JP2006149929A - ゴルフボール - Google Patents

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Abstract

【課題】飛行性能及び耐擦傷性に優れたゴルフボール2の提供。
【解決手段】ゴルフボール2は、その表面に多数のダブルラジアスディンプルと多数のトリプルラジアスディンプルとを備えている。このダブルラジアスディンプルは、曲率半径R1を備えた第一側壁面と、この曲率半径R1の5倍以上55倍以下である曲率半径R2を備え第一側壁面よりもボトム側に位置するボトム面とを備えている。このトリプルラジアスディンプルは、仮想曲率半径Rxよりも大きな曲率半径を備えた第一側壁面と、この第一側壁面よりもボトム側に位置して仮想曲率半径Rxよりも小さな曲率半径を備えた第二側壁面と、この第二側壁面よりもボトム側に位置して仮想曲率半径Rxよりも大きな曲率半径を備えたボトム面とを備えている。ダブルラジアスディンプルの比率は20%以上42%以下であり、トリプルラジアスディンプルの比率は50%以上である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ゴルフボールに関する。詳細には、本発明は、ゴルフボールのディンプルの改良に関する。
ゴルフボールは、その表面に多数のディンプルを備えている。一般的にゴルフボールは、単一の曲率半径を有する断面形状を備えたシングルラジアスディンプルか、2つの曲率半径を有する断面形状を備えたダブルラジアスディンプルを備えている。ディンプルは、飛行時のゴルフボール周りの空気の流れを乱し、乱流剥離を起こさせる。乱流剥離によって空気のゴルフボールからの剥離点が後方にシフトし、抗力が低減される。乱流剥離によってバックスピンに起因するゴルフボールの上側剥離点と下側剥離点との差が助長され、ゴルフボールに作用する揚力が高められる。このようなディンプルの役割は、「ディンプル効果」と称されている。優れたディンプルは、よりよく空気の流れを乱す。
飛行性能向上を目的とした、ディンプルの断面形状に関する種々の提案がなされている。特開平5−96026号公報には、エッジ近傍のスロープが底部のスロープよりも急傾斜である形状を備えたディンプルが開示されている。特開平9−70449号公報には、断面形状がダブルラジアスから構成されるディンプルが開示されている。
特開平5−96026号公報 特開平9−70449号公報
ゴルフボールがショートアイアンで打撃されると、その表面が削られることがある。特にダブルラジアスディンプルを備えたゴルフボールの場合、応力集中に起因して、ディンプルの周縁が削られやすい。ダブルラジアスディンプルは、耐擦傷性の点で改良の余地がある。本発明の目的は、飛行性能及び耐擦傷性に優れたゴルフボールの提供にある。
本発明に係るゴルフボールは、その表面に多数のダブルラジアスディンプルと多数のトリプルラジアスディンプルとを備える。このダブルラジアスディンプルは、曲率半径R1を備えた第一側壁面と、この曲率半径R1の5倍以上55倍以下である曲率半径R2を備え第一側壁面よりもボトム側に位置するボトム面とを備える。このトリプルラジアスディンプルは、仮想曲率半径Rxと同一であるか又はそれよりも大きな曲率半径R1を備えた第一側壁面と、この第一側壁面よりもボトム側に位置して仮想曲率半径Rxよりも小さな曲率半径R2を備えた第二側壁面と、この第二側壁面よりもボトム側に位置して仮想曲率半径Rxと同一であるか又はそれよりも大きな曲率半径R3を備えたボトム面とを備える。ディンプルの総数に対するダブルラジアスディンプルの数の比率は、20%以上42%以下である。ディンプルの総数に対するトリプルラジアスディンプルの数の比率は、50%以上である。本発明において仮想曲率半径Rxとは、仮想ディンプルの曲率半径を意味する。この仮想ディンプルとは、当該ディンプルの直径と同一の直径及び当該ディンプルの容積と同一の容積を備えたシングルラジアスディンプルを意味する。
好ましくは、ダブルラジアスディンプルにおいて、第一側壁面の深さはディンプルの深さの0.20倍以上0.70倍以下である。好ましくは、ダブルラジアスディンプルにおいて、ボトム面の最大直径はディンプルの直径の0.60倍以上0.95倍以下である。
好ましくは、トリプルラジアスディンプルにおいて、第一側壁面の深さはディンプルの深さの0.10倍以上0.50倍以下である。好ましくは、トリプルラジアスディンプルにおいて、第二側壁面の最大直径はディンプルの直径の0.60倍以上0.95倍以下である。
