JP2006150665A - インクジェット記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】速乾性、滲みに優れ、インクとしての保存性に優れるインクジェット記録方法を提供すること。
【解決手段】重合性化合物と光重合開始剤を含有する溶液(溶液1)と重合抑制剤を含有する溶液(溶液2)のいずれか一方に色材を含有させてインクとし、記録媒体上に溶液1を付着させた後溶液2を付着させ、紫外線照射することによってインクを記録媒体表面に固着させるインクジェット記録方法。光重合開始剤と重合抑制剤とを混合して一つの溶液にすることなく、光重合開始剤は溶液1に、重合抑制剤は溶液2に分けて含有することにより両者をそれぞれ印字して接触させた場合に効率よく硬化反応を行うことができ、またインク組成物の貯蔵安定性を向上させることができる。
【選択図】なし

Description

本発明は、記録媒体に重合性樹脂を用いて良好な印字を行うことができるインクジェット記録方法に関する。
インクジェット記録方法は高解像度、高品位な画像を高速で印刷できるという特徴を有する。インクジェット記録方法に使用されるインク組成物は水性溶媒を主成分とし、これに着色成分及び目詰まりを防止する目的でグリセリン等の湿潤剤を含有したものが一般的である。
一方、水性インク組成物が浸透し難い紙、布類、または浸透しない金属、プラスチック等の素材、例えば、フェノール、メラミン、塩化ビニル、アクリル、ポリカーボネートなどの樹脂から製造される板、フィルムなどの記録媒体に印字する場合、インク組成物や反応液には色剤が安定して記録媒体に固着できることが要求される。
このような要求に対し、従来、紫外線付与により高分子化する成分を含んでなるインク組成物が開示されている。また色剤、紫外線硬化剤、重合開始剤等を含んでなる紫外線硬化インクジェットインクが開示されている。これらのインク組成物及びインクジェット記録方法によれば、記録媒体へのインクの滲みを防止し、画質を向上させることができるとされている。
また色剤である染料の分離防止、耐擦性を高めて印字信頼性の向上や、印字後の滲み防止やインクの乾燥性を高める目的で、色剤を含んでなるインク組成物と重合開始剤を含んでなる反応液との二液を用いて、記録媒体に印字を行うインクジェット記録方法が開示されている(例えば、特許文献1〜3参照。)。
このような二液を用いたインクジェット記録方法は、インク組成物と重合開始剤を含んでなる反応液とを記録媒体上で接触させて紫外線を照射すると反応液中の重合開始剤がラジカル等を生成し、オリゴマー、モノマーが重合を開始して、インク組成物中の色剤を記録媒体上に固着させる。この固着により色濃度が高く、滲みやムラの少ない印字が実現できると考えられる。更にインク組成物と反応液とを分けることで、インク組成物及び反応液の保存安定性が向上する。
しかしながら、これら方法でも十分な性能を得るには到っていないのが現状である。最近は特に高速、大サイズ化、高画質化など要求品質が高まり、速乾性、滲み低減が望まれている。また被記録体も専用紙や専用フィルムだけでなく、様々な被記録材料に記録したいという要望も高まっている。
特開平5−186725号公報 特開2000−119574号公報 特開2003−12971号公報
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、その目的は速乾性、滲みに優れ、インクとしての保存性に優れるインクジェット記録方法を提供することにある。
本発明の上記課題は、以下の構成により達成される。
(請求項1)
記録媒体に重合性化合物と光重合開始剤を含有する溶液(溶液1)と重合抑制剤を含有する溶液(溶液2)とを付着させて印字を行うことを特徴とするインクジェット記録方法。
(請求項2)
前記溶液1を記録媒体に付着させた後に、溶液2を記録媒体に付着した溶液1の上に付着させることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録方法。
(請求項3)
前記重合性化合物がカチオン重合性化合物であることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録方法。
(請求項4)
前記光重合開始剤が光カチオン重合開始剤であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
(請求項5)
前記重合抑制剤が水、アルコールのいずれかであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
(請求項6)
前記重合抑制剤が塩基性化合物であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
