JP2006149742A - 弾球遊技機 - Google Patents

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恵一 島田
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Abstract

【課題】 大入賞口が所定ラウンド数作動する弾球遊技機において、各ラウンドの作動が時間により管理されている場合において、各ラウンドの終了が入賞上限に達したことによるのか又は時間切れによるのかを明瞭に遊技者に示す。
【解決手段】 特定時に作動する大入賞口13と、大入賞口13への入賞遊技球数を計数する入賞計数手段71と、大入賞口13の作動時間を計時する作動時間計時手段72と、入賞遊技球数が所定個数に達したという第1条件又は作動時間が所定時間に達したかという第2条件のいずれかの成就により大入賞口13の作動の終了を判定する終了判定手段73と、大入賞口13の作動を開始させ、終了判定手段73の終了判定により大入賞口13の作動を終了させる開閉駆動制御手段74と、終了判定手段73が第1条件又は第2条件のいずれの成就により終了判定したかを遊技者に認識可能とする終了条件報知手段200とを備えた弾球遊技機PM。
【選択図】 図2

Description

本発明は、弾球遊技機に関し、特に、大当たり遊技のような特別遊技の際に所定回数作動することで入賞確率を増大せしめることの可能な大入賞口を有する弾球遊技機に関する。
従来、弾球遊技機において、始動入賞口への入賞に基づいた所定の抽選の結果大当たり遊技が発生すると、所定時間、所定ラウンドに渡り大入賞口が作動し、その間入賞確率が増大する、ということが行われている。たとえば、1ラウンドの大入賞口の作動の間に、所定球数(たとえば10球)が入賞するか、又は所定時間(たとえば30秒)経過するかによって当該ラウンドが終了する。そして、当該ラウンド中に、大入賞口中に設けられた特定領域の通過を条件に、次ラウンドへの移行を繰り返し、所定の上限回数(たとえば15回)のラウンド数まで大入賞口が作動可能となっている。
ここで、大入賞口の1ラウンドの「作動」とは、いわゆる第1種(俗にいう「セブン機」)に属する弾球遊技機においては、大入賞口が所定時間(たとえば30秒)開放することであり、また、いわゆる第2種(俗にいう「羽根物」)に属する弾球遊技機においては、「羽根」が所定時間(たとえば28.8秒)の間に16回開閉を繰り返すことをいう。
このような、大入賞口を有する弾球遊技機としては、下記の特許文献1に開示された発明がある。この発明では、1ラウンド中、大入賞口への現時点での入賞個数が可変表示部に表示され、当該ラウンド中で大入賞口への入賞があるたびに、その可変表示部における入賞個数表示が更新されることとなっている。
特開2004-65809号公報
上記のような、大入賞口が所定ラウンド数作動するような弾球遊技機においては、各ラウンドで上限とされる入賞球数だけ入賞できたのか、あるいは、上限へ達することができずに、時間切れによりラウンドが終了したのかどうかが遊技者の関心事である。
上述のような従来技術においては、当該ラウンドにおける大入賞口への入賞数は表示されるが、当該ラウンドの終了が入賞上限に達したことによるのか、あるいは時間切れによるのかは必ずしも明瞭に遊技者に示されるわけではない。
そこで、本発明は、大入賞口が所定ラウンド数作動するような弾球遊技機において、各ラウンドの作動が時間により管理されている場合に、各ラウンドの終了が入賞上限に達したことによるのか、あるいは時間切れによるのかを明瞭に遊技者に示すことの可能な弾球遊技機を提供することを第1の課題とする。
また、本発明は、大入賞口が所定ラウンド数作動するような弾球遊技機において、各ラウンドの作動が大入賞口の開閉回数により管理されている場合に、各ラウンドの終了が入賞上限に達したことによるのか、あるいは開閉回数が上限に達したことによるのかを明瞭に遊技者に示すことの可能な弾球遊技機を提供することを第2の課題とする。
さらに、本発明は、前記第1又は第2の発明の課題に加え、各ラウンドの終了が入賞上限に達した旨の表示又は非表示によって、各ラウンドの終了が、それぞれ、入賞上限に達したことによるのか、又は時間切れ(若しくは開閉回数が上限に達したこと)によるのかを明瞭に遊技者に示すことの可能な弾球遊技機を提供することを第3の課題とする。
また、本発明は、前記第1、第2又は第3の発明の課題に加え、各ラウンドの終了が時間切れになった(若しくは開閉回数が上限に達した)旨の表示又は非表示によって、各ラウンドの終了が、それぞれ、時間切れ(若しくは開閉回数が上限に達したこと)によるのか、又は入賞上限に達したことによるのかを明瞭に遊技者に示すことの可能な弾球遊技機を提供することを第4の課題とする。
さらに、本発明は、前記第1、第2、第3又は第4の発明の特徴に加え、各ラウンドで大入賞口への入賞がそれぞれ何球あったかが、当該ラウンドの終了時点のみならず次ラウンド以降であっても遊技者に明瞭に示すことの可能な弾球遊技機を提供することを第5の課題とする。
また、本発明は、前記第1、第2、第3又は第4の発明の特徴に加え、各ラウンドの終了が入賞上限に達しなかったことによることを遊技者に明示することの可能な弾球遊技機を提供することを第6の課題とする。
さらに、本発明は、前記第1、第2、第3、第4、第5又は第6の発明の特徴に加え、1ラウンドの終了ごとにその終了条件を遊技者に明示することの可能な弾球遊技機を提供することを第7の課題とする。
また、本発明は、前記第1、第2、第3、第4、第5又は第6の発明の特徴に加え、複数ラウンドの終了ごとにそれらの終了条件を遊技者に明示することの可能な弾球遊技機を提供することを第8の課題とする。
さらに、本発明は、前記第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7又は第8の発明の特徴に加え、全ラウンドトータルでの大入賞口への入賞状況を遊技者に明示することの可能な弾球遊技機を提供することを第9の課題とする。
また、本発明は、前記第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8又は第9の発明の特徴に加え、全ラウンド終了後に、入賞上限に達して終了したラウンドと、時間切れ(又は開閉回数が上限に達したこと)により終了したラウンドとがそれぞれどれだけあったかを明瞭に遊技者に示すことの可能な弾球遊技機を提供することを第10の課題とする。
さらに、本発明は、前記第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9又は第10の発明の特徴に加え、各ラウンドの終了が入賞上限に達したことを特に遊技者に強く印象付けることの可能な弾球遊技機を提供することを第11の課題とする。
また、本発明は、前記第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9又は第10の発明の特徴に加え、各ラウンドの終了が時間切れ(又は開閉回数が上限に達したこと)によることを特に遊技者に強く印象付けることの可能な弾球遊技機を提供することを第12の課題とする。
さらに、本発明は、前記第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9又は第10の発明の特徴に加え、各ラウンドの終了が入賞上限に達したこと及び各ラウンドの終了が時間切れ(又は開閉回数が上限に達したこと)によることをそれぞれ別の方法で特に遊技者に強く印象付けることの可能な弾球遊技機を提供することを第13の課題とする。
(1)第1の発明
前記第1の課題を解決するため、本発明のうち第1の発明に係る弾球遊技機PMは、特定時に作動する大入賞口13と、
前記大入賞口13への入賞遊技球数を計数する入賞計数手段71と、
前記大入賞口13の作動時間を計時する作動時間計時手段72と、
前記入賞計数手段71により計数された入賞遊技球数が所定個数に達したという第1条件又は前記作動時間計時手段72により計時された作動時間が所定時間に達したという第2条件のいずれかが先に成就したことにより、前記大入賞口13の作動の終了を判定する終了判定手段73と、
前記大入賞口13の作動を開始させるとともに前記終了判定手段73の終了判定により同大入賞口13の作動を終了させる開閉駆動制御手段74と、
前記終了判定手段73が、前記第1条件又は前記第2条件のいずれの成就により終了判定したかを、遊技者に認識可能とする終了条件報知手段200とを備えたことを特徴とする。
「特定時」とは、弾球遊技機PMの遊技上で所定の条件が満たされた場合に発生する遊技者にとって有利な状態をいう。たとえば、始動入賞口12への遊技球の入賞により所定の抽選を行い、その結果、大当たりとなるような場合がこれに該当する。
「大入賞口13」とは、通常は閉鎖状態を保っているが、上記特定時に作動するように形成されている入賞口をいう。ここで、「作動」とは、第1種弾球遊技機であれば所定時間開放状態が継続することをいい、第2種弾球遊技機であれば所定時間の間、所定回数開閉を繰り返すことをいう。この大入賞口13の作動は、後述の開閉駆動制御手段74により制御されることにより、ソレノイド等の駆動手段により行われる。
「入賞計数手段71」とは、大入賞口13への入賞をカウントする手段をいい、たとえば、遊技の制御を司る主制御装置が、遊技プログラムの所定の部分を実行することにより実現される。たとえば、大入賞口13からの遊技球の流路にフォトセンサーを設置し、このフォトセンサーからの検出信号を主制御装置が加算することで、この主制御装置が入賞計数手段71として機能することになる。この入賞計数手段71によるカウント値が所定値(たとえば、10)に達することを、本発明では「第1条件」と称する。なお、この入賞計数手段71によるカウント値は、下記の終了判定手段73の判定後にクリアされることが望ましいが、このクリアの前に、メモリの所定領域に格納されて以後の表示等に利用可能とされることが望ましい。また、第2種弾球遊技機においては、所定の始動入賞口12への入賞により大入賞口13が作動して大当たり遊技の第1ラウンドが実行され、この第1ラウンドの実行中に大入賞口13内の所定領域に入賞して初めて第2ラウンド以降が実行可能となっていることが多いが、第1ラウンドは実行されたものの結局第2ラウンドが実行されない場合は、当該第1ラウンドにおける入賞計数手段71によるカウント値は、次に第1ラウンドが実行される際にクリアされることが望ましい。
「作動時間計時手段72」とは、大入賞口13の作動開始の時点から内部クロック等に従って作動時間を計時する手段をいい、たとえば、遊技の制御を司る主制御装置が、遊技プログラムの所定の部分を実行することにより実現される。この作動時間計時手段72による計時時間が所定値(たとえば、30秒)に達することを、本第1の発明では「第2条件」と称する。なお、この作動時間計時手段72によるカウント値は、下記の終了判定手段73の判定後にクリアされることが望ましい。
「終了判定手段73」とは、大入賞口13の作動開始から、上記第1条件又は第2条件の成就を常に監視し、どちらかの条件が先に成就した場合に、大入賞口13の作動終了を判定する手段をいい、たとえば、遊技の制御を司る主制御装置が、遊技プログラムの所定の部分を実行することにより実現される。
「開閉駆動制御手段74」とは、大入賞口13の作動を制御する手段をいい、たとえば、遊技の制御を司る主制御装置が、遊技プログラムの所定の部分を実行することにより実現される。すなわち、前記特定時が発生した場合、又は、大入賞口13の作動が一旦終了した後に所定の条件(たとえば、大入賞口13内の特定領域18に入賞したこと)が満たされている場合に、この開閉駆動制御手段74は、ソレノイド等の駆動手段を駆動させて、大入賞口13の作動を開始させる。そして、終了判定手段73により大入賞口13の作動終了が判定された場合に、ソレノイド等の駆動手段の駆動を終了させて、大入賞口13の作動を終了させる。
「終了条件報知手段200」とは、大入賞口13の作動終了が第1条件によるものか又は第2条件によるものかを区別可能な態様で遊技者に認識可能とする手段をいう。この終了条件報知手段200は、遊技者の知覚、とりわけ視覚又は聴覚により認識可能な報知手段(たとえば、画像による表示装置、ランプ、スピーカー8等)と、この報知手段を制御する手段(たとえば、遊技の制御を司る主制御装置が、遊技プログラムの所定の部分を実行することにより実現される)とにより構成することができる。
本第1の発明に係る弾球遊技機PMは、以下のように作用する。
まず、遊技中に、大当たり発生等の特定時になると、開閉駆動制御手段74により、大入賞口13の作動が開始される。大入賞口13の作動が開始されると、作動時間計時手段72により作動時間時間の計時が開始されるとともに、入賞計数手段71により大入賞口13に入賞した遊技球数のカウントが開始される。すなわち、この入賞計数手段71は、第1条件の成否を判定する基準となる。また、この作動時間計時手段72は、第2条件の成否を判定する基準となる。
終了判定手段73は、大入賞口13が作動している間、第1条件が成就したか、又は、第2条件が成就したかを監視し続ける。そして、この両条件のうちいずれかが先に成就したと判断すると、大入賞口13の作動の終了を判定する。すなわち、この終了判定手段73は、大入賞口13の作動を継続するか終了させるかに直接関わることになる。
終了判定手段73により大入賞口13の作動の終了判定がされると、開閉駆動制御手段74は大入賞口13の作動を終了させる。すなわち、この開閉駆動制御手段74は、大入賞口13の作動を直接制御することになる。
一方、大入賞口13の作動終了に際して、終了判定手段73は、その作動終了が第1条件によるものか第2条件によるものかを遊技者に区別可能な態様で表示する。たとえば、両条件で異なる記号等で表示することとしてもよい。また、一方の条件による場合には所定の表示をするが、他方の条件による場合には特段の表示をしないことで当該他方の条件によることを間接的に認識可能としてもよい。
(2)第2の発明
前記第2の課題を解決するため、本発明のうち第2の発明に係る弾球遊技機PMは、特定時に作動する大入賞口13と、
前記大入賞口13への入賞遊技球数を計数する入賞計数手段71と、
前記大入賞口13の作動中の開閉回数を計数する開閉回数計数手段77と、
前記入賞計数手段71により計数された入賞遊技球数が所定個数に達したという第1条件又は前記開閉回数計数手段77により計数された開閉回数が所定回数に達したという第2条件のいずれかが先に成就したことにより、前記大入賞口13の作動の終了を判定する終了判定手段73と、
前記大入賞口13の作動を開始させるとともに前記終了判定手段73の終了判定により同大入賞口13の作動を終了させる開閉駆動制御手段74と、
前記終了判定手段73が、前記第1条件又は前記第2条件のいずれの成就により終了判定したかを、遊技者に認識可能とする終了条件報知手段200とを備えたことを特徴とする。
「特定時」とは、弾球遊技機PMの遊技上で所定の条件が満たされた場合に発生する遊技者にとって有利な状態をいう。たとえば、始動入賞口12への遊技球の入賞により所定の抽選を行い、その結果、大当たりとなるような場合がこれに該当する。
「大入賞口13」とは、通常は閉鎖状態を保っているが、上記特定時に作動するように形成されている入賞口をいう。ここで、「作動」とは、所定時間の間、所定回数開閉を繰り返すことをいう。この大入賞口13の作動は、後述の開閉駆動制御手段74により制御されることにより、ソレノイド等の駆動手段により行われる。
「入賞計数手段71」とは、大入賞口13への入賞をカウントする手段をいい、たとえば、遊技の制御を司る主制御装置が、遊技プログラムの所定の部分を実行することにより実現される。たとえば、大入賞口13からの遊技球の流路にフォトセンサーを設置し、このフォトセンサーからの検出信号を主制御装置が加算することで、この主制御装置が入賞計数手段71として機能することになる。この入賞計数手段71によるカウント値が所定値(たとえば、10)に達することを、本発明では「第1条件」と称する。なお、この入賞計数手段71によるカウント値は、下記の終了判定手段73の判定後にクリアされることが望ましいが、このクリアの前に、メモリの所定領域に格納されて以後の表示等に利用可能とされることが望ましい。また、第2種弾球遊技機においては、所定の始動入賞口12への入賞により大入賞口13が作動して大当たり遊技の第1ラウンドが実行され、この第1ラウンドの実行中に大入賞口13内の所定領域に入賞して初めて第2ラウンド以降が実行可能となっていることが多いが、第1ラウンドは実行されたものの結局第2ラウンドが実行されない場合は、当該第1ラウンドにおける入賞計数手段71によるカウント値は、次に第1ラウンドが実行される際にクリアされることが望ましい。