好ましくは、ダブルラジアスディンプルの第一側壁面及びボトム面並びにトリプルラジアスディンプルの第一側壁面、第二側壁面及びボトム面は、下向きに凸である。
前述のように、ダブルラジアスディンプルは飛行性能に優れるが、耐擦傷性に劣る。本発明に係るゴルフボールでは、トリプルラジアスディンプルにより、耐擦傷性が補われる。このゴルフボールでは、ダブルラジアスディンプルとトリプルラジアスディンプルとの相乗効果により、極めて優れた飛行性能が達成される。このゴルフボールでは、飛行性能と耐擦傷性とが両立される。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係るゴルフボール2が示された模式的断面図である。このゴルフボール2は、球状のコア4と、カバー6とを備えている。カバー6の表面には、多数のディンプル8が形成されている。ゴルフボール2の表面のうちディンプル8以外の部分は、ランド10である。このゴルフボール2は、カバー6の外側にペイント層及びマーク層を備えているが、これらの層の図示は省略されている。
このゴルフボール2の直径は、40mmから45mmである。米国ゴルフ協会(USGA)の規格が満たされるとの観点から、直径は42.67mm以上が好ましい。空気抵抗抑制の観点から、直径は44mm以下が好ましく、42.80mm以下がより好ましい。このゴルフボール2の質量は、40g以上50g以下である。大きな慣性が得られるとの観点から、質量は44g以上が好ましく、45.00g以上が特に好ましい。USGAの規格が満たされるとの観点から、質量は45.93g以下が好ましい。
コア4は、ゴム組成物が架橋されることによって形成されている。ゴム組成物の基材ゴムとしては、ポリブタジエン、ポリイソプレン、スチレン−ブタジエン共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体及び天然ゴムが例示される。2種以上のゴムが併用されてもよい。反発性能の観点からポリブタジエンが好ましく、特にハイシスポリブタジエンが好ましい。
コア4の架橋には、通常は共架橋剤が用いられる。反発性能の観点から好ましい共架橋剤は、アクリル酸亜鉛、アクリル酸マグネシウム、メタクリル酸亜鉛及びメタクリル酸マグネシウムである。ゴム組成物には、共架橋剤と共に有機過酸化物が配合されるのが好ましい。好適な有機過酸化物としては、ジクミルパーオキサイド、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン及びジ−t−ブチルパーオキサイドが挙げられる。
コア4のゴム組成物には、充填剤、硫黄化合物、老化防止剤、着色剤、可塑剤、分散剤等の各種添加剤が、必要に応じて適量配合される。ゴム組成物に、架橋ゴム粉末又は合成樹脂粉末が配合されてもよい。
コア4の直径は30.0mm以上、特には38.0mm以上である。コア4の直径は42.0mm以下、特には41.5mm以下である。コア4が2以上の層から構成されてもよい。
カバー6に好適なポリマーは、アイオノマー樹脂である。特に、α−オレフィンと炭素数が3以上8以下のα,β−不飽和カルボン酸との共重合体におけるカルボン酸の一部が金属イオンで中和されたものが好適である。好ましいα−オレフィンは、エチレン及びプロピレンである。好ましいα,β−不飽和カルボン酸は、アクリル酸及びメタクリル酸である。中和のための金属イオンとしては、ナトリウムイオン、カリウムイオン、リチウムイオン、亜鉛イオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、アルミニウムイオン及びネオジムイオンが例示される。中和が、2種以上の金属イオンでなされてもよい。ゴルフボール2の反発性能及び耐久性の観点から特に好適な金属イオンは、ナトリウムイオン、亜鉛イオン、リチウムイオン及びマグネシウムイオンである。
アイオノマー樹脂に代えて、又はアイオノマー樹脂と共に、他のポリマーが用いられてもよい。他のポリマーとしては、熱可塑性樹脂スチレンエラストマー、熱可塑性ポリウレタンエラストマー、熱可塑性ポリアミドエラストマー、熱可塑性ポリエステルエラストマー及び熱可塑性ポリオレフィンエラストマーが例示される。