(請求項7)
前記溶液1と溶液2のいずれか一方が色剤を含有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
本発明により、速乾性で、滲みに優れ、またインクとしての保存性に優れるインクジェット記録方法を提供することができた。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明によるインクジェット記録方法の1つは、重合性化合物と光重合開始剤を含有する溶液1と重合抑制剤を含有する溶液2との二液を用いて記録媒体に印字を行うものである。
本発明においては、光重合開始剤を含んでなる液と重合抑制剤を含んでなる液の二液に分け、この二液を用いて記録媒体に印字を行う。このため、重合効率、膜強度、インク組成物または反応液の保存安定性及び寿命安定性、吐出安定性を顕著に向上させることができる。
即ち本発明においては、光重合開始剤と重合抑制剤とを混合して一つの溶液にすることなく、光重合開始剤は溶液1に、重合抑制剤は溶液2に分けて含有することにより両者をそれぞれ印字して接触させた場合に効率よく硬化反応を行うことができ、またインク組成物の貯蔵安定性を向上させることができる。
このことから、本発明のインクジェット記録方法によれば、記録媒体上において印字の滲みや印字ムラを抑えることができる。またカラーインクジェット記録方法において、しばしば問題とされている異なる色の境界領域での不均一な色混じり、即ちカラーブリードを有効に防止することができる。このため発色性に優れた高品質の印字が得られ、且つ耐擦性に優れた記録物を得ることができる。
更に本発明のインクジェット記録方法にあっては、記録中もしくは記録後に記録媒体を紫外線照射及び/または加熱等するのがよい。これにより、金属やプラスチック等の水性媒体を浸透することが不可能な媒体表面にも鮮明で、且つ耐擦性に優れた印字物を得ることができる。
本発明の好ましい態様によれば、溶液1と溶液2とを接触させた後に、硬化反応を行うことが好ましい。このための方法としては光照射、加熱等が挙げられる。
光照射は可視光照射、紫外線照射であってもよく、特に紫外線照射が好ましい。紫外線照射を行う場合、紫外線照射量は100mJ/cm2以上、好ましくは500mJ/cm2以上であり、また10,000mJ/cm2以下、好ましくは5,000mJ/cm2以下の範囲で行う。かかる程度の範囲内における紫外線照射量であれば十分硬化反応を行うことができ、また紫外線照射によって着色剤が退色してしまうことも防止できるので有利である。
紫外線照射はメタルハライドランプ、キセノンランプ、カーボンアーク灯、ケミカルランプ、低圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ等のランプが挙げられる。例えば、Fusion System社製のHランプ、Dランプ、Vランプ等の市販されているものを用いて行うことができる。メタルハライドランプは高圧水銀ランプ(主波長は365nm)に比べてスペクトルが連続しており、200〜450nmの範囲で発光効率が高く、且つ長波長域が豊富である。従って、本発明におけるインク組成物の様に顔料を使用している場合は、メタルハライドランプが適している。
加熱は記録媒体に熱源を接触させて加熱する方法、赤外線やマイクロウェーブ(2,450Mhz程度に極大波長を持つ電磁波)などを照射し、または熱風を吹き付けるなど記録媒体に接触させずに加熱する方法などが挙げられる。
本発明においては、溶液1と溶液2とを記録媒体上で接触させる。本発明の態様によれば、記録媒体上に溶液1を付着させる工程は溶液2を記録媒体に付着させる工程の後に行われても、また溶液2を記録媒体に付着させる工程の前に行われてもよいが、溶液2を記録媒体に付着させる工程を後に行う方が好ましい。
本発明においては、インクジェットプリンターのインク吐出の駆動力として、インクに対しての適用範囲が広い圧電体の圧電作用を利用する方式が好ましい。それは具体的には、例えば、特公平4−48622号公報に記載されるように、圧電性基体上に形成された微細な溝の内部に電極膜が形成され、更に絶縁膜で覆われてインク流路とするインクジェットヘッド方式である。
次に、溶液1と溶液2の順に説明する。
(溶液1)
本発明における溶液1は重合性化合物と光重合開始剤を含有することを特徴とするものである。
重合性化合物としては光重合性化合物が挙げられ、ラジカル重合性化合物、例えば、特開平7−159983号、同8−224982号、同10−863号、特公平7−31399号の各公報に記載されている光重合性組成物を用いた光硬化型材料と、カチオン重合系の光硬化性樹脂が知られており、最近では可視光以上の長波長域に増感された光カチオン重合系の光硬化性樹脂も、例えば、特開平6−43633号、同8−324137号の各公報等に公開されている。
