JP2006149072A - ステータ構造 - Google Patents

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哲雄 細田
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Abstract

【課題】本発明は、輪状絶縁キャップのスロット孔部の外・内側直線面を巻線と平行とすることにより、巻線巻回時のコントロール不能領域をなくし、整列巻きの歩留まりを向上することを目的とする。
【解決手段】本発明によるステータ構造は、輪状ステータ(1)の両面に射出成形によって一体に設ける輪状絶縁キャップ(4)のスロット孔部(6)の外側直線面(6a)と内側直線面(6b)は、巻線ニードル(11)から出て巻回状態の巻線(10)に対して平行に形成されている構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ステータ構造に関し、特に、輪状ステータの両面に射出成形によって一体に設ける輪状絶縁キャップのスロット孔部の外側直線面と内側直線面を巻線ニードルから出てくる巻線と平行とすることにより、巻線ニードルによる巻線巻回時のコントロール不能領域をなくし、各磁極に巻回する巻線の整列巻きを歩留まりよく行うための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種のステータ構造としては、例えば、特許文献1に開示された図3及び図4の構成を開示することができる。
すなわち、図4において符号1で示されるものは輪状鉄芯よりなる輪状ステータであり、この輪状ステータ1には内方へ向けて所定間隔で突出する複数の磁極2が形成され、各磁極2間にはスロット3が形成されている。
前記輪状ステータ1の両面には、図3で示される一対の輪状絶縁キャップ4が設けられ、各輪状絶縁キャップ4には、前記磁極2に対応した磁極形状部5及び前記スロット3に対応したスロット孔部6が形成されている。
前述の構成において、輪状ステータ1に対して巻線10を巻回する場合、図3で示されるように、巻線ニードル11を各スロット3内に内側から挿入し、この巻線ニードル11を各輪状絶縁キャップ4の外面から磁極2の周囲に巻回させつつ内側から外側の間において往復させることにより、巻線10は各磁極2に巻回される。
特開10−164778号公報
従来のステータ構造は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、輪状ステータ1のスロット3の形状に対し、同一の形状を有するスロット孔部6が形成されているため、スロット孔部6の外側直線面6aと内側直線面6bとが、巻線ニードル11で巻回する時の巻線10の位置に沿っておらず、ハッチングで示すように巻線10に対するコントロール不能領域Aが形成されていた。
このコントロール不能領域Aは、前記巻線10の位置と前記外側直線面6aと内側直線面6bとの差に相当するもので、巻線ニードル11の先端から案内されて出される巻線10が、このコントロール不能領域Aにおいて巻き乱れを起こすことがあり、整列巻きにおける大きい障害となっていた。
また、歩留まりの向上も困難であった。
本発明によるステータ構造は、内方へ突出する複数の磁極により形成される複数のスロットを有する輪状ステータと、前記輪状ステータの両面に射出成形によって一体に設けられ前記磁極及びスロットの形状にならう磁極形状部及びスロット孔部を有する輪状絶縁キャップと、前記輪状絶縁キャップを介して前記各磁極に巻線ニードルによって巻回される巻線とを備え、前記スロット孔部の外側直線面と内側直線面は、前記巻線ニードルから出て巻回状態の巻線に対して平行に形成されている構成であり、また、前記外側直線面と内側直線面は互いに平行である構成であり、また、前記外側直線面と内側直線面は、前記輪状ステータの半径方向に対して直交している構成であり、また、前記外側直線面の中央位置には、前記巻線ニードルを逃がすための逃げ部が形成されている構成である。
本発明によるステータ構造は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、輪状ステータに射出成形で一体に設ける各輪状絶縁キャップのスロット孔部の外側直線面と内側直線面とを、巻線ニードルから出て巻回している巻線に対して平行な状態としているため、この外側直線面及び内側直線面よりも、各々外側及び内側には巻線が巻回されることがなく、従来のような巻き乱れを生じることなく、整列巻きを行うことができる。
本発明は、輪状ステータの両面に射出成形によって一体に設ける輪状絶縁キャップのスロット孔部の外側直線面と内側直線面を巻線ニードルから出てくる巻線と平行とすることにより、巻線ニードルによる巻線時のコントロール不能領域をなくし、各磁極に巻回する巻線の整列巻きを歩留まりよく行うようにしたステータ構造を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明によるステータ構造の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には同一符号を用いて説明する。また、図4の輪状ステータ1は従来も本発明においても同一であるため援用するもので、図4において符号1で示されるものは輪状鉄芯よりなる輪状ステータであり、この輪状ステータ1には内方へ向けて所定間隔で突出する複数の磁極2が形成され、各磁極2間にはスロット3が形成されている。尚、前記外側直線面6aと内側直線面6bは互いに平行で、かつ、輪状ステータ1の半径方向Rに対して直交するように構成されている。
また、外側直線面6aの中央位置には、外側へ向けて突出する凹状の逃げ部6Aが形成され、前記スロット3の形状もこれにならって形成されている。
前記輪状ステータ1の両面には、図2で示される一対の輪状絶縁キャップ4が射出成形によって一体に設けられ、各輪状絶縁キャップ4には、前記磁極2に対応した磁極形状部5及び前記スロット3に対応したスロット孔部6が形成されている。
前記輪状絶縁キャップ4に形成された各スロット孔部6の形状は、図4で示される輪状ステータ1のスロット3の形状よりもやや小さく形成されている。
すなわち、スロット孔部6の外側直線面6a及び内側直線面6bが、巻線ニードル11の先端から案内されて出てくる巻線10に対して平行な関係に形成されている。
前記外側直線面6aと内側直線面6bは、互いに平行な関係に形成されていると共に、前記輪状ステータ1の半径方向Rに対して直交する方向に形成されている。
従って、前述の構成において、輪状ステータ1に対して巻線10を巻回する場合、図1で示されるように、巻線ニードル11を各スロット3内に内側から挿入し、この巻線ニードル11を磁極2の周囲に巻回させつつ内側から外側の間において往復させることにより、巻線10は前記外側直線面6a及び内側直線面6bに対して極めて接近し、かつ、接触しない状態であると共に、かつ、隙間をかぎりなくなくす状態となるような状態で巻回される。尚、この巻線作業時、巻線ニードル11の先端の一部が前記輪状絶縁キャップ4及び輪状ステータ1との接触を避けるために逃げ部6A内に逃げて巻線が行われる。
この場合、設計上は、前述のような状態を前提としているため、実際の自動巻線機による巻線作業の場合、巻線10が外側直線面6a及び内側直線面6bに接触することも、まれなケースとして発生するが、この場合、前記外側直線面6a及び内側直線面6bによって巻線10が案内され、整列巻きが円滑に行われる。尚、前記外側直線面6a及び内側直線面6bは、前記各輪状絶縁キャップ4の一方又は両方に形成されている。
本発明は、レゾルバ等の回転検出器に限ることなく、モータ等にも適用可能である。
本発明によるステータ構造の巻線状態を示す要部の平面図である。 図1の輪状絶縁キャップを示す要部の平面図である。 従来のステータ構造の巻線状態を示す要部の平面図である。 図3の輪状ステータを示す要部の平面図である。
符号の説明
1 輪状ステータ
2 磁極
3 スロット
4 輪状絶縁キャップ
R 半径方向
5 磁極形状部
6 スロット孔部
6a 外側直線面
6b 内側直線面
10 巻線
11 巻線ニードル

