JP2006148890A - 隣接チャネル間の干渉を低減するチューニング方法及びチューニング装置 - Google Patents

隣接チャネル間の干渉を低減するチューニング方法及びチューニング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】デジタル放送信号の受信状態を改善することによって、デジタル放送サービスのサービス品質を改善すること。
【解決手段】受信されるチャネルの基本IF周波数を検出して、この基本IF周波数が隣接チャネルの影響を受けるか否かを判断し、当該基本IF周波数が隣接チャネルの影響を受けると判断した場合には、当該基本IF周波数を可変しながら隣接チャネルの影響を受けない可変IF周波数をチューニングIF周波数として検出し、隣接チャネルの影響を受けない可変IF周波数がない場合には、隣接チャネルの影響が最小である可変IF周波数をチューニングIF周波数として検出する。そして検出されたチューニングIF周波数を用いて前記チャネルをチューニングする構成である。
【選択図】図4

Description

本発明は、デジタルチューニング方法及びその装置に関し、特に、アナログチャネルとデジタルチャネルとが隣接したチャネル構造において、隣接チャネル間の干渉を低減するチューニング方法及びその装置に関する。
デジタル放送サービスが始まるに伴って、地上波放送、ケーブル放送、衛星放送などで伝送されるデジタル放送及びアナログ放送のチャネル数が100以上に増加してきている。このような多数チャネルの放送信号を受信するためには、デジタルチューナーが必須である。
デジタルチューナーは、衛星中継局を経由することなく、デジタル衛星放送を直接受信することのできる受信用チューナーである。デジタルチューナーを使用する場合、難視聴の解消はもちろんのこと、高画質、ハイファイ(高忠実)及び、音声放送が可能であるという長所がある。このようなデジタルチューナーは、セットトップボックス(Set-Top-Box、以下、「STB」という)又はテレビ(television)に組み込むことが可能である。
デジタルチューナーは、アナログ放送信号に隣接したデジタル放送信号の受信の際、デジタル信号よりも相対的に信号レベルが高い隣接アナログ放送信号の影響を受けて、デジタル放送信号のビデオストリーム(video stream)又はオーディオストリーム(audio stream)にエラーが発生する確率が高くなるという短所がある。これは、デジタル放送サービスのサービス品質が低下する原因となる。
本発明は、前述のような問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、デジタル放送信号の受信状態を改善することによって、デジタル放送サービスのサービス品質を改善することのできるチューニング方法及びチューニング装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、デジタルチューナーにおいて、デジタル放送信号に隣接するアナログ放送信号の有害な影響を低減することにある。
また、本発明のさらに他の目的は、デジタル放送信号の中間周波数を可変させることにより、隣接するアナログ放送信号の有害な影響を低減することにある。
前記目的を達成するために、本発明のチューニング方法は、受信されるチャネルの基本中間周波数IFを検出するステップと、前記基本中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けるか否かを判断するステップと、前記基本中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けると判断した場合、前記基本中間周波数IFを可変しながら、隣接チャネルの影響を受けない可変中間周波数をチューニング中間周波数として検出するステップと、前記チューニング中間周波数を検出するステップにおいて、隣接チャネルの影響を受けない可変中間周波数がない場合には、隣接チャネルの影響が最小である可変中間周波数をチューニング中間周波数として検出するステップと、前記チューニング中間周波数を用いて前記チャネルをチューニングするステップと、を備えることを特徴とする。
この際、前記基本中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けるか否かを判断するステップは、前記基本中間周波数IFで復調した信号のビットエラー率(Bit Error Rate;BER)を検出し、このビットエラー率が所定の基準値以下である場合に、前記基本中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けないと判断するか、または、前記基本中間周波数IFで復調した信号のビットエラー率(BER)を検出し、このビットエラー率が「0」である場合に、前記基本中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けないと判断することが好ましい。
また、前記チューニング中間周波数を検出するステップは、前記基本中間周波数IFを左側または右側に可変させた可変中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けるか否かの判断を繰り返し行うステップを含み、前記可変中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けないと判断した場合に、この可変中間周波数IFをチューニング中間周波数として決定することが好ましい。