カバー6には、必要に応じ、二酸化チタンのような着色剤、硫酸バリウムのような充填剤、分散剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、蛍光剤、蛍光増白剤等が適量配合される。比重調整の目的で、カバー6にタングステン、モリブデン等の高比重金属の粉末が配合されてもよい。
カバー6の厚みは0.5mm以上、特には0.8mm以上である。カバー6の厚みは2.5mm以下、特には2.2mm以下である。カバー6の比重は0.90以上、特には0.95以上である。カバー6の比重は1.10以下、特には1.05以下である。カバー6が2以上の層から構成されてもよい。
図2は図1のゴルフボール2が示された拡大平面図であり、図3はその正面図である。図2及び図3から明らかなように、全てのディンプル8の平面形状は円形である。図2及び図3では、ゴルフボール2の表面が12個の等価なユニットに区画された場合の1個のユニットにおいて、符号によってディンプル8の種類が示されている。このゴルフボール2は、直径が5.10mmであるディンプルA’と、直径が5.00mmであるディンプルB’と、直径が4.60mmであるディンプルCと、直径が4.60mmであるディンプルC’と、直径が4.50mmであるディンプルDと、直径が4.50mmであるディンプルD’と、直径が4.20mmであるディンプルEと、直径が4.00mmであるディンプルF''と、直径が3.00mmであるディンプルGを備えている。ディンプルA’の個数は24個であり、ディンプルB’の個数は24個であり、ディンプルCの個数は36個であり、ディンプルC’の個数は24個であり、ディンプルDの個数は84個であり、ディンプルD’の個数は12個であり、ディンプルEの個数は60個であり、ディンプルF''の個数は14個であり、ディンプルGの個数は24個である。このゴルフボール2のディンプル8の総数は、302個である。
ディンプルA’、B’、C’及びD’は、ダブルラジアスディンプル8dである。ディンプルC、D、E及びGは、トリプルラジアスディンプル8tである。ディンプルF''は、シングルラジアスディンプル8sである。
図4は、図1のゴルフボール2の一部が示された拡大断面図である。この図4には、ダブルラジアスディンプル8dが示されている。この図4には、ディンプル8dの面積重心及びゴルフボール2の中心を通過する平面に沿った断面が示されている。図4における上下方向は、ディンプル8dの深さ方向である。深さ方向は、ディンプル8dの面積重心からゴルフボール2の中心へ向かう方向である。図4において二点鎖線12で示されているのは、仮想球である。仮想球12の表面は、ディンプル8dが存在しないと仮定されたときのゴルフボール2の表面である。ディンプル8dは、仮想球12から凹陥している。ランド10は、仮想球12と一致している。
このディンプル8dは、第一側壁面14及びボトム面16を備えている。第一側壁面14はリング状である。ボトム面16は、碗状である。第一側壁面14は、点E1において、ランド10と連続している。点E1は、ディンプル8dのエッジである。エッジE1は、ディンプル8dの平面形状を確定する。エッジE1が丸められてもよい。ボトム面16は、第一側壁面14のボトム側に位置している。ボトム面16は、点E2において、第一側壁面14と連続している。ボトム面16は、第一側壁面14と接している。
図4において両矢印D1で示されているのは、ディンプル8dの直径である。この直径D1は、第一側壁面14の最大直径でもある。両矢印D2で示されているのは、ボトム面16の最大直径である。ディンプル8dの直径D1は、2.0mm以上6.0mm以下が好ましい。直径D1が上記範囲未満であると、ディンプル効果が得られにくい。この観点から、直径D1は2.2mm以上がより好ましく、2.4mm以上が特に好ましい。直径D1が上記範囲を超えると、実質的に球であるというゴルフボール2の特徴が損なわれる。この観点から、直径D1は5.8mm以下がより好ましく、5.6mm以下が特に好ましい。
第一側壁面14は、下向きに凸である。第一側壁面14の最大直径線は、点E1を通過している。換言すれば、第一側壁面14は、左右方向において、点E1よりも外側にはみ出してはいない。これにより、空気の滞留が防止される。第一側壁面14の最下点は、点E2と一致している。換言すれば、第一側壁面14は、点E1から点E2に至るまで、下向きに傾斜している。これにより、空気の滞留が防止される。