「開閉回数計数手段77」とは、大入賞口13の作動開始の時点からその一作動における開閉の回数を計数する手段をいい、たとえば、遊技の制御を司る主制御装置が、遊技プログラムの所定の部分を実行することにより実現される。この開閉回数計数手段77による開閉回数値が所定値(たとえば、18回)に達することを、本第2の発明では「第2条件」と称する。なお、この開閉回数計数手段77による開閉回数値は、下記の終了判定手段73の判定後にクリアされることが望ましい。
「終了判定手段73」とは、大入賞口13の作動開始から、上記第1条件又は第2条件の成就を常に監視し、どちらかの条件が先に成就した場合に、大入賞口13の作動終了を判定する手段をいい、たとえば、遊技の制御を司る主制御装置が、遊技プログラムの所定の部分を実行することにより実現される。
「開閉駆動制御手段74」とは、大入賞口13の作動を制御する手段をいい、たとえば、遊技の制御を司る主制御装置が、遊技プログラムの所定の部分を実行することにより実現される。すなわち、前記特定時が発生した場合、又は、大入賞口13の作動が一旦終了した後に所定の条件(たとえば、大入賞口13内の特定領域18に入賞したこと)が満たされている場合に、この開閉駆動制御手段74は、ソレノイド等の駆動手段を駆動させて、大入賞口13の作動を開始させる。そして、終了判定手段73により大入賞口13の作動終了が判定された場合に、ソレノイド等の駆動手段の駆動を終了させて、大入賞口13の作動を終了させる。
「終了条件報知手段200」とは、大入賞口13の作動終了が第1条件によるものか又は第2条件によるものかを区別可能な態様で遊技者に認識可能とする手段をいう。この終了条件報知手段200は、遊技者の知覚、とりわけ視覚又は聴覚により認識可能な報知手段(たとえば、画像による表示装置、ランプ、スピーカー8等)と、この報知手段を制御する手段(たとえば、遊技の制御を司る主制御装置が、遊技プログラムの所定の部分を実行することにより実現される)とにより構成することができる。
本第2の発明に係る弾球遊技機PMは、以下のように作用する。
まず、遊技中に、大当たり発生等の特定時になると、開閉駆動制御手段74により、大入賞口13の作動が開始される。大入賞口13の作動が開始されると、開閉回数計数手段77により開閉回数のカウントが開始されるとともに、入賞計数手段71により大入賞口13に入賞した遊技球数のカウントが開始される。すなわち、この入賞計数手段71は、第1条件の成否を判定する基準となる。また、この開閉回数計数手段77は、第2条件の成否を判定する基準となる。
終了判定手段73は、大入賞口13が作動している間、第1条件が成就したか、又は、第2条件が成就したかを監視し続ける。そして、この両条件のうちいずれかが先に成就したと判断すると、大入賞口13の作動の終了を判定する。すなわち、この終了判定手段73は、大入賞口13の作動を継続するか終了させるかに直接関わることになる。
終了判定手段73により大入賞口13の作動の終了判定がされると、開閉駆動制御手段74は大入賞口13の作動を終了させる。すなわち、この開閉駆動制御手段74は、大入賞口13の作動を直接制御することになる。
一方、大入賞口13の作動終了に際して、終了判定手段73は、その作動終了が第1条件によるものか第2条件によるものかを遊技者に区別可能な態様で表示する。たとえば、両条件で異なる記号等で表示することとしてもよい。また、一方の条件による場合には所定の表示をするが、他方の条件による場合には特段の表示をしないことで当該他方の条件によることを間接的に認識可能としてもよい。
(3)第3の発明
前記第3の課題を解決するため、本発明のうち第3の発明は、前記第1又は第2の発明の特徴に加え、前記終了条件報知手段200は、前記第1条件の成就を表示することを特徴とする。
たとえば、終了条件報知手段200は画像により図形等を表示可能な装置を備えるものである場合に、第1条件成就の場合は「○」を表示し、一方、第1条件非成就の場合何も表示しないこととすれば、「○」の表示により第1条件の成就が遊技者に認識可能となるとともに、何も表示しないことで、第2条件の成就が遊技者に認識可能となる。
(4)第4の発明
前記第4の課題を解決するため、本発明のうち第4の発明は、前記第1、第2又は第3の発明の特徴に加え、前記終了条件報知手段200は、前記第2条件の成就を表示することを特徴とする。
たとえば、前記第1の発明又は前記第2の発明のような構成を備えた弾球遊技機PMの場合において、終了条件報知手段200は画像により図形等を表示可能な装置を備えるものであるとき、第2条件成就の場合は「×」を表示し、一方、第2条件非成就の場合何も表示しないこととすれば、「×」の表示により第2条件の成就が遊技者に認識可能となるとともに、何も表示しないことで、第1条件の成就が遊技者に認識可能となる。
また、たとえば、前記第3の発明のような構成を備えた弾球遊技機PMの場合において、終了条件報知手段200は画像により図形等を表示可能な装置を備えるものであるとき、第1条件成就の場合は「○」を表示し、一方、第2条件成就の場合は「×」を表示することとすれば、「○」の表示により第1条件の成就が遊技者に認識可能となるとともに、「×」の表示により第2条件の成就が遊技者に認識可能となる。
(5)第5の発明
前記第5の課題を解決するため、本発明のうち第5の発明は、前記第1、第2、第3又は第4の発明の特徴に加え、前記終了条件報知手段200は、前記大入賞口13の各作動回数に係る入賞遊技球数を一覧表示する一覧表示手段22cを備えるとともに、前記入賞計数手段71により計数された入賞遊技球数を前記一覧表示手段22cの当該作動回数に係る箇所に表示することを特徴とする。
すなわち、本第5の発明に係る弾球遊技機PMでは、特定時における大入賞口13の作動は所定の上限回数まで実行可能となっている。そして、「一覧表示手段22c」とは、この上限回数分の各々について、大入賞口13への入賞球数を一覧表示可能な手段である。
たとえば、大入賞口13の作動が最大15ラウンドまで継続可能な場合には、この一覧表示手段22cとして、各ラウンドに対応した数値表示手段(具体的な形状は問わない。たとえば、液晶画面によるものでもよいし、7セグメントLEDを利用するものでもよい)が15個並んだものが弾球遊技機PMの盤面の所定箇所に設けられる。そして、たとえば第1ラウンドでの入賞球数が10球である場合には、第1ラウンド対応箇所に「10」の数字が表示されることとなる。次いで、第2ラウンドでの入賞球数が9球である場合には、第1ラウンド対応箇所の数字表示はそのままに、第2ラウンド対応箇所に「9」の数字が表示されることとなる。そして、第15ラウンド終了時には、15箇所すべてに各ラウンドの入賞球数が表示されることになる。このためには、メモリの所定領域に、各ラウンドの入賞球数を数値データとして格納可能な領域を確保しておき、各ラウンド終了のたびに、当該ラウンドにおける入賞計数手段71のカウント値を当該ラウンドに対応した領域に格納する手段とともに、それまでに格納された数値データのすべてを参照して、それらに基づく数字を一覧表示手段22cの対応する箇所に表示させる手段を設けることが望ましい。
ここで、たとえば、前記第1の発明又は前記第2の発明のような構成を備えた弾球遊技機PMの場合において、第1条件が成就される入賞球数(たとえば、10球)以上の数字が一覧表示手段22c中のあるラウンドに対応する箇所に表示されたときには、当該ラウンドにおいては第1条件の成就により大入賞口13の作動が終了したことが遊技者に認識可能となっている。一方、第1条件が成就される入賞球数(たとえば、10球)未満の数字が一覧表示手段22c中のあるラウンドに対応する箇所に表示されたときには、当該ラウンドにおいては第2条件の成就により大入賞口13の作動が終了したことが遊技者に認識可能となっている。
(6)第6の発明
前記第6の課題を解決するため、本発明のうち第6の発明は、前記第1、第2、第3又は第4の発明の特徴に加え、前記終了条件報知手段200は、前記第2条件成就の場合に、前記入賞計数手段71により計数された入賞遊技球数を表示することを特徴とする。
たとえば、終了条件報知手段200は数字を含めた画像により表示する装置を備えている場合に、第2条件成就の場合には、大入賞口13の当該作動中の入賞球数(すなわち、第1条件が成就される入賞球数未満の数字)が終了条件報知手段200に表示されることで、第2条件の成就により当該作動が終了したことが遊技者に認識されることになる。逆に、終了条件報知手段200に大入賞口13の当該作動中の入賞球数が表示されないときには、第1条件の成就により当該作動が終了したことが遊技者に認識されることになる。
(7)第7の発明
前記第7の課題を解決するため、本発明のうち第7の発明は、前記第1、第2、第3、第4、第5又は第6の発明の特徴に加え、前記終了条件報知手段200は、前記大入賞口13の1回の作動終了ごとに表示を行うことを特徴とする。
たとえば、終了条件報知手段200は数字を含めた画像により表示する装置を備えている場合に、大入賞口13が1回作動終了するごとに、前記各発明における数字又は「○」若しくは「×」のような記号が当該終了条件報知手段200に表示されることになる。
(8)第8の発明
前記第8の課題を解決するため、本発明のうち第8の発明は、前記第1、第2、第3、第4、第5又は第6の発明の特徴に加え、前記終了条件報知手段200は、前記大入賞口13の複数回の作動終了後にまとめて当該回数分の表示を行うことを特徴とする。
たとえば、終了条件報知手段200は数字を含めた画像により表示する装置を備えている場合に、大入賞口13が何回か(たとえば5回)作動終了するごとに、前記各発明における数字又は「○」若しくは「×」のような記号が当該回数分まとめて当該終了条件報知手段200に表示されることになる。
(9)第9の発明
前記第9の課題を解決するため、本発明のうち第9の発明は、前記第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7又は第8の発明の特徴に加え、前記特定時における前記大入賞口13の作動は、所定の上限回数まで継続可能であるとともに、
前記終了条件報知手段200は、前記特定時の終了に際し、当該特定時中の前記大入賞口13への入賞遊技球数の総計を表示することを特徴とする。
すなわち、本第9の発明においては、所定のラウンド数(たとえば15ラウンド)まで大入賞口13の作動が可能となっている。そして、その所定ラウンド数の終了に際し、全ラウンドの間に大入賞口13へ入賞した入賞球数が総計されその数値が終了条件報知手段200に表示されることとなっている。このためには、メモリの所定領域に、各ラウンドの入賞球数を数値データとして格納可能な領域を確保しておき、各ラウンド終了のたびに、当該ラウンドにおける入賞計数手段71のカウント値を当該ラウンドに対応した領域に格納する手段とともに、全ラウンド終了に際して、それまでに格納された数値データのすべてを総計して、その数字を終了条件報知手段200に表示させる手段を設けることが望ましい。
(10)第10の発明
前記第10の課題を解決するため、本発明のうち第10の発明は、前記第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8又は第9の発明の特徴に加え、前記特定時における前記大入賞口13の作動は、所定の上限回数まで継続可能であるとともに、
前記終了条件報知手段200は、前記特定時の終了に際し、当該特定時中における前記第1条件及び前記第2条件の各成就回数を表示することを特徴とする。
すなわち、本第10の発明においては、所定のラウンド数(たとえば15ラウンド)まで大入賞口13の作動が可能となっている。そして、その所定ラウンド数の終了に際し、全ラウンドのうち第1条件成就により終了したラウンド数及び第2条件成就により終了したラウンド数が終了条件報知手段200に表示されることとなっている。このためには、メモリの所定領域に、第1条件の成就回数用のカウンタと第2条件の成就回数用のカウンタを確保しておき、各ラウンド終了のたびに、当該ラウンドがどちらの条件で終了したかにより、対応するカウンタを1加算させる手段とともに、全ラウンド終了に際して、両カウンタに格納された数値データに基づく数字を終了条件報知手段200に表示させる手段を設けることが望ましい。
(11)第11の発明
前記第11の課題を解決するため、本発明のうち第11の発明は、前記第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9又は第10の発明の特徴に加え、前記終了条件報知手段200は、前記第1条件の成就を特定の演出にて表示することを特徴とする。
たとえば、終了条件報知手段200が第1条件の成就及び第2条件の成就の一方又は両方を画像又は数字で表示する場合において、第1条件が成就したときに限り、そのような表示とは異なる方法による表示(たとえば、音による表示又はランプの点灯など)を演出として終了条件報知手段200が実行することとなっている。
(12)第12の発明
前記第12の課題を解決するため、本発明のうち第12の発明は、前記第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9又は第10の発明の特徴に加え、前記終了条件報知手段200は、前記第2条件の成就を特定の演出にて表示することを特徴とする。
たとえば、終了条件報知手段200が第1条件の成就及び第2条件の成就の一方又は両方を画像又は数字で表示する場合において、第2条件が成就したときに限り、そのような表示とは異なる方法による表示(たとえば、音による表示又はランプの点灯など)を演出として終了条件報知手段200が実行することとなっている。
(13)第13の発明
前記第13の課題を解決するため、本発明のうち第13の発明は、前記第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9又は第10の前記終了条件報知手段200は、前記第1条件の成就及び前記第2条件の成就を、それぞれ異なった特定の演出にて表示することを特徴とする。
たとえば、終了条件報知手段200が第1条件の成就及び第2条件の成就の一方又は両方を画像又は数字で表示する場合において、そのような表示とは異なる方法による表示(たとえば、音による表示又はランプの点灯など)を演出として、第1条件が成就したとき及び第2条件が成就したときのそれぞれ異なる態様で(たとえば、スピーカー8から、第1条件成就の際にはチャイム音を、第1条件成就の際にはブザー音をそれぞれ鳴らす)、終了条件報知手段200が実行することとなっている。
本発明は、上記のように構成されているので、以下に記す効果を奏する。
本発明のうち第1の発明によると、大入賞口が所定ラウンド数作動するような弾球遊技機において、各ラウンドの作動が時間により管理されている場合に、各ラウンドの終了が入賞上限に達したことによるのか、あるいは時間切れによるのかを明瞭に遊技者に示すことが可能となる。
また、本発明のうち第2の発明によると、大入賞口が所定ラウンド数作動するような弾球遊技機において、各ラウンドの作動が大入賞口の開閉回数により管理されている場合に、各ラウンドの終了が入賞上限に達したことによるのか、あるいは開閉回数が上限に達したことによるのかを明瞭に遊技者に示すことが可能となる。
さらに、本発明のうち第3の発明によると、前記第1又は第2の発明の効果に加え、各ラウンドの終了が入賞上限に達した旨の表示又は非表示によって、各ラウンドの終了が、それぞれ、入賞上限に達したことによるのか、又は時間切れ(若しくは開閉回数が上限に達したこと)によるのかを明瞭に遊技者に示すことが可能となる。
また、本発明のうち第4の発明によると、前記第1、第2又は第3の発明の効果に加え、各ラウンドの終了が時間切れになった(若しくは開閉回数が上限に達した)旨の表示又は非表示によって、各ラウンドの終了が、それぞれ、時間切れ(若しくは開閉回数が上限に達したこと)によるのか、又は入賞上限に達したことによるのかを明瞭に遊技者に示すことが可能となる。