なお、上記の「左側または右側」とは、右側が高周波側、左側が低周波側をそれぞれ意味する。
前記可変中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けるか否かの判断を繰り返し行うステップは、前記可変中間周波数IFで復調した信号のビットエラー率(BER)を検出し、このビットエラー率が所定の基準値以下である場合に、前記可変中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けないと判断するか、またはビットエラー率が「0」である場合に、前記可変中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けないと判断するのが好ましい。
前記可変中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けるか否かの判断を繰り返し行うステップは、前記可変中間周波数IFと、各可変中間周波数IFに対応するビットエラー率(BER)を格納するステップを備えるようにしてもよい。
隣接チャネルの影響を受けない可変中間周波数がない場合における前記隣接チャネルの影響が最少となる可変中間周波数IFをチューニング中間周波数として検出するステップは、前記格納されているビットエラー率(BER)が最小値となる可変中間周波数IFをチューニング周波数として検出するステップを備えるようにしてもよい。
また、前記目的を達成するための本発明のチューニング装置は、受信されるチャネルの基本中間周波数IFを検出するチューナーと、予め設定されたチューニングアルゴリズムを格納するフラッシュメモリと、前記チューニングアルゴリズムに基づいて、前記基本中間周波数IFを左側または右側に可変しながら、隣接チャネルの影響を受けない可変中間周波数IFをチューニング中間周波数として検出し、該チューニング中間周波数を用いて前記チャネルをチューニングする復調部と、を備えることを特徴とする。
この際、前記復調部は、前記基本中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けない場合には、前記基本中間周波数IFを用いて前記チャネルをチューニングすることが好ましい。
また、前記復調部は、隣接チャネルの影響を受けない可変中間周波数IFがない場合には、隣接チャネルの影響が最小である可変中間周波数をチューニング中間周波数として検出することが好ましい。
また、前記復調部は、前記基本中間周波数IFで復調した信号のビットエラー率(BER)を検出し、このビットエラー率が所定の基準値以下である場合に、前記基本中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けないと判断することが好ましい。
また、前記復調部は、前記基本中間周波数IFで復調した信号のビットエラー率(BER)を検出し、このビットエラー率が「0」である場合には、前記基本中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けないと判断することが好ましい。
前記復調部は、前記基本中間周波数IFを左側または右側に可変させた可変中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けるか否かの判断を繰り返し行い、前記可変中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けないと判断した場合に、この可変中間周波数IFをチューニング中間周波数として決定することが好ましい。
前記復調部は、前記可変中間周波数IFで復調した信号のビットエラー率(BER)を検出し、このビットエラー率が所定の基準値以下である場合、またはビットエラー率が「0」である場合に、前記可変中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けないと判断することが好ましい。
前記復調部は、前記可変中間周波数IFで復調した信号のビットエラー率(BER)を検出し、前記可変中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けないと判断することができる。
前記復調部は、前記可変中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けるか否かの判断を繰り返し行う際に、前記可変中間周波数IFと、各可変中間周波数IFに対応するビットエラー率(BER)を格納するようにしてもよい。
前記復調部は、前記格納されたビットエラー率(BER)が最小である可変中間周波数をチューニング中間周波数として検出することが好ましい。