1)ラジカル重合性化合物
ラジカル重合性化合物は、ラジカル重合可能なエチレン性不飽和結合を有する化合物であり、分子中にラジカル重合可能なエチレン性不飽和結合を少なくとも1つ有する化合物であればどの様なものでもよく、モノマー、オリゴマー、ポリマー等の化学形態を持つものが含まれる。ラジカル重合性化合物は1種のみ用いてもよく、また目的とする特性を向上するために任意の比率で2種以上を併用してもよい。また、単官能化合物よりも官能基を2つ以上持つ多官能化合物の方がより好ましい。更に好ましくは多官能化合物を2種以上併用して用いることが、反応性、物性などの性能を制御する上で好ましい。
ラジカル重合可能なエチレン性不飽和結合を有する化合物の例としては、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、イソクロトン酸、マレイン酸等の不飽和カルボン酸及びそれらの塩、エステル、ウレタン、アミドや無水物、アクリロニトリル、スチレン、更に種々の不飽和ポリエステル、不飽和ポリエーテル、不飽和ポリアミド、不飽和ウレタン等のラジカル重合性化合物が挙げられる。
具体的には、2−エチルヘキシルアクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、ブトキシエチルアクリレート、カルビトールアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、ベンジルアクリレート、ビス(4−アクリロキシポリエトキシフェニル)プロパン、ネオペンチルグリコールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、エチレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、テトラエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリプロピレングリコールジアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールテトラアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、テトラメチロールメタンテトラアクリレート、オリゴエステルアクリレート、N−メチロールアクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、エポキシアクリレート等のアクリル酸誘導体、メチルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、ラウリルメタクリレート、アリルメタクリレート、グリシジルメタクリレート、ベンジルメタクリレート、ジメチルアミノメチルメタクリレート、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、ポリプロピレングリコールジメタクリレート、トリメチロールエタントリメタクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、2,2−ビス(4−メタクリロキシポリエトキシフェニル)プロパン等のメタクリル誘導体、その他、アリルグリシジルエーテル、ジアリルフタレート、トリアリルトリメリテート等のアリル化合物の誘導体が挙げられ、更に具体的には山下晋三編「架橋剤ハンドブック」(1981年大成社);加藤清視編「UV・EB硬化ハンドブック(原料編)」(1985年、高分子刊行会);ラドテック研究会編「UV・EB硬化技術の応用と市場」、79頁、(1989年、シーエムシー);滝山栄一郎著「ポリエステル樹脂ハンドブック」(1988年、日刊工業新聞社)等に記載の市販品もしくは業界で公知のラジカル重合性乃至架橋性のモノマー、オリゴマー及びポリマーを用いることができる。
上記ラジカル重合性化合物の添加量は好ましくは1〜97質量%であり、より好ましくは30〜95質量%である。
2)カチオン重合系光硬化樹脂
カチオン重合により高分子化の起こるタイプ(主にエポキシタイプ)の紫外線硬化性プレポリマー、モノマーは、1分子内にエポキシ基を2個以上含有するプレポリマーを挙げることができる。このようなプレポリマーとしては、例えば、脂環式ポリエポキシド類、多塩基酸のポリグリシジルエステル類、多価アルコールのポリグリシジルエーテル類、ポリオキシアルキレングリコールのポリグリシジルエーテル類、芳香族ポリオールのポリグリシジルエーテル類、芳香族ポリオールのポリグリシジルエーテル類の水素添加化合物類、ウレタンポリエポキシ化合物類及びエポキシ化ポリブタジエン類等を挙げることができる。これらのプレポリマーはその一種を単独で使用することもできるし、またその二種以上を混合して使用することもできる。
