JP2006148959A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. 多数の誘電体層が積層されて構成され、かつ、その外周面に少なくとも入出力端子及びアース電極が形成された誘電体基板を具備するアンテナ装置であって、
   平衡入出力方式のアンテナ部と、
   少なくとも前記アンテナ部と接続される入出力部分が平衡入出力方式であるフィルタ部とを有しており、
   前記フィルタ部は、前記誘電体基板中に複数の両端開放型の１／２波長共振器がそれぞれ平行に配置されて構成されており、隣接する１／２波長共振器に対して誘電体層を挟んで重なり、かつ、これら隣接する１／２波長共振器を容量結合させる結合調整電極と、前記各１／２波長共振器の両開放端に誘電体層を挟んで重なるように配置された内層アース電極とを有し、
   前記アンテナ部は、前記誘電体基板に形成されている
   ことを特徴とするアンテナ装置。
2. 請求項１記載のアンテナ装置において、
   前記アンテナ部の開放端と容量を構成するアース電極を有することを特徴とするアンテナ装置。
3. 請求項１記載のアンテナ装置において、
   前記アンテナ部とフィルタ部は、前記誘電体基板上、平面的に互いに分離された領域に形成されていることを特徴とするアンテナ装置。
4. 請求項１記載のアンテナ装置において、
   前記複数の１／２波長共振器のうち、アンテナ部側における１／２波長共振器の長さ方向中心に対して線対称の位置に配置された２つの入出力用電極を誘電体基板内に有し、
   前記２つの入出力用電極が前記アンテナ部の平衡入出力端子にそれぞれ接続されていることを特徴とするアンテナ装置。
5. 請求項４記載のアンテナ装置において、
   前記２つの入出力用電極は、前記アンテナ部側の１／２波長共振器とそれぞれ容量結合されていることを特徴とするアンテナ装置。
6. 請求項４記載のアンテナ装置において、
   前記２つの入出力用電極は、前記アンテナ部側の１／２波長共振器とそれぞれ直接接続されていることを特徴とするアンテナ装置。
7. 請求項１記載のアンテナ装置において、
   前記結合調整電極が複数形成され、
   これら複数の前記結合調整電極が前記１／２波長共振器の長さ方向中心に対して線対称の位置に形成されていることを特徴とするアンテナ装置。
8. 請求項１記載のアンテナ装置において、
   前記誘電体基板のうち、前記アンテナ部が形成された誘電体層の誘電率と前記フィルタ部が形成された誘電体層の誘電率とが異なることを特徴とするアンテナ装置。
9. 請求項８記載のアンテナ装置において、
   前記アンテナ部が形成された誘電体層の誘電率が、前記フィルタ部が形成された誘電体層の誘電率よりも低いことを特徴とするアンテナ装置。
10. 請求項８記載のアンテナ装置において、
    前記誘電体基板のうち、前記フィルタ部の上面及び下面に存在するシールド間に積層されるすべて、あるいは一部の誘電体層の誘電率は、前記アンテナ部が形成される誘電体層よりも誘電率が高いことを特徴とするアンテナ装置。
11. 平衡入出力方式のアンテナ部と、少なくとも前記アンテナ部と接続される入出力部分が平衡入出力方式であるフィルタ部とを有するアンテナ装置であって、
    前記誘電体基板のうち、前記フィルタ部の上面及び下面に存在するシールド間に積層されるすべて、あるいは一部の誘電体層の誘電率は、前記アンテナが形成される誘電体層よりも誘電率が高いことを特徴とするアンテナ装置。