本発明は、チューニング装置及び方法において、受信しようとするチャネルの中間周波数を可変しながら、受信しようとするチャネルに隣接した高周波(RF)信号の影響を最も少なく受ける中間周波数を検出し、該中間周波数によりチューニングすることで、受信しようとするチャネルの信号に対する隣接チャネルの影響を最小化するという長所がある。特に、本発明は、デジタル放送信号が、隣接したアナログ放送信号の影響を少なく受けることができるという長所がある。また、本発明は、デジタル放送信号の受信状態を改善することによって、デジタル放送サービスのサービス品質を改善することができるという効果がある。
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態に係る構成及び作用について詳細に説明する。なお、本明細書及び添付図面において、同一の参照符号は、同一の構成要素を示す。また、本発明を説明するにあたって、関連した公知の機能或いは構成についての具体的な説明が本発明の要旨を把握するに不要であると判断される場合、その詳細な説明を省略する。
図1は、一般的なデジタルチューナーの構成を概略的に示す図である。図1を参照すれば、デジタルチューナーは、チューニング部10と、復調部20とを備える。この際、チューニング部10は、自動利得制御装置(Automatic Gain Controller、以下、「AGC」という)11と、高周波増幅器(Radio Frequency Amplifier、以下「RF増幅器」という)12と、RFバンドパスフィルタ(Band Pass Filter、以下、「RF−BPF」という)13と、位相同期ループ集積回路(Phase Locked Loop Integrated Circuit、以下「PLL−IC」という)14と、局部発振器15と、ミキサー16と、SAWフィルタ17と、中間周波増幅器(Intermediate Frequency Amplifier、以下、「IF増幅器」という)18と、高周波自動利得制御検出回路(以下、「RF−AGC検出回路」という)19とを備えている。復調部20は、中間周波自動利得制御検出回路(以下、「IF−AGC検出回路」という)22を有する復調IC 21を備える。
AGC11は、アンテナANTを介して受信される高周波信号の大きさが変化しても、映像信号の出力が常に一定になるように自動利得調節する。
RF増幅器12は、AGC11を通過した高周波信号を増幅する。
RF−BPF13は、RF増幅器12により増幅された高周波信号における所望のバンド幅を選択する。
PLL−IC14は、内部にチャネルデータが格納されており、外部からの制御に応じて局部発振器15に制御電圧を出力する。
局部発振器15は、チャネルを選択したときに得られる周波数に従って切り換えられる3つの分割バンドを有している。局部発振器15は、PLL−IC14からの制御電圧に従って予め決められた所定の発振周波数を生成し、生成した発振周波数をミキサー16に出力する。
ミキサー16は、RF−BPF13によって選択された高周波信号と、局部発振器15によって生成された発振周波数とを混合し、中間周波であるIF(intermediate frequency)信号を出力する。
SAWフィルタ17は、ミキサー16から受信されるIF信号のうち、所望のIF信号だけを通過させる。
IF増幅器18は、SAWフィルタ17から出力されるIF信号を増幅する。
RF−AGC検出回路19は、強電界信号が受信される場合、AGC11の利得を制御する。
復調IC21は、IF増幅器18から受信されるIF信号を復調し、転送ストリーム(Transport Stream、以下「TS」という)信号を出力する。
IF−AGC検出回路22は、弱電界信号が受信される場合、IF増幅器18の利得を制御する。
以下、前述のような構成を有する従来のデジタルチューナーの動作を説明する。
まず、アンテナANTによって受信された高周波帯域の信号は、AGC11、RF増幅器12及びRF−BPF13を通過しながら、いずれか一の放送周波数のRF信号のみ選択する。この選択されたRF信号は、局部発振器15で生成された発振周波数とミキサー16によって混合され、そしてミキサー16はIF信号を出力する。
より詳しくは、局部発振器15は、PLL−IC14からの制御電圧に従って発振周波数をミキサー16に出力し、そしてミキサー16は、RF−BPF13から出力されるRF信号を局部発振器15から出力される発振周波数と混合し、中間周波数信号を出力する。
ミキサー16からのIF信号は、SAWフィルタ17及びIF増幅器18を介することにより、フィルタリング及び増幅がそれぞれでなされ、復調IC21に入力される。そして、復調IC21は、入力されたIF信号を復調し、TS信号を出力する。
ここで、アンテナANTを介して強電界信号が受信されると、RF−AGC検出回路19が動作して、AGC11の自動利得調整動作を制御する。反対に弱電界信号が受信されると、復調IC21から出力される電圧に従ってIF増幅器18の利得が自動調整される。
図2は、相互隣接したアナログチャネルとデジタルチャネルを示す波形図である。デジタル放送信号及びアナログ放送信号が同期に伝送される場合、デジタル放送信号及びアナログ放送信号は、図2に示すように、交互にチャネルを占有する。このとき、デジタル放送信号は、間に介在するアナログ放送信号に影響を与えないようにするために、常にアナログ信号よりも低いレベルで伝送される。