ボトム面16は、下向きに凸である。ボトム面16の最大直径線は、点E2を通過している。換言すれば、ボトム面16は、左右方向において、点E2よりも外側にはみ出してはいない。これにより、空気の滞留が防止される。
図4において、矢印R1で示されているのは第一側壁面14の曲率半径であり、矢印R2で示されているのはボトム面16の曲率半径である。曲率半径R2は、曲率半径R1よりも大きい。換言すれば、第一側壁面14は急な傾斜であり、ボトム面16は緩やかな傾斜である。このディンプル8dでは、比(R2/R1)は5以上である。この比(R2/R1)は、従来のダブルラジアスディンプルの比(R2/R1)よりも大きい。このディンプル8dは、ゴルフボール2の飛行性能に寄与する。このディンプル8dがゴルフボール2の飛行性能に寄与する理由は詳細には不明であるが、比(R2/R1)が大きいことに起因して、ランド10から最深部に向かう空気の流れが乱され、抗力が低減されるためと推測される。飛行性能の観点から、比(R2/R1)は10以上がより好ましく、20以上が特に好ましい。比(R2/R1)が過大であるとボトム面16での空気の流れが単調となるので、比(R2/R1)は55以下が好ましく、50以下がより好ましい。曲率半径R1は、0.3mm以上10.0mm以下が好ましい。曲率半径R2は、2.0mm以上60.0mm以下が好ましい。
ボトム面16の最大直径D2は、ディンプル8dの直径D1の0.60倍以上0.95倍以下が好ましい。直径D2が上記範囲未満であると、ディンプル効果に対するボトム面16の寄与率が不十分となる。この観点から、直径D2は、直径D1の0.70倍以上がより好ましく、0.75倍以上が特に好ましい。直径D2が上記範囲を超えると、ディンプル効果に対する第一側壁面14の寄与率が不十分となる。この観点から、直径D2は、直径D1の0.93倍以下がより好ましく、0.90倍以下が特に好ましい。
図4において、両矢印d1で示されているのは第一側壁面14の深さであり、両矢印d2で示されているのはボトム面16の深さである。深さd1及び深さd2の合計は、ディンプル8dの深さdである。
第一側壁面14の深さd1は、ディンプル8dの深さdの0.20倍以上0.70倍以下が好ましい。深さd1が上記範囲未満であると、ディンプル効果に対する第一側壁面14の寄与率が不十分となる。この観点から、深さd1は深さdの0.22倍以上がより好ましく、0.25倍以上が特に好ましい。深さd1が上記範囲を超えると、ディンプル効果に対するボトム面16の寄与率が不十分となる。この観点から、深さd1は深さdの0.68倍以下がより好ましく、0.65倍以下が特に好ましい。
図5は、図1のゴルフボール2の一部が示された拡大断面図である。この図5には、トリプルラジアスディンプル8tが示されている。このディンプル8tは、第一側壁面18、第二側壁面20及びボトム面22を備えている。第一側壁面18及び第二側壁面20はリング状である。ボトム面22は、碗状である。第一側壁面18は、エッジE1においてランド10と連続している。エッジE1が丸められてもよい。第二側壁面20は、第一側壁面18のボトム側に位置している。第二側壁面20は、点E2において、第一側壁面18と連続している。ボトム面22は、第二側壁面20のボトム側に位置している。ボトム面22は、点E3において、第二側壁面20と連続している。ボトム面22は、第二側壁面20と接している。
図5において両矢印D1で示されているのは、ディンプル8tの直径である。この直径D1は、第一側壁面18の最大直径でもある。両矢印D2で示されているのは、第二側壁面20の最大直径である。両矢印D3で示されているのは、ボトム面22の最大直径である。ディンプル8tの直径D1は、2.0mm以上6.0mm以下が好ましい。直径D1が上記範囲未満であると、ディンプル効果が得られにくい。この観点から、直径D1は2.2mm以上がより好ましく、2.4mm以上が特に好ましい。直径D1が上記範囲を超えると、実質的に球であるというゴルフボール2の特徴が損なわれる。この観点から、直径D1は5.8mm以下がより好ましく、5.6mm以下が特に好ましい。
図5において二点鎖線24で示されているのは、仮想ディンプルである。仮想ディンプル24の断面形状は、円弧である。この円弧の曲率半径は、図5において、符号Rxで示されている。この仮想ディンプル24は、シングルラジアスディンプルである。仮想ディンプル24の直径は、D1である。換言すれば、仮想ディンプル24の直径とトリプルラジアスディンプル8tの直径とは、同一である。仮想ディンプル24は、その容積がトリプルラジアスディンプル8tの容積と同一になるように想定される。仮想曲率半径Rxは、通常は5.0mm以上25.0mm以下である。
