JP2006151540A - エレベータの行先呼び登録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 乗客を識別する個人認識装置1と、アナウンスを行うアナウンス装置7と、あらかじめ乗客毎に行く可能性のある行先階を記憶させておく行先階記憶手段11と、行先階を登録する行先階登録手段12と、乗場に設置された行先釦3が操作され、この行先釦3を操作した乗客が個人認識装置1によりあらかじめ登録した乗客であることが識別されると、その操作対象の行先階と行先階記憶手段11に記憶されている行先階とを照合し、一致していればその行先階の呼びを行先階登録手段12に登録し、一致していなければその行先階の呼びを登録せずに、アナウンス装置7によりアナウンスさせる制御手段10とを備える。
【選択図】 図2
Description
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータの行先呼び登録装置を示す全体構成図である。
図1において、乗場に設けられ、指紋検出器や個人が携帯する非接触カードなど(図示せず)から発せられる信号を受信して、個人認識を行い個人情報(例えばID番号等)を出力する乗場個人認識装置1と、かご内に設けられ、指紋検出器や個人が携帯する非接触カードなど(図示せず)から発せられる信号を受信して、個人認識を行い個人情報(例えばID番号等)を出力するかご内個人認識装置2と、乗場に設けられ、乗場呼びを登録する乗場行先釦3と、かご内に設けられ、行先呼びを登録するかご内行先釦4と、乗場行先釦3に組込まれ、乗場行先呼びが登録されると点灯して乗場の乗客に知らせる乗場行先釦灯5と、かご内行先釦4に組込まれ、かご内行先呼びが登録されると点灯してかご内の乗客に知らせるかご内行先釦灯6と、乗場に設けられた乗場アナウンス装置7と、かご内に設けられたかご内アナウンス装置8と、入力信号を処理して出力するマイクロコンピュータ9とが設けられる。
入力信号を処理判別して対応する制御信号を出力する制御手段10と、この制御手段10に接続され、あらかじめ乗客毎に行く可能性のある行先階を記憶させておく行先階記憶手段11と、制御手段10に接続され、乗場行先釦3が操作されるとその階床の乗場行先呼びを登録し、また、かご内行先釦4が操作されるとそのかごのかご行先呼びを登録する行先呼び登録手段12と、制御手段10に接続され、制御手段10からの制御信号に基づいて行先呼びが登録された階の乗場にかごをサービスするエレベータ運転制御手段13と、このエレベータ運転制御手段13と制御手段10に接続され、かごが登録した階床に到着したことを検出して制御手段10に知らせるかご到着検出手段14とが設けられ、制御手段10の入力側に乗場個人認識装置1、かご内個人認識装置2、乗場行先釦3およびかご内行先釦4が電気的に接続され、その出力側に乗場行先釦灯5、かご内行先釦灯6、乗場アナウンス装置7およびかご内アナウンス装置8が電気的に接続される。なお、制御手段10〜かご到着検出手段14は、機能上実質的に図1のマイクロコンピュータ9を構成するものである。
まず、乗場の乗客により乗場行先釦3が操作されたか否かを判別し(ステップS1)、操作されなければそのまま終了するが、今、例えば1階の乗場行先釦3の10階が操作されたとすると、ステップS2に進んで、乗場個人認識装置1があらかじめ登録した乗客(例えば高齢者)を識別したか否かを判別し、乗場個人認識装置1があらかじめ登録した乗客であることを識別すると、乗場行先釦3で操作された階があらかじめ行先階記憶手段11に記憶してある階(例えば5階、10階)と一致したか否かを判別し(ステップS7)、記憶してある階と一致すると、ステップS3に進み、乗場行先釦3により乗場行先呼びを行先呼び登録手段12に登録し、このことを乗場行先釦灯5を点灯して乗場の乗客に知らせると共に、登録した階を乗場アナウンス装置7によりアナウンスする。つまり、この場合、10階の乗場行先呼びを行先呼び登録手段12に登録し、このことを乗場行先釦灯5を点灯して乗場の乗客に知らせると共に、『10階が登録されました』と乗場アナウンス装置7からアナウンスする。
図4は、この発明の実施の形態2によるエレベータの行先呼び登録装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態では、図2の制御手段10の代わりに制御手段10Aを用いる。その他の構成は、図2の場合と同様であるので、その説明を省略する。
まず、乗場の乗客により乗場行先釦3が操作されたか否かを判別し(ステップS11)、操作されなければそのまま終了するが、今、例えば1階の乗場行先釦3の10階が操作されたとすると、ステップS12に進んで、乗場個人認識装置1があらかじめ登録した乗客(例えば高齢者)を識別したか否かを判別し、乗場個人認識装置1があらかじめ登録した乗客であることを識別すると、乗場行先釦3で操作された階があらかじめ行先階記憶手段11に記憶してある階(例えば5階、10階)と一致したか否かを判別し(ステップS17)、記憶してある階と一致すると、ステップS13に進み、乗場行先釦3により乗場行先呼びを行先呼び登録手段12に登録し、このことを乗場行先釦灯5を点灯して乗場の乗客に知らせると共に、登録した階を乗場アナウンス装置7によりアナウンスする。つまり、この場合、10階の乗場行先呼びを行先呼び登録手段12に登録し、このことを乗場行先釦灯5を点灯して乗場の乗客に知らせると共に、『10階が登録されました』と乗場アナウンス装置7からアナウンスする。
Claims (5)
- 乗場に設置され、乗客を識別する個人認識装置と、
乗場に設置され、アナウンスを行うアナウンス装置と、
あらかじめ上記乗客毎に行く可能性のある行先階を記憶させておく行先階記憶手段と、
上記行先階を登録する行先階登録手段と、
乗場に設置された行先釦が操作され、該行先釦を操作した乗客が上記個人認識装置によりあらかじめ登録した乗客であることが識別されると、その操作対象の行先階と上記行先階記憶手段に記憶されている行先階とを照合し、一致していればその行先階の呼びを上記行先階登録手段に登録し、一致していなければその行先階の呼びを登録せずに、上記アナウンス装置によりアナウンスさせる制御手段と
を備えたことを特徴とするエレベータの行先呼び登録装置。 - 上記制御手段は、再度同じ行先釦が操作された時、行先階の呼びを上記行先階登録手段に登録させることを特徴とする請求項1記載のエレベータの行先呼び登録装置。
- 乗場に設置され、乗客を識別する個人認識装置と、
乗場に設置され、アナウンスを行うアナウンス装置と、
あらかじめ上記乗客毎に行く可能性のある行先階を記憶させておく行先階記憶手段と、
上記行先階を登録する行先階登録手段と、
乗場に設置された行先釦が操作され、該行先釦を操作した乗客が上記個人認識装置によりあらかじめ登録した乗客であることが識別されると、その操作対象の行先階と上記行先階記憶手段に記憶されている行先階とを照合し、一致していればその行先階の呼びを上記行先階登録手段に登録し、一致していなければその行先階の呼びを上記行先階登録手段に登録すると共に、上記アナウンス装置によりアナウンスさせる制御手段と
を備えたことを特徴とするエレベータの行先呼び登録装置。 - 上記行先階憶手段に記憶される行先階を、上記乗客が過去に所定回数または所定以上の確率で行った階とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のエレベータの行先呼び登録装置。
- 上記個人認識装置、上記アナウンス装置および上記行先釦が、いずれもかご内にも設置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のエレベータの行先呼び登録装置。
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