カチオン重合性組成物中に含有されるカチオン重合性化合物としては他に、例えば、下記の(1)スチレン誘導体、(2)ビニルナフタレン誘導体、(3)ビニルエーテル類及び(4)N−ビニル化合物類を挙げることができる。
(1)スチレン誘導体
例えば、スチレン、p−メチルスチレン、p−メトキシスチレン、β−メチルスチレン、p−メチル−β−メチルスチレン、α−メチルスチレン、p−メトキシ−β−メチルスチレン等
(2)ビニルナフタレン誘導体
例えば、1−ビニルナフタレン、α−メチル−1−ビニルナフタレン、β−メチル−1−ビニルナフタレン、4−メチル−1−ビニルナフタレン、4−メトキシ−1−ビニルナフタレン等
(3)ビニルエーテル類
例えば、イソブチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、フェニルビニルエーテル、p−メチルフェニルビニルエーテル、p−メトキシフェニルビニルエーテル、α−メチルフェニルビニルエーテル、β−メチルイソブチルビニルエーテル、β−クロロイソブチルビニルエーテル等
(4)N−ビニル化合物類
例えば、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルピロリドン、N−ビニルインドール、N−ビニルピロール、N−ビニルフェノチアジン、N−ビニルアセトアニリド、N−ビニルエチルアセトアミド、N−ビニルスクシンイミド、N−ビニルフタルイミド、N−ビニルカプロラクタム、N−ビニルイミダゾール等。
上記カチオン重合系光硬化樹脂のカチオン重合性組成物中の含有量は1〜97質量%が好ましくは、より好ましくは30〜95質量%である。
光重合開始剤としては光ラジカル重合開始剤が挙げられ、例えば、特公昭59−1281号、同61−9621号、及び特開昭60−60104号の各公報等に記載のトリアジン誘導体、特開昭59−1504号、同61−243807号の各公報等に記載の有機過酸化物、特公昭43−23684号、同44−6413号、同44−6413号及び同47−1604号の各公報等並びに米国特許第3,567,453号明細書に記載のジアゾニウム化合物、米国特許第2,848,328号、同2,852,379号及び同2,940,853号の各明細書に記載の有機アジド化合物、特公昭36−22062号、同37−13109号、同38−18015号、同45−9610号の各公報等に記載のオルト−キノンジアジド類、特公昭55−39162号、特開昭59−14023号の各公報等及び「マクロモレキュルス(Macromolecules)、第10巻、第1307頁(1977年)に記載の各種オニウム化合物、特開昭59−142205号公報に記載のアゾ化合物、特開平1−54440号公報、欧州特許第109,851号、同126,712号の各明細書等、「ジャーナル・オブ・イメージング・サイエンス」(J.Imag.Sci.)」、第30巻、第174頁(1986年)に記載の金属アレン錯体、特開5−213861号、同5−255347号の各公報に記載の(オキソ)スルホニウム有機ホウ素錯体、特開昭61−151197号公報に記載のチタノセン類、「コーディネーション・ケミストリー・レビュー(Coordination Chemistry Review)」、第84巻、第85〜277頁(1988年)及び特開平2−182701号公報に記載のルテニウム等の遷移金属を含有する遷移金属錯体、特開平3−209477号公報に記載の2,4,5−トリアリールイミダゾール二量体、四臭化炭素や特開昭59−107344号公報記載の有機ハロゲン化合物等が挙げられる。これらの光重合開始剤は、ラジカル重合可能なエチレン不飽和結合を有する化合物100質量部に対して0.01〜10質量部の範囲で含有されるのが好ましい。
カチオン重合系光硬化樹脂の光重合開始剤(光カチオン重合開始剤ともいう)としては、芳香族オニウム塩を挙げることができる。この芳香族オニウム塩として、周期表第Va族元素の塩、例えば、ホスホニウム塩(例えば、ヘキサフルオロリン酸トリフェニルフェナシルホスホニウムなど)、第VIa族元素の塩、例えば、スルホニウム塩(例えば、テトラフルオロホウ酸トリフェニルスルホニウム、ヘキサフルオロリン酸トリフェニルスルホニウム、ヘキサフルオロリン酸トリス(4−チオメトキシフェニル)、スルホニウム及びヘキサフルオロアンチモン酸トリフェニルスルホニウムなど)、及び第VIIa族元素の塩、例えば、ヨードニウム塩(例えば、塩化ジフェニルヨードニウムなど)を挙げることができる。