さらに、本発明のうち第5の発明によると、前記第1、第2、第3又は第4の発明の効果に加え、各ラウンドで大入賞口への入賞がそれぞれ何球あったかが、当該ラウンドの終了時点のみならず次ラウンド以降であっても遊技者に明瞭に示すことが可能となる。
また、本発明のうち第6の発明によると、前記第1、第2、第3又は第4の発明の効果に加え、各ラウンドの終了が入賞上限に達しなかったことによることを遊技者に明示することが可能となる。
さらに、本発明のうち第7の発明によると、前記第1、第2、第3、第4、第5又は第6の発明の効果に加え、1ラウンドの終了ごとにその終了条件を遊技者に明示することが可能となる。
また、本発明のうち第8の発明によると、前記第1、第2、第3、第4、第5又は第6の発明の効果に加え、複数ラウンドの終了ごとにそれらの終了条件を遊技者に明示することが可能となる。
さらに、本発明のうち第9の発明によると、前記第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7又は第8の発明の効果に加え、全ラウンドトータルでの大入賞口への入賞状況を遊技者に明示することの可能な弾球遊技機を提供することが可能となる。
また、本発明のうち第10の発明によると、前記第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8又は第9の発明の効果に加え、全ラウンド終了後に、入賞上限に達して終了したラウンドと、時間切れ(又は開閉回数が上限に達したこと)により終了したラウンドとがそれぞれどれだけあったかを明瞭に遊技者に示すことが可能となる。
さらに、本発明のうち第11の発明によると、前記第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9又は第10の発明の効果に加え、各ラウンドの終了が入賞上限に達したことを特に遊技者に強く印象付けることが可能となる。
また、本発明のうち第12の発明によると、前記第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9又は第10の発明の効果に加え、各ラウンドの終了が時間切れ(又は開閉回数が上限に達したこと)によることを特に遊技者に強く印象付けることが可能となる。
さらに、本発明のうち第13の発明によると、前記第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9又は第10の発明の効果に加え、各ラウンドの終了が入賞上限に達したこと及び各ラウンドの終了が時間切れ(又は開閉回数が上限に達したこと)によることをそれぞれ別の方法で特に遊技者に強く印象付けることが可能となる。
(1)第1の実施の形態
本発明の第1の実施の形態について、図1から図5までを参照しつつ説明する。図1は、本実施の形態に係る弾球遊技機PMの外観を正面図で示すものである。図2は、本実施の形態に係る弾球遊技機PMの機能をブロック図で示すものである。図3は、本実施の形態に係る弾球遊技機PMにおける通常遊技処理をフローチャートで示すものである。図4は、本実施の形態に係る弾球遊技機PMにおける特別遊技処理をフローチャートで示すものである。図5は、本実施の形態に係る弾球遊技機PMにおいて、特別遊技処理中の画像表示装置22の表示態様を模式的に示すものである。
(1−1)弾球遊技機PMの外観
本実施の形態に係る弾球遊技機PMは、図1に示すような外観を呈する。
本実施の形態に係る弾球遊技機PMは、当該弾球遊技機PMの外郭保持枠をなす外枠1と、この外枠1に開閉自在に軸支されたと前枠2を備えたものとなっている。そして、前枠2には、弾球遊技機PMの遊技領域10を形成するための遊技盤7と、この遊技盤7の前方を覆う板ガラスが嵌め込まれたガラス扉3と、賞球払出口9より払い出される遊技球を受ける上側の上球皿4a及び下側の下球皿4bと、遊技球の発射操作を行うための操作ハンドル5と、遊技領域10の周辺を囲むように遊技盤7に固定された一対のレール6とが設けられている。また、上球皿4aと下球皿4bとの間の領域の左寄りには、音声にて種々の報知や演出を行うためのスピーカー8も設けられている。
弾球遊技機PMの遊技領域10には、遊技球が入賞すると遊技者へ賞球が払い出される複数の一般入賞口11と、遊技球の入賞により、遊技者への賞球払い出しを行うとともに、面状表示部である特別図柄表示装置20及び画像表示装置22の図柄変動を開始させる始動入賞口12と、通常遊技では閉鎖されている大入賞口13と、遊技球を回収するアウト口14と、打球の落下に影響を与える風車15と、図示しない多数の遊技釘とが設けられている。また、始動入賞口12の開口部を拡大させるための普通図柄が表示される7セグメントLEDから成る普通図柄表示装置21(大入賞口13の下方に設けられる)、及び、この普通図柄表示装置21の作動の契機となる遊技球の通過ゲートである普通図柄作動ゲート16も設けられている。
なお、遊技領域10の周囲には、遊技中に点灯もしくは点滅表示される複数のランプから構成されるランプ装置30が設けられている。
特別図柄表示装置20は、下記の画像表示装置22の上方に設けられるドットマトリクスから成る面状表示部であり、特別遊技に当たる大当たり遊技の正否に係る特別図柄が表示される。
画像表示装置22は、画像を表示する画面が平面状に形成されるとともに、その画面に特別図柄の変動に伴い演出として表示される三つの図柄から成る装飾図柄の可変表示される液晶表示装置であり、また、後述する特別遊技時における終了条件の表示等に係る画像を表示することができ、遊技領域10の略中央に配置されている。
また、この画像表示装置22の上方には4個のランプから成る表示回数表示装置23が設けられている。
(1−2)遊技の概要
このような構成の弾球遊技機PMでは、遊技者が操作ハンドル5を所定の方向へ回動操作すると、上球皿4aに収納された遊技球が1個ずつ図示しない発射部へ送られる。発射部に到達した遊技球は、操作ハンドル5の回動角度に応じた強度で、発射部から遊技領域10へ向かって発射され、遊技領域10内において落下し、入賞口11、始動入賞口12及びアウト口14のいずれかに受け入れられる。ここで、遊技球が入賞口11に入賞した場合には、10球の賞球が上球皿4aに払い出される。
遊技球が普通図柄作動ゲート16を通過すると、普通図柄表示装置21で普通図柄が変動を開始する。そして、所定の図柄が停止表示されると、始動入賞口12が0.5秒拡大し、その間は始動入賞口12への入賞の可能性が増大する。
そして、始動入賞口12への入賞があると、賞球払出口9から5球の賞球が遊技者に払い出されるのに加え、特別図柄表示装置20において特別図柄の変動表示が開始されるとともに、画像表示装置22において演出としての装飾図柄の変動表示が開始される。この特別図柄の変動表示の最中に始動入賞口12への入賞があった場合には、その入賞に係る特別図柄の変動表示の権利が保留され、それを表示するために表示回数表示装置23が点灯する。この点灯は最大4個まで可能であるので、特別図柄の変動表示の権利は最大4回まで保留されることが可能である。この変動表示の結果、特別図柄表示装置20に停止表示される特別図柄が所定の種類である場合には、特定時としての特別遊技(いわゆる大当たり遊技)が発生する。一方、停止表示される特別図柄が所定の種類でない場合には、特別遊技は発生しないが、表示回数表示装置23が1個でも点灯している場合には、点灯個数を1個減じた上で、再度特別図柄の変動表示が開始される。
この特別遊技においては、通常遊技中は閉鎖している大入賞口13が開放する。大入賞口13への入賞があると、賞球払出口9から15球の賞球が遊技者に払い出される。この大入賞口13は、10球の入賞があるか(第1条件)、又は開放して30秒経過するか(第2条件)のいずれかの条件が先に成就することにより一旦閉鎖する。
なお、大入賞口13内部には遊技球の流路としての一般領域17と特定領域18とが設けられているが、大入賞口13が開放している間に、このうちの特定領域18への入賞があると、大入賞口13は一旦閉鎖した後、再度開放することとなっている。これにより、大入賞口13の開放は、最大15回連続することが可能となっている。また、大入賞口13が15回開放し終えるか、又は大入賞口13の開放中に上記特定領域18への入賞がなかった場合には、この特別遊技は終了する。なお、特定の特別図柄により特別遊技が発生した場合には、当該特別遊技の終了後の通常遊技において、特別遊技の発生確率が高くなる、いわゆる「確率変動遊技」が発生することとなっている。
(1−3)機能ブロック
次に、図2の機能ブロック図を参照しつつ、本実施の形態に係る弾球遊技機PMの概略構成を説明する。
(1−3−1)遊技制御手段50
本実施の形態の弾球遊技機PMは、前述のような演出動作や遊技動作等を制御するための主制御装置として、遊技制御手段50を備えている。遊技制御手段50は、マイクロコンピュータを利用したCPU並びにROM及びRAM等の記憶手段を含んで構成されたハードウェアに、演出動作制御や遊技動作制御を行うためのソフトウェアがインストールされた制御装置である。
遊技制御手段50には、当該遊技制御手段50へ所定の信号を送出する信号発信源として、普通図柄作動ゲート16の内部に設けられた普通図柄作動ゲート通過検出器16aと、始動入賞口12の内部に設けられた始動入賞口入賞検出器12aと、一般入賞口11の内部に設けられた一般入賞口入賞検出器11aと、大入賞口13の内部の一般領域17に設けられた一般領域通過検出器17aと、大入賞口13の内部の特定領域18に設けられた特定領域通過検出器18aとがI/Oインターフェイスを介して電気的に接続されている。
また、遊技制御手段50には、その直接制御対象となる機器として、賞球の払い出しを行う賞球払出装置45、表示回数表示装置23、普通図柄表示装置21及び特別図柄表示装置20並びに大入賞口13を開閉するための大入賞口駆動手段13m及び始動入賞口12を拡大するための始動入賞口駆動手段12mがI/Oインターフェイスを介して電気的に接続されている。さらに、画像表示装置22と、スピーカー8と、ランプ装置30とを制御するサブ制御基板100もこの遊技制御手段50にI/Oインターフェイスを介して電気的に接続されている。
そして、遊技制御手段50には、通常遊技を実行するために、その動作を制御する通常遊技制御手段60と、特別遊技を実行するために、その動作を制御する特別遊技制御手段70と、賞球払出装置45の動作を制御する払出制御手段90と、画像表示装置22、スピーカー8及びランプ装置30を制御するための制御コマンドをサブ制御基板100へ送信するためのコマンド送信手段51が設けられている。
(1−3−2)特別遊技制御手段70
特別遊技制御手段70は、上述の通り、特定時としての特別遊技を制御する手段であり、下記の各サブ手段に細分化される。
(1−3−2−1)入賞計数手段71
入賞計数手段71は、大入賞口13の開放中に一般領域17及び特定領域18のいずれかを通過した遊技球をカウントする。また、このカウントされた値は、特別遊技の各ラウンドにつき記憶される。
(1−3−2−2)作動時間計時手段72
作動時間計時手段72は、大入賞口13の開放の開始時点をゼロとして、その時点から開放の継続している時間を計測する。
(1−3−2−3)終了判定手段73
終了判定手段73は、各ラウンドが終了するための条件である第1条件及び第2条件が成就したかどうかを、当該ラウンド中監視する。この終了判定手段73は、さらに入賞計数手段71を監視して第1条件が成就したかどうかを判定する第1条件判定手段73aと、作動時間計時手段72を監視して第2条件が成就したかどうかを判定する第2条件判定手段73bとに分けられる。
(1−3−2−4)開閉駆動制御手段74
開閉駆動制御手段74は、大入賞口駆動手段13mを作動させて大入賞口13を開放させるとともに、上記終了判定手段73による終了判定があると大入賞口駆動手段13mの作動を終了させて大入賞口13を閉鎖させる。
(1−3−2−5)継続判定手段75
継続判定手段75は、各ラウンドの終了に際して、大入賞口13の開放中に特定領域18への遊技球の通過があったかどうかにより、次ラウンドへの継続をするかどうかを判定する。
(1−3−2−6)終了報知制御手段76
終了報知制御手段76は、終了条件報知手段200の一部として、第1条件又は第2条件の成就に関する情報を作成する。この作成された情報は、コマンド送信手段51よりサブ制御基板100へ送信されることにより、画像表示装置22及びスピーカー8を通じて遊技者に認識可能な態様で表示される。
(1−3−3)サブ制御基板100
サブ制御基板100は、主制御装置たる遊技制御手段50とは独立して画像表示及び音声表示の制御に特化した制御基板であって、マイクロコンピュータを利用したCPU並びに画像表示情報及び音声表示情報が記録されたROM及びRAM等の記憶手段を含んで構成されたハードウェアに、画像表示及び音声表示の制御を行うためのソフトウェアがインストールされた制御装置である。このサブ制御基板100には、以下の各手段が設けられる。
(1−3−3−1)コマンド受信手段101
コマンド受信手段101は、先のコマンド送信手段51から送信されたコマンドを受信し、それを以下の各手段へ受け渡す。
(1−3−3−2)装飾図柄制御手段102
装飾図柄制御手段102は、通常遊技時において、特別図柄の変動表示と同期した装飾図柄の画像表示装置22上の変動表示を制御する。
(1−3−3−3)報知画像制御手段103
報知画像制御手段103は、終了条件報知手段200の一部として、特別遊技時において、画像表示装置22上における第1条件の成就に係る画像の表示の有無を制御する。
(1−3−3−4)報知音声制御手段104
報知音声制御手段104は、終了条件報知手段200の一部として、特別遊技時において、スピーカー8における第2条件の成就に係る音声の発生の有無を制御する。
(1−3−4)画像表示装置22
画像表示装置22は、その液晶画面上に、サブ制御基板100の制御に基づいた画像を表示し、その表示の内容により、画面上の全部又は一部が下記の各手段として機能する。
(1−3−4−1)装飾図柄表示手段22a
画像表示装置22は、通常遊技時において、特別図柄の変動表示と同期した装飾図柄を表示することで、装飾図柄表示手段22aとして機能する。
(1−3−4−2)条件表示手段22b
画像表示装置22は、特別遊技時において、各ラウンド終了に際して第1条件の成就をその画面上の一部に表示し、又は表示しないことで、その画面上の一部が、終了条件報知手段200の一部としての条件表示手段22bとして機能する。
(1−3−4−3)一覧表示手段22c
画像表示装置22は、特別遊技時において、各ラウンドで大入賞口13に入賞した遊技球数をその画面上の一部に一覧表示することで、その画面上の一部が、終了条件報知手段200の一部としての一覧表示手段22cとして機能する。
(1−4)遊技の制御
次に、図3及び図4のフローチャートを参照しつつ、本実施の形態に係る遊技の制御を説明する。
(1−4−1)通常遊技
通常遊技時においては、遊技制御手段50のうちの通常遊技制御手段60が、以下の(1−4−1−1)に示す普通図柄処理及び(1−4−1−2)に示す特別図柄処理を並行して実行する。
(1−4−1−1)普通図柄処理
普通図柄処理においては、まず、図3のS100に示す段階において、普通図柄作動ゲート通過検出器16aから、遊技球の通過信号が入力されたかどうかが判断される。入力されたと判断された場合には、S110に示す段階へ進む。一方、入力されたと判断されなかった場合には、再度このS100に示す段階へ戻る。
S110に示す段階においては、普通図柄表示装置21において普通図柄の変動結果が決定され、それに従った変動表示が開始され、30秒後に終了して停止表示する。そして、S120に示す段階へ進む。
S120に示す段階において、普通図柄表示装置21に停止表示された普通図柄が所定の当選図柄である場合にはS130に示す段階へ進む。一方、当選図柄でない場合にはS100に示す段階へ戻る。
S130に示す段階においては、始動入賞口駆動手段12mにより、始動入賞口12が0.5秒間(確率変動遊技中は3秒間)拡大する。そして、S100に示す段階へ戻る。
(1−4−1−2)特別図柄処理
特別図柄処理においては、まず、S140に示す段階において、始動入賞口入賞検出器12aから、遊技球の入賞信号が入力されたかどうかが判断される。入力されたと判断された場合にはS160に示す段階へ進む。一方、入力されたと判断されなかった場合には、再度このS140に示す段階へ戻る。
