JP2006148800A - バスサウンド装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】密閉型スピーカを筐体内に収容し、浴室などに設置するバスサウンド装置において、密閉型スピーカ3は、遮音壁16で区画されたスピーカ収容空間11内に収容され、その遮音壁16と他の空間との境界部分には、ラビリンス構造の配線導出路Rを設けるとともに、上記筺体の外側裏面から、この配線導出路に通じるシール充填穴Hを開設し、配線導出路R内に上記スピーカ3の駆動体3aに接続されたリード線Lを通過させてから、シール充填穴Hよりシール剤を充填して固定した構造にしている。
【選択図】図1
Description
また、配線導出路はラビリンス構造であるため、粘性のあるシール剤を注入したときでも、すぐにシール剤が流れ出てしまうことはなく、確実に配線導出路を塞ぐことができる。
さらに、シール剤は裏面のシール充填穴から注入できるので、装置の組立完成後にシール剤の注入作業ができ、注入作業中にシール剤で装置内の他部を汚す心配もない。
また、防水化粧カバー5とボディ1との間、防止化粧カバー5、カバー4、スピーカ3のそれぞれの間は、パッキンやシーリングで防水され、防水化粧カバー5は透明の樹脂シートで防水保護されている。
図1(a)はボディ1の平面図で、図中のボディ1内の左、右にはスピーカ収納部11、11、中央に基板収納部12を設けている。
この遮音壁16によって区画形成された収容凹所11a内にスピーカの駆動体3aを収容し、その上方にスピーカ3の振動板3bを接触保持させて塞いだ構造にしている。なお、符号13は配線孔、14は回路基板2を載せ置き支持する基板支持リブである。
収容凹所11aの遮音壁16と振動板3bとの間には、シール剤やパッキン材が介在されて、振動板3bは駆動体3aによって自由に振動可能になっている。
配線導出路Rは、遮音壁16で形成される密閉ライン上、つまりスピーカ収容空間と他の空間との境界部分に設けられている。
スピーカ3の駆動体3aから導出されたリード線Lは、この配線導出路Rを通って回路基板2に接続されており、この配線導出路Rは、図に示すように、基板収納部12側から突出した1組の外リブR1a、R1bと、隔壁15側から突出した1組の支持リブR2(R2a、R2b)と、押さえリブR3とにより形成され、一組の外リブR1a、R1bと、支持リブR2a、R2bとを互い違いに突出させて、ジグザグ通路を形成している。
また、一組の支持リブR2の間には、押さえリブR3の真下に、ボディ1の裏面に開口するシール充填穴H(図3、図4参照)が形成されている。
これらの図に示したように、外リブR1a、R1bと支持リブR2a、R2bとによって形成されるリード線Lの通過路は、ジグザグ状に形成されている。また、リード線Lが回路基板2に接続される側の外リブR1bは、アール状に形成されている。
押さえリブR3は、裏面に設けられたシール充填穴Hの1組のシール剤導入壁R4、R4上にリード線Lを載せた状態で、リード線Lを上から押さえて固定する構造となっている。
また、シール剤として、エポキシ、ウレタン、シリコン等の粘性体のあるものを使用すれば、シール剤がこのような迷路に入り込んだときにも他部に流れ出ることなく、配線導出路R内にとどまる。そのため作業効率もよくなる。また、外リブR1bがアール状に形成されているため、リード線Lの先端を回路基板2に接続する際には不要な引っ張り力を作用させることが防止できる。
シール剤は、裏面のシール充填穴Hから注入できるので、バスサウンド装置Aの組立完成後にシール剤注入作業ができ、注入作業中にシール剤で装置内の他部を汚してしまうことがない。
スピーカ3と回路基板2とを取り付けリード線Lで配線したのち、回路基板2をウレタン等の粘性体(ポッティング樹脂)でポッティングするときに、同時にポッティング樹脂をシール充填溝Dに充填する。
すなわち、回路基板2に対するポッティングにより、スイッチ電極部2aを除く回路基板2の表面を粘性体により埋没させ、粘性体をさらに、回路基板2の表面からシール充填溝Dへと流し込んでゆく。
そして溝全体に充填されたのち、カバー4を装着し、さらに防水化粧カバー5を取り付ける。なお、図中の矢印はシール充填溝Dへのポッティング樹脂の流れを示している。
2 回路基板
3 スピーカ
3a 駆動体
3b 振動板
4 カバー
5 防水化粧カバー
11 スピーカ収納部(スピーカ収容空間)
12 基板収納部
13 配線孔
16 遮音壁
R 配線導出路
R1a、R1b 外リブ
R2a、R2b 支持リブ
R3 押さえリブ
H シール充填穴
D シール充填溝
L リード線
Claims (3)
- 密閉型スピーカを筐体内に収容し、浴室などに設置するバスサウンド装置において、
上記密閉型スピーカは、遮音壁で区画形成されたスピーカ収容空間内に収容され、その遮音壁と他の空間との境界部分には、ラビリンス構造の配線導出路を設けるとともに、上記筺体の外側裏面には、この配線導出路に通じるシール充填穴を開設し、
上記スピーカの駆動体に接続されたリード線を、上記配線導出路を通過させてから、上記シール充填穴よりシール剤を充填して固定した構造にしているバスサウンド装置。 - 請求項1において、
上記バスサウンド装置は、
その装置のボディには、上記密閉型スピーカと、上記操作部を構成するための回路基板とを内装し、かつ、密閉型スピーカを取り囲む外周囲にシール充填溝を形成しており、
そのシール充填溝にシール剤を充填して上記スピーカ収容空間を気密にした構造にしているバスサウンド装置。 - 請求項2において、
上記回路基板は、ポッティング用樹脂を全体に被覆させた構造にし、
そのポッティング用樹脂をシール剤として上記シール充填溝に充填させるようにしているバスサウンド装置。
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