このような芳香族オニウム塩をエポキシ化合物の重合における光カチオン重合開始剤として使用することは、米国特許第4,058,401号、同4,069,055号、同4,101,513号及び同4,161,478号の各明細書に詳述されている。
好ましい光カチオン重合開始剤としては、第VIa族元素のスルホニウム塩が挙げられる。その中でも、紫外線硬化性と組成物の貯蔵安定性の観点からすると、ヘキサフルオロアンチモン酸トリアリールスホニウムが好ましい。またフォトポリマーハンドブック(フォトポリマー懇話会編 工業調査会発行 1989年)の39〜56頁に記載の公知の光重合開始剤、特開昭64−13142号、特開平2−4804号の各公報に記載されている化合物を任意に用いることが可能である。
本発明における反応液は水性溶媒を含んでもよく、その他に多価金属塩、ポリアリルアミン、もしくはその誘導体、湿潤剤、pH調整剤、防かび剤等を添加してもよい。
(溶液2)
本発明における溶液2は重合抑制剤を含有することを特徴とするものである。なお溶液2は重合抑制剤を含有することが必須であり、重合性化合物を含有していても構わない。
本発明における重合抑制剤は溶液1に含まれる光重合開始剤と共存することにより、重合を抑制するものであれば特に限定はされないが、水、アルコールや塩基性化合物が好ましく用いられ、用いる光重合開始剤や重合性化合物の種類に応じて選択される。
アルコールとしては、例えば、ブタノール、イソブタノール、セカンダリーブタノール、ターシャリーブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、シクロヘキサノール、ベンジルアルコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキサンジオール、ペンタンジオール、グリセリン、ヘキサントリオール、チオジグリコール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールジエチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、テトラエチレングリコールモノメチルエーテル、テトラエチレングリコールモノエチルエーテル、テトラエチレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル、テトラエチレングリコールジエチルエーテル等が挙げられる。
塩基性化合物としては、具体的には公知のアルカリ金属化合物及び/またはアルカリ土類金属化合物を用いることができる。このようなアルカリ金属化合物及びアルカリ土類金属化合物としては、具体的にはアルカリ金属及びアルカリ土類金属の有機酸塩、無機酸塩、酸化物、水酸化物、水素化物あるいはアルコラートなどが好ましく挙げられる。より具体的にアルカリ金属化合物としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、酢酸リチウム、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、ステアリン酸リチウム、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素リチウム、フェニル化ホウ素ナトリウム、安息香酸ナトリウム、安息香酸カリウム、安息香酸リチウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸水素二カリウム、リン酸水素二リチウム、ビスフェノールAの二ナトリウム塩、二カリウム塩、二リチウム塩、フェノールのナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩などを挙げることができる。またアルカリ土類金属化合物としては、具体的に水酸化カルシウム、水酸化バリウム、水酸化マグネシウム、水酸化ストロンチウム、炭酸水素カルシウム、炭酸水素バリウム、炭酸水素マグネシウム、炭酸水素ストロンチウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウム、炭酸マグネシウム、炭酸ストロンチウム、酢酸カルシウム、酢酸バリウム、酢酸マグネシウム、酢酸ストロンチウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸ストロンチウムなどを挙げることができる。
またアミン類、フォスフィン類等や低溶解度塩基性化合物として知られている、ミアンセリン、アポモルフィン、クロールプロマジン、イミプラミン及びプロメタジン等も用いることができる。
溶液2における重合抑制剤の含有量は0.002〜20質量%程度の範囲、好ましくは0.02〜10質量%程度の範囲である。