さらに、図2を参照すれば、A領域であるN−1チャネルではアナログ放送信号を伝送し、B領域であるNチャネルではデジタル放送信号を伝送する。アナログ放送信号の場合、アナログ放送信号に割り当てられた帯域幅の中の所定位置にビデオ信号A1、第1のオーディオ信号A2及び第2のオーディオ信号A3が位置するのに対して、デジタル放送信号の場合には、デジタル放送信号に割り当てられた帯域幅の全般に亘ってデジタル放送信号Dが位置する。
したがって、アナログ放送信号のビデオ信号A1、第1及び第2のオーディオ信号A2及びA3がチャネルの境界に隣接する場合、これら信号のいずれかがデジタル放送信号Dに干渉する。
図2に示した例では、第2のオーディオ信号A3がデジタル放送信号Dに干渉している。
このようにアナログ放送信号のビデオ信号A1、第1オーディオ信号A2及び第2オーディオ信号A3のうちいずれか1つがデジタル放送信号に隣接すれば、図1に示すデジタルチューナーの場合には、どの水準以上の妨害信号によってRF−AGC検出回路19が受信しようとするデジタル放送信号のレベルを認識するに先立って、デジタル放送信号のレベルより高いレベルのアナログ放送信号を認識し、AGC電圧が非正常的に出力される。かくして、デジタル放送信号の受信時、隣接するアナログ放送信号が非常に高い場合、隣接するチャネルの干渉を受けて、受信状態が非常に不良となるという問題点がある。図2の例では、アナログ放送信号の第2のオーディオ信号A3が、デジタル放送信号Dに僅か数十kHzの位置に隣接しているので、デジタル放送信号Dに大きく影響を及ぼす。
図3は、本発明の一実施形態に係るチューニング装置を示す概略的なブロック図である。図3を参照すれば、本実施形態に係るチューニング装置100は、チューナー110、復調IC120、出力部130、ユーザインタフェース部(ユーザI/F)140、制御部150及びフラッシュメモリ160を備える。
チューナー110は、制御部150の制御によって設定された、チャネルの高周波帯域のデジタル放送信号を受信し、受信したデジタル放送信号をIF信号に変換した後、フィルタリング及び増幅し、そして出力する。この動作において、チューナー110は、制御部150からチャネル情報、RF値及びIF AGC値を受信する。
復調IC120は、チューナー110から受信されるIF信号を復調し、転送ストリーム(Transport Stream、以下「TS」という)信号を出力する。特に、隣接チャネルとの干渉があるか否かを判断し、干渉が最も小さい状態となるまでIF信号を可変させる。この機能を実現するために、復調IC120は、予め格納されたチューニングアルゴリズムに基づいてIF信号を可変させながら、デジタル放送信号のビットエラー率(Bit Error Rate、以下、「BER」という)が最も低いIF信号を選択する。そして、復調IC120は、該IF信号を用いてTS信号を生成し、そして出力する。
出力部130は、復調IC120から受信されるTS信号の出力を制御する。この機能を実現するために、出力部130は、多数のポート(例えば、A/V(Audio/Video)ポート、USBポート及びインターネットポートなど)を含む。
ユーザI/F140は、ユーザの操作信号を制御部150に入力する。
制御部150は、ユーザI/F140を介して入力されたユーザの操作信号またはフラッシュメモリ160に予め格納された動作情報(例えば、チューニングアルゴリズム、チャネル情報など)に基づいて、チューナー110、復調IC120及び出力部130の動作を制御する。
フラッシュメモリ160は、チューニング装置100の動作を制御するための前記動作情報(例えば、チューニングアルゴリズム、チャネル情報など)を格納する。
図4は、本発明の一実施形態に係るチューニング方法を示すフローチャートである。図3及び図4を参照して、本発明の一実施形態に係るチューニング方法を説明する。
まず、制御部150は、基本IF周波数及び可変IF周波数を区別するための変数iを初期化(i←0)する(ステップS105)。例えば、基本IF周波数をIFとし、基本IF周波数を1回可変させる毎に前記変数i値を「1」ずつ順次増加させ、1次可変されたIF周波数をIF、2次可変されたIF周波数をIF、n次可変されたIF周波数をIF(n=1、2、・・・、n)で表記し、各々のIF周波数を区別する。
次に、チューナー110は、受信されるデジタル放送チャネル(例えば、Nチャネル)のIF周波数を検出する(ステップS110)。この際、チューナー110で検出されたIF周波数を基本IF周波数とし、前記ステップS105で変数i値が「0」に設定されているので、該当基本IF周波数をIFで表記する。
前記チューナー110から基本IF周波数IFを受信した復調IC120は、該基本IF周波数IFを用いてNチャネルのオーディオ信号及びビデオ信号(A/V信号)を検出する(ステップS115)。すなわち、復調IC120は、基本IF周波数IFを用いてNチャネルを復調する。
この際、復調IC120は、前記フラッシュメモリ160に予め格納されたチューニングアルゴリズムによる制御部150の制御の下で、該基本IF周波数IFが隣接チャネルの影響を受けるか否かを判断し、基本IF周波数IFが隣接チャネルの影響を受けると判断した場合には、復調IC120は、隣接チャネルの影響が最も少なくなるまで基本IF周波数IFを可変させる。以下、このような復調IC120の動作について具体的に説明する。