S160に示す段階においては、通常遊技制御手段60により所定の抽選が実行され、その結果、特別遊技発生の有無が決定される。そして、特別図柄表示装置20においてその旨を表す特別図柄が変動表示される。これとともに、その特別遊技発生の有無に応じた装飾図柄の変動態様も決定され、その旨を表すコマンドが作成され、これがコマンド送信手段51によりサブ制御基板100へ送信される。サブ制御基板100においては、このコマンドがコマンド受信手段101により受信されると、装飾図柄制御手段102がこれに従って画像表示装置22上に、特別図柄の変動表示と同時に装飾図柄の変動表示を実行する。そして、S180に示す段階へ進む。
S180に示す段階において、S160に示す段階における抽選の結果、特別図柄表示装置20に特別図柄として所定の当選図柄が停止表示されているときにはS190に進み、特別遊技が実行され、その終了後は再びS140に示す段階へ戻る。一方、当選図柄でない場合には再びS140に示す段階へ戻る。
(1−4−2)特別遊技
特別遊技時においては、遊技制御手段50のうちの特別遊技制御手段70が、以下の各段階に示すような制御を実行する。なお、図5の画像表示装置22上の表示模式図を適宜参照する。
(1−4−2−1)各ラウンドの継続中
まず、図4のS200に示す段階において、画像表示装置22上に所定の大当たりデモ画面が表示される。このデモ画面の終了後、画像表示装置22において、各ラウンドの入賞球数が一覧表示される一覧表示手段22cが終了報知制御手段76により報知画像制御手段103を通じて表示される(図5参照)。そして、S205に示す段階へ進む。
S205に示す段階においては、各種パラメータがクリアされ、大入賞口13への入賞球数である入賞数が0になり、ラウンド数が1になる。そして、S210に示す段階へ進む。
S210に示す段階においては、特定領域18を遊技球が通過したかどうかを示すフラグである特定領域フラグがオフにされる。そして、S215に示す段階へ進む。
S215に示す段階においては、開閉駆動制御手段74が大入賞口駆動手段13mを作動させることにより、当該ラウンドの大入賞口13の開放が開始されるとともに、作動時間計時手段72による作動時間の計時も開始される。そして、S220に示す段階へ進む。
S220に示す段階においては、特定領域通過検出器18aから、遊技球の通過信号が入力されたかどうかが判断される。入力されたと判断された場合にはS225に示す段階へ進む。一方、入力されなかったと判断された場合にはS235に示す段階へ進む。
S225に示す段階においては、遊技球が特定領域18を通過したことになるので、次ラウンドへ進むための条件が満たされたことになる。そして、特定領域フラグがオンにされることで、この旨が示されることになる。そして、S230に示す段階へ進む。
S230に示す段階においては、入賞計数手段71により、特定領域18を通過した分の遊技球数が入賞数に加算される。そして、S235に示す段階へ進む。
S235に示す段階においては一般領域通過検出器17aから、遊技球の通過信号が入力されたかどうかが判断される。入力されたと判断された場合にはS240に示す段階へ進む。一方、入力されなかったと判断された場合にはS245に示す段階へ進む。
S240に示す段階においては、入賞計数手段71により、一般領域17を通過した分の遊技球数が入賞数に加算される。そして、S245に示す段階へ進む。
S245に示す段階においては、終了判定手段73のうち第1条件判定手段73aにより、入賞計数手段71により計数されている入賞数が10以上となっているかどうかが判定される。10以上と判定された場合にはS255に示す段階へ進む。一方、10に達していないと判定された場合にはS250に示す段階へ進む。
S250に示す段階においては、終了判定手段73のうち第2条件判定手段73bにより、作動時間計時手段72により計時されている作動時間が30秒を経過しているかどうかが判定される。30秒を経過している場合にはS261に示す段階へ進む。一方、まだ30秒を経過していない場合には大入賞口13の開放は継続しS220に示す段階へ戻る。
(1−4−2−2)第1条件成就の場合
S255に示す段階においては、終了判定手段73により、第1条件が成就したと判定されたことになる。すなわち、終了報知制御手段76により、報知画像制御手段103を通じて、画像表示装置22上の条件表示手段22bが占める領域上に、第1条件が成就した旨を表す「○」が表示される(図5(A)参照)。なお、スピーカー8からは特に音声は発せられない。そして、S265に示す段階に進む。
S265に示す段階においては、開閉駆動制御手段74が大入賞口駆動手段13mの作動を終了させることにより、当該ラウンドの大入賞口13が閉鎖される。そして、S270に示す段階へ進む。
S270に示す段階においては、画像表示装置22上に当該ラウンドの終了を示す旨(第1ラウンドであれば、「1R OVER」(図5(A)参照))が表示されるとともに、一覧表示手段22cの当該ラウンドを表す箇所に当該ラウンドの入賞球数が表示される(図5(A)では、第1ラウンドの入賞数が「10」である)。そして、S275に示す段階へ進む。
(1−4−2−3)第2条件成就の場合
S261に示す段階においては、終了判定手段73により、第2条件が成就したと判定されたことになる。この場合は、画像表示装置22上の条件表示手段22bが占める領域上には、第2条件が成就した旨は特に表示されない(図5(B)参照)。すなわち、第1条件成就の旨を示す「○」が表示されないことにより、反射的に第2条件が成就して当該ラウンドが終了したことが遊技者に認識されることとなる。そのかわり、終了報知制御手段76により、報知音声制御手段104を通じて、スピーカー8からは特定の演出としてのブザー音が発せられ、これによっても第2条件の成就(反射的に第1条件の非成就)が認識可能となる。そして、S265に示す段階に進む。
S265に示す段階においては、開閉駆動制御手段74が大入賞口駆動手段13mの作動を終了させることにより、当該ラウンドの大入賞口13が閉鎖される。そして、S270に示す段階へ進む。
S270に示す段階においては、画像表示装置22上に当該ラウンドの終了を示す旨(第2ラウンドであれば、「2R OVER」(図5(B)参照))が表示されるとともに、一覧表示手段22cの当該ラウンドを表す箇所に当該ラウンドの入賞球数が表示される(図5(B)では、第2ラウンドの入賞数が「9」である)。そして、S275に示す段階へ進む。
(1−4−2−4)次ラウンドへの継続
S275に示す段階においては、入賞計数手段71により入賞数が0にされる。そして、S280に示す段階へ進む。
S280に示す段階においては、継続判定手段75により、特定領域フラグがオンになっているかどうかが判定される。オンになっていると判定された場合には、S285に示す段階へ進む。一方、オンになっていると判定されなかった場合には、当該ラウンドをもって特別遊技は終了し、図3に示す通常遊技処理へと復帰する。
S285に示す段階においては、継続判定手段75により、特定領域フラグがオフにされる。そして、S290に示す段階へ進む。
S290に示す段階においては、継続判定手段75により、ラウンド数が1加算される。そして、S295に示す段階へ進む。
S295に示す段階においては、継続判定手段75により、15ラウンドが終了したかどうかが判定される。まだ15ラウンドが終了していない場合には、S215に示す段階へ戻り次のラウンドが開始される。一方、15ラウンドが終了した場合には、図5(C)に示すように、最終ラウンド終了の旨(「15R OVER」)が表示されるとともに、一覧表示手段22cには、全ラウンドの入賞球数が一覧表示される。そして、特別遊技は終了し、図3に示す通常遊技処理へと復帰する。
(2)第2の実施の形態
本発明の第2の実施の形態について、図1から図3まで、図6及び図7を参照しつつ説明する。図1は、本実施の形態に係る弾球遊技機PMの外観を正面図で示すものである。図2は、本実施の形態に係る弾球遊技機PMの機能をブロック図で示すものである。図3は、本実施の形態に係る弾球遊技機PMにおける通常遊技処理をフローチャートで示すものである。図6は、本実施の形態に係る弾球遊技機PMにおける特別遊技処理をフローチャートで示すものである。図7は、本実施の形態に係る弾球遊技機PMにおいて、特別遊技処理中の画像表示装置22の表示態様を模式的に示すものである。
(2−1)弾球遊技機PMの外観
図1を参照した本実施の形態に係る弾球遊技機PMの外観の説明については前記第1の実施の形態の(1−1)の項と同様であるので説明を省略する。
(2−2)遊技の概要
図1を参照した本実施の形態に係る弾球遊技機PMの遊技の概要の説明については前記第1の実施の形態の(1−2)の項と同様であるので説明を省略する。
(2−3)機能ブロック
次に、図2の機能ブロック図を参照しつつ、本実施の形態に係る弾球遊技機PMの概略構成を説明する。
(2−3−1)遊技制御手段50
遊技制御手段50の説明については前記第1の実施の形態の(1−3−1)の項と同様であるので説明を省略する。
(2−3−2)特別遊技制御手段70
特別遊技制御手段70の説明については前記第1の実施の形態の(1−3−2)の項と同様であるので説明を省略する。
(2−3−3)サブ制御基板100
サブ制御基板100は、主制御装置たる遊技制御手段50とは独立して画像表示及び音声表示の制御に特化した制御基板であって、マイクロコンピュータを利用したCPU並びに画像表示情報及び音声表示情報が記録されたROM及びRAM等の記憶手段を含んで構成されたハードウェアに、画像表示及び音声表示の制御を行うためのソフトウェアがインストールされた制御装置である。このサブ制御基板100には、以下の各手段が設けられる。
(2−3−3−1)コマンド受信手段101
コマンド受信手段101は、先のコマンド送信手段51から送信されたコマンドを受信し、それを以下の各手段へ受け渡す。
(2−3−3−2)装飾図柄制御手段102
装飾図柄制御手段102は、通常遊技時において、特別図柄の変動表示と同期した装飾図柄の画像表示装置22上の変動表示を制御する。
(2−3−3−3)報知画像制御手段103
報知画像制御手段103は、終了条件報知手段200の一部として、特別遊技時において、画像表示装置22上における第2条件の成就に係る画像の表示の有無を制御する。
(2−3−3−4)報知音声制御手段104
報知音声制御手段104は、終了条件報知手段200の一部として、特別遊技時において、スピーカー8における第1条件の成就に係る音声の発生の有無を制御する。
(2−3−4)画像表示装置22
画像表示装置22は、その液晶画面上に、サブ制御基板100の制御に基づいた画像を表示し、その表示の内容により、画面上の全部又は一部が下記の各手段として機能する。
(2−3−4−1)装飾図柄表示手段22a
画像表示装置22は、通常遊技時において、特別図柄の変動表示と同期した装飾図柄を表示することで、装飾図柄表示手段22aとして機能する。
(2−3−4−2)条件表示手段22b
画像表示装置22は、特別遊技時において、各ラウンド終了に際して第2条件の成就をその画面上の一部に表示し、又は表示しないことで、その画面上の一部が、終了条件報知手段200の一部としての条件表示手段22bとして機能する。
(2−3−4−3)一覧表示手段22c
画像表示装置22は、特別遊技時において、各ラウンドで大入賞口13に入賞した遊技球数をその画面上の一部に一覧表示することで、その画面上の一部が、終了条件報知手段200の一部としての一覧表示手段22cとして機能する。
(2−4)遊技の制御
次に、図3及び図6のフローチャートを参照しつつ、本実施の形態に係る遊技の制御を説明する。
(2−4−1)通常遊技
図3を参照した通常遊技処理の説明は前記第1の実施の形態の(1−4−1)の項と同様であるので説明を省略する。
(2−4−2)特別遊技
特別遊技時においては、遊技制御手段50のうちの特別遊技制御手段70が、以下の各段階に示すような制御を実行する。なお、図7の画像表示装置22上の表示模式図を適宜参照する。
(2−4−2−1)各ラウンドの継続中
まず、図6のS300に示す段階において、画像表示装置22上に所定の大当たりデモ画面が表示される。このデモ画面の終了後、画像表示装置22において、各ラウンドの入賞球数が一覧表示される一覧表示手段22cが終了報知制御手段76により報知画像制御手段103を通じて表示される(図7参照)。そして、S305に示す段階へ進む。
S305に示す段階においては、各種パラメータがクリアされ、大入賞口13への入賞球数である入賞数が0になり、ラウンド数が1になる。そして、S310に示す段階へ進む。
S310に示す段階においては、特定領域18を遊技球が通過したかどうかを示すフラグである特定領域フラグがオフにされる。そして、S315に示す段階へ進む。
S315に示す段階においては、開閉駆動制御手段74が大入賞口駆動手段13mを作動させることにより、当該ラウンドの大入賞口13の開放が開始されるとともに、作動時間計時手段72による作動時間の計時も開始される。そして、S320に示す段階へ進む。
S320に示す段階においては、特定領域通過検出器18aから、遊技球の通過信号が入力されたかどうかが判断される。入力されたと判断された場合にはS325に示す段階へ進む。一方、入力されなかったと判断された場合にはS335に示す段階へ進む。
S325に示す段階においては、遊技球が特定領域18を通過したことになるので、次ラウンドへ進むための条件が満たされたことになる。そして、特定領域フラグがオンにされることで、この旨が示されることになる。そして、S330に示す段階へ進む。
S330に示す段階においては、入賞計数手段71により、特定領域18を通過した分の遊技球数が入賞数に加算される。そして、S335に示す段階へ進む。
S335に示す段階においては一般領域通過検出器17aから、遊技球の通過信号が入力されたかどうかが判断される。入力されたと判断された場合にはS340に示す段階へ進む。一方、入力されなかったと判断された場合にはS345に示す段階へ進む。
S340に示す段階においては、入賞計数手段71により、一般領域17を通過した分の遊技球数が入賞数に加算される。そして、S345に示す段階へ進む。
S345に示す段階においては、終了判定手段73のうち第1条件判定手段73aにより、入賞計数手段71により計数されている入賞数が10以上となっているかどうかが判定される。10以上と判定された場合にはS356に示す段階へ進む。一方、10に達していないと判定された場合にはS350に示す段階へ進む。
S350に示す段階においては、終了判定手段73のうち第2条件判定手段73bにより、作動時間計時手段72により計時されている作動時間が30秒を経過しているかどうかが判定される。30秒を経過している場合にはS360に示す段階へ進む。一方、まだ30秒を経過していない場合には大入賞口13の開放は継続しS320に示す段階へ戻る。
(2−4−2−2)第1条件成就の場合
S356に示す段階においては、終了判定手段73により、第1条件が成就したと判定されたことになる。この場合は、画像表示装置22上の条件表示手段22bが占める領域上には、第1条件が成就した旨は特に表示されない(図7(A)参照)。すなわち、第2条件成就の旨を示す「×」(後述の2−4−2−3参照)が表示されないことにより、反射的に第1条件が成就して当該ラウンドが終了したことが遊技者に認識されることとなる。そのかわり、終了報知制御手段76により、報知音声制御手段104を通じて、スピーカー8からは特定の演出としてのチャイム音が発せられ、これによっても第1条件の成就(反射的に第2条件の非成就)が認識可能となる。そして、S365に示す段階に進む。
S365に示す段階においては、開閉駆動制御手段74が大入賞口駆動手段13mの作動を終了させることにより、当該ラウンドの大入賞口13が閉鎖される。そして、S370に示す段階へ進む。
S370に示す段階においては、画像表示装置22上に当該ラウンドの終了を示す旨(第1ラウンドであれば、「1R OVER」(図7(A)参照))が表示されるとともに、一覧表示手段22cの当該ラウンドを表す箇所に当該ラウンドの入賞球数が表示される(図7(A)では、第1ラウンドの入賞数が「10」である)。そして、S375に示す段階へ進む。