第一側壁面18は、下向きに凸である。第一側壁面18の曲率半径R1は、仮想曲率半径Rxと同一か、それよりも大きい。換言すれば、第一側壁面18は緩やかに湾曲している。ランド10を通過した空気は、第一側壁面18に沿って流れる。第一側壁面18の湾曲は緩やかなので、ランド10からディンプル8tの中心に向かって、空気が円滑に流れ込む。湾曲が緩やかな第一側壁面18は、エッジE1の近傍の応力集中を緩和する。このトリプルラジアスディンプル8tにより、ゴルフボール2がショートアイアンで打撃されたときの削れが防止される。トリプルラジアスディンプル8tは、ゴルフボール2の耐擦傷性に寄与する。空気の円滑な流れの観点及び耐擦傷性の観点から、曲率半径R1は7.0mm以上が好ましく、8.0mm以上が特に好ましい。曲率半径R1は、30.0mm以下が好ましい。
第一側壁面18の最大直径線は、点E1を通過している。換言すれば、第一側壁面18は、左右方向において、点E1よりも外側にはみ出してはいない。これにより、空気の滞留が防止される。第一側壁面18の最下点は、点E2と一致している。換言すれば、第一側壁面18は、点E1から点E2に至るまで、下向きに傾斜している。これにより、空気の滞留が防止される。
第二側壁面20は、下向きに凸である。第二側壁面20の曲率半径R2は、仮想曲率半径Rxよりも小さい。第一側壁面18を通過した空気は、第二側壁面20に沿って流れる。空気は、第二側壁面20によって急激に方向を変えられる。この方向の変化は、ディンプル効果を高める。ディンプル効果の観点から、曲率半径R2は仮想曲率半径Rxの0.40倍以下が好ましく、0.30倍以下がより好ましく、0.25倍以下が特に好ましい。曲率半径R2は仮想曲率半径Rxの0.10倍以上が好ましい。曲率半径R2は、1.5mm以上5.0mm以下が好ましい。
第二側壁面20の最大直径線は、点E2を通過している。換言すれば、第二側壁面20は、左右方向において、点E2よりも外側にはみ出してはいない。これにより、空気の滞留が防止される。第二側壁面20の最下点は、点E3と一致している。換言すれば、第二側壁面20は、点E2から点E3に至るまで、下向きに傾斜している。これにより、空気の滞留が防止される。
ボトム面22は、下向きに凸である。ボトム面22の曲率半径R3は、仮想曲率半径Rxと同一か、それよりも大きい。換言すれば、ボトム面22は緩やかに湾曲している。第二側壁面20を通過した空気は、ボトム面22に沿って流れる。空気は、このボトム面22によって円滑に反対側の第二側壁面20へと導かれる。空気は、反対側の第二側壁面20によって急激に方向を変えられる。この方向の変化は、ディンプル効果を高める。円滑な空気の流れの観点から、ボトム面22の曲率半径R3は仮想曲率半径Rxの1.10倍以上が好ましく、1.20倍以上がより好ましい。ボトム面22の曲率半径R3は仮想曲率半径Rxの1.70倍以下が好ましい。曲率半径R3は7.0mm以上が好ましく、8.0mm以上が特に好ましい。曲率半径R3は、35.0mm以下が好ましい。
ボトム面22の最大直径線は、点E3を通過している。換言すれば、ボトム面22は、左右方向において、点E3よりも外側にはみ出してはいない。これにより、空気の滞留が防止される。
第二側壁面20の最大直径D2は、ディンプル8tの直径D1の0.60倍以上0.95倍以下が好ましい。直径D2が上記範囲未満であると、ディンプル効果に対する第二側壁面20又はボトム面22の寄与率が不十分となる。この観点から、直径D2は、直径D1の0.70倍以上がより好ましく、0.75倍以上が特に好ましい。直径D2が上記範囲を超えると、ディンプル効果に対する第一側壁面18の寄与率が不十分となる。この観点から、直径D2は、直径D1の0.93倍以下がより好ましく、0.90倍以下が特に好ましい。
ボトム面22の最大直径D3は、直径D2の0.60倍以上0.95倍以下が好ましい。直径D3が上記範囲未満であると、ディンプル効果に対するボトム面22の寄与率が不十分となる。この観点から、直径D3は、直径D2の0.70倍以上がより好ましく、0.75倍以上が特に好ましい。直径D3が上記範囲を超えると、ディンプル効果に対する第二側壁面20の寄与率が不十分となる。この観点から、直径D3は、直径D2の0.93倍以下がより好ましく、0.90倍以下が特に好ましい。