まず、復調IC120は、前記ステップS115において基本IF周波数IFを用いて検出されたA/V信号のビットエラー率(BER)を検出する(ステップS120)。そして復調IC120は、検出したBERの値が「0」であるか否かを判断する(ステップS125)。すなわち、復調IC120は、基本IF周波数IFを用いてチューニングしたNチャネル信号のBER(これを「BER」と称す)を検出し、このBERの値が「0」であるか否かを判断する。
この際、前記ステップS125は、基本IF周波数IFが隣接チャネルの影響を受けるか否かを判断するための過程である。前記ステップS125での比較値(又は「照合値」と称す)は、「0」に限定されるものではなく、装置の特性によって値を変えることができる。例えば、前記照合値は、対応するIF周波数によって復調された信号のエラーの有無を判断するための基準値であって、対応するIF周波数によって復調された信号のBERがこの基準値以下である場合に、IF周波数が隣接チャネルの影響を受けないものと判断する。
例えば図4の例では、前記比較値が「0」であるとして説明する。したがって、前記ステップS125において、BER値が「0」であると判断した場合には、復調IC120は、基本IF周波数IFが隣接チャネルの影響を受けないものと判断し、この基本IF周波数IFを用いてNチャネルをチューニングする(ステップS170)。
一方、前記ステップS125において、BER値が「0」でないと判断した場合には、復調IC120は、基本IF周波数IFとそのときのBER(BER)の情報をメモリ等の記憶部に格納する(ステップS130)。これは、以後に可変IF周波数のBER値と比較して、BER値が最小となるIF周波数を選択するためである。
前記基本IF周波数IFとそのときのBER(BER)を格納した後、復調IC120は、変数「i」値が「2」又はそれ以上であるか否かを判断する(ステップS135)。前記変数「i」は、基本IF周波数IFと可変IF周波数とを区別するための変数であって、可変回数をカウントし、該当可変IF周波数が何番目の可変IF周波数であるかを示す。図4の例では、基本IF周波数IFを左側及び/又は右側に1回ずつ可変した後、そのときのBER値と基本IF周波数IFであるときのBER値とを比較し、そしてBER値が最小となるIF周波数を選択する例を示している。すなわち、図4は、基本IF周波数IFを2回可変した後、基本IF周波数IFのBER値と可変IF周波数のBER値とを比較して、BER値が最小となるIF周波数を選択する例を示している。
したがって、前記ステップS135において、復調IC120は、「i」値が「2」以上であるか否かを判断する。仮りに基本IF周波数IFを左側及び/又は右側に2回ずつ可変(全部で4回の可変)し、そのときのBER値と基本IF周波数IFのときのBER値のうち、BER値が最小であるときのIF周波数を選択する場合には、前記ステップS135において、復調IC120は、「i」値が「4」以上であるか否かを判断するはずである。
前記ステップS135において、「i」値が「2」又はそれ以上であるか否かを判断したとき、「i」の初期値は「0」なので、この場合には、復調IC 120は、「i」値が「odd(奇数)」であるか否かを判断する(ステップS140)。これは、基本IF周波数IFを2回可変する場合、「i」値は、「1」または「2」なので、これを区別するためである。
前記ステップS140において、「i」の初期値は「0」なので、「odd(奇数)」ではない。したがって、復調IC120は、基本IF周波数IFを左側に移動させるステップS145の動作を行う。図4の例では、基本IF周波数IFを左側に0.25MHz移動させる例を示している。以下に示す数式1は、基本IF周波数IFを左側に0.25MHz移動させることによって、1次可変IF周波数IFを算出する数式である。
(数式1)
IF(i+1)=IF−0.25MHz
数式1において、「i」値が「0」なので、1次可変IF周波数IFは、基本IF周波数IFから0.25MHzを差し引いた値に算出される。前記0.25MHz値は、44MHzの基本IF周波数を主として使用する韓国の場合における実験に基づいて決定された値である。したがって、基本IF周波数の移動範囲は、前記値0.25MHzに限定されるものではない。つまり、各国又は各装置で使用される基本IF周波数の範囲に基づいて、前記移動範囲の設定を変えることが可能である。
上記のように、1次可変IF周波数IFを算出した後、復調IC120は、変数「i」を「1」増加させ(ステップS150)、該1次可変IF周波数IFを用いてA/V信号を検出する処理(ステップS115)及び該A/V信号のBER(BER)を検出する処理(ステップS120)を行う。そして、ステップS125において、復調IC120は、1次可変IF周波数IFが隣接チャネルの影響を受けるか否かを判断する。例えば、前述の基本IF周波数の例で説明した通り、1次可変IF周波数IFによるA/V信号のBER(BER)が「0」であるか否かを判断する。そして、1次可変IF周波数IFによるA/V信号のBER(BER)が「0」と判断した場合には、復調IC120は、1次可変IF周波数IFが隣接チャネルの影響を受けないものと判断し、1次可変IF周波数IFを用いてNチャネルをチューニングする(ステップS170)。