(2−4−2−3)第2条件成就の場合
S360に示す段階においては、終了判定手段73により、第2条件が成就したと判定されたことになる。すなわち、終了報知制御手段76により、報知画像制御手段103を通じて、画像表示装置22上の条件表示手段22bが占める領域上に、第2条件が成就した旨を表す「×」が表示される(図7(B)参照)。なお、スピーカー8からは特に音声は発せられない。そして、S365に示す段階に進む。
S365に示す段階においては、開閉駆動制御手段74が大入賞口駆動手段13mの作動を終了させることにより、当該ラウンドの大入賞口13が閉鎖される。そして、S370に示す段階へ進む。
S370に示す段階においては、画像表示装置22上に当該ラウンドの終了を示す旨(第2ラウンドであれば、「2R OVER」(図7(B)参照))が表示されるとともに、一覧表示手段22cの当該ラウンドを表す箇所に当該ラウンドの入賞球数が表示される(図7(B)では、第2ラウンドの入賞数が「9」である)。そして、S375に示す段階へ進む。
(2−4−2−4)次ラウンドへの継続
S375に示す段階においては、入賞計数手段71により入賞数が0にされる。そして、S380に示す段階へ進む。
S380に示す段階においては、継続判定手段75により、特定領域フラグがオンになっているかどうかが判定される。オンになっていると判定された場合には、S385に示す段階へ進む。一方、オンになっていると判定されなかった場合には、当該ラウンドをもって特別遊技は終了し、図3に示す通常遊技処理へと復帰する。
S385に示す段階においては、継続判定手段75により、特定領域フラグがオフにされる。そして、S390に示す段階へ進む。
S390に示す段階においては、継続判定手段75により、ラウンド数が1加算される。そして、S395に示す段階へ進む。
S395に示す段階においては、継続判定手段75により、15ラウンドが終了したかどうかが判定される。まだ15ラウンドが終了していない場合には、S315に示す段階へ戻り次のラウンドが開始される。一方、15ラウンドが終了した場合には、図7(C)に示すように、最終ラウンド終了の旨(「15R OVER」)が表示されるとともに、一覧表示手段22cには、全ラウンドの入賞球数が一覧表示される。そして、特別遊技は終了し、図3に示す通常遊技処理へと復帰する。
(3)第3の実施の形態
本発明の第3の実施の形態について、図1、図3及び図8から図10までを参照しつつ説明する。図1は、本実施の形態に係る弾球遊技機PMの外観を正面図で示すものである。図8は、本実施の形態に係る弾球遊技機PMの機能をブロック図で示すものである。図3は、本実施の形態に係る弾球遊技機PMにおける通常遊技処理をフローチャートで示すものである。図9は、本実施の形態に係る弾球遊技機PMにおける特別遊技処理をフローチャートで示すものである。図10は、本実施の形態に係る弾球遊技機PMにおいて、特別遊技処理中の画像表示装置22の表示態様を模式的に示すものである。
(3−1)弾球遊技機PMの外観
図1を参照した本実施の形態に係る弾球遊技機PMの外観の説明については前記第1の実施の形態の(1−1)の項と同様であるので説明を省略する。
(3−2)遊技の概要
図1を参照した本実施の形態に係る弾球遊技機PMの遊技の概要の説明については前記第1の実施の形態の(1−2)の項と同様であるので説明を省略する。
(3−3)機能ブロック
次に、図8の機能ブロック図を参照しつつ、本実施の形態に係る弾球遊技機PMの概略構成を説明する。
(3−3−1)遊技制御手段50
遊技制御手段50の説明については、前記第1の実施の形態の(1−3−1)の項と同様であるので説明を省略する。
(3−3−2)特別遊技制御手段70
特別遊技制御手段70の説明については、前記第1の実施の形態の(1−3−2)の項と同様であるので説明を省略する。
(3−3−3)サブ制御基板100
サブ制御基板100は、主制御装置たる遊技制御手段50とは独立して画像表示及び音声表示の制御に特化した制御基板であって、マイクロコンピュータを利用したCPU並びに画像表示情報及び音声表示情報が記録されたROM及びRAM等の記憶手段を含んで構成されたハードウェアに、画像表示及び音声表示の制御を行うためのソフトウェアがインストールされた制御装置である。このサブ制御基板100には、以下の各手段が設けられる。
(3−3−3−1)コマンド受信手段101
コマンド受信手段101は、先のコマンド送信手段51から送信されたコマンドを受信し、それを以下の各手段へ受け渡す。
(3−3−3−2)装飾図柄制御手段102
装飾図柄制御手段102は、通常遊技時において、特別図柄の変動表示と同期した装飾図柄の画像表示装置22上の変動表示を制御する。
(3−3−3−3)報知画像制御手段103
報知画像制御手段103は、終了条件報知手段200の一部として、特別遊技時において、画像表示装置22上における第1条件又は第2条件の成就に係る画像の表示を制御する。
(3−3−3−4)報知音声制御手段104
報知音声制御手段104は、終了条件報知手段200の一部として、特別遊技時において、スピーカー8における第1条件又は第2条件の成就に係る音声の発生を制御する。
(3−3−4)画像表示装置22
画像表示装置22は、その液晶画面上に、サブ制御基板100の制御に基づいた画像を表示し、その表示の内容により、画面上の全部又は一部が下記の各手段として機能する。
(3−3−4−1)装飾図柄表示手段22a
画像表示装置22は、通常遊技時において、特別図柄の変動表示と同期した装飾図柄を表示することで、装飾図柄表示手段22aとして機能する。
(3−3−4−2)条件表示手段22b
画像表示装置22は、特別遊技時において、各ラウンド終了に際して第1条件又は第2条件の成就をその画面上の一部に表示することで、その画面上の一部が、終了条件報知手段200の一部としての条件表示手段22bとして機能する。
(3−3−4−3)一覧表示手段22c
画像表示装置22は、特別遊技時において、各ラウンドで大入賞口13に入賞した遊技球数をその画面上の一部に一覧表示することで、その画面上の一部が、終了条件報知手段200の一部としての一覧表示手段22cとして機能する。
(3−3−4)画像表示装置22
画像表示装置22は、その液晶画面上に、サブ制御基板100の制御に基づいた画像を表示し、その表示の内容により、画面上の全部又は一部が下記の各手段として機能する。
(3−3−4−1)装飾図柄表示手段22a
画像表示装置22は、通常遊技時において、特別図柄の変動表示と同期した装飾図柄を表示することで、装飾図柄表示手段22aとして機能する。
(3−3−4−2)条件表示手段22b
画像表示装置22は、特別遊技時において、各ラウンド終了に際して第1条件又は第2条件の成就をその画面上の一部に表示することで、その画面上の一部が、終了条件報知手段200の一部としての条件表示手段22bとして機能する。
(3−3−4−3)一覧表示手段22c
画像表示装置22は、特別遊技時において、各ラウンドで大入賞口13に入賞した遊技球数をその画面上の一部に一覧表示することで、その画面上の一部が、終了条件報知手段200の一部としての一覧表示手段22cとして機能する。
(3−3−4−4)結果表示手段22d
画像表示装置22は、特別遊技の終了時に際して、当該特別遊技における第1条件成就ラウンド数と第2条件成就ラウンド数とを対比してその画面上の一部に表示することで、その画面上の一部が、終了条件報知手段200の一部としての結果表示手段22dとして機能する。
(3−3−4−5)総計表示手段22e
総計表示手段22eは、特別遊技の終了時に際して、当該特別遊技の全ラウンドにおける入賞球数の総計をその画面上の一部に一覧表示することで、その画面上の一部が、終了条件報知手段200の一部としての総計表示手段22eとして機能する。
(3−4)遊技の制御
次に、図3及び図9のフローチャートを参照しつつ、本実施の形態に係る遊技の制御を説明する。
(3−4−1)通常遊技
図3を参照した通常遊技処理の説明は前記第1の実施の形態の(1−4−1)の項と同様であるので説明を省略する。
(3−4−2)特別遊技
特別遊技時においては、遊技制御手段50のうちの特別遊技制御手段70が、以下の各段階に示すような制御を実行する。なお、図10の画像表示装置22上の表示模式図を適宜参照する。
(3−4−2−1)各ラウンドの継続中
まず、図9のS400に示す段階において、画像表示装置22上に所定の大当たりデモ画面が表示される。このデモ画面の終了後、画像表示装置22において、各ラウンドの入賞球数が一覧表示される一覧表示手段22cが終了報知制御手段76により報知画像制御手段103を通じて表示される(図10参照)。そして、S405に示す段階へ進む。
S405に示す段階においては、各種パラメータがクリアされ、大入賞口13への入賞球数である入賞数が0になり、各ラウンドの入賞球数を累計した累計数が0になり、ラウンド数が1になる。そして、S410に示す段階へ進む。
S410に示す段階においては、特定領域18を遊技球が通過したかどうかを示すフラグである特定領域フラグがオフにされる。そして、S415に示す段階へ進む。
S415に示す段階においては、開閉駆動制御手段74が大入賞口駆動手段13mを作動させることにより、当該ラウンドの大入賞口13の開放が開始されるとともに、作動時間計時手段72による作動時間の計時も開始される。そして、S420に示す段階へ進む。
S420に示す段階においては、特定領域通過検出器18aから、遊技球の通過信号が入力されたかどうかが判断される。入力されたと判断された場合にはS425に示す段階へ進む。一方、入力されなかったと判断された場合にはS435に示す段階へ進む。
S425に示す段階においては、遊技球が特定領域18を通過したことになるので、次ラウンドへ進むための条件が満たされたことになる。そして、特定領域フラグがオンにされることで、この旨が示されることになる。そして、S430に示す段階へ進む。
S430に示す段階においては、入賞計数手段71により、特定領域18を通過した分の遊技球数が入賞数に加算される。そして、S435に示す段階へ進む。
S435に示す段階においては一般領域通過検出器17aから、遊技球の通過信号が入力されたかどうかが判断される。入力されたと判断された場合にはS440に示す段階へ進む。一方、入力されなかったと判断された場合にはS445に示す段階へ進む。
S440に示す段階においては、入賞計数手段71により、一般領域17を通過した分の遊技球数が入賞数に加算される。そして、S445に示す段階へ進む。
S445に示す段階においては、終了判定手段73のうち第1条件判定手段73aにより、入賞計数手段71により計数されている入賞数が10以上となっているかどうかが判定される。10以上と判定された場合にはS455に示す段階へ進む。一方、10に達していないと判定された場合にはS450に示す段階へ進む。
S450に示す段階においては、終了判定手段73のうち第2条件判定手段73bにより、作動時間計時手段72により計時されている作動時間が30秒を経過しているかどうかが判定される。30秒を経過している場合にはS460に示す段階へ進む。一方、まだ30秒を経過していない場合には大入賞口13の開放は継続しS420に示す段階へ戻る。
(3−4−2−2)第1条件成就の場合
S455に示す段階においては、終了判定手段73により、第1条件が成就したと判定されたことになる。すなわち、終了報知制御手段76により、報知画像制御手段103を通じて、画像表示装置22上の条件表示手段22bが占める領域上に、第1条件が成就した旨を表す「○」が表示される(図10(A)参照)。そして、S456に示す段階へ進む。
S456に示す段階においては、終了報知制御手段76により、報知音声制御手段104を通じて、スピーカー8から特定の演出としてのチャイム音が発せられ、これによっても第1条件の成就が認識可能となる。そして、S457に示す段階へ進む。
S457に示す段階においては、特別遊技制御手段70のメモリの特定の領域に、当該ラウンドで第1条件が成就した旨のデータが格納される。そして、S465に示す段階に進む。
S465に示す段階においては、開閉駆動制御手段74が大入賞口駆動手段13mの作動を終了させることにより、当該ラウンドの大入賞口13が閉鎖される。そして、S470に示す段階へ進む。
S470に示す段階においては、画像表示装置22上に当該ラウンドの終了を示す旨(第1ラウンドであれば、「1R OVER」(図10(A)参照))が表示されるとともに、一覧表示手段22cの当該ラウンドを表す箇所に当該ラウンドの入賞球数が表示される(図10(A)では、第1ラウンドの入賞数が「10」である)。そして、S471に示す段階へ進む。
(3−4−2−3)第2条件成就の場合
S460に示す段階においては、終了判定手段73により、第2条件が成就したと判定されたことになる。すなわち、終了報知制御手段76により、報知画像制御手段103を通じて、画像表示装置22上の条件表示手段22bが占める領域上に、第2条件が成就した旨を表す「×」が表示される(図7(B)参照)。そして、S461に示す段階へ進む。
S461に示す段階においては、終了報知制御手段76により、報知音声制御手段104を通じて、スピーカー8から特定の演出としてのブザー音が発せられ、これによっても第2条件の成就が認識可能となる。そして、S462に示す段階へ進む。
S462に示す段階においては、特別遊技制御手段70のメモリの特定の領域に、当該ラウンドで第2条件が成就した旨のデータが格納される。そして、S465に示す段階に進む。
S465に示す段階においては、開閉駆動制御手段74が大入賞口駆動手段13mの作動を終了させることにより、当該ラウンドの大入賞口13が閉鎖される。そして、S470に示す段階へ進む。
S470に示す段階においては、画像表示装置22上に当該ラウンドの終了を示す旨(第2ラウンドであれば、「2R OVER」(図10(B)参照))が表示されるとともに、一覧表示手段22cの当該ラウンドを表す箇所に当該ラウンドの入賞球数が表示される(図10(B)では、第2ラウンドの入賞数が「9」である)。そして、S471に示す段階へ進む。
(3−4−2−4)次ラウンドへの継続
S471に示す段階においては、当該ラウンドの入賞数が全ラウンドまでの累計数に加算される。そして、S475に示す段階へ進む。
S475に示す段階においては、入賞計数手段71により入賞数が0にされる。そして、S480に示す段階へ進む。
S480に示す段階においては、継続判定手段75により、特定領域フラグがオンになっているかどうかが判定される。オンになっていると判定された場合には、S485に示す段階へ進む。一方、オンになっていると判定されなかった場合には、当該ラウンドをもって特別遊技は終了し、図3に示す通常遊技処理へと復帰する。
S485に示す段階においては、継続判定手段75により、特定領域フラグがオフにされる。そして、S490に示す段階へ進む。
S490に示す段階においては、継続判定手段75により、ラウンド数が1加算される。そして、S495に示す段階へ進む。
S495に示す段階においては、継続判定手段75により、15ラウンドが終了したかどうかが判定される。まだ15ラウンドが終了していない場合には、S415に示す段階へ戻り次のラウンドが開始される。一方、15ラウンドが終了した場合には、S496に示す段階へ進む。
S496に示す段階においては、先のS457に示す段階で格納された第1条件成就ラウンド数、及び、先のS462に示す段階で格納された第2条件成就ラウンド数が、終了報知制御手段76により、報知画像制御手段103を通じて画像表示装置22の結果表示手段22dの領域に表示される。すなわち、図10(C)に示すように、結果表示手段22dの領域に「○:11」及び「×:4」のように表示される。これは、第1条件成就ラウンド数が11で、第2条件成就ラウンド数が4であったことを意味する。なお、結果表示手段22dには、全ラウンド数に対して第1条件が成就したラウンド数の割合をパーセンテージで表示してもよい(たとえば、この例では、「73%」と表示されることになる)。そして、S497に示す段階へ進む。