本発明における溶液1と溶液2のいずれか一方は色剤を含有してもよい。
本発明に用いることができる色剤としては、従来から知られている染料及び顔料が使用できる。本発明における色剤としては顔料がより好ましい。
染料のうち水溶性染料として、例えば、C.I.ダイレクトブラック−2、−4、−9、−11、−17、−19、−22、−32、−80、−151、−154、−168、−171、−194;C.I.ダイレクトブルー−1、−2、−6、−8、−22、−34、−70、−71、−76、−78、−86、−112、−142、−165、−199、−200、−201、−202、−203、−207、−218、−236、−287;C.I.ダイレクトレッド−1、−2、−4、−8、−9、−11、−13、−15、−20、−28、−31、−33、−37、−39、−51、−59、−62、−63、−73、−75、−80、−81、−83、−87、−90、−94、−95、−99、−101、−110、−189;C.I.ダイレクトイエロー−1、−2、−4、−8、−11、−12、−26、−27、−28、−33、−34、−41、−44、−48、−58、−86、−87、−88、−135、−142、−144;C.I.フードブラック−1、−2;C.I.アシッドブラック−1、−2、−7、−16、−24、−26、−28、−31、−48、−52、−63、−107、−112、−118、−119、−121、−156、−172、−194、−208;C.I.アシッドブルー−1、−7、−9、−15、−22、−23、−27、−29、−40、−43、−55、−59、−62、−78、−80、−81、−83、−90、−102、−104、−111、−185、−249、−254;C.I.アシッドレッド−1、−4、−8、−13、−14、−15、−18、−21、−26、−35、−37、−110、−144、−180、−249、−257;C.I.アシッドイエロー−1、−3、−4、−7、−11、−12、−13、−14、−18、−19、−23、−25、−34、−38、−41、−42、−44、−53、−55、−61、−71、−76、−78、−79、−122等が挙げられる。
また油溶性染料としては、アゾ染料、金属錯塩染料、ナフトール染料、アントラキノン染料、インディゴ染料、カーボニウム染料、キノイミン染料、シアニン染料、キノリン染料、ニトロ染料、ニトロソ染料、ベンゾキノン染料、ナフトキノン染料、ナフタルイミド染料、ペリノン染料、フタロシアニン染料等が挙げられるが、これらに限られるものではない。
水に不溶性染料及び顔料としては、特に限定されるものではないが、有機顔料、無機顔料、着色ポリマー粒子、水不溶性染料、分散染料、油溶性染料等が挙げられる。黒色顔料としては、ファーネスブラック、ランプブラック、アセチレンブラック、チャンネルブラック等のカーボンブラック顔料等が挙げられ、例えば、Raven7000、Raven5750、Raven5250、Raven5000 ULTRA II、Raven3500、Raven2000、Raven1500、Raven1250、Raven1200、Raven1190 ULTRA II、Raven1170、Raven1255、Raven1080、Raven1060(以上、コロンビアン・カーボン社製)、Regal400R、Regal330R、Regal660R、Mogul L、Black Pearls L、Monarch700、Monarch800、Monarch、880、Monarch900、Monarch1000、Monarch1100、Monarch1300、Monarch1400(以上キャボット社製)、Color Black FW1、Color Black FW2、Color Black FW2V、Color Black 18、Color Black FW200、Color Black S150、Color Black S160、Color Black S170、Pritex35、PritexU、Pritex140U、Printex140V、Special Black 6、Special Black 5、Special Black 4A、Special Black4(以上、デグッサ社製)、No.25、No.33、No.40、No.47、No.52、No.900、No.2300、MCF−88、MA600、MA7、MA8、MA100(以上、三菱化学社製)等を使用することができる。またマグネタイト、フェライト等の磁性体微粒子、チタンブラック等を黒色顔料として用いることもできる。