一方、前記ステップS125において、BER値が「0」でないと判断した場合、復調IC120は、1次可変IF周波数IFとそのときのBER(BER)を格納する(ステップS130)。これは、A/V信号を検出する周波数が基本IF周波数IFであるときと同様に、BER値が最小となるIF周波数を容易に選択するためである。
前記1次可変IF周波数IFとそのときのBER(BER)を格納した後、復調IC120は、変数「i」値が「2」以上であるか否かを判断する(ステップS135)。この際、「i」は、前述のステップS150にて「1」増加しているため、「1」の値を有している。したがって、ステップS135において「i」値が「2」以上であるか否かを判断すると、現在の「i」値は「1」なので、復調IC120は、「i」値が「odd(奇数)」であるか否かを判断するステップS140の処理を行う。
前記ステップS140において、現在の「i」値は「1」なので、「odd(奇数)」と判断される。したがって、復調IC120は、基本IF周波数IFを右側に移動させるステップS155を行う。図4の例では、前記ステップS145を通じて「IF」に1次可変IF周波数IFが格納されている。したがって、ステップS155において、右側に移動させるためには1次可変IF周波数IFを基本IF周波数IFの位置に移動させ、さらに左側移動値と同じ値で右側に移動する。即ち、図4では、ステップS145において、基本IF周波数IFが左側に0.25MHz移動される例を示している。したがって、ステップS155においては、復調IC120は、1次可変周波数IFを右側に0.25MHzずつ2回移動させなければならない。すなわちステップS155では、以下に示す数式2のように、1次可変周波数IFを右側に0.50MHz(0.25MHz+0.25MHz)だけ移動させることによって、2次可変IF周波数IFを算出する。
(数式2)
IF(i+1)=IF+0.50MHz
数式2において、この例では現在の「i」値が「1」なので、2次可変IF周波数IFは、1次可変IF周波数IFに0.50MHzを加えた値に算出される。前記0.50MHz値は、左側移動値(0.25MHz)の2倍であって、左側移動値が変更される場合には、その変更に伴ってこの右側移動量も変更される。
上記のように、2次可変IF周波数IFを算出した後、復調IC120は、変数「i」を「1」増加させ(ステップS150)、該2次可変IF周波数IFを用いてA/V信号を検出する処理(ステップS115)及び該A/V信号のBER(BER)を検出する処理(ステップS120)を行う。そして、ステップS125において、復調IC120は、2次可変IF周波数が隣接チャネルの影響を受けるか否かを判断する。例えば、前述の基本IF周波数及び1次可変IF周波数の場合で説明した通り、復調IC120は、2次可変IF周波数によるA/V信号のBER(BER)が「0」であるか否かを判断する。そして、2次可変IF周波数によるA/V信号のBER(BER)が「0」と判断した場合には、復調IC120は、2次可変IF周波数IFが隣接チャネルの影響を受けないものと判断し、2次可変IF周波数IFを用いてNチャネルをチューニングする(ステップS170)。
一方、前記ステップS125において、BER値が「0」でないと判断した場合、復調IC120は、2次可変IF周波数IFとそのときのBER(BER)を格納する(ステップS130)。これは、A/V信号を検出する周波数が基本IF周波数IFであるとき及び1次基本IF周波数IFであるときと同様に、BER値が最小となるIF周波数を容易に選択するためである。
前記2次可変IF周波数IFとそのときのBER(BER)を格納した後、復調IC120は、変数「i」値が「2」以上であるか否かを判断する(ステップS135)。この際、「i」は、ステップS150の2回目を行ったことによって「1」増加し、「2」の値を有している。したがって、前記ステップS135において、「i」値が「2」以上であるか否かを判断すると、現在の「i」値は「2」なので、復調IC 120は、ステップS160を行う。すなわち、ステップS130を3回繰り返したことによる各可変IF周波数(基本IF周波数IFのとき、1次可変IF周波数IFのとき、2次可変IF周波数IFのとき)に対応付けて格納されたBER値(BER、BER、BER)の中から最小値のBERを選択し、このBERに対応するIF周波数を選択する。例えば、前記BER値のうちBERが最小であるなら、1次可変IF周波数IFをチューニングIF周波数として選択する。そして、前記選択されたIF周波数IFを用いてNチャネルをチューニングする。
図4の例では、基本IF周波数IFによるA/V信号のBER(BER)が「0」でない場合に、基本IF周波数IFを左側にまず移動させる例について説明した。しかしながら、本発明は、基本IF周波数IFを左側にまず移動させる構成に限定されることはない。言い換えると、本発明は、基本IF周波数IFを左及び/又は右に移動させながら、隣接するRF信号の影響が最少となるIF周波数を検出するための装置及び方法に関し、基本IF周波数IFを左/右のいずれの方向にどれだけ移動させるかに限定されるものではない。
さらに、図4の例では、基本IF周波数の可変回数をカウントし、基本IF周波数及び可変IF周波数を区別するために、基本IF周波数を1回可変する毎に、初期値が「0」である変数「i」の値を「1」ずつ増加させる方法を使用した。しかしながら、本発明は、前記変数「i」を利用する方法により限定されるものではない。
