JP2006150191A - インジェクタの消音装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 内部に導入された気体を噴射するインジェクタと、前記インジェクタを覆い、前記インジェクタから噴射された気体を案内する案内部を形成した第1の筐体と、前記案内部から案内された気体を導入する部位に配設される吸音材と、前記吸音材を収容し、前記導入された気体を排出する排出孔を形成した第2の筐体と、を備え、少なくとも前記インジェクタにおける気体を噴射する部位と前記第1の筐体における案内部とをシールするシール部材を設けた。
【選択図】 図2
Description
また、従来技術では、インジェクタの作動音は低減できるものの、インジェクタからの振動音を遮断するには、十分ではない。
この発明によれば、前記インジェクタが作動して振動したときに、その振動を前記緩衝材により吸収することができるので、前記インジェクタの振動音による騒音を低減することができる。
この発明によれば、前記導入路を形成することで、前記気体が前記第2の筐体内に導入されたときに前記吸音材が前記気体に晒される面積を拡げることができ、噴射した気体が抵抗なく吸音材に入ることで、シール部材と第1の筐体との間から気体が漏れるのを防止することもでき、前記気体が吸音材に導入しやすくすることができるので、前記吸音材による吸音効果を高めることができ、前記気体の噴射音による騒音をさらに低減することができる。
この発明によれば、前記ゲル状物質はシール性と緩衝性とを兼ね備えているので、前記シール部材に緩衝材としての機能も持たせることができ、インジェクタの振動音による騒音を低減することができる。また、前記ゲル状物質は形状を柔軟に変更することができるので、組立性を向上することができる。
この発明によれば、前記ゲル状物質はシール性と緩衝性とを兼ね備えているので、前記緩衝材にシール部材としての機能も持たせることができ、気体の漏れ音による騒音を低減することができる。また、前記ゲル状物質は形状を柔軟に変更することができるので、組立性を向上することができる。
請求項2に係る発明によれば、前記インジェクタの振動音による騒音を低減することができる。
請求項3に係る発明によれば、漏れ音の減少と前記吸音材による吸音効果を高めることができ、前記気体の噴射音による騒音をさらに低減することができる。
請求項4に係る発明によれば、インジェクタの振動音による騒音を低減することができる。また、組立性を向上することができる。
請求項5に係る発明によれば、気体の漏れ音による騒音を低減することができる。また、組立性を向上することができる。
図1は本発明の実施の形態におけるインジェクタの消音装置が適用される燃料電池システムを示すブロック図である。同図に示すように、燃料電池1は、固体高分子電解質膜の両側にアノード極とカソード極が設けられ各電極の外側に反応ガスを供給するためのガス通路が設けられてなるセルを多数積層して構成されている。
この燃料電池1は、アノード極に燃料ガスとしての水素ガスが供給され、カソード極に酸化剤ガスとしての空気が供給されて発電を行う。
なお、水素オフガス回収路11はパージ弁8を介して水素オフガス排出路12に接続されている。このパージ弁8は、燃料電池1のアノード極側に水が溜まらないように排水するなどの作用がある。
また、第1ケース21には、その一側面側に、排出路区画壁37が突出形成されている。この排出路区画壁37と、これに対向する本体部21aの外周面とで、後述するエア排出通路41が区画形成される。
第2ケース22には、その外周面内壁よりも縮径された筒状の仕切り壁33が形成されている。そして、仕切り壁33には、軸方向から見てエア排出通路41の形成された部位と逆側、かつ、下方の部位に、連通孔34が形成されている。さらに、第2ケース22には、軸方向から見てエア排出通路41の形成された部位と略同一側で、かつ、上方の部位で、拡径部44が形成される。そして、拡径部44内に形成される拡径通路45は、第2ケース22に形成された排出孔35、第1ケース21に形成された連通孔42を介して、エア排出通路41に接続される。エア排出通路41には、その上方に、吸音材31’を介して外部排出孔38が形成されている。なお、外部排出孔38を上方に形成しているのは、水が浸入しないようにするためである。
また、エアインジェクタ36が作動して振動したときに、その振動を前記緩衝材25、26により吸収することができるので、エアインジェクタ36の振動音による騒音を低減することができる。
また、上述のように、仕切り壁33や連通孔34、エア排出通路41を形成することで、エアの吸音材31内を進行する経路が延長されるため、吸音材31による吸音効果をさらに高めることができ、エアの噴射音による騒音をさらに低減することができる。なお、連通孔34は、エアに圧損を与えることで、音の低減を図っている。
21…第1ケース(第1の筐体)
22…第2ケース(第2の筐体)
24…シール部材
25、26…緩衝材
27…案内路(案内部)
28…案内孔(案内部)
31…吸音材
32…導入路
35…排出孔
36…エアインジェクタ(インジェクタ)
40…エア噴射部
Claims (5)
- 内部に導入された気体を噴射するインジェクタと、
前記インジェクタを覆い、前記インジェクタから噴射された気体を案内する案内部を形成した第1の筐体と、
前記案内部から案内された気体を導入する部位に配設される吸音材と、
前記吸音材を収容し、前記導入された気体を排出する排出孔を形成した第2の筐体と、を備え、
少なくとも前記インジェクタにおける気体を噴射する部位と前記第1の筐体における案内部とをシールするシール部材を設けたことを特徴とするインジェクタの消音装置。 - 前記インジェクタと前記第1の筐体との間に緩衝材を介装したことを特徴とする請求項1に記載のインジェクタの消音装置。
- 前記吸音材には、前記案内部から案内された気体を導入する導入路を形成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインジェクタの消音装置。
- 前記シール部材はゲル状物質であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のインジェクタの消音装置。
- 前記緩衝材はゲル状物質であることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載のインジェクタの消音装置。
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---|---|---|---|---|
JP2009279469A (ja) * | 2008-05-19 | 2009-12-03 | Honda Motor Co Ltd | インジェクタ |
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-
2004
- 2004-11-26 JP JP2004342350A patent/JP4490243B2/ja not_active Expired - Fee Related
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