シアン色顔料としては、C.I.ピグメント(pigment)・ブルー−1、C.I.ピグメント・ブルー−2、C.I.ピグメント・ブルー−3、C.I.ピグメント・ブルー−15、C.I.ピグメント・ブルー−15:1、C.I.ピグメント・ブルー−15:3、C.I.ピグメント・ブルー−15:34、C.I.ピグメント・ブルー−16、C.I.ピグメント・ブルー−22、C.I.ピグメント・ブルー−60等が挙げられる。
マゼンタ色顔料としては、C.I.ピグメント・レッド−5、C.I.ピグメント・レッド−7、C.I.ピグメント・レッド−12、C.I.ピグメント・レッド−48、C.I.ピグメント・レッド−48:1、C.I.ピグメント・レッド−57、C.I.ピグメント・レッド−112、C.I.ピグメント・レッド−122、C.I.ピグメント・レッド−123、C.I.ピグメント・レッド−146、C.I.ピグメント・レッド−168、C.I.ピグメント・レッド−184、C.I.ピグメント・レッド−202等が挙げられる。
黄色顔料としては、C.I.ピグメント・イエロー−1、C.I.ピグメント・イエロー−2、C.I.ピグメント・イエロー−3、C.I.ピグメント・イエロー−12、C.I.ピグメント・イエロー−13、C.I.ピグメント・イエロー−14、C.I.ピグメント・イエロー−16、C.I.ピグメント・イエロー−17、C.I.ピグメント・イエロー−73、C.I.ピグメント・イエロー−74、C.I.ピグメント・イエロー−75、C.I.ピグメント・イエロー−83、C.I.ピグメント・イエロー−93、C.I.ピグメント・イエロー−95、C.I.ピグメント・イエロー−97、C.I.ピグメント・イエロー−98、C.I.ピグメント・イエロー−114、C.I.ピグメント・イエロー−128、C.I.ピグメント・イエロー−129、C.I.ピグメント・イエロー−151、C.I.ピグメント・イエロー−154等が挙げられる。
上記の黒色及びシアン、マゼンタ、イエローの3原色顔料の他、赤、緑、青、茶、白等の特定色顔料、金、銀色等の金属光沢顔料、無色の体質顔料、プラスチックピグメント等を使用することもできる。また、上記以外に新たに合成した顔料を用いることもできる。更にこれらの顔料は表面処理されたものであってもよい。表面処理方法としては、例えば、アルコール、酸、塩基、シラン化合物等のカップリング剤による処理、ポリマーグラフト化処理、プラズマ処理等が挙げられる。本発明において使用する色剤は、有機及び無機不純物の含有量が少ないものが好ましい。一般に市販されている色剤は不純物の含有量が多いので、その精製品を使用することが望ましい。本発明に係る上記インク組成物に用いられる色剤は、溶液1と溶液2のいずれか一方に対し0.1〜20質量%が好ましく、特に好ましくは0.4〜10質量%の範囲で使用される。
本発明の好ましい態様によれば、これらの顔料は分散剤または界面活性剤で媒体中に分散させて得られた顔料分散液として、溶液1と溶液2のいずれか一方に添加されるのが好ましい。好ましい分散剤としては、顔料分散液を調製するのに慣用されている分散剤、例えば、高分子分散剤を使用することができる。なお、この顔料分散液に含まれる分散剤及び界面活性剤がインク組成物の分散剤及び界面活性剤としても機能することは当業者に明らかであろう。
〈他の添加剤〉
本発明に係る溶液1と溶液2のいずれか一方への添加剤として、粘度調整剤、反応希釈剤、充填剤、流動助剤、チキソトロピー剤、湿潤剤、消泡剤、可塑剤のような他の添加剤を含有することができる。また耐光剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、腐食防止剤のような安定化剤、またはSi系化合物、ワックス等を添加してもよい。
実施例により本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこの実施例における形態に限定されるわけではない。
〔溶液1の作製〕
(溶液1の1、2の調製)
表1に記載の顔料(P1)、分散剤(S32000)と、重合性化合物を共にサンドミルに入れて4時間かけて分散を行ない、各溶液1を得た。次いで光重合開始剤を各溶液1に添加し、光重合開始剤が溶解するまで穏やかに混合させた後、これをメンブランフィルターで加圧濾過して、溶液1の1、2を得た。
Figure 2006150665
表1に記載の各添加剤の詳細は、以下の通りである。
顔料(P1):粗製銅フタロシアニン(東洋インク製造社製「銅フタロシアニン」)を250部、塩化ナトリウムを2500部及びポリエチレングリコール(東京化成社製「ポリエチレングリコール300」)を160部、それぞれスチレン製5.55L(1ガロン)のニーダー(井上製作所社製)に入れ、3時間混練した。次にこの混合物を2.5Lの温水に投入し、約80℃に加熱しながらハイスピードミキサーで約1時間攪拌してスラリー状とした後、濾過、水洗を5回繰り返して塩化ナトリウム及び溶剤を除き、次いでスプレードライにより乾燥して、顔料P1とした