図5a及び図5bは、本発明の一実施形態に従いデジタルチャネルの中間周波数を左/右に移動させた波形図である。
図5a及び図5bは、アナログ放送信号である「N−1チャネル」とデジタル放送信号である「Nチャネル」とが隣接した場合を示す図である。特に、図5aは、ビデオ信号A1、第1のオーディオ信号A2及び第2のオーディオ信号A3を含む「N−1チャネル」のアナログ放送信号のうち、第2のオーディオ信号A3が「Nチャネル」のデジタル放送信号Dの左側に隣接した場合において、本実施形態に従いNチャネルのIF周波数を右側に0.25MHz移動させた例を示している。また、図5bは、「Nチャネル」のデジタル放送信号Dの右側に隣接したアナログ放送信号のビデオ信号A1が「Nチャネル」のデジタル放送信号Dに影響を及ぼす場合において、本実施形態に従いNチャネルのIF周波数を左側に0.25MHz移動させた例を示している。
以上において説明した本発明は、本発明が属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で、様々な置換、変形及び変更が可能であるので、上述した実施形態例及び添付図面に限定されるものではない。
一般的なデジタルチューナーの構成を概略的に示す図である。 相互に隣接したアナログチャネルとデジタルチャネルを示す波形図である。 本発明の一実施形態に係るチューニング装置を示す概略的なブロック図である。 本発明の一実施形態に係るチューニング方法を示す処理流れ図である。 本発明の一実施形態によりデジタルチャネルの中間周波数を左/右に移動させた状態を示す波形図である。 本発明の一実施形態によりデジタルチャネルの中間周波数を左/右に移動させた状態を示す波形図である。
符号の説明
100 チューニング装置
110 チューナー
120 復調IC
130 出力部
140 ユーザI/F
150 制御部
160 フラッシュメモリ

Claims (19)

  1. 受信されるチャネルの基本中間周波数IFを検出するステップと、
    前記基本中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けるか否かを判断するステップと、
    前記基本中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けると判断した場合、前記基本中間周波数IFを可変しながら、隣接チャネルの影響を受けない可変中間周波数をチューニング中間周波数として検出するステップと、
    前記チューニング中間周波数を検出するステップにおいて、隣接チャネルの影響を受けない可変中間周波数がない場合には、隣接チャネルの影響が最小である可変中間周波数をチューニング中間周波数として検出するステップと、
    前記チューニング中間周波数を用いて前記チャネルをチューニングするステップと、を備えることを特徴とするチューニング方法。
  2. 前記基本中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けるか否かを判断するステップは、前記基本中間周波数IFで復調した信号のビットエラー率(Bit Error Rate;BER)を検出し、このビットエラー率が所定の基準値以下である場合に、前記基本中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けないと判断することを特徴とする請求項1に記載のチューニング方法。
  3. 前記基本中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けるか否かを判断するステップは、前記基本中間周波数IFで復調した信号のビットエラー率(BER)を検出し、このビットエラー率が「0」である場合に、前記基本中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けないと判断することを特徴とする請求項1に記載のチューニング方法。
  4. 前記チューニング中間周波数を検出するステップは、前記基本中間周波数IFを左側または右側に可変させた可変中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けるか否かの判断を繰り返し行うステップを含み、
    前記可変中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けないと判断した場合に、この可変中間周波数IFをチューニング中間周波数として決定することを特徴とする請求項1に記載のチューニング方法。
  5. 前記可変中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けるか否かの判断を繰り返し行うステップは、前記可変中間周波数IFで復調した信号のビットエラー率(BER)を検出し、このビットエラー率が所定の基準値以下である場合に、前記可変中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けないと判断することを特徴とする請求項4に記載のチューニング方法。