図5において両矢印d1で示されているのは第一側壁面18の深さであり、両矢印d2で示されているのは第二側壁面20の深さであり、両矢印d3で示されているのはボトム面22の深さである。深さd1、深さd2及び深さd3の合計は、ディンプル8tの深さdである。
第一側壁面18の深さd1は、ディンプル8tの深さdの0.10倍以上0.50倍以下が好ましい。深さd1が上記範囲未満であると、ディンプル効果に対する第一側壁面18の寄与率が不十分となる。この観点から、深さd1は深さdの0.15倍以上がより好ましく、0.20倍以上が特に好ましい。深さd1が上記範囲を超えると、ディンプル効果に対する第二側壁面20又はボトム面22の寄与率が不十分となる。この観点から、深さd1は深さdの0.45倍以下がより好ましく、0.40倍以下が特に好ましい。
第二側壁面20の深さd2は、ディンプル8tの深さdの0.10倍以上0.60倍以下が好ましい。深さd2が上記範囲未満であると、ディンプル効果に対する第二側壁面20の寄与率が不十分となる。この観点から、深さd2は深さdの0.15倍以上がより好ましく、0.20倍以上が特に好ましい。深さd1が上記範囲を超えると、ディンプル効果に対する第一側壁面18又はボトム面22の寄与率が不十分となる。この観点から、深さd2は深さdの0.55倍以下がより好ましく、0.50倍以下が特に好ましい。
ボトム面22の深さd3は、ディンプル8tの深さdの0.05倍以上0.50倍以下が好ましい。深さd3が上記範囲未満であると、ディンプル効果に対するボトム面22の寄与率が不十分となる。この観点から、深さd3は深さdの0.10倍以上がより好ましく、0.15倍以上が特に好ましい。深さd3が上記範囲を超えると、ディンプル効果に対する第一側壁面18又は第二側壁面20の寄与率が不十分となる。この観点から、深さd2は深さdの0.45倍以下がより好ましく、0.40倍以下が特に好ましい。
図6は、図1のゴルフボール2の一部が示された拡大断面図である。この図6には、シングルラジアスディンプル8sが示されている。このシングルラジアスディンプル8sは、断面が円弧状の表面を備えている。このシングルラジアスディンプル8sは、エッジE1においてランド10と連続している。エッジE1が丸められてもよい。図6において、両矢印D1で示されているのは直径であり、両矢印d1で示されているのは深さであり、矢印R1で示されているのは曲率半径である。
このゴルフボール2では、ダブルラジアスディンプル8dとトリプルラジアスディンプル8tとの混在により、極めて優れたディンプル効果が発揮される。このゴルフボール2は、飛行性能に優れる。飛行性能の観点から、ディンプル8の総数に対し、ダブルラジアスディンプル8dの数の比率Pdが20%以上に設定され、トリプルラジアスディンプル8tの数の比率Ptが50%以上に設定される必要がある。ディンプル8の総数に対するシングルラジアスディンプル8sの比率Psは、ゼロであってもよい。飛行性能の観点から、比率Pdは24%以上がより好ましく、30%以上が特に好ましい。耐擦傷性の観点から、比率Pdは42%以下が好ましく、40%以下がより好ましく、38%以下が特に好ましい。飛行性能及び耐擦傷性の観点から、比率Ptは55%以上が好ましい。比率Ptは、80%以下である。
ダブルラジアスディンプル8d、トリプルラジアスディンプル8t及びシングルラジアスディンプル8sの面積sは、無限遠からゴルフボール2の中心を見た場合の、輪郭線に囲まれた領域の面積である。円形ディンプルの場合、面積sは下記数式によって算出される。
s = (D1 / 2) * π
図2及び図3に示されたゴルフボール2では、ディンプルA’の面積は20.43mmであり、ディンプルB’の面積は19.63mmであり、ディンプルCの面積は16.62mmであり、ディンプルC’の面積は16.62mmであり、ディンプルDの面積は15.90mmであり、ディンプルD’の面積は15.90mmであり、ディンプルEの面積は13.85mmであり、ディンプルF''の面積は12.57mmであり、ディンプルGの面積は7.07mmである。