重合性化合物(OXT−221):オキセタン環含有化合物、ジ[1−エチル(3−オキセタニル)]メチルエーテル、東亞合成社製
重合性化合物(CEL2021P):脂環式エポキシ化合物、ダイセル社製
顔料分散剤(S32000):脂肪族変性系分散剤 ソルスパーズ32000、ゼネカ社製
光重合開始剤(SP−152):トリフェニルスルホニウム塩 アデカオプトマーSP−152、旭電化社製
〔溶液2の作製〕
(溶液2の1〜3の調製)
表2に記載の顔料(P1)、分散剤(S32000)と、重合性化合物を共にサンドミルに入れて4時間かけて分散を行ない、各溶液2を得た。次いで重合抑制剤を各溶液2に添加し、重合抑制剤が溶解するまで穏やかに混合させた後、これをメンブランフィルターで加圧濾過して、溶液2の1〜3を得た。
〔比較溶液1、2の作製〕
(比較溶液1の1、2の調製、比較溶液2の1〜3の調製)
溶液1の1に重合抑制剤の水を1質量部加え比較溶液1の1とし、溶液1の2に重合抑制剤のN−エチチルジエタノールアミン1質量部加え比較溶液1の2とした。また表2において、重合抑制剤を含まぬ溶液をそれぞれ比較溶液2の1〜3とした。
Figure 2006150665
〔記録媒体の作製〕
記録媒体は厚さ60μmのPETシートを使用し、該PETシートは常温(25℃)に保持した。
〔インクジェット記録〕
インクジェットヘッドに得られた溶液1と溶液2を充填し、溶液1、溶液2の順にPETシートに以下のような条件で吐出した。粘度が7mPa・sになるようにインク及びヘッドの温度を調整した。インクの保存安定性評価時はインク保存前と同じ温度条件で出力を行った。
PETシートに印字出力した後、以下の条件で紫外線を照射した。使用した照射ランプはメタルハライドタイプで365nmの波長のものを用い、紫外線照射量1,000mJ/cm2で紫外線照射を行った。
濃度測定及び測色は測色機(グレタグマクベス社製;spectrolino,keywizard)を用い、以下の条件で行った。
光源 ;D50
視野 ;2°視野
濃度 ;ANSI T
白色基準 ;abs
フィルター;No−filter
〔評価〕
インクジェット記録後、以下の評価を行った。得られた結果を以下の表3に示す。
[滲み]
マゼンタの目標濃度ベタ上に、8ポイント文字を配した画像パターン及び各色1dotを出力し、10分後の品質をルーペで拡大し、目視評価した。
◎:ガサツキなく、dot形状が真円
○:僅かにガサツキが見えるが、dot形状は真円
△:ガサツキが見え、dot形状がやや乱れる
×:ガサツキが見え、dot形状も悪い
[インク保存性]
常温で10日間放置した後、上記と同様にインクジェットヘッドに充填して吐出した。
○:安定に吐出する
△:吐出するが、一部目詰まりあり
×:吐出せず
[乾燥性]
紫外線照射直後に記録部を指で擦り、以下の点で評価を行った。
○:インクのベタツキが無く、汚れも無い
△:インクの汚れは無いが、べたつく
×:インクで指が汚れる
Figure 2006150665
表3より、本発明のインクジェット記録方法では乾燥性、滲みに優れ、またインクとしての保存性にも優れていることが明らかである。

Claims (7)

  1. 記録媒体に重合性化合物と光重合開始剤を含有する溶液(溶液1)と重合抑制剤を含有する溶液(溶液2)とを付着させて印字を行うことを特徴とするインクジェット記録方法。
  2. 前記溶液1を記録媒体に付着させた後に、溶液2を記録媒体に付着した溶液1の上に付着させることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録方法。
  3. 前記重合性化合物がカチオン重合性化合物であることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録方法。
  4. 前記光重合開始剤が光カチオン重合開始剤であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
  5. 前記重合抑制剤が水、アルコールのいずれかであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
  6. 前記重合抑制剤が塩基性化合物であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
  7. 前記溶液1と溶液2のいずれか一方が色剤を含有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
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