  6. 前記可変中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けるか否かの判断を繰り返し行うステップは、前記可変中間周波数IFと、各可変中間周波数IFに対応するビットエラー率(BER)を格納するステップを備えることを特徴とする請求項5に記載のチューニング方法。
  7. 前記可変中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けるか否かの判断を繰り返し行うステップは、前記可変中間周波数IFで復調した信号のビットエラー率(BER)を検出し、このビットエラー率が「0」である場合に、前記可変中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けないと判断することを特徴とする請求項4に記載のチューニング方法。
  8. 前記可変中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けるか否かの判断を繰り返し行うステップは、前記可変中間周波数IFと、各可変中間周波数IFに対応するビットエラー率(BER)を格納するステップを備えることを特徴とする請求項7に記載のチューニング方法。
  9. 隣接チャネルの影響を受けない可変中間周波数がない場合における隣接チャネルの影響が最少となる可変中間周波数IFをチューニング中間周波数として検出するステップは、前記格納されているビットエラー率(BER)が最小値となる可変中間周波数IFをチューニング周波数として検出するステップを備えることを特徴とする請求項6又は8に記載のチューニング方法。
  10. 受信されるチャネルの基本中間周波数IFを検出するチューナーと、
    予め設定されたチューニングアルゴリズムを格納するフラッシュメモリと、
    前記チューニングアルゴリズムに基づいて、前記基本中間周波数IFを左側または右側に可変しながら、隣接チャネルの影響を受けない可変中間周波数IFをチューニング中間周波数として検出し、該チューニング中間周波数を用いて前記チャネルをチューニングする復調部と、を備えることを特徴とするチューニング装置。
  11. 前記復調部は、前記基本中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けない場合には、前記基本中間周波数IFを用いて前記チャネルをチューニングすることを特徴とする請求項10に記載のチューニング装置。
  12. 前記復調部は、隣接チャネルの影響を受けない可変中間周波数IFがない場合には、隣接チャネルの影響が最小である可変中間周波数をチューニング中間周波数として検出することを特徴とする請求項10に記載のチューニング装置。
  13. 前記復調部は、前記基本中間周波数IFで復調した信号のビットエラー率(BER)を検出し、このビットエラー率が所定の基準値以下である場合に、前記基本中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けないと判断することを特徴とする請求項10に記載のチューニング装置。
  14. 前記復調部は、前記基本中間周波数IFで復調した信号のビットエラー率(BER)を検出し、このビットエラー率が「0」である場合には、前記基本中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けないと判断することを特徴とする請求項10に記載のチューニング装置。
  15. 前記復調部は、前記基本中間周波数IFを左側または右側に可変させた可変中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けるか否かの判断を繰り返し行い、前記可変中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けないと判断した場合に、この可変中間周波数IFをチューニング中間周波数として決定することを特徴とすることを特徴とする請求項10に記載のチューニング装置。
  16. 前記復調部は、前記可変中間周波数IFで復調した信号のビットエラー率(BER)を検出し、このビットエラー率が所定の基準値以下である場合に、前記可変中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けないと判断することを特徴とする請求項15に記載のチューニング装置。
  17. 前記復調部は、前記可変中間周波数IFで復調した信号のビットエラー率(BER)を検出し、このビットエラー率が「0」である場合に、前記可変中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けないと判断することを特徴とする請求項15に記載のチューニング装置。
  18. 前記復調部は、前記可変中間周波数IFが隣接チャネルの影響を受けるか否かの判断を繰り返し行う際に、前記可変中間周波数IFと、各可変中間周波数IFに対応するビットエラー率(BER)を格納することを特徴とする請求項15に記載のチューニング装置。
  19. 前記復調部は、前記格納されたビットエラー率(BER)が最小である可変中間周波数をチューニング中間周波数として検出することを特徴とする請求項18に記載のチューニング装置。
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