
6 ON故障判定手段
7 動作制御装置
8 ドア駆動装置
9 アナウンス装置
10 かごの戸
11 光線
12 全戸閉情報
13 全戸開情報
14 センサ動作

Claims (4)

  1. かごの戸に乗客等を検出するドアセンサを設置し、このドアセンサの検出動作に応じてかごの戸を開閉制御するエレベータの制御装置において、
    前記かごの戸が全開状態となる前後に一定時間のセンサ動作の検出区間を設け、この検出区間における前記ドアセンサの動作状態が常に動作中であることを記憶し、エレベータが走行を開始した時点で前記ドアセンサの動作記憶が存在していることを所定回数連続して検出した場合、センサON故障として検出するセンサ故障検出回路を備えたことを特徴とするエレベータの制御装置。
  2. センサ故障検出回路は、センサON故障を検出した場合、センサ動作による戸開動作を無効とし、戸閉動作時の戸閉速度を低速にすることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの制御装置。
  3. センサ故障検出回路は、センサON故障を検出した場合、センサ動作による戸開動作を無効とし、戸閉動作時の戸閉速度を低速にするとともに、戸閉動作する際には戸閉する旨のアナウンスを行うことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの制御装置。
  4. センサ動作の検出区間は、戸開動作中の全開検出直後と、戸閉動作中の非全開検出直後に設定することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のエレベータの制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010095328A (ja) * 2008-10-15 2010-04-30 Mitsubishi Electric Corp エレベータ用センサ電力制御システム及びエレベータ装置
JP2011026013A (ja) * 2009-07-21 2011-02-10 Hitachi Ltd エレベータのドア制御装置
JP2012533489A (ja) * 2009-07-17 2012-12-27 オーチス エレベータ カンパニー 本発明のドア障害物装置の分野における状態確認
CN105984791A (zh) * 2015-03-06 2016-10-05 上海三菱电梯有限公司 电梯非接触式出入口保护装置的故障检测方法

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