本発明では、仮想球12の表面積に対する全てのディンプル8の合計面積の比率は、占有率と称される。十分なディンプル効果が得られるとの観点から、占有率は70%以上が好ましく、72%以上がより好ましく、74%以上が特に好ましい。占有率は、90%以下が好ましい。図2及び図3に示されたゴルフボール2では、ディンプル8の合計面積は4662.2mmである。このゴルフボール2の仮想球12の表面積は5728.0mmなので、占有率は81.4%である。
本発明において「ディンプルの容積」とは、ディンプル8の輪郭を含む平面とディンプル8の表面とに囲まれた部分の容積を意味する。ディンプル8の総容積は、250mm以上400mm以下が好ましい。総容積が上記範囲未満であると、ホップする弾道となることがある。この観点から、総容積は260mm以上がより好ましく、270mm以上が特に好ましい。総容積が上記範囲を超えると、ドロップする弾道となるおそれがある。この観点から、総容積は390mm以下がより好ましく、380mm以下が特に好ましい。
ディンプル8の最深部と仮想球12との距離Fは、0.10mm以上0.60mm以下が好ましい。距離Fが上記範囲未満であると、ホップする弾道となることがある。この観点から、距離Fは0.13mm以上がより好ましく、0.15mm以上が特に好ましい。距離Fが上記範囲を超えると、ドロップする弾道となることがある。この観点から、距離Fは0.55mm以下がより好ましく、0.50mm以下が特に好ましい。
ディンプル8の総数は、200個以上500個以下が好ましい。総数が上記範囲未満であると、ディンプル効果が得られにくい。この観点から、総数は240個以上がより好ましく、260個以上が特に好ましい。総数が上記範囲を超えると、個々のディンプル8のサイズが小さいことに起因してディンプル効果が得られにくい。この観点から、総数は480個以下がより好ましく、460個以下が特に好ましい。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
ポリブタジエン(ジェイエスアール社の商品名「BR−11」)100質量部、アクリル酸亜鉛24.5質量部、酸化亜鉛10質量部、硫酸バリウム15質量部及びジクミルパーオキサイド0.8質量部を混練し、ゴム組成物を得た。このゴム組成物を共に半球状キャビティを備えた上型及び下型からなる金型に投入し、160℃で20分間加熱して、直径が38.1mmのコアを得た。一方、アイオノマー樹脂(三井・デュポンポリケミカル社の商品名「ハイミラン1605」)50質量部、他のアイオノマー樹脂(三井・デュポンポリケミカル社の商品名「ハイミラン1706」)50質量部及び二酸化チタン3質量部を混練し、樹脂組成物を得た。上記コアを、内周面に多数の突起を備えた金型に投入し、コアの周囲に上記樹脂組成物を射出成形法により注入して、厚みが2.3mmであるカバーを成形した。カバーには、突起の形状が反転した形状のディンプルが多数形成された。このカバーに塗装を施して、直径が42.7mmであり質量が約45.4gである実施例1のゴルフボールを得た。このゴルフボールでは、コンプレッションは約85であり、ディンプル総容積は約320mmであり、表面積占有率は約81%である。このゴルフボールのディンプル仕様が、下記表1に示されている。ディンプルF''は、射出成形用金型のホールドピン及びベントピンの先端に相当する。
[実施例2から4及び比較例1から5]
金型を変更してディンプルの仕様を下記の表1、表2、表3及び表4に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例2から4及び比較例1から5のゴルフボールを得た。
Figure 2006149929
Figure 2006149929
Figure 2006149929
Figure 2006149929
[飛距離テスト]
ツルテンパー社のスイングマシンに、メタルヘッドを備えたドライバー(住友ゴム工業株式会社の商品名「XXIO」、シャフト硬度:X、ロフト角:9°)を装着した。ヘッド速度が49m/secであり、打ち出し角度がほぼ11°であり、初期スピン速度がほぼ3000rpmである条件でゴルフボールを打撃して、発射地点から静止地点までの距離を測定した。試験中の風のコンディションは、ほぼ無風であった。20回の測定の平均値が、下記の表5に示されている。
[耐擦傷性の評価]
上記スイングマシンに、サンドウエッジ(住友ゴム工業株式会社の商品名「XXIO」、シャフト硬度:S、ロフト角:56°)を装着した。ヘッド速度が21m/secである条件でゴルフボールを打撃し、ゴルフボールの外観を目視で観察した。20個のゴルフボールを観察し、AからDの4ランクの格付けを行った。この結果が、下記の表5に示されている。Aランクが最も好ましい。