S497に示す段階においては、先のS471に示す段階で累計された累計数、すなわち、当該特別遊技において大入賞口13に入賞した総遊技球数が、終了報知制御手段76により、報知画像制御手段103を通じて画像表示装置22の総計表示手段22eの領域に表示される。すなわち、図10(C)に示すように、総計表示手段22eの領域に「TOTAL: 145」のように表示される。これは、当該特別遊技において大入賞口13に入賞した総遊技球数が145であったことを意味する。さらに、同図に示すように、最終ラウンド終了の旨(「15R OVER」)が表示されるとともに、一覧表示手段22cには、全ラウンドの入賞球数が一覧表示される。そして、特別遊技は終了し、図3に示す通常遊技処理へと復帰する。
(4)第4の実施の形態
本発明の第4の実施の形態について、図1、図3及び図11から図14までを参照しつつ説明する。図1は、本実施の形態に係る弾球遊技機PMの外観を正面図で示すものである。図11は、本実施の形態に係る弾球遊技機PMの機能をブロック図で示すものである。図3は、本実施の形態に係る弾球遊技機PMにおける通常遊技処理をフローチャートで示すものである。図12は、本実施の形態に係る弾球遊技機PMにおける特別遊技処理をフローチャートで示すものである。図13及び図14は、本実施の形態に係る弾球遊技機PMにおいて、特別遊技処理中の画像表示装置22の表示態様を模式的に示すものである。
(4−1)弾球遊技機PMの外観
図1を参照した本実施の形態に係る弾球遊技機PMの外観の説明については前記第1の実施の形態の(1−1)の項と同様であるので説明を省略する。
(4−2)遊技の概要
図1を参照した本実施の形態に係る弾球遊技機PMの遊技の概要の説明については前記第1の実施の形態の(1−2)の項と同様であるので説明を省略する。
(4−3)機能ブロック
次に、図11の機能ブロック図を参照しつつ、本実施の形態に係る弾球遊技機PMの概略構成を説明する。
(4−3−1)遊技制御手段50
遊技制御手段50の説明については、前記第1の実施の形態の(1−3−1)の項と同様であるので説明を省略する。
(4−3−2)特別遊技制御手段70
特別遊技制御手段70は、上述の通り、特定時としての特別遊技を制御する手段であり、下記の各サブ手段に細分化される。
(4−3−2−1)入賞計数手段71
入賞計数手段71は、大入賞口13の開放中に一般領域17及び特定領域18のいずれかを通過した遊技球をカウントする。また、このカウントされた値は、特別遊技の各ラウンドにつき記憶される。
(4−3−2−2)作動時間計時手段72
作動時間計時手段72は、大入賞口13の開放の開始時点をゼロとして、その時点から開放の継続している時間を計測する。
(4−3−2−3)終了判定手段73
終了判定手段73は、各ラウンドが終了するための条件である第1条件及び第2条件が成就したかどうかを、当該ラウンド中監視する。この終了判定手段73は、さらに入賞計数手段71を監視して第1条件が成就したかどうかを判定する第1条件判定手段73aと、作動時間計時手段72を監視して第2条件が成就したかどうかを判定する第2条件判定手段73bとに分けられる。
(4−3−2−4)開閉駆動制御手段74
開閉駆動制御手段74は、大入賞口駆動手段13mを作動させて大入賞口13を開放させるとともに、上記終了判定手段73による終了判定があると大入賞口駆動手段13mの作動を終了させて大入賞口13を閉鎖させる。
(4−3−2−5)継続判定手段75
継続判定手段75は、各ラウンドの終了に際して、大入賞口13の開放中に特定領域18への遊技球の通過があったかどうかにより、次ラウンドへの継続をするかどうかを判定する。
(4−3−2−6)終了報知制御手段76
終了報知制御手段76は、終了条件報知手段200の一部として、第1条件又は第2条件の成就に関する情報を作成する。この作成された情報は、コマンド送信手段51よりサブ制御基板100へ送信されることにより、画像表示装置22を通じて遊技者に認識可能な態様で表示される。
(4−3−3)サブ制御基板100
サブ制御基板100は、主制御装置たる遊技制御手段50とは独立して画像表示及び音声表示の制御に特化した制御基板であって、マイクロコンピュータを利用したCPU並びに画像表示情報及び音声表示情報が記録されたROM及びRAM等の記憶手段を含んで構成されたハードウェアに、画像表示及び音声表示の制御を行うためのソフトウェアがインストールされた制御装置である。このサブ制御基板100には、以下の各手段が設けられる。
(4−3−3−1)コマンド受信手段101
コマンド受信手段101は、先のコマンド送信手段51から送信されたコマンドを受信し、それを以下の各手段へ受け渡す。
(4−3−3−2)装飾図柄制御手段102
装飾図柄制御手段102は、通常遊技時において、特別図柄の変動表示と同期した装飾図柄の画像表示装置22上の変動表示を制御する。
(4−3−3−3)報知画像制御手段103
報知画像制御手段103は、終了条件報知手段200の一部として、特別遊技時において、画像表示装置22上における第1条件又は第2条件の成就に係る画像の表示を制御する。
(4−3−4)画像表示装置22
画像表示装置22は、その液晶画面上に、サブ制御基板100の制御に基づいた画像を表示し、その表示の内容により、画面上の全部又は一部が下記の各手段として機能する。
(4−3−4−1)装飾図柄表示手段22a
画像表示装置22は、通常遊技時において、特別図柄の変動表示と同期した装飾図柄を表示することで、装飾図柄表示手段22aとして機能する。
(4−3−4−2)条件表示手段22b
画像表示装置22は、特別遊技時において、各ラウンド終了に際して第2条件の成就をその画面上の一部に表示し、又は表示しないことで、その画面上の一部が、終了条件報知手段200の一部としての条件表示手段22bとして機能する。
(4−4)遊技の制御
次に、図3及び図12のフローチャートを参照しつつ、本実施の形態に係る遊技の制御を説明する。
(4−4−1)通常遊技
図3を参照した通常遊技処理の説明は前記第1の実施の形態の(1−4−1)の項と同様であるので説明を省略する。
(4−4−2)特別遊技
特別遊技時においては、遊技制御手段50のうちの特別遊技制御手段70が、以下の各段階に示すような制御を実行する。なお、図13及び図14の画像表示装置22上の表示模式図を適宜参照する。
まず、図12のS500に示す段階において、画像表示装置22上に所定の大当たりデモ画面が表示される。このデモ画面の終了後、画像表示装置22において、各ラウンドの入賞球数が一覧表示される一覧表示手段22cが終了報知制御手段76により報知画像制御手段103を通じて表示される(図7参照)。そして、S505に示す段階へ進む。
S505に示す段階においては、各種パラメータがクリアされ、大入賞口13への入賞球数である入賞数が0になり、ラウンド数が1になる。そして、S510に示す段階へ進む。
S510に示す段階においては、特定領域18を遊技球が通過したかどうかを示すフラグである特定領域フラグがオフにされる。そして、S515に示す段階へ進む。
S515に示す段階においては、開閉駆動制御手段74が大入賞口駆動手段13mを作動させることにより、当該ラウンドの大入賞口13の開放が開始されるとともに、作動時間計時手段72による作動時間の計時も開始される。そして、S520に示す段階へ進む。
S520に示す段階においては、特定領域通過検出器18aから、遊技球の通過信号が入力されたかどうかが判断される。入力されたと判断された場合にはS525に示す段階へ進む。一方、入力されなかったと判断された場合にはS535に示す段階へ進む。
S525に示す段階においては、遊技球が特定領域18を通過したことになるので、次ラウンドへ進むための条件が満たされたことになる。そして、特定領域フラグがオンにされることで、この旨が示されることになる。そして、S530に示す段階へ進む。
S530に示す段階においては、入賞計数手段71により、特定領域18を通過した分の遊技球数が入賞数に加算される。そして、S535に示す段階へ進む。
S535に示す段階においては一般領域通過検出器17aから、遊技球の通過信号が入力されたかどうかが判断される。入力されたと判断された場合にはS540に示す段階へ進む。一方、入力されなかったと判断された場合にはS545に示す段階へ進む。
S540に示す段階においては、入賞計数手段71により、一般領域17を通過した分の遊技球数が入賞数に加算される。そして、S545に示す段階へ進む。
S545に示す段階においては、終了判定手段73のうち第1条件判定手段73aにより、入賞計数手段71により計数されている入賞数が10以上となっているかどうかが判定される。10以上と判定された場合には、第1条件が成就したことになるが、この場合は画像表示装置22の条件表示手段22bの領域には特に何も表示されない(図13(A)参照)。そして、S552に示す段階へ進む。一方、10に達していないと判定された場合にはS550に示す段階へ進む。
S550に示す段階においては、終了判定手段73のうち第2条件判定手段73bにより、作動時間計時手段72により計時されている作動時間が30秒を経過しているかどうかが判定される。30秒を経過している場合にはS551に示す段階へ進む。一方、まだ30秒を経過していない場合には大入賞口13の開放は継続しS520に示す段階へ戻る。
S551に示す段階においては、第2条件が成就したことになり、この場合は、終了報知制御手段76により、当該ラウンドにおいて入賞計数手段71が計数した入賞数が、報知画像制御手段103を通じて画像表示装置22上の条件表示手段22bの領域に表示される(たとえば、図13(B)に示すように「9」が表示される)。そして、S552に示す段階へ進む。
S552に示す段階においては、終了報知制御手段76により、当該ラウンドが第5ラウンドか、第10ラウンドか又は第15ラウンドであるかが判断される。これらのいずれかである場合には、S560に示す段階へ進む。一方、これらのいずれでもない場合には、S565に示す段階へ進む。
S560に示す段階においては、終了報知制御手段76により、当該ラウンドを含む直近5ラウンドの終了条件が報知画像制御手段103を通じて画像表示装置22上の条件表示手段22bの領域に表示される。すなわち、第5ラウンドの終了時には、たとえば図13(C)に示すように、条件表示手段22bに当該ラウンドの入賞数である「8」が表示されつつ(すなわち、第5ラウンドでの第2条件の成就を意味する)、「○×○○×」と表示される。これは、第1条件成就ラウンドが第1、第3及び第4ラウンドであり、同2条件成就ラウンドが第2及び第5ラウンドであることを意味する。また、第10ラウンドの終了時には、たとえば図14(A)に示すように、条件表示手段22bに当該ラウンドの入賞数である「9」が表示されつつ(すなわち、第10ラウンドでの第2条件の成就を意味する)、「×○○○×」と表示される。これは、第1条件成就ラウンドが第7、第8及び第9ラウンドであり、同2条件成就ラウンドが第6及び第10ラウンドであることを意味する。さらに、第15ラウンドの終了時には、たとえば図14(B)に示すように、条件表示手段22bに特段の表示をせず(すなわち、第15ラウンドでの第1条件の成就を意味する)「○○○○○」と表示される。これは、第11から第15ラウンドまでいずれも第1条件成就ラウンドであることを意味する。そして、S565に示す段階へ進む。
S565に示す段階においては、開閉駆動制御手段74が大入賞口駆動手段13mの作動を終了させることにより、当該ラウンドの大入賞口13が閉鎖される。そして、S575に示す段階へ進む。
S575に示す段階においては、入賞計数手段71により入賞数が0にされる。そして、S580に示す段階へ進む。
S580に示す段階においては、継続判定手段75により、特定領域フラグがオンになっているかどうかが判定される。オンになっていると判定された場合には、S585に示す段階へ進む。一方、オンになっていると判定されなかった場合には、当該ラウンドをもって特別遊技は終了し、図3に示す通常遊技処理へと復帰する。
S585に示す段階においては、継続判定手段75により、特定領域フラグがオフにされる。そして、S590に示す段階へ進む。
S590に示す段階においては、継続判定手段75により、ラウンド数が1加算される。そして、S595に示す段階へ進む。
S595に示す段階においては、継続判定手段75により、15ラウンドが終了したかどうかが判定される。まだ15ラウンドが終了していない場合には、S515に示す段階へ戻り次のラウンドが開始される。一方、15ラウンドが終了した場合には、図14(B)に示すように、最終ラウンド終了の旨(「15R OVER」)が表示されるとともに、一覧表示手段22cには、全ラウンドの入賞球数が一覧表示される。そして、特別遊技は終了し、図3に示す通常遊技処理へと復帰する。
(5)第5の実施の形態
本発明の第5の実施の形態について、図15から図20までを参照しつつ説明する。図15は、本実施の形態に係る弾球遊技機PMの外観を正面図で示すものである。図16は、本実施の形態に係る弾球遊技機PMの機能をブロック図で示すものである。図17は、本実施の形態に係る弾球遊技機PMにおける通常遊技処理をフローチャートで示すものである。図18は、本実施の形態に係る弾球遊技機PMにおける特別遊技処理をフローチャートで示すものである。図19及び図20は、本実施の形態に係る弾球遊技機PMにおいて、特別遊技処理中の画像表示装置22の表示態様を模式的に示すものである。
(5−1)弾球遊技機PMの外観
本実施の形態に係る弾球遊技機PMは、図15に示すような外観を呈する。
本実施の形態に係る弾球遊技機PMは、当該弾球遊技機PMの外郭保持枠をなす外枠1と、この外枠1に開閉自在に軸支された前枠2とを備えたものとなっている。そして、前枠2には、弾球遊技機PMの遊技領域10を形成するための遊技盤7と、この遊技盤7の前方を覆う板ガラスが嵌め込まれたガラス扉3と、賞球払出口9より払い出される遊技球を受ける上側の上球皿4a及び下側の下球皿4bと、遊技球の発射操作を行うための操作ハンドル5と、遊技領域10の周辺を囲むように遊技盤7に固定された一対のレール6とが設けられている。また、上球皿4aと下球皿4bとの間の領域の左寄りには、音声にて種々の報知や演出を行うためのスピーカー8も設けられている。
弾球遊技機PMの遊技領域10には、遊技球が入賞すると遊技者へ賞球が払い出される複数の一般入賞口11と、面状表示部である画像表示装置22と、通常遊技では閉鎖されている大入賞口13と、遊技球の入賞により遊技者への賞球払い出しを行うとともに、大入賞口13を一時的に開閉させる始動入賞口12と、遊技球を回収するアウト口14と、打球の落下に影響を与える風車15と、図示しない多数の遊技釘とが設けられている。また、始動入賞口12の開口部を拡大させるための普通図柄が表示される7セグメントLEDから成る普通図柄表示装置21、及び、この普通図柄表示装置21の作動の契機となる遊技球の通過ゲートである普通図柄作動ゲート16も設けられている。
なお、遊技領域10の周囲には、遊技中に点灯もしくは点滅表示される複数のランプから構成されるランプ装置30が設けられている。
画像表示装置22は、画像を表示する画面が平面状に形成される液晶表示装置であり、後述する特別遊技時における終了条件の表示等に係る画像を表示し、遊技領域10において大入賞口13の上方に配置されている。
(5−2)遊技の概要
このような構成の弾球遊技機PMでは、遊技者が操作ハンドル5を所定の方向へ回動操作すると、上球皿4aに収納された遊技球が1個ずつ図示しない発射部へ送られる。発射部に到達した遊技球は、操作ハンドル5の回動角度に応じた強度で、発射部から遊技領域10へ向かって発射され、遊技領域10内において落下し、入賞口11、始動入賞口12及びアウト口14のいずれかに受け入れられる。ここで、遊技球が入賞口11に入賞した場合には、10球の賞球が上球皿4aに払い出される。
遊技球が普通図柄作動ゲート16を通過すると、普通図柄表示装置21で普通図柄が変動を開始する。そして、所定の図柄が停止表示されると、始動入賞口12が0.5秒拡大し、その間は始動入賞口12への入賞の可能性が増大する。
そして、始動入賞口12への入賞があると、賞球払出口9から5球の賞球が遊技者に払い出されるのに加え、大入賞口13が0.55秒間開閉する。この始動入賞口12への入賞に起因する大入賞口13の開閉を特別遊技の第1段階と称する。この第1段階の開閉の最中に大入賞口13への入賞があった場合、その内部に設けられた特定領域18へ遊技球が通過すると特別遊技の第2段階へ継続することが可能となる。一方、この第1段階中に特定領域18への遊技球の通過がないと、特別遊技はこの第1段階で終了することとなる。