Claims (4)

  1. 内方へ突出する複数の磁極(2)により形成される複数のスロット(3)を有する輪状ステータ(1)と、前記輪状ステータ(1)の両面に射出成形によって一体に設けられ前記磁極(2)及びスロット(3)の形状にならう磁極形状部(5)及びスロット孔部(6)を有する輪状絶縁キャップ(4)と、前記輪状絶縁キャップ(4)を介して前記各磁極(2)に巻線ニードル(11)によって巻回される巻線(10)とを備え、
    前記スロット孔部(6)の外側直線面(6a)と内側直線面(6b)は、前記巻線ニードル(11)から出て巻回状態の巻線(10)に対して平行に形成されていることを特徴とするステータ構造。
  2. 前記外側直線面(6a)と内側直線面(6b)は互いに平行であることを特徴とする請求項1記載のステータ構造。
  3. 前記外側直線面(6a)と内側直線面(6b)は、前記輪状ステータ(1)の半径方向(R)に対して直交していることを特徴とする請求項1又は2記載のステータ構造。
  4. 前記外側直線面(6a)の中央位置には、前記巻線ニードル(11)を逃がすための逃げ部(6A)が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載のステータ構造。
JP2004335028A 2004-11-18 2004-11-18 ステータ構造 Withdrawn JP2006149072A (ja)

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