Figure 2006149929
表5に示されるように、実施例のゴルフボールは飛行性能及び耐擦傷性に優れている。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明は、ツーピースゴルフボールのみならず、ワンピースゴルフボール、マルチピースゴルフボール及び糸巻きゴルフボールにも適用されうる。
図1は、本発明の一実施形態に係るゴルフボールが示された模式的断面図である。 図2は、図1のゴルフボールが示された拡大平面図である。 図3は、図2のゴルフボールが示された正面図である。 図4は、図1のゴルフボールの一部が示された拡大断面図である。 図5は、図1のゴルフボールの一部が示された拡大断面図である。 図6は、図1のゴルフボールの一部が示された拡大断面図である。 図7は、本発明の実施例2に係るゴルフボールが示された平面図である。 図8は、図7のゴルフボールが示された正面図である。 図9は、本発明の実施例3に係るゴルフボールが示された平面図である。 図10は、図9のゴルフボールが示された正面図である。 図11は、本発明4の実施例に係るゴルフボールが示された平面図である。 図12は、図11のゴルフボールが示された正面図である。 図13は、比較例1に係るゴルフボールが示された平面図である。 図14は、図13のゴルフボールが示された正面図である。 図15は、比較例2に係るゴルフボールが示された平面図である。 図16は、図15のゴルフボールが示された正面図である。 図17は、比較例3に係るゴルフボールが示された平面図である。 図18は、図17のゴルフボールが示された正面図である。 図19は、比較例4に係るゴルフボールが示された平面図である。 図20は、図19のゴルフボールが示された正面図である。 図21は、比較例5に係るゴルフボールが示された平面図である。 図22は、図21のゴルフボールが示された正面図である。
符号の説明
2・・・ゴルフボール
4・・・コア
6・・・カバー
8、8d、8t、8s・・・ディンプル
10・・・ランド
12・・・仮想球
14、18・・・第一側壁面
16、22・・・ボトム面
20・・・第二側壁面
24・・・仮想ディンプル

Claims (6)

  1. その表面に多数のダブルラジアスディンプルと多数のトリプルラジアスディンプルとを備えており、
    このダブルラジアスディンプルが、曲率半径R1を備えた第一側壁面と、この曲率半径R1の5倍以上55倍以下である曲率半径R2を備え第一側壁面よりもボトム側に位置するボトム面とを備えており、
    このトリプルラジアスディンプルが、仮想曲率半径Rxと同一であるか又はそれよりも大きな曲率半径R1を備えた第一側壁面と、この第一側壁面よりもボトム側に位置して仮想曲率半径Rxよりも小さな曲率半径R2を備えた第二側壁面と、この第二側壁面よりもボトム側に位置して仮想曲率半径Rxと同一であるか又はそれよりも大きな曲率半径R3を備えたボトム面とを備えており、
    ディンプルの総数に対するダブルラジアスディンプルの数の比率が20%以上42%以下であり、
    ディンプルの総数に対するトリプルラジアスディンプルの数の比率が50%以上であるゴルフボール。
  2. 上記ダブルラジアスディンプルにおいて、第一側壁面の深さがディンプルの深さの0.20倍以上0.70倍以下である請求項1に記載のゴルフボール。
  3. 上記ダブルラジアスディンプルにおいて、ボトム面の最大直径がディンプルの直径の0.60倍以上0.95倍以下である請求項1又は2に記載のゴルフボール。
  4. 上記トリプルラジアスディンプルにおいて、第一側壁面の深さがディンプルの深さの0.10倍以上0.50倍以下である請求項1から3のいずれかに記載のゴルフボール。
  5. 上記トリプルラジアスディンプルにおいて、第二側壁面の最大直径がディンプルの直径の0.60倍以上0.95倍以下である請求項1から4のいずれかに記載のゴルフボール。
  6. 上記ダブルラジアスディンプルの第一側壁面及びボトム面並びにトリプルラジアスディンプルの第一側壁面、第二側壁面及びボトム面が下向きに凸である請求項1から5のいずれかに記載のゴルフボール。
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