この特別遊技の第2段階においては、1回の作動における大入賞口13の開閉は第1段階より長時間となり、遊技球がより入賞しやすくなっている。そして、開閉中に大入賞口13への入賞があると、賞球払出口9から15球の賞球が遊技者に払い出される。この第2段階では、1ラウンド中に10球の入賞があるか(第1条件)、又は開閉が16回繰り返されるか(第2条件)のいずれかの条件が先に成就することにより一旦終了する。
そして、当該ラウンド中に、大入賞口13内部の特定領域18への遊技球の通過があると、次ラウンドへ継続することとなっている。これにより、第2段階における大入賞口13の開閉は、最大15ラウンドまで連続することが可能となっている。また、大入賞口13が15ラウンド開閉し終えるか、又は大入賞口13の開放中に上記特定領域18への入賞がなかった場合には、この特別遊技の第2段階は終了する。なお、特別遊技の第1段階を「第1ラウンド」と称する場合もあるが、この場合は第2段階は「第2ラウンド」から「第16ラウンド」まで継続可能ということになる。
(5−3)機能ブロック
次に、図16の機能ブロック図を参照しつつ、本実施の形態に係る弾球遊技機PMの概略構成を説明する。
(5−3−1)遊技制御手段50
本実施の形態の弾球遊技機PMは、前述のような演出動作や遊技動作等を制御するための主制御装置として、遊技制御手段50を備えている。遊技制御手段50は、マイクロコンピュータを利用したCPU並びにROM及びRAM等の記憶手段を含んで構成されたハードウェアに、演出動作制御や遊技動作制御を行うためのソフトウェアがインストールされた制御装置である。
遊技制御手段50には、当該遊技制御手段50へ所定の信号を送出する信号発信源として、普通図柄作動ゲート16の内部に設けられた普通図柄作動ゲート通過検出器16aと、始動入賞口12の内部に設けられた始動入賞口入賞検出器12aと、一般入賞口11の内部に設けられた一般入賞口入賞検出器11aと、大入賞口13の内部に設けられた大入賞口入賞検出器13aと、大入賞口13の内部の特定領域18に設けられた特定領域通過検出器18aとがI/Oインターフェイスを介して電気的に接続されている。
また、遊技制御手段50には、その直接制御対象となる機器として、賞球の払い出しを行う賞球払出装置45及び普通図柄表示装置21並びに大入賞口13を開閉するための大入賞口駆動手段13m及び始動入賞口12を拡大するための始動入賞口駆動手段12mがI/Oインターフェイスを介して電気的に接続されている。さらに、画像表示装置22と、スピーカー8と、ランプ装置30とを制御するサブ制御基板100もこの遊技制御手段50にI/Oインターフェイスを介して電気的に接続されている。
そして、遊技制御手段50には、通常遊技(特別遊技の第1段階を含む)を実行するために、その動作を制御する通常遊技制御手段60と、特別遊技の第2段階を実行するために、その動作を制御する特別遊技制御手段70と、賞球払出装置45の動作を制御する払出制御手段90と、画像表示装置22、スピーカー8及びランプ装置30を制御するための制御コマンドをサブ制御基板100へ送信するためのコマンド送信手段51が設けられている。
(5−3−2)特別遊技制御手段70
特別遊技制御手段70は、上述の通り、特定時としての特別遊技を制御する手段であり、下記の各サブ手段に細分化される。
(5−3−2−1)入賞計数手段71
入賞計数手段71は、第1段階及び第2段階を問わず、大入賞口13の1ラウンドの開閉中に入賞した遊技球をカウントする。また、このカウントされた値は、特別遊技の各ラウンドにつき記憶される。
(5−3−2−2)開閉回数計数手段77
開閉回数計数手段77は、1ラウンド中の大入賞口13の開閉回数を計数する。
(5−3−2−3)終了判定手段73
終了判定手段73は、特別遊技の第2段階において各ラウンドが終了するための条件である第1条件及び第2条件が成就したかどうかを、当該ラウンド中監視する。この終了判定手段73は、さらに入賞計数手段71を監視して第1条件が成就したかどうかを判定する第1条件判定手段73aと、開閉回数計数手段77を監視して第2条件が成就したかどうかを判定する第2条件判定手段73bとに分けられる。
(5−3−2−4)開閉駆動制御手段74
開閉駆動制御手段74は、大入賞口駆動手段13mを作動させて大入賞口13を開閉させるとともに、上記終了判定手段73による終了判定があると大入賞口駆動手段13mの開閉を終了させる。
(5−3−2−5)継続判定手段75
継続判定手段75は、特別遊技の第2段階における各ラウンドの終了に際して、大入賞口13の開閉中に特定領域18への遊技球の通過があったかどうかにより、次ラウンドへの継続をするかどうかを判定する。
(5−3−2−6)終了報知制御手段76
終了報知制御手段76は、終了条件報知手段200の一部として、第1条件又は第2条件の成就に関する情報を作成する。この作成された情報は、コマンド送信手段51よりサブ制御基板100へ送信されることにより、画像表示装置22及びスピーカー8を通じて遊技者に認識可能な態様で表示される。
(5−3−3)サブ制御基板100
サブ制御基板100は、主制御装置たる遊技制御手段50とは独立して画像表示及び音声表示の制御に特化した制御基板であって、マイクロコンピュータを利用したCPU並びに画像表示情報及び音声表示情報が記録されたROM及びRAM等の記憶手段を含んで構成されたハードウェアに、画像表示及び音声表示の制御を行うためのソフトウェアがインストールされた制御装置である。このサブ制御基板100には、以下の各手段が設けられる。
(5−3−3−1)コマンド受信手段101
コマンド受信手段101は、先のコマンド送信手段51から送信されたコマンドを受信し、それを以下の各手段へ受け渡す。
(5−3−3−2)報知画像制御手段103
報知画像制御手段103は、終了条件報知手段200の一部として、特別遊技時において、画像表示装置22上における第1条件又は第2条件の成就に係る画像の表示を制御する。
(5−3−3−3)報知音声制御手段104
報知音声制御手段104は、終了条件報知手段200の一部として、特別遊技時において、スピーカー8における第1条件又は第2条件の成就に係る音声の発生を制御する。
(5−3−4)画像表示装置22
画像表示装置22は、その液晶画面上に、サブ制御基板100の制御に基づいた画像を表示し、その表示の内容により、画面上の全部又は一部が下記の各手段として機能する。
(5−3−4−1)条件表示手段22b
画像表示装置22は、特別遊技時において、各ラウンド終了に際して第1条件又は第2条件の成就をその画面上の一部に表示することで、その画面上の一部が、終了条件報知手段200の一部としての条件表示手段22bとして機能する。
(5−3−4−2)一覧表示手段22c
画像表示装置22は、特別遊技時において、各ラウンドで大入賞口13に入賞した遊技球数をその画面上の一部に一覧表示することで、その画面上の一部が、終了条件報知手段200の一部としての一覧表示手段22cとして機能する。
(5−4)遊技の制御
次に、図17及び図18のフローチャートを参照しつつ、本実施の形態に係る遊技の制御を説明する。なお、特別遊技の第1段階を表示上ラウンド数に含めない場合(図19)と含める場合(図20)とに分けて説明する。
(5−4−1)第1段階を表示上ラウンド数に含めない場合
(5−4−1−1)通常遊技
通常遊技時においては、遊技制御手段50のうちの通常遊技制御手段60が、以下の(5−4−1−1−1)に示す普通図柄処理及び(5−4−1−1−2)に示す特別図柄処理を並行して実行する。
(5−4−1−1−1)普通図柄処理
普通図柄処理においては、まず、図17のS600に示す段階において、普通図柄作動ゲート通過検出器16aから、遊技球の通過信号が入力されたかどうかが判断される。入力されたと判断された場合には、S610に示す段階へ進む。一方、入力されたと判断されなかった場合には、再度このS600に示す段階へ戻る。
S610に示す段階においては、普通図柄表示装置21において普通図柄の変動結果が決定され、それに従った変動表示が開始され、30秒後に終了して停止表示する。そして、S620に示す段階へ進む。
S620に示す段階において、普通図柄表示装置21に停止表示された普通図柄が所定の当選図柄である場合にはS630に示す段階へ進む。一方、当選図柄でない場合にはS600に示す段階へ戻る。
S630に示す段階においては、始動入賞口駆動手段12mにより、始動入賞口12が0.5秒間拡大する。そして、S600に示す段階へ戻る。
(5−4−1−1−2)特別図柄処理
特別図柄処理においては、まず、S640に示す段階において、始動入賞口入賞検出器12aから、遊技球の入賞信号が入力されたかどうかが判断される。入力されたと判断された場合にはS650に示す段階へ進む。一方、入力されたと判断されなかった場合には、再度このS640に示す段階へ戻る。
S650に示す段階においては、これまでに入賞計数手段71に計数されていた入賞球数がクリアされて0になる。そして、S660に示す段階へ進む。
S660に示す段階においては、開閉駆動制御手段74により、大入賞口駆動手段13mが作動を開始し、それにより大入賞口13が開閉を開始し、0.55秒後に終了する(特別遊技の第1段階)。この間に、入賞計数手段71が、大入賞口13に入賞した遊技球があればその数を計数する。そして、S670に示す段階へ進む。
S670に示す段階においては、入賞計数手段71に計数された入賞球数を、終了報知制御手段76が、報知画像制御手段103を通じて、画像表示装置22の一覧表示手段22cの領域の第1ラウンドの箇所へ表示する。たとえば、図19(A)の場合、入賞球数が「3」と表示される。なお、この表示は第2段階の開始時に消去されることになる。そして、S680に示す段階へ進む。
S680に示す段階においては、特定領域通過検出器18aから、遊技球の通過信号が入力されたかどうかが判定される。入力されたと判定された場合にはS690に進み、特別遊技の第2段階が実行され、その終了後は再びS640に示す段階へ戻る。一方、入力されたと判定されなかった場合には再びS640に示す段階へ戻る。
(5−4−1−2)特別遊技
特別遊技の第2段階においては、遊技制御手段50のうちの特別遊技制御手段70が、以下の各段階に示すような制御を実行する。
(5−4−1−2−1)各ラウンドの継続中
まず、図18のS700に示す段階において、画像表示装置22上に所定の大当たりデモ画面が表示される。このデモ画面の終了後、画像表示装置22において、各ラウンドの入賞球数が一覧表示される一覧表示手段22cが終了報知制御手段76により報知画像制御手段103を通じて表示される(図19参照)。そして、S705に示す段階へ進む。
S705に示す段階においては、各種パラメータがクリアされ、大入賞口13への入賞球数である入賞数が0になり、ラウンド数が1になる。そして、S715に示す段階へ進む。
S715に示す段階においては、開閉駆動制御手段74が大入賞口駆動手段13mを作動させることにより、当該ラウンドの大入賞口13の開閉が開始されるとともに、開閉回数計数手段77による開閉回数のカウントも開始される。そして、S720に示す段階へ進む。
S720に示す段階においては、大入賞口入賞検出器13aから、遊技球の入賞信号が入力されたかどうかが判断される。入力されたと判断された場合にはS730に示す段階へ進む。一方、入力されなかったと判断された場合にはS745に示す段階へ進む。
S730に示す段階においては、入賞計数手段71により、大入賞口13へ入賞した分の遊技球数が入賞数に加算される。そして、S745に示す段階へ進む。
S745に示す段階においては、終了判定手段73のうち第1条件判定手段73aにより、入賞計数手段71により計数されている入賞数が10以上となっているかどうかが判定される。10以上と判定された場合にはS755に示す段階へ進む。一方、10に達していないと判定された場合にはS750に示す段階へ進む。
S750に示す段階においては、終了判定手段73のうち第2条件判定手段73bにより、開閉回数計数手段77によりカウントされている開閉回数が16回に達したかどうかが判定される。16回に達している場合にはS760に示す段階へ進む。一方、まだ16回に達していない場合には大入賞口13の開閉は継続しS720に示す段階へ戻る。
(5−4−1−2−2)第1条件成就の場合
S755に示す段階においては、終了判定手段73により、第1条件が成就したと判定されたことになる。すなわち、終了報知制御手段76により、報知画像制御手段103を通じて、画像表示装置22上の条件表示手段22bが占める領域上に、第1条件が成就した旨を表す「○」が表示される(図19(B)参照)。そして、S756に示す段階へ進む
S756に示す段階においては、終了報知制御手段76により、報知音声制御手段104を通じて、スピーカー8から特定の演出としてのチャイム音が発せられ、これによっても第1条件の成就が認識可能となる。そして、S765に示す段階に進む。
S765に示す段階においては、開閉駆動制御手段74が大入賞口駆動手段13mの作動を終了させることにより、当該ラウンドの大入賞口13の開閉を終了させる。そして、S770に示す段階へ進む。
S770に示す段階においては、画像表示装置22上に当該ラウンドの終了を示す旨(第1ラウンドであれば、「1R OVER」(図19(B)参照))が表示されるとともに、一覧表示手段22cの当該ラウンドを表す箇所に当該ラウンドの入賞球数が表示される(図19(B)では、第1ラウンドの入賞数が「10」である)。そして、S775に示す段階へ進む。
(5−4−1−2−3)第2条件成就の場合
S760に示す段階においては、終了判定手段73により、第2条件が成就したと判定されたことになる。すなわち、終了報知制御手段76により、報知画像制御手段103を通じて、画像表示装置22上の条件表示手段22bが占める領域上に、第2条件が成就した旨を表す「×」が表示される(図19(C)参照)。そして、S761に示す段階へ進む。
S761に示す段階においては、終了報知制御手段76により、報知音声制御手段104を通じて、スピーカー8から特定の演出としてのブザー音が発せられ、これによっても第2条件の成就が認識可能となる。そして、S765に示す段階に進む。
S765に示す段階においては、開閉駆動制御手段74が大入賞口駆動手段13mの作動を終了させることにより、当該ラウンドの大入賞口13の開閉を終了させる。そして、S770に示す段階へ進む。
S770に示す段階においては、画像表示装置22上に当該ラウンドの終了を示す旨(第2ラウンドであれば、「2R OVER」(図19(C)参照))が表示されるとともに、一覧表示手段22cの当該ラウンドを表す箇所に当該ラウンドの入賞球数が表示される(図19(C)では、第2ラウンドの入賞数が「9」である)。そして、S775に示す段階へ進む。
(5−4−1−2−4)次ラウンドへの継続
S775に示す段階においては、入賞計数手段71により入賞数が0にされる。そして、S780に示す段階へ進む。
S780に示す段階においては、継続判定手段75により、特定領域通過検出器18aから、遊技球の通過信号が入力されたかどうかが判定される。入力されたと判定された場合には、S790に示す段階へ進む。一方、入力されたと判定されなかった場合には、当該ラウンドをもって特別遊技は終了し、図17に示す通常遊技処理へと復帰する。
S790に示す段階においては、継続判定手段75により、ラウンド数が1加算される。そして、S795に示す段階へ進む。
S795に示す段階においては、継続判定手段75により、15ラウンドが終了したかどうかが判定される。まだ15ラウンドが終了していない場合には、S715に示す段階へ戻り次のラウンドが開始される。一方、15ラウンドが終了した場合には、図19(D)に示すように、最終ラウンド終了の旨(「15R OVER」)が表示されるとともに、一覧表示手段22cには、全15ラウンド(第1段階を含まず)の入賞球数が一覧表示される。そして、特別遊技は終了し、図17に示す通常遊技処理へと復帰する。
(5−4−2)第1段階を表示上ラウンド数に含める場合
(5−4−2−1)通常遊技
通常遊技時においては、遊技制御手段50のうちの通常遊技制御手段60が、以下の(5−4−2−1−1)に示す普通図柄処理及び(5−4−2−1−2)に示す特別図柄処理を並行して実行する。
(5−4−2−1−1)普通図柄処理
普通図柄処理については、前記(5−4−1−1−1)と同様であるので、説明を省略する。
(5−4−2−1−2)特別図柄処理
特別図柄処理においては、まず、S640に示す段階において、始動入賞口入賞検出器12aから、遊技球の入賞信号が入力されたかどうかが判断される。入力されたと判断された場合にはS650に示す段階へ進む。一方、入力されたと判断されなかった場合には、再度このS640に示す段階へ戻る。
S650に示す段階においては、これまでに入賞計数手段71に計数されていた入賞球数がクリアされて0になる。そして、S660に示す段階へ進む。
S660に示す段階においては、開閉駆動制御手段74により、大入賞口駆動手段13mが作動を開始し、それにより大入賞口13が開閉を開始し、0.55秒後に終了する(特別遊技の第1段階)。この間に、入賞計数手段71が、大入賞口13に入賞した遊技球があればその数を計数する。そして、S670に示す段階へ進む。
S670に示す段階においては、入賞計数手段71に計数された入賞球数を、終了報知制御手段76が、報知画像制御手段103を通じて、画像表示装置22の一覧表示手段22cの領域の第1ラウンドの箇所へ表示する。たとえば、図20(A)の場合、第1ラウンドの入賞球数が「3」と表示される。そして、S680に示す段階へ進む。
S680に示す段階においては、特定領域通過検出器18aから、遊技球の通過信号が入力されたかどうかが判定される。入力されたと判定された場合にはS690に進み、特別遊技の第2段階が実行され、その終了後は再びS640に示す段階へ戻る。一方、入力されたと判定されなかった場合には再びS640に示す段階へ戻る。
(5−4−2−2)特別遊技
特別遊技の第2段階においては、遊技制御手段50のうちの特別遊技制御手段70が、以下の各段階に示すような制御を実行する。
(5−4−2−2−1)各ラウンドの継続中
まず、図18のS700に示す段階において、画像表示装置22上に所定の大当たりデモ画面が表示される。このデモ画面の終了後、画像表示装置22において、各ラウンドの入賞球数が一覧表示される一覧表示手段22cが終了報知制御手段76により報知画像制御手段103を通じて表示される(図20参照)。そして、S705に示す段階へ進む。
S705に示す段階においては、各種パラメータがクリアされ、大入賞口13への入賞球数である入賞数が0になり、ラウンド数が1になる。なお、このパラメータとしてのラウンド数は内部的なラウンド数を表示するものであり、表示上はそれより1大きいラウンド数がこれに対応するものである。そして、S715に示す段階へ進む。
S715に示す段階においては、開閉駆動制御手段74が大入賞口駆動手段13mを作動させることにより、当該ラウンドの大入賞口13の開閉が開始されるとともに、開閉回数計数手段77による開閉回数のカウントも開始される。そして、S720に示す段階へ進む。
S720に示す段階においては、大入賞口入賞検出器13aから、遊技球の入賞信号が入力されたかどうかが判断される。入力されたと判断された場合にはS730に示す段階へ進む。一方、入力されなかったと判断された場合にはS745に示す段階へ進む。
S730に示す段階においては、入賞計数手段71により、大入賞口13へ入賞した分の遊技球数が入賞数に加算される。そして、S745に示す段階へ進む。
S745に示す段階においては、終了判定手段73のうち第1条件判定手段73aにより、入賞計数手段71により計数されている入賞数が10以上となっているかどうかが判定される。10以上と判定された場合にはS755に示す段階へ進む。一方、10に達していないと判定された場合にはS750に示す段階へ進む。
S750に示す段階においては、終了判定手段73のうち第2条件判定手段73bにより、開閉回数計数手段77によりカウントされている開閉回数が16回に達したかどうかが判定される。16回に達している場合にはS760に示す段階へ進む。一方、まだ16回に達していない場合には大入賞口13の開閉は継続しS720に示す段階へ戻る。
(5−4−2−2−2)第1条件成就の場合
S755に示す段階においては、終了判定手段73により、第1条件が成就したと判定されたことになる。すなわち、終了報知制御手段76により、報知画像制御手段103を通じて、画像表示装置22上の条件表示手段22bが占める領域上に、第1条件が成就した旨を表す「○」が表示される(図20(B)参照)。そして、S756に示す段階へ進む
S756に示す段階においては、終了報知制御手段76により、報知音声制御手段104を通じて、スピーカー8から特定の演出としてのチャイム音が発せられ、これによっても第1条件の成就が認識可能となる。そして、S765に示す段階に進む。
S765に示す段階においては、開閉駆動制御手段74が大入賞口駆動手段13mの作動を終了させることにより、当該ラウンドの大入賞口13の開閉を終了させる。そして、S770に示す段階へ進む。
S770に示す段階においては、画像表示装置22上に当該ラウンドの終了を示す旨(第2ラウンド(内部パラメータとしては第1ラウンド)であれば、「2R OVER」(図20(B)参照))が表示されるとともに、一覧表示手段22cの当該ラウンドを表す箇所に当該ラウンドの入賞球数が表示される(図20(B)では、第2ラウンドの入賞数が「10」である)。そして、S775に示す段階へ進む。
(5−4−2−2−3)第2条件成就の場合
S760に示す段階においては、終了判定手段73により、第2条件が成就したと判定されたことになる。すなわち、終了報知制御手段76により、報知画像制御手段103を通じて、画像表示装置22上の条件表示手段22bが占める領域上に、第2条件が成就した旨を表す「×」が表示される(図20(C)参照)。そして、S761に示す段階へ進む。
S761に示す段階においては、終了報知制御手段76により、報知音声制御手段104を通じて、スピーカー8から特定の演出としてのブザー音が発せられ、これによっても第2条件の成就が認識可能となる。そして、S765に示す段階に進む。
S765に示す段階においては、開閉駆動制御手段74が大入賞口駆動手段13mの作動を終了させることにより、当該ラウンドの大入賞口13の開閉を終了させる。そして、S770に示す段階へ進む。
S770に示す段階においては、画像表示装置22上に当該ラウンドの終了を示す旨(第3ラウンド(内部パラメータとしては第2ラウンド)であれば、「3R OVER」(図20(C)参照))が表示されるとともに、一覧表示手段22cの当該ラウンドを表す箇所に当該ラウンドの入賞球数が表示される(図20(C)では、第3ラウンドの入賞数が「9」である)。そして、S775に示す段階へ進む。
(5−4−2−2−4)次ラウンドへの継続
S775に示す段階においては、入賞計数手段71により入賞数が0にされる。そして、S780に示す段階へ進む。
S780に示す段階においては、継続判定手段75により、特定領域通過検出器18aから、遊技球の通過信号が入力されたかどうかが判定される。入力されたと判定された場合には、S790に示す段階へ進む。一方、入力されたと判定されなかった場合には、当該ラウンドをもって特別遊技は終了し、図17に示す通常遊技処理へと復帰する。
S790に示す段階においては、継続判定手段75により、ラウンド数が1加算される。そして、S795に示す段階へ進む。
S795に示す段階においては、継続判定手段75により、15ラウンド(表示上の第16ラウンド)が終了したかどうかが判定される。まだ15ラウンドが終了していない場合には、S715に示す段階へ戻り次のラウンドが開始される。一方、15ラウンドが終了した場合には、図20(D)に示すように、最終ラウンド終了の旨(「16R OVER」)が表示されるとともに、一覧表示手段22cには、全16ラウンド(第1段階を含む)の入賞球数が一覧表示される。そして、特別遊技は終了し、図17に示す通常遊技処理へと復帰する。
本発明の第1、第2、第3及び第4の実施の形態に係る弾球遊技機の外観を正面図で示すものである。 本発明の第1及び第2の実施の形態に係る弾球遊技機の機能をブロック図で示すものである。 本発明の第1、第2、第3及び第4の実施の形態に係る弾球遊技機における通常遊技処理をフローチャートで示すものである。 本発明の第1の実施の形態に係る弾球遊技機における特別遊技処理をフローチャートで示すものである。 本発明の第1の実施の形態に係る弾球遊技機において、特別遊技処理中の画像表示装置の表示態様を模式的に示すものである。 本発明の第2の実施の形態に係る弾球遊技機における特別遊技処理をフローチャートで示すものである。 本発明の第2の実施の形態に係る弾球遊技機において、特別遊技処理中の画像表示装置の表示態様を模式的に示すものである。 本発明の第3の実施の形態に係る弾球遊技機の機能をブロック図で示すものである。 本発明の第3の実施の形態に係る弾球遊技機における特別遊技処理をフローチャートで示すものである。 本発明の第3の実施の形態に係る弾球遊技機において、特別遊技処理中の画像表示装置の表示態様を模式的に示すものである。 本発明の第4の実施の形態に係る弾球遊技機の機能をブロック図で示すものである。 本発明の第4の実施の形態に係る弾球遊技機における特別遊技処理をフローチャートで示すものである。 本発明の第4の実施の形態に係る弾球遊技機において、特別遊技処理中の画像表示装置の表示態様を模式的に示すものである。 本発明の第4の実施の形態に係る弾球遊技機において、特別遊技処理中の画像表示装置の表示態様を模式的に示すものである。 本発明の第5の実施の形態に係る弾球遊技機の外観を正面図で示すものである。 本発明の第5の実施の形態に係る弾球遊技機の機能をブロック図で示すものである。 本発明の第5の実施の形態に係る弾球遊技機における通常遊技処理をフローチャートで示すものである。 本発明の第5の実施の形態に係る弾球遊技機における特別遊技処理をフローチャートで示すものである。 本発明の第5の実施の形態に係る弾球遊技機において、特別遊技処理中の画像表示装置の表示態様を模式的に示すものである。 本発明の第5の実施の形態に係る弾球遊技機において、特別遊技処理中の画像表示装置の表示態様を模式的に示すものである。
符号の説明
PM 弾球遊技機
1 外枠 2 前枠
3 ガラス扉
4a 上球皿 4b 下球皿
5 操作ハンドル 6 レール
7 遊技盤 8 スピーカー
9 賞球払出口
10 遊技領域
11 一般入賞口 11a 一般入賞口入賞検出器
12 始動入賞口 12a 始動入賞口入賞検出器
12m 始動入賞口駆動手段
13 大入賞口 13a 大入賞口入賞検出器
13m 大入賞口駆動手段13m
14 アウト口 15 風車
16 普通図柄作動ゲート 16a 普通図柄作動ゲート通過検出器
17 一般領域 17a 一般領域通過検出器
18 特定領域 18a 特定領域通過検出器
20 特別図柄表示装置 21 普通図柄表示装置
22 画像表示装置 22a 装飾図柄表示手段
22b 条件表示手段 22c 一覧表示手段
22d 結果表示手段 22e 総計表示手段
23 表示回数表示装置
30 ランプ装置
45 賞球払出装置
50 遊技制御手段 51 コマンド送信手段
60 通常遊技制御手段
70 特別遊技制御手段 71 入賞計数手段
72 作動時間計時手段
73 終了判定手段 73a 第1条件判定手段
73b 第2条件判定手段
74 開閉駆動制御手段 75 継続判定手段
76 終了報知制御手段 77 開閉回数計数手段
90 払出制御手段
100 サブ制御基板
101 コマンド受信手段 102 装飾図柄制御手段
103 報知画像制御手段 104 報知音声制御手段
200 終了条件報知手段

Claims (13)

  1. 特定時に作動する大入賞口と、
    前記大入賞口への入賞遊技球数を計数する入賞計数手段と、
    前記大入賞口の作動時間を計時する作動時間計時手段と、
    前記入賞計数手段により計数された入賞遊技球数が所定個数に達したという第1条件又は前記作動時間計時手段により計時された作動時間が所定時間に達したという第2条件のいずれかが先に成就したことにより、前記大入賞口の作動の終了を判定する終了判定手段と、
    前記大入賞口の作動を開始させるとともに前記終了判定手段の終了判定により同大入賞口の作動を終了させる開閉駆動制御手段と、
    前記終了判定手段が、前記第1条件又は前記第2条件のいずれの成就により終了判定したかを、遊技者に認識可能とする終了条件報知手段とを備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 特定時に作動する大入賞口と、
    前記大入賞口への入賞遊技球数を計数する入賞計数手段と、
    前記大入賞口の作動中の開閉回数を計数する開閉回数計数手段と、
    前記入賞計数手段により計数された入賞遊技球数が所定個数に達したという第1条件又は前記開閉回数計数手段により計数された開閉回数が所定回数に達したという第2条件のいずれかが先に成就したことにより、前記大入賞口の作動の終了を判定する終了判定手段と、
    前記大入賞口の作動を開始させるとともに前記終了判定手段の終了判定により同大入賞口の作動を終了させる開閉駆動制御手段と、
    前記終了判定手段が、前記第1条件又は前記第2条件のいずれの成就により終了判定したかを、遊技者に認識可能とする終了条件報知手段とを備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  3. 前記終了条件報知手段は、前記第1条件の成就を表示することを特徴とする請求項1又は2記載の弾球遊技機。
  4. 前記終了条件報知手段は、前記第2条件の成就を表示することを特徴とする請求項1、2又は3記載の弾球遊技機。
  5. 前記終了条件報知手段は、前記大入賞口の各作動回数に係る入賞遊技球数を一覧表示する一覧表示手段を備えるとともに、前記入賞計数手段により計数された入賞遊技球数を前記一覧表示手段の当該作動回数に係る箇所に表示することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の弾球遊技機。
  6. 前記終了条件報知手段は、前記第2条件成就の場合に、前記入賞計数手段により計数された入賞遊技球数を表示することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の弾球遊技機。
  7. 前記終了条件報知手段は、前記大入賞口の1回の作動終了ごとに表示を行うことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の弾球遊技機。
  8. 前記終了条件報知手段は、前記大入賞口の複数回の作動終了後にまとめて当該回数分の表示を行うことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の弾球遊技機。
  9. 前記特定時における前記大入賞口の作動は、所定の上限回数まで継続可能であるとともに、
    前記終了条件報知手段は、前記特定時の終了に際し、当該特定時中の前記大入賞口への入賞遊技球数の総計を表示することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の弾球遊技機。
  10. 前記特定時における前記大入賞口の作動は、所定の上限回数まで継続可能であるとともに、
    前記終了条件報知手段は、前記特定時の終了に際し、当該特定時中における前記第1条件及び前記第2条件の各成就回数を表示することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9記載の弾球遊技機。
  11. 前記終了条件報知手段は、前記第1条件の成就を特定の演出にて表示することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10記載の弾球遊技機。
  12. 前記終了条件報知手段は、前記第2条件の成就を特定の演出にて表示することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10記載の弾球遊技機。
  13. 前記終了条件報知手段は、前記第1条件の成就及び前記第2条件の成就を、それぞれ異なった特定の演出にて表示することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10記載の弾